JP4802009B2 - 会話システム、携帯情報端末機、会話プログラムおよび会話方法 - Google Patents

会話システム、携帯情報端末機、会話プログラムおよび会話方法 Download PDF

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Description

本発明は、近距離データ通信規格に準拠した通信を行う複数の携帯情報端末機の間で行われる会話システム、近距離データ通信規格に準拠した通信を行う携帯情報端末機、他の携帯情報端末機と電話通信を行う携帯情報端末機、携帯情報端末機に近距離データ通信規格に準拠した通信を行わせることができる会話プログラム、他の携帯情報端末機と電話通信を行う携帯情報端末機に近距離データ通信規格に準拠した通信を行わせることができる会話プログラム、携帯情報端末機で行われる近距離データ通信規格に準拠した通信を行わせる会話方法、他の携帯情報端末機と電話通信を行う携帯情報端末機で行われる近距離データ通信規格に準拠した通信を行わせる会話方法に関する。
近年、携帯電話をより楽しく、生活をより快適に進化させることを目的として、ブルートゥース(Bluetooth)といわれる無線通信方式を搭載した携帯電話が普及している。ブルートゥースは、携帯電話等の機器を、無線で簡単に接続することを目的としており、この無線通信は2.45GHz(ギガヘルツ)の帯域を利用し、10m前後の近距離間の無線データ通信技術である。
このブルートゥースを搭載した携帯電話の用いられ方としては、例えば、特許文献1にあるように、車室内の人と車室外の人とが、車窓を閉めたまま、専用の車両用のインターホンを用いることなく、会話を行うことを可能とすることを課題とし、携帯電話機とハンズフリー装置との間でブルートゥース無線通信を行い、ハンズフリー装置のマイクロホンが入力した送話音声が他の携帯電話機に送信されると共に、他の携帯電話機から受信した受話音声がハンズフリー装置のスピーカから出力されるハンズフリー通話による通話処理と、ハンズフリー装置のマイクロホンが入力した送話音声が携帯電話機のスピーカから受話音声として出力されると共に、携帯電話機のマイクロホンが入力した送話音声がハンズフリー装置のスピーカから受話音声として出力されるインターホン通話による通話処理とを切替える携帯電話機およびハンズフリー装置を利用した通話システムがある。
しかしながら、ブルートゥースを搭載した携帯電話としては、ハンズフリー・ヘッドセットの域を越えておらず、必ずしもブルートゥースが有効に活用されているとは限らないのが現状である。
また、チャットと言われているリアルタイムに参加者同士が文字を主体とした会話を行えるようにしたアプリケーションがある。
携帯電話を用いたチャット(会話)システムとしては、例えば、特許文献2にあるように、リアルタイムに所望の相手方とチャットすることができる、チャットシステムを提供することを課題とし、携帯電話からサーバに対してチャットしたい相手方の携帯電話番号を通知してチャット要求すれば、サーバはそれに応じてチャットしたい相手方の携帯電話にチャット依頼を送信し、チャット依頼を受信した相手方は都合に応じて応答し、相手方から要求許可があれば、サーバから、要求側に要求許可を送信し参加者全員に参加者リストを送信し、チャットモードが確立し、参加者からのメッセージをサーバが受信するとサーバはそのメッセージを参加者全員に送信し、各参加者の携帯電話の表示部にメッセージ内容を表示し、相手方は、途中からチャットに参加することができるチャットシステムがある。
しかしながら、ブルートゥースのような近距離通信でチャットを行った場合ではない。
特開2002−171336号公報 特開2002−132694号公報
ところで、携帯電話はコミュニケーションツールではあるが、予め相手を知っていなければ会話を楽しむことはできない。また、最近は、電子メールによるコミュニケーションも広く一般的に行われ、テキストを主とした情報伝達に対しても違和感なく行われており、むしろテキストによるコミュニケーションのおもしろさが認識されはじめている。
しかしながら、テキストの入力手段を具備している携帯電話においても、近距離間でのテキストを主体としたチャット(会話)はできなかった。また、近距離間でのチャットであったとしても、現在の相手の状態がわからないままに勝手にチャットに参加させてしまうと、その会話事態が進まず、コミュニケーションを図ることができないこととなってしまう。更に、近距離通信技術を用いたチャットの場合、その通信ができる距離には限りがあり、チャット参加者が圏外に出た場合の対応が従来のチャットシステムでは考えられていなかった。
本発明は、このような従来の技術が有する問題点に着目してなされたもので、携帯電話等の携帯情報端末機でブルートゥース等の近距離通信技術を用いて、容易に他の人とコミュニケーションを図ることができるようにすること、相手が現在どのような状態であるかを確認できるようにすること、または、チャット参加者が近距離通信の圏外に出た場合の対応が図れる会話システム、携帯情報端末機、会話プログラムおよび会話方法を提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1] 近距離データ通信規格に準拠した通信を行う複数の携帯情報端末機の間で行われる会話システムであって、
一方の携帯情報端末機は、
近距離データ通信規格に準拠した通信ができる他の携帯情報端末機を探索する探索手段と、
前記探索手段による探索に応じて、他の携帯情報端末機から送信されてきた名前、該他の携帯情報端末機の操作状態を示す状態情報を取得する状態取得手段と、
前記状態取得手段により取得した名前、状態情報に応じて、前記他の携帯情報端末機の操作状態を、該名前ごとに操作者が会話相手として選択可能に表示する状態表示手段と、
前記状態表示手段により表示された前記他の携帯情報端末機のうち、操作者の選択指示により会話の相手を選択する会話相手選択手段と、
前記会話相手選択手段によって選択された前記他の携帯情報端末機と通信を行うことによって会話を行う第1の会話手段
を具備し
他方の携帯情報端末機は、
前記一方の携帯情報端末機の探索手段からの探索指示に返信するか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段により返信すると判断された場合は、現在の自機の操作状態を検知する検知手段と、
前記検知手段により検知された操作状態を示す状態情報と名前を前記一方の携帯情報端末機に対して送信する送信手段と、
前記一方の携帯情報端末機と通信を行うことによって会話を行う第2の会話手段
を具備することを特徴とする会話システム。
[2] 近距離データ通信規格に準拠した通信を行う携帯情報端末機であって、
近距離データ通信規格に準拠した通信ができる他の携帯情報端末機を探索する探索手段と、
前記探索手段による探索に応じて、他の携帯情報端末機から送信されてきた名前、該他の携帯情報端末機の操作状態を示す状態情報を取得する状態取得手段と、
前記状態取得手段により取得した名前、状態情報に応じて、前記他の携帯情報端末機の操作状態を、該名前ごとに操作者が会話相手として選択可能に表示する状態表示手段と、
前記状態表示手段により表示された前記他の携帯情報端末機のうち、操作者の選択指示により会話の相手を選択する会話相手選択手段と、
前記会話相手選択手段によって選択された前記他の携帯情報端末機と通信を行うことによって会話を行う会話手段
を具備することを特徴とする携帯情報端末機。
[3] 近距離データ通信規格に準拠した通信を行う携帯情報端末機であって、
他の携帯情報端末機からの探索指示に返信するか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段により返信すると判断された場合は、現在の自機の操作状態を検知する検知手段と、
前記検知手段により検知された操作状態を示す状態情報と名前を前記他の携帯情報端末機に対して送信する送信手段と、
前記送信手段により前記他の携帯端末機に対して名前と状態情報を送信した後に該他の携帯情報端末機からの要求によって会話を開始する会話手段
を具備することを特徴とする携帯情報端末機。
[4] 前記会話手段は、前記近距離データ通信規格に準拠した通信を用いて、同種の近距離データ通信規格に準拠した通信機能を有している他の携帯情報端末機と双方向に文字データを通信することにより操作者間の会話ができるようにした
ことを特徴とする[2]又は[3]に記載の携帯情報端末機。
[5] 前記会話手段は、前記近距離データ通信規格に準拠した通信を用いて、同種の近距離データ通信規格に準拠した通信機能を有している他の携帯情報端末機と双方向に文字データを通信することにより操作者間の会話ができるようにし、
