JP3891156B2 - 電子機器および通信制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信回線を通じて接続先の機器を探索し、探索された機器に無線接続してデータの送受信を行う電子機器およびこのような電子機器における通信制御方法に関し、特に、ブルートゥース等の近距離無線通信回線を用いて通信する場合に適する電子機器および通信制御方法に関する。
近年、近距離の無線データ通信の規格として、ブルートゥース(Bluetooth)が注目されている。ブルートゥースでは、すでに対応する無線モジュールの小型化・低価格化が進み、また消費電力も低いことから、デジタルスチルカメラや携帯電話機といった携帯機器への搭載が容易であり、これらの機器間やPC(パーソナルコンピュータ)等の情報機器との間で、画像や音声等のデータを無線により手軽に送受信することが可能となる。例えば、デジタルスチルカメラで撮影した画像のデータを、PCや記録媒体を介さずに直接プリンタに転送して、その画像を印刷させることが考えられている。
ブルートゥースを用いて、ある機器から他の機器に対して接続を行い、ファイルの送信等を行う場合には、接続元の機器(マスタ)ではまず、接続したい相手機器(スレーブ)を指定する必要がある。特に、初めて接続する場合には、周囲に存在するブルートゥース機器を探索し、見つかった中から目的のスレーブ機器を選択して接続するのが一般的な手順である。
このような接続先機器の探索では、目的のスレーブ機器が最初に見つかるとは限らないので、探索する機器数を5件〜10件程度に設定するのが従来の一般的な方法であった。しかし、このような条件により複数のスレーブ機器が検索されてしまった場合には、その中から例えばユーザの入力により目的のスレーブ機器を選択する必要があり、ユーザの使用感が悪くなることがあった。
これに対して、最近では、探索時の無線モジュールからの無線電力を通常時より低くすることで、探索可能な物理的範囲を狭め、ユーザがマスタ機器をスレーブ機器に近づけることでそのスレーブ機器が探索され、接続されるようにする技術が考えられている。このような技術により、結果的に早い段階で目的のスレーブ機器に接続される確率が高まるので、ユーザにとって直感的な接続動作が実現される。
また、複数のスレーブ機器が検索された場合に、例えば使用するアプリケーションの対応の有無、あるいは機器種別等を基にそれらの機器をフィルタリングし、対応すると考えられるスレーブ機器に自動接続する、あるいは対応すると考えられるスレーブ機器のみを一覧表示してユーザに選択させるといった方法も考えられている。
なお、探索された相手機器のデバイスアドレスを登録し、このデバイスアドレスを用いて接続動作に移行する際に、ユーザの操作負担や装置コストを低減することが可能な従来の無線伝送装置として、1つの登録スイッチが設けられて、登録スイッチが押下されるとスレーブ側の機器の探索を開始し、機器が見つかると、スレーブ側のデバイスアドレスを取得した後、登録スイッチが押下されたか否かを判断し、押下された場合に登録が承認されたと判断して、スレーブ側の機器から取得したデバイスアドレスをメモリに記憶し、登録動作を終了する無線伝送装置があった(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−037603号公報(段落番号〔0027〕〜〔0031〕、図2)
ところで、目的のスレーブ機器に短時間で確実に接続させるためには、その機器の周辺に別のブルートゥース機器が存在しなければ、検索する機器数を1件に設定すればよい。しかし現実には、例えばプリンタの近くに、PC用の無線通信マウスが存在する等、複数のブルートゥース機器が近接して存在する可能性は低くない。これは、上述したように、探索時の無線モジュールからの無線電力を通常時より低くした場合でも同様である。このため、例えば、検索された他のスレーブ機器に接続されてしまったり、この後に再度検索しても同じスレーブ機器が検索されてしまうといった状況が発生して、正しく接続されるまでに時間がかかり、ユーザの操作感を悪くしてしまうこともあり得る。
また、検索する機器数を2件以上とした場合にも、複数のスレーブ機器が検索されて、ユーザの選択操作により間違えて別のスレーブ機器に接続されてしまう、あるいは、目的のもの以外のスレーブ機器だけが検索されて、ユーザがそれらの中から選択しようとして余分な時間がかかってしまう等といった状況が生まれる可能性がある。
さらに、検索されたスレーブ機器を、アプリケーションの対応や機器種別等を基にフィルタリングする場合にも、フィルタリング後にも複数のスレーブ機器が選択対象として残ることがあるので、ユーザが選択に困る状況が生まれ得ることに変わりはない。このように、目的のスレーブ機器に対してできるだけ短時間かつ確実に接続させ、ユーザの操作感を向上させることは、簡単なことではなかった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、無線通信により所望のスレーブ機器に接続する際のユーザの操作感を向上させた電子機器を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、無線通信により所望のスレーブ機器に接続する際のユーザの操作感を向上させることが可能な通信制御方法を提供することである。
本発明では上記課題を解決するために、無線通信回線を通じて接続先の機器を探索し、探索された機器に無線接続して信号の送受信を行う電子機器において、前記無線通信回線を通じて信号を送受信する無線通信手段と、前記無線通信手段による通信手順を制御する通信制御手段と、接続先とする機器の属性情報があらかじめ記憶される属性情報記憶手段とを有し、前記通信制御手段は、探索する機器数を決めて探索のための問い合わせ信号を送信させ、前記問い合わせ信号に対して応答した機器についての前記属性情報を前記応答した機器からの受信情報から取得して、前記属性情報記憶手段に記憶された前記属性情報と比較し、各情報が合致した機器との接続リンクを確立させ、合致した機器がなかった場合、および応答した機器がなかった場合には、探索する機器数を増加させて前記問い合わせ信号を再送信させることを特徴とする電子機器が提供される。
