JP4771823B2 - 携帯情報システム、携帯情報端末機、通信プログラムおよび通信方法 - Google Patents
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Description
このブルートゥースを搭載した携帯電話では、さまざまな使われ方があるため、ブルートゥースに関する設定には様々なものがある。そして、その設定のために、メニュー画面が必要になる。一方、携帯電話の技術的発展に伴いブルートゥース以外にも各種の機能およびその機能を使うための操作が増加してきているが、この増加により使いたい機能を容易にかつ迅速に見つけることが困難になってきている。
しかしながら、ブルートゥースを搭載した携帯電話としては、ハンズフリー・ヘッドセットの域を越えておらず、必ずしもブルートゥースが有効に活用されているとは限らないのが現状である。
しかしながら、テキストの入力手段を具備している携帯電話においても、近距離間でのテキストを主体としたチャット(会話)はできなかった。また、特に、チャットを行う際に用いられる通信であるブルートゥースの設定が工場出荷時と異なるものである場合には、その設定を変更する必要が生じ、機能が多い携帯電話に対して更に設定画面が必要になり、その操作者がブルートゥースを利用したい場合であっても、そのための設定画面を迅速に呼び出すことは非常に困難になる。
本発明は、このような従来の技術が有する問題点に着目してなされたもので、携帯電話等の携帯情報端末機でブルートゥース等の近距離通信技術を用いて、容易に他の人とコミュニケーションを図ることができるようにし、特に、近距離通信技術の設定を行いやすくする携帯情報システム、携帯情報端末機、通信プログラムおよび通信方法を提供することを目的としている。
[1] 近距離データ通信規格に準拠した通信を少なくとも含む複数の通信を行う携帯情報システムであって、
前記携帯情報システムにおいて、携帯情報端末機における主の通信として、少なくとも電話、電子メールの機能を備えており、前記近距離データ通信規格に準拠した通信は該携帯情報端末機において従の通信であり、該従の通信そのものを利用することができるか否かを操作者の操作によって設定することが必要であり、
一方の携帯情報端末機は、
前記近距離データ通信規格に準拠した通信そのものを利用することができるか否かを示す設定を記憶する第1の通信設定記憶手段と、
操作者からの指示に応じて、前記第1の通信設定記憶手段に前記通信の設定を記憶させる通信設定手段と、
前記通信のアプリケーションを起動する第1の起動手段と、
前記第1の起動手段により起動された後に、前記第1の通信設定記憶手段に記憶されている設定を検知する通信設定検知手段と、
前記通信設定検知手段により検知された設定が通信使用許可でない場合は、前記通信設定手段を起動する設定起動手段と、
前記第1の起動手段により起動された通信のアプリケーションにより他方の携帯情報端末機に対して通信の要求を送信する送信手段
を具備し、
他方の携帯情報端末機は、
前記近距離データ通信規格に準拠した通信そのものを利用することができるか否かを示す設定を記憶する第2の通信設定記憶手段と、
前記一方の携帯情報端末機からの通信の要求を受信する受信手段と、
前記受信手段により通信の要求を受信した際に、前記第2の通信設定記憶手段に記憶されている通信の設定が通信可能であるか否かを判断する通信判断手段と、
前記通信判断手段により通信可能であると判断した場合に、前記一方の携帯情報端末機からのメッセージを表示するとともに、操作者に対して通信のアプリケーションを起動するか否かの画面を表示し、起動するとの指示を受けた場合に、通信のアプリケーションを起動する第2の起動手段
を具備し、
前記第2の起動手段は、前記アプリケーションを起動するか否かの指示を、予め定めた期間内に受け取っていない場合は、前記主となる通信の状態及び前記従となる通信の状態を表示する
ことを特徴とする携帯情報システム。
前記近距離データ通信規格に準拠した通信そのものを利用することができるか否かを示す設定を記憶する通信設定記憶手段と、
他の携帯情報端末機からの通信の要求を受信する受信手段と、
前記受信手段により通信の要求を受信した際に、前記通信設定記憶手段に記憶されている通信の設定が通信可能であるか否かを判断する通信判断手段と、
前記通信判断手段により通信可能であると判断した場合に、前記一方の携帯情報端末機からのメッセージを表示するとともに、操作者に対して通信のアプリケーションを起動するか否かの画面を表示し、起動するとの指示を受けた場合に、通信のアプリケーションを起動する起動手段
を具備し、
前記起動手段は、前記アプリケーションを起動するか否かの指示を、予め定めた期間内に受け取っていない場合は、前記主となる通信の状態及び前記従となる通信の状態を表示する
ことを特徴とする携帯情報端末機。
を具備したことを特徴とする[2]記載の携帯情報端末機。
