JP2001184288A - チャットシステム及びチャット方法 - Google Patents

チャットシステム及びチャット方法

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JP2001184288A
JP2001184288A JP36823099A JP36823099A JP2001184288A JP 2001184288 A JP2001184288 A JP 2001184288A JP 36823099 A JP36823099 A JP 36823099A JP 36823099 A JP36823099 A JP 36823099A JP 2001184288 A JP2001184288 A JP 2001184288A
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chat
server
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terminal device
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JP36823099A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Negishi
弘明 根岸
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】参加者を管理、特定して、より良質なチャット
環境を実現する。 【解決手段】複数のクライアントとしての端末機器3,
3,…と、これらと接続されるチャットサーバ2とを有
するチャットシステムであって、チャットを開始する端
末機器3がそのチャットへの参加を要求する他の端末機
器3,3,…の情報をチャットサーバ2に通知し、その
通知を受けたサーバ2は、要求された端末機器3,3,
…の情報に基づいてチャットへの参加を要請し、参加を
要請された端末機器3,3,…でそれぞれ参加の有無を
決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータや携帯情報端末等を用いてチャットを楽しむチャ
ットシステム及びチャット方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からの代表的なチャットシステムと
して、インターネットを利用した分散型マルチユーザチ
ャットシステムであるIRC(Internet Re
layChut)やパソコン通信上の各種チャットが存
在していたが、それらのチャット環境はいずれもサーバ
が提供するものであり、そのサーバに対してそれぞれの
チャット参加者がパーソナルコンピュータや携帯情報端
末等の端末機器を接続することによりチャットを実行す
ることが可能となる。
【0003】上記IRCにおいては、チャットをチャン
ネルと呼称する単位で実行するもので、その参加に関し
ては、サーバの処理能力等の技術的問題を除けば特にな
んら制限が存在せず、また参加者の指定を行なうことは
できない。
【0004】また、チャットの記録であるログは、その
チャットの参加者の端末機器上に記録されることとな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記チ
ャットシステムとしてのIRCでは、上述した如くチャ
ンネルを単位としてチャットが行なわれ、参加に特に制
限がないことから、参加者を特定することができないと
いう不具合を有していた。この不具合を解決するため
に、インターネットに接続している端末(しかしチャッ
トには参加してない)に対して、チャットに参加するよ
うに促すことができるシステムが開発されている。
【0006】しかし、その時点でインターネットに接続
してない端末に対してチャットへの参加を促すために
は、そのチャットシステムではなく、他の方法、例えば
電子メールや電話等で別に連絡をつけなければならず、
システムとしての完成度が低いという不具合もあった。
【0007】さらに、チャットのログは参加者個々が有
する端末機器に保存されるので、特に記憶容量の小さい
端末機器ではログを少量しか保存することができない。
【0008】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、参加者を管理、特
定することで、より良質なチャット環境を実現すること
が可能なチャットシステム及びチャット方法を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
複数のクライアント端末と、これらクライアント端末と
接続されるチャットサーバとを有するチャットシステム
であって、上記クライアント端末は、チャット中のクラ
イアントがそのチャットへの参加を要求する他のクライ
アント端末の情報をチャットサーバに通知し、上記チャ
ットサーバは、その通知を受けると、要求されたクライ
アント情報に基づいて上記他のクライアント端末に対し
てチャットへの参加を要請し、上記他のクライアント端
末は、この参加要請に応答して上記チャットへの参加の
有無の回答をすることを特徴とする。
【0010】このようなシステム構成とすれば、チャッ
トを開始するクライアントの希望により参加者を管理、
特定することができるため、より良質なチャット環境を
実現できる。
【0011】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、上記チャットサーバは、上記参加を要
請された他のクライアント端末の通信回線が接続されて
いないとき、該他のクライアント端末へ回線を接続し、
上記他のクライアント端末は、参加を決定した場合、上
記回線を切断した後にチャットサーバに対してコールバ
ックを行ない通信回線を接続した後にチャットに参加す
ることを特徴とする。
【0012】このようなシステム構成とすれば、上記請
求項1記載の発明の作用に加えて、チャットに参加した
クライアントに対する課金処理を確実に実施することが
でき、より良質なチャット環境の整備に還元できる。
【0013】請求項3記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、上記チャットサーバは、当該チャット
開始当初に参加を要請されながら参加を拒否したクライ
アント端末、あるいは参加していたチャットを中断した
クライアント端末からの当該チャットへの参加要求を受
けると、当該チャットへの途中参加を許可することを特
徴とする。
【0014】このようなシステム構成とすれば、上記請
求項1記載の発明の作用に加えて、始めに参加を希望し
たクライアントに対するチャットへの途中参加の管理を
確実に行なうことができる。
【0015】請求項4記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、上記チャットに参加しているクライア
ント端末は、チャット途中でそのチャットに参加してい
るクライアント端末以外のクライアント端末に当該チャ
ットへの参加を要求するクライアントの情報をチャット
サーバに通知し、上記チャットサーバは、その通知を受
けると、要求されたクライアント情報に基づいて当該チ
ャットへの途中参加を該クライアント情報に対応するク
ライアント端末に要請し、上記途中参加を要請されたク
ライアント端末は、この参加要請に応答して上記チャッ
トへの参加の有無の回答をすることを特徴とする。
【0016】このようなシステム構成とすれば、上記請
求項1記載の発明の作用に加えて、チャット途中で新規
にクライアントの追加してその参加を促すことができ
る。
【0017】請求項5記載の発明は、複数のクライアン
ト端末と、これらクライアント端末と接続されるチャッ
トサーバとを有するチャットシステムであって、上記チ
ャットサーバは各チャット毎にチャット認識情報を付加
してそのチャットのログを保存し、クライアント端末
は、チャットサーバに対してチャット認識情報を指定す
ることで、対応するチャットのログをダウンロードする
ことを特徴とする。
【0018】このようなシステム構成とすれば、特に記
憶容量が少ないクライアント端末であっても、必要なチ
ャットのログのみを選択的に指定して得ることができ
る。
【0019】請求項6記載の発明は、それぞれクライア
ント端末を接続した複数のチャットサーバ同士を接続し
て1つのチャットを実施するチャットシステムであっ
て、複数のチャットサーバはそれぞれ直接登録されてい
るクライアント端末に関してチャット参加の管理及びロ
グの管理を行なうことを特徴とする。
【0020】このようなシステム構成とすれば、より広
域でのチャット環境を実現しながら、特定のチャットサ
ーバのみに大きな負担がかかるのを回避することができ
る。
【0021】請求項7記載の発明は、インターネットを
介してチャットを実施するチャット方法であって、チャ
ット参加クライアント端末から当該チャットに参加して
いない他のクライアント端末の参加要求があると、当該
他のクライアント端末へ参加要求を通知し、当該他のク
ラインアント端末がこの通知に応答して参加の希望要求
を出すと、当該チャットへの参加を許可することを特徴
とする。
【0022】このような方法とすれば、チャットにすで
に参加しているクライアント端末の希望により新たな参
加者を管理、特定することができるため、より良質なチ
ャット環境を実現できる。
【0023】請求項8記載の発明は、インターネット介
してチャットを実施するチャット方法であって、各チャ
ット毎にチャット認識情報を付加してそのチャットのロ
グを保存し、クライアント端末からチャット認識情報の
指定を受けたとき、対応するチャットのログを当該クラ
イアント端末にダウンロードすることを特徴とする。
【0024】このような方法とすれば、特に記憶容量が
少ないクライアント端末に対しても、必要なチャットの
ログのみを選択的に指定して得させることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下本発明
をパーソナルコンピュータや携帯情報端末等の端末機器
をクライアントとしたチャットシステムに適用した場合
の第1の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0026】図1はそのシステム全体の概念構成を示す
もので、1がネットワーク(公衆回線網、専用線網、イ
ンターネット網等)であり、このネットワーク1に対し
て、チャットサービスを提供するサービス事業者が運営
するチャットサーバ2と、チャットサービスを利用する
ユーザが所有するクライアント装置としてのパーソナル
コンピュータやPDA(Personal Digit
al Assistants:携帯型情報端末機)など
でなる各種端末機器3,3,‥‥とが接続される。
【0027】端末機器3,3,‥‥は、いずれもネット
ワーク1と接続するための接続ソフトを搭載し、モデム
を内蔵あるいは介在している。
【0028】チャットサーバ2は、図2(A)に示すよ
うなチャット利用者データベースと同図(B)に示すよ
うなチャットデータベースとを管理している。
【0029】すなわち、図2(A)に示す利用者データ
ベースにおいては、予め登録したチャット利用者毎に、
氏名や住所等のパーソナルデータ、端末機器ID、及び
チャット上での参加者を表わすニックネームとして使用
されるハンドルネームを1組として管理している。
【0030】また、図2(B)に示すチャットデータベ
ースにおいては、実施したチャット毎に、チャットI
D、開始者ID、参加者ID、参加拒否者ID及びチャ
ットのログが保存されるもので、開始者ID、参加者I
D、及び参加拒否者IDに関しては上記チャット利用者
データベースの端末機器IDがそのまま使用される。
【0031】また、参加者IDに関しては、チャットに
参加中か終了したかを示す「在室/不在」フラグが付加
設定されている。
【0032】図3は、上記端末機器3,3,‥‥の1つ
である携帯情報端末3aの外観構成を示すもので、薄板
状の直方体でなる本体ケース11の前面に、カラー液晶
表示パネルとタブレット入力部とを一体に形成した表示
入力部12、音声情報を出力するスピーカ13、及び例
えば上下カーソルキー(「△」,「▽」)とエンターキ
ー(「◎」)よりなるキー入力部14を配設し、また上
端面に例えばデジタル携帯電話に準じた電波の送受を行
なうアンテナ15が配設される。
【0033】図4は上記携帯情報端末3aの電子回路構
成を部分的に示すもので、21が全体の動作制御を司る
CPUであり、このCPU21に対し、バスを介してR
OM22、RAM23、RTC(Real Time
Clock)24、ハードディスク装置(HDD)2
5、上記表示入力部12を形成するタブレット入力部2
6と液晶表示部27、キー入力部14、音声出力部2
8、及び無線通信部29が接続される。
【0034】ROM22は、BIOS(基本入出力シス
テム)その他を固定記憶するものであり、またRAM2
3はCPU21の処理データを一時的に記憶するワーク
メモリ等を有する。
【0035】RTC24は、現在時刻の計時等を行なう
ものであり、ハードディスク装置25はOS(オペレー
ティングシステム)や各種アプリケーションプログラ
ム、電話帳を含むデータファイル等を記憶する。
【0036】液晶表示部27は、カラー液晶表示パネル
とその駆動回路及びバックライト装置等で構成され、オ
ペレーティングシステム及びオペレーティングシステム
に準拠した各種アプリケーションに基づいた画像を表示
するもので、この液晶表示部27上に一体にタブレット
入力部26を構成して上記表示入力部12が形成され
る。
【0037】タブレット入力部26は、液晶表示部27
で表示される内容に従い、手指あるいはここでは図示し
ない専用のスタイラスペンで筆記操作あるいはポイント
操作を行なうことにより、その操作位置座標をデータ化
して入力するもので、この液晶表示部27とタブレット
入力部26とでにる表示入力部12によりGUI(Gr
aphical User Interface)環境
を実現し、例えばチャット等を実施する。
【0038】音声出力部28は、CPU21から与えら
れるデジタル値の音声信号をアナログ化して上記スピー
カ13を拡声駆動する。
【0039】無線通信部29は、例えばデジタル携帯電
話の仕様に準拠してアンテナ15により最寄りの基地局
と交信を行なうことで、ネットワーク1を介してチャッ
トサーバ2とデータの無線送受を行なう。
【0040】なお、本実施の形態に係るチャットの実施
時においては、チャットサーバ2の電話番号、通信相手
の電話帳、チャットに参加した端末機器3のID、及び
参加を拒否した際のそのチャットの開始者の端末機器3
のID等をハードディスク装置25の専用エリアに記憶
する他、受取ったチャットデータをバックスクロールの
ために一時的に保持、記憶するものとするが、少ない記
憶容量を有効に使用するために、チャットを終了した時
点でチャットデータは消去するものとする。
【0041】なお、上記ハードディスク装置25に記憶
される各種アプリケーションプログラム、データファイ
ル等は、外部接続した装置から入力するものとしてもよ
く、さらには無線通信部29を介してダウンロードした
ものであってもよい。
【0042】次に上記実施の形態の動作について説明す
る。
【0043】まず、チャットの開始を希望する者は、実
行の端末機器3に登録されている電話帳からの選択を行
なうか、あるいは個々に入力するなどによって、そのチ
ャットへの参加を希望する相手を指定する。
【0044】図5は、上記携帯情報端末3aのユーザが
チャットの開始者となって、希望する参加者を選択して
いる状態での表示入力部12での表示画面を例示するも
ので、画面の上部より順に、その時点で参加者データを
選択表示する選択データ領域SD、選択を確定した参加
者データを表示する登録データ領域RD、参加者データ
を入力した際にそれを表示するするデータ入力領域D
I、操作モードを指定する「追加」「削除」「登録」
「通知」「中止」の各アイコンからなるアイコン領域I
C、及び参加者データ等を手書き文字入力する手書き入
力認識領域PIが配設される。このうち、選択データ領
域SDと登録データ領域RDに関しては、スクロールバ
ーSBを付して表示範囲をスクロールさせることが可能
としている。
【0045】図10はこのチャットの開始者が携帯情報
端末3aを操作する際の動作内容を示すもので、その当
初には上記アイコン領域ICによる操作を待機し、操作
された際にそのいずれのアイコンが操作されたかを判断
する(ステップA01)。
【0046】アイコンが「入力」であった場合、手書き
入力認識領域PIで入力され、文字認識された内容を確
認し(ステップA04)、電話帳に予め登録されている
者であるか否かをハンドルネームの比較により判断する
(ステップA05)。
【0047】登録されている者であれば新たな入力を行
なう必要はないのでその入力を無効とし、そのまま上記
ステップA01に戻るが、登録されていない者であれ
ば、新たに電話帳に登録した上で(ステップA06)、
さらにIDを追加入力して登録データ領域RDに表示さ
せ(ステップA07)、ステップA01に戻る。
【0048】アイコンが「選択」であった場合は、その
時点で選択データ領域SDで選択されている参加者の候
補をそのままIDと共に登録データ領域RDに表示させ
(ステップA03)、ステップA01に戻る。
【0049】アイコンが「削除」であった場合は、訂正
処理として、その時点で登録データ領域RDにリストア
ップされている者の中から選択されている者を削除し
(ステップA02)、ステップA01に戻る。
【0050】しかして、アイコンが「通知」であった場
合は、参加者のリストアップが終了し、チャットを開始
すべく操作されたこととなるので、登録データ領域RD
に選択された参加者のIDが少なくとも1つはあること
を確認した上で(ステップA08)、チャットサーバ2
との接続を行ない(ステップA09)、チャットを開始
する要求を通知する(ステップA10)。このとき、同
時に、チャット開始者としての自機の端末IDと、チャ
ットへの参加を希望する参加者のIDとを送信する。
【0051】その後、チャットサーバ2からの応答を待
機し(ステップA11)、応答があった時点で、その応
答時にチャットサーバ2から得られるチャットIDをチ
ャット履歴として保存する(ステップA12,A1
3)。
【0052】続いて、実際のチャットを行なうチャット
モードに移行し(ステップA14)、チャットサーバ2
からの応答を待機する(ステップA15)。
【0053】チャットサーバ2からの応答があり、自身