ここで、無線通信手段は、無線通信回線を通じて信号を送受信し、その通信手順は通信制御手段により制御される。また、属性情報記憶手段には、接続先とする機器の属性情報が、機器の接続に先立ってあらかじめ記憶される。通信制御手段は、無線通信手段に、探索する機器数を決めて問い合わせ信号を送信させる。そして、その問い合わせ信号に対して応答した機器についての属性情報を、このとき応答した機器からの受信情報から取得して、属性情報記憶手段に記憶された属性情報と比較し、所望の機器である可能性が高いか否かを判定する。ここで、比較した情報が合致した機器については、無線通信手段に、その機器との接続リンクを確立させる。また、合致した機器がなかった場合、および問い合わせ信号に対して応答した機器がなかった場合には、探索する機器数を増加させ、所望の機器がより探索されやすい状態として、無線通信手段に問い合わせ信号を再送信させる。
また、上記電子機器においては、1回目の問い合わせ信号の送信時には、接続リンクの確立後より送信電力を低くする送信電力制御手段がさらに設けられることが望ましい。
さらに、上記電子機器においては、問い合わせ信号に応答した機器を識別する識別情報を記憶する識別情報記憶手段がさらに設けられて、1回目の問い合わせ信号に応答した機器に関する属性情報が属性情報記憶手段に記憶された属性情報と合致しなかった場合には、その機器についての識別情報を識別情報記憶手段に記憶させて、問い合わせ信号の再送信を実行させ、再送信後に応答した機器のうち、その識別情報が識別情報記憶手段に記憶された情報と合致しない機器からの受信情報から属性情報を取得して、取得したこの属性情報が属性情報記憶手段に記憶された情報と合致した場合に、当該機器との接続リンクを確立させるように通信制御手段が構成されることが望ましい。
また、本発明では、無線通信回線を通じて接続先の機器を探索し、探索された機器に無線接続して信号の送受信を行うための通信制御方法において、接続先とする機器の属性情報をあらかじめ記憶し、探索する機器数を決めて前記無線通信回線上に探索のための問い合わせ信号を送信し、前記問い合わせ信号に対して応答した機器についての前記属性情報を前記応答した機器からの受信情報から取得して、あらかじめ記憶していた前記属性情報と比較し、各情報が合致した機器との接続リンクを確立し、合致した機器がなかった場合、および応答した機器がなかった場合には、探索する機器数を増加させて前記問い合わせ信号を再送信することを特徴とする通信制御方法が提供される。
このような通信制御方法では、探索する機器数を決めて無線通信回線上に問い合わせ信号を送信し、これに対して応答した機器についての属性情報を前記応答した機器からの受信情報から取得して、あらかじめ記憶していた属性情報と比較し、所望の機器である可能性が高いか否かを判定する。ここで、比較した情報が合致した機器については、この機器との接続リンクを確立する。また、合致した機器がなかった場合、および問い合わせ信号に対して応答した機器がなかった場合には、探索する機器数を増加させて、所望の機器がより探索されやすい状態として、問い合わせ信号を再送信する。
また、1回目の問い合わせ信号の送信時には、接続リンクの確立後より送信電力を低くすることが望ましい。
さらに、1回目の問い合わせ信号に応答した機器に関する属性情報が、あらかじめ記憶していた属性情報と合致しなかった場合には、その機器についての識別情報をメモリに記憶させて、問い合わせ信号を再送信し、再送信後に応答した機器のうち、その識別情報がメモリに記憶させた情報と合致しない機器からの受信情報から属性情報を取得して、取得した属性情報があらかじめ記憶していた属性情報と合致した場合に、当該機器との接続リンクを確立することが望ましい。
本発明の電子機器では、1回目の問い合わせで所望の機器が探索された場合は、属性情報を比較して接続するか否かを判定することにより、所望の機器に短時間かつ正確に接続される確率が高くなる。また、1回目の問い合わせで目的でない機器が探索された場合や、応答した機器がなかった場合は、探索する機器数を増加させて、所望の機器がより探索されやすい状態で再び問い合わせを行うので、ユーザの操作が行われることなく、所望の機器の探索が続けられる。従って、所望の機器に対してより正確かつ短時間に接続され、かつ、接続までのユーザの操作感が向上する。
また例えば、1回目の問い合わせ信号の送信時には、接続リンクの確立後より送信電力を低くする送信電力制御手段をさらに設けることにより、1回目の問い合わせにより所望の機器が探索される確率をより高くすることが可能となる。
さらに例えば、問い合わせ信号に応答した機器を識別する識別情報を記憶する識別情報記憶手段をさらに設けて、1回目の問い合わせ信号に応答した機器に関する属性情報が属性情報記憶手段に記憶された属性情報と合致しなかった場合には、その機器についての識別情報を識別情報記憶手段に記憶させて、問い合わせ信号の再送信を実行させ、再送信後に応答した機器のうち、その識別情報が識別情報記憶手段に記憶された情報と合致しない機器からの受信情報から属性情報を取得して、取得したこの属性情報が属性情報記憶手段に記憶された情報と合致した場合に、当該機器との接続リンクを確立させるように通信制御手段が構成されることにより、2回目の問い合わせにより目的でない機器が探索されて、探索された機器の中からユーザが無用な選択操作を強いられることが少なくなり、操作感がより一層向上する。
また、本発明の通信制御方法では、1回目の問い合わせで所望の機器が探索された場合は、属性情報を比較して接続するか否かを判定することにより、所望の機器に短時間かつ正確に接続される確率が高くなる。また、1回目の問い合わせで目的でない機器が探索された場合や、応答した機器がなかった場合は、探索する機器数を増加させて、所望の機器がより探索されやすい状態で再び問い合わせを行うので、ユーザの操作が行われることなく、所望の機器の探索が続けられる。従って、所望の機器に対してより正確かつ短時間に接続され、かつ、接続までのユーザの操作感が向上する。
