JP4771823B2 - 携帯情報システム、携帯情報端末機、通信プログラムおよび通信方法 - Google Patents

携帯情報システム、携帯情報端末機、通信プログラムおよび通信方法 Download PDF

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本発明は、近距離データ通信規格に準拠した通信を行う携帯情報システム、近距離データ通信規格に準拠した通信を行う携帯情報端末機、携帯情報端末機に近距離データ通信規格に準拠した通信を行わせることができる通信プログラム、および携帯情報端末機で行われる近距離データ通信規格に準拠した通信を行わせる通信方法に関する。
近年、携帯電話をより楽しく、生活をより快適に進化させることを目的として、ブルートゥース(Bluetooth)といわれる無線通信方式を搭載した携帯電話が普及している。ブルートゥースは、携帯電話等の機器を、無線で簡単に接続することを目的としており、この無線通信は2.45GHz(ギガヘルツ)の帯域を利用し、10m前後の近距離間の無線データ通信技術である。
このブルートゥースを搭載した携帯電話では、さまざまな使われ方があるため、ブルートゥースに関する設定には様々なものがある。そして、その設定のために、メニュー画面が必要になる。一方、携帯電話の技術的発展に伴いブルートゥース以外にも各種の機能およびその機能を使うための操作が増加してきているが、この増加により使いたい機能を容易にかつ迅速に見つけることが困難になってきている。
このブルートゥースを搭載した携帯電話の用いられ方としては、例えば、特許文献1にあるように、車室内の人と車室外の人とが、車窓を閉めたまま、専用の車両用のインターホンを用いることなく、会話を行うことを可能とすることを課題とし、携帯電話機とハンズフリー装置との間でブルートゥース無線通信を行い、ハンズフリー装置のマイクロホンが入力した送話音声が他の携帯電話機に送信されると共に、他の携帯電話機から受信した受話音声がハンズフリー装置のスピーカから出力されるハンズフリー通話による通話処理と、ハンズフリー装置のマイクロホンが入力した送話音声が携帯電話機のスピーカから受話音声として出力されると共に、携帯電話機のマイクロホンが入力した送話音声がハンズフリー装置のスピーカから受話音声として出力されるインターホン通話による通話処理とを切替える携帯電話機およびハンズフリー装置を利用した通話システムがある。
しかしながら、ブルートゥースを搭載した携帯電話としては、ハンズフリー・ヘッドセットの域を越えておらず、必ずしもブルートゥースが有効に活用されているとは限らないのが現状である。
また、携帯電話の機能を容易に検索できる仕組みとして、例えば、特許文献2にあるように、所望の操作機能をキーワードにより絞り込み検索を行う場合、初期設定されたキーワードにこだわらずに検索することができるようにすることを課題にし、開示される操作機能の検索手段を有する携帯電話機は、検索手段が、例えば「自局番号表示」の操作機能に対応したキーワードの「ジキョクバンゴウヒョウジ」を含む複数のキーワードをカナ文字で50音順に記憶する検索用の検索テーブルと、検索したい「自局番号表示」に対応した「ジキョクバンゴウヒョウジ」を別のキーワード「マイバンゴウ」に変更するキーワード変更部と、検索したい所望の操作機能である「マイバンゴウ」について、一つの先頭カナ文字「マ」を入力して上記検索テーブルを検索してその操作機能が得られない場合には、さらに次のカナ文字「イ」を追加して入力して上記検索テーブルの検索を繰り返して検索すべき操作機能を絞り込む制御部とを備えている操作機能の検索手段を有する携帯電話がある。
特開2002−171336号公報 特開2005−5812号公報
ところで、携帯電話はコミュニケーションツールではあるが、予め相手を知っていなければ会話を楽しむことはできない。また、最近は、電子メールによるコミュニケーションも広く一般的に行われ、テキストを主とした情報伝達に対しても違和感なく行われており、むしろテキストによるコミュニケーションのおもしろさが認識されはじめている。
しかしながら、テキストの入力手段を具備している携帯電話においても、近距離間でのテキストを主体としたチャット(会話)はできなかった。また、特に、チャットを行う際に用いられる通信であるブルートゥースの設定が工場出荷時と異なるものである場合には、その設定を変更する必要が生じ、機能が多い携帯電話に対して更に設定画面が必要になり、その操作者がブルートゥースを利用したい場合であっても、そのための設定画面を迅速に呼び出すことは非常に困難になる。
本発明は、このような従来の技術が有する問題点に着目してなされたもので、携帯電話等の携帯情報端末機でブルートゥース等の近距離通信技術を用いて、容易に他の人とコミュニケーションを図ることができるようにし、特に、近距離通信技術の設定を行いやすくする携帯情報システム、携帯情報端末機、通信プログラムおよび通信方法を提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1] 近距離データ通信規格に準拠した通信を少なくとも含む複数の通信を行う携帯情報システムであって、
前記携帯情報システムにおいて、携帯情報端末機における主の通信として、少なくとも電話、電子メールの機能を備えており、前記近距離データ通信規格に準拠した通信は該携帯情報端末機において従の通信であり、該従の通信そのものを利用することができるか否かを操作者の操作によって設定することが必要であり、
一方の携帯情報端末機は、
前記近距離データ通信規格に準拠した通信そのものを利用することができるか否かを示す設定を記憶する第1の通信設定記憶手段と、
操作者からの指示に応じて、前記第1の通信設定記憶手段に前記通信の設定を記憶させる通信設定手段と、
前記通信のアプリケーションを起動する第1の起動手段と、
前記第1の起動手段により起動された後に、前記第1の通信設定記憶手段に記憶されている設定を検知する通信設定検知手段と、
前記通信設定検知手段により検知された設定が通信使用許可でない場合は、前記通信設定手段を起動する設定起動手段と、
前記第1の起動手段により起動された通信のアプリケーションにより他方の携帯情報端末機に対して通信の要求を送信する送信手段
を具備し、
他方の携帯情報端末機は、
前記近距離データ通信規格に準拠した通信そのものを利用することができるか否かを示す設定を記憶する第2の通信設定記憶手段と、
前記一方の携帯情報端末機からの通信の要求を受信する受信手段と、
前記受信手段により通信の要求を受信した際に、前記第2の通信設定記憶手段に記憶されている通信の設定が通信可能であるか否かを判断する通信判断手段と、
前記通信判断手段により通信可能であると判断した場合に、前記一方の携帯情報端末機からのメッセージを表示するとともに、操作者に対して通信のアプリケーションを起動するか否かの画面を表示し、起動するとの指示を受けた場合に、通信のアプリケーションを起動する第2の起動手段
を具備し、
前記第2の起動手段は、前記アプリケーションを起動するか否かの指示を、予め定めた期間内に受け取っていない場合は、前記主となる通信の状態及び前記従となる通信の状態を表示する
ことを特徴とする携帯情報システム。
] 近距離データ通信規格に準拠した通信を行う携帯情報端末機であって、該携帯情報端末機における主の通信として、少なくとも電話、電子メールの機能を備えており、該近距離データ通信規格に準拠した通信は該携帯情報端末機において従の通信であり、該従の通信そのものを利用することができるか否かを操作者の操作によって設定することが必要であり、