の入室メッセージを受信すると(ステップA16)、そ
れをチャットデータとして表示入力部12で表示させ
(ステップA17)、さらにチャットサーバ2からの応
答を待機する(ステップA18)。
【0054】図6はこのとき表示入力部12で表示され
る画面を例示するもので、画面の上部より順に、チャッ
トデータを表示するチャットデータ領域CD、自身が送
信するチャットの内容を羅列表示するデータ入力領域D
I、操作モードを指定する「送信」「削除」「変換」
「確定」「機能」の各アイコンからなるアイコン領域I
C、及びチャットデータを手書き文字入力する手書き入
力認識領域PIが配設される。
【0055】このうち、チャットデータ領域CDにおい
ては、スクロールバーSBを付加して表示範囲をスクロ
ール可能とするもので、ここではハンドルネームを用い
て入室メッセージ「Xさん入室しました(1人)」と他
の参加者からの応答をまっている状態とを表示してい
る。
【0056】その後、チャットサーバ2からの受信を待
機し(ステップA19)、受信があったと判断した時点
で、次のその受信した内容がチャットデータ、チャット
の開始許可、及びチャットの中止指示のいずれであるの
かを判断する(ステップA20)。
【0057】チャットの開始許可であった場合には、正
式にこのチャットを開始しし(ステップA24)、以上
でこのチャット開始者としての処理を終了してチャット
動作に移行する。
【0058】チャットデータであった場合には、そのチ
ャットデータを表示入力部12で表示した上で(ステッ
プA21)、再びステップA19からの受信待機状態に
戻る。
【0059】チャットの中止指示であった場合には、チ
ャットを開始することができなかったものとして、その
旨を示すメッセージを表示入力部12で表示した後に
(ステップA22)、ネットワーク1を介してのチャッ
トサーバ2との接続を切断し(ステップA23)、以上
でこの処理を終了する。
【0060】一方、このようなチャットの開始時にチャ
ットサーバ2側では図11乃至図14に示すような処理
を実行する。
【0061】すなわちチャットサーバ2では、チャット
開始要求を受信すると(ステップB01)、その要求に
添付されている開始者の端末IDを用いて上記図2
(A)で示したチャット利用者データベースを参照し、
登録されているチャット利用者であるか否かを確認する
(ステップB02)。
【0062】ここで、チャット利用者として登録されて
いない場合には、そのチャットを開始させることができ
ないため、チャットの開始を拒否する通知を開始者に対
して通知し(ステップB04)、当該開始者との接続を
切断して(ステップB05)、一旦この処理を終了し、
次の開始要求があるのを待機する。
【0063】また、チャット利用者として登録されてい
た場合には、チャットIDを発行し(ステップB0
6)、そのチャットIDを用いて上記図2(B)で示し
た如くチャットデータベースに必要事項を保存設定し
(ステップB07)、さらに各参加者IDに対する在室
/不在フラグをすべて仮に在室にセットした後に(ステ
ップB08)、開始者に対してチャットの許可応答を発
行したチャットIDと共に通知する(ステップB0
9)。
【0064】次いで、その開始者の入室メッセージをチ
ャットデータとして生成し(ステップB10)、これを
チャットデータベースにチャットログとして追加保存さ
せると共に(ステップB11)、同チャットデータを開
始者に送信する(ステップB12)。
【0065】その後、開始者がチャットへの参加を希望
した参加者のIDの内容を1名分読出して内容を確認し
(ステップB13)、あることを確認した上で(ステッ
プB14)、その参加者IDを用いてチャット利用者デ
ータベースを参照し(ステップB15)、登録されてい
るチャット利用者であるか否かを確認する(ステップB
16)。
【0066】登録されているチャット利用者である場合
には、そのままその参加者のIDに対応して記憶されて
いる端末機器との接続を実行し(ステップB17)、接
続が成功したことを確認してから(ステップB18)、
対象となる参加者の端末機器にチャットへの参加を要請
する通知を実行し(ステップB19)、他の参加者に関
しても同様の処理を実行するべく確認する参加者IDの
内容を変更設定した上で(ステップB20)、再び上記
ステップB13からの処理に戻る。
【0067】また、上記ステップB16で希望する参加
者のIDがチャット利用者データベースに登録されてい
ないと判断した場合、あるいは上記ステップB18で参
加者との接続が成功しなかったと判断した場合には、そ
の参加者IDを用いてその参加者とのチャットを行なう
ことができないことを示すエラーメッセージをチャット
データとして生成し(ステップB21)、これをチャッ
トデータベースにチャットログとして追加保存させると
共に(ステップB22)、同チャットデータを開始者に
送信し(ステップB23)、それから他の参加者に関し
ても同様の処理を実行するべく確認する参加者IDの内
容を変更設定した上で(ステップB20)、再び上記ス
テップB13からの処理に戻る。
【0068】図7はこのとき開始者の使用する携帯情報
端末3aで表示されるエラーメッセージを例示するもの
で、上記図6と同様の構成の画面上のチャットデータ領
域CDにおいて、上記図6で示した内容に加えて、エラ
ーメッセージとしてハンドルネームを用いて「Aさんエ
ラーです。」「000−000−0000さんエラーで
す。」なる内容を表示している状態を示す。
【0069】しかるに、上記ステップB20で開始者に
チャットへの参加を希望された参加者を対象として参加
者IDを順次更新変更しながらステップB13からの処
理を繰返し実行し、すべての参加者に対する処理を終了
すると、ステップB14でそれ以上の参加者がないもの
と確認され、次に、開始者がチャットへの参加を希望し
た全参加車の中でチャットサーバ2とネットワーク1を
介して接続できたものが少なくとも1つあったか否かに
より、チャットを行なうことができるか否かを判断する
(ステップB24)。
【0070】ここで、接続できた参加者がおらず、チャ
ットを行なうことができないと判断すると、チャットの
開始を要求した携帯情報端末3aに対してチャットの中
止を通知し(ステップB25)、その後に該開始者との
接続を切断してから(ステップB26)、チャットデー
タベースにおけるこのチャットIDに関連したデータを
削除し(ステップB27)、以上でこの処理を一旦終了
して次の開始要求があるのを待機する。
【0071】また、ステップB24で接続できたものが
参加者が少なくとも1つあり、チャットを行なうことが
できる可能性がある場合には、次いでチャットへの参加
を要請すると共に、この要請に対する応答を待機し(ス
テップB28)、接続できた端末から応答の通知がある
とこれを受信して(ステップB29)、その応答の内容
がチャットへの参加を受諾するものであるか、または拒
否するものであるかを判断する(ステップB30)。
【0072】チャットへの参加を受諾するものであった
場合には、その参加者の端末機器3に再接続(コールバ
ック)を許可する通知を行ない(ステップB37)、そ
れから一旦その接続を切断した後に(ステップB3
8)、他にもチャットへの参加要請に対する応答を行な
った参加者の端末機器3が残っているか否かを判断し
(ステップB36)、あれば再び上記ステップB29か
らの処理に戻る。
【0073】なお、ステップB37及びB38でチャッ
ト参加端末に対してコールバックをさせるようにしたが
(現状で発信者課金であり、通信料が高いため)、サー
ビスの形態により変化する。例えば、着信者課金あるい
は通信料が低くなれば、再接続をせずにそのまま継続接
続することができる。
【0074】また、上記ステップB29で応答がチャッ
トへの参加を拒否するものであったと判断した場合に
は、その端末IDをチャットデータベースの参加拒否者
側に保存した後(ステップB31)、やはり対象となる
端末機器3との接続を切断し(ステップB32)、それ
からその参加者IDを用いてその参加者からチャットへ
の参加を拒否されたことを示す拒否メッセージをチャッ
トデータとして生成し(ステップB33)、これをチャ
ットデータベースにチャットログとして追加保存させる
と共に(ステップB34)、同チャットデータを開始者
に送信した上で(ステップB35)、他にもチャットへ
の参加要請に対する応答を行なった参加者の端末機器3
が残っているか否かを判断し(ステップB36)、あれ
ば再び上記ステップB29からの処理に戻る。
【0075】図8はこのとき開始者の使用する携帯情報
端末3aで表示されるエラーメッセージを例示するもの
で、上記図6と同様の構成の画面上のチャットデータ領
域CDにおいて、上記図6で示した内容に加えて、拒否
メッセージとしてハンドルネームを用いて「Aさん拒否
しました。」なる内容を表示している状態を示す。
【0076】しかして、上記ステップB36で他にはチ
ャットへの参加要請に対する応答を行なった参加者の端
末機器3が残っていないと判断すると、次に上記チャッ
トへの参加要請に対する応答を行なった参加者の端末機
器3のうち、参加を受諾したものが少なくともひとつあ
ったか否かを判断する(ステップB39)。
【0077】受諾するものがなかった場合には、チャッ
トの開始を要求した携帯情報端末3aに対してチャット
の中止を通知し(ステップB50)、その後に該開始者
との接続を切断してから(ステップB51)、チャット
データベースにおけるこのチャットIDに関連したデー
タを削除し(ステップB52)、以上でこの処理を一旦
終了して次の開始要求があるのを待機する。
【0078】また、上記ステップB39でチャットへの
参加を受諾したものが少なくとも1つはあると判断する
と、次いでチャットへの参加要請に対する応答が未確認
の端末機器3が残っているか否かを判断し(ステップB
40)、まだ残っていると判断した場合には、その端末
機器3に対して一定の時間、再接続を行なうのを待機し
た後に新たにその端末機器3に対する課金処理を開始す
るべく再接続を実施し(ステップB42,B43)、チ
ャットデータベースの参加側にその端末IDを保存設定
する(ステップB44)。
【0079】次いで、対応する在室/不在フラグを在室
の内容にセットし(ステップB45)、対象となる参加
者の端末機器3にチャットを許可する応答通知をチャッ
トIDと共に送信してから(ステップB46)、その参
加者IDを用いてその参加者がチャットに参加すること
を示す入室メッセージをチャットデータとして生成し
(ステップB47)、これをチャットデータベースにチ
ャットログとして追加保存させると共に(ステップB4
8)、チャットモードに移行している、開始者の携帯情
報端末3aを含む少なくとも2台以上の端末機器3に同
チャットデータを同時送信した上で(ステップB4
9)、他にもチャットへの参加要請に対する応答が未確
認の端末機器3がまだ残っているか否かを判断すべく上
記ステップB40からの処理に戻る。
【0080】図9はこのときチャットモードに移行して
いる、開始者の携帯情報端末3aで表示される入室メッ
セージを例示するもので、上記図6と同様の構成の画面
上のチャットデータ領域CDにおいて、上記図6で示し
た内容に加えて、入室メッセージとしてハンドルネーム
を用いて「Yさん入室しました。」とその時点で入室し
ている人数「2名」及びこれで入室しているものが複数
となったためにチャットが実行可能となったことを示す
「チャット開始OK」なるガイドメッセージを表示して
いる状態を示す。
【0081】そして、上記ステップB40でチャットへ
の参加要請に対する応答が未確認の端末機器3が残って
いないと判断した時点で、チャットモードへと移行して
いる開始者の携帯情報端末3a及び参加を受諾した参加
者の端末機器3に対してチャットの開始を許可する通知
を行ない(ステップB41)、以上でこのチャットサー
バ2によるチャット開始時の処理を終了する。
【0082】次に、図15により開始者からチャットへ
の参加を要請される参加者側の端末機器3における動作
内容について説明する。
【0083】その動作当初において、チャットサーバ2
からチャットへの参加要請をその開始者の端末IDと共
に受信して回線接続すると(ステップC01)、その開
始者の端末IDを保存した上で(ステップC02)、着
信報知を行なってから表示部にその開始者のハンドルネ
ームと共にチャットへの参加要請があったことを表示
し、その要請を受諾してチャットに参加するか、あるい
は拒否するかの確認をキー入力部での操作により行なう
(ステップC03)。
【0084】ここで、チャットへの参加を受諾する旨の
キー操作が行なわれたか否かを判断するもので(ステッ
プC04)、受諾せず拒否するキー操作がなされたと判
断した場合(あるいはタイムアウトした場合)には、チ
ャットサーバ2に対してチャットを拒否する通知を行な
った上で(ステップC05)、チャットサーバ2との接
続状態を切断して(ステップC06)、以上でこの処理
を終了する。
【0085】また、上記ステップC04でチャットへの
参加を受諾する旨のキー操作が行なわれたと判断した場
合には、チャットサーバ2に対してチャットの参加要請
を受諾する通知を行ない(ステップC07)、その応答
を待機した後に(ステップC08)、チャットサーバ2
から再接続許可の通知を受信し(ステップC09)、一
旦チャットサーバ2との接続を断つ(ステップC1
0)。
【0086】その後、チャットを実行すべくあらためて
チャットサーバ2との再接続を行ない(ステップC1
1)、チャットサーバ2からチャットの許可応答を受信
すると(ステップC12)、上記ステップC01で受信
したチャットIDをチャット履歴として保存した後に
(ステップC13)、チャットモードに移行する(ステ
ップC14)。
【0087】そして、チャットサーバ2からの応答を待
機し(ステップC15)、応答があると、その応答によ
り得られるチャットデータとしての入室メッセージを表
示部にて表示する(ステップC16)。
【0088】その後、再びチャットサーバ2からの応答
を待機して(ステップC17)、応答があった時点で、
チャットサーバ2から送られてくるチャットの開始許可
通知を受信し(ステップC18)、以後チャットを開始
してチャットデータの送受に移行するものとして(ステ
ップC19)、以上でこの開始時の処理を一旦終了す
る。
【0089】なお、チャットサーバ2による以後のチャ
ットに対するこの端末機器3への課金処理は、上記ステ
ップC11での再接続の時点からなされる。
【0090】次に図16でチャット途中でチャットサー
バ2が行なう一連の動作を説明する。
【0091】同図に示す如く、チャットサーバ2はチャ
ットの実行時において、チャットを行なっている各端末
機器3から、端末IDとチャットデータとを受信し(ス
テップD01)、その端末IDを用いてチャット利用者
データベースから対応するハンドルネームを取得する
(ステップD02)。
【0092】次いで、取得したハンドルネームと受信し
たチャットデータとを結合させ(ステップD03)、得
たハンドルネーム付きのチャットデータをチャットデー
タベースにチャットログとして保存すると共に(ステッ
プD04)、その時点でチャットに参加しているすべて
の端末機器3に対して、保存したハンドルネーム付きの
チャットデータを送信し(ステップD05)、以上で一
連の処理を終了するもので、チャットサーバ2はチャッ
トの参加者のいずれかからチャットデータを受信する毎
にこの一連の処理を繰返し実行する。
【0093】なお、チャットの開始当初にはその参加を
拒否した者や、チャットへの参加を中断した者が、行な
われているチャットに再度途中から参加する際には、以
下に示すような動作が実行される。
【0094】図18は、チャットに途中参加したい端末
機器3での動作内容を示すもので、その当初には、参加
したいチャットの選択を、上記図15のステップC02
で保存した開始者の端末ID中から行なうことで実行し
(ステップE01)、次いでチャットサーバ2と接続す
る(ステップE02)。
【0095】チャットサーバ2と接続できた時点で、次
に自機の端末IDと上記選択した開始者の端末IDとを
もってチャットサーバ2にチャットへの途中参加要求を
通知して(ステップE03)、これに対するチャットサ
ーバ2からの応答を待機する(ステップE04)。
【0096】そして、チャットサーバ2からの応答があ
るとこれを受信し(ステップE05)、受信した内容が
そのチャットへの途中参加を許可するものであったか、
あるいは自機の端末IDが参加を拒否した者及び参加を
中断したものとしてのリストになく、その参加要求が不
正であるとする通知であったかを判断する(ステップE
06)。
【0097】ここで、不正通知であった場合には、チャ
ットへの参加要求が不正であり、参加することができな
い旨を示すメッセージを表示部で表示した後に(ステッ
プE15)、チャットサーバ2との接続を切断し(ステ
ップE16)、以上でこの処理を終了する。
【0098】また、上記ステップE06でチャットへの
途中参加を許可する応答がチャットサーバ2からあった
と判断すると、そのチャットのチャットIDをチャット
履歴として保存設定すると共に(ステップE07)、直
ちにチャットモードに移行して(ステップE08)、チ
ャットサーバ2からの応答を待機する(ステップE0
9)。
【0099】そして、チャットサーバ2からチャットデ
ータの応答があると、これを受信して(ステップE1
0)、その応答により得られるチャットデータとしての
入室メッセージを表示部にて表示する(ステップE1
1)。
【0100】その後、チャットサーバ2からの応答を待
機して(ステップE12)、応答があった時点で、チャ
ットサーバ2から送られてくるチャットの開始許可通知
を受信し(ステップE13)、以後チャットを開始して
チャットデータの送受に移行するものとして(ステップ
E14)、以上でこの途中参加のチャット開始時の処理
を一旦終了する。
【0101】図19は上記のような途中参加を要求する
端末機器3からの通知を受けたチャットサーバ2での動
作内容を例示するもので、該端末IDと開始者IDとを
添付しての上記通知を受信したチャットサーバ2は(ス
テップF01)、まずその端末IDを用いてチャット利
用者データベースを確認し(ステップF02)、このチ
ャットサーバ2に登録されている利用者であるか否かを
判断する(ステップF03)。
【0102】ここで、端末IDがチャット利用者データ
ベースにリストアップされておらず、該端末IDを送っ
てきた端末機器3が不正な途中参加要求を送ってきたも
のと判断した場合には、その端末機器3に対して不正通
知を発送した後に(ステップF17)、その端末機器3
