JP5642464B2 - 情報処理装置 - Google Patents

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Description

この発明は、情報処理装置に関する。
従来、標準規格化された近距離無線通信方式の無線通信が可能な情報処理装置がある。標準規格化された近距離無線通信方式の一例として、例えばブルートゥース(登録商標、IEEE 802.15.1)が挙げられる。
図15は、従来のブルートゥースによる接続手順を示すシーケンス図である。図15に示すように、情報処理装置と相手機器とのブルートゥースによる接続処理では、まずユーザは、情報処理装置においてアプリケーションを起動するとともに(ステップS1)、相手機器においてペアリングを開始する操作を行う(ステップS2)。情報処理装置においてアプリケーションが起動すると、情報処理装置は問合わせ走査を行う(ステップS3)。それに応答して、相手機器は情報処理装置へ問合わせ応答及び拡張された問合わせ応答(拡張問合わせ応答)を返す(ステップS4)。情報処理装置のモニタには、応答のあった機器のリストが表示される(ステップS5)。
ユーザは、そのリストの中から特定の相手機器を選択し(ステップS6)、選択した相手機器のPIN(Personal Identification Number)コードを入力する(ステップS7)。なお、ブルートゥースのバージョンによっては、PINコードの入力は不要である。それによって、情報処理装置と相手機器との間でペアリングが完了する(ステップS8)。ペアリングが完了すると、情報処理装置と相手機器との間でブルートゥース接続要求及びそれに対する応答が行われ、接続が確立する(ステップS9、ステップS10)。そして、相手機器がブルートゥースによる通信によってデータを送信し(ステップS11)、情報処理装置がデータを受信する(ステップS12)。
ところで、情報処理装置のユーザが、情報処理装置に問合わせ走査を実行させる操作や、問合わせ応答のあった機器の中から特定の機器を選択する操作を行わずに、情報処理装置と相手機器との間でブルートゥースによる無線通信を開始させる方法がある。例えば、情報処理装置のリーダライタから輻射される電磁波を相手機器のリーダライタにおいて受信し、相手機器が機器情報を情報処理装置に通知することにより、ブルートゥース通信のための同期を確立し、ブルートゥースによる通信を確立する方法がある。この方法によれば、ユーザは情報処理装置を相手機器に近づけるだけでよい。
国際公開第2003/034660号パンフレット
しかしながら、従来の方法では、情報処理装置及び相手機器の両方にリーダライタが必要であるため、情報処理装置も相手機器も高価になるという問題点がある。また、送信側のリーダライタから輻射される電磁波を受信側のリーダライタで受信することができる程度の距離に、受信側のリーダライタと送信側のリーダライタとを近づける必要がある。リーダライタから輻射される電磁波を受信可能な距離は、ブルートゥースで通信可能な距離よりも著しく短い。そのため、情報処理装置及び相手機器の活用範囲が制限されるという問題点がある。
安価な情報処理装置を提供することを目的とする。安価な相手機器を提供することができる情報処理装置を提供することを目的とする。本来の活用可能な範囲で情報処理装置及び相手機器を使用可能な情報処理装置を提供することを目的とする。
情報処理装置は、標準規格化された近距離無線通信方式の無線通信が可能な装置である。情報処理装置は格納部、探索コマンド放送部、機器情報受信部、バッファ部及び相手機器特定部を備える。格納部は、情報処理装置に所定の動作を実行させるアプリケーションプログラムを格納する。アプリケーションプログラムは、第一分類情報と第一固有情報とに予め関連付けられている。第一分類情報は、近距離無線通信方式の規格において定義された分類のうち所定の分類を示す情報である。第一固有情報は、アプリケーションプログラムに固有の情報である。探索コマンド放送部は、アプリケーションプログラムの手順に従って動作する情報処理装置が標準規格化された近距離無線通信方式の無線通信を利用する場合に、探索コマンドを、近距離無線通信方式の規格に準拠した無線電波を用いて放送する。探索コマンドは、標準規格化された近距離無線通信方式に準拠する機器である相手機器を探索するコマンドである。探索コマンドは、近距離無線通信方式の規格で標準化されたコマンドである。機器情報受信部は、放送された探索コマンドに応答する相手機器から、第二分類情報と第二固有情報とをアドレス情報と関連付けて受信する。第二分類情報は、近距離無線通信方式の規格において標準化された分類であって当該相手機器が属する分類を示す情報である。第二固有情報は、近距離無線通信方式の規格を拡張するデータ領域に格納された情報であって当該相手機器に固有の情報である。アドレス情報は、近距離無線通信方式の無線通信上での当該相手機器のアドレスを示す情報である。バッファ部は、受信した第二分類情報及び第二固有情報をアドレス情報と関連付けて一時的に記憶する。相手機器特定部は、バッファ部に記憶された第二分類情報及び第二固有情報のうち、アプリケーションプログラムに予め関連付けられた第一分類情報及び第一固有情報に該当する第二分類情報及び第二固有情報を特定する。相手機器特定部は、特定された第二分類情報及び第二固有情報に関連付けられたアドレス情報を用いてアプリケーションプログラムの手順に従って動作する情報処理装置が利用する無線通信の相手機器を特定する。
安価な情報処理装置が得られる。安価な相手機器を提供することができる情報処理装置が得られる。本来の活用可能な範囲で情報処理装置及び相手機器を使用可能な情報処理装置が得られる。