前記他の携帯情報端末機との通信ができなくなった場合は、前記会話手段による会話からの退出であるとみなす退出手段
を具備したことを特徴とする[2]から[4]のいずれか一項に記載の携帯情報端末機。
[6] 前記会話手段は、前記近距離データ通信規格に準拠した通信を用いて、同種の近距離データ通信規格に準拠した通信機能を有している他の携帯情報端末機と双方向に文字データを通信することにより操作者間の会話ができるようにし、
前記会話手段による会話の参加者が1人になった場合は、前記会話手段による会話を終了させる会話終了手段
を具備したことを特徴とする[2]から[5]のいずれか一項に記載の携帯情報端末機。
[7] 携帯情報端末機に、近距離データ通信規格に準拠した通信を行わせることができる会話プログラムであって、
前記携帯情報端末機に、
近距離データ通信規格に準拠した通信ができる他の携帯情報端末機を探索する探索機能と、
前記探索機能による探索に応じて、他の携帯情報端末機から送信されてきた名前、該他の携帯情報端末機の操作状態を示す状態情報を取得する状態取得機能と、
前記状態取得機能により取得した名前、状態情報に応じて、前記他の携帯情報端末機の操作状態を、該名前ごとに操作者が会話相手として選択可能に表示する状態表示機能と、
前記状態表示機能により表示された前記他の携帯情報端末機のうち、操作者の選択指示により会話の相手を選択する会話相手選択機能と、
前記会話相手選択機能によって選択された前記他の携帯情報端末機と通信を行うことによって会話を行う会話機能
を実現させることを特徴とする会話プログラム。
[8] 携帯情報端末機に、近距離データ通信規格に準拠した通信を行わせることができる会話プログラムであって、
前記携帯情報端末機に、
他の携帯情報端末機からの探索指示に返信するか否かを判断する判断機能と、
前記判断機能により返信すると判断された場合は、現在の自機の操作状態を検知する検知機能と、
前記検知機能により検知された操作状態を示す状態情報と名前を前記他の携帯情報端末機に対して送信する送信機能と、
前記送信機能により前記他の携帯端末機に対して名前と状態情報を送信した後に該他の携帯情報端末機からの要求によって会話を開始する会話機能
を実現させることを特徴とする会話プログラム。
[9] 前記会話機能は、前記近距離データ通信規格に準拠した通信を用いて、同種の近距離データ通信規格に準拠した通信機能を有している他の携帯情報端末機と双方向に文字データを通信することにより操作者間の会話ができるようにした
ことを特徴とする[7]又は[8]に記載の会話プログラム。
[10] 前記会話機能は、前記近距離データ通信規格に準拠した通信を用いて、同種の近距離データ通信規格に準拠した通信機能を有している他の携帯情報端末機と双方向に文字データを通信することにより操作者間の会話ができるようにし、
前記他の携帯情報端末機との通信ができなくなった場合は、前記会話機能による会話からの退出であるとみなす退出機能
を実現させることを特徴とする[7]から[9]のいずれか一項に記載の会話プログラム。
[11] 前記会話機能は、前記近距離データ通信規格に準拠した通信を用いて、同種の近距離データ通信規格に準拠した通信機能を有している他の携帯情報端末機と双方向に文字データを通信することにより操作者間の会話ができるようにし、
前記会話機能による会話の参加者が1人になった場合は、前記会話機能による会話を終了させる会話終了機能
を実現させることを特徴とする[7]から[10]のいずれか一項に記載の会話プログラム。
[12] 携帯情報端末機で行われる近距離データ通信規格に準拠した通信を行わせる会話方法であって、
前記携帯情報端末機は、
近距離データ通信規格に準拠した通信ができる他の携帯情報端末機を探索し、
前記探索に応じて、他の携帯情報端末機から送信されてきた名前、該他の携帯情報端末機の操作状態を示す状態情報を取得し、
前記取得した名前、状態情報に応じて、前記他の携帯情報端末機の操作状態を、該名前ごとに操作者が会話相手として選択可能に表示し、
前記表示された前記他の携帯情報端末機のうち、操作者の選択指示により会話の相手を選択し、
前記選択された前記他の携帯情報端末機と通信を行うことによって会話を行う
ことを特徴とする会話方法。
[13] 携帯情報端末機で行われる近距離データ通信規格に準拠した通信を行わせる会話方法であって、
前記携帯情報端末機は、
他の携帯情報端末機からの探索指示に返信するか否かを判断し、
返信すると判断された場合は、現在の自機の操作状態を検知し、
前記検知された操作状態を示す状態情報と名前を前記他の携帯情報端末機に対して送信し、
前記他の携帯端末機に対して名前と状態情報を送信した後に該他の携帯情報端末機からの要求によって会話を開始する
ことを特徴とする会話方法。
[14] 前記携帯情報端末機が行う会話は、前記近距離データ通信規格に準拠した通信を用いて、同種の近距離データ通信規格に準拠した通信機能を有している他の携帯情報端末機と双方向に文字データを通信することにより操作者間にてできるようにした
ことを特徴とする[12]又は[13]に記載の会話方法。
[15] 前記携帯情報端末機が行う会話は、前記近距離データ通信規格に準拠した通信を用いて、同種の近距離データ通信規格に準拠した通信機能を有している他の携帯情報端末機と双方向に文字データを通信することにより操作者間にてできるようにし、
前記他の携帯情報端末機との通信ができなくなった場合は、前記会話からの退出であるとみなす
ことを特徴とする[12]から[14]のいずれか一項に記載の会話方法。
[16] 前記携帯情報端末機が行う会話は、前記近距離データ通信規格に準拠した通信を用いて、同種の近距離データ通信規格に準拠した通信機能を有している他の携帯情報端末機と双方向に文字データを通信することにより操作者間にてできるようにし、
前記会話の参加者が1人になった場合は、前記会話を終了させる
ことを特徴とする[12]から[15]のいずれか一項に記載の会話方法。
前記本発明は次のように作用する。
本発明における会話システム、携帯情報端末機、会話プログラムおよび会話方法は、近距離データ通信規格に準拠した通信を行う。
複数の携帯情報端末機の間で行われる会話システムの一方の携帯情報端末機では、探索手段は近距離データ通信規格に準拠した通信ができる他の携帯情報端末機を探索し、状態取得手段は、前記探索手段による探索に応じて、他の携帯情報端末機から送信されてきた名前、状態情報を取得し、状態表示手段は前記状態取得手段により取得した名前、状態情報に応じて、前記他の携帯情報端末機の状態を表示し、会話相手選択手段は前記状態表示手段により表示された前記他の携帯情報端末機のうち、操作者の指示により会話の相手を選択し、第1の会話手段は前記会話相手選択手段によって選択された前記他の携帯情報端末機と通信を行うことによって会話を行う。他方の携帯情報端末機では、判断手段は、前記一方の携帯情報端末機の探索手段からの探索指示に返信するか否かを判断し、検知手段は前記判断手段により返信すると判断された場合は、現在の自機の状態を検知し、送信手段は前記検知手段により検知された状態を前記一方の携帯情報端末機に対して送信し、第2の会話手段は前記一方の携帯情報端末機と通信を行うことによって会話を行う。これによって、容易に他の人とコミュニケーションを図ることができるようになる。特に、文字を主とした複数人によるチャットを行う際に、相手が現在どのような状態であるかを確認することができるようになる。
また、携帯情報端末機の探索手段は近距離データ通信規格に準拠した通信ができる他の携帯情報端末機を探索し、状態取得手段は前記探索手段による探索に応じて、他の携帯情報端末機から送信されてきた名前、状態情報を取得し、状態表示手段は前記状態取得手段により取得した名前、状態情報に応じて、前記他の携帯情報端末機の状態を表示し、会話相手選択手段は前記状態表示手段により表示された前記他の携帯情報端末機のうち、操作者の指示により会話の相手を選択し、会話手段は前記会話相手選択手段によって選択された前記他の携帯情報端末機と通信を行うことによって会話を行う。これによって、容易に他の人とコミュニケーションを図ることができる。特に、文字を主とした複数人によるチャットを行う際に、相手が現在どのような状態であるかを確認することができるようになる。
また、携帯情報端末機の判断手段は他の携帯情報端末機からの探索指示に返信するか否かを判断し、検知手段は前記判断手段により返信すると判断された場合は、現在の自機の状態を検知し、送信手段は前記検知手段により検知された状態を前記他の携帯情報端末機に対して送信し、会話手段は前記他の携帯情報端末機と通信を行うことによって会話を行う。これによって、容易に他の人とコミュニケーションを図ることができる。特に、文字を主とした複数人によるチャットを行う際に、自分が現在どのような状態であるかを相手に送信することができるようになる。