との接続を切断して(ステップF18)、この処理を終
了する。
【0103】また、上記ステップF03で途中参加を要
求する通知を送ってきた端末機器3がこのチャットサー
バ2に登録されている利用者であると判断した場合は、
さらに開始者IDを用いてチャットデータベースを確認
し(ステップF04)、その開始者IDで登録されてい
るチャットが存在するか否かを判断する(ステップF0
5)。
【0104】ここで、その開始者IDによるチャットが
存在していないと判断した場合には、上記ステップF1
7に進んで不正通知の発行からの処理を行なうが、存在
していると判断した場合には、次にその端末機器3の端
末IDと当該チャットデータベースの参加拒否者IDを
参照し(ステップF06)、途中参加要求を送ってきた
端末機器3がそのチャットの開始当初には参加を拒否し
たものであるか否かを判断する(ステップF07)。
【0105】参加拒否者であった場合には、当該チャッ
トデータベース中の参加拒否者IDを参加者IDに移動
させるデータ変更を行なった後(ステップF08)、そ
の途中参加要求通知を送ってきた端末機器3に対して、
チャットIDを付加してそのチャットへの参加を許可す
る応答を通知する(ステップF09)。
【0106】さらにその端末機器3の端末IDを用いて
その参加者がチャットに参加することを示す入室メッセ
ージをチャットデータとして生成し(ステップF1
0)、これをチャットデータベースにチャットログとし
て追加保存させると共に(ステップF11)、当該チャ
ットデータを続けてその端末機器3に送信し、それから
チャットの開始を許可する応答を通知し(ステップF1
3)、以上でこの処理を終了する。
【0107】また、上記ステップF07で、途中参加要
求を送ってきた端末機器3がそのチャットの開始当初に
は参加を拒否したものではなかった場合には、次にその
端末機器3の端末IDと当該チャットデータベースの参
加者IDと対応する在室/不在フラグを参照し(ステッ
プF14)、途中参加要求を送ってきた端末機器3の端
末IDと一致する参加者IDがあり、且つ対応する在室
/不在フラグが不在を示す内容となっているか否かによ
って、その端末機器3が途中退室した者であるか否かを
判断する(ステップF15)。
【0108】ここで、途中退室者ではないと判断した場
合には、上記ステップF17に進んで不正通知の発行か
らの処理を行なうが、途中退室者であった場合には、当
該チャットデータベース中のその参加者IDに対応する
在室/不在フラグを在室にセットした後(ステップF1
6)、上記ステップF09からの処理に進んで、その端
末機器3を再びチャットに参加させるべく処理を行な
う。
【0109】図17は、こうして途中参加があった場合
に、例えば開始者の携帯情報端末3aの表示入力部12
で表示されるチャットデータを例示するもので、上記図
6と同様の構成の画面上のチャットデータ領域CDにお
いて、上記図6で示した内容に加えて、ハンドルネーム
を用いた入室メッセージ「Aさん入室しました。」とそ
の時点で入室している人数「4名」及びこれで入室して
いるものが複数となったためにチャットが実行可能とな
ったことを示す「チャット開始OK」なるガイドメッセ
ージ、及び途中参加してきた「Aさん」からのチャット
データ「やっときたよ」とを表示している状態を示す。
【0110】こうしてチャットを行なっている途中で、
チャットの開始者を含む参加者の中で、端末機器3(3
a)の機能操作によりチャットデータ入力以外の操作を
実行した場合の動作について説明する。
【0111】図20はチャット途中で、携帯情報端末3
aの表示入力部12に機能選択画面を表示させた状態を
例示するもので、アイコン領域ICの各種アイコンに加
えて、チャットデータ領域CD中にも新たにアイコン領
域ICaを表示するようになる。このアイコン領域IC
aでは、新たにそのチャットへの参加者を追加させるた
めのアイコン「追加」と、参加しているチャットから途
中退室するためのアイコン「退室」とを表示している。
【0112】しかして、図21は携帯情報端末3aで機
能選択操作が行なわれ、上記アイコン「追加」が指定さ
れた場合に実行する動作の内容を示すもので、その時点
で表示入力部12での表示内容は上記図5で示した状態
と同様になり、その当初には上記アイコン領域ICによ
る操作を待機し、操作された際にそのいずれのアイコン
が操作されたかを判断する(ステップG01)。
【0113】アイコンが「入力」であった場合、手書き
入力認識領域PIで入力され、文字認識された内容を確
認し(ステップG04)、電話帳に予め登録されている
者であるか否かをハンドルネームの比較により判断する
(ステップG05)。
【0114】登録されている者であれば新たな入力を行
なう必要はないのでその入力を無効とし、そのまま上記
ステップG01に戻るが、登録されていない者であれ
ば、新たに電話帳に登録した上で(ステップG06)、
さらにIDを追加入力して登録データ領域RDに表示さ
せ(ステップG07)、ステップG01に戻る。
【0115】アイコンが「選択」であった場合は、その
時点で選択データ領域SDで選択されている参加者の候
補をそのままIDと共に登録データ領域RDに表示させ
(ステップG03)、ステップG01に戻る。
【0116】アイコンが「削除」であった場合は、訂正
処理として、その時点で登録データ領域RDにリストア
ップされている者の中から選択されている者を削除し
(ステップG02)、ステップG01に戻る。
【0117】しかして、アイコンが「通知」であった場
合は、追加する参加者のリストアップが終了し、チャッ
トを再開すべく操作されたこととなるので、登録データ
領域RDに選択された参加者のIDが少なくとも1つは
あることを確認した上で(ステップG08)、チャット
サーバ2に対して新たなチャットへの参加を希望する参
加者のIDを付加してチャット参加者追加要求通知を送
信し(ステップG09)、以上でこの処理を終了すると
共に、上記図20で示したような表示画面に戻る。
【0118】図22乃至図24はこのチャット参加者追
加要求通知を受けたチャットサーバ2が実行する処理内
容を示すものである。
【0119】その当初に端末機器3(3a)からチャッ
ト参加者追加要求通知を受信すると(ステップH0
1)、その通知に付加されているチャットへの参加が希
望された参加者のIDの内容を1名分読出して内容を確
認し(ステップH02)、あることを確認した上で(ス
テップH03)、その参加者IDを用いてチャット利用
者データベースを参照し(ステップH04)、登録され
ているチャット利用者であるか否かを確認する(ステッ
プH05)。
【0120】登録されているチャット利用者である場合
には、そのままその参加者のIDに対応して記憶されて
いる端末機器との接続を実行し(ステップH06)、接
続が成功したことを確認してから(ステップH07)、
対象となる参加者の端末機器3にチャットへの参加を要
請する通知を実行し(ステップH08)、他の同様に追
加された参加者に関しても同様の処理を実行するべく、
確認する参加者IDの内容を変更設定した上で(ステッ
プH09)、再び上記ステップH02からの処理に戻
る。
【0121】また、上記ステップH05で希望された参
加者のIDがチャット利用者データベースに登録されて
いないと判断した場合、あるいは上記ステップH07で
参加者との接続が成功しなかったと判断した場合には、
その参加者IDを用いてその参加者とのチャットを行な
うことができないことを示すエラーメッセージをチャッ
トデータとして生成し(ステップH10)、これをチャ
ットデータベースにチャットログとして追加保存させる
と共に(ステップH11)、同チャットデータをその時
点でチャットに参加しているすべての参加者に送信し
(ステップH12)、それから他の追加を希望した参加
者に関しても同様の処理を実行するべく確認する参加者
IDの内容を変更設定した上で(ステップH09)、再
び上記ステップH02からの処理に戻る。
【0122】しかるに、上記ステップH09で参加者に
チャットへの参加を新たに希望された参加者を対象とし
て参加者IDを順次更新変更しながらステップH02か
らの処理を繰返し実行し、すべての参加者に対する処理
を終了すると、ステップH03でそれ以上の追加の参加
者がないものと確認され、次いでチャットへの参加を要
請した端末機器3からの通知を受信して(ステップH1
3)、その応答の内容がチャットへの参加を受諾するも
のであるか、または拒否するものであるかを判断する
(ステップH14)。
【0123】チャットへの参加を受諾するものであった
場合には、その参加者の端末機器3に再接続を許可する
通知を行ない(ステップH21)、それから一旦その接
続を切断した後に(ステップH22)、他にも追加でチ
ャットへの参加要請に対する応答を行なった参加者の端
末機器3が残っているか否かを判断し(ステップH2
0)、あれば再び上記ステップH13からの処理に戻
る。
【0124】また、上記ステップH14で受信した通知
がチャットへの参加を拒否するものであったと判断した
場合には、その端末IDをチャットデータベースの参加
拒否者側に保存した後(ステップH15)、やはり対象
となる端末機器3との接続を切断し(ステップH1
6)、それからその参加者IDを用いてその参加者から
チャットへの参加を拒否されたことを示す拒否メッセー
ジをチャットデータとして生成し(ステップH17)、
これをチャットデータベースにチャットログとして追加
保存させると共に(ステップH18)、同チャットデー
タをその時点でチャットに参加しているすべての参加者
に送信した上で(ステップH19)、他にもチャットへ
の参加要請に対する通知を行なってきた参加者の端末機
器3が残っているか否かを判断し(ステップH20)、
あれば再び上記ステップH13からの処理に戻る。
【0125】しかして、上記ステップH20で他にはチ
ャットへの追加参加要請に対する応答を行なった参加者
の端末機器3が残っていないと判断すると、次に上記チ
ャットへの参加要請に対する応答を行なった参加者の端
末機器3のうち、参加を受諾したものが少なくともひと
つあったか否かを判断する(ステップH23)。
【0126】受諾するものがなかった場合には、その時
点でこの処理を一旦終了してそのままチャットを続行す
る。
【0127】また、上記ステップH23チャットへの参
加を受諾したものが少なくとも1つはあると判断する
と、次いでチャットへの参加要請に対する応答が未確認
の端末機器3が残っているか否かを判断し(ステップH
24)、まだ残っていると判断した場合には、その端末
機器3に対して一定の時間、再接続を行なうのを待機し
た後に新たにその追加された端末機器3に対する課金処
理を開始するべく再接続を実施し(ステップH25,H
26)、チャットデータベースの参加側にその端末ID
を保存設定する(ステップH27)。
【0128】次いで、対応する在室/不在フラグを在室
の内容にセットし(ステップH28)、対象となる参加
者の端末機器3にチャットを許可する応答通知をチャッ
トIDと共に送信してから(ステップH29)、その参
加者IDを用いてその参加者がチャットに参加すること
を示す入室メッセージをチャットデータとして生成し
(ステップH30)、これをチャットデータベースにチ
ャットログとして追加保存させると共に(ステップH3
1)、その時点で当該チャットに参加しているすべての
端末機器3に同チャットデータを同時送信した上で(ス
テップH32)、他にもチャットへの追加参加要請に対
する応答が未確認の端末機器3がまだ残っているか否か
を判断すべく上記ステップH24からの処理に戻る。
【0129】そして、上記ステップH24でチャットへ
の追加参加要請に対する応答が未確認の端末機器3が残
っていないと判断した時点で、そのときにチャットモー
ドへと移行している、新たにチャットへの参加を受諾し
た追加の参加者の端末機器3に対してチャットの開始を
許可する通知を行ない(ステップH33)、以上でこの
チャットサーバ2による参加者追加の処理を終了する。
【0130】次に、図25によりチャット途中でチャッ
トの参加者から追加メンバーとしての参加を要請された
側の端末機器3における動作内容について説明する。
【0131】その動作当初において、チャットサーバ2
からチャットへの参加要請をその開始者の端末IDと共
に受信して回線接続すると(ステップI01)、その開
始者の端末IDを保存した上で(ステップI02)、着
信報知を行なってから表示部にその開始者のハンドルネ
ームと共にチャットへの参加要請があったことを表示
し、その要請を受諾してチャットに参加するか、あるい
は拒否するかの確認をキー入力部での操作により行なう
(ステップI03)。
【0132】ここで、チャットへの参加を受諾する旨の
キー操作が行なわれたか否かを判断するもので(ステッ
プI04)、受諾せず拒否するキー操作がなされたと判
断した場合には、チャットサーバ2に対してチャットを
拒否する通知を行なった上で(ステップI05)、チャ
ットサーバ2との接続状態を切断して(ステップI0
6)、以上でこの処理を終了する。
【0133】また、上記ステップI04でチャットへの
参加を受諾する旨のキー操作が行なわれたと判断した場
合には、チャットサーバ2に対してチャットの参加要請
を受諾する通知を行ない(ステップI07)、その応答
を待機した後に(ステップI08)、チャットサーバ2
から再接続許可の通知を受信し(ステップI09)、一
旦チャットサーバ2との接続を断つ(ステップI1
0)。
【0134】その後、チャットを実行すべくあらためて
チャットサーバ2との再接続を行ない(ステップI1
1)、チャットサーバ2からチャットの許可応答を受信
すると(ステップI12)、上記ステップI01で受信
したチャットIDをチャット履歴として保存した後に
(ステップI13)、チャットモードに移行する(ステ
ップI14)。
【0135】そして、チャットサーバ2からの応答を待
機し(ステップI15)、応答があると、その応答によ
り得られるチャットデータとしての入室メッセージをま
ず表示部にて表示し(ステップI16)、続けて同じく
得られるチャットデータによりそれまで行なわれていた
チャットの内容を上記入室メッセージの前の位置に併せ
て表示部にて表示する(ステップI17)。
【0136】その後、再びチャットサーバ2からの応答
を待機して(ステップI18)、応答があった時点で、
チャットサーバ2から送られてくるチャットの開始許可
通知を受信し(ステップI19)、以後チャットを開始
してチャットデータの送受に移行するものとして(ステ
ップI20)、以上でこの追加メンバーとして参加を要
請された端末機器3での参加開始時の処理を一旦終了す
る。
【0137】なお、チャットサーバ2による以後のチャ
ットに対するこの端末機器3への課金処理は、上記ステ
ップI11での再接続の時点からなされる。
【0138】次に、チャット途中でそのチャットに参加
している端末機器3のうちの1つで機能選択操作が行な
われ、上記図20で示したアイコン領域ICaのアイコ
ン「退室」が指定された場合のそれぞれの動作について
説明する。
【0139】図27はチャットからの退室操作を行なっ
た端末機器3が実行する動作の内容を示すもので、その
当初にはチャットサーバ2に対してチャットからの退室
要求通知を送信し(ステップJ01)、これを受けたチ
ャットサーバ2から当該チャットに対する切断要求を受
信すると(ステップJ02)、その時点でチャットサー
バ2との接続を切断すると共に(ステップJ03)、端
末機器3上で記憶しているそのチャットに関するチャッ
トログをすべて一括消去し(ステップJ04)、以上で
この処理を終了する。
【0140】また、チャット途中でそのチャットに参加
している端末機器3のうちの1つで上記のような退室処
理が実行された結果、そのチャットに参加しているのが
チャットの開始者の端末機器3のみとなってしまった場
合あるいは、その退室要求が特にそのチャットの開始者
の端末機器3から発せられた場合には、それ以上のチャ
ットの続行はできないものとしてチャットサーバ2から
その時点で接続している端末機器3に対して強制的な切
断要求を行なう。
【0141】図28はこのような場合にチャットサーバ
2からの切断要求を受ける端末機器3での処理を示すも
ので、その当初にはチャットサーバ2から当該チャット
に対する切断要求を受信すると(ステップK01)、そ
の時点でチャットサーバ2との接続を切断すると共に
(ステップK02)、その端末機器3上で記憶している
そのチャットに関するチャットログをすべて一括消去し
(ステップK03)、以上でこの処理を終了する。
【0142】しかして、端末機器3から退室要求を受け
るチャットサーバ2での動作内容について図29により
説明する。
【0143】その当初に、チャットに参加している端末
機器3からの退室要求通知を受信すると(ステップL0
1)、その退室要求通知を送ってきた端末機器3の端末
IDとチャットIDとを用いてチャットデータベースを
確認し、該退室要求通知を送ってきたのがそのチャット
の参加者であるのか、それとも開始者であるのかを判断
する(ステップL03)。
【0144】ここで、端末IDが参加者の端末機器3の
ものであると判断した場合、チャットサーバ2はその端
末機器3に対して切断要求通知を送信した後(ステップ
L04)、その端末機器3との接続を切断し(ステップ
L05)、チャットデータベースにおける該当するチャ
ットIDのその参加者IDに付加されている在室/不在
フラグを不在側にセットする(ステップL06)。
【0145】その後、その退室要求通知をしてきた参加
者IDのハンドルネームを用いてその参加者がチャット
から退室することを示す退室メッセージをチャットデー
タとして生成し(ステップL07)、これをチャットデ
ータベースにチャットログとして追加保存させると共に
(ステップL08)、その時点で当該チャットに参加し
ている他のすべての端末機器3に同チャットデータを同
時送信した上で(ステップL09)、上記参加者の退室
によりその時点でチャットに参加し、接続している端末
機器3の数をチャットデータベースの参加者側の在室/
不在フラグ中の在室にセットされている数により確認す
る(ステップL10)。
【0146】図26は、このときチャットサーバ2から
送られてきた退室メッセージを表示する、例えば携帯情
報端末3aでのチャットデータを例示するもので、上記
図6と同様の構成の画面上のチャットデータ領域CDに
おいて、「Yさん」の「抜けるよ、ごめんね。」なるチ
ャットデータの後に、ハンドルネームを用いた退室メッ
セージ「Yさん退室しました。」とその時点でまだ入室
している人数「3名」とを表示している状態を示す。