前記近距離データ通信規格に準拠した通信そのものを利用することができるか否かを示す設定を記憶する通信設定記憶手段と、
他の携帯情報端末機からの通信の要求を受信する受信手段と、
前記受信手段により通信の要求を受信した際に、前記通信設定記憶手段に記憶されている通信の設定が通信可能であるか否かを判断する通信判断手段と、
前記通信判断手段により通信可能であると判断した場合に、前記一方の携帯情報端末機からのメッセージを表示するとともに、操作者に対して通信のアプリケーションを起動するか否かの画面を表示し、起動するとの指示を受けた場合に、通信のアプリケーションを起動する起動手段
を具備し、
前記起動手段は、前記アプリケーションを起動するか否かの指示を、予め定めた期間内に受け取っていない場合は、前記主となる通信の状態及び前記従となる通信の状態を表示する
ことを特徴とする携帯情報端末機。
] 前記受信手段により通信の要求を受信した後、通信を行っている間は通信中であることを点滅にて表示する通知手段
を具備したことを特徴とする[]記載の携帯情報端末機。
] 携帯情報端末機に、近距離データ通信規格に準拠した通信を少なくとも含む複数の通信を行わせることができる通信プログラムであって、
前記通信プログラムにおいて、携帯情報端末機における主の通信として、少なくとも電話、電子メールの機能を備えており、前記近距離データ通信規格に準拠した通信は該携帯情報端末機において従の通信であり、該従の通信そのものを利用することができるか否かを操作者の操作によって設定することが必要であり、
一方の携帯情報端末機に、
前記近距離データ通信規格に準拠した通信そのものを利用することができるか否かを示す設定を記憶する第1の通信設定記憶機能と、
操作者からの指示に応じて、前記第1の通信設定記憶機能に前記通信の設定を記憶させる通信設定機能と、
前記通信のアプリケーションを起動する第1の起動機能と、
前記第1の起動機能により起動された後に、前記第1の通信設定記憶機能に記憶されている設定を検知する通信設定検知機能と、
前記通信設定検知機能により検知された設定が通信使用許可でない場合は、前記通信設定機能を起動する設定起動機能と、
前記第1の起動機能により起動された通信のアプリケーションにより他方の携帯情報端末機に対して通信の要求を送信する送信機能
を実現させ、
他方の携帯情報端末機に、
前記近距離データ通信規格に準拠した通信そのものを利用することができるか否かを示す設定を記憶する第2の通信設定記憶機能と、
前記一方の携帯情報端末機からの通信の要求を受信する受信機能と、
前記受信機能により通信の要求を受信した際に、前記第2の通信設定記憶機能に記憶されている通信の設定が通信可能であるか否かを判断する通信判断機能と、
前記通信判断機能により通信可能であると判断した場合に、前記一方の携帯情報端末機からのメッセージを表示するとともに、操作者に対して通信のアプリケーションを起動するか否かの画面を表示し、起動するとの指示を受けた場合に、通信のアプリケーションを起動する第2の起動機能
を実現させ
前記第2の起動機能は、前記アプリケーションを起動するか否かの指示を、予め定めた期間内に受け取っていない場合は、前記主となる通信の状態及び前記従となる通信の状態を表示する
ことを特徴とする通信プログラム。
] 携帯情報端末機に、近距離データ通信規格に準拠した通信を行わせることができる通信プログラムであって、該携帯情報端末機における主の通信として、少なくとも電話、電子メールの機能を備えており、該近距離データ通信規格に準拠した通信は該携帯情報端末機において従の通信であり、該従の通信そのものを利用することができるか否かを操作者の操作によって設定することが必要であり、
前記携帯情報端末機に、
前記近距離データ通信規格に準拠した通信そのものを利用することができるか否かを示す設定を記憶する通信設定記憶機能と、
他の携帯情報端末機からの通信の要求を受信する受信機能と、
前記受信機能により通信の要求を受信した際に、前記通信設定記憶機能に記憶されている通信の設定が通信可能であるか否かを判断する通信判断機能と、
前記通信判断機能により通信可能であると判断した場合に、前記一方の携帯情報端末機からのメッセージを表示するとともに、操作者に対して通信のアプリケーションを起動するか否かの画面を表示し、起動するとの指示を受けた場合に、通信のアプリケーションを起動する起動機能
を実現させ
前記起動機能は、前記アプリケーションを起動するか否かの指示を、予め定めた期間内に受け取っていない場合は、前記主となる通信の状態及び前記従となる通信の状態を表示する
ことを特徴とする通信プログラム。
] 携帯情報端末機で行われる近距離データ通信規格に準拠した通信を少なくとも含む複数の通信を行わせる通信方法であって、該携帯情報端末機における主の通信として、少なくとも電話、電子メールの機能を備えており、該近距離データ通信規格に準拠した通信は該携帯情報端末機において従の通信であり、該従の通信そのものを利用することができるか否かを操作者の操作によって設定することが必要であり、
一方の携帯情報端末機は、
前記近距離データ通信規格に準拠した通信そのものを利用することができるか否かを示す設定を記憶する第1の通信設定記憶手段
を具備し、
前記通信のアプリケーションを起動し、
前記第1の通信設定記憶手段に記憶されている設定を検知し、
前記検知された設定が通信使用許可でない場合は、操作者からの指示に応じて、前記第1の通信設定記憶手段に前記通信の設定を記憶させ、
前記起動された通信のアプリケーションにより他方の携帯情報端末機に対して通信の要求を送信し、
他方の携帯情報端末機は、
前記近距離データ通信規格に準拠した通信そのものを利用することができるか否かを示す設定を記憶する第2の通信設定記憶手段
を具備し、
前記一方の携帯情報端末機からの通信の要求を受信し、
前記通信の要求を受信した際に、前記第2の通信設定記憶手段に記憶されている通信の設定が通信可能であるか否かを判断し、
通信可能であると判断した場合に、前記一方の携帯情報端末機からのメッセージを表示するとともに、操作者に対して通信のアプリケーションを起動するか否かの画面を表示し、起動するとの指示を受けた場合に、通信のアプリケーションを起動し、該アプリケーションを起動するか否かの指示を、予め定めた期間内に受け取っていない場合は、前記主となる通信の状態及び前記従となる通信の状態を表示する
ことを特徴とする通信方法。
] 携帯情報端末機で行われる近距離データ通信規格に準拠した通信を行わせる通信方法であって、該携帯情報端末機における主の通信として、少なくとも電話、電子メールの機能を備えており、該近距離データ通信規格に準拠した通信は該携帯情報端末機において従の通信であり、該従の通信そのものを利用することができるか否かを操作者の操作によって設定することが必要であり、
前記携帯情報端末機は、
前記近距離データ通信規格に準拠した通信そのものを利用することができるか否かを示す設定を記憶する通信設定記憶手段
を具備し、
前記一方の携帯情報端末機からの通信の要求を受信し、
前記通信の要求を受信した際に、前記通信設定記憶手段に記憶されている通信の設定が通信可能であるか否かを判断し、
通信可能であると判断した場合に、前記一方の携帯情報端末機からのメッセージを表示するとともに、操作者に対して通信のアプリケーションを起動するか否かの画面を表示し、起動するとの指示を受けた場合に、通信のアプリケーションを起動し、該アプリケーションを起動するか否かの指示を、予め定めた期間内に受け取っていない場合は、前記主となる通信の状態及び前記従となる通信の状態を表示する