前記通信プログラムにおいて、携帯情報端末機における主の通信として、少なくとも電話、電子メールの機能を備えており、前記近距離データ通信規格に準拠した通信は該携帯情報端末機において従の通信であり、該従の通信そのものを利用することができるか否かを操作者の操作によって設定することが必要であり、
一方の携帯情報端末機に、
前記近距離データ通信規格に準拠した通信そのものを利用することができるか否かを示す設定を記憶する第1の通信設定記憶機能と、
操作者からの指示に応じて、前記第1の通信設定記憶機能に前記通信の設定を記憶させる通信設定機能と、
前記通信のアプリケーションを起動する第1の起動機能と、
前記第1の起動機能により起動された後に、前記第1の通信設定記憶機能に記憶されている設定を検知する通信設定検知機能と、
前記通信設定検知機能により検知された設定が通信使用許可でない場合は、前記通信設定機能を起動する設定起動機能と、
前記第1の起動機能により起動された通信のアプリケーションにより他方の携帯情報端末機に対して通信の要求を送信する送信機能
を実現させ、
他方の携帯情報端末機に、
前記近距離データ通信規格に準拠した通信そのものを利用することができるか否かを示す設定を記憶する第2の通信設定記憶機能と、
前記一方の携帯情報端末機からの通信の要求を受信する受信機能と、
前記受信機能により通信の要求を受信した際に、前記第2の通信設定記憶機能に記憶されている通信の設定が通信可能であるか否かを判断する通信判断機能と、
前記通信判断機能により通信可能であると判断した場合に、前記一方の携帯情報端末機からのメッセージを表示するとともに、操作者に対して通信のアプリケーションを起動するか否かの画面を表示し、起動するとの指示を受けた場合に、通信のアプリケーションを起動する第2の起動機能
を実現させ、
前記第2の起動機能は、前記アプリケーションを起動するか否かの指示を、予め定めた期間内に受け取っていない場合は、前記主となる通信の状態及び前記従となる通信の状態を表示する
ことを特徴とする通信プログラム。
前記携帯情報端末機に、
前記近距離データ通信規格に準拠した通信そのものを利用することができるか否かを示す設定を記憶する通信設定記憶機能と、
他の携帯情報端末機からの通信の要求を受信する受信機能と、
前記受信機能により通信の要求を受信した際に、前記通信設定記憶機能に記憶されている通信の設定が通信可能であるか否かを判断する通信判断機能と、
前記通信判断機能により通信可能であると判断した場合に、前記一方の携帯情報端末機からのメッセージを表示するとともに、操作者に対して通信のアプリケーションを起動するか否かの画面を表示し、起動するとの指示を受けた場合に、通信のアプリケーションを起動する起動機能
を実現させ、
前記起動機能は、前記アプリケーションを起動するか否かの指示を、予め定めた期間内に受け取っていない場合は、前記主となる通信の状態及び前記従となる通信の状態を表示する
ことを特徴とする通信プログラム。
一方の携帯情報端末機は、
前記近距離データ通信規格に準拠した通信そのものを利用することができるか否かを示す設定を記憶する第1の通信設定記憶手段
を具備し、
前記通信のアプリケーションを起動し、
前記第1の通信設定記憶手段に記憶されている設定を検知し、
前記検知された設定が通信使用許可でない場合は、操作者からの指示に応じて、前記第1の通信設定記憶手段に前記通信の設定を記憶させ、
前記起動された通信のアプリケーションにより他方の携帯情報端末機に対して通信の要求を送信し、
他方の携帯情報端末機は、
前記近距離データ通信規格に準拠した通信そのものを利用することができるか否かを示す設定を記憶する第2の通信設定記憶手段
を具備し、
前記一方の携帯情報端末機からの通信の要求を受信し、
前記通信の要求を受信した際に、前記第2の通信設定記憶手段に記憶されている通信の設定が通信可能であるか否かを判断し、
通信可能であると判断した場合に、前記一方の携帯情報端末機からのメッセージを表示するとともに、操作者に対して通信のアプリケーションを起動するか否かの画面を表示し、起動するとの指示を受けた場合に、通信のアプリケーションを起動し、該アプリケーションを起動するか否かの指示を、予め定めた期間内に受け取っていない場合は、前記主となる通信の状態及び前記従となる通信の状態を表示する
ことを特徴とする通信方法。
前記携帯情報端末機は、
前記近距離データ通信規格に準拠した通信そのものを利用することができるか否かを示す設定を記憶する通信設定記憶手段
を具備し、
前記一方の携帯情報端末機からの通信の要求を受信し、
前記通信の要求を受信した際に、前記通信設定記憶手段に記憶されている通信の設定が通信可能であるか否かを判断し、
通信可能であると判断した場合に、前記一方の携帯情報端末機からのメッセージを表示するとともに、操作者に対して通信のアプリケーションを起動するか否かの画面を表示し、起動するとの指示を受けた場合に、通信のアプリケーションを起動し、該アプリケーションを起動するか否かの指示を、予め定めた期間内に受け取っていない場合は、前記主となる通信の状態及び前記従となる通信の状態を表示する