実施例1にかかる情報処理装置を示すブロック図である。 実施例2にかかる情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 実施例2にかかる情報処理装置の機能的な構成を示すブロック図である。 実施例2にかかる問合わせ応答のデータフォーマットの一例を示す図である。 実施例2にかかる拡張問合わせ応答のデータフォーマットの一例を示す図である。 実施例2にかかるデータベースの一例を示す図である。 実施例2にかかるブルートゥースによる接続手順を示すシーケンス図である。 実施例2にかかるアプリケーションプログラム起動手順を示すシーケンス図である。 実施例3にかかるブルートゥースによる接続手順を示すシーケンス図である。 実施例3にかかるペアリング手順を示すシーケンス図である。 実施例3にかかるペアリング手順を示すシーケンス図である。 実施例3にかかるデータ通信手順を示すシーケンス図である。 実施例3にかかるデータ通信手順を示すシーケンス図である。 実施例3にかかるデータ通信手順を示すシーケンス図である。 従来のブルートゥースによる接続手順を示すシーケンス図である。
以下に添付図面を参照して、この情報処理装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。情報処理装置は、相手機器から受信した分類情報及び固有情報の中からアプリケーションプログラムに対応する情報を特定し、その情報に関連付けられたアドレス情報を用いて相手機器を特定する。以下の各実施例の説明においては、同様の構成要素には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
(実施例1)
図1は、実施例1にかかる情報処理装置を示すブロック図である。図1に示すように、情報処理装置1は、標準規格化された近距離無線通信方式の無線通信が可能な装置である。情報処理装置1は、探索コマンド放送部2、機器情報受信部3、相手機器特定部4、バッファ部5及び格納部6を備える。
格納部6は、情報処理装置1に所定の動作を実行させるアプリケーションプログラムを格納する。アプリケーションプログラムは、第一分類情報と第一固有情報とに予め関連付けられている。第一分類情報は、近距離無線通信方式の規格において定義された分類のうち所定の分類を示す情報である。第一固有情報は、アプリケーションプログラムに固有の情報である。
探索コマンド放送部2は、アプリケーションプログラムの手順に従って動作する情報処理装置1が標準規格化された近距離無線通信方式の無線通信を利用する場合に、探索コマンドを放送する。その際、探索コマンド放送部2は、近距離無線通信方式の規格に準拠した無線電波を用いて探索コマンドを放送する。探索コマンドは、標準規格化された近距離無線通信方式に準拠する機器である相手機器を探索するコマンドである。探索コマンドは、近距離無線通信方式の規格で標準化されたコマンドである。
機器情報受信部3は、放送された探索コマンドに応答する相手機器から、第二分類情報と第二固有情報とをアドレス情報と関連付けて受信する。第二分類情報は、近距離無線通信方式の規格において標準化された分類であって当該相手機器が属する分類を示す情報である。第二固有情報は、近距離無線通信方式の規格を拡張するデータ領域に格納された情報であって当該相手機器に固有の情報である。アドレス情報は、近距離無線通信方式の無線通信上での当該相手機器のアドレスを示す情報である。
バッファ部5は、受信した第二分類情報及び第二固有情報をアドレス情報と関連付けて一時的に記憶する。
相手機器特定部4は、バッファ部5に記憶された第二分類情報及び第二固有情報のうち、アプリケーションプログラムに予め関連付けられた第一分類情報及び第一固有情報に該当する第二分類情報及び第二固有情報を特定する。相手機器特定部4は、特定された第二分類情報及び第二固有情報に関連付けられたアドレス情報を用いてアプリケーションプログラムの手順に従って動作する情報処理装置1が利用する無線通信の相手機器を特定する。
実施例1によれば、情報処理装置1は、探索コマンドに応答する相手機器から受信した第二分類情報及び第二固有情報の中から、アプリケーションプログラムに関連付けられている第一分類情報及び第一固有情報に該当する情報を特定し、その情報に関連付けられたアドレス情報を用いて相手機器を特定する。従って、情報処理装置がリーダライタを備えていなくても相手機器から情報処理装置に相手機器の機器情報が通知されるので、安価な情報処理装置が得られる。また、相手機器がリーダライタを備えていなくても相手機器は情報処理装置に自身の機器情報を通知するので、安価な相手機器を提供することができる情報処理装置が得られる。さらに、情報処理装置1は、近距離無線通信方式の規格に準拠した無線電波を用いて探索コマンドを放送し、相手機器は、近距離無線通信方式の規格に準拠した無線電波を用いて自身の機器情報を通知する。近距離無線通信方式の規格に準拠した無線電波の到達距離が、リーダライタから輻射される電磁波の到達距離よりも長い場合、情報処理装置1と相手機器とを、リーダライタから輻射される電磁波を受信可能な距離よりも離すことができる。従って、本来の活用可能な範囲で情報処理装置及び相手機器を使用可能な情報処理装置が得られる。
(実施例2)
実施例2は、実施例1にかかる情報処理装置を、近距離無線通信方式の規格の一つであるブルートゥースに適用した例である。従って、相手機器もブルートゥースに準拠する機器である。