ことを特徴とする通信方法。
前記本発明は次のように作用する。
本発明における携帯情報システム、携帯情報端末機、通信プログラムおよび通信方法は、近距離データ通信規格に準拠した通信を行う。
一方の携帯情報端末機では、第1の通信設定記憶手段は前記通信の設定を記憶し、通信設定手段は操作者からの指示に応じて、前記第1の通信設定記憶手段に前記通信の設定を記憶させ、第1の起動手段は前記通信のアプリケーションを起動し、通信設定検知手段は前記第1の起動手段により起動された後に、前記第1の通信設定記憶手段に記憶されている設定を検知し、設定起動手段は前記通信設定検知手段により検知された設定が通信使用許可でない場合は、前記通信設定手段を起動し、送信手段は前記第1の起動手段により起動された通信のアプリケーションにより他方の携帯情報端末機に対して通信の要求を送信する。他方の携帯情報端末機では、第2の通信設定記憶手段は前記通信の設定を記憶し、受信手段は前記一方の携帯情報端末機からの通信の要求を受信し、通信判断手段は前記受信手段により通信の要求を受信した際に、前記第2の通信設定記憶手段に記憶されている通信の設定が通信可能であるか否かを判断し、第2の起動手段は前記通信判断手段により通信可能であると判断した場合に、通信のアプリケーションを起動する。これによって、容易に他の人とコミュニケーションを図ることができるようになる。また、近距離通信の設定を行いやすくすることによって、操作に不慣れな者にとっても、または設定メニューが多くても通信の設定が行いやすくなる。携帯情報端末機を用いた通信の操作性、利便性がより一層向上する。
また、通信設定記憶手段は通信の設定を記憶し、通信設定手段は操作者からの指示に応じて、前記通信設定記憶手段に前記通信の設定を記憶させ、起動手段は前記通信のアプリケーションを起動し、通信設定検知手段は前記起動手段により起動された後に、前記通信設定記憶手段に記憶されている設定を検知し、設定起動手段は前記通信設定検知手段により検知された設定が通信使用許可でない場合は、前記通信設定手段を起動する。これによって、容易に他の人とコミュニケーションを図ることができるようになる。また、近距離通信の設定を行いやすくすることによって、操作に不慣れな者にとっても、または設定メニューが多くても通信の設定が行いやすくなる。携帯情報端末機を用いた通信の操作性、利便性がより一層向上する。
また、通信設定記憶手段は前記通信の設定を記憶し、受信手段は他の携帯情報端末機からの通信の要求を受信し、通信判断手段は前記受信手段により通信の要求を受信した際に、前記通信設定記憶手段に記憶されている通信の設定が通信可能であるか否かを判断し、起動手段は前記通信判断手段により通信可能であると判断した場合に、通信のアプリケーションを起動する。これによって、容易に他の人とコミュニケーションを図ることができるようになる。
また、前記起動手段は、操作者に対して通信のアプリケーションを起動するか否かの画面を表示し、起動するとの指示を受けた場合に、通信のアプリケーションを起動する。これによって、さらに容易に他の人とコミュニケーションを図ることができるようになる。
また、通知手段は前記受信手段により通信の要求を受信した後、通信を行っている間は通信中であることを点滅にて表示する。これによって、携帯情報端末機の狭い画面を有効に用いて、通信状態を表示することができ、容易に通信状態を把握することができるようになる。
通信プログラムは、一方の携帯情報端末機では、第1の通信設定記憶機能は前記通信の設定を記憶し、通信設定機能は操作者からの指示に応じて、前記第1の通信設定記憶機能に前記通信の設定を記憶させ、第1の起動機能は前記通信のアプリケーションを起動し、通信設定検知機能は前記第1の起動機能により起動された後に、前記第1の通信設定記憶機能に記憶されている設定を検知し、設定起動機能は前記通信設定検知機能により検知された設定が通信使用許可でない場合は、前記通信設定機能を起動し、送信機能は前記第1の起動機能により起動された通信のアプリケーションにより他方の携帯情報端末機に対して通信の要求を送信する。他方の携帯情報端末機では、第2の通信設定記憶機能は前記通信の設定を記憶し、受信機能は前記一方の携帯情報端末機からの通信の要求を受信し、通信判断機能は前記受信機能により通信の要求を受信した際に、前記第2の通信設定記憶機能に記憶されている通信の設定が通信可能であるか否かを判断し、第2の起動機能は前記通信判断機能により通信可能であると判断した場合に、通信のアプリケーションを起動する。これによって、容易に他の人とコミュニケーションを図ることができるようになる。また、近距離通信の設定を行いやすくすることによって、操作に不慣れな者にとっても、または設定メニューが多くても通信の設定が行いやすくなる。携帯情報端末機を用いた通信の操作性、利便性がより一層向上する。
携帯情報端末機で行われる通信方法は、一方の携帯情報端末機は、前記通信の設定を記憶する第1の通信設定記憶手段を具備し、前記通信のアプリケーションを起動し、前記第1の通信設定記憶手段に記憶されている設定を検知し、前記検知された設定が通信使用許可でない場合は、操作者からの指示に応じて、前記第1の通信設定記憶手段に前記通信の設定を記憶させ、前記起動された通信のアプリケーションにより他方の携帯情報端末機に対して通信の要求を送信する。他方の携帯情報端末機は、前記通信の設定を記憶する第2の通信設定記憶手段を具備し、前記一方の携帯情報端末機からの通信の要求を受信し、前記通信の要求を受信した際に、前記第2の通信設定記憶手段に記憶されている通信の設定が通信可能であるか否かを判断し、通信可能であると判断した場合に、通信のアプリケーションを起動する。これによって、容易に他の人とコミュニケーションを図ることができるようになる。また、近距離通信の設定を行いやすくすることによって、操作に不慣れな者にとっても、または設定メニューが多くても通信の設定が行いやすくなる。携帯情報端末機を用いた通信の操作性、利便性がより一層向上する。
本発明にかかる携帯情報システム、携帯情報端末機、通信プログラムおよび通信方法によれば、携帯情報端末機の近距離通信技術を用いて、容易に他の人とコミュニケーションを図ることができるようになる。また、近距離通信の設定を行いやすくすることによって、操作に不慣れな者にとっても、または設定メニューが多くても通信の設定が行いやすくなる。携帯情報端末機を用いた通信の操作性、利便性がより一層向上する。
以下、図面に基づき本発明の好適な一実施の形態を説明する。
各図は本発明の一実施の形態を示している。図1は、本発明の一実施の形態の概念的なモジュール構成例を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはプログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。したがって、本実施の形態は、プログラム、システムおよび方法の説明をも兼ねている。また、モジュールは機能にほぼ一対一に対応しているが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよい、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散または並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続を含む。