ことを特徴とする通信方法。
本発明における携帯情報システム、携帯情報端末機、通信プログラムおよび通信方法は、近距離データ通信規格に準拠した通信を行う。
一方の携帯情報端末機では、第1の通信設定記憶手段は前記通信の設定を記憶し、通信設定手段は操作者からの指示に応じて、前記第1の通信設定記憶手段に前記通信の設定を記憶させ、第1の起動手段は前記通信のアプリケーションを起動し、通信設定検知手段は前記第1の起動手段により起動された後に、前記第1の通信設定記憶手段に記憶されている設定を検知し、設定起動手段は前記通信設定検知手段により検知された設定が通信使用許可でない場合は、前記通信設定手段を起動し、送信手段は前記第1の起動手段により起動された通信のアプリケーションにより他方の携帯情報端末機に対して通信の要求を送信する。他方の携帯情報端末機では、第2の通信設定記憶手段は前記通信の設定を記憶し、受信手段は前記一方の携帯情報端末機からの通信の要求を受信し、通信判断手段は前記受信手段により通信の要求を受信した際に、前記第2の通信設定記憶手段に記憶されている通信の設定が通信可能であるか否かを判断し、第2の起動手段は前記通信判断手段により通信可能であると判断した場合に、通信のアプリケーションを起動する。これによって、容易に他の人とコミュニケーションを図ることができるようになる。また、近距離通信の設定を行いやすくすることによって、操作に不慣れな者にとっても、または設定メニューが多くても通信の設定が行いやすくなる。携帯情報端末機を用いた通信の操作性、利便性がより一層向上する。
各図は本発明の一実施の形態を示している。図1は、本発明の一実施の形態の概念的なモジュール構成例を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはプログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。したがって、本実施の形態は、プログラム、システムおよび方法の説明をも兼ねている。また、モジュールは機能にほぼ一対一に対応しているが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよい、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散または並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続を含む。
また、システムとは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク等で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータによって実現される場合も含まれる。
以下、携帯情報端末機として携帯電話を、近距離データ通信規格に準拠した通信としてブルートゥースを、それぞれ例示して説明する。
本実施の形態におけるブルートゥース設定記憶モジュール10Aでは、主に、「ブルートゥースオンオフ設定」が記憶されている。ブルートゥース設定記憶モジュール10Aは、その設定をブルートゥース設定モジュール20から行われ、ブルートゥース設定検知モジュール40によって検知される。これらの設定は、予め携帯電話の工場出荷時に設定されている。特に、「ブルートゥースオンオフ設定」は、携帯電話が主の通信手段であり、ブルートゥースは従の通信手段となることから、オフの設定になっていることが多い。
ブルートゥース設定モジュール20は、ブルートゥース設定記憶モジュール10A、ブルートゥース設定起動モジュール50と接続されており、携帯電話200Aの操作者からの指示に応じて、ブルートゥース設定記憶モジュール10Aにブルートゥース通信の設定を記憶させる。
アプリケーション起動モジュール30Aは、ブルートゥース設定検知モジュール40、チャットアプリケーション60Aと接続されており、ブルートゥース通信を行うチャットアプリケーション60Aを起動する。
ブルートゥース設定検知モジュール40は、ブルートゥース設定記憶モジュール10A、アプリケーション起動モジュール30A、ブルートゥース設定起動モジュール50と接続されており、アプリケーション起動モジュール30Aにより起動された後に、ブルートゥース設定モジュール20に記憶されている設定を検知する。
ブルートゥース設定起動モジュール50は、ブルートゥース設定検知モジュール40、ブルートゥース設定モジュール20に接続されており、ブルートゥース設定検知モジュール40により検知された設定が通信使用許可でない場合は、アプリケーション起動モジュール30Aを起動する。
チャットアプリケーション60Aは、アプリケーション起動モジュール30A、送信モジュール70と接続されており、アプリケーション起動モジュール30Aにより起動され、送信モジュール70を用いてスレーブである携帯電話200Bとブルートゥース通信を行う。