また例えば、1回目の問い合わせ信号の送信時には、接続リンクの確立後より送信電力を低くすることにより、1回目の問い合わせにより所望の機器が探索される確率をより高くすることが可能となる。
さらに例えば、1回目の問い合わせ信号に応答した機器に関する属性情報があらかじめ記憶していた属性情報と合致しなかった場合には、その機器についての識別情報をメモリに記憶させて、問い合わせ信号を再送信し、再送信後に応答した機器のうち、その識別情報がメモリに記憶させた情報と合致しない機器からの受信情報から属性情報を取得して、取得した属性情報があらかじめ記憶していた属性情報と合致した場合に、当該機器との接続リンクを確立することにより、2回目の問い合わせにより目的でない機器が探索されて、探索された機器の中からユーザが無用な選択操作を強いられることが少なくなり、操作感がより一層向上する。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る無線通信システムのシステム構成例を示す図である。
本発明は、比較的近距離での無線通信を行う機器に適用される。本実施の形態では、このような無線通信規格としてブルートゥースを用いた無線通信システムを想定する。この無線通信システムは、図1に示すように、デジタルスチルカメラ(以下、DSCと略称する)1と、プリンタ2とを含む。DSC1は、撮像した静止画像をデジタル方式の画像データとして記録媒体に記録し、また記録した画像データをブルートゥース方式により無線送信する。プリンタ2は、無線により受信した画像データに基づいて、所定の用紙に印刷を行い出力する。
なお、本実施の形態では、DSC1において撮像され、記録媒体に記録された画像データを、プリンタ2に送信する場合を想定する。しかし、実際の無線通信システムでは、図示しないが、これらの機器の周囲に、ブルートゥース方式により無線通信を行うことが可能な機器が存在し得るものとする。本実施の形態では、このような機器として、例えば、無線通信マウス、PC、携帯型電話機、PDA(Personal Digital Assistant)等が考えられる。本発明では、このような状況下で、マスタ機器として動作するDSC1から、プリンタ2をスレーブ機器として無線接続して通信を行う場合に、他の機器との誤接続を防止して、DSC1のユーザの操作性を向上させることができる。
図2は、DSC1の内部構成例を示すブロック図である。
図2に示すように、DSC1は、撮像機能を担うカメラブロック11と、撮像された画像信号のアナログ−デジタル変換やデータフォーマット変換処理等を行う信号処理LSI12と、画像データ等を一時記憶するためのVRAM(Video Random Access Memory)等で構成されるメモリ13と、着脱可能な半導体メモリであるメモリカード14aへの書き込みおよび読み出しを行うR/W(リーダ/ライタ)14と、画像表示用のモニタ15と、ユーザによる操作入力のための入力部16と、装置全体の制御をつかさどる制御マイクロコンピュータ(以下、制御マイコンと呼称する)17を具備し、これらがそれぞれバス接続されている。また、制御マイコン17には、外部の機器と無線通信するためのブルートゥースモジュール18が接続されている。
カメラブロック11は、被写体から光が入射されるレンズによる光学系やアイリス、シャッタ、および入射光を光電変換するCCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子等により構成される。
信号処理LSI12は、撮像素子からの出力信号に対するデジタル信号への変換処理や、ノイズ除去処理や画質補正処理、輝度・色差信号への変換処理、JPEG(Joint Photographic Coding Experts Group)規格等の所定のデータフォーマットへの符号化処理を行う。また、メモリカード14aから読み出された画像データの復号化処理やデータフォーマット、解像度等の変換処理を行う。
メモリ13は、画像の撮像や記録・再生動作、および無線通信のための各種アプリケーションプログラムや必要なデータを保持する。また、これらの処理実行中に、画像等のデータを一時的に記憶する。
R/W14は、信号処理LSI12において所定のデータフォーマットに変換された画像データを、セットされたメモリカード14aに書き込む。また、メモリカード14aに記録された画像データを読み出し、制御マイコン17や信号処理LSI12に対して送出する。
モニタ15は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)等により構成され、カメラブロック11において撮像されている、いわゆるカメラスルー画像を表示する他、メモリカード14aから読み出した画像を表示することが可能となっている。
入力部16は、例えばカメラブロック11のシャッタを操作するためのシャッタレリーズボタンや、動作モードを選択するための選択スイッチ等により構成され、ユーザによる操作に応じた指示入力信号を制御マイコン17に対して出力する。
制御マイコン17は、DSC1の各回路ブロックを制御する制御処理部であり、必要に応じてメモリ13に記憶されたアプリケーションプログラムを実行しながら、入力部16からの指示入力信号に基づいて、各回路ブロックを制御する。
ブルートゥースモジュール18は、例えば、周波数ホッピング型のスペクトル拡散方式による信号送受信のためのアンテナおよびRF(Radio Frequency)トランシーバや、ベースバンド処理、制御マイコン17とのインタフェース処理等を行うプロセッサ等により構成されて、制御マイコン17により制御される通信手順に従って、プリンタ2等の外部機器との無線通信を行う。