また、システムとは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク等で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータによって実現される場合も含まれる。
以下、携帯情報端末機として携帯電話を、近距離データ通信規格に準拠した通信としてブルートゥースを、それぞれ例示して説明する。
本実施の形態である携帯電話200A、携帯電話200Bは、ブルートゥース通信を用いてチャットを行う。ここでのチャットとは、例えばブルートゥース通信を用いてリアルタイムに文字を主として、携帯電話200の操作者同士が会話を行うことであり、1対1で行なう場合や、同時に多人数が参加して行なう場合もある。チャットは、そのチャットを最初に開催したマスターと呼ぶ携帯電話200Aと、マスターからの呼びかけによりそのチャットに参加したスレーブと呼ぶ携帯電話200Bとからなり、1つのチャットにおいて、マスターとなる携帯電話200Aは1つであるが、スレーブとなる携帯電話200Bは複数となりえる。もちろんのことながら、携帯電話200Aと携帯電話200Bは、同一のハードウェア、ソフトウェアを備えている場合が多いが、本実施の形態では、説明上マスター側を携帯電話200A、スレーブ側を携帯電話200Bとして説明する。
携帯電話200Aはブルートゥース通信のマスター側であり、図1に示すように、ブルートゥース設定記憶モジュール10A、ブルートゥース設定モジュール20、アプリケーション起動モジュール30A、ブルートゥース設定検知モジュール40、ブルートゥース設定起動モジュール50、チャットアプリケーション60A、送信モジュール70を備えている。ブルートゥース設定記憶モジュール10Aは、ブルートゥース設定モジュール20、ブルートゥース設定検知モジュール40と接続されており、ブルートゥース通信の設定を記憶する。より具体的には、不揮発性のメモリである。設定情報であるので、通電されていなくても記憶を保持する必要があるからである。また、ブルートゥース通信の設定としては、例えば、次の3つの設定がある。ブルートゥースの機能そのものを利用できるか否かを示す「ブルートゥースオンオフ設定」があり、これがオフの場合は、ブルートゥースの利用そのものができない設定となる。他のブルートゥース機器からの検索をできるようにするか否かを示す「ブルートゥース機器の公開」があり、これがオフの場合は、周囲からの検索ができない設定となる。また、ブルートゥースによる着信時に自動的にアプリケーションを起動するか否かを示す「ブルートゥースアプリケーション要求」があり、これがオフの場合、他の機器から着信があったとしてもブルートゥースアプリケーションの自動的な起動はできない設定となる。
本実施の形態におけるブルートゥース設定記憶モジュール10Aでは、主に、「ブルートゥースオンオフ設定」が記憶されている。ブルートゥース設定記憶モジュール10Aは、その設定をブルートゥース設定モジュール20から行われ、ブルートゥース設定検知モジュール40によって検知される。これらの設定は、予め携帯電話の工場出荷時に設定されている。特に、「ブルートゥースオンオフ設定」は、携帯電話が主の通信手段であり、ブルートゥースは従の通信手段となることから、オフの設定になっていることが多い。
ブルートゥース設定モジュール20は、ブルートゥース設定記憶モジュール10A、ブルートゥース設定起動モジュール50と接続されており、携帯電話200Aの操作者からの指示に応じて、ブルートゥース設定記憶モジュール10Aにブルートゥース通信の設定を記憶させる。
アプリケーション起動モジュール30Aは、ブルートゥース設定検知モジュール40、チャットアプリケーション60Aと接続されており、ブルートゥース通信を行うチャットアプリケーション60Aを起動する。
ブルートゥース設定検知モジュール40は、ブルートゥース設定記憶モジュール10A、アプリケーション起動モジュール30A、ブルートゥース設定起動モジュール50と接続されており、アプリケーション起動モジュール30Aにより起動された後に、ブルートゥース設定モジュール20に記憶されている設定を検知する。
ブルートゥース設定起動モジュール50は、ブルートゥース設定検知モジュール40、ブルートゥース設定モジュール20に接続されており、ブルートゥース設定検知モジュール40により検知された設定が通信使用許可でない場合は、アプリケーション起動モジュール30Aを起動する。
チャットアプリケーション60Aは、アプリケーション起動モジュール30A、送信モジュール70と接続されており、アプリケーション起動モジュール30Aにより起動され、送信モジュール70を用いてスレーブである携帯電話200Bとブルートゥース通信を行う。
送信モジュール70は、チャットアプリケーション60Aと接続されており、アプリケーション起動モジュール30Aにより起動されたチャットアプリケーション60Aにより携帯電話200Bに対してブルートゥース通信の要求を送信する。
携帯電話200Bはブルートゥース通信のスレーブ側であり、図1に示すように、ブルートゥース設定記憶モジュール10B、アプリケーション起動モジュール30B、チャットアプリケーション60B、受信モジュール80、通信判断モジュール90を備えている。
ブルートゥース設定記憶モジュール10Bは、通信判断モジュール90と接続されており、携帯電話200Aのブルートゥース設定記憶モジュール10Aと同様に、ブルートゥース通信の設定を記憶する。本実施の形態におけるブルートゥース設定記憶モジュール10Bでは、主に、「ブルートゥースアプリケーション要求」が記憶されている。
受信モジュール80は、通信判断モジュール90と接続されており、携帯電話200Aの送信モジュール70からの通信の要求を受信する。
通信判断モジュール90は、受信モジュール80とブルートゥース設定記憶モジュール10B、アプリケーション起動モジュール30Bと接続されており、受信モジュール80により通信の要求を受信した際に、ブルートゥース設定記憶モジュール10Bに記憶されているブルートゥース通信の設定が通信可能であるか否かを判断する。
アプリケーション起動モジュール30Bは、通信判断モジュール90とチャットアプリケーション60Bと接続されており、携帯電話200Aのアプリケーション起動モジュール30Aと同様に、ブルートゥース通信を行うチャットアプリケーション60Bを起動する。
チャットアプリケーション60Bは、アプリケーション起動モジュール30Bと接続されており、携帯電話200Aのチャットアプリケーション60Aと同様に、アプリケーション起動モジュール30Bにより起動され、マスターである携帯電話200Aとブルートゥース通信を行う。
なお、携帯電話200は、図2に示すように、電話としての機能を有するように音声入力できるマイク250と、音声出力できるスピーカ240と、電話番号またはチャット用等に文字を入力するための文字入力装置であるキー220と、電波を送受信するアンテナ230と、キー220による文字入力の結果や受信した結果等の表示を行うディスプレイ210とを有している。また、このほかにカメラ等を有していてもよい。