送信モジュール70は、チャットアプリケーション60Aと接続されており、アプリケーション起動モジュール30Aにより起動されたチャットアプリケーション60Aにより携帯電話200Bに対してブルートゥース通信の要求を送信する。
ブルートゥース設定記憶モジュール10Bは、通信判断モジュール90と接続されており、携帯電話200Aのブルートゥース設定記憶モジュール10Aと同様に、ブルートゥース通信の設定を記憶する。本実施の形態におけるブルートゥース設定記憶モジュール10Bでは、主に、「ブルートゥースアプリケーション要求」が記憶されている。
受信モジュール80は、通信判断モジュール90と接続されており、携帯電話200Aの送信モジュール70からの通信の要求を受信する。
通信判断モジュール90は、受信モジュール80とブルートゥース設定記憶モジュール10B、アプリケーション起動モジュール30Bと接続されており、受信モジュール80により通信の要求を受信した際に、ブルートゥース設定記憶モジュール10Bに記憶されているブルートゥース通信の設定が通信可能であるか否かを判断する。
アプリケーション起動モジュール30Bは、通信判断モジュール90とチャットアプリケーション60Bと接続されており、携帯電話200Aのアプリケーション起動モジュール30Aと同様に、ブルートゥース通信を行うチャットアプリケーション60Bを起動する。
チャットアプリケーション60Bは、アプリケーション起動モジュール30Bと接続されており、携帯電話200Aのチャットアプリケーション60Aと同様に、アプリケーション起動モジュール30Bにより起動され、マスターである携帯電話200Aとブルートゥース通信を行う。
図4は、マスター側である携帯電話200Aにおいて、チャットアプリケーション60Aを起動する際に、ブルートゥースの設定が許可されているか否かを検知し、許可されていない場合は、許可に設定できるようにしたものである。
ステップS420では、携帯電話200Aの操作者の指示により、ブルートゥースアプリケーションであるチャットプログラムの起動を選択する。
ステップS430では、ブルートゥース設定検知モジュール40がブルートゥース設定記憶モジュール10A内の「ブルートゥースオンオフ設定」を検知する。この結果、「ON」であるならばステップS480へ進み、「OFF」であるならばステップS440へ進む。
ステップS440では、ブルートゥースの設定が許可されていない場合であるので、まずブルートゥース設定画面を携帯電話200Aのディスプレイ210に表示する。
ステップS450では、ステップS440で表示された画面上で操作者の操作により、ブルートゥースのオンオフ設定の指示が行われる。「ON」であるならばステップS470へ進み、「OFF」であるならばステップS460へ進む。
ステップS460では、操作者はブルートゥースの設定をOFF(許可しない)のままであるので、初期画面に戻り、ブルートゥースアプリケーションは起動されない。
ステップS470では、操作者はブルートゥースの設定をON(許可)にしたので、ブルートゥース設定モジュール20により、ブルートゥース設定記憶モジュール10A内の「ブルートゥースオンオフ設定」が「ON」に設定される。
ステップS480は、「ブルートゥースオンオフ設定」が最初から「ON」の場合、またはステップS470によって「ON」に設定された場合であり、ブルートゥースアプリケーションであるチャットプログラムを起動する。
ステップS520では、携帯電話200Aの送信モジュール70より送信されたブルートゥース通信の要求を受信モジュール80によって受信する。
ステップS530では、通信判断モジュール90がブルートゥース設定記憶モジュール10B内の「ブルートゥースアプリケーション要求」の設定を検知する。この結果、「ON」であるならばステップS550へ進み、「OFF」であるならばステップS540へ進む。
ステップS540では、チャット参加不可であることを携帯電話200Aに通知する。
ステップS550では、携帯電話200Bの操作者に対して、ブルートゥースアプリケーションを起動するか否かを尋ねる旨を携帯電話200Bのディスプレイ210に表示し、その画面上で操作者の操作により、ブルートゥースアプリケーション起動の指示が行われる。「NO」であるならばステップS560へ進み、「YES」であるならばステップS570へ進む。
ステップS560では、チャット参加不可であることを携帯電話200Aに通知する。
ステップS570では、スレーブ側でのブルートゥースアプリケーションであるチャットプログラムを起動する。これによって、チャットが開始される。
まず携帯電話200Aでブルートゥースアプリケーションが起動される(ステップS601)。これによって、サービスレコード登録(ステップS602)、デバイス検索(ステップS603)の指示を「Javaアプリケーション」から「Bluetooth Master」へ出す。