【0147】ここで、チャットサーバ2では、チャット
の開始者以外にそのチャットに参加しているものがいる
か否かを判断し(ステップL11)、開始者以外にもま
だ参加者がいると判断した場合には、以後もチャットを
継続するべく、一旦この処理を終了する。
【0148】また、ステップL11で上記参加者の退室
によりチャットの開始者以外にそのチャットに参加して
いるものがいなくなってしまったと判断した場合には、
それ以上のチャットを継続することができないため、そ
の開始者の端末機器3に対して切断要求通知を送信し
(ステップL12)、開始者の端末機器3との接続を切
断した後に(ステップL13)、そのチャットを終える
ものとして、チャットデータベースにおける該当するチ
ャットIDのチャットログをそれ以上書き加えないよう
にロック状態として(ステップL14)、以上でこの処
理を終了する。
【0149】さらに、上記ステップL03で退室要求通
知を送ってきた端末機器3の端末IDとチャットIDと
を用いて退室要求通知を送ってきたのがそのチャットの
開始者であると判断した場合には、直ちにその時点でチ
ャットに参加している開始者を含んだすべての参加者の
端末機器3に対して切断要求通知を送信し(ステップL
15)、それらすべての端末機器3との接続を切断した
後に(ステップL16)、チャットデータベースにおけ
る開始者以外の他のすべての参加者の在室/不在フラグ
を不在側にセットし(ステップL17)、それから上記
ステップL14に進んでそのチャットを終えるものとし
て、チャットデータベースにおける該当するチャットI
Dのチャットログをそれ以上書き加えないようにロック
状態とし、以上でこの処理を終了する。
【0150】なお、チャットを終了した後にそのチャッ
トの開始者あるいは参加者の個々の端末機器3からチャ
ットサーバ2にアクセスしてチャットログを閲覧するこ
とができる。
【0151】図30は端末機器3がチャットサーバ2に
対してチャットログの閲覧を要求する場合の処理内容を
示すもので、まずその当初に端末機器3では、保存して
いる過去に参加したチャットの一覧からチャットログの
閲覧を希望するものを選択した上で(ステップM0
1)、チャットサーバ2との接続を行なう(ステップM
02)。
【0152】そして、接続を行なったチャットサーバ2
に対して、自機の端末IDと閲覧を希望するチャットI
Dとを付加して、チャットログ閲覧要求通知を送信し
(ステップM03)、これに対してチャットサーバ2か
らの応答があるとこれを受信する(ステップM04)。
【0153】ここで、チャットサーバ2から受信した応
答の内容が、チャットログの閲覧を許可するものであっ
たか、またはエラーを生じたかを判断し(ステップM0
5)、閲覧を許可するものであった場合には、チャット
ログの閲覧モードに移行する。
【0154】このチャットログの閲覧モードにおいて
は、閲覧に関するなんらかの操作を実行し(ステップM
07)、その操作がチャットログを取得するためのもの
であるか、あるいは閲覧を終了するためのものであるか
を判断する(ステップM08)。
【0155】ここでチャットログを取得するためのもの
であると判断すれば、チャットサーバ2に対してチャッ
トログの取得要求通知を送信し(ステップM09)、送
信した通知に対応してチャットサーバ2から送られてく
るチャットログを受信し、表示部に表示させては(ステ
ップM10)、次の操作を待機するという処理を繰返し
実行する。
【0156】しかして、上記ステップM08でチャット
ログの閲覧を終了するための操作がなされたと判断する
と、チャットログ閲覧の終了要求通知をチャットサーバ
2に対して送信し(ステップM11)、その応答として
チャットサーバ2から切断要求を受信した時点で(ステ
ップM12)、チャットサーバ2との接続を切断して
(ステップM13)、以上でこの処理を終了する。
【0157】なお、上記ステップM05でチャットサー
バ2から受信した応答の内容がエラーであった場合に
は、送信したチャットIDに該当するチャットログがチ
ャットサーバ2のチャットデータベースに存在しない
か、あるいはこの端末機器3の端末IDがチャットサー
バ2のチャットデータベースの該当チャットIDに対応
する参加者の端末IDとして登録されていないものとし
て、直ちにチャットサーバ2との接続を切断した上で
(ステップM14)、そのチャットの記録を、記憶して
いるチャットの一覧データから削除し(ステップM1
5)、以上でこの処理を終了する。
【0158】次に、図31により上記のような端末機器
3からのチャットログの閲覧要求を受けるチャットサー
バ2側での処理内容について説明する。
【0159】チャットサーバ2においては、端末機器3
がネットワーク1を介して接続し、その端末機器3から
チャットログの閲覧要求通知を受信すると(ステップN
01)、まずその通知に付加されている端末機器3の端
末IDを用いてチャット利用者データベースを参照し
(ステップN02)、その端末機器3が本来のチャット
利用者であるか否かを判断する(ステップN03)。
【0160】ここで、該当する端末機器3の端末IDが
チャット利用者データベースに登録されていると判断す
ると、さらに上記チャットログの閲覧要求通知に付加さ
れていたチャットIDによりチャットデータベースを参
照し(ステップN06)、該当するチャットログが存在
するか否かを判断する(ステップN07)。
【0161】ここで、該当するチャットログも存在する
と判断すると、次に上記チャットログの閲覧要求通知に
付加されていた端末IDを用いてチャットデータベース
の該当するチャットIDのチャットデータ中の参加者側
の端末IDを参照し、その端末IDが存在するか否か、
すなわち閲覧要求通知を送ってきた端末機器3はそのチ
ャットに参加していたか否かを判断する(ステップN0
9)。
【0162】そして、ここでも端末IDが存在すると判
断すると、以上でこの閲覧要求通知を送ってきた端末機
器3が自機が参加していたチャットのログの閲覧を行な
うものとしてこれを確認し、当該端末機器3に対してチ
ャットログの閲覧許可通知を送信し(ステップN1
0)、チャットログ閲覧モードに移行する(ステップN
11)。
【0163】以後、当該端末機器3からの応答を待機し
(ステップN12)、応答があると、その通知がチャッ
トログの取得要求とチャットログの閲覧終了のいずれで
あるのかを判断し(ステップN13)、チャットログの
取得要求であればその要求に応じたチャットログをチャ
ットデータベースから読出して送信し(ステップN1
4)、続けて再び上記ステップN12に戻って応答を待
機するという処理を繰返す。
【0164】そして、ステップN13でチャットログの
閲覧終了の通知がなされたと判断した時点で、当該端末
機器3に対して接続を切断する要求通知を送信した後
(ステップN15)、実際に接続を切断し(ステップN
16)、以上でこの処理を終了する。
【0165】なお、上記ステップN03で送られてきた
端末機器3の端末IDがチャット利用者データベースに
登録されていないと判断した場合、あるいは上記ステッ
プN07で送られてきたチャットIDに該当するチャッ
トデータがチャットデータベースに存在しないと判断し
た場合、あるいは上記ステップN09で端末機器3の端
末IDがそのチャットデータベースの該当するチャット
IDのチャットデータ中の参加者側の端末IDに存在し
ないと判断した場合には、いずれもチャットログの閲覧
を行なう資格がないものとして、当該端末機器3に対し
てエラーメッセージの通知を行なった上で(ステップN
04)、その接続を切断し(ステップN05)、以上で
この処理を終了する。
【0166】最後に上記のような動作を総括するものと
して、チャット実行時とチャットログ閲覧時それぞれの
チャットサーバ2とチャット開始者の端末A、チャット
参加者の端末B間での信号の送受について説明する。
【0167】図32乃至図34は、チャット開始から終
了に至る間の、チャット開始者の端末Aとチャットサー
バ2、及びチャット参加者の端末B間で送受される信号
の流れの一例を示すもので、まずチャット開始者の端末
Aがチャットサーバ2との回線接続を行なった上で(図
32(1))、自機の端末IDと参加を希望する端末I
Dとを付加してチャット開始要求通知を送信する(図3
2(2))。
【0168】これを受けたチャットサーバ2は、端末A
の確認を行なった上で端末Aに対してチャットIDを発
行してチャット許可応答を返信し(図32(3))、併
せてまず端末Aに対して入室メッセージをチャットデー
タとして送信する(図32(4))。
【0169】次いで、チャットサーバ2は開始者の端末
Aが希望した端末IDに基づいて端末Bと回線接続を行
なった上で(図32(5))、当該チャットへの参加要
請を行ない(図32(6))、これに対して端末Bから
受諾がなされると(図32(7))、その端末Bに対し
てコールバック許可を通知した後に(図33(1))、
一旦端末Bとの回線接続を切断する(図33(2))。
【0170】端末Bでは、自動的にチャットサーバ2に
対するコールバックを行なうことで回線接続し(図33
(3))、以後チャットサーバ2からの課金処理が開始
されることとなるもので、チャットサーバ2からチャッ
トIDを付加してのチャット許可応答を受信する(図3
3(4))。
【0171】この時点で、チャットサーバ2から端末
A,B双方に対してチャットデータとして端末Bの入室
メッセージが配信され(図33(5))、またチャット
に参加している端末が複数となったので、チャットを開
始させることができるものとして同じく双方にチャット
開始許可が配信される(図33(6))。
【0172】以後、チャットサーバ2を介して端末Aと
端末Bの間でそれぞれ発信者側の端末IDを付加しての
チャットデータが送受される(図33(7))。
【0173】そして、開始者である端末Aがチャットの
終了要求通知をチャットサーバ2に対して送信すると
(図34(1))、これを受けたチャットサーバ2は以
上でこのチャットを終了するものとして端末A,Bの双
方に回線の切断要求を送信し(図34(2))、これを
もってチャットサーバ2と端末A,Bのそれぞれで回線
接続を切断してチャットを終了する(図34(3))。
【0174】図35は、チャット開始者を含む、チャッ
ト参加者の端末がチャットログを閲覧する場合の、チャ
ットサーバ2との間で送受される信号の流れを示すもの
で、まず端末がチャットサーバ2との回線接続を行なっ
た上で(図35(1))、自機の端末IDと閲覧を希望
するチャットIDとを付加してチャットログの閲覧要求
通知を送信する(図35(2))。
【0175】これを受けたチャットサーバ2は、その端
末自体の確認及びその端末が閲覧を希望しているチャッ
トログへ参加していたか否かの確認を行なった上で端末
に対してチャットログの閲覧許可を通知し(図35
(3))、以後チャットログの取得要求が端末から送ら
れてくる毎に(図35(4))、対応スロットチャット
ログのデータをその端末に送信する(図35(5))。
【0176】そして、端末がチャットログの閲覧を終了
する要求通知をチャットサーバ2に対して送信すると
(図35(6))、これを受けたチャットサーバ2は以
上でこのチャットログの閲覧を終了するものとして端末
に回線の切断要求を送信し(図35(7))、これをも
って端末とチャットサーバのそれぞれで回線接続を切断
してチャットログの閲覧を終了する(図35(8))。
【0177】以上詳述した如く本発明の第1の実施の形
態においては、チャットを開始する端末の希望により参
加者を管理し、特定することができるため、開始者の責
任の元に、より良質なチャット環境を実現できる。
【0178】また、参加を要請された側の端末において
は、参加を決定した場合にチャットサーバに対してコー
ルバックを行ない、チャットサーバ2はコールバックし
てきた端末に対して課金処理することができるため、チ
ャットに参加した端末に対する課金処理を確実に実施す
ることができ、より良質なチャット環境の整備に還元で
きる。
【0179】さらに、チャットサーバ2はチャット開始
当初の各端末への参加要請時にチャットを開始者の情報
を例えばハンドルネームで通知し、チャット開始当初に
参加を要請されながら参加を拒否した端末、あるいは参
加していたチャットを中断した端末は、開始者に対して
参加要求を行ない、この参加要求に対してチャットサー
バが開始者を確認してチャットへの途中参加を許可する
ようにしたため、チャットへの途中参加の管理を確実に
行なうことができる。
【0180】また、チャット途中でそのチャットに参加
している端末が新たに参加を要求する端末の情報をチャ
ットサーバに通知し、その通知を受けたチャットサーバ
が要求された端末へ途中参加を要請し、途中参加を要請
された端末が参加の有無を決定できるため、チャット途
中でも新規に端末を追加してその参加を促すことがで
き、より開かれたチャット環境を実現できる。
【0181】また、チャットサーバ2は各チャット毎に
チャットIDを付加してそのチャットログを保存し、開
始者を含む参加者の端末からチャットサーバ2に対して
チャットIDを指定することで、対応するチャットログ
をダウンロードすることができるため、特に記憶容量が
少ない端末であっても、自身がチャットログを保存かし
ておく必要がなく、閲覧したいチャットログのみを選択
的に指定して得ることができる。
【0182】(第2の実施の形態)以下本発明をパーソ
ナルコンピュータや携帯情報端末等の端末機器をクライ
アントとしたチャットシステムに適用した場合の第2の
実施の形態について図面を参照して説明する。
【0183】図36はそのシステム全体の概念構成を示
すもので、便宜上分割して接続するが、1a〜1cがそ
れぞれネットワーク(公衆回線網、専用線網、インター
ネット網等)であり、これらネットワーク1a〜1cに
対して、それぞれチャットサービスを提供するサービス
事業者が運営する複数のチャットサーバ2a〜2cと、
ここでは図示しないが、チャットサービスを利用するユ
ーザが所有するクライアント装置としてのパーソナルコ
ンピュータやPDAなどでなる各種端末機器3,3,‥
‥とが接続される。
【0184】ここでは図示しない端末機器3,3,‥‥
は、いずれもネットワーク1a〜1cと接続するための
接続ソフトを搭載し、モデムを内蔵あるいは介在してい
る。
【0185】また、複数のチャットサーバ2a〜2cの
処理順序を管理する管理サーバ4を設け、それぞれのチ
ャットサーバ2a〜2cはそのサーバを表わすサーバI
Dを予め有している。
【0186】チャットサーバ2a〜2cはそれぞれ、図
37(A)に示すようなチャット利用者データベースと
同図(B)に示すようなチャットデータベースとを管理
している。
【0187】すなわち、図37(A)に示すチャット利
用者データベースにおいては、予め登録したチャット利
用者毎に、氏名や住所等のパーソナルデータ、端末機器
ID、チャット上での参加者を表わすニックネームとし
て使用されるハンドルネーム、及び使用するサーバID
を1組として管理するもので、このチャット利用者デー
タベースの内容はチャットサーバ2a〜2cで共通して
いる。
【0188】また、図37(B)に示すチャットデータ
ベースにおいては、実施したチャット毎に、チャットI
D、開始者ID、参加者ID、参加拒否者ID、使用サ
ーバ一覧及びチャットのログが保存されるもので、開始
者ID、参加者ID、及び参加拒否者IDに関しては上
記チャット利用者データベースの端末機器IDがそのま
ま使用され、対応するサーバIDが付加設定される。
【0189】また特に参加者IDに関しては、チャット
に参加中か終了したかを示す「在室/不在」フラグが付
加設定される。
【0190】それぞれのチャットサーバ2a〜2cで
は、チャットデータ中のチャットログは、チャット参加
者のうち、そのサーバの使用者の発言部分のみを通し番
号を付して保存し、チャットの流れは、サーバID、発
言者ID、及び発言者毎通し番号とを1組として図38
に示すようなフォーマットのチャットログ目次により保
存するものとする。
【0191】なお、ネットワーク1a〜1cに接続され
る個々の端末機器3の回路構成については上記図3で示
したものとほぼ同様であるものとして、同一部分では同
一符号を用いるものとし、その図示及び説明は省略す
る。
【0192】次に上記実施の形態の動作について説明す
る。
【0193】なお、チャットの開始から終了まで、及び
チャットログの閲覧に関する特に各端末機器3での基本
的な動作は上記第1の実施の形態で説明した内容とほぼ
同様であるので、ここでは各端末機器3における動作の
説明は省略するものとし、特にチャットサーバ2a〜2
c間及び管理サーバ4の動作について詳述するものとす
る。
【0194】図40乃至図45は、自身に接続している
端末機器3からチャット開始要求を受けたチャットサー
バ2(2a〜2c)(以下「チャットサーバ2x」と略
称する)の動作を示すものである。
【0195】その当初、チャット開始要求を受信すると
(ステップO01)、その要求に添付されている開始者
の端末IDを用いて上記図37(A)で示したチャット
利用者データベースを参照し、自機に登録されているチ
ャット利用者であるか否かを確認する(ステップO0
2)。
【0196】ここで、チャット利用者として登録されて
いない場合には、そのチャットを開始させることができ
ないため、チャットの開始を拒否する通知を開始者に対
して通知し(ステップO11)、当該開始者との接続を
切断して(ステップO12)、一旦この処理を終了し、
次の開始要求があるのを待機する。
【0197】また、チャット利用者として登録されてい
た場合には、チャットIDを発行し(ステップO0
4)、そのチャットIDを用いて上記図37(B)で示
した如くチャットデータベースに必要事項を保存設定し
(ステップO05)、さらに各参加者IDに対する在室
/不在フラグをすべて仮に在室にセットした後に(ステ
ップO06)、開始者に対してチャットの許可応答を発
行したチャットIDと共に通知する(ステップO0
7)。
【0198】次いで、その開始者の入室メッセージをチ
ャットデータとして生成し(ステップO08)、これを
チャットデータベースにチャットログとして追加保存さ
せると共に(ステップO09)、同チャットデータを開
始者に送信する(ステップO10)。
【0199】その後、開始者がチャットへの参加を希望
した参加者のIDの内容を1名分読出して内容を確認し
(ステップO13)、あることを確認した上で(ステッ
プO14)、その参加者IDを用いてチャット利用者デ
ータベースを参照し(ステップO15)、登録されてい
るチャット利用者であるか否かを確認する(ステップO
16)。