また、携帯情報端末機の近距離データ通信手段は近距離データ通信規格に準拠した通信を行うことができ、会話手段は前記近距離データ通信手段を用いて、同種の近距離データ通信規格に準拠した通信機能を有している他の携帯情報端末機と双方向に文字データを通信することにより操作者間の会話ができる。これによって、容易に他の人とコミュニケーションを図ることができる。
また、携帯情報端末機の近距離データ通信手段は、近距離データ通信規格に準拠した通信を行うことができ、会話手段は前記近距離データ通信手段を用いて、同種の近距離データ通信規格に準拠した通信機能を有している他の携帯情報端末機と双方向に文字データを通信することにより操作者間の会話ができ、退出手段は前記他の携帯情報端末機との通信ができなくなった場合は、前記会話手段による会話からの退出であるとみなす。これによって、容易に他の人とコミュニケーションを図ることができる。特に、チャット参加者が近距離通信の圏外に出た場合の対応を図ることができる。
また、携帯情報端末機の近距離データ通信手段は、近距離データ通信規格に準拠した通信を行うことができ、会話手段は前記近距離データ通信手段を用いて、同種の近距離データ通信規格に準拠した通信機能を有している他の携帯情報端末機と双方向に文字データを通信することにより操作者間の会話ができ、会話終了手段は前記会話手段による会話の参加者が1人になった場合は、前記会話手段による会話を終了させる。これによって、容易に他の人とコミュニケーションを図ることができる。特に、会話終了の機会を明確にすることができる。
本発明にかかる会話システム、携帯情報端末機、会話プログラムおよび会話方法によれば、携帯情報端末機の近距離通信技術を用いて、容易に他の人とコミュニケーションを図ることができる。または、文字を主とした複数人によるチャットを行う際に、相手が現在どのような状態であるかを確認することができるようになる。または、チャット参加者が近距離通信の圏外に出た場合の対応を図ることができる。または、会話終了の機会を明確にすることができる。これらによって、携帯情報端末機を用いたチャットを行うことができ、さらにその操作性、利便性がより一層向上する。
以下、図面に基づき本発明の好適な一実施の形態を説明する。
各図は本発明の一実施の形態を示している。図1は、本発明の一実施の形態の概念的なモジュール構成例を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはプログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。したがって、本実施の形態は、プログラム、システムおよび方法の説明をも兼ねている。また、モジュールは機能にほぼ一対一に対応しているが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよい、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散または並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続を含む。
また、システムとは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク等で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータによって実現される場合も含まれる。
以下、携帯情報端末機として携帯電話を、近距離データ通信規格に準拠した通信としてブルートゥースを、それぞれ例示して説明する。
本実施の形態である携帯電話200A、携帯電話200Bは、ブルートゥース通信を用いてチャットを行う。ここでのチャットとは、例えばブルートゥース通信を用いてリアルタイムに文字を主として、携帯電話200の操作者同士が会話を行うことであり、1対1で行う場合や、同時に多人数が参加して行う場合もある。チャットは、そのチャットを最初に開催したマスターと呼ぶ携帯電話200Aと、マスターからの呼びかけによりそのチャットに参加したスレーブと呼ぶ携帯電話200Bとからなり、1つのチャットにおいて、マスターとなる携帯電話200Aは1つであるが、スレーブとなる携帯電話200Bは複数となりえる。もちろんのことながら、携帯電話200Aと携帯電話200Bは、同一のハードウェア、ソフトウェアを備えている場合が多いが、本実施の形態では、説明上マスター側を携帯電話200A、スレーブ側を携帯電話200Bとして説明する。
携帯電話200Aはブルートゥース通信のマスター側であり、図1に示すように、送信モジュール10A、受信モジュール11A、探索モジュール15、状態取得モジュール20、状態表示モジュール25、会話相手選択モジュール30、チャットアプリケーション35A、退出モジュール40、チャット終了モジュール45を備えている。送信モジュール10Aは、探索モジュール15、チャットアプリケーション35Aと接続されており、ブルートゥース通信を用いてスレーブ側の携帯電話200Bに対して情報を送信する。送信する内容は、探索モジュール15、チャットアプリケーション35Aからの指示による。
受信モジュール11Aは、状態取得モジュール20、チャットアプリケーション35A、退出モジュール40と接続されており、ブルートゥース通信を用いてスレーブ側の携帯電話200Bから情報を受信する。受信した情報をその内容によって、状態取得モジュール20、チャットアプリケーション35A、退出モジュール40へ渡す。
探索モジュール15は、送信モジュール10Aと接続されており、チャットの相手を探索する。
状態取得モジュール20は、受信モジュール11A、状態表示モジュール25と接続されており、受信モジュール11Aにより受信した情報を処理して、その結果を状態表示モジュール25へ渡す。つまり、探索モジュール15による探索に応じて、他の携帯電話200Bから送信されてきた情報を受信モジュール11Aから受け取り、その受け取った情報から携帯電話200Bのデバイス名、状態情報(メール処理中、待機中等)を取得する。これによって、ブルートゥース通信可能な相手が現在どのような状態であるかをチャット依頼時に確認することができるようになり、チャット依頼のタイミングをマスター側は勘案することができるようになる。
状態表示モジュール25は、状態取得モジュール20、会話相手選択モジュール30と接続されており、状態取得モジュール20により取得したデバイス名、状態情報に応じて、携帯電話200Bのデバイス名、状態を携帯電話200Aのディスプレイ210に表示する。その際、デバイス名ごとにチェックボックスを付けて、操作者から選択可能に表示する。
会話相手選択モジュール30は、状態表示モジュール25、チャットアプリケーション35Aと接続されており、状態表示モジュール25により携帯電話200Aのディスプレイ210に表示された携帯電話200Bのうち、操作者の指示により会話の相手である携帯電話200Bを選択する。
チャットアプリケーション35Aは、送信モジュール10A、受信モジュール11A、会話相手選択モジュール30、退出モジュール40、チャット終了モジュール45と接続されており、会話相手選択モジュール30によって選択された携帯電話200Bとブルートゥース通信を行うことによってチャットを行う。
退出モジュール40は、受信モジュール11A、チャットアプリケーション35A、チャット終了モジュール45と接続されており、受信モジュール11Aからの情報を監視し、ブルートゥース通信ができる距離より離れた等、携帯電話200Bとブルートゥース通信ができなくなった場合は、チャットアプリケーション35Aによる会話からの退出であるとみなして、退出処理を実行する。
チャット終了モジュール45は、退出モジュール40、チャットアプリケーション35Aと接続されており、退出モジュール40から退出者の情報を受け取る等して、チャットアプリケーション35Aによる会話の参加者が1人になった場合は、チャットアプリケーション35Aによるチャットを終了させる。
携帯電話200Bはブルートゥース通信のスレーブ側であり、図1に示すように、送信モジュール10B、受信モジュール11B、受信内容判断モジュール50、状態検知モジュール55、状態送信モジュール60、チャットアプリケーション35Bを備えている。