携帯電話200A側から「Bluetooth Master」により機器検索が行われる(ステップS604)。
これに対して、携帯電話200B側から応答が行われる(ステップS605)。
これに対して、携帯電話200B側からデバイス名が返信される(ステップS607)。
携帯電話200Aはこのデバイス名を受信し、「Javaアプリケーション」へ渡す(ステップS608)。
「Javaアプリケーション」は、ブルートゥース通信に必要なサービス検索の指示を「Bluetooth Master」へ出す(ステップS609)。「サービス検索」とは、相手(つまり受信側である携帯電話200B)がチャットアプリケーションを「有しているかどうか」を問い合わせるものである。
「Bluetooth Master」は、携帯電話200Bに対して、ACLリンク接続を開始し(ステップS611)、サービスレコードを要求する(ステップS612)。
これに対して、携帯電話200Bはサービスレコードを返信する(ステップS613)。
携帯電話200Aはこのサービスレコードを受信し、「Javaアプリケーション」へ渡す(ステップS614))。
その間に、携帯電話200B側から携帯電話200Aに対して、逆にサービスレコードを要求し(ステップS615)、携帯電話200Aは自分のサービスレコードを携帯電話200Bに返信する(ステップS616)。次に、携帯電話200B側からName Requestが行われる(ステップS617)。これに対して、携帯電話200A側からデバイス名が返信される(ステップS618)。これらの一連の通信が行われると、携帯電話200B側からACLリンクを切断する(ステップS619)。そして、携帯電話200Bでは、起動していないアプリケーションであるJavaアプリケーションが起動される(ステップS621)。
次に、携帯電話200A側の「Javaアプリケーション」から、サービス検索が行われ(ステップS620)、携帯電話200B側にサービスレコードの要求が行われる(ステップS622)。
そのサービスレコードは、携帯電話200A側の「Javaアプリケーション」へ渡される(ステップS624)。
携帯電話200A側の「Javaアプリケーション」は接続要求を行い(ステップS625)、携帯電話200Bに対して、Connect Open処理を送信する(ステップS626)。
携帯電話200B側では、これによって、接続が開始される(ステップS627)。
その後、携帯電話200A、携帯電話200Bともに「Javaアプリケーション」に接続完了が通知される(ステップS628)。
これら一連の処理によって、送信側と受信側とのブルートゥース通信によるチャットが可能となる。
携帯電話200Bは、Java自動起動要求を受信する。次に、対処アプリケーションを有している携帯電話200Bはポップアップ表示を行い、操作者に対してJava自動起動確認画面を表示する。
図8(A)は、Java自動起動要求を受信する以前の待ち受け画面の状態である。
ポップアップ画面は一定秒数(例えば、30秒程度)表示され、その後インフォメーション通知の状態に遷移する。
図8(C)は、そのインフォメーション通知の状態を表示している。チャット用表示領域212は待ち受け画面になり、現在の状態を示すインフォメーション通知である不在着信表示218、新着メール表示219、新着アプリ要求表示2211がある。ここで、選択領域213を用いて新着アプリ要求表示2211が選択されると、図8(D)の状態に遷移する。
図8(D)は、図8(B)と同様にポップアップ画面である。これらが一定秒数ごとに繰り返される。
図9(A)は、メール等のアプリケーションにおいて、メッセージを表示している状態である。ここで、携帯電話200AからJava自動起動要求を受信すると、図9(B)の状態に遷移する。
図9(B)では、ステータス領域211に「”アプリ名”起動要求受信中」であることを表示し、操作者に着信があったことを表示する。なお、”アプリ名”には、図7で説明したプロトコルにてやり取りされたデータ内にある「起動するJavaアプリケーション名」が表示される。
図9(C)では、待ち受け画面に戻った時点で、図8(C)と同様のインフォメーション通知を行う。
図10(A)は、別のJavaアプリケーション起動要求があった旨を表示している。この状態では、既に起動しているJavaアプリケーションは一時停止の状態となる。そして、操作者によりYes表示216が選択されると、図10(B)の状態へ遷移する。
図10(B)では、チャット用表示領域212に「一時停止中のアプリケーションがあります。終了しますか?」というメッセージとともにYes表示2112とNo表示2113が表示される。つまり、既に起動しているJavaアプリケーションをどのようにするかについての問い合わせである。操作者により、Yes表示2112が選択された場合は一時停止中のJavaアプリケーションを終了させて、起動要求があった別のJavaアプリケーションを起動する。操作者により、No表示2113が選択された場合は一時停止中のJavaアプリケーションを再開させる。
