JP3889547B2 - ショーケース - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、夜間等に冷気が外部に漏れ出ないように前面開口部を覆うためのナイトカバーを有するショーケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
冷却ショーケース一般において、夜間等、貯蔵室内の商品を販売しない時間帯にも商品を冷却しておく必要があるが、その際、前面開口部を開放したままにしておくと、冷気が貯蔵室外に漏出して無駄が大きくなる。そこで、夜間等には、前面開口部を布あるいはフィルム状のナイトカバーで覆うようにしている。
【0003】
その場合、特開平11−190585号公報に示される如く、ナイトカバーを巻き込み収納するためのナイトカバー収納具を、冷気吸込口の下側の冷気を通す冷気通路内に設け、このナイトカバーは、ナイトカバー収納具から冷気吸込口とハンドレールとの間に設けた間隙を通して上側に引き出すようにしたものがある。
【0004】
図10は係る従来例を示し、10は商品載置棚、11は背面パネル、15は天板、16はハンドレールである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
図10に示すショーケースの如く、視界の低下を防止するため商品載置棚10の前面より天板15を後退させている場合にナイトカバー13を使用すると、商品載置棚10の前面又は商品載置棚10に載置してある商品にナイトカバー13が接触してしまう。そのため、ナイトカバー13を使用する場合は特に最上段の商品載置棚10の商品を取り除く必要があり、この最上段の商品載置棚10の商品を取り除かない場合にはナイトカバー13を使用することができないため、夜間等、貯蔵室内の商品を販売しない時間帯に冷気が漏出してしまい、冷却能力が低下し、無駄な電力を消費していた。
【0006】
本発明は、このような問題点を解決するために成されたもので、夜間等、貯蔵室内の商品を販売しない時間帯にナイトカバーで前面開口部を簡単な作業により覆うことができ、それにより冷気の漏出を最少限に抑えて、冷却能力の向上と一層の消費電力の低減を図ることができるようにすることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、請求項1のショーケースは、内部に商品を陳列する商品載置棚を有し、前面に商品取出用の開口部を有する貯蔵室と、この貯蔵室の上部に設けられた天板と、前記開口部の下部に設けられた冷気吸込口と、前記開口部を覆うナイトカバーと、前記冷気吸込口下側の空間部に設けられ、前記ナイトカバーを巻き込み収納するナイトカバー収納具とを備え、前記天板の前端が前記商品載置棚の前端より後方に設けられたものであって、前記天板の前方で前記ナイトカバーを支持し、かつ前記貯蔵室の上部に収納可能とされたナイトカバー支持部材を備えたものである。
【0008】
請求項1の発明によれば、天板の前端が前記商品載置棚の前端より後方に設けられたショーケースにおいて、天板の前方で前記ナイトカバーを支持し、かつ前記貯蔵室の上部に収納可能とされたナイトカバー支持部材を設けたことにより、夜間等、貯蔵室内の商品を販売しない時間帯に商品載置棚に載置された商品を移動させることなく前面開口部を簡単な作業によりナイトカバーで覆うことができ、冷気が漏出することがない。また、ナイトカバーを使用しないときは、ナイトカバー支持部材を貯蔵室の上部に収納しておくことができる。
【0009】
請求項2のショーケースは、請求項1において、前記ナイトカバーは係合具を有し、ショーケースの天板には前記係合具を係止するための係止部材を備えたものである。
【0010】
請求項2の発明によれば、ナイトカバーの係合具をショーケースの天板に設けられた係止部材に係止することにより、ナイトカバーの一端部はショーケースの天板にまで届くと共に、天板の前方で前記ナイトカバーが支持されるため、ナイトカバーによって貯蔵室全体が覆われるようになり、請求項1の発明に比較して貯蔵室上部からの冷気漏出も防止できるようになる。また、ナイトカバーを使用しないときは、ナイトカバー支持部材を貯蔵室の上部に収納しておくことができる。
【0011】
請求項3のショーケースは、請求項1又は請求項2において、前記ナイトカバー支持部材は、伸縮可能な引出し部と、前記ナイトカバーを支持する支持部とを備えたものである。
【0012】
請求項3の発明によれば、ナイトカバー支持部材は、伸縮可能なものであるためナイトカバー支持部材を引き出す作業を容易に行うことができるので、前面開口をナイトカバーにより容易に覆えると共に、ナイトカバーを使用しないときは、ナイトカバー支持部材を貯蔵室の上部に容易に収納することができる。
【0013】