第一分類情報は、例えばアプリケーションプログラムが特定の相手機器向けのものである場合の相手機器の、ブルートゥースにおいて定義されたメジャーデバイスクラス及びマイナーデバイスクラスの情報であってもよい。メジャーデバイスクラスとして、例えばコンピュータ、電話機、オーディオ/ビデオ及び健康機器などの種々の機器が設定されている。メジャーデバイスクラスに設定されている各機器についてそれぞれマイナーデバイスクラスが設定されている。例えば健康機器のマイナーデバイスクラスとして、例えば血圧計、体温計及び体重計などの種々の機器が設定されている。第一固有情報は、例えばアプリケーションプログラムが特定の相手機器向けのものである場合の相手機器のメーカー名及び製品名であってもよい。
第二分類情報は、例えば相手機器が属する、ブルートゥースにおいて定義されたメジャーデバイスクラス及びマイナーデバイスクラスの情報であってもよい。第二分類情報であるメジャーデバイスクラス及びマイナーデバイスクラスの情報は、探索コマンドに応答する相手機器からの問合わせ応答(Inquiry Response)に含まれていてもよい。第二固有情報は、例えば相手機器のメーカー名及び製品名であってもよい。第二固有情報である相手機器のメーカー名及び製品名は、探索コマンドに応答する相手機器からの拡張問合わせ応答(Extended Inquiry Response)に含まれていてもよい。アドレス情報は、例えばブルートゥースの無線通信上での相手機器のアドレスを示すブルートゥースアドレスであってもよい。
・情報処理装置のハードウェア構成の説明
図2は、実施例2にかかる情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図2に示すように、情報処理装置1においては、Central Processing Unit(CPU、中央処理装置)11、入力装置12、モニタ13、音声入出力装置14、無線通信装置15、Random Access Memory(RAM、ランダムアクセスメモリ)16、フラッシュメモリ17及び補助記憶装置18がバス19に接続されている。
CPU11は、Operating System(OS、オペレーティングシステム)、ミドルウェア及びアプリケーションプログラムなどのソフトウェアを実行して、情報処理装置1を制御する。入力装置12は、例えばキーボード、ボタン、スイッチ及びポインティングデバイスなどの、ユーザの操作によって情報処理装置1にデータを入力する装置である。モニタ13は、例えば液晶表示パネルなどの表示装置、及び画像処理を行うプロセッサを含む。音声入出力装置14は、例えばマイク及びスピーカ、並びに音声処理を行うプロセッサを含む。無線通信装置15は、携帯電話や無線LAN(Local Area Network)などの網に無線通信により接続する。RAM16は、CPU11により作業領域として使用される。フラッシュメモリ17は、OS、ミドルウェア及びアプリケーションプログラムなどのソフトウェアを記憶している。補助記憶装置18は、SDメモリーカード(登録商標)などの各種メモリ及びそのメモリに対してデータの読み出し及び書き込みを制御する駆動装置を含む。
・情報処理装置の機能的な構成の説明
図3は、実施例2にかかる情報処理装置の機能的な構成を示すブロック図である。図3に示すように、情報処理装置1は、図1に示す実施例1の情報処理装置の構成に加えてブルートゥース接続処理部7及びデータ受信部8を備えている。
バッファ部5は、探索コマンドに対して応答してきた相手機器に関するデータベースを保持する。機器情報受信部3は、探索コマンドに対して応答してきた相手機器からの問合わせ応答及び拡張問合わせ応答に基づいて、相手機器ごとに例えばメジャーデバイスクラス、マイナーデバイスクラス、メーカー名及び製品名の情報をデータベースに登録する。
相手機器特定部4は、データベースを参照して相手機器のメジャーデバイスクラス及びマイナーデバイスクラスの情報(第二分類情報)並びにメーカー名及び製品名(第二固有情報)を特定する。その際、相手機器特定部4は、実行中の特定の相手機器向けのアプリケーションプログラムに関連付けられたメジャーデバイスクラス及びマイナーデバイスクラスの情報(第一分類情報)並びにメーカー名及び製品名(第一固有情報)と一致するものを特定する。相手機器特定部4は、データベースを参照して、特定されたメジャーデバイスクラス及びマイナーデバイスクラスの情報(第二分類情報)並びにメーカー名及び製品名(第二固有情報)に関連付けられたブルートゥースアドレスを用いて実行中のアプリケーションプログラムの手順に従って動作する情報処理装置1が利用する無線通信の相手機器を特定する。
ブルートゥース接続処理部7は、情報処理装置1と相手機器との間のペアリングが完了した後、情報処理装置1と相手機器との間でブルートゥースによる無線接続を処理する。ブルートゥース接続処理部7は、当該相手機器向けのアプリケーションプログラムの起動を処理する。データ受信部8は、情報処理装置1と相手機器との間のブルートゥースによる無線接続が確立した後、相手機器から送信されてくるデータを受信する。その他の構成は実施例1と同様である。
バッファ部5は、RAM16により実現されてもよい。格納部6は、例えばフラッシュメモリ17または補助記憶装置18により実現されてもよい。探索コマンド放送部2、機器情報受信部3及び相手機器特定部4は、無線通信装置15と、CPU11が後述のブルートゥースによる接続手順を実施するプログラムをフラッシュメモリ17や補助記憶装置18から読み出し、RAM16を作業領域として実行すること、とにより実現されてもよい。ブルートゥース接続処理部7及びデータ受信部8は、無線通信装置15と、CPU11が後述のアプリケーションプログラム起動手順を実施するプログラムをフラッシュメモリ17や補助記憶装置18から読み出し、RAM16を作業領域として実行すること、とにより実現されてもよい。