携帯情報端末機に、近距離データ通信規格に準拠した通信を行わせることができる通信プログラムを記録した携帯情報端末機読み取り可能な記録媒体であって、
一方の携帯情報端末機に、
前記通信の設定を記憶する第1の通信設定記憶機能と、
操作者からの指示に応じて、前記第1の通信設定記憶機能に前記通信の設定を記憶させる通信設定機能と、
前記通信のアプリケーションを起動する第1の起動機能と、
前記第1の起動機能により起動された後に、前記第1の通信設定記憶機能に記憶されている設定を検知する通信設定検知機能と、
前記通信設定検知機能により検知された設定が通信使用許可でない場合は、前記通信設定機能を起動する設定起動機能と、
前記第1の起動機能により起動された通信のアプリケーションにより他方の携帯情報端末機に対して通信の要求を送信する送信機能
を実現させ、
他方の携帯情報端末機に、
前記通信の設定を記憶する第2の通信設定記憶機能と、
前記一方の携帯情報端末機からの通信の要求を受信する受信機能と、
前記受信機能により通信の要求を受信した際に、前記第2の通信設定記憶機能に記憶されている通信の設定が通信可能であるか否かを判断する通信判断機能と、
前記通信判断機能により通信可能であると判断した場合に、通信のアプリケーションを起動する第2の起動機能
を実現させることを特徴とする通信プログラムを記録した携帯情報端末機読み取り可能な記録媒体。
前記携帯情報端末機に、
前記通信の設定を記憶する通信設定記憶機能と、
操作者からの指示に応じて、前記通信設定記憶機能に前記通信の設定を記憶させる通信設定機能と、
前記通信のアプリケーションを起動する起動機能と、
前記起動機能により起動された後に、前記通信設定記憶機能に記憶されている設定を検知する通信設定検知機能と、
前記通信設定検知機能により検知された設定が通信使用許可でない場合は、前記通信設定機能を起動する設定起動機能
を実現させることを特徴とする通信プログラムを記録した携帯情報端末機読み取り可能な記録媒体。
前記携帯情報端末機に、
前記通信の設定を記憶する通信設定記憶機能と、
他の携帯情報端末機からの通信の要求を受信する受信機能と、
前記受信機能により通信の要求を受信した際に、前記通信設定記憶機能に記憶されている通信の設定が通信可能であるか否かを判断する通信判断機能と、
前記通信判断機能により通信可能であると判断した場合に、通信のアプリケーションを起動する起動機能
を実現させることを特徴とする通信プログラムを記録した携帯情報端末機読み取り可能な記録媒体。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去および書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)等が含まれる。
そして、上記のプログラムまたはその一部は、上記記録媒体に記録して保存や流通等させることが可能である。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにはこれらの組合せ等の伝送媒体を用いて伝送することが可能であり、また、搬送波に乗せて搬送することも可能である。
さらに、上記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。
10B…ブルートゥース設定記憶モジュール
20…ブルートゥース設定モジュール
30A…アプリケーション起動モジュール
30B…アプリケーション起動モジュール
40…ブルートゥース設定検知モジュール
50…ブルートゥース設定起動モジュール
60A…チャットアプリケーション
60B…チャットアプリケーション
70…送信モジュール
80…受信モジュール
90…通信判断モジュール
200…携帯電話
200A…携帯電話
200B…携帯電話
210…ディスプレイ
211…ステータス領域
212…チャット用表示領域
213…選択領域
214…Yes表示
215…No表示
216…Yes表示
217…No表示
218…不在着信表示
219…新着メール表示
220…キー
230…アンテナ
240…スピーカ
250…マイク
301…ブルートゥース用アンテナ
302…ブルートゥース通信モジュール
303…キー入力検知モジュール
304…CPU
305…メモリ
306…電話通信モジュール
2112…Yes表示
2113…No表示
2114…ブルートゥースマーク
2211…新着アプリ要求表示
Claims (7)
- 近距離データ通信規格に準拠した通信を少なくとも含む複数の通信を行う携帯情報システムであって、
前記携帯情報システムにおいて、携帯情報端末機における主の通信として、少なくとも電話、電子メールの機能を備えており、前記近距離データ通信規格に準拠した通信は該携帯情報端末機において従の通信であり、該従の通信そのものを利用することができるか否かを操作者の操作によって設定することが必要であり、