図3は、携帯電話200の主にハードウェアに関する内部構成例を示すブロック図である。携帯電話200は、アンテナ230、電話通信モジュール306、ブルートゥース用アンテナ301、ブルートゥース通信モジュール302、キー入力検知モジュール303、CPU304、メモリ305からなる。CPU304は、メモリ305に記憶されているプログラムに従って各種の処理を実行する。メモリ305は、プログラムやキー入力検知モジュール303、電話通信モジュール306、ブルートゥース通信モジュール302から入力されるデータ等を記憶する。キー入力検知モジュール303は、携帯電話200の操作者によるキー220の操作を検知し、メモリ305へ記憶させる。電話通信モジュール306は、アンテナ230に接続され、電話通信用の電波を送受信する。ブルートゥース通信モジュール302は、ブルートゥース用アンテナ301に接続され、他の携帯電話200とブルートゥースによる通信を行う。図3は、1対1のブルートゥース通信の場合の例であり、一方がマスター(携帯電話200A)となり、他方がスレーブ(携帯電話200B)となる。
次に作用・動作を説明する。
図4は、マスター側である携帯電話200Aにおいて、チャットアプリケーション60Aを起動する際に、ブルートゥースの設定が許可されているか否かを検知し、許可されていない場合は、許可に設定できるようにしたものである。
ステップS420では、携帯電話200Aの操作者の指示により、ブルートゥースアプリケーションであるチャットプログラムの起動を選択する。
ステップS430では、ブルートゥース設定検知モジュール40がブルートゥース設定記憶モジュール10A内の「ブルートゥースオンオフ設定」を検知する。この結果、「ON」であるならばステップS480へ進み、「OFF」であるならばステップS440へ進む。
ステップS440では、ブルートゥースの設定が許可されていない場合であるので、まずブルートゥース設定画面を携帯電話200Aのディスプレイ210に表示する。
ステップS450では、ステップS440で表示された画面上で操作者の操作により、ブルートゥースのオンオフ設定の指示が行われる。「ON」であるならばステップS470へ進み、「OFF」であるならばステップS460へ進む。
ステップS460では、操作者はブルートゥースの設定をOFF(許可しない)のままであるので、初期画面に戻り、ブルートゥースアプリケーションは起動されない。
ステップS470では、操作者はブルートゥースの設定をON(許可)にしたので、ブルートゥース設定モジュール20により、ブルートゥース設定記憶モジュール10A内の「ブルートゥースオンオフ設定」が「ON」に設定される。
ステップS480は、「ブルートゥースオンオフ設定」が最初から「ON」の場合、またはステップS470によって「ON」に設定された場合であり、ブルートゥースアプリケーションであるチャットプログラムを起動する。
ステップS440で表示される画面表示の態様を図5を用いて説明する。図5は、携帯電話200Aのディスプレイ210に表示される態様である。画面は、ステータス領域211、チャット用表示領域212、選択領域213の各領域からなる。ステータス領域211は、携帯電話200Aの電波状態、バッテリー状態等を表示する領域である。チャット用表示領域212には、「本アプリケーションはBluetooth設定をONにする必要があります。Bluetooth設定をONにしますか?」という質問文が表示され、Yes表示214とNo表示215の選択ができるようになっている。選択領域213は、Yes表示214とNo表示215のいずれかを選択する領域である。
図6は、スレーブ側である携帯電話200Bにおいて、携帯電話200Aからブルートゥース通信の受信を受け、チャットアプリケーション60Bを起動する際に、「ブルートゥースアプリケーション要求」が許可されているか否かを検知し、許可されていない場合は、許可に設定できるようにしたものである。
ステップS520では、携帯電話200Aの送信モジュール70より送信されたブルートゥース通信の要求を受信モジュール80によって受信する。
ステップS530では、通信判断モジュール90がブルートゥース設定記憶モジュール10B内の「ブルートゥースアプリケーション要求」の設定を検知する。この結果、「ON」であるならばステップS550へ進み、「OFF」であるならばステップS540へ進む。
ステップS540では、チャット参加不可であることを携帯電話200Aに通知する。
ステップS550では、携帯電話200Bの操作者に対して、ブルートゥースアプリケーションを起動するか否かを尋ねる旨を携帯電話200Bのディスプレイ210に表示し、その画面上で操作者の操作により、ブルートゥースアプリケーション起動の指示が行われる。「NO」であるならばステップS560へ進み、「YES」であるならばステップS570へ進む。
ステップS560では、チャット参加不可であることを携帯電話200Aに通知する。
ステップS570では、スレーブ側でのブルートゥースアプリケーションであるチャットプログラムを起動する。これによって、チャットが開始される。
図7を用いて、携帯電話200Aと携帯電話200Bとの間で行われるブルートゥース通信のプロトコロルを説明する。図に示すように、送信側(マスター、携帯電話200A)は左側であり、受信側(スレーブ、携帯電話200B)は右側に記載している。ソフトウェアはそれぞれ2層構造になっている。送信側は、「Java(登録商標)アプリケーション」とその下位層に「Bluetooth Master」がある。受信側は、「Javaアプリケーション」とその下位層に「Bluetooth Slave」がある。最初の状態では、受信側のJavaアプリケーションは起動されていない。
まず携帯電話200Aでブルートゥースアプリケーションが起動される(ステップS601)。これによって、サービスレコード登録(ステップS602)、デバイス検索(ステップS603)の指示を「Javaアプリケーション」から「Bluetooth Master」へ出す。
携帯電話200A側から「Bluetooth Master」により機器検索が行われる(ステップS604)。
これに対して、携帯電話200B側から応答が行われる(ステップS605)。
この応答を受信すると、携帯電話200A側からName Requestが行われる(ステップS606)。これは、応答のあった携帯電話200Bのデバイス名を問うものである。
これに対して、携帯電話200B側からデバイス名が返信される(ステップS607)。
携帯電話200Aはこのデバイス名を受信し、「Javaアプリケーション」へ渡す(ステップS608)。
「Javaアプリケーション」は、ブルートゥース通信に必要なサービス検索の指示を「Bluetooth Master」へ出す(ステップS609)。「サービス検索」とは、相手(つまり受信側である携帯電話200B)がチャットアプリケーションを「有しているかどうか」を問い合わせるものである。
「Bluetooth Master」は、携帯電話200Bに対して、ACLリンク接続を開始し(ステップS611)、サービスレコードを要求する(ステップS612)。
これに対して、携帯電話200Bはサービスレコードを返信する(ステップS613)。
携帯電話200Aはこのサービスレコードを受信し、「Javaアプリケーション」へ渡す(ステップS614))。
「Javaアプリケーション」は受信した情報から、通信相手を携帯電話200Aのディスプレイ210に表示し、通信相手を選択してJava起動要求を出す(ステップS610)。