送信モジュール10Bは、状態送信モジュール60、チャットアプリケーション35Bと接続されており、ブルートゥース通信を用いてマスター側の携帯電話200Aに対して情報を送信する。送信する内容は、状態送信モジュール60、チャットアプリケーション35Bからの指示による。
受信モジュール11Bは、受信内容判断モジュール50、チャットアプリケーション35Bと接続されており、ブルートゥース通信を用いてマスター側の携帯電話200Aから情報を受信する。受信した情報をその内容によって、受信内容判断モジュール50、チャットアプリケーション35Bへ渡す。
受信内容判断モジュール50は、受信モジュール11B、状態検知モジュール55と接続されており、携帯電話200Aの探索モジュール15からの探索指示に返信するか否かを判断する。
状態検知モジュール55は、受信内容判断モジュール50、状態送信モジュール60と接続されており、受信内容判断モジュール50により返信すると判断された場合は、現在の携帯電話200Bの状態を検知する。その検知内容を状態送信モジュール60へ渡す。
状態送信モジュール60は、送信モジュール10B、状態検知モジュール55、チャットアプリケーション35Bと接続されており、状態検知モジュール55により検知された状態を、送信モジュール10Bを用いて携帯電話200Aに対して送信する。
チャットアプリケーション35Bは、送信モジュール10B、受信モジュール11B、状態送信モジュール60と接続されており、携帯電話200Aとブルートゥース通信を行うことによってチャットを行う。
なお、携帯電話200は、図2に示すように、電話としての機能を有するように音声入力できるマイク250と、音声出力できるスピーカ240と、電話番号またはチャット用等に文字を入力するための文字入力装置であるキー220と、電波を送受信するアンテナ230と、キー220による文字入力の結果や受信した結果等の表示を行うディスプレイ210とを有している。また、このほかにカメラ等を有していてもよい。
図3は、携帯電話200の主にハードウェアに関する内部構成例を示すブロック図である。携帯電話200は、アンテナ230、電話通信モジュール306、ブルートゥース用アンテナ301、ブルートゥース通信モジュール302、キー入力検知モジュール303、CPU304、メモリ305からなる。CPU304は、メモリ305に記憶されているプログラムに従って各種の処理を実行する。メモリ305は、プログラムやキー入力検知モジュール303、電話通信モジュール306、ブルートゥース通信モジュール302から入力されるデータ等を記憶する。キー入力検知モジュール303は、携帯電話200の操作者によるキー220の操作を検知し、メモリ305へ記憶させる。電話通信モジュール306は、アンテナ230に接続され、電話通信用の電波を送受信する。ブルートゥース通信モジュール302は、ブルートゥース用アンテナ301に接続され、他の携帯電話200とブルートゥースによる通信を行う。図3は、1対1のブルートゥース通信の場合の例であり、一方がマスター(携帯電話200A)となり、他方がスレーブ(携帯電話200B)となる。
次に作用・動作を説明する。
チャットアプリケーション35A、35Bにおける操作者が行う操作および機器の処理について、チャットアプリケーション35A、35B起動から終了までを説明する。
(1)携帯電話200Aの操作者は、チャットアプリケーション35Aを起動する。このチャットアプリケーション35Aの起動が最初であれば、ハンドル名を設定することを操作者に対して要請する。2回目以降であれば、前回のハンドル名が使用される。ハンドル名を記憶しているメモリは、初期状態ではヌルであり、設定後はチャットアプリケーション35Aが終了したとしても消去しないようにしているため、このような処理ができる。
(2)携帯電話200Aは、ブルートゥース通信可能な相手を探す。携帯電話200Aから約10m程度の距離以内にあり、ブルートゥース搭載の機器を探す。
(3)一定時間内に1つも発見できない場合は、もう1度探索するか否かを操作者に問うメッセージを携帯電話200Aのディスプレイ210に表示する。「探索しない」または「探索を途中で中止」が操作者より指示された場合は、チャットアプリケーション35Aを終了させる。
(4)探索の結果、ブルートゥース搭載の機器を発見できた場合は、その機器のデバイス名を携帯電話200Aのディスプレイ210に表示する。その場合に相手が携帯電話であるもののみを表示させることも可能である。これは、探索のブルートゥース通信の際に自機がどのような種類の機器であるかを知らせているので、この情報を利用することによって実現される。また、機器がどのような状態(例えば、メール処理中、電話中等)であるかも表示させることが可能である。これは、同様に探索のブルートゥース通信の際に自機がどのような状態であるかを知らせているので、この情報を利用することによって実現される。
また、リスト表示の際にはチェックボックス付きで表示されている。これは、探索された機器の中からチャットの相手を選択するためである。
(5)操作者の指示によりチャットしたい機器が選択され、チャットの勧誘を行う。この際、メッセージを送ることが可能である。メッセージ(「チャットしようよ!」、「みんな集まれー」等)は予め記憶されているものを携帯電話200Aのディスプレイ210に表示し、選択可能とすることもできる。
(6)その後、携帯電話200Aは相手から返信がくるまで待ち状態になる。誰からも返信がない場合は、一定時間後タイムアウトとなり返信がなかった旨を携帯電話200Aのディスプレイ210に表示する。携帯電話200Aの操作者は再度機器の探索を行うか(上記(2)へ戻る)、チャットアプリケーション35Aを終了させるかを選択できる。全員からチャット拒否となった場合も同様である。
(7)チャットの勧誘を受けた携帯電話200Bは、既にチャットアプリケーション35Bが起動されている場合と未だチャットアプリケーション35Bが起動されていない場合で動作が異なる。
(7A)既にチャットアプリケーション35Bが起動されている場合
マスターである携帯電話200Aからの勧誘のメッセージが携帯電話200Bのディスプレイ210に表示されるとともに、選択可能な「YES」、「NO」も表示される。操作者により、「YES」が選択されると、携帯電話200Aとのブルーットゥース通信を行い「接続応答」を行う。そして、そのチャットにスレーブとして入場することができる。「NO」の場合は、その旨が携帯電話200Aに通知され、チャットに入場することはない。
(7B)未だチャットアプリケーション35Bが起動されていない場合
携帯電話200Bのチャットアプリケーション35Bが携帯電話200Aからのブルートゥース通信によって、自動的に起動される。その際、携帯電話200Bのディスプレイ210には、例えば「チャットアプリケーション開始要求を受信しました。チャットアプリケーションを起動しますか?」と表示され、操作者の「YES」、「NO」の選択操作を促す。「YES」の場合は、チャットアプリケーション35Bが起動される。「NO」の場合は、チャットアプリケーション35Bそのものが起動されない。一定時間後も無操作の場合は、「NO」として扱う。
起動された場合であって初回であると、(1)と同様にハンドル名の設定が可能である。そして、(7A)と同様に、マスターである携帯電話200Aからの勧誘のメッセージが携帯電話200Bのディスプレイ210に表示されるとともに、選択可能な「YES」、「NO」も表示される。操作者により、「YES」が選択されると、携帯電話200Aとのブルーットゥース通信を行い「接続応答」を行う。そして、そのチャットにスレーブとして入場することができる。「NO」の場合は、その旨が携帯電話200Aに通知され、チャットに入場することはない。
(8)チャットが開始されると、携帯電話200Aまたは携帯電話200Bのディスプレイ210には、チャット用表示領域212、Yes表示214が表示され、会話の内容がすべての参加者のディスプレイ210に表示される。もちろんのことながら、スレーブは複数可能であり、3人以上によるチャット参加が可能である。マスターは1つのみである。
マスターの携帯電話200Aは、すべての会話内容を各スレーブの携帯電話200Bに中継する。すなわち、チャット時のネットワーク構成はマスターの携帯電話200Aを中心としたスター型になっている。したがって、マスターである携帯電話200Aが通信内容をすべてコントロールすることができる。また、スレーブ同士はブルートゥース通信可能距離より離れていたとしても、マスター・スレーブ間(携帯電話200Aと携帯電話200Bとの間)の距離がブルートゥース通信可能距離以内であれば、チャットは可能である。