このようなDSC1では、制御マイコン17による制御の下で、カメラブロック11において撮像された画像信号が、信号処理LSI12を介してモニタ15に表示される。また、入力部16からの指示入力信号によりカメラブロック11のシャッタが切られると、撮像された画像信号が信号処理LSI12において所定のデータフォーマットのデジタルデータに変換され、R/W14に送出されて、メモリカード14aに記録される。さらに、メモリカード14aに記録された画像データを読み出して信号処理LSI12により復号化し、生成された画像をモニタ15に表示することができる他、読み出した画像データをブルートゥースモジュール18を通じて、プリンタ2をはじめとする外部機器に無線送信することができる。
ここで、図3は、ブルートゥースモジュール18の内部構成例を示す図である。
図3に示すように、ブルートゥースモジュール18は、ベースバンド回路181、RF送受信回路182、制御部183、およびRF発振器184を具備している。
ベースバンド回路181は、例えば制御マイコン17やRF送受信回路182から受け取ったデータを一時的に保持するメモリや、物理(RF)層制御のための信号処理回路等を具備し、制御部183の制御の下で、制御マイコン17からのデータに対する通信リンクの提供や、パケット再送、誤り訂正等の処理を行う。
RF送受信回路182は、無線通信のための送信回路および受信回路を具備している。具体的には、例えば、DAC(デジタル−アナログ−コンバータ)182a、ローパスフィルタ182b、IQ変調器182c、送信アンプ182d、RFスイッチ回路182e、受信アンプ182f、IQ復調器182g、帯域フィルタ182h、ディスクリミネータ182i、FM復調器182j、ADC(アナログ−デジタル−コンバータ)182k、アンテナ182lを具備している。
ベースバンド回路181から供給された信号は、DAC182aによりアナログ信号に変換され、ローパスフィルタ182bにより高周波成分がカットされた後、IQ変調器182cにより変調される。IQ変調器182cは、RF発振器184からの基準波を基に、周波数ホッピング方式のスペクトラム拡散を行う。変調された信号は、送信アンプ182dにより増幅されて、RFスイッチ回路182eを介してアンテナ182lに供給され、無線送信される。なお、送信アンプ182dの増幅率は、制御部183からの制御信号により制御される。
一方、アンテナ182lにより受信された信号は、RFスイッチ回路182eを介して受信アンプ182fに供給され、増幅された後、IQ復調器182gによりRF発振器184からの基準波を基に復調される。さらに、帯域フィルタ182hにより帯域制限された後、ディスクリミネータ182iを介して、FM復調器182jあるいはADC182kにより中間周波数にダウンコンバートされて、ベースバンド回路181に供給される。
制御部183は、制御マイコン17からベースバンド回路181を介して入力される情報に従って、ブルートゥースモジュール18内の各ブロックを制御する。ここで、制御部183は、制御マイコン17からの制御信号に応じて、スレーブ機器に対する問い合わせの発信時において、通信リンクの確立後と比較して送信アンプ182dの増幅率を低下させて、送信電力を小さくすることが可能となっている。また、送信電力を段階的に制御することが可能とされてもよい。
RF発振器184は、発振器やPLL(Phase Locked Loop)等を具備し、制御部183からの制御に従って、周波数ホッピングのための基準波をIQ変調器182cおよびIQ復調器182gに与える。
次に、図4は、プリンタ2の内部構成例を示すブロック図である。
図4に示すように、プリンタ2は、図2に示したDSC1の具備するブルートゥースモジュール18と同様の機能を有するブルートゥースモジュール21と、装置全体の制御をつかさどる制御マイコン22と、データの一時的記憶等を行うメモリ23と、受信した画像データの復号化処理等を行う信号処理LSI24と、画像を印刷用紙に印刷するプリントモジュール25と、動作状態等を表示する表示部26と、ユーザによる手動操作用の入力部27によって構成され、これらがバス接続されている。
ブルートゥースモジュール21は、制御マイコン22の制御の下で、DSC1をはじめとする外部の機器との間で無線通信を行う。制御マイコン22は、プリンタ2の各回路ブロックを制御する制御処理部であり、必要に応じてメモリ23内のアプリケーションプログラムを実行しながら、入力部27からの指示入力信号や、ブルートゥースモジュール21を介して受信したデータに基づいて、各回路ブロックを制御する。
メモリ23は、ROM、RAM等により構成され、印刷動作や無線通信等のためのアプリケーションプログラムやデータを保持する。また、画像データの受信時や印刷動作時においてデータを一時的に保持する。信号処理LSI24は、受信した画像データの復号化処理や解像度の変換処理等を行う。
プリントモジュール25は、用紙差し込み部や用紙送り機構、印字機構等により構成され、入力された画像データに基づいて、セットされた印刷用紙に画像を印刷する。表示部26は、例えばLED(Light Emitting Diode)等により構成され、プリンタ2の印刷動作やデータ受信動作等の動作状態や、動作モード等について表示する。入力部27は、ユーザによって操作されるボタンスイッチ等により構成され、用紙送りや動作モードの設定等が行われる。
このようなプリンタ2では、制御マイコン22の制御の下で、ブルートゥースモジュール21を通じてDSC1等の外部機器等との無線通信が行われ、画像データが受信される。受信した画像データは、信号処理LSI24により復号化処理等が行われた後、プリントモジュール25に送出されて印刷動作が行われる。
ところで、ブルートゥースでは、マスタ機器が目的のスレーブ機器に接続するためには、マスタ機器が無線通信回線上に問い合わせメッセージをブロードキャストし、これに応答する機器を探し出す必要がある。しかし、マスタ機器の周囲に複数のブルートゥース機器が存在する場合には、これらの機器からの応答を受信することになり、目的の機器を選択する必要が生じる。