その間に、携帯電話200B側から携帯電話200Aに対して、逆にサービスレコードを要求し(ステップS615)、携帯電話200Aは自分のサービスレコードを携帯電話200Bに返信する(ステップS616)。次に、携帯電話200B側からName Requestが行われる(ステップS617)。これに対して、携帯電話200A側からデバイス名が返信される(ステップS618)。これらの一連の通信が行われると、携帯電話200B側からACLリンクを切断する(ステップS619)。そして、携帯電話200Bでは、起動していないアプリケーションであるJavaアプリケーションが起動される(ステップS621)。
次に、携帯電話200A側の「Javaアプリケーション」から、サービス検索が行われ(ステップS620)、携帯電話200B側にサービスレコードの要求が行われる(ステップS622)。
これに対して、携帯電話200B側からサービスレコードが返信される(ステップS623)。
そのサービスレコードは、携帯電話200A側の「Javaアプリケーション」へ渡される(ステップS624)。
携帯電話200A側の「Javaアプリケーション」は接続要求を行い(ステップS625)、携帯電話200Bに対して、Connect Open処理を送信する(ステップS626)。
携帯電話200B側では、これによって、接続が開始される(ステップS627)。
その後、携帯電話200A、携帯電話200Bともに「Javaアプリケーション」に接続完了が通知される(ステップS628)。
これら一連の処理によって、送信側と受信側とのブルートゥース通信によるチャットが可能となる。
図8を用いて、スレーブ側である携帯電話200Bのディスプレイ210に表示される画面を時系列に説明する。
携帯電話200Bは、Java自動起動要求を受信する。次に、対処アプリケーションを有している携帯電話200Bはポップアップ表示を行い、操作者に対してJava自動起動確認画面を表示する。
図8(A)は、Java自動起動要求を受信する以前の待ち受け画面の状態である。
図8(B)は、Java自動起動要求を受信した後の画面の状態であり、ポップアップ画面である。ステータス領域211には、ブルートゥースマーク2114が表示されており、かつ点滅表示されている。これは、ブルートゥース通信を用いたチャットができる状態であることを示している。チャット用表示領域212には、「送信者からチャットアプリ起動要求を受け取りました。起動しますか?」とマスター側である携帯電話200Aからのメッセージである「何しているの?」が表示され、それに対する返答の選択Yes表示216、No表示217が表示される。操作者は、選択領域213を用いてYes表示216、No表示217を選択できる。図7で説明したプロトコルにてやり取りされたデータ内にある「送信者」、「タイトル」、「起動するJavaアプリケーション名」がチャット用表示領域212内の文章に埋め込まれる。
ポップアップ画面は一定秒数(例えば、30秒程度)表示され、その後インフォメーション通知の状態に遷移する。
図8(C)は、そのインフォメーション通知の状態を表示している。チャット用表示領域212は待ち受け画面になり、現在の状態を示すインフォメーション通知である不在着信表示218、新着メール表示219、新着アプリ要求表示2211がある。ここで、選択領域213を用いて新着アプリ要求表示2211が選択されると、図8(D)の状態に遷移する。
図8(D)は、図8(B)と同様にポップアップ画面である。これらが一定秒数ごとに繰り返される。
図9を用いて、他のアプリケーションが起動されているときに、携帯電話200AからJava自動起動要求を受信した場合の携帯電話200Bのディスプレイ210に表示される画面を時系列に説明する。
図9(A)は、メール等のアプリケーションにおいて、メッセージを表示している状態である。ここで、携帯電話200AからJava自動起動要求を受信すると、図9(B)の状態に遷移する。
図9(B)では、ステータス領域211に「”アプリ名”起動要求受信中」であることを表示し、操作者に着信があったことを表示する。なお、”アプリ名”には、図7で説明したプロトコルにてやり取りされたデータ内にある「起動するJavaアプリケーション名」が表示される。
図9(C)では、待ち受け画面に戻った時点で、図8(C)と同様のインフォメーション通知を行う。
図10を用いて、既にJavaアプリケーションが起動されている状態に新たに別のJavaアプリケーション起動要求があった場合の画面の状態について説明する。
図10(A)は、別のJavaアプリケーション起動要求があった旨を表示している。この状態では、既に起動しているJavaアプリケーションは一時停止の状態となる。そして、操作者によりYes表示216が選択されると、図10(B)の状態へ遷移する。
図10(B)では、チャット用表示領域212に「一時停止中のアプリケーションがあります。終了しますか?」というメッセージとともにYes表示2112とNo表示2113が表示される。つまり、既に起動しているJavaアプリケーションをどのようにするかについての問い合わせである。操作者により、Yes表示2112が選択された場合は一時停止中のJavaアプリケーションを終了させて、起動要求があった別のJavaアプリケーションを起動する。操作者により、No表示2113が選択された場合は一時停止中のJavaアプリケーションを再開させる。
前記実施の形態においては、携帯情報端末機として、携帯電話を示したが、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistant)等でも可能であり、携帯可能であり、ブルートゥース以外の通信も可能なものであればよい。送信側と受信側になる携帯情報端末機は、携帯電話同士でなくてもよい。例えば、携帯電話とPDAとのブルートゥースを用いた通信であってもよい。また、通信としてブルートゥースを示したが、チャットに適用できる近距離データ通信規格に準拠したものであればよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納することも可能であり、その場合は、以下の発明としても把握することができる。
携帯情報端末機に、近距離データ通信規格に準拠した通信を行わせることができる通信プログラムを記録した携帯情報端末機読み取り可能な記録媒体であって、
一方の携帯情報端末機に、
前記通信の設定を記憶する第1の通信設定記憶機能と、
操作者からの指示に応じて、前記第1の通信設定記憶機能に前記通信の設定を記憶させる通信設定機能と、
前記通信のアプリケーションを起動する第1の起動機能と、
前記第1の起動機能により起動された後に、前記第1の通信設定記憶機能に記憶されている設定を検知する通信設定検知機能と、
前記通信設定検知機能により検知された設定が通信使用許可でない場合は、前記通信設定機能を起動する設定起動機能と、
前記第1の起動機能により起動された通信のアプリケーションにより他方の携帯情報端末機に対して通信の要求を送信する送信機能
を実現させ、
他方の携帯情報端末機に、
前記通信の設定を記憶する第2の通信設定記憶機能と、
前記一方の携帯情報端末機からの通信の要求を受信する受信機能と、
前記受信機能により通信の要求を受信した際に、前記第2の通信設定記憶機能に記憶されている通信の設定が通信可能であるか否かを判断する通信判断機能と、
前記通信判断機能により通信可能であると判断した場合に、通信のアプリケーションを起動する第2の起動機能
を実現させることを特徴とする通信プログラムを記録した携帯情報端末機読み取り可能な記録媒体。
携帯情報端末機に、近距離データ通信規格に準拠した通信を行わせることができる通信プログラムを記録した携帯情報端末機読み取り可能な記録媒体であって、
前記携帯情報端末機に、
前記通信の設定を記憶する通信設定記憶機能と、