(9)このチャットは携帯電話端末を用いているので、チャット参加者が自由に移動できる。したがって、マスター・スレーブ間の距離がブルートゥース通信可能距離より離れる場合が生じる。その場合、チャットから退出したものとみなされる。つまり、その退出した携帯電話200Bでは、チャットアプリケーション35Bが自動的に終了する。マスターである携帯電話200Aは、ブルートゥース通信が不可能になったことを検知し、チャットアプリケーション35Aは退出処理を行う。その退出処理とは、メンバーからその退出した機器を削除し、他のチャット参加者に、その人がチャットから退出したことのメッセージを送信する。その他の参加者には、その旨がポップアップ表示される。一部のチャット参加者が退出しても、他のメンバーはチャットを継続できる。
また、全てのスレーブがチャットから抜けた場合(圏外に出た場合、チャットアプリケーション35Bを終了させた場合)には、そのチャットは終了する。
マスターがチャットアプリケーション35Aを終了すると、スレーブの参加者があったとしてもそのチャットは終了する。そして、そのチャット参加者も自動的にチャットを終了する。
次に、チャットアプリケーション35Aが、ブルートゥース通信モジュール302を制御して、ブルートゥース用アンテナ301を介して他の携帯電話200Bとブルートゥース通信を行い、チャット処理を行うことについて、図4、図5を用いて説明する。
まず、図4を用いて、携帯電話200Aと携帯電話200Bとの間で行われるブルートゥース通信のプロトコロルを説明する。図に示すように、送信側(マスター、携帯電話200A)は左側であり、受信側(スレーブ、携帯電話200B)は右側に記載している。ソフトウェアはそれぞれ2層構造になっている。送信側は、「Java(登録商標)アプリケーション」とその下位層に「Bluetooth Master」がある。受信側は、「Javaアプリケーション」とその下位層に「Bluetooth Slave」がある。最初の状態では、受信側のJavaアプリケーションは起動されていない。
まず携帯電話200Aでブルートゥースアプリケーションが起動される(ステップS501)。これによって、サービスレコード登録(ステップS502)、デバイス検索(ステップS503)の指示を「Javaアプリケーション」から「Bluetooth Master」へ出す。
携帯電話200A側から「Bluetooth Master」により機器検索が行われる(ステップS504)。
これに対して、携帯電話200B側から応答が行われる(ステップS505)。
この応答を受信すると、携帯電話200A側からName Requestが行われる(ステップS506)。これは、応答のあった携帯電話200Bのデバイス名を問うものである。
これに対して、携帯電話200B側からデバイス名が返信される(ステップS507)。
携帯電話200Aはこのデバイス名を受信し、「Javaアプリケーション」へ渡す(ステップS508)。
「Javaアプリケーション」は、ブルートゥース通信に必要なサービス検索の指示を「Bluetooth Master」へ出す(ステップS509)。「サービス検索」とは、相手(つまり受信側である携帯電話200B)がチャットアプリケーションを「有しているかどうか」を問い合わせるものである。
「Bluetooth Master」は、携帯電話200Bに対して、ACLリンク接続を開始し(ステップS511)、サービスレコードを要求する(ステップS512)。
これに対して、携帯電話200Bはサービスレコードを返信する(ステップS513)。
携帯電話200Aはこのサービスレコード受信し、「Javaアプリケーション」へ渡す(ステップS514))。
「Javaアプリケーション」は受信した情報から、通信相手を携帯電話200Aのディスプレイ210に表示し、通信相手を選択してJava起動要求を出す(ステップS510)。
その間に、携帯電話200B側から携帯電話200Aに対して、逆にサービスレコードを要求し(ステップS515)する。携帯電話200Aは自分のサービスレコードを携帯電話200Bに返信する(ステップS516)。次に、携帯電話200B側からName Requestが行われる(ステップS517)。これに対して、携帯電話200A側からデバイス名が返信される(ステップS518)。これらの一連の通信が行われると、携帯電話200B側からACLリンクを切断する(ステップS519)。そして、携帯電話200Bでは、起動していないアプリケーションであるJavaアプリケーションが起動される(ステップS521)。
次に、携帯電話200A側の「Javaアプリケーション」から、サービス要求が行われ(ステップS520)、携帯電話200B側にサービスレコードの要求が行われる(ステップS522)。
これに対して、携帯電話200B側からサービスレコードが返信される(ステップS523)。
そのサービスレコードは、携帯電話200A側の「Javaアプリケーション」へ渡される(ステップS524)。
携帯電話200A側の「Javaアプリケーション」は接続要求を行い(ステップS525)、携帯電話200Bに対して、Connect Open処理を送信する(ステップS526)。
携帯電話200B側では、これによって、接続が開始される(ステップS527)。
その後、携帯電話200A、携帯電話200Bともに「Javaアプリケーション」に接続完了が通知される(ステップS528)。
これら一連の処理によって、送信側と受信側とのブルートゥース通信によるチャットが可能となる。
図5を用いて、送信側と受信側との間の通信手順例を説明する。図に示すように、送信側(マスター)、受信側(スレーブ)ともに、ソフトウェアは「Javaアプリ」、「拡張機能」、「VM以下」という3層構造になっている。「Javaアプリ」は、Javaで記載されたブルートゥース通信を用いたチャットプログラムである。「拡張機能」は、携帯電話200に適した処理を行うことができるようにJavaを拡張したものである。「VM以下」は、Javaの仮想マシンである。
送信側、受信側は、図4で説明した手順で既にブルートゥース通信によるチャットが可能となっている。
送信側、受信側ともに「Javaアプリ」がリスナ登録(ステップS601、ステップS602)を行う。リスナ登録とは、チャットのメッセージが送られたかどうかを確認するものである。相手に文字が送られたという結果が取得できるようになっている。また、メッセージとはチャットにおける会話の内容である。
送信側では、続いて「Javaアプリ」が会話の内容であるメッセージ送信を「拡張機能」に対して行う(ステップS603)。そして、「拡張機能」は「Javaアプリ」に対して、そのメッセージの識別子を返す(ステップS604)。また、「VM以下」に対して、メッセージ出力を行い(ステップS605)、受信側にそのメッセージを送信する(ステップS607)。そして、送信側は、入力待機にする(ステップS608)。
一方、受信側では、ステップS601の後、「拡張機能」が「VM以下」に対して入力待機とし(ステップS606)、送信側からの送信を待ちの状態にする。そして、送信側からのメッセージ(ステップS607)を受信すると、リターンを「拡張機能」に返す(ステップS609)。「拡張機能」は受信した旨を示すAck出力を行い(ステップS610)、送信側に返信する(ステップS611)。
送信側では、受信側からのAckを受け取り「拡張機能」に返す(ステップS612)。
これを繰り返すことによって、チャット処理の会話が行われる。
これによって、容易に他の人とチャットによるコミュニケーションを図ることができるようになる。
図6は、マスター側である携帯電話200Aにおいて、チャットアプリケーション35Aを起動する際に、ブルートゥースの設定が許可されているか否かを検知し、許可されていない場合は、許可に設定できるようにしたものである。
ステップS420では、携帯電話200Aの操作者の指示により、ブルートゥースアプリケーションであるチャットプログラムの起動を選択する。
ステップS430では、「ブルートゥースオンオフ設定」を検知する。この結果、「ON」であるならばステップS480へ進み、「OFF」であるならばステップS440へ進む。
ステップS440では、ブルートゥースの設定が許可されていない場合であるので、まずブルートゥース設定画面を携帯電話200Aのディスプレイ210に表示する。
ステップS450では、ステップS440で表示された画面上で操作者の操作により、ブルートゥースのオンオフ設定の指示が行われる。「ON」であるならばステップS470へ進み、「OFF」であるならばステップS460へ進む。
ステップS460では、操作者はブルートゥースの設定をOFF(許可しない)のままであるので、初期画面に戻り、ブルートゥースアプリケーションは起動されない。