ここで、ブルートゥースの信号伝送範囲は約10mであるが、問い合わせメッセージの送信時の電力を低下させることにより、メッセージの到達範囲を狭め、この結果、マスタ機器に近接するスレーブ機器のみが応答することにより、目的の機器を容易に探し出すことができる。例えば、マスタ機器あるいは接続先とするスレーブ機器のいずれかが携帯型の機器の場合は、接続させる際に、この携帯型の機器を相手機器に近づけてかざすことが可能であり、ユーザにとって直感的な接続動作が実現されるとともに、目的の機器により確実に接続させることができる。
しかし、ブルートゥース機器の増加に伴い、送信電力を低下させて応答メッセージを送信したとしても、信号到達範囲内に目的のスレーブ機器のみ存在するとは限らず、上記の方法でも複数のスレーブ機器からの応答を受信する場合も考えられる。
これに対して、機器の探索時に、マスタ機器が探索する機器数をできるだけ少なく設定しておくことにより、応答する機器を限定することができる。しかし、信号到達範囲内に複数のスレーブ機器が存在する場合には、早い段階で応答した機器に目的の機器が含まれていない可能性もあり、誤接続を防止できない。
このため、応答した機器の情報を基にフィルタリングを行い、応答した機器が目的のものであるか、あるいは複数応答した機器のうち目的のものはどれかについて、自動的に判別することが望ましい。このようなフィルタリングの利用により、応答した機器の中からユーザが選択操作する必要が生じる可能性も低くなる。
ブルートゥースの場合、上記の問い合わせ手続きでは、問い合わせホッピング系列を2つのキャリアに分割して定義し、各キャリアについて問い合わせが10msの周期で少なくとも256回繰り返される。このため、各キャリアについての問い合わせ状態がそれぞれ2.56秒ずつ継続することになり、接続リンクが確立するまでには10秒程度、あるいはそれ以上の時間を要してしまう。従って、接続リンクの確立後にフィルタリングを行って誤接続か否かを判定した場合には、ユーザの操作感を大きく損ねてしまう。
一方、問い合わせメッセージに対する応答では、マスタ機器には、そのスレーブ機器のデバイスアドレスが通知される。また、マスタ機器はこのとき、応答したスレーブ機器に要求して、そのスレーブ機器の対応するサービス種別(サービスクラス)やデバイス種別(デバイスクラス)、機器名(デバイスネーム)の情報を取得することができる。従って、本発明では、接続リンクが確立される前に得られるこれらの情報を基にフィルタリングを行うことで、ユーザの選択操作なしに短時間で接続し、かつ誤接続発生の確率をできるだけ低くして、接続時のユーザの操作性を実質的に高める。
以下、DSC1のメモリカード14aに記録された画像データをプリンタ2に無線により転送する場合を想定し、DSC1の制御マイコン17による無線接続時の通信手順について、3つの制御例を挙げる。
〔第1の制御例〕
まず、第1の制御例として、初期状態において探索する機器数を1件に設定する場合について説明する。この制御例では、最初に探索された1件の機器についてフィルタリングを行い、対応する機器である場合に接続動作に移行し、対応しない場合は探索機器数を増やして再探索する。また、再探索に対して応答した機器のうち、1回目の探索で応答した機器を除外し、残りの機器についてフィルタリングを行うことにより、誤接続の発生確率を低下させる。
図5は、無線接続時における第1の制御例を示すフローチャートである。
ステップS501において、ユーザの操作に応じて、画像転送のためのアプリケーションプログラムを起動する。このとき、初期設定として、利用アプリケーションの情報を決定する。ここでは、問い合わせに応答した機器のサービスクラスを基にフィルタリングを行うものとし、画像転送に対応するサービスクラスをすべてメモリ13に設定する。また、検索機器数を1件に設定する。
ステップS502において、ブルートゥースモジュール18の送信アンプ182dの増幅率を低下させるように制御コマンドを発行して、通常時より送信電力を低下させる。そして、問い合わせメッセージをブルートゥースモジュール18に送信させて、機器の探索を実行する。
ステップS503において、問い合わせに対する応答メッセージをブルートゥースモジュール18から取得する。そして、問い合わせに対して応答した機器が1件の場合はステップS504に進み、応答した機器がない場合はステップS507に進む。
ステップS504において、応答した機器の対応アプリケーションの情報を取得して、ステップS501で決定した利用アプリケーションの情報と比較する。具体的には、サービスクラスを比較する。
ステップS505において、比較結果から、応答した機器が目的のアプリケーションに対応する機器(ここでは、画像転送に対応すると考えられるサービスクラスを持つ機器)である場合はステップS512に進み、対応しない場合にはステップS506に進む。
ステップS506において、応答した機器に関する情報を、メモリ13に一時的に保存する。ここでは例えば、応答時に取得したデバイスアドレスを保存する。
ステップS507において、ブルートゥースモジュール18の送信アンプ182dの増幅率を増加させて、送信電力を1回目の探索時より増加させる。そして、探索機器数を2件に設定して、問い合わせメッセージを送信させ、探索を実行する。
ステップS508において、応答した機器が1件以上あった場合はステップS509に進み、応答した機器がない場合はステップS513に進む。
ステップS509において、応答した機器の中から、ステップS506で保存したデバイスアドレスと同じ機器を除外する。ここで、機器のブルートゥースモジュールに固有なデバイスアドレスを比較対象に用いることで、1回目の探索で応答して、対応しない機器と判断された機器を確実に除外し、接続を回避することができる。
ステップS510において、ステップS509の比較で残った機器に関する情報(ここではサービスクラス)と、あらかじめ決定していた利用アプリケーションの情報とを比較する。
ステップS511において、画像転送に対応すると考えられる機器が1件以上あった場合はステップS512に進み、なかった場合はステップS513に進む。