・問合わせ応答のデータフォーマットの説明
図4は、実施例2にかかる問合わせ応答のデータフォーマットの一例を示す図である。問合わせ応答には、相手機器の情報として例えばブルートゥースアドレス及びデバイス/サービスのクラス(CoD:Class of Device/Service)の情報が含まれていてもよい。図4に示すように、デバイス/サービスのクラスには例えばメジャーデバイスクラス21及びマイナーデバイスクラス22のフィールドがあり、それぞれのフィールドにデバイスまたはサービスの値が設定されてもよい。デバイス及びサービスの値は、予めブルートゥースの規格により決まっている。
・拡張問合わせ応答のデータフォーマットの説明
図5は、実施例2にかかる拡張問合わせ応答のデータフォーマットの一例を示す図である。拡張問合わせ応答には、相手機器の情報として例えばブルートゥースアドレス及びベンダーや製品の詳細情報(MSD:Manufacturer Specific Data)が含まれていてもよい。図5に示すように、ベンダーや製品の詳細情報には例えばデータ長、データタイプ、署名、ベンダー固有データ1_31及びベンダー固有データ2_32のフィールドがあってもよい。例えばベンダー固有データ1_31のフィールドにはメーカー名が格納されてもよい。例えばベンダー固有データ2_32のフィールドには製品名が格納されてもよい。
・データベースの説明
図6は、実施例2にかかるデータベースの一例を示す図である。図6に示すように、データベース41は、例えばブルートゥースアドレスをインデックスキーとし、機器ごとに例えばメジャーデバイスクラス、マイナーデバイスクラス、メーカー名、製品名及び起動するアプリケーションプログラムの情報を有していてもよい。図6には、問合わせ走査に対して例えばA、B及びCの三つの機器から応答があった場合の例が示されている。
・ブルートゥースによる接続手順の説明
図7は、実施例2にかかるブルートゥースによる接続手順を示すシーケンス図である。図7に示すように、情報処理装置1と相手機器とのブルートゥースによる接続処理では、まずユーザは、情報処理装置1において特定機器向けのアプリケーションプログラムを起動するとともに(ステップS21)、相手機器においてペアリングを開始する操作を行う(ステップS22)。
情報処理装置1においてアプリケーションプログラムが起動すると、探索コマンド放送部2は探索コマンドを放送して問合わせ走査(Inquiry)を行う(ステップS23)。それに応答して、相手機器は情報処理装置1へ問合わせ応答及び拡張問合わせ応答を返す(ステップS24)。上述したように、問合わせ応答及び拡張問合わせ応答には当該相手機器のブルートゥースアドレス、メジャーデバイスクラス、マイナーデバイスクラス、メーカー名及び製品名の情報が含まれていてもよい。
機器情報受信部3は、相手機器から問合わせ応答及び拡張問合わせ応答を受信する。機器情報受信部3は、バッファ部5に保持されているデータベース41に、相手機器ごとにブルートゥースアドレスをインデックスキーとして例えばメジャーデバイスクラス、マイナーデバイスクラス、メーカー名及び製品名の情報を登録する(ステップS25)。
次いで、相手機器特定部4は、問合わせ応答及び拡張問合わせ応答を返してきた相手機器の中に、実行中の特定機器向けのアプリケーションプログラムに対応する特定の相手機器があるか否かを判断する(ステップS26)。例えば、相手機器特定部4は次のようにして特定の相手機器があるか否かを判断してもよい。相手機器特定部4は、格納部6から実行中の特定機器向けのアプリケーションプログラムに関連付けられたメジャーデバイスクラス、マイナーデバイスクラス、メーカー名及び製品名の機器情報を取得する。相手機器特定部4は、データベース41に登録されている機器情報の中に、格納部6から取得したメジャーデバイスクラス、マイナーデバイスクラス、メーカー名及び製品名の機器情報と一致する機器情報があるか否かを判断する。一致する機器情報がデータベース41にあれば、実行中の特定機器向けのアプリケーションプログラムに対応する特定の相手機器があるとして、その一致する機器情報を特定する。
相手機器特定部4は、特定した機器情報に関連付けられたブルートゥースアドレスをデータベース41から取得する。相手機器特定部4は、その取得したブルートゥースアドレスに基づいて、実行中の特定機器向けのアプリケーションプログラムに対応する相手機器を特定する。そして、相手機器特定部4は、特定した相手機器との間でペアリングを行う(ステップS27)。
ペアリングが完了すると、相手機器特定部4はデータベース41に、特定した相手機器向けのアプリケーションプログラムの情報を登録する(ステップS28)。例えば、相手機器特定部4は、データベース41の、ペアリングを行った相手機器のレコードの起動アプリケーションというフィールドに、実行中の特定機器向けのアプリケーションプログラムの番号を登録する。図6の例では、ペアリングを行った相手機器がBの機器であり、アプリケーションプログラムの番号が123である。そして、情報処理装置1は実行中の特定機器向けのアプリケーションプログラムを終了する(ステップS29)。
・アプリケーションプログラム起動手順の説明