ステップS470では、操作者はブルートゥースの設定をON(許可)にしたので、「ブルートゥースオンオフ設定」が「ON」に設定される。
ステップS480は、「ブルートゥースオンオフ設定」が最初から「ON」の場合、またはステップS470によって「ON」に設定された場合であり、ブルートゥースアプリケーションであるチャットプログラムを起動する。
ステップS440で表示される画面表示の態様を図7を用いて説明する。図7は、携帯電話200Aのディスプレイ210に表示される態様である。画面は、ステータス領域211、チャット用表示領域212、選択領域213の各領域からなる。ステータス領域211は、携帯電話200Aの電波状態、バッテリー状態等を表示する領域である。チャット用表示領域212には、「本アプリケーションはBluetooth設定をONにする必要があります。Bluetooth設定をONにしますか?」という質問文が表示され、Yes表示214とNo表示215の選択ができるようになっている。選択領域213は、Yes表示214とNo表示215のいずれかを選択する領域である。
図8は、スレーブ側である携帯電話200Bにおいて、携帯電話200Aからブルートゥース通信の受信を受け、チャットアプリケーション35Bを起動する際に、「ブルートゥースアプリケーション要求」が許可されているか否かを検知し、許可されていない場合は、許可に設定できるようにしたものである。
ステップS5020では、携帯電話200Aの送信モジュール10Aより送信されたブルートゥース通信の要求を受信モジュール11Bによって受信する。
ステップS5030では、「ブルートゥースアプリケーション要求」の設定を検知する。この結果、「ON」であるならばステップS5050へ進み、「OFF」であるならばステップS5040へ進む。
ステップS5040では、チャット参加不可であることを携帯電話200Aに通知する。
ステップS5050では、携帯電話200Bの操作者に対して、ブルートゥースアプリケーションを起動するか否かを尋ねる旨を携帯電話200Bのディスプレイ210に表示し、その画面上で操作者の操作により、ブルートゥースアプリケーション起動の指示が行われる。「YES」であるならばステップS5070へ進み、「NO」であるならばステップS5060へ進む。
ステップS5060では、チャット参加不可であることを携帯電話200Aに通知する。
ステップS5070では、スレーブ側でのブルートゥースアプリケーションであるチャットプログラムを起動する。これによって、チャットが開始される。
図9を用いて、スレーブ側である携帯電話200Bのディスプレイ210に表示される画面を時系列に説明する。
携帯電話200Bは、Java自動起動要求を受信する。次に、対処アプリケーションを有している携帯電話200Bはポップアップ表示を行い、操作者に対してJava自動起動確認画面を表示する。
図9(A)は、Java自動起動要求を受信する以前の待ち受け画面の状態である。
図9(B)は、Java自動起動要求を受信した後の画面の状態であり、ポップアップ画面が表示されたものである。ステータス領域211には、ブルートゥースマーク2114が表示されており、かつ点滅表示されている。これは、ブルートゥース通信を用いたチャットができる状態であることを示している。チャット用表示領域212には、「送信者からチャットアプリ起動要求を受け取りました。起動しますか?」とマスター側である携帯電話200Aからのメッセージである「何しているの?」が表示され、それに対する返答の選択Yes表示216、No表示217が表示される。操作者は、選択領域213を用いてYes表示216、No表示217を選択できる。図4で説明したプロトコルにてやり取りされたデータ内にある「送信者」、「タイトル」、「起動するJavaアプリケーション名」がチャット用表示領域212内の文章に埋め込まれる。
ポップアップ画面は一定秒数(例えば、30秒程度)表示され、その後インフォメーション通知の状態に遷移する。
図9(C)は、そのインフォメーション通知の状態を表示している。チャット用表示領域212は待ち受け画面になり、現在の状態を示すインフォメーション通知である不在着信表示218、新着メール表示219、新着アプリ要求表示2211がある。ここで、選択領域213を用いて新着アプリ要求表示2211が選択されると、図9(D)の状態に遷移する。
図9(D)は、図9(B)と同様にポップアップ画面である。これらが一定秒数ごとに繰り返される。
図10を用いて、他のアプリケーションが起動されているときに、携帯電話200AからJava自動起動要求を受信した場合の携帯電話200Bのディスプレイ210に表示される画面を時系列に説明する。
図10(A)は、メール等のアプリケーションにおいて、メッセージを表示している状態である。ここで、携帯電話200AからJava自動起動要求を受信すると、図10(B)の状態に遷移する。
図10(B)では、ステータス領域211に「”アプリ名”起動要求受信中」であることを表示し、操作者に着信があったことを表示する。なお、”アプリ名”には、図4で説明したプロトコルにてやり取りされたデータ内にある「起動するJavaアプリケーション名」が表示される。
図10(C)では、待ち受け画面に戻った時点で、図9(C)と同様のインフォメーション通知を行う。
図11を用いて、既にJavaアプリケーションが起動されている状態に新たに別のJavaアプリケーション起動要求があった場合の画面の状態について説明する。
図11(A)は、別のJavaアプリケーション起動要求があった旨を表示している。この状態では、既に起動しているJavaアプリケーションは一時停止の状態となる。そして、操作者によりYes表示216が選択されると、図11(B)の状態へ遷移する。
図11(B)では、チャット用表示領域212に「一時停止中のアプリケーションがあります。終了しますか?」というメッセージとともにYes表示2112とNo表示2113が表示される。つまり、既に起動しているJavaアプリケーションをどのようにするかについての問い合わせである。操作者により、Yes表示2112が選択された場合は一時停止中のJavaアプリケーションを終了させて、起動要求があった別のJavaアプリケーションを起動する。操作者により、No表示2113が選択された場合は一時停止中のJavaアプリケーションを再開させる。
より具体的には、実際の表示態様例を図12を用いて説明する。図に示すように、ステータス領域211には、携帯電話200の電波状態、バッテリー状態、現在時刻が表示されている。特に、ブルートゥースマーク215は、現在ブルートゥース通信が行われていることを示している。このように、ブルートゥース通信が行われていることを検知して、その状態を表示することが可能である。
チャット用表示領域212には、チャットの参加者のハンドル名(ニックネーム)入りで会話が表示されている。
FEP用表示領域2212は、この携帯電話200の持ち主である参加者による文字入力が表示される。この入力段階では、チャットには投稿されていない。例えば、図に示すように、ハンドル名「po」による会話「早く買いに行かないと」に対して、FEP用表示領域2212を用いて返事を書いている最中に、ハンドル名「タロ」から次の会話が投稿された場合は、その書いている最中の文は投稿すべきでない場合が多い。そのため、「タロ」から会話が投稿されたことを知らずに自分の文を投稿するということがないようにすべきである。そこで、リアルタイムで行われている会話を見ながら、文字入力ができるように、チャット用表示領域212とFEP用表示領域2212が、ディスプレイ210内に同時に表示される。チャット用表示領域212にはチャットの会話がリアルタイムで表示され、同時にFEP用表示領域2212には操作者による文字入力の状態が表示される。チャットモジュールと文字入力フロントエンドプロセッサ、およびチャット画面表示モジュールと入力文字表示モジュールはそれぞれ並列的に動作し、1つのディスプレイ210に対する表示は画面表示制御モジュールが制御することによって、これらの表示が可能になっている。
これによって、複数人によるチャットを行う際に、文字入力を行いながらもチャットの流れをつかむことができるようになる。
前記実施の形態においては、携帯情報端末機として、携帯電話を示したが、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistant)等でも可能であり、携帯可能であり、ブルートゥース以外の通信も可能なものであればよい。送信側と受信側になる携帯情報端末機は、携帯電話同士でなくてもよい。例えば、携帯電話とPDAとのブルートゥースを用いた通信であってもよい。また、通信としてブルートゥースを示したが、チャットに適用できる近距離データ通信規格に準拠したものであればよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納することも可能であり、その場合は、以下の発明としても把握することができる。