一方の携帯情報端末機は、
前記近距離データ通信規格に準拠した通信そのものを利用することができるか否かを示す設定を記憶する第1の通信設定記憶手段と、
操作者からの指示に応じて、前記第1の通信設定記憶手段に前記通信の設定を記憶させる通信設定手段と、
前記通信のアプリケーションを起動する第1の起動手段と、
前記第1の起動手段により起動された後に、前記第1の通信設定記憶手段に記憶されている設定を検知する通信設定検知手段と、
前記通信設定検知手段により検知された設定が通信使用許可でない場合は、前記通信設定手段を起動する設定起動手段と、
前記第1の起動手段により起動された通信のアプリケーションにより他方の携帯情報端末機に対して通信の要求を送信する送信手段
を具備し、
他方の携帯情報端末機は、
前記近距離データ通信規格に準拠した通信そのものを利用することができるか否かを示す設定を記憶する第2の通信設定記憶手段と、
前記一方の携帯情報端末機からの通信の要求を受信する受信手段と、
前記受信手段により通信の要求を受信した際に、前記第2の通信設定記憶手段に記憶されている通信の設定が通信可能であるか否かを判断する通信判断手段と、
前記通信判断手段により通信可能であると判断した場合に、前記一方の携帯情報端末機からのメッセージを表示するとともに、操作者に対して通信のアプリケーションを起動するか否かの画面を表示し、起動するとの指示を受けた場合に、通信のアプリケーションを起動する第2の起動手段
を具備し、
前記第2の起動手段は、前記アプリケーションを起動するか否かの指示を、予め定めた期間内に受け取っていない場合は、前記主となる通信の状態及び前記従となる通信の状態を表示する
ことを特徴とする携帯情報システム。 - 近距離データ通信規格に準拠した通信を行う携帯情報端末機であって、該携帯情報端末機における主の通信として、少なくとも電話、電子メールの機能を備えており、該近距離データ通信規格に準拠した通信は該携帯情報端末機において従の通信であり、該従の通信そのものを利用することができるか否かを操作者の操作によって設定することが必要であり、
前記近距離データ通信規格に準拠した通信そのものを利用することができるか否かを示す設定を記憶する通信設定記憶手段と、
他の携帯情報端末機からの通信の要求を受信する受信手段と、
前記受信手段により通信の要求を受信した際に、前記通信設定記憶手段に記憶されている通信の設定が通信可能であるか否かを判断する通信判断手段と、
前記通信判断手段により通信可能であると判断した場合に、前記一方の携帯情報端末機からのメッセージを表示するとともに、操作者に対して通信のアプリケーションを起動するか否かの画面を表示し、起動するとの指示を受けた場合に、通信のアプリケーションを起動する起動手段
を具備し、
前記起動手段は、前記アプリケーションを起動するか否かの指示を、予め定めた期間内に受け取っていない場合は、前記主となる通信の状態及び前記従となる通信の状態を表示する
ことを特徴とする携帯情報端末機。 - 前記受信手段により通信の要求を受信した後、通信を行っている間は通信中であることを点滅にて表示する通知手段
を具備したことを特徴とする請求項2記載の携帯情報端末機。 - 携帯情報端末機に、近距離データ通信規格に準拠した通信を少なくとも含む複数の通信を行わせることができる通信プログラムであって、
前記通信プログラムにおいて、携帯情報端末機における主の通信として、少なくとも電話、電子メールの機能を備えており、前記近距離データ通信規格に準拠した通信は該携帯情報端末機において従の通信であり、該従の通信そのものを利用することができるか否かを操作者の操作によって設定することが必要であり、
一方の携帯情報端末機に、
前記近距離データ通信規格に準拠した通信そのものを利用することができるか否かを示す設定を記憶する第1の通信設定記憶機能と、
操作者からの指示に応じて、前記第1の通信設定記憶機能に前記通信の設定を記憶させる通信設定機能と、
前記通信のアプリケーションを起動する第1の起動機能と、
前記第1の起動機能により起動された後に、前記第1の通信設定記憶機能に記憶されている設定を検知する通信設定検知機能と、
前記通信設定検知機能により検知された設定が通信使用許可でない場合は、前記通信設定機能を起動する設定起動機能と、
前記第1の起動機能により起動された通信のアプリケーションにより他方の携帯情報端末機に対して通信の要求を送信する送信機能
を実現させ、
他方の携帯情報端末機に、
前記近距離データ通信規格に準拠した通信そのものを利用することができるか否かを示す設定を記憶する第2の通信設定記憶機能と、
前記一方の携帯情報端末機からの通信の要求を受信する受信機能と、
前記受信機能により通信の要求を受信した際に、前記第2の通信設定記憶機能に記憶されている通信の設定が通信可能であるか否かを判断する通信判断機能と、