図8は、実施例2にかかるアプリケーションプログラム起動手順を示すシーケンス図である。図8に示すように、情報処理装置1におけるアプリケーションプログラムの自動起動処理では、まずユーザは、特定の相手機器において情報処理装置1へデータを送信する操作を行う(ステップS31)。それによって、相手機器は自身のブルートゥースアドレスを情報処理装置1へ通知してブルートゥース接続要求を行う(ステップS32)。
ブルートゥース接続処理部7は、相手機器からブルートゥース接続要求を受け取ると、データベース41から、相手機器から通知されたブルートゥースアドレスに対応する特定機器向けのアプリケーションプログラムを抽出する(ステップS33)。ブルートゥース接続処理部7は、抽出した特定機器向けのアプリケーションプログラムを起動する(ステップS34)。例えば、特定の相手機器が図6に示すデータベース41においてBの機器である場合、ブルートゥース接続処理部7は、番号が123であるアプリケーションプログラムを抽出して起動する。
アプリケーションプログラムが起動すると、ブルートゥース接続処理部7は、相手機器へブルートゥース接続応答を返す(ステップS35)。それによって、情報処理装置1と相手機器との間でブルートゥースによる無線接続が確立する。そして、相手機器がブルートゥースによる通信によってデータを送信し(ステップS36)、情報処理装置1がデータを受信する(ステップS37)。
実施例2によれば、実施例1と同様の効果が得られる。
(実施例3)
実施例3は、実施例2において情報処理装置を移動機(例えば、携帯電話機)に適用した例である。特定機器向けのアプリケーションプログラムの一例として、例えばNTTドコモ社の携帯電話機で実行できる、いわゆるiアプリと呼ばれるアプリケーションプログラムが挙げられる。なお、その他の通信事業者の携帯電話機で実行できるアプリケーションプログラムであってもよい。移動機のハードウェア構成及び機能的な構成は実施例2の情報処理装置と同様である。実施例3では、移動機をハードウェア、ミドルウェア及びアプリケーションプログラムに分けて、主に移動機内部での処理について説明する。
・ブルートゥースによる接続手順の説明
図9は、実施例3にかかるブルートゥースによる接続手順を示すシーケンス図である。図9に示すように、移動機と相手機器とのブルートゥースによる接続処理では、まずユーザは移動機において特定機器向けのアプリケーションプログラムを起動する。ここでは、一例として特定機器向けのアプリケーションプログラムが健康機器の体重計向けのアプリケーションプログラムであるとする。
起動したアプリケーションプログラムによって、移動機のモニタに相手機器の検索中であることが表示される(ステップS41)。アプリケーションプログラムはミドルウェアに対して機器検索のメッセージ(Bluetooth.searchDevice())を送る。ミドルウェアはハードウェアに機器検索のメッセージを送る。ハードウェアはInquiryを放送する(ステップS42)。
相手機器は、Inquiryに応答して移動機のハードウェアへInquiry Response及びExtended Inquiry Responseを返す。ハードウェアはミドルウェアへInquiry Response及びExtended Inquiry Responseを送る(ステップS43)。次いで、ミドルウェアはハードウェアを介して相手機器にDeviceName取得のメッセージを送る。相手機器は、ハードウェアを介してミドルウェアへDeviceNameを返す(ステップS44)。
次いで、アプリケーションプログラムは、応答のあった相手機器の機器情報をデータベースに登録する。具体的には、例えばミドルウェアはアプリケーションプログラムへInquiryResponse[]を送る(ステップS45)。アプリケーションプログラムはミドルウェアへメジャーデバイスクラスの取得のメッセージ(InquiryResponse.getMajorDeviceClass())を送り、ミドルウェアからメジャーデバイスクラスの情報を取得する(ステップS46)。
また、アプリケーションプログラムはミドルウェアへマイナーデバイスクラスの取得のメッセージ(InquiryResponse.getMinorDeviceClass())を送り、ミドルウェアからマイナーデバイスクラスの情報を取得する(ステップS47)。また、アプリケーションプログラムはミドルウェアへベンダー固有データ(ManufacturerSpecificData)の取得のメッセージ(InquiryResponse.getManufacturerSpecificData())を送り、ミドルウェアからベンダー固有データを取得する(ステップS48)。ベンダー固有データは、例えば相手機器のメーカー名と製品名であってもよい。
アプリケーションプログラムは、相手機器のメジャーデバイスクラス及びマイナーデバイスクラスの情報に基づいて、相手機器が健康機器の体重計であるか否かを判断する。また、アプリケーションプログラムは、ベンダー固有データに基づいて、相手機器が接続の対象機器であるか否かを判断する。そして、移動機は、相手機器が接続の対象機器であるか否かに基づいて、相手機器との間でペアリングを行う(ステップS49)。相手機器が接続の対象機器である場合と対象機器でない場合のペアリング手順の詳細については後述する。ペアリングの完了後、アプリケーションプログラムは、移動機のモニタに登録が完了したことを表示する(ステップS50)。
次いで、アプリケーションプログラムはミドルウェアへイベントのリスナ定義のメッセージ(Bluetooth.setBTEventListener(STAR_BLUETOOTH_CONNECT_REQUEST_RECEIVED))を送る。ミドルウェアはハードウェアに対してページスキャンを開始する。ハードウェアはミドルウェアへページスキャンに対する応答を返し、ミドルウェアはアプリケーションプログラムへリスナ定義に対する応答を返す(ステップS51)。