携帯情報端末機に、近距離データ通信規格に準拠した通信を行わせることができる会話プログラムを記録した携帯情報端末機読み取り可能な記録媒体であって、
前記携帯情報端末機に、
近距離データ通信規格に準拠した通信ができる他の携帯情報端末機を探索する探索機能と、
前記探索機能による探索に応じて、他の携帯情報端末機から送信されてきた名前、状態情報を取得する状態取得機能と、
前記状態取得機能により取得した名前、状態情報に応じて、前記他の携帯情報端末機の状態を表示する状態表示機能と、
前記状態表示機能により表示された前記他の携帯情報端末機のうち、操作者の指示により会話の相手を選択する会話相手選択機能と、
前記会話相手選択機能によって選択された前記他の携帯情報端末機と通信を行うことによって会話を行う会話機能
を実現させることを特徴とする会話プログラムを記録した携帯情報端末機読み取り可能な記録媒体。
携帯情報端末機に、近距離データ通信規格に準拠した通信を行わせることができる会話プログラムを記録した携帯情報端末機読み取り可能な記録媒体であって、
前記携帯情報端末機に、
他の携帯情報端末機からの探索指示に返信するか否かを判断する判断機能と、
前記判断機能により返信すると判断された場合は、現在の自機の状態を検知する検知機能と、
前記検知機能により検知された状態を前記他の携帯情報端末機に対して送信する送信機能と、
前記他の携帯情報端末機と通信を行うことによって会話を行う会話機能
を実現させることを特徴とする会話プログラムを記録した携帯情報端末機読み取り可能な記録媒体。
他の携帯情報端末機と電話通信を行う携帯情報端末機に、近距離データ通信規格に準拠した通信を行わせることができる会話プログラムを記録した携帯情報端末機読み取り可能な記録媒体であって、
前記携帯情報端末機に、
近距離データ通信規格に準拠した通信を行うことができる近距離データ通信機能と、
前記近距離データ通信機能を用いて、同種の近距離データ通信規格に準拠した通信機能を有している他の携帯情報端末機と双方向に文字データを通信することにより操作者間の会話ができるようにした会話機能
を実現させることを特徴とする会話プログラムを記録した携帯情報端末機読み取り可能な記録媒体。
他の携帯情報端末機と電話通信を行う携帯情報端末機に、近距離データ通信規格に準拠した通信を行わせることができる会話プログラムを記録した携帯情報端末機読み取り可能な記録媒体であって、
前記携帯情報端末機に、
近距離データ通信規格に準拠した通信を行うことができる近距離データ通信機能と、
前記近距離データ通信機能を用いて、同種の近距離データ通信規格に準拠した通信機能を有している他の携帯情報端末機と双方向に文字データを通信することにより操作者間の会話ができるようにした会話機能と、
前記他の携帯情報端末機との通信ができなくなった場合は、前記会話機能による会話からの退出であるとみなす退出機能
を実現させることを特徴とする会話プログラムを記録した携帯情報端末機読み取り可能な記録媒体。
他の携帯情報端末機と電話通信を行う携帯情報端末機に、近距離データ通信規格に準拠した通信を行わせることができる会話プログラムを記録した携帯情報端末機読み取り可能な記録媒体であって、
前記携帯情報端末機に、
近距離データ通信規格に準拠した通信を行うことができる近距離データ通信機能と、
前記近距離データ通信機能を用いて、同種の近距離データ通信規格に準拠した通信機能を有している他の携帯情報端末機と双方向に文字データを通信することにより操作者間の会話ができるようにした会話機能と、
前記会話機能による会話の参加者が1人になった場合は、前記会話機能による会話を終了させる会話終了機能
を実現させることを特徴とする会話プログラムを記録した携帯情報端末機読み取り可能な記録媒体。
「プログラムを記録した携帯情報端末機読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録された携帯情報端末機で読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去および書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)等が含まれる。
そして、上記のプログラムまたはその一部は、上記記録媒体に記録して保存や流通等させることが可能である。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにはこれらの組合せ等の伝送媒体を用いて伝送することが可能であり、また、搬送波に乗せて搬送することも可能である。
さらに、上記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。
本発明の一実施の形態に係るモジュール構成例を示すブロック図である。 携帯電話端末の構成例を示す説明図である。 携帯電話の内部構成例を示すブロック図である。 送信側と受信側との間の接続時における通信手順例を示す説明図である。 送信側と受信側との間の通信手順例を示す説明図である。 携帯電話のブルートゥース設定例を示すフローチャートである。 携帯電話の画面における実際の表示態様例を示す説明図である。 ブルートゥース通信におけるスレーブ側の受信処理例を示すフローチャートである。 自動起動確認の表示態様例を示す説明図である。 他の処理中に自動起動確認の表示態様例を示す説明図である。 アプリケーション一時停止中の着信を示す表示態様例を示す説明図である。 携帯電話の画面における実際の表示態様例を示す説明図である。
符号の説明
10A…送信モジュール
10B…送信モジュール
11A…受信モジュール
11B…受信モジュール
15…探索モジュール
20…状態取得モジュール
25…状態表示モジュール
30…会話相手選択モジュール
35A…チャットアプリケーション
35B…チャットアプリケーション
40…退出モジュール
45…チャット終了モジュール
50…受信内容判断モジュール
55…状態検知モジュール
60…状態送信モジュール
200…携帯電話
200A…携帯電話
200B…携帯電話
210…ディスプレイ
211…ステータス領域
212…チャット用表示領域
213…選択領域
214…Yes表示
215…No表示
216…Yes表示
217…No表示
218…不在着信表示
219…新着メール表示
220…キー
230…アンテナ
240…スピーカ
250…マイク
301…ブルートゥース用アンテナ
302…ブルートゥース通信モジュール
303…キー入力検知モジュール
304…CPU
305…メモリ
306…電話通信モジュール
2111…新着アプリ要求表示
2112…Yes表示
2113…No表示
2114…ブルートゥースマーク
2211…新着アプリ要求表示
2212…FEP用表示領域

Claims (16)

  1. 近距離データ通信規格に準拠した通信を行う複数の携帯情報端末機の間で行われる会話システムであって、
    一方の携帯情報端末機は、
    近距離データ通信規格に準拠した通信ができる他の携帯情報端末機を探索する探索手段と、
    前記探索手段による探索に応じて、他の携帯情報端末機から送信されてきた名前、該他の携帯情報端末機の操作状態を示す状態情報を取得する状態取得手段と、
    前記状態取得手段により取得した名前、状態情報に応じて、前記他の携帯情報端末機の操作状態を、該名前ごとに操作者が会話相手として選択可能に表示する状態表示手段と、
    前記状態表示手段により表示された前記他の携帯情報端末機のうち、操作者の選択指示により会話の相手を選択する会話相手選択手段と、
    前記会話相手選択手段によって選択された前記他の携帯情報端末機と通信を行うことによって会話を行う第1の会話手段
    を具備し
    他方の携帯情報端末機は、
    前記一方の携帯情報端末機の探索手段からの探索指示に返信するか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により返信すると判断された場合は、現在の自機の操作状態を検知する検知手段と、
    前記検知手段により検知された操作状態を示す状態情報と名前を前記一方の携帯情報端末機に対して送信する送信手段と、
    前記一方の携帯情報端末機と通信を行うことによって会話を行う第2の会話手段
    を具備することを特徴とする会話システム。