【0200】登録されているチャット利用者である場合
には、その使用サーバをサーバIDにより確認し(ステ
ップO17)、確認した使用サーバIDをチャットデー
タベース中の使用サーバ一覧のデータに追加保存させる
と共に(ステップO18)、その保存したサーバIDが
このチャットサーバ2x自機を表わすものであるか否か
を判断し(ステップO19)、自機を表わすものであっ
た場合にのみ、すなわちその参加者もまた自機に登録さ
れている端末機器3であった場合にのみ、その参加者の
端末IDを保存し(ステップO20)、他の参加者に関
しても同様の処理を実行するべく確認する参加者IDの
内容を変更設定した上で(ステップO21)、再び上記
ステップO13からの処理に戻る。
【0201】また、上記ステップO16で希望する参加
者のIDがチャット利用者データベースに登録されてい
ないと判断した場合には、その参加者IDを用いてその
参加者とのチャットを行なうことができないことを示す
エラーメッセージをチャットデータとして生成し(ステ
ップO22)、これをチャットデータベースにチャット
ログとして追加保存させると共に(ステップO23)、
同チャットデータを開始者に送信し(ステップO2
4)、それから他の参加者に関しても同様の処理を実行
するべく確認する参加者IDの内容を変更設定した上で
(ステップO21)、再び上記ステップO13からの処
理に戻る。
【0202】しかるに、上記ステップO21で開始者に
チャットへの参加を希望された参加者を対象として参加
者IDを順次更新変更しながらステップO13からの処
理を繰返し実行し、すべての参加者に対する処理を終了
すると、ステップO14でそれ以上の参加者がないもの
と確認され、次にその時点でチャットデータベースに保
存した使用サーバ一覧中に記載されている、そのチャッ
トを実現する上で使用されるものとしてリストアップさ
れた各チャットサーバ2(2a〜2c)(以下「チャッ
トサーバ2y」と略称する)それぞれに対して、該当す
るチャットIDに基づくチャットデータベースの内容の
一部を読出して付加した上でチャットの実施依頼通知を
送信する(ステップO25)。
【0203】図39はこのときチャットサーバ2xから
チャットサーバ2yに実施依頼通知に付加されて送信さ
れるデータのフォーマットを示すもので、チャットID
と開始者の端末ID及び(チャットサーバ2xの)サー
バIDに加えて、希望参加者の各端末IDとそれに対応
するサーバIDが羅列され、最後に使用サーバ一覧とし
てサーバIDの総括が付加設定されている。
【0204】その後、チャット開始者が所属しているチ
ャットサーバ2xでは、続けて自機が管理している参加
者に関して、参加者のIDの内容を1名分読出して内容
を確認し(ステップO26)、あることを確認した上で
(ステップO27)、その参加者のIDに対応して記憶
されている端末機器との接続を実行し(ステップO2
8)、接続が成功したことを確認してから(ステップO
29)、対象となる参加者の端末機器にチャットへの参
加を要請する通知を実行し(ステップO30)、その後
に他の参加者に関しても同様の処理を実行するべく確認
する参加者IDの内容を変更設定した上で(ステップO
31)、再び上記ステップO26からの処理に戻る。
【0205】また、上記ステップO29で自機が管理す
る参加者との接続が成功しなかったと判断した場合に
は、その参加者IDを用いてその参加者とのチャットを
行なうことができないことを示すエラーメッセージをチ
ャットデータとして生成し(ステップO32)、これを
チャットデータベースにチャットログとして追加保存さ
せると共に(ステップO33)、同チャットデータを開
始者に送信し(ステップO34)、それから自機が管理
する他の参加者に関しても同様の処理を実行するべく確
認する参加者IDの内容を変更設定した上で(ステップ
O31)、再び上記ステップO26からの処理に戻る。
【0206】しかるに、自機が管理している参加者に関
して、上記ステップO31で参加者IDを順次更新変更
しながらステップO26からの処理を繰返し実行し、自
機が管理しているすべての参加者に対する処理を終了す
ると、ステップO27でそれ以上の参加者がないものと
確認され、次にチャットへの参加を要請したことに対す
る他のチャットサーバ2yまたは自機が管理している端
末機器からの応答を待機する(ステップO35)。
【0207】ここで、この応答待機中にチャットサーバ
2yまたは自機が管理している端末機器からの通知がな
されるとこれを受信して(ステップO36)、その通知
の送信元がチャットサーバ2yであるか、または自機が
管理している端末機器であるかを判断する(ステップO
37)。
【0208】自機が管理している端末機器からのもので
あった場合、次にその通知の内容がチャットへの参加を
受諾するものであるか、または拒否するものであるかを
判断する(ステップO38)。
【0209】チャットへの参加を受諾するものであった
場合には、その参加者の端末機器3に再接続(コールバ
ック)を許可する通知を行ない(ステップO45)、そ
れから一旦その接続を切断した後に(ステップO4
6)、他にも自機が管理する参加者の端末機器3からの
応答通知が残っているか否かを判断し(ステップO4
4)、あれば再び上記ステップO36からの処理に戻
る。
【0210】また、上記ステップO38で受信した通知
がチャットへの参加を拒否するものであったと判断した
場合には、その端末IDをチャットデータベースの参加
拒否者側に保存した後(ステップO39)、その端末機
器3との接続を切断し(ステップO40)、それからそ
の参加者IDを用いてその参加者からチャットへの参加
を拒否されたことを示す拒否メッセージをチャットデー
タとして生成し(ステップO41)、これをチャットデ
ータベースにチャットログとして追加保存させると共に
(ステップO42)、この時点でこのチャットサーバ2
xに接続されている端末機器3で開始者を含むチャット
モードとなっているすべてのものに対してこのチャット
データを送信した上で(ステップO43)、他にも自機
が管理する参加者の端末機器3からの応答通知が残って
いるか否かを判断し(ステップO44)、あれば再び上
記ステップO36からの処理に戻る。
【0211】また、上記ステップO37で通知の送信元
が他のチャットサーバ2yであると判断した場合には、
次にそのチャットサーバ2yが管理している参加者との
接続が成功したか否かを判断する(ステップO47)。
【0212】ここで、他のチャットサーバ2yが管理す
る参加者との接続が成功しなかったと判断した場合に
は、その参加者IDを用いてその参加者とのチャットを
行なうことができないことを示すエラーメッセージをチ
ャットデータとして生成し(ステップO56)、これを
チャットデータベースにチャットログとして追加保存さ
せると共に(ステップO51)、この時点でこのチャッ
トサーバ2xに接続されている端末機器3で開始者を含
むチャットモードとなっているすべてのものに対してこ
のチャットデータを送信した上で(ステップO52)、
他にも自機が管理する参加者の端末機器3からの応答通
知が残っているか否かを判断し(ステップO44)、あ
れば再び上記ステップO36からの処理に戻る。
【0213】また、上記ステップO47で他のチャット
サーバ2yが管理している参加者との接続が成功したと
の通知を受信したときには、次いでその接続の結果、通
知の内容がチャットへの参加を受諾するものであるか、
または拒否するものであるかを判断する(ステップO4
8)。
【0214】チャットへの参加を受諾するものであった
場合には、チャットデータベースにおけるその参加者の
端末機器3の端末IDを参加側に保存し、併せてその使
用サーバIDを保存した上で(ステップO53)、対応
する在室/不在フラグを在室側にセットし(ステップO
54)、それからその参加者IDを用いてその参加者が
チャットへ参加することを示す入室メッセージをチャッ
トデータとして生成し(ステップO55)、これをチャ
ットデータベースにチャットログとして追加保存させる
と共に(ステップO51)、この時点でこのチャットサ
ーバ2xに接続されている端末機器3で開始者を含むチ
ャットモードとなっているすべてのものに対してこのチ
ャットデータを送信した上で(ステップO52)、他に
も自機が管理する参加者の端末機器3からの応答通知が
残っているか否かを判断し(ステップO44)、あれば
再び上記ステップO36からの処理に戻る。
【0215】また、上記ステップO48で他のチャット
サーバ2yが管理している参加者からの応答がチャット
への参加を拒否するものであったと判断した場合には、
その端末IDをチャットデータベースの参加拒否者側に
保存した後(ステップO49)、その参加者IDを用い
てその参加者からチャットへの参加を拒否されたことを
示す拒否メッセージをチャットデータとして生成し(ス
テップO50)、これをチャットデータベースにチャッ
トログとして追加保存させると共に(ステップO5
1)、この時点でこのチャットサーバ2xに接続されて
いる端末機器3で開始者を含むチャットモードとなって
いるすべてのものに対してこのチャットデータを送信し
た上で(ステップO52)、他にも自機が管理する参加
者の端末機器3からの応答通知が残っているか否かを判
断し(ステップO44)、あれば再び上記ステップO3
6からの処理に戻る。
【0216】しかるに、上記ステップO36からの処理
を繰返し実行し、ステップO44で自機が管理するすべ
ての参加者の端末機器3からの応答通知を受信して残り
がなくなったと判断すると、次にこのチャットへの参加
要請に対する応答が未確認の端末機器3がまだ残ってい
るか否かを判断する(ステップO57)。
【0217】まだ残っていると判断した場合には、その
端末機器3からの応答があるか、または再接続を行なう
のを一定時間待機した後(ステップO58)、なんらか
の応答があると、その応答が他のチャットサーバ2yを
介しての端末機器の接続に関するものであるか、または
その未確認の端末機器3が自機の関する端末装置であっ
て、再接続を行なったものであるかを判断する(ステッ
プO59)。
【0218】ここで、応答が他のチャットサーバ2yを
介しての端末機器の接続に関するものであった場合に
は、次いでその接続が成功したか否かを判断し(ステッ
プO60)、接続が成功しなかったと判断した場合に
は、その参加者IDを用いてその参加者とのチャットを
行なうことができないことを示すエラーメッセージをチ
ャットデータとして生成し(ステップO61)、これを
チャットデータベースにチャットログとして追加保存さ
せると共に(ステップO62)、この時点でこのチャッ
トサーバ2xに接続されている端末機器3で開始者を含
むチャットモードとなっているすべてのものに対してこ
のチャットデータを送信した上で(ステップO63)、
再び上記ステップO57からの処理に戻る。
【0219】また、上記ステップO60で他のチャット
サーバ2yを介しての端末機器の接続が成功したと判断
した場合には、次いでその接続の結果、通知の内容がチ
ャットへの参加を受諾するものであるか、または拒否す
るものであるかを判断する(ステップO64)。
【0220】チャットへの参加を受諾するものであった
場合には、チャットデータベースにおけるその参加者の
端末機器3の端末IDを参加側に保存し、併せてその使
用サーバIDを保存した上で(ステップO67)、対応
する在室/不在フラグを在室側にセットし(ステップO
68)、それからその参加者IDを用いてその参加者が
チャットへ参加することを示す入室メッセージをチャッ
トデータとして生成し(ステップO69)、これをチャ
ットデータベースにチャットログとして追加保存させる
と共に(ステップO62)、この時点でこのチャットサ
ーバ2xに接続されている端末機器3で開始者を含むチ
ャットモードとなっているすべてのものに対してこのチ
ャットデータを送信した上で(ステップO63)、再び
上記ステップ57からの処理に戻る。
【0221】また、上記ステップO64で他のチャット
サーバ2yを介しての応答がチャットへの参加を拒否す
るものであった場合には、その端末IDをチャットデー
タベースの参加拒否者側に保存した後(ステップO6
5)、その参加者IDを用いてその参加者からチャット
への参加を拒否されたことを示す拒否メッセージをチャ
ットデータとして生成し(ステップO66)、これをチ
ャットデータベースにチャットログとして追加保存させ
ると共に(ステップO62)、この時点でこのチャット
サーバ2xに接続されている端末機器3で開始者を含む
チャットモードとなっているすべてのものに対してこの
チャットデータを送信した上で(ステップO63)、再
び上記ステップO57からの処理に戻る。
【0222】また、上記ステップO59で、得られた応
答が自機の管理する未確認の端末機器3が再接続を行な
った際のものであると判断した場合には、チャットデー
タベースの参加側にその端末IDを保存設定し(ステッ
プO70)、対応する在室/不在フラグを在室の内容に
セットし(ステップO71)、対象となる参加者の端末
機器3にチャットを許可する応答通知をチャットIDと
共に送信してから(ステップO72)、その参加者ID
を用いてその参加者がチャットに参加することを示す入
室メッセージをチャットデータとして生成し(ステップ
O73)、これをチャットデータベースにチャットログ
として追加保存させると共に(ステップO62)、この
時点でこのチャットサーバ2xに接続されている端末機
器3で開始者を含むチャットモードとなっているすべて
のものに対してこのチャットデータを送信した上で(ス
テップO63)、再び上記ステップO57からの処理に
戻る。
【0223】しかして、上記ステップO57からの処理
を繰返し実行し、最終的にこのステップO57でこのチ
ャットへの参加要請に対する応答が未確認の端末機器3
がもう残っていないと判断すると、その時点でチャット
への参加を受諾した端末機器3が全体で少なくとも1台
あるか否かにより、チャットを実施することができるの
かどうかを判断する(ステップO74)。
【0224】ここで、チャットへの参加を受諾した端末
機器3が全体で少なくとも1台あり、チャットを実施す
ることができると判断すると、他のチャットサーバ2y
を介して参加を受諾した他の参加者の端末機器3に対し
てチャットの開始許可通知を送信させると共に(ステッ
プO79)、自機で管理する、このチャットの開始者を
含むチャットモードに移行している各端末機器3に対し
ても同様にチャットの開始許可通知を送信し(ステップ
O80)、以上でこのチャットサーバ2xでのチャット
開始時の処理を終了する。
【0225】また、上記ステップO74で開始者の他に
チャットへの参加を受諾した端末機器3が1台もなく、
チャットを実施することができないと判断した場合に
は、他の各チャットサーバ2yに対してこのチャットを
中止する旨の通知を送信した後に(ステップO75)、
チャットサーバ2xに接続されているチャットの開始を
要求した端末機器3に対してもチャットの中止を通知し
(ステップO76)、その後に該開始者との接続を切断
してから(ステップO76)、チャットデータベースに
おけるこのチャットIDに関連したデータを削除し(ス
テップO77)、以上でこの処理を一旦終了して次の開
始要求があるのを待機する。
【0226】以上のチャット開始者の端末機器3を管理
しているチャットサーバ2xからのチャット参加要請を
受けた他のチャットサーバ2yでは、以下に示すような
処理を実行する。
【0227】図46乃至図48はこのチャットサーバ2
yにおけるチャット開始時の処理内容を示すもので、そ
の当初に上記チャットサーバ2xからチャットの実施依
頼を受信すると(ステップP01)、その実施依頼に付
加されている、チャットデータベースのデータ中の希望
参加者の各端末IDとそれに対応するサーバIDを確認
し(ステップP02)、それらのうちで内容が未確認の
ものがあることを確認した後に(ステップP03)、そ
のうちの1名分を読出し、その参加者IDを用いてチャ
ット利用者データベースを参照し(ステップP04)、
このチャットサーバ2y自機を利用するものであるか否
かを判断し(ステップP05)、自機を利用するもので
あった場合にのみ、その参加者の端末IDを保存し(ス
テップP06)、他の参加者に関しても同様の処理を実
行するべく、読出す参加者IDの内容を変更設定した上
で(ステップP07)、再び上記ステップP02からの
処理に戻る。
【0228】こうして、ステップP02からの処理を繰
返し実行することで、自機で管理する必要がある希望参
加者に関してのみその端末IDを保存していく。
【0229】そして、ステップP03で内容が未確認の
希望参加者の端末IDがなくなったと判断すると、次
に、このチャットサーバ2y自機が管理している参加者
に関して、参加者のIDの内容を1名分読出して内容を
確認し(ステップP08)、あることを確認した上で
(ステップP09)、その参加者のIDに対応して記憶
されている端末機器との接続を実行し(ステップP1
0)、接続が成功したことを確認してから(ステップP
11)、対象となる参加者の端末機器にチャットへの参
加を要請する通知を実行し(ステップP12)、その後
に他の参加者に関しても同様の処理を実行するべく確認
する参加者IDの内容を変更設定した上で(ステップP
14)、再び上記ステップP08からの処理に戻る。
【0230】また、上記ステップP11で自機が管理す
る参加者との接続が成功しなかったと判断した場合に
は、その参加者IDを用いてその参加者との接続を失敗
したことを示す通知を上記チャットサーバ2xに送信し
(ステップP13)、それから自機が管理する他の参加
者に関しても同様の処理を実行するべく確認する参加者
IDの内容を変更設定した上で(ステップP14)、再
び上記ステップP08からの処理に戻る。
【0231】しかるに、自機が管理している参加者に関
して、上記ステップP14で参加者IDを順次更新変更
しながらステップP08からの処理を繰返し実行し、自
機が管理しているすべての参加者に対する処理を終了す
ると、ステップP09でそれ以上の参加者がないものと
確認され、次にチャットへの参加を要請したことに対す
る自機が管理している端末機器からの応答を待機する
(ステップP15)。
【0232】ここで、自機が管理している端末機器から
なんらかの通知がなされるとこれを受信して(ステップ
P16)、次にその通知の内容がチャットへの参加を受
諾するものであるか、または拒否するものであるかを判
断する(ステップP17)。
【0233】チャットへの参加を受諾するものであった
場合には、その参加者の端末機器3に再接続(コールバ
ック)を許可する通知を行ない(ステップP21)、そ