次いで、アプリケーションプログラムはミドルウェアへアプリケーションの起動可能外部機器リストに追加するメッセージ(StarApplicationManager.addRemoteLauncher())を送る。それに応答して、ミドルウェアは、ペアリングされた相手機器と起動中のアプリケーションプログラムを対応付け、その情報をデータベースに保存する(ステップS52)。これによって、移動機は、ペアリング完了後に相手機器から接続要求があったときに、起動するアプリケーションプログラムを特定することができる。移動機は、Inquiryに応答した全ての相手機器に対して、上述したステップS46からステップS52までを行う。
・相手機器が対象機器である場合のペアリング手順の説明
図10は、実施例3にかかるペアリング手順を示すシーケンス図である。図10に示すように、相手機器が対象機器である場合、アプリケーションプログラムは、移動機のモニタに相手機器を登録中であることを表示する(ステップS61)。そして、アプリケーションプログラムはミドルウェアへSecure Simple Pairing Just Worksの実行のメッセージ(Bluetooth.startPairingByJustWorks())を送る(ステップS62)。それによって、移動機と相手機器との間でシンプルペアリング(Secure Simple Pairing − Just Works)が実行される(ステップS63)。そして、ミドルウェアはアプリケーションプログラムへRemoteDeviceを返す(ステップS64)。
・相手機器が対象機器でない場合のペアリング手順の説明
図11は、実施例3にかかるペアリング手順を示すシーケンス図である。図11に示すように、相手機器が対象機器でない場合、アプリケーションプログラムは、ミドルウェアへブルートゥースアドレスを取得するメッセージ(InquiryResponse.getAddress())を送り、ミドルウェアからブルートゥースアドレスを取得する(ステップS71)。次いで、アプリケーションプログラムはミドルウェアへDeviceNameを取得するメッセージ(InquiryResponse.getDeviceName())を送り、ミドルウェアからDeviceNameを取得する(ステップS72)。
次いで、アプリケーションプログラムは、移動機のモニタに相手機器(例えば、体重計)を登録するか否かを表示する(ステップS73)。その際、移動機のモニタに相手機器(例えば、体重計)のブルートゥースアドレスを一緒に表示してもよい。ユーザが登録を選択すると(ステップS74:登録する)、アプリケーションプログラムは、移動機のモニタに相手機器を登録中であることを表示する(ステップS75)。そして、アプリケーションプログラムはミドルウェアへSecure Simple Pairing Just Worksの実行のメッセージ(Bluetooth.startPairingByJustWorks())を送る(ステップS76)。
それによって、移動機と相手機器との間でシンプルペアリング(Secure Simple Pairing − Just Works)またはピンコード(PinCODE)を用いたペアリングが実行される(ステップS77)。ピンコード(PinCODE)を用いたペアリングは、相手機器がJustWorksをサポートしていない場合に実行されてもよい。ピンコード(PinCODE)の入力画面は、例えばミドルウェアによって移動機のモニタに表示されてもよい。そして、ミドルウェアはアプリケーションプログラムへRemoteDeviceを返す(ステップS78)。
・アプリケーションプログラムが起動されていないときの相手機器からのデータ通信手順の説明
図12は、実施例3にかかるデータ通信手順を示すシーケンス図である。予めアプリケーションプログラムはStarApplicationManager.addRemoteLauncher()を行っており、ミドルウェアがページスキャンを開始している。図12に示すように、アプリケーションプログラムが起動されていない状態において、相手機器が送信操作を介して移動機のハードウェアに接続すると、ミドルウェアはアプリケーションプログラムが起動されているか否かを判断する。起動されていない場合、ミドルウェアはデータベースから相手機器のブルートゥースアドレスに対応付けられたアプリケーションプログラムを選択して起動する(ステップS81)。
起動したアプリケーションプログラムによって、移動機のモニタにデータの受信中であることが表示される(ステップS82)。移動機は、ターミネイテッド(Terminated)中のイベントを取得して健康機器からの接続要求中であるか否かを確認する。具体的には、例えばアプリケーションプログラムはミドルウェアに対してターミネイテッド中のイベントのパラメータ取得のメッセージ((StarApplicationManager.getPushedEvent(STAR_BLUETOOTH_CONNECT_REQUEST_RECEIVED)))を送る。それに応答して、ミドルウェアはアプリケーションプログラムにBluetoothConnectionEventを返す(ステップS83)。そして、アプリケーションプログラムはミドルウェアへ接続要求中であるか否かを確認するメッセージ(BluetoothConnectionEvent.getStatus())を送る。それに応答して、ミドルウェアはアプリケーションプログラムにSTATUS_SUCCESSFULLを返す(ステップS84)。