  2. 近距離データ通信規格に準拠した通信を行う携帯情報端末機であって、
    近距離データ通信規格に準拠した通信ができる他の携帯情報端末機を探索する探索手段と、
    前記探索手段による探索に応じて、他の携帯情報端末機から送信されてきた名前、該他の携帯情報端末機の操作状態を示す状態情報を取得する状態取得手段と、
    前記状態取得手段により取得した名前、状態情報に応じて、前記他の携帯情報端末機の操作状態を、該名前ごとに操作者が会話相手として選択可能に表示する状態表示手段と、
    前記状態表示手段により表示された前記他の携帯情報端末機のうち、操作者の選択指示により会話の相手を選択する会話相手選択手段と、
    前記会話相手選択手段によって選択された前記他の携帯情報端末機と通信を行うことによって会話を行う会話手段
    を具備することを特徴とする携帯情報端末機。
  3. 近距離データ通信規格に準拠した通信を行う携帯情報端末機であって、
    他の携帯情報端末機からの探索指示に返信するか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により返信すると判断された場合は、現在の自機の操作状態を検知する検知手段と、
    前記検知手段により検知された操作状態を示す状態情報と名前を前記他の携帯情報端末機に対して送信する送信手段と、
    前記送信手段により前記他の携帯端末機に対して名前と状態情報を送信した後に該他の携帯情報端末機からの要求によって会話を開始する会話手段
    を具備することを特徴とする携帯情報端末機。
  4. 前記会話手段は、前記近距離データ通信規格に準拠した通信を用いて、同種の近距離データ通信規格に準拠した通信機能を有している他の携帯情報端末機と双方向に文字データを通信することにより操作者間の会話ができるようにした
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の携帯情報端末機。
  5. 前記会話手段は、前記近距離データ通信規格に準拠した通信を用いて、同種の近距離データ通信規格に準拠した通信機能を有している他の携帯情報端末機と双方向に文字データを通信することにより操作者間の会話ができるようにし、
    前記他の携帯情報端末機との通信ができなくなった場合は、前記会話手段による会話からの退出であるとみなす退出手段
    を具備したことを特徴とする請求項2から4のいずれか一項に記載の携帯情報端末機。
  6. 前記会話手段は、前記近距離データ通信規格に準拠した通信を用いて、同種の近距離データ通信規格に準拠した通信機能を有している他の携帯情報端末機と双方向に文字データを通信することにより操作者間の会話ができるようにし、
    前記会話手段による会話の参加者が1人になった場合は、前記会話手段による会話を終了させる会話終了手段
    を具備したことを特徴とする請求項2から5のいずれか一項に記載の携帯情報端末機。
  7. 携帯情報端末機に、近距離データ通信規格に準拠した通信を行わせることができる会話プログラムであって、
    前記携帯情報端末機に、
    近距離データ通信規格に準拠した通信ができる他の携帯情報端末機を探索する探索機能と、
    前記探索機能による探索に応じて、他の携帯情報端末機から送信されてきた名前、該他の携帯情報端末機の操作状態を示す状態情報を取得する状態取得機能と、
    前記状態取得機能により取得した名前、状態情報に応じて、前記他の携帯情報端末機の操作状態を、該名前ごとに操作者が会話相手として選択可能に表示する状態表示機能と、
    前記状態表示機能により表示された前記他の携帯情報端末機のうち、操作者の選択指示により会話の相手を選択する会話相手選択機能と、
    前記会話相手選択機能によって選択された前記他の携帯情報端末機と通信を行うことによって会話を行う会話機能
    を実現させることを特徴とする会話プログラム。
  8. 携帯情報端末機に、近距離データ通信規格に準拠した通信を行わせることができる会話プログラムであって、
    前記携帯情報端末機に、
    他の携帯情報端末機からの探索指示に返信するか否かを判断する判断機能と、
    前記判断機能により返信すると判断された場合は、現在の自機の操作状態を検知する検知機能と、
    前記検知機能により検知された操作状態を示す状態情報と名前を前記他の携帯情報端末機に対して送信する送信機能と、
    前記送信機能により前記他の携帯端末機に対して名前と状態情報を送信した後に該他の携帯情報端末機からの要求によって会話を開始する会話機能
    を実現させることを特徴とする会話プログラム。
  9. 前記会話機能は、前記近距離データ通信規格に準拠した通信を用いて、同種の近距離データ通信規格に準拠した通信機能を有している他の携帯情報端末機と双方向に文字データを通信することにより操作者間の会話ができるようにした
    ことを特徴とする請求項7又は8に記載の会話プログラム。
  10. 前記会話機能は、前記近距離データ通信規格に準拠した通信を用いて、同種の近距離データ通信規格に準拠した通信機能を有している他の携帯情報端末機と双方向に文字データを通信することにより操作者間の会話ができるようにし、
    前記他の携帯情報端末機との通信ができなくなった場合は、前記会話機能による会話からの退出であるとみなす退出機能
    を実現させることを特徴とする請求項7から9のいずれか一項に記載の会話プログラム。
  11. 前記会話機能は、前記近距離データ通信規格に準拠した通信を用いて、同種の近距離データ通信規格に準拠した通信機能を有している他の携帯情報端末機と双方向に文字データを通信することにより操作者間の会話ができるようにし、
    前記会話機能による会話の参加者が1人になった場合は、前記会話機能による会話を終了させる会話終了機能
    を実現させることを特徴とする請求項7から10のいずれか一項に記載の会話プログラム。
  12. 携帯情報端末機で行われる近距離データ通信規格に準拠した通信を行わせる会話方法であって、
    前記携帯情報端末機は、
    近距離データ通信規格に準拠した通信ができる他の携帯情報端末機を探索し、
    前記探索に応じて、他の携帯情報端末機から送信されてきた名前、該他の携帯情報端末機の操作状態を示す状態情報を取得し、
    前記取得した名前、状態情報に応じて、前記他の携帯情報端末機の操作状態を、該名前ごとに操作者が会話相手として選択可能に表示し、
    前記表示された前記他の携帯情報端末機のうち、操作者の選択指示により会話の相手を選択し、
    前記選択された前記他の携帯情報端末機と通信を行うことによって会話を行う
    ことを特徴とする会話方法。
  13. 携帯情報端末機で行われる近距離データ通信規格に準拠した通信を行わせる会話方法であって、
    前記携帯情報端末機は、
    他の携帯情報端末機からの探索指示に返信するか否かを判断し、
    返信すると判断された場合は、現在の自機の操作状態を検知し、
    前記検知された操作状態を示す状態情報と名前を前記他の携帯情報端末機に対して送信し、
    前記他の携帯端末機に対して名前と状態情報を送信した後に該他の携帯情報端末機からの要求によって会話を開始する
    ことを特徴とする会話方法。
  14. 前記携帯情報端末機が行う会話は、前記近距離データ通信規格に準拠した通信を用いて、同種の近距離データ通信規格に準拠した通信機能を有している他の携帯情報端末機と双方向に文字データを通信することにより操作者間にてできるようにした
    ことを特徴とする請求項12又は13に記載の会話方法。
  15. 前記携帯情報端末機が行う会話は、前記近距離データ通信規格に準拠した通信を用いて、同種の近距離データ通信規格に準拠した通信機能を有している他の携帯情報端末機と双方向に文字データを通信することにより操作者間にてできるようにし、
    前記他の携帯情報端末機との通信ができなくなった場合は、前記会話からの退出であるとみなす
    ことを特徴とする請求項12から14のいずれか一項に記載の会話方法。
  16. 前記携帯情報端末機が行う会話は、前記近距離データ通信規格に準拠した通信を用いて、同種の近距離データ通信規格に準拠した通信機能を有している他の携帯情報端末機と双方向に文字データを通信することにより操作者間にてできるようにし、
    前記会話の参加者が1人になった場合は、前記会話を終了させる
    ことを特徴とする請求項12から15のいずれか一項に記載の会話方法。
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