れから一旦その接続を切断した後に(ステップP2
2)、他にも自機が管理する参加者の端末機器3からの
応答通知が残っているか否かを判断し(ステップP2
0)、あれば再び上記ステップP15からの処理に戻
る。
【0234】また、上記ステップP17で、受信した通
知がチャットへの参加を拒否するものであったと判断し
た場合には、その端末IDを付加してチャットへの参加
を拒否されたことを示す通知をチャットサーバ2xに送
信した後(ステップP18)、その端末機器3との接続
を切断し(ステップP19)、他にも自機が管理する参
加者の端末機器3からの応答通知が残っているか否かを
判断し(ステップP20)、あれば再び上記ステップP
15からの処理に戻る。
【0235】しかるに、上記ステップP15からの処理
を繰返し実行し、ステップP20で自機が管理するすべ
ての参加者の端末機器3からの応答通知を受信して残り
がなくなったと判断すると、次にこのチャットへの参加
要請に対する応答が未確認の端末機器3がまだ残ってい
るか否かを判断する(ステップP23)。
【0236】まだ残っていると判断した場合には、その
端末機器3との再接続を行なうのを一定時間待機した後
(ステップP24)、再接続されると、チャットデータ
ベースの参加側にその端末IDを保存設定し(ステップ
P25)、対応する在室/不在フラグを在室の内容にセ
ットし(ステップP26)、対象となる参加者の端末機
器3にチャットを許可する応答通知をチャットIDと共
に送信してから(ステップP27)、チャットサーバ2
xに対してその参加者IDを用いてその参加者がチャッ
トへの参加を受諾したことを示す通知を送信した上で
(ステップP28)、再び上記ステップP23からの処
理に戻る。
【0237】しかして、上記ステップP23からの処理
を繰返し実行し、最終的にこのステップP23でこのチ
ャットへの参加要請に対する応答が未確認の端末機器3
がもう残っていないと判断すると、以上でチャットサー
バ2yでのチャット開始時の処理を終了する。
【0238】こうして開始されたチャットの実施途中に
おけるチャットサーバ2(2x,2y)での動作につい
て図49により説明する。
【0239】チャットデータの発言側を管理しているチ
ャットサーバ2では、発言を行なう端末機器3から端末
IDを付加してチャットデータを受信すると(ステップ
Q01)、その端末IDを用いてチャット利用者データ
ベースから対応するハンドルネームを取得し(ステップ
Q02)、ハンドルネームとチャットデータとを結合さ
せて新たにチャットデータとした上で(ステップQ0
3)、このチャットデータをチャットデータベースのチ
ャットログに保存する(ステップQ04)。
【0240】次いで、管理サーバ4とのアクセスにより
自機が発言権を獲得する順序を待機し(ステップQ0
5)、発言権を獲得すると上記図38で示したチャット
ログ目次のフォーマットで発言者毎の通し番号を付加し
た上で、発言に伴うチャットデータとして保存する(ス
テップQ06)。
【0241】次いで、使用サーバ一覧に記載されている
他のすべてのチャットサーバ2に対してチャットログ目
次とチャットデータとを付加して発言の送信要求通知を
行ない(ステップQ07)、その後に自機が管理する各
端末機器3に対しても上記チャットデータを送信し(ス
テップQ08)、それから管理サーバ4に対して発言権
を解放して(ステップQ09)、以上で自機が管理して
いる端末機器3での発言に関する一連の処理を終える。
【0242】一方、発言側のチャットサーバ2から送ら
れてきた発言送信要求を受信して自機が管理する各端末
機器3に中継する中継側のチャットサーバ2において
は、該通知を受信すると(ステップQ51)、その通知
に付加されているチャットログ目次を用いて自機のチャ
ットデータベースの該当するチャットログ目次の追加更
新を行なった後(ステップQ52)、受信したチャット
データを自機が管理している各端末機器3に対して上記
チャットデータを送信し(ステップQ53)、以上で自
機が管理する端末機器3への中継に関する一連の処理を
終える。
【0243】このように、チャット実施中においては、
各端末機器3は自機を管理しているチャットサーバ2と
だけ通信を行なうようになる。
【0244】次に図50及び図51により、自機が管理
する端末機器3から、すでに実施しているチャットへの
途中参加を要求する通知を受けたチャットサーバ2での
動作内容を説明する。
【0245】その当初、端末IDと開始者IDとを添付
して自機が管理する端末機器3から上記通知を受信した
チャットサーバ2は(ステップR01)、まずその端末
IDを用いてチャット利用者データベースを確認し(ス
テップR02)、その端末機器3がこのチャットサーバ
2に登録されている利用者であるか否かを判断する(ス
テップR03)。
【0246】ここで、端末IDがチャット利用者データ
ベースにリストアップされておらず、該端末IDを送っ
てきた端末機器3が不正な途中参加要求を送ってきたも
のと判断した場合には、その端末機器3に対して不正通
知を発送した後に(ステップR04)、その端末機器3
との接続を切断して(ステップR05)、この処理を終
了する。
【0247】また、上記ステップR03で途中参加を要
求する通知を送ってきた端末機器3がこのチャットサー
バ2に登録されている利用者であると判断した場合は、
さらに開始者IDを用いてチャットデータベースを確認
し(ステップR06)、その開始者IDで登録されてい
るチャットが存在するか否かを判断する(ステップR0
7)。
【0248】ここで、その開始者IDによるチャットが
存在していないと判断した場合には、上記ステップR0
4に進んで不正通知の発行からの処理を行なうが、存在
していると判断した場合には、次にその端末機器3の端
末IDと当該チャットデータベースの参加拒否者IDを
参照し(ステップR08)、途中参加要求を送ってきた
端末機器3がそのチャットの開始当初には参加を拒否し
たものであるか否かを判断する(ステップR09)。
【0249】参加拒否者であった場合には、当該チャッ
トデータベース中の参加拒否者IDを参加者IDに移動
させるデータ変更を行なった後(ステップR10)、使
用サーバ一覧に記載されている他のすべてのチャットサ
ーバ2に対してチャットデータベースの上記更新部分を
付加した上で途中参加があったことを通知し(ステップ
R14)、さらにその途中参加要求通知を送ってきた端
末機器3に対して、チャットIDを付加してそのチャッ
トへの参加を許可する応答を通知する(ステップR1
5)。
【0250】その後、その端末機器3に対してチャット
の開始を許可する応答を通知し(ステップR16)、そ
れからその端末機器3の端末IDを用いてその参加者が
チャットに参加することを示す入室メッセージをチャッ
トデータとして生成し(ステップR17)、これをチャ
ットデータベースにチャットログとして追加保存させる
と共に(ステップR18)、当該チャットデータを自機
が管理するすべての端末機器3に対して送信し、以上で
この処理を終了する。
【0251】また、上記ステップR09で、途中参加要
求を送ってきた端末機器3がそのチャットの開始当初に
は参加を拒否したものではなかった場合には、次にその
端末機器3の端末IDと当該チャットデータベースの参
加者IDと対応する在室/不在フラグを参照し(ステッ
プR11)、途中参加要求を送ってきた端末機器3の端
末IDと一致する参加者IDがあり、且つ対応する在室
/不在フラグが不在にセットされているか否かによっ
て、その端末機器3が途中退室したものであるか否かを
判断する(ステップR12)。
【0252】ここで、途中退室者でもないと判断した場
合には、上記ステップR04に進んで不正通知の発行か
らの処理を行なうが、途中退室者であった場合には、当
該チャットデータベース中のその参加者IDに対応する
在室/不在フラグを在室にセットした後(ステップR1
3)、上記ステップR14からの処理に進んで、その端
末機器3を再びチャットに参加させるべく処理を行な
う。
【0253】一方、このチャットに参加しているチャッ
トサーバ2中で上記途中参加者の端末機器3の管理を行
なっていない他のものは、上記ステップR14での途中
参加通知を受信すると(ステップR51)、これと共に
受信したチャットデータベースの更新部分を用いて自機
のチャットデータベースを更新設定する(ステップR5
2)。
【0254】次いで、図52乃至図56により自機が管
理する端末機器3からチャット参加者追加要求通知を受
けたチャットサーバ2での処理内容を説明する。
【0255】自機が管理する端末機器3からチャット参
加者追加要求通知を受信したチャットサーバ2は、その
通知に付加されているチャットへの参加が希望された参
加者の端末IDの内容を1名分読出して内容を確認し
(ステップS01)、あることを確認した上で(ステッ
プS02)、その参加者IDを用いてチャット利用者デ
ータベースを参照し(ステップS03)、登録されてい
るチャット利用者であるか否かを確認する(ステップS
04)。
【0256】登録されているチャット利用者である場合
には、その端末IDに付加されている使用サーバのID
を確認し(ステップS05)、チャットデータベースの
使用サーバ一覧にそのサーバIDがまだ記載されていな
い場合には新たにそのサーバ位置を追加保存させる(ス
テップS06)。
【0257】その後、そのサーバIDが自機のサーバI
Dか否か、すなわち参加者として追加要求されている端
末機器3が自機の管理する端末機器3であるか否かを判
断し(ステップS07)、自機のサーバIDであると判
断した場合にはその参加者の端末IDを保存する(ステ
ップS08)。
【0258】また、ステップS07でサーバIDが自機
のものではなく、参加者として追加要求されている端末
機器3が自機の管理する端末機器3ではないと判断した
場合には、新たにそのチャットへの参加依頼を行なうも
のとしてそのサーバIDを保存する(ステップS0
9)。
【0259】その後、追加要求された他の参加者に関し
ても同様の処理を実行するべく、読出す参加者IDの内
容を変更設定した上で(ステップS10)、再び上記ス
テップS01からの処理に戻る。
【0260】しかるに、上記ステップS10でチャット
への参加を新たに希望された参加者を対象として参加者
IDを順次更新変更しながらステップS01からの処理
を繰返し実行し、すべての参加者に対する処理を終了す
ると、ステップS02でそれ以上の追加の参加者がない
ものと確認し、次に自機以外の他のチャットサーバ2に
対して端末機器3の参加要求を行なう依頼を行なう必要
があるか否か、すなわち、あらたに参加を要求された端
末機器3のうちの少なくとも1台は自機以外のチャット
サーバ2が管理するものであったか否かを判断する(ス
テップS14)。
【0261】ここで、他のチャットサーバ2に依頼を行
なう必要があると判断した場合には、さらに上記ステッ
プS09で保存したサーバIDとチャットデータベース
の使用サーバ一覧に記載されているサーバIDとを比較
することで、それまでそのチャットに参加していなかっ
たチャットサーバ2に対するチャット実施依頼が必要か
否かを判断する(ステップS16)。
【0262】チャット実施依頼が必要と判断した場合に
は、それまでそのチャットに参加していなかったチャッ
トサーバ2に対してその時点でのチャットデータベース
の内容を付加してチャット実施依頼通知を送信する(ス
テップS16)。
【0263】また、ステップS15でチャット実施依頼
は必要ない判断した場合には、上記ステップS09で保
存したサーバIDに基づいて各チャットサーバ2に対
し、その時点でのチャットデータベースの内容を付加し
てチャットへの参加者追加要求通知を送信する(ステッ
プS17)。
【0264】その後、今度は上記ステップS08での処
理で保存した、自機が管理する端末機器3の端末IDの
内容を1名分読出して内容を確認し(ステップS1
8)、あることを確認した上で(ステップS19)、そ
の端末機器3との接続を実行し(ステップS20)、接
続が成功したことを確認してから(ステップS21)、
対象となるあらたな参加者の端末機器3にチャットへの
参加を要請する通知を送信し(ステップS22)、他の
同様に追加された参加者に関しても同様の処理を実行す
るべく、確認する参加者IDの内容を変更設定した上で
(ステップS23)、再び上記ステップS18からの処
理に戻る。
【0265】また、上記ステップS21で参加者との接
続が成功しなかったと判断した場合には、その参加者I
Dを用いてその参加者とのチャットを行なうことができ
ないことを示すエラーメッセージをチャットデータとし
て生成し(ステップS24)、これをチャットデータベ
ースにチャットログとして追加保存させると共に(ステ
ップS25)、同チャットデータをその時点でチャット
に参加している自機の管理下にあるすべての端末機器3
と他のチャットサーバ2とに送信し(ステップS2
6)、それから他の追加された参加者に関しても同様の
処理を実行するべく、確認する参加者IDの内容を変更
設定した上で(ステップS23)、再び上記ステップS
18からの処理に戻る。
【0266】こうして、上記ステップS23で自機が管
理する端末機器3の中で、現在チャットに参加している
ものから新たにチャットへの参加を希望された端末機器
3を対象として参加者IDを順次更新変更しながらステ
ップS18からの処理を繰返し実行し、すべての追加参
加者に対する処理を終了すると、ステップS19でそれ
以上の追加の参加者がないものと確認すると、次に他の
チャットサーバ2または自機が管理している端末機器か
ら応答があるのを待機する(ステップS27)。
【0267】ここで、他のチャットサーバ2または自機
が管理している端末機器から通知がなされるとこれを受
信して(ステップS28)、その通知の送信元が他のチ
ャットサーバ2であるか、または自機が管理している端
末機器3であるかを判断する(ステップS29)。
【0268】自機が管理している端末機器3からのもの
であった場合、次にその通知の内容がチャットに追加し
て参加することを受諾するものであるか、または拒否す
るものであるかを判断する(ステップS30)。
【0269】チャットへの参加を受諾するものであった
場合には、その参加者の端末機器3に再接続(コールバ
ック)を許可する通知を行ない(ステップS31)、そ
れから一旦その接続を切断した後に(ステップS3
2)、他にも自機が管理する参加者の端末機器3からの
応答通知が残っているか否かを判断し(ステップS3
3)、あれば再び上記ステップS28からの処理に戻
る。
【0270】また、上記ステップS30で受信した通知
がチャットへの参加を拒否するものであったと判断した
場合には、その端末IDをチャットデータベースの参加
拒否者側に保存した後(ステップS34)、その端末機
器3との接続を切断し(ステップS35)、それからそ
の参加者IDを用いてその参加者からチャットへの参加
を拒否されたことを示す拒否メッセージをチャットデー
タとして生成し(ステップS36)、これをチャットデ
ータベースにチャットログとして追加保存させると共に
(ステップS37)、この時点でこのチャットサーバ2
に接続されている端末機器3でチャットモードとなって
いるすべてのものに対してこのチャットデータを送信し
た上で(ステップS38)、他にも自機が管理する参加
者の端末機器3からの応答通知が残っているか否かを判
断し(ステップS33)、あれば再び上記ステップS2
8からの処理に戻る。
【0271】また、上記ステップS29で受信した通知
の送信元が他のチャットサーバ2であると判断した場合
には、次にそのチャットサーバ2が管理している参加者
との接続状態を判断する(ステップS50)。
【0272】ここで、他のチャットサーバ2が管理する
参加者との接続が成功しなかったと判断した場合には、
その参加者IDを用いてその参加者とのチャットを行な
うことができないことを示すエラーメッセージをチャッ
トデータとして生成し(ステップS60)、これをチャ
ットデータベースにチャットログとして追加保存させる
と共に(ステップS58)、この時点でこのチャットサ
ーバ2に接続されているすべての端末機器3に対してこ
のチャットデータを送信した上で(ステップS59)、
他にも自機が管理する参加者の端末機器3からの応答通
知が残っているか否かを判断し(ステップS33)、あ
れば再び上記ステップS28からの処理に戻る。
【0273】また、上記ステップS50で他のチャット
サーバ2が管理している参加者との接続が成功したとの
通知を受信したときには、次いでその接続の結果、通知
の内容がチャットへの参加を受諾するものであるか、ま
たは拒否するものであるかを判断する(ステップS5
2)。
【0274】チャットへの参加を受諾するものであった
場合には、チャットデータベースにおけるその参加者の
端末機器3の端末IDを参加側に保存し、併せてその使
用サーバIDを保存した上で(ステップS53)、対応
する在室/不在フラグを在室側にセットし(ステップS
54)、それからその参加者IDを用いてその参加者が
チャットへ参加することを示す入室メッセージをチャッ
トデータとして生成し(ステップS55)、これをチャ
ットデータベースにチャットログとして追加保存させる
と共に(ステップS58)、この時点でこのチャットサ
ーバ2に接続されている端末機器3でチャットモードと
なっているすべてのものに対してこのチャットデータを
送信した上で(ステップS59)、他にも自機が管理す
る参加者の端末機器3からの応答通知が残っているか否
かを判断し(ステップS33)、あれば再び上記ステッ
プS28からの処理に戻る。
【0275】また、上記ステップS52で他のチャット
サーバ2が管理している参加者からの応答がチャットへ
の参加を拒否するものであったと判断した場合には、そ
の端末IDをチャットデータベースの参加拒否者側に保
存した後(ステップS56)、その参加者IDを用いて
その参加者からチャットへの参加を拒否されたことを示
す拒否メッセージをチャットデータとして生成し(ステ
ップS57)、これをチャットデータベースにチャット
ログとして追加保存させると共に(ステップS58)、
この時点でこのチャットサーバ2に接続されている端末
機器3でチャットモードとなっているすべてのものに対
してこのチャットデータを送信した上で(ステップS5
9)、他にも自機が管理する参加者の端末機器3からの
応答通知が残っているか否かを判断し(ステップS3
3)、あれば再び上記ステップS28からの処理に戻
る。
【0276】さらに、上記ステップS28でそれまでチ
ャットに参加していなかったチャットサーバ2からの通
知を受けたものとして、ステップS50でその通知の内