ステップS512において、画像転送に対応する機器が発見されたと判断する。ここで、ステップS505で対応する機器と判断された場合、およびステップS511で対応する機器が1件のみであった場合には、例えばこの機器のデバイスネームをモニタ15に表示し、ユーザが目的の機器であると確認して入力操作を行ったときに、接続リンクを確立する。また、ユーザの操作なしに接続リンクを自動的に確立してもよい。これにより、画像データの転送が行われる。一方、ステップS511で対応する機器が2件であった場合には、例えばモニタ15にこれらの機器のデバイスネーム等を表示して、ユーザの操作により選択された機器に対して接続リンクを確立する。
ステップS513において、対応する機器が発見されなかったと判断し、例えばこのことをモニタ15に表示してユーザに通知する。
なお、スレーブ機器側(例えばプリンタ2)は、問い合わせスキャン状態で、他のブルートゥース機器からの問い合わせメッセージを待機し、メッセージを受信すると、応答メッセージをマスタ機器に送信して、スレーブ応答状態に遷移する。スレーブ応答状態では、マスタ機器からの要求に応じて、デバイスアドレスやサービスクラス、デバイスクラス、デバイスネーム等の情報をマスタ機器に送信することができる。そして、マスタから同期確認のパケットが送信されると接続状態に遷移し、このパケットが一定時間以内に受信できない場合に、問い合わせスキャン状態に戻る。
以上のフローチャートによる処理では、ステップS502での1回目の探索によって、利用アプリケーションに対応するスレーブ機器(ここではプリンタ2)からの応答を受信した場合には、短時間に接続リンクを確立することができる。
また、1回目の探索で目的でないスレーブ機器(例えば無線通信マウス)が応答した場合には、利用アプリケーションの比較によるフィルタリングにより誤接続が回避され、ステップS507での2回目の探索が例えば自動的に再実行される。ここで、2回目の探索でも同じ機器のみが発見された場合には、対応する機器が発見できなかったと判断されるので、誤接続が回避されるとともに、ユーザによって誤接続を切断する必要が生じる事態を防ぐことができる。
また、2回目の検索では、探索範囲を拡大し、探索機器数を増加させることにより、目的のスレーブ機器が発見される確率を高くしている。これにより2つの機器が応答する可能性が生じるが、1回目と重複して発見された機器がステップS509の処理により除外され、他の機器についてフィルタリングが行われる。そして、対応する機器と判断された場合には、このことがユーザに通知される。すなわち、2つの機器が応答した場合にも、ユーザには、目的のものである可能性が高い1つの機器が発見されたことだけが通知されるので、ユーザは混乱せずに接続動作を続行させることができる。
また、1回目の探索で機器を発見できず、2回目の探索で2件発見した場合にも、利用アプリケーションの比較により、目的のものの可能性が高い機器が選別される。また、2回目の探索では探索機器数が2件とされるため、多数の機器が発見されて、ユーザが選択に迷う事態を回避することができる。
以上のように、最初の探索時の探索機器数を1件とした場合にも、上記処理の終了時には目的のスレーブ機器が発見される確率が高まり、短時間での接続リンクの確立が実現される。これとともに、目的の機器が発見されなかった場合にも、接続リンクの確立前にこのことが通知されるので、ユーザは例えば、マスタ機器あるいはスレーブ機器の位置を変化させて再探索させる等の操作を素早く行うことができ、操作ストレスが軽減される。
〔第2の制御例〕
次に、初期状態において探索する機器数を2件に設定する場合について説明する。第2の制御例では、探索機器数を2件としながらも、1件だけが応答した場合には、その機器が目的の機器である可能性が高いことを利用する。すなわち、検索により1件だけの応答があった場合には、この機器を無条件で対応する機器と判断し、2件の応答があった場合はフィルタリングを行って、対応する機器を判断する。
図6は、無線接続時における第2の制御例を示すフローチャートである。
ステップS601において、画像転送のためのアプリケーションプログラムを起動し、利用アプリケーションの情報(ここではサービスクラス)を決定するとともに、検索機器数を2件に設定する。
ステップS602において、送信電力を低下させて、問い合わせメッセージをブルートゥースモジュール18に送信させ、機器の探索を実行する。
ステップS603において、問い合わせに対して応答した機器が1件の場合はステップS612に進み、2件の場合はステップS604に進む。また、応答した機器がない場合はステップS607に進む。
ステップS604において、応答した機器の対応アプリケーションの情報(ここではサービスクラス)を取得して、あらかじめ決定した利用アプリケーションと比較する。
ステップS605において、比較結果から、応答した機器が目的のアプリケーションに対応する機器である場合はステップS612に進み、対応する機器が1つもない場合にはステップS606に進む。
ステップS606において、応答したすべての機器に関する情報(デバイスアドレス)を、メモリ13に一時的に保存する。
ステップS607において、送信電力を1回目の探索時より増加させ、探索機器数を3件に設定して、問い合わせメッセージを送信させ、探索を実行する。
ステップS608において、探索により応答した機器のデバイスアドレスを、ステップS606で保存したデバイスアドレスと比較し、重複機器を除外する。
ステップS609において、重複機器の除外により残った機器の数が1件であった場合はステップS612に進み、2件であった場合はステップS610に進む。また、残りの機器がない場合はステップS613に進む。
ステップS610において、残りの2つの機器に関する情報と、あらかじめ決定していた利用アプリケーションの情報とを比較する。
ステップS611において、画像転送に対応する機器が1件以上あった場合はステップS612に進み、なかった場合はステップS613に進む。