次いで、移動機は接続要求を受け付ける。具体的には、例えばアプリケーションプログラムはミドルウェアへ接続要求元のInquiryResponseを取得するメッセージ(BluetoothConnectionEvent.getInquiryResponse())を送る。それに応答して、ミドルウェアはアプリケーションプログラムにInquiryResponseを返す(ステップS85)。次いで、アプリケーションプログラムはミドルウェアへRemoteDeviceを取得するメッセージ(Bluetooth.getDiscoveredRemoteDevice())を送る。それに応答して、ミドルウェアはアプリケーションプログラムへRemoteDeviceを返す(ステップS86)。
次いで、アプリケーションプログラムはミドルウェアへHDPでの接続要求待ちのメッセージ(RemoteDevice.accept(HDP))を送る。ミドルウェアはハードウェアを介して相手機器にHDPでの接続を指示する。そして、ミドルウェアはアプリケーションプログラムへHDPConnectionを返す(ステップS87)。
次いで、移動機はブルートゥースによるリンクの状態を監視するリスナーの定義を行う。具体的には、アプリケーションプログラムはミドルウェアへブルートゥースリンク状態監視のメッセージ(BTConnection.setBTStateListener())を送る。ミドルウェアはアプリケーションプログラムへリンク状態の監視に対する応答を返す(ステップS88)。次いで、アプリケーションプログラムはミドルウェアへ入力ストリームを取得するメッセージ(HDPConnection.openInputStream())を送る。それに応答して、ミドルウェアはアプリケーションプログラムへjava.io.InputStreamを返す(ステップS89)。
次いで、アプリケーションプログラムはミドルウェアへデータ読み込みのメッセージ(InputStream.read())を送る。それによって、ミドルウェアはハードウェアを介して相手機器との間でデータの送受信を行う。ミドルウェアはアプリケーションプログラムへHDPデータを送る(ステップS90)。そして、ミドルウェアはハードウェアを介して相手機器から送信終了通知を受け取り、それに対する応答をハードウェアを介して相手機器へ返す。次いで、ミドルウェアはアプリケーションプログラムへ切断されたという状態変更通知(stateChanged(DISCONNECT))を送る(ステップS91)。それによって、アプリケーションプログラムは移動機のモニタに受信完了を表示する(ステップS92)。
・アプリケーションプログラムが起動されているときの相手機器からのデータ通信手順の説明
図13は、実施例3にかかるデータ通信手順を示すシーケンス図である。図13に示すように、予めアプリケーションプログラムは起動中に接続イベントを受け取れるようにリスナー登録を行う。具体的には、例えばアプリケーションプログラムはミドルウェアへアプリ起動中のイベント待ち受けのメッセージ(Bluetooth.setBTEventListener(STAR_BLUETOOTH_CONNECT_REQUEST_RECEIVED))を送る。ミドルウェアはハードウェアに対してページスキャンを開始する。ハードウェアはミドルウェアへページスキャンに対する応答を返し、ミドルウェアはアプリケーションプログラムへリスナ登録に対する応答を返す(ステップS101)。
相手機器がハードウェアを介してミドルウェアに接続すると、移動機は接続要求を受け付ける。具体的には、例えばミドルウェアはアプリケーションプログラムへ接続要求の要求受信通知(STAR_BLUETOOTH_CONNECT_REQUEST_RECEIVED)を送る。また、ミドルウェアはアプリケーションプログラムにBluetoothConnectionEventを送る。ミドルウェアはリスナー登録しているアプリケーションプログラムにBTEventListener.requestIndication()を通知する(ステップS102)。
次いで、アプリケーションプログラムはミドルウェアへ接続要求元のInquiryResponseを取得するメッセージ(BluetoothConnectionEvent.getInquiryResponse())を送る。それに応答して、ミドルウェアはアプリケーションプログラムにInquiryResponseを返す(ステップS103)。次いで、アプリケーションプログラムはミドルウェアへRemoteDeviceを取得するメッセージ(Bluetooth.getDiscoveredRemoteDevice())を送る。それに応答して、ミドルウェアはアプリケーションプログラムへRemoteDeviceを返す(ステップS104)。そして、アプリケーションプログラムは、移動機のモニタにデータの受信中であることを表示する(ステップS105)。これ以降は、上述したステップS87からステップS92までと同様である。
・移動機からのデータ通信手順の説明
図14は、実施例3にかかるデータ通信手順を示すシーケンス図である。図14に示すように、移動機から相手機器へ接続する場合には、アプリケーションプログラムはミドルウェアへ登録済みの機器リストを取得するメッセージ(Bluetooth.getDiscoveredRemoteDeviceList())を送る。それに応答して、ミドルウェアはアプリケーションプログラムへRemoteDevice[]を返す(ステップS111)。