容から、新しいチャットサーバ2が管理している端末機
器3との接続が成功し、チャットへの参加を受諾した、
あるいは参加を拒否したと判断した場合、あるいは新し
いチャットサーバ2が管理している端末機器3との接続
が失敗したと判断した場合には、いずれもその内容を反
映させてチャットデータベースの内容を更新設定した後
に(ステップS51)、他にも自機が管理する参加者の
端末機器3からの応答通知が残っているか否かを判断し
(ステップS33)、あれば再び上記ステップS28か
らの処理に戻る。
【0277】こうして、ステップS28からの処理を繰
返し実行し、ステップS33で自機が管理する参加者の
端末機器3からの応答通知が残っているものがもうない
と判断すると、自機が管理する追加参加者の端末機器3
に関し、このチャットへの参加要請に対する応答が未確
認の端末機器3がまだ残っているか否かを判断する(ス
テップS39)。
【0278】まだ残っていると判断した場合には、その
端末機器3または他のチャットサーバ2からの応答があ
るか、または再接続を行なうのを一定時間待機し(ステ
ップS40)、その後になんらかの応答があるとこれを
受信して、その応答が他のチャットサーバ2からのもの
であるか、または自機が管理する端末機器3からの再接
続であるかを判断する(ステップS41)。
【0279】ここで、応答が他のチャットサーバ2を介
しての端末機器の接続に関するものであった場合には、
上記ステップS50乃至S59の処理を実行すること
で、他のチャットサーバ2が管理する端末機器3からの
応答に対応する一方、自機が管理する端末機器3からの
再接続であった場合には、チャットデータベースの参加
側に新たにその端末IDを追加して保存設定し(ステッ
プS42)、対応する在室/不在フラグを在室の内容に
セットし(ステップS43)、対象となる参加者の端末
機器3にチャットを許可する応答通知をチャットIDと
共に送信してから(ステップS44)、その参加者ID
を用いてその参加者がチャットに参加することを示す入
室メッセージをチャットデータとして生成し(ステップ
S45)、これをチャットデータベースにチャットログ
として追加保存させると共に(ステップS46)、この
時点でこのチャットサーバ2に接続されている端末機器
3でチャットモードとなっているすべてのものに対して
このチャットデータを送信した上で(ステップS4
7)、再び上記ステップS39からの処理に戻る。
【0280】しかして、上記ステップS39からの処理
を繰返し実行し、最終的にこのステップS39でこのチ
ャット途中での参加要請に対する応答が未確認の端末機
器3がもう残っていないと判断すると、新たにチャット
への参加が追加された他のチャットサーバ2を介して参
加を受諾した参加者の端末機器3に対するチャットの開
始許可通知を送信すると共に(ステップS48)、自機
で管理する、新たにこのチャットに参加した、チャット
モードに移行している各端末機器3に対しても同様にチ
ャットの開始許可通知を送信し(ステップS49)、以
上でこのチャットサーバ2での自機が管理する端末機器
3からチャット参加者追加要求通知を受けた場合の処理
を終了する。
【0281】次に図57及び図58を用いて、他のチャ
ットサーバ2が管理する端末機器3でチャット参加者追
加要求通知が発せられた場合に、すでに同じチャットに
参加しているチャットサーバ2で実行される処理につい
て説明する。
【0282】まず、その処理当初に他のチャットサーバ
2から参加者の追加要求通知を受信すると(ステップT
01)、その通知に付加されているチャットデータベー
スの内容に基づいて自機が管理する端末機器3に関する
端末IDを確認し(ステップT02)、それらのうちで
内容が未確認のものがあることを確認した後に(ステッ
プT03)、そのうちの1名分を読出し、その参加者の
端末IDに対応してチャット利用者データベースを参照
し、当該端末機器3との接続を実行し(ステップT0
4)、接続が成功したかどうかを判断する(ステップT
05)。
【0283】ここで、接続が成功したと判断した場合に
は、対象となる端末機器に対してチャットへの参加を要
請する通知を実行し(ステップT06)、その後に他の
参加者に関しても同様の処理を実行するべく確認する参
加者IDの内容を変更設定した上で(ステップT0
7)、再び上記ステップT02からの処理に戻る。
【0284】また、上記ステップT05で自機が管理す
る端末機器3との接続が成功しなかったと判断した場合
には、その端末IDを用いてその端末機器3との接続を
失敗したことを示す通知を上記参加者の追加要求通知を
送ってきたチャットサーバ2に対して送信し(ステップ
T08)、それからその端末機器3の端末IDを用いて
その参加者とのチャットを行なうことができないことを
示すエラーメッセージをチャットデータとして生成し
(ステップT09)、これをチャットデータベースにチ
ャットログとして追加保存させると共に(ステップT1
0)、この時点で同チャットサーバ2に接続されている
端末機器3でチャットモードとなっているすべてのもの
に対してこのチャットデータを送信した上で(ステップ
T11)、再び上記ステップT02からの処理に戻る。
【0285】こうして、ステップT02からの処理を繰
返し実行することで、自機で管理する必要がある追加の
希望参加者に関してのみチャットへの参加要請を行なっ
ていく。
【0286】そして、ステップT03で内容が未確認の
新たな希望参加者の端末IDがなくなったと判断する
と、次にこのチャットサーバ2自機が管理している端末
機器3で上記参加要請を行なったものからの応答を待機
し(ステップT12)、なんらかの通知がなされるとこ
れを受信して(ステップT13)、その通知の内容がチ
ャットへの参加を受諾するものであるか、または拒否す
るものであるかを判断する(ステップT14)。
【0287】チャットへの参加を受諾するものであった
場合には、その参加者の端末機器3に再接続(コールバ
ック)を許可する通知を行ない(ステップT15)、そ
れから一旦その接続を切断した後に(ステップT1
6)、他にも自機が管理する参加者の端末機器3からの
応答通知が残っているか否かを判断し(ステップT2
3)、あれば再び上記ステップT12からの処理に戻
る。
【0288】また、上記ステップT14で、受信した通
知がチャットへの参加を拒否するものであったと判断し
た場合には、その端末機器3との接続を切断し(ステッ
プT17)、それからその端末IDをチャットデータベ
ースの参加拒否者側に保存し(ステップT18)、その
チャットデータベースの更新部分をもってこのチャット
に参加しているすべてのチャットサーバ2に対して新規
不参加通知を送信する(ステップT19)。
【0289】その後、その参加を拒否した端末機器3の
端末IDを用いてチャットへの新規参加を拒否されたこ
とを示す拒否メッセージをチャットデータとして生成し
(ステップT20)、これをチャットデータベースにチ
ャットログとして追加保存させると共に(ステップT2
1)、この時点でこのチャットサーバ2に接続されてい
る端末機器3でチャットモードとなっているすべてのも
のに対してこのチャットデータを送信した上で(ステッ
プT22)、他にも自機が管理する参加者の端末機器3
からの応答通知が残っているか否かを判断し(ステップ
T23)、あれば再び上記ステップT12からの処理に
戻る。
【0290】しかるに、上記ステップT12からの処理
を繰返し実行し、ステップT23で自機が管理するすべ
ての参加者の端末機器3からの応答通知を受信して残り
がなくなったと判断すると、次にこのチャットへの参加
要請に対する応答が未確認の端末機器3がまだ残ってい
るか否かを判断する(ステップT24)。
【0291】まだ残っていると判断した場合には、その
端末機器3からの再接続があるのを一定時間待機した後
(ステップT25)、再接続があると、チャットデータ
ベースの参加側にその再接続を行なってきた端末機器3
の端末IDと使用サーバIDとを保存設定し(ステップ
T26)、併せてそのデータベース中の対応する在室/
不在フラグを在室の内容にセットする(ステップT2
7)。
【0292】そして、その時点でチャットに参加してい
るすべてのチャットサーバ2に対して上記チャットデー
タベースの更新部分を付加して新規参加通知を送信した
後(ステップT28)、その端末機器3に対してチャッ
トIDを付加してチャットへの参加を許可する応答通知
を送信してから(ステップT29)、その端末IDを用
いてその参加者がチャットに参加することを示す入室メ
ッセージをチャットデータとして生成し(ステップT3
0)、これをチャットデータベースにチャットログとし
て追加保存させると共に(ステップT31)、この時点
でこのチャットサーバ2に接続されている端末機器3で
チャットモードとなっているすべてのものに対してこの
チャットデータを送信し(ステップT32)、また自機
が管理している、新たにチャットへの参加を受諾した追
加の参加者の端末機器3に対してチャットの開始を許可
する通知を行ない(ステップT33)、それから再び上
記ステップT24からの処理に戻る。
【0293】なお、上記ステップT28での新規参加通
知の送信あるいはステップT19での新規不参加通知の
送信を行なった場合、チャットに参加している他のチャ
ットサーバ2では、これを受信すると(ステップT5
1)、その通知に付加されているチャットデータベース
の更新部分を用いて自機内のチャットデータベースの内
容を更新設定するようになる(ステップT52)。
【0294】しかして、上記ステップT24からの処理
を繰返し実行した後、自機が管理する端末機器3で、チ
ャットへの追加参加要請に対する応答が未確認のものが
残っていないと判断した時点で、以上でこのチャットサ
ーバ2による他のチャットサーバ2からチャット参加者
追加要求通知を受信した場合の処理を終了する。
【0295】次に図59及び図60によりチャットを実
施中に退室要求通知を受けたチャットサーバ2での処理
を説明する。
【0296】図59は自機が管理する端末機器3が参加
しているチャットから途中退室する場合のチャットサー
バ2での動作内容を示すものである。
【0297】同図で、自機が管理する端末機器3からチ
ャット途中で退室要求通知を受信すると(ステップU0
1)、その退室要求通知を送ってきた端末機器3の端末
IDとチャットIDとを用いてチャットデータベースを
確認する(ステップU02)。
【0298】ここで、このチャットサーバ2がそのチャ
ットの開始者の端末機器3を管理しているチャットサー
バ2であった場合にのみ、該退室要求通知を送ってきた
のがそのチャットの参加者であるのか、それとも開始者
であるのかを判断する(ステップU03)。
【0299】このステップU03で端末IDが開始者で
はなく他の参加者の端末機器3のものであると判断した
場合、あるいはそもそもこのチャットサーバ2がそのチ
ャットの開始者の端末機器3を管理していない他のチャ
ットサーバ2であった場合には、チャットサーバ2はそ
の退室要求通知を送ってきた端末機器3に対して切断要
求通知を送信した後(ステップU04)、その端末機器
3との接続を切断し(ステップU05)、チャットデー
タベースにおける該当するチャットIDのその参加者I
Dに付加されている在室/不在フラグを不在側にセット
する(ステップU06)。
【0300】その後、上記チャットデータベースの更新
部分を付加してそのチャットに参加している他のすべて
のチャットサーバ2に対してチャット退室通知を送信す
る(ステップU07)。
【0301】それからその退室要求通知をしてきた端末
機器3のハンドルネームを用いてその参加者がチャット
から退室することを示す退室メッセージをチャットデー
タとして生成し(ステップU08)、これをチャットデ
ータベースにチャットログとして追加保存させると共に
(ステップU09)、その時点でそのチャットサーバ2
が管理している端末機器3の中で、当該チャットに参加
しているすべてに同チャットデータを同時送信した上で
(ステップU10)、上記参加者の退室によりその時点
でチャットに参加し、接続している端末機器3の数をチ
ャットデータベースの参加者側の在室/不在フラグ中の
在室にセットされている数により確認する(ステップU
11)。
【0302】ここで、チャットサーバ2では、チャット
の開始者以外にそのチャットに参加しているものがいる
か否かを判断し(ステップU12)、開始者以外にもま
だ参加者がいると判断した場合には、以後もチャットを
継続するべく、一旦この処理を終了する。
【0303】また、ステップU12で上記参加者の退室
によりチャットの開始者以外にそのチャットに参加して
いるものがいなくなってしまったと判断した場合には、
それ以上そのチャットを継続することができないため、
そのチャットに参加している他のすべてのチャットサー
バ2に対してチャットの終了通知を送信した後に(ステ
ップU13)、チャットデータベースにおける該当する
チャットIDのチャットログをそれ以上書き加えないよ
うにロック状態として以上でこの処理を終了する。
【0304】また、このチャットサーバ2がそのチャッ
トの監視者の端末機器3を管理するチャットサーバ2で
あり、上記ステップU03で該退室要求通知を送ってき
たのがそのチャットの開始者の端末機器3であると判断
した場合には、チャットサーバ2はその退室要求通知を
送ってきた開始者の端末機器3に対して切断要求通知を
送信した後(ステップU14)、その開始者の端末機器
3との接続を切断し(ステップU15)、チャットデー
タベースにおける該当するチャットIDのその開始者の
端末IDに付加されている在室/不在フラグを不在側に
セットする(ステップU16)。
【0305】その後、上記チャットデータベースの更新
部分を付加してそのチャットに参加している他のすべて
のチャットサーバ2に対してチャット退室通知を送信し
(ステップU17)、さらに他のすべてのチャットサー
バ2に対してチャットの終了通知を送信する(ステップ
U18)。
【0306】さらに、自機が管理する上記開始者以外の
端末機器3でそのチャットに参加していたものすべてに
対してもそれぞれ切断要求を送信し(ステップU1
9)、それらとの接続を切断してから(ステップU2
0)、該当するチャットデータベース中の各端末IDに
対応する在室/不在フラグを不在側にセットし直し(ス
テップU21)、あらためてこのチャットデータベース
の更新部分を付加してそのチャットに参加している他の
すべてのチャットサーバ2に対してチャット退室通知を
送信し(ステップU22)、以上で自機が管理する端末
機器3がチャットから途中退室する場合のチャットサー
バ2での処理を終了する。
【0307】図60は、チャットに参加しているチャッ
トサーバ2が、他のチャットサーバ2からそのチャット
の退室、終了の各通知を受信した場合の処理内容を示
す。
【0308】まず、上記ステップU07,U17または
U22での処理により他のチャットサーバ2からチャッ
ト退室通知を受信したチャットサーバ2は(ステップU
51)、その都度その通知に付加されているチャットデ
ータベースの更新部分に基づいて自機のチャットデータ
ベースの内容を更新設定する(ステップU52)。
【0309】また、このようにチャット退室通知を受信
したチャットサーバ2は、その後に同じ他のチャットサ
ーバ2から続けて送られてくるであろうチャット終了通
知の受信を待機するもので、実際にこのチャット終了通
知を受信すると(ステップU71)、自機が管理する端
末機器3でそのチャットに参加していたものすべてに対
してもそれぞれ切断要求を送信し(ステップU72)、
それらとの接続を切断してから(ステップU73)、該
当するチャットデータベース中の各端末IDに対応する
在室/不在フラグを不在側にセットし直し(ステップU
74)、あらためてこのチャットデータベースの更新部
分を付加してそのチャットに参加している他のすべての
チャットサーバ2に対してチャット退室通知を送信し
(ステップU75)、以上で他のチャットサーバ2が管
理する端末機器3がチャットから途中退室する場合に、
チャットの退室、終了の各通知を受信したチャットサー
バ2で行なう処理を終了する。
【0310】最後に、上記のようにしてチャットを実施
した後に、そのチャットの開始者あるいは参加者の個々
の端末機器3がチャットログの閲覧を要求した場合に、
その端末機器3を管理するチャットサーバ2が実行する
処理内容について説明する。
【0311】チャットサーバ2においては、自機が管理
している端末機器3からチャットログの閲覧要求通知を
受信すると(ステップV01)、まずその通知に付加さ
れている端末機器3の端末IDを用いてチャット利用者
データベースを参照し(ステップV02)、その端末機
器3が本来のチャット利用者であるか否かを判断する
(ステップV03)。
【0312】ここで、該当する端末機器3の端末IDが
チャット利用者データベースに登録されていると判断す
ると、さらに上記チャットログの閲覧要求通知に付加さ
れているチャットIDによりチャットデータベースを参
照し(ステップV04)、該当するチャットログが存在
するか否かを判断する(ステップV05)。
【0313】ここで、該当するチャットログも存在する
と判断すると、次に上記チャットログの閲覧要求通知に
付加されていた端末IDを用いてチャットデータベース
の該当するチャットIDのチャットデータ中の参加者側
の端末IDを参照し(ステップV06)、その端末ID
が存在するか否か、すなわち閲覧要求通知を送ってきた
端末機器3はそのチャットに参加していたか否かを判断
する(ステップV07)。
【0314】そして、ここでも端末IDが存在すると判
断すると、以上でこの閲覧要求通知を送ってきた端末機
器3が参加していたチャットのログの閲覧を行なうもの
としてこれを確認し、当該端末機器3に対してチャット
ログの閲覧許可通知を送信し(ステップV08)、チャ
ットログ閲覧モードに移行する(ステップV09)。
【0315】以後、当該端末機器3からの応答を待機し
(ステップV12)、応答があると、その通知がチャッ
トログの取得要求とチャットログの閲覧終了のいずれで
あるのかを判断する(ステップV13)。
【0316】ここで、通知がチャットログの取得要求で
あると判断すると、上記図38でフォーマットを示した
該当するチャットログ目次を確認し(ステップV1
4)、閲覧の目的とするチャットログが自機内にあるか
否か、すなわち閲覧要求を送信してきた端末機器3がチ
ャット実施時にこのチャットサーバ2の管理対象の端末
機器3であったか否かを判断する(ステップV15)。
【0317】目的とするチャットログが自機内にあると
判断した場合には、そのまま該当するチャットログデー