ステップS612において、画像転送に対応する機器が発見されたと判断する。ここで、ステップS603およびS609において対応する機器と判断された場合、およびステップS611で対応する機器が1件である場合には、例えばこの1件の機器のデバイスネームをユーザに通知して、ユーザの入力操作に応じて、または自動的に接続リンクを確立する。また、ステップS611で対応する機器が2件であった場合には、例えばモニタ15にこれらの機器のデバイスネーム等を表示して、ユーザの操作により選択された機器に対して接続リンクを確立する。
ステップS613において、対応する機器が発見されなかったと判断し、例えばこのことをモニタ15に表示してユーザに通知する。
以上の処理では、1回目の検索により1つのスレーブ機器のみが応答した場合には、この機器を対応する機器と判断している。探索機器数が複数のときに、1つの機器だけが応答した場合には、その機器が目的の機器である可能性が高いことから、目的の機器との接続を短時間で行うことが可能となる。2回目の検索でも、探索機器数が複数であり、重複機器を除外した後でも残りの探索機器数は2件となるので、このときの残りの応答機器の数が1件の場合は、この機器を対応する機器と判断しても、その機器が目的の機器である可能性が高くなる。
また、複数の機器が応答した場合には、サービスクラスを基にフィルタリングを行うことにより、目的の機器が発見される確率を高めている。ここで、上記の処理ではサービスクラスが一致する機器が複数発見され、ユーザに通知される可能性がある。また、同じサービスクラスでありながら、目的でない機器が発見される可能性もある。しかし、探索範囲を限定した1回目の探索時に、探索機器数をできるだけ少なくし(すなわち2件とし)、2回目の探索でも探索件数をむやみに多くしないことにより、このような事態が回避される可能性が高くなる。従って、2件以上の機器が発見されて、ユーザの選択操作が必要となることや、目的でない機器に接続される可能性は実用上きわめて小さくなり、ユーザの操作ストレスを軽減することができる。
〔第3の制御例〕
図7は、無線接続時における第3の制御例を示すフローチャートである。
図7のフローチャートにおいて、図6の場合との違いは、ステップS703の判断で、1件以上の応答を受信した場合には、ステップS704での利用アプリケーションに基づく比較を必ず行って、対応する機器を判断していることである。また、2回目の検索においても同様に、ステップS708で1件以上の応答を受信した場合には、ステップS709で重複機器を除外した後に、残りの機器について利用アプリケーションに基づく比較を必ず行っている。すなわち、第3の制御例では、応答したすべての機器についてフィルタリングを行うことにより、目的の機器が発見される確率を高めている。また、第2の制御例と同様に、探索機器数をできるだけ限定することにより、多数の機器が応答して、接続先の選択時にユーザが混乱する事態を防止している。
なお、以上の例では、応答した機器のフィルタリングにサービスクラスを利用したが、この他に例えば、デバイスクラス、デバイスネームを利用することも可能である。また、これらの情報を複合的に使用することで、目的のスレーブ機器が発見される確率をより高めることが可能となる。
また、以上の実施の形態では、本発明を、プリンタ装置との間で無線通信を行うDSCに対して適用した場合について説明したが、本発明は、他の機器にも適用することが可能である。例えば、デジタルビデオカメラ等の他の撮像装置、携帯型電話機、PDA、リモートコントロール装置、据え置き型のビデオ再生装置およびビデオ記録再生装置、PC、プリンタ装置等に適用することが可能である。ここで、本発明が適用されるマスタ機器と、接続先となるスレーブ機器のうち、少なくとも一方が携帯可能な小型機器であることが望ましい。これにより、マスタ機器の問い合わせ送信時の送信電力を低くし、一方の機器を他方の機器に近づけて無線接続させることで、ユーザに自然な操作感を与えることが可能となる。
例えば、撮像装置をマスタ機器として携帯型電話機に無線接続し、この携帯型電話機をインターネット等の広域ネットワークへのアクセスポイントとして用い、撮像装置から広域ネットワークに対してデータの送受信を行う場合に適用可能である。また、携帯型電話機や専用のリモートコントロール装置をマスタ機器とし、ビデオ装置や撮像装置に無線接続してこれらの機器を遠隔操作する場合にも適用可能である。さらに、PCをマスタ機器として、無線通信マウスや可搬型の外部記憶装置等をこのPCに近づけて認識させ、無線接続させることで、PCへの入力操作や、外部記憶装置との間の記憶データの受け渡しを行う場合にも適用可能である。
本発明の実施の形態に係る無線通信システムのシステム構成例を示す図である。 DSCの内部構成例を示すブロック図である。 ブルートゥースモジュールの内部構成例を示す図である。 プリンタの内部構成例を示すブロック図である。 無線接続時における第1の制御例を示すフローチャートである。 無線接続時における第2の制御例を示すフローチャートである。 無線接続時における第3の制御例を示すフローチャートである。
符号の説明
1……DSC、2……プリンタ、11……カメラブロック、12……信号処理LSI、13……メモリ、14……R/W、14a……メモリカード、15……モニタ、16……入力部、17……制御マイコン、18……ブルートゥースモジュール、21……ブルートゥースモジュール、22……制御マイコン、23……メモリ、24……信号処理LSI、25……プリントモジュール、26……表示部、27……入力部

Claims (15)

  1. 無線通信回線を通じて接続先の機器を探索し、探索された機器に無線接続して信号の送受信を行う電子機器において、
    前記無線通信回線を通じて信号を送受信する無線通信手段と、
    前記無線通信手段による通信手順を制御する通信制御手段と、
    接続先とする機器の属性情報があらかじめ記憶される属性情報記憶手段と、
    を有し、