操作者からの指示に応じて、前記通信設定記憶機能に前記通信の設定を記憶させる通信設定機能と、
前記通信のアプリケーションを起動する起動機能と、
前記起動機能により起動された後に、前記通信設定記憶機能に記憶されている設定を検知する通信設定検知機能と、
前記通信設定検知機能により検知された設定が通信使用許可でない場合は、前記通信設定機能を起動する設定起動機能
を実現させることを特徴とする通信プログラムを記録した携帯情報端末機読み取り可能な記録媒体。
携帯情報端末機に、近距離データ通信規格に準拠した通信を行わせることができる通信プログラムを記録した携帯情報端末機読み取り可能な記録媒体であって、
前記携帯情報端末機に、
前記通信の設定を記憶する通信設定記憶機能と、
他の携帯情報端末機からの通信の要求を受信する受信機能と、
前記受信機能により通信の要求を受信した際に、前記通信設定記憶機能に記憶されている通信の設定が通信可能であるか否かを判断する通信判断機能と、
前記通信判断機能により通信可能であると判断した場合に、通信のアプリケーションを起動する起動機能
を実現させることを特徴とする通信プログラムを記録した携帯情報端末機読み取り可能な記録媒体。
「プログラムを記録した携帯情報端末機読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録された携帯情報端末機で読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去および書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)等が含まれる。
そして、上記のプログラムまたはその一部は、上記記録媒体に記録して保存や流通等させることが可能である。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにはこれらの組合せ等の伝送媒体を用いて伝送することが可能であり、また、搬送波に乗せて搬送することも可能である。
さらに、上記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。
本発明の一実施の形態に係るモジュール構成例を示すブロック図である。 携帯電話端末の構成例を示す説明図である。 携帯電話の内部構成例を示すブロック図である。 携帯電話のブルートゥース設定例を示すフローチャートである。 携帯電話の画面における実際の表示態様例を示す説明図である。 ブルートゥース通信におけるスレーブ側の受信処理例を示すフローチャートである。 送信側と受信側との間の通信手順例を示す説明図である。 自動起動確認の表示態様例を示す説明図である。 他の処理中に自動起動確認の表示態様例を示す説明図である。 アプリケーション一時停止中の着信を示す表示態様例を示す説明図である。
符号の説明
10A…ブルートゥース設定記憶モジュール
10B…ブルートゥース設定記憶モジュール
20…ブルートゥース設定モジュール
30A…アプリケーション起動モジュール
30B…アプリケーション起動モジュール
40…ブルートゥース設定検知モジュール
50…ブルートゥース設定起動モジュール
60A…チャットアプリケーション
60B…チャットアプリケーション
70…送信モジュール
80…受信モジュール
90…通信判断モジュール
200…携帯電話
200A…携帯電話
200B…携帯電話
210…ディスプレイ
211…ステータス領域
212…チャット用表示領域
213…選択領域
214…Yes表示
215…No表示
216…Yes表示
217…No表示
218…不在着信表示
219…新着メール表示
220…キー
230…アンテナ
240…スピーカ
250…マイク
301…ブルートゥース用アンテナ
302…ブルートゥース通信モジュール
303…キー入力検知モジュール
304…CPU
305…メモリ
306…電話通信モジュール
2112…Yes表示
2113…No表示
2114…ブルートゥースマーク
2211…新着アプリ要求表示

Claims (7)

  1. 近距離データ通信規格に準拠した通信を少なくとも含む複数の通信を行う携帯情報システムであって、
    前記携帯情報システムにおいて、携帯情報端末機における主の通信として、少なくとも電話、電子メールの機能を備えており、前記近距離データ通信規格に準拠した通信は該携帯情報端末機において従の通信であり、該従の通信そのものを利用することができるか否かを操作者の操作によって設定することが必要であり、
    一方の携帯情報端末機は、
    前記近距離データ通信規格に準拠した通信そのものを利用することができるか否かを示す設定を記憶する第1の通信設定記憶手段と、
    操作者からの指示に応じて、前記第1の通信設定記憶手段に前記通信の設定を記憶させる通信設定手段と、
    前記通信のアプリケーションを起動する第1の起動手段と、
    前記第1の起動手段により起動された後に、前記第1の通信設定記憶手段に記憶されている設定を検知する通信設定検知手段と、
    前記通信設定検知手段により検知された設定が通信使用許可でない場合は、前記通信設定手段を起動する設定起動手段と、
    前記第1の起動手段により起動された通信のアプリケーションにより他方の携帯情報端末機に対して通信の要求を送信する送信手段
    を具備し、
    他方の携帯情報端末機は、
    前記近距離データ通信規格に準拠した通信そのものを利用することができるか否かを示す設定を記憶する第2の通信設定記憶手段と、
    前記一方の携帯情報端末機からの通信の要求を受信する受信手段と、
    前記受信手段により通信の要求を受信した際に、前記第2の通信設定記憶手段に記憶されている通信の設定が通信可能であるか否かを判断する通信判断手段と、
    前記通信判断手段により通信可能であると判断した場合に、前記一方の携帯情報端末機からのメッセージを表示するとともに、操作者に対して通信のアプリケーションを起動するか否かの画面を表示し、起動するとの指示を受けた場合に、通信のアプリケーションを起動する第2の起動手段
    を具備し、
    前記第2の起動手段は、前記アプリケーションを起動するか否かの指示を、予め定めた期間内に受け取っていない場合は、前記主となる通信の状態及び前記従となる通信の状態を表示する
    ことを特徴とする携帯情報システム。
  2. 近距離データ通信規格に準拠した通信を行う携帯情報端末機であって、該携帯情報端末機における主の通信として、少なくとも電話、電子メールの機能を備えており、該近距離データ通信規格に準拠した通信は該携帯情報端末機において従の通信であり、該従の通信そのものを利用することができるか否かを操作者の操作によって設定することが必要であり、
    前記近距離データ通信規格に準拠した通信そのものを利用することができるか否かを示す設定を記憶する通信設定記憶手段と、
    他の携帯情報端末機からの通信の要求を受信する受信手段と、
    前記受信手段により通信の要求を受信した際に、前記通信設定記憶手段に記憶されている通信の設定が通信可能であるか否かを判断する通信判断手段と、
    前記通信判断手段により通信可能であると判断した場合に、前記一方の携帯情報端末機からのメッセージを表示するとともに、操作者に対して通信のアプリケーションを起動するか否かの画面を表示し、起動するとの指示を受けた場合に、通信のアプリケーションを起動する起動手段
    を具備し、