タを取得要求に応答するものとしてチャットデータベー
スから読出して端末機器3に送信し(ステップV1
6)、続けて再び上記ステップV12に戻って応答を待
機するという処理を繰返す。
【0318】また、ステップV15で目的とするチャッ
トログが自機内にはないと判断した場合には、サーバI
Dと発言者の端末ID、及び発言者毎の通し番号を自機
のサーバIDと共に付加して目的とするチャットログデ
ータが存在するチャットサーバ2に対してログ取得要求
通知を送信し(ステップV17)、その応答があるのを
待機する(ステップV18)。
【0319】このログ取得要求通知に付加されているサ
ーバIDが一致するチャットサーバ2においては、送ら
れてきたログ取得要求通知を受信すると(ステップV5
1)、その通知に付加されているデータを考慮してチャ
ットログ目次を確認し(ステップV52)、対応するチ
ャットデータを取得要求に応答するものとしてチャット
データベースから読出して、上記通知を送ってきたチャ
ットサーバ2に返送する(ステップV53)。
【0320】ログ取得要求側のチャットサーバ2ではこ
の応答を受信すると(ステップV19)、あらためて受
信したチャットログデータを取得要求に応答するものと
してチャットデータベースから読出して端末機器3に送
信し(ステップV16)、続けて再び上記ステップV1
2に戻って応答を待機するという処理を繰返す。
【0321】しかして、上記ステップ12からの処理を
繰返し実行した後、上記ステップV13でチャットログ
の閲覧終了の通知がなされたと判断すると、その時点で
当該端末機器3に対して接続を切断する要求通知を送信
した後(ステップV20)、実際に接続を切断し(ステ
ップV21)、以上でこの処理を終了する。
【0322】なお、上記ステップV03で、送られてき
た端末機器3の端末IDがチャット利用者データベース
に登録されていないと判断した場合、あるいは上記ステ
ップV05で、送られてきたチャットIDに該当するチ
ャットデータがチャットデータベースに存在しないと判
断した場合、あるいは上記ステップV09で、端末機器
3の端末IDがそのチャットデータベースの該当するチ
ャットIDのチャットデータ中の参加者側の端末IDに
存在しないと判断した場合には、いずれも所望している
チャットログの閲覧を行なう資格がないものとして、当
該端末機器3に対してエラーメッセージの通知を行なっ
た上で(ステップV10)、その接続を切断し(ステッ
プV11)、以上で自機が管理する端末機器3からの閲
覧要求に対するチャットサーバ2の処理を終了する。
【0323】このように上記第2の実施の形態において
は、複数のチャットサーバ2a〜2cはそれぞれ自機が
管理しているクライアントとしての端末機器3,3,…
に関してのみ、管理サーバ4の制御の元にチャット参加
の管理及びログの管理を行なうようにしたため、より広
域でのチャット環境を実現しながら、特定のチャットサ
ーバのみに大きな負担がかかるのを回避することができ
る。
【0324】なお、上記第1及び第2の実施の形態で
は、チャット利用者の認証、管理を端末機器3の端末I
Dでのみ行なうものとして説明したが、パスワードを併
用して行なうものとしてもよい。
【0325】また、上記実施の形態は、パーソナルコン
ピュータやPDAなどでなるクライアント装置としての
端末機器3,3,…とチャットサーバ2(2a〜2c)
をネットワーク1(1a〜1c)に接続されるものとし
て説明したが、インターネットやLANを介して接続す
るものとしてもよい。
【0326】さらに、上記チャットログの閲覧に関して
は、端末機器3の端末IDとチャットIDの確認を行な
うことで、その端末機器3を使用している閲覧要求者が
参加していたチャット全体のログを閲覧できるものとし
て説明したが、該閲覧要求者がそのチャットに入室して
から退室するまでの間のチャットログに限定して閲覧す
ることができるものとしてもよい。
【0327】その他、本発明はその要旨を逸脱しない範
囲内で種々変形して実施することが可能であるものとす
る。
【0328】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、チャット
を開始するクライアントの希望により参加者を管理、特
定することができるため、より良質なチャット環境を実
現できる。
【0329】請求項2記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明の効果に加えて、チャットに参加したクラ
イアントに対する課金処理を確実に実施することがで
き、より良質なチャット環境の整備に還元できる。
【0330】請求項3記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明の効果に加えて、始めに参加を希望したク
ライアントに対するチャットへの途中参加の管理を確実
に行なうことができる。
【0331】請求項4記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明の効果に加えて、チャット途中で新規にク
ライアントの追加してその参加を促すことができる。
【0332】請求項5記載の発明によれば、特に記憶容
量が少ないクライアント端末であっても、必要なチャッ
トのログのみを選択的に指定して得ることができる。
【0333】請求項6記載の発明によれば、より広域で
のチャット環境を実現しながら、特定のチャットサーバ
のみに大きな負担がかかるのを回避することができる。
【0334】請求項7記載の発明によれば、チャットに
すでに参加しているクライアント端末の希望により新た
な参加者を管理、特定することができるため、より良質
なチャット環境を実現できる。
【0335】請求項8記載の発明によれば、特に記憶容
量が少ないクライアント端末に対しても、必要なチャッ
トのログのみを選択的に指定して得させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るシステム全体
の概念構成を示す図。
【図2】同実施の形態に係るチャットサーバ内のデータ
ベース構成を例示する図。
【図3】同実施の形態に係る携帯情報端末の外観構成を
示す図。
【図4】同実施の形態に係る携帯情報端末の回路構成を
示すブロック図。
【図5】同実施の形態に係るチャットを開始しようとす
る携帯情報端末の表示画面を例示する図。
【図6】同実施の形態に係るチャットを開始しようとす
る携帯情報端末の開始直前の表示画面を例示する図。
【図7】同実施の形態に係るチャット開始後の参加者エ
ラー時の携帯情報端末の表示画面を例示する図。
【図8】同実施の形態に係るチャット開始後の参加者拒
否時の携帯情報端末の表示画面を例示する図。
【図9】同実施の形態に係るチャット開始後の携帯情報
端末の表示画面を例示する図。
【図10】同実施の形態に係るチャット開始時に開始要
求者が端末機器で行なう動作内容を示すフローチャー
ト。
【図11】同実施の形態に係るチャット開始時のチャッ
トサーバでの動作内容を示すフローチャート。
【図12】同実施の形態に係るチャット開始時のチャッ
トサーバでの動作内容を示すフローチャート。
【図13】同実施の形態に係るチャット開始時のチャッ
トサーバでの動作内容を示すフローチャート。
【図14】同実施の形態に係るチャット開始時のチャッ
トサーバでの動作内容を示すフローチャート。
【図15】同実施の形態に係るチャット開始時の参加要
請を受けた端末機器での動作内容を示すフローチャー
ト。
【図16】同実施の形態に係るチャット実行時のチャッ
トサーバでの通常の動作内容を示すフローチャート。
【図17】同実施の形態に係るチャットへの途中参加が
あった場合の携帯情報端末での表示画面を例示する図。
【図18】同実施の形態に係るチャットへ途中参加する
端末機器での動作内容を示すフローチャート。
【図19】同実施の形態に係る途中参加の要求通知を受
けたチャットサーバでの動作内容を示すフローチャー
ト。
【図20】同実施の形態に係るチャット途中で携帯情報
端末の表示入力部に表示される機能選択画面を例示する
図。
【図21】同実施の形態に係るチャット参加者の追加を
要求する端末機器での動作内容を示すフローチャート。
【図22】同実施の形態に係るチャット参加者の追加要
求通知を受けたチャットサーバの動作内容を示すフロー
チャート。
【図23】同実施の形態に係るチャット参加者の追加要
求通知を受けたチャットサーバの動作内容を示すフロー
チャート。
【図24】同実施の形態に係るチャット参加者の追加要
求通知を受けたチャットサーバの動作内容を示すフロー
チャート。
【図25】同実施の形態に係る新たに追加メンバーとし
てチャットへの参加要請を受けた端末機器での動作内容
を示すフローチャート。
【図26】同実施の形態に係るチャット途中で携帯情報
端末の表示入力部に表示される退室メッセージを例示す
る図。
【図27】同実施の形態に係るチャット参加者が退室す
る場合の処理内容を示すフローチャート。
【図28】同実施の形態に係るチャット開始者が退室す
る場合の処理内容を示すフローチャート。
【図29】同実施の形態に係るチャットの退室要求通知
を受けたチャットサーバの処理内容を示すフローチャー
ト。
【図30】同実施の形態に係るチャットログの閲覧を行
なう端末機器の処理内容を示すフローチャート。
【図31】同実施の形態に係る要求に応じてチャットロ
グを閲覧させるチャットサーバの処理内容を示すフロー
チャート。
【図32】同実施の形態に係るチャット実行時のチャッ
トサーバと端末間での信号の送受を示す図。
【図33】同実施の形態に係るチャット実行時のチャッ
トサーバと端末間での信号の送受を示す図。
【図34】同実施の形態に係るチャット実行時のチャッ
トサーバと端末間での信号の送受を示す図。
【図35】同実施の形態に係るチャットログ閲覧時のチ
ャットサーバと端末間での信号の送受を示す図。
【図36】本発明の第2の実施の形態に係るシステム全
体の概念構成を示す図。
【図37】同実施の形態に係るチャットサーバ内のデー
タベース構成を例示する図。
【図38】同実施の形態に係るチャットデータ中のチャ
ットログに付加されるチャットログ目次のフォーマット
を示す図。
【図39】同実施の形態に係るチャットサーバ間で送受
されるチャットデータベースの更新データのフォーマッ
トを示す図。
【図40】同実施の形態に係るチャット開始時のチャッ
トサーバの処理内容を示すフローチャート。
【図41】同実施の形態に係るチャット開始時のチャッ
トサーバの処理内容を示すフローチャート。
【図42】同実施の形態に係るチャット開始時のチャッ
トサーバの処理内容を示すフローチャート。
【図43】同実施の形態に係るチャット開始時のチャッ
トサーバの処理内容を示すフローチャート。
【図44】同実施の形態に係るチャット開始時のチャッ
トサーバの処理内容を示すフローチャート。
【図45】同実施の形態に係るチャット開始時のチャッ
トサーバの処理内容を示すフローチャート。
【図46】同実施の形態に係るチャット開始時のチャッ
トサーバの処理内容を示すフローチャート。
【図47】同実施の形態に係るチャット開始時のチャッ
トサーバの処理内容を示すフローチャート。
【図48】同実施の形態に係るチャット開始時のチャッ
トサーバの処理内容を示すフローチャート。
【図49】同実施の形態に係るチャット実施中のチャッ
トサーバの処理内容を示すフローチャート。
【図50】同実施の形態に係る途中参加の要求通知を受
けたチャットサーバでの動作内容を示すフローチャー
ト。
【図51】同実施の形態に係る途中参加の要求通知を受
けたチャットサーバでの動作内容を示すフローチャー
ト。
【図52】同実施の形態に係る自機が管理する端末機器
から参加者の追加要求通知を受けたチャットサーバでの
動作内容を示すフローチャート。
【図53】同実施の形態に係る自機が管理する端末機器
から参加者の追加要求通知を受けたチャットサーバでの
動作内容を示すフローチャート。
【図54】同実施の形態に係る自機が管理する端末機器
から参加者の追加要求通知を受けたチャットサーバでの
動作内容を示すフローチャート。
【図55】同実施の形態に係る自機が管理する端末機器
から参加者の追加要求通知を受けたチャットサーバでの
動作内容を示すフローチャート。
【図56】同実施の形態に係る自機が管理する端末機器
から参加者の追加要求通知を受けたチャットサーバでの
動作内容を示すフローチャート。
【図57】同実施の形態に係る他のチャットサーバから
自機が管理する端末機器への参加者追加要求通知を受け
たチャットサーバでの動作内容を示すフローチャート。
【図58】同実施の形態に係る他のチャットサーバから
自機が管理する端末機器への参加者追加要求通知を受け
たチャットサーバでの動作内容を示すフローチャート。
【図59】同実施の形態に係る自機が管理する端末機器
から途中退室の要求通知を受けたチャットサーバでの動
作内容を示すフローチャート。
【図60】同実施の形態に係る他のチャットサーバから
参加者の途中退室に伴うチャットの終了を通知されたチ
ャットサーバが行なう動作内容を示すフローチャート。
【図61】同実施の形態に係る自機が管理する端末機器
からチャットログの閲覧要求を受けたチャットサーバで
の動作内容を示すフローチャート。
【図62】同実施の形態に係る自機が管理する端末機器
からチャットログの閲覧要求を受けたチャットサーバで
の動作内容を示すフローチャート。
【符号の説明】
1,1a〜1c…ネットワーク 2,2a〜2c…チャットサーバ 3…端末機器 3a…携帯情報端末 4…管理サーバ 11…本体ケース 12…表示入力部 13…スピーカ 14…キー入力部 15…アンテナ 21…CPU 22…ROM 23…RAM 24…RTC 25…ハードディスク装置(HDD) 26…タブレット入力部 27…液晶表示部 28…音声出力部 29…無線通信部 CD…チャットデータ領域 DI…データ入力領域 IC,ICa…アイコン領域 PI…手書き入力認識領域 RD…登録データ領域 SB…スクロールバー SD…選択データ領域
フロントページの続き Fターム(参考) 5B089 GA11 JA18 JB14 JB22 KA18 KG01 KG10 5K015 AA00 AB00 JA00 JA01 JA10 5K030 GA16 HA08 HC01 JL01 JL07 JT03 KA01 KA06 KA08 KA13 KX28 LD01 LD08 9A001 BB03 CC05 HH18 HH23 JJ25 JJ27 KK56 LL03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のクライアント端末と、これらクライ
    アント端末と接続されるチャットサーバとを有するチャ
    ットシステムであって、 上記クライアント端末は、チャット中のクライアントが
    そのチャットへの参加を要求する他のクライアント端末
    の情報をチャットサーバに通知し、 上記チャットサーバは、その通知を受けると、要求され
    たクライアント情報に基づいて上記他のクライアント端
    末に対してチャットへの参加を要請し、 上記他のクライアント端末は、この参加要請に応答して
    上記チャットへの参加の有無の回答をすることを特徴と
    するチャットシステム。
  2. 【請求項2】上記チャットサーバは、上記参加を要請さ
    れた他のクライアント端末の通信回線が接続されていな
    いとき、該他のクライアント端末へ回線を接続し、 上記他のクライアント端末は、参加を決定した場合、上
    記回線を切断した後にチャットサーバに対してコールバ
    ックを行ない通信回線を接続した後にチャットに参加す
    ることを特徴とする請求項1記載のチャットシステム。
  3. 【請求項3】上記チャットサーバは、当該チャット開始
    当初に参加を要請されながら参加を拒否したクライアン
    ト端末、あるいは参加していたチャットを中断したクラ
    イアント端末からの当該チャットへの参加要求を受ける
    と、当該チャットへの途中参加を許可することを特徴と
    する請求項1記載のチャットシステム。
  4. 【請求項4】上記チャットに参加しているクライアント
    端末は、チャット途中でそのチャットに参加しているク
    ライアント端末以外のクライアント端末に当該チャット
    への参加を要求するクライアントの情報をチャットサー
    バに通知し、 上記チャットサーバは、その通知を受けると、要求され
    たクライアント情報に基づいて当該チャットへの途中参
    加を該クライアント情報に対応するクライアント端末に
    要請し、 上記途中参加を要請されたクライアント端末は、この参
    加要請に応答して上記チャットへの参加の有無の回答を
    することを特徴とする請求項1記載のチャットシステ
    ム。
  5. 【請求項5】複数のクライアント端末と、これらクライ
    アント端末と接続されるチャットサーバとを有するチャ
    ットシステムであって、 上記チャットサーバは各チャット毎にチャット認識情報
    を付加してそのチャットのログを保存し、 クライアント端末は、チャットサーバに対してチャット
    認識情報を指定することで、対応するチャットのログを
    ダウンロードすることを特徴とするチャットシステム。
  6. 【請求項6】それぞれクライアント端末を接続した複数
    のチャットサーバ同士を接続して1つのチャットを実施
    するチャットシステムであって、 複数のチャットサーバはそれぞれ直接登録されているク
    ライアント端末に関してチャット参加の管理及びログの
    管理を行なうことを特徴とするチャットシステム。
  7. 【請求項7】インターネットを介してチャットを実施す
    るチャット方法であって、 チャット参加クライアント端末から当該チャットに参加
    していない他のクライアント端末の参加要求があると、
    当該他のクライアント端末へ参加要求を通知し、当該他
    のクラインアント端末がこの通知に応答して参加の希望
    要求を出すと、当該チャットへの参加を許可することを
    特徴とするチャット方法。
  8. 【請求項8】インターネット介してチャットを実施する
    チャット方法であって、 各チャット毎にチャット認識情報を付加してそのチャッ
    トのログを保存し、 クライアント端末からチャット認識情報の指定を受けた
    とき、対応するチャットのログを当該クライアント端末
    にダウンロードすることを特徴とするチャット方法。
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