    前記通信制御手段は、探索する機器数を決めて探索のための問い合わせ信号を送信させ、前記問い合わせ信号に対して応答した機器についての前記属性情報を前記応答した機器からの受信情報から取得して、前記属性情報記憶手段に記憶された前記属性情報と比較し、各情報が合致した機器との接続リンクを確立させ、合致した機器がなかった場合、および応答した機器がなかった場合には、探索する機器数を増加させて前記問い合わせ信号を再送信させる、
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 前記通信制御手段は、1回目の前記問い合わせ信号の送信時には、探索する機器数を1として問い合わせ信号を送信し、前記問い合わせ信号の再送信の実行時には、探索する機器数を2以上とすることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 1回目の前記問い合わせ信号の送信時には、接続リンクの確立後より送信電力を低くする送信電力制御手段をさらに有することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  4. 前記送信電力制御手段は、前記問い合わせ信号の再送信の実行時には送信電力を1回目より高くすることを特徴とする請求項3記載の電子機器。
  5. 前記問い合わせ信号に応答した機器を識別する識別情報を記憶する識別情報記憶手段をさらに有し、
    前記通信制御手段は、1回目の前記問い合わせ信号に応答した機器に関する前記属性情報が前記属性情報記憶手段に記憶された前記属性情報と合致しなかった場合には、その機器についての前記識別情報を前記識別情報記憶手段に記憶させて、前記問い合わせ信号の再送信を実行させ、再送信後に応答した機器のうち、前記識別情報が前記識別情報記憶手段に記憶された情報と合致しない機器からの受信情報から前記属性情報を取得して、取得した前記属性情報が前記属性情報記憶手段に記憶された情報と合致した場合に、当該機器との接続リンクを確立させる、
    ことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  6. 前記属性情報は、利用可能なアプリケーションの種別を示す情報であることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  7. 前記通信制御手段は、1回目の前記問い合わせ信号の送信時には、探索する機器数を2として前記問い合わせ信号を送信し、前記問い合わせ信号の再送信の実行時には、探索する機器数を3以上とすることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  8. 前記通信制御手段は、探索する機器数を2とした1回目の前記問い合わせ信号の送信に対して、ただ1つの機器が応答した場合には当該機器との接続リンクを確立させ、2つ以上の機器が応答した場合には応答した各機器についての前記属性情報を受信情報から取得して、前記属性情報記憶手段に記憶された前記属性情報と比較し、各情報が合致した機器との接続リンクを確立させ、合致した機器がなかった場合、および応答した機器がなかった場合には、探索する機器数を3以上として前記問い合わせ信号を再送信させる、
    ことを特徴とする請求項7記載の電子機器。
  9. 無線通信回線を通じて接続先の機器を探索し、探索された機器に無線接続して信号の送受信を行うための通信制御方法において、
    接続先とする機器の属性情報をあらかじめ記憶し、
    探索する機器数を決めて前記無線通信回線上に探索のための問い合わせ信号を送信し、
    前記問い合わせ信号に対して応答した機器についての前記属性情報を前記応答した機器からの受信情報から取得して、あらかじめ記憶していた前記属性情報と比較し、各情報が合致した機器との接続リンクを確立し、合致した機器がなかった場合、および応答した機器がなかった場合には、探索する機器数を増加させて前記問い合わせ信号を再送信する、
    ことを特徴とする通信制御方法。
  10. 1回目の前記問い合わせ信号の送信時には、探索する機器数を1として前記問い合わせ信号を送信し、前記問い合わせ信号の再送信の実行時には、探索する機器数を2以上とすることを特徴とする請求項9記載の通信制御方法。
  11. 1回目の前記問い合わせ信号の送信時には、接続リンクの確立後より送信電力を低くすることを特徴とする請求項9記載の通信制御方法。
  12. 前記問い合わせ信号の再送信の実行時には送信電力を1回目より高くすることを特徴とする請求項11記載の通信制御方法。
  13. 1回目の前記問い合わせ信号に応答した機器に関する前記属性情報が、あらかじめ記憶していた前記属性情報と合致しなかった場合には、その機器についての識別情報をメモリに記憶させて、前記問い合わせ信号を再送信し、再送信後に応答した機器のうち、前記識別情報が前記メモリに記憶させた情報と合致しない機器からの受信情報から前記属性情報を取得して、取得した前記属性情報があらかじめ記憶していた前記属性情報と合致した場合に、当該機器との接続リンクを確立する、
    ことを特徴とする請求項9記載の通信制御方法。
  14. 1回目の前記問い合わせ信号の送信時には、探索する機器数を2として前記問い合わせ信号を送信し、前記問い合わせ信号の再送信の実行時には、探索する機器数を3以上とすることを特徴とする請求項9記載の通信制御方法。
  15. 探索する機器数を2とした1回目の前記問い合わせ信号の送信に対して、ただ1つの機器が応答した場合には当該機器との接続リンクを確立し、2つ以上の機器が応答した場合には応答した各機器についての前記属性情報を受信情報から取得して、あらかじめ記憶していた前記属性情報と比較し、各情報が合致した機器との接続リンクを確立し、合致した機器がなかった場合、および応答した機器がなかった場合には、探索する機器数を3以上として前記問い合わせ信号を再送信する、
    ことを特徴とする請求項14記載の通信制御方法。
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