そして、アプリケーションプログラムは、移動機のモニタに機器リストを表示する(ステップS112)。その際、機器リストとともにデバイスクラスやメーカー名などの機器情報を一緒に表示してもよい。ユーザは、表示された機器リストの中から接続対象の機器を選択する。なお、ユーザが機器を選択する必要がない場合には、機器リストの表示を省略することもできる。
次いで、アプリケーションプログラムはミドルウェアへHDPでの接続開始のメッセージ(RemoteDevice.connect(HDP))を送る。ミドルウェアはハードウェアを介して相手機器にHDPでの接続を指示する。それに応答して相手機器からハードウェアを介してミドルウェアに接続応答が返される。ミドルウェアはアプリケーションプログラムへHDPConnectionを返す(ステップS113)。そして、アプリケーションプログラムは、移動機のモニタにデータの受信中であることを表示する(ステップS114)。
次いで、アプリケーションプログラムはミドルウェアへ入力ストリームを取得するメッセージ(HDPConnection.openInputStream())を送る。それに応答して、ミドルウェアはアプリケーションプログラムへjava.io.InputStreamを返す(ステップS115)。次いで、アプリケーションプログラムはミドルウェアへデータ読み込みのメッセージ(InputStream.read())を送る。それによって、ミドルウェアはハードウェアを介して相手機器との間でデータの送受信を行う。ミドルウェアはアプリケーションプログラムへHDPデータを送る(ステップS116)。
そして、アプリケーションプログラムはミドルウェアへ切断の通知(HDPConnection.close())を送る。ミドルウェアはハードウェアを介して相手機器へ切断を通知し、相手機器は切断の通知に対する応答を移動機へ返す(ステップS117)。それによって、アプリケーションプログラムは移動機のモニタに受信完了を表示する(ステップS118)。
実施例3によれば、情報処理装置が携帯電話機等の移動機である場合にも実施例1と同様の効果が得られる。
1 情報処理装置
2 探索コマンド放送部
3 機器情報受信部
4 相手機器特定部
5 バッファ部
6 格納部

Claims (3)

  1. 標準規格化された近距離無線通信方式の無線通信が可能な情報処理装置において、
    前記情報処理装置に所定の動作を実行させるアプリケーションプログラムであって、前記近距離無線通信方式の規格において定義された分類のうち所定の分類を示す第一分類情報と、前記アプリケーションプログラムに固有の情報を示す第一固有情報とに、予め関連付けられた前記アプリケーションプログラムを格納する、格納部と、
    前記アプリケーションプログラムの手順に従って動作する前記情報処理装置が前記標準規格化された近距離無線通信方式の無線通信を利用する場合に、前記標準規格化された近距離無線通信方式に準拠する機器である相手機器を探索するコマンドであって前記近距離無線通信方式の規格で標準化されたコマンドである探索コマンドを、前記近距離無線通信方式の規格に準拠した無線電波を用いて放送する、探索コマンド放送部と、
    前記放送された探索コマンドに応答する前記相手機器から、前記近距離無線通信方式の規格において標準化された分類であって当該相手機器が属する分類を示す第二分類情報と、前記近距離無線通信方式の規格を拡張するデータ領域に格納された情報であって当該相手機器に固有の情報である第二固有情報とを、前記近距離無線通信方式の無線通信上での当該相手機器のアドレスを示すアドレス情報と関連付けて受信する、機器情報受信部と、
    前記受信した第二分類情報及び第二固有情報を前記アドレス情報と関連付けて一時的に記憶する、バッファ部と、
    前記バッファ部に記憶された第二分類情報及び第二固有情報のうち、前記アプリケーションプログラムに予め関連付けられた第一分類情報及び第一固有情報に該当する第二分類情報及び第二固有情報を特定し、当該特定された第二分類情報及び第二固有情報に関連付けられた前記アドレス情報を用いて前記アプリケーションプログラムの手順に従って動作する前記情報処理装置が利用する無線通信の相手機器を特定する、相手機器特定部と、を備え、
    前記バッファ部は、
    前記相手機器特定部によって前記相手機器が特定された場合、前記アドレス情報と前記アプリケーションプログラムを特定する情報とを関連付けて記憶し、
    前記標準規格化された近距離無線通信方式に準拠する機器から通知された接続要求を受け取った場合、前記バッファ部に記憶された前記アドレス情報と前記アプリケーションプログラムを特定する情報とのうち、前記接続要求を通知した機器に該当するアドレス情報を特定し、当該特定されたアドレス情報に関連付けられたアプリケーションプログラムを起動する起動部と、
    前記起動部によって起動されたアプリケーションプログラムにより、前記接続要求を通知した機器に、接続応答を送信する送信部と、
    さらに備えた情報処理装置。
  2. 前記第一固有情報は、前記アプリケーションプログラムの手順に従って動作する前記情報処理装置が利用する無線通信の相手機器のメーカー名及び製品名であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第二固有情報は前記相手機器のメーカー名及び製品名であることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
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