    前記起動手段は、前記アプリケーションを起動するか否かの指示を、予め定めた期間内に受け取っていない場合は、前記主となる通信の状態及び前記従となる通信の状態を表示する
    ことを特徴とする携帯情報端末機。
  3. 前記受信手段により通信の要求を受信した後、通信を行っている間は通信中であることを点滅にて表示する通知手段
    を具備したことを特徴とする請求項記載の携帯情報端末機。
  4. 携帯情報端末機に、近距離データ通信規格に準拠した通信を少なくとも含む複数の通信を行わせることができる通信プログラムであって、
    前記通信プログラムにおいて、携帯情報端末機における主の通信として、少なくとも電話、電子メールの機能を備えており、前記近距離データ通信規格に準拠した通信は該携帯情報端末機において従の通信であり、該従の通信そのものを利用することができるか否かを操作者の操作によって設定することが必要であり、
    一方の携帯情報端末機に、
    前記近距離データ通信規格に準拠した通信そのものを利用することができるか否かを示す設定を記憶する第1の通信設定記憶機能と、
    操作者からの指示に応じて、前記第1の通信設定記憶機能に前記通信の設定を記憶させる通信設定機能と、
    前記通信のアプリケーションを起動する第1の起動機能と、
    前記第1の起動機能により起動された後に、前記第1の通信設定記憶機能に記憶されている設定を検知する通信設定検知機能と、
    前記通信設定検知機能により検知された設定が通信使用許可でない場合は、前記通信設定機能を起動する設定起動機能と、
    前記第1の起動機能により起動された通信のアプリケーションにより他方の携帯情報端末機に対して通信の要求を送信する送信機能
    を実現させ、
    他方の携帯情報端末機に、
    前記近距離データ通信規格に準拠した通信そのものを利用することができるか否かを示す設定を記憶する第2の通信設定記憶機能と、
    前記一方の携帯情報端末機からの通信の要求を受信する受信機能と、
    前記受信機能により通信の要求を受信した際に、前記第2の通信設定記憶機能に記憶されている通信の設定が通信可能であるか否かを判断する通信判断機能と、
    前記通信判断機能により通信可能であると判断した場合に、前記一方の携帯情報端末機からのメッセージを表示するとともに、操作者に対して通信のアプリケーションを起動するか否かの画面を表示し、起動するとの指示を受けた場合に、通信のアプリケーションを起動する第2の起動機能
    を実現させ
    前記第2の起動機能は、前記アプリケーションを起動するか否かの指示を、予め定めた期間内に受け取っていない場合は、前記主となる通信の状態及び前記従となる通信の状態を表示する
    ことを特徴とする通信プログラム。
  5. 携帯情報端末機に、近距離データ通信規格に準拠した通信を行わせることができる通信プログラムであって、該携帯情報端末機における主の通信として、少なくとも電話、電子メールの機能を備えており、該近距離データ通信規格に準拠した通信は該携帯情報端末機において従の通信であり、該従の通信そのものを利用することができるか否かを操作者の操作によって設定することが必要であり、
    前記携帯情報端末機に、
    前記近距離データ通信規格に準拠した通信そのものを利用することができるか否かを示す設定を記憶する通信設定記憶機能と、
    他の携帯情報端末機からの通信の要求を受信する受信機能と、
    前記受信機能により通信の要求を受信した際に、前記通信設定記憶機能に記憶されている通信の設定が通信可能であるか否かを判断する通信判断機能と、
    前記通信判断機能により通信可能であると判断した場合に、前記一方の携帯情報端末機からのメッセージを表示するとともに、操作者に対して通信のアプリケーションを起動するか否かの画面を表示し、起動するとの指示を受けた場合に、通信のアプリケーションを起動する起動機能
    を実現させ
    前記起動機能は、前記アプリケーションを起動するか否かの指示を、予め定めた期間内に受け取っていない場合は、前記主となる通信の状態及び前記従となる通信の状態を表示する
    ことを特徴とする通信プログラム。
  6. 携帯情報端末機で行われる近距離データ通信規格に準拠した通信を少なくとも含む複数の通信を行わせる通信方法であって、該携帯情報端末機における主の通信として、少なくとも電話、電子メールの機能を備えており、該近距離データ通信規格に準拠した通信は該携帯情報端末機において従の通信であり、該従の通信そのものを利用することができるか否かを操作者の操作によって設定することが必要であり、
    一方の携帯情報端末機は、
    前記近距離データ通信規格に準拠した通信そのものを利用することができるか否かを示す設定を記憶する第1の通信設定記憶手段
    を具備し、
    前記通信のアプリケーションを起動し、
    前記第1の通信設定記憶手段に記憶されている設定を検知し、
    前記検知された設定が通信使用許可でない場合は、操作者からの指示に応じて、前記第1の通信設定記憶手段に前記通信の設定を記憶させ、
    前記起動された通信のアプリケーションにより他方の携帯情報端末機に対して通信の要求を送信し、
    他方の携帯情報端末機は、
    前記近距離データ通信規格に準拠した通信そのものを利用することができるか否かを示す設定を記憶する第2の通信設定記憶手段
    を具備し、
    前記一方の携帯情報端末機からの通信の要求を受信し、
    前記通信の要求を受信した際に、前記第2の通信設定記憶手段に記憶されている通信の設定が通信可能であるか否かを判断し、
    通信可能であると判断した場合に、前記一方の携帯情報端末機からのメッセージを表示するとともに、操作者に対して通信のアプリケーションを起動するか否かの画面を表示し、起動するとの指示を受けた場合に、通信のアプリケーションを起動し、該アプリケーションを起動するか否かの指示を、予め定めた期間内に受け取っていない場合は、前記主となる通信の状態及び前記従となる通信の状態を表示する
    ことを特徴とする通信方法。
  7. 携帯情報端末機で行われる近距離データ通信規格に準拠した通信を行わせる通信方法であって、該携帯情報端末機における主の通信として、少なくとも電話、電子メールの機能を備えており、該近距離データ通信規格に準拠した通信は該携帯情報端末機において従の通信であり、該従の通信そのものを利用することができるか否かを操作者の操作によって設定することが必要であり、
    前記携帯情報端末機は、
    前記近距離データ通信規格に準拠した通信そのものを利用することができるか否かを示す設定を記憶する通信設定記憶手段
    を具備し、
    前記一方の携帯情報端末機からの通信の要求を受信し、
    前記通信の要求を受信した際に、前記通信設定記憶手段に記憶されている通信の設定が通信可能であるか否かを判断し、
    通信可能であると判断した場合に、前記一方の携帯情報端末機からのメッセージを表示するとともに、操作者に対して通信のアプリケーションを起動するか否かの画面を表示し、起動するとの指示を受けた場合に、通信のアプリケーションを起動し、該アプリケーションを起動するか否かの指示を、予め定めた期間内に受け取っていない場合は、前記主となる通信の状態及び前記従となる通信の状態を表示する
    ことを特徴とする通信方法。
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