前記通信判断機能により通信可能であると判断した場合に、前記一方の携帯情報端末機からのメッセージを表示するとともに、操作者に対して通信のアプリケーションを起動するか否かの画面を表示し、起動するとの指示を受けた場合に、通信のアプリケーションを起動する第2の起動機能
を実現させ、
前記第2の起動機能は、前記アプリケーションを起動するか否かの指示を、予め定めた期間内に受け取っていない場合は、前記主となる通信の状態及び前記従となる通信の状態を表示する
ことを特徴とする通信プログラム。 - 携帯情報端末機に、近距離データ通信規格に準拠した通信を行わせることができる通信プログラムであって、該携帯情報端末機における主の通信として、少なくとも電話、電子メールの機能を備えており、該近距離データ通信規格に準拠した通信は該携帯情報端末機において従の通信であり、該従の通信そのものを利用することができるか否かを操作者の操作によって設定することが必要であり、
前記携帯情報端末機に、
前記近距離データ通信規格に準拠した通信そのものを利用することができるか否かを示す設定を記憶する通信設定記憶機能と、
他の携帯情報端末機からの通信の要求を受信する受信機能と、
前記受信機能により通信の要求を受信した際に、前記通信設定記憶機能に記憶されている通信の設定が通信可能であるか否かを判断する通信判断機能と、
前記通信判断機能により通信可能であると判断した場合に、前記一方の携帯情報端末機からのメッセージを表示するとともに、操作者に対して通信のアプリケーションを起動するか否かの画面を表示し、起動するとの指示を受けた場合に、通信のアプリケーションを起動する起動機能
を実現させ、
前記起動機能は、前記アプリケーションを起動するか否かの指示を、予め定めた期間内に受け取っていない場合は、前記主となる通信の状態及び前記従となる通信の状態を表示する
ことを特徴とする通信プログラム。 - 携帯情報端末機で行われる近距離データ通信規格に準拠した通信を少なくとも含む複数の通信を行わせる通信方法であって、該携帯情報端末機における主の通信として、少なくとも電話、電子メールの機能を備えており、該近距離データ通信規格に準拠した通信は該携帯情報端末機において従の通信であり、該従の通信そのものを利用することができるか否かを操作者の操作によって設定することが必要であり、
一方の携帯情報端末機は、
前記近距離データ通信規格に準拠した通信そのものを利用することができるか否かを示す設定を記憶する第1の通信設定記憶手段
を具備し、
前記通信のアプリケーションを起動し、
前記第1の通信設定記憶手段に記憶されている設定を検知し、
前記検知された設定が通信使用許可でない場合は、操作者からの指示に応じて、前記第1の通信設定記憶手段に前記通信の設定を記憶させ、
前記起動された通信のアプリケーションにより他方の携帯情報端末機に対して通信の要求を送信し、
他方の携帯情報端末機は、
前記近距離データ通信規格に準拠した通信そのものを利用することができるか否かを示す設定を記憶する第2の通信設定記憶手段
を具備し、
前記一方の携帯情報端末機からの通信の要求を受信し、
前記通信の要求を受信した際に、前記第2の通信設定記憶手段に記憶されている通信の設定が通信可能であるか否かを判断し、
通信可能であると判断した場合に、前記一方の携帯情報端末機からのメッセージを表示するとともに、操作者に対して通信のアプリケーションを起動するか否かの画面を表示し、起動するとの指示を受けた場合に、通信のアプリケーションを起動し、該アプリケーションを起動するか否かの指示を、予め定めた期間内に受け取っていない場合は、前記主となる通信の状態及び前記従となる通信の状態を表示する
ことを特徴とする通信方法。 - 携帯情報端末機で行われる近距離データ通信規格に準拠した通信を行わせる通信方法であって、該携帯情報端末機における主の通信として、少なくとも電話、電子メールの機能を備えており、該近距離データ通信規格に準拠した通信は該携帯情報端末機において従の通信であり、該従の通信そのものを利用することができるか否かを操作者の操作によって設定することが必要であり、
前記携帯情報端末機は、
前記近距離データ通信規格に準拠した通信そのものを利用することができるか否かを示す設定を記憶する通信設定記憶手段
を具備し、
前記一方の携帯情報端末機からの通信の要求を受信し、
前記通信の要求を受信した際に、前記通信設定記憶手段に記憶されている通信の設定が通信可能であるか否かを判断し、
通信可能であると判断した場合に、前記一方の携帯情報端末機からのメッセージを表示するとともに、操作者に対して通信のアプリケーションを起動するか否かの画面を表示し、起動するとの指示を受けた場合に、通信のアプリケーションを起動し、該アプリケーションを起動するか否かの指示を、予め定めた期間内に受け取っていない場合は、前記主となる通信の状態及び前記従となる通信の状態を表示する
ことを特徴とする通信方法。
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