請求項4のショーケースは、内部に商品を陳列する商品載置棚を有し、前面に商品取出用の開口部を有する貯蔵室と、この貯蔵室の上部に設けられた天板と、前記貯蔵室内に設けられた商品載置棚と、前記開口部の下部内側に設けられた冷気吸込口と、前記開口部を覆うナイトカバーと、前記冷気吸込口下側の空間部に設けられ、前記ナイトカバーを巻き込み収納するナイトカバー収納具とを備え、前記天板の前端が前記商品載置棚の前端より後方に設けられたものであって、前記天板の前方で前記ナイトカバーを支持し、かつ前記商品載置棚に収納可能とされたナイトカバー支持部材を備えたものである。
【0014】
請求項4の発明によれば、天板の前端が前記商品載置棚の前端より後方に設けられたショーケースにおいて、天板の前方で前記ナイトカバーを支持し、かつ前記商品載置棚に収納可能とされたナイトカバー支持部材を設けたことにより、ナイトカバー収納具を設けても視界が狭められるようなことがなくなると共に、夜間等、貯蔵室内の商品を販売しない時間帯に商品載置棚に載置された商品を移動させることなくナイトカバーで前面開口部を簡単な作業により覆うことができ、冷気が漏出することがない。また、ナイトカバーを使用しないときは、ナイトカバー支持部材を商品載置棚に収納しておくことができる。
【0015】
請求項5のショーケースは、請求項4において、前記ナイトカバーは係合具を有し、ショーケースの天板には前記係合具を係止するための係止部材を備えたものである。
【0016】
請求項5の発明によれば、ナイトカバーの係合具をショーケースの天板に設けられた係止部材に係止することにより、天板の前方で前記ナイトカバーが支持されると共に、ナイトカバーの一端部はショーケースの天板にまで届くため、ナイトカバーによって貯蔵室全体が覆われるようになり、請求項4の発明に比較して貯蔵室上部からの冷気漏出も防止できるようになる。また、ナイトカバーを使用しないときは、ナイトカバー支持部材を商品載置棚に収納しておくことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。尚、従来例と同等の作用又は機能を奏するものは同一の番号を付す。図1において、1は圧縮機、2は凝縮器、3は凝縮器ファン、4は冷却器、5は冷気循環ファン、6は冷気通路、7は冷気吐出口、8は冷気吸込口、9は断熱壁、10は商品載置棚、11は背面パネル、12は側板、13はナイトカバー、14はナイトカバー収納具、15は天板、16はハンドレール、17は排気通路、18は貯蔵室、19はナイトカバー先端支持杆、20は係合具としての把手、22は係止部材としてのフックである。また、23は圧縮機1、凝縮器2及び凝縮器ファン3等が収納されている機械室である。このショーケースSは高さが1m程度であるため、最上段の商品載置棚10の商品を見易くするためにこの商品載置棚10の前端より天板15の前端を後退させている。
【0018】
前記凝縮器用ファン3は吸引型の送風機であり、凝縮器2から後方に延在するファンケース24の後端に取り付けられている。これにより、凝縮器用ファン3が運転されると、凝縮器2の前側の空気は凝縮器2内に吸い込まれ、この凝縮器2及び凝縮器用ファン3を経て後方の圧縮機1に吹き付けられることになる。それによって、凝縮器2と圧縮機1の放熱を促進させる。また、この機械室23の後面は閉塞板25により閉塞されると共に、機械室23の前面開口には機械室カバー26が取り付けられている。
【0019】
機械室カバー26には、吸込口27が設けられている。この機械室カバー26が機械室23の開口に取り付けられことによって、機械室23内は、凝縮器2及び凝縮器ファン3を介して機械室カバー26の前方に連通すると共に、ショーケースS背部の外箱の裏板39と排気通路裏板28との間に形成された排気通路17を介して、ショーケースS上方に連通するかたちとなる。
【0020】
したがって、凝縮器用ファン3の運転によって機械室カバー26前方の外気は吸込口27から吸引され、先ず凝縮器2に流入して空冷する。次に、凝縮器用ファン3を経て圧縮機1に吹き付けられ、それを空冷する。このように凝縮器2、圧縮機1を順次空冷して暖かくなった外気(暖気)は、機械室23の後面が閉塞板25によって閉塞されているため、機械室23の後部において、上方の排気通路17内に向かい、ショーケースSの外に吹き出される。
【0021】
一方、圧縮機1で圧縮され、凝縮器2で液化された冷媒が、冷却器4で蒸発することにより、そこを流れる空気を冷却する。冷却器4で冷却された冷気は、冷気通路6を通って冷気吐出口7から貯蔵室18内に吐出され、貯蔵室18内を循環しながら、その中に陳列された図示しない商品を冷却し、冷気吸込口8から吸い込まれて冷気循環ファン5により再び冷却器4に送られる。そして、冷気吐出口7から冷気吸込口8の間に冷気のエアーカーテンが形成され、貯蔵室18から外部への冷気の漏出が防止される。
【0022】
ナイトカバー収納具14は冷気吸込口8の下側の冷気通路6内に設けられている。これにより、天板15にナイトカバー収納具14を設ける必要がなくなり、その分、天板15の前端を後ろ側に下げ、ショーケースS内部の商品を見易くすると共に、ナイトカバー収納具14が外側から見えないようにして、外観を良くすると共に、商品を取り出し易くしている。
【0023】
ナイトカバー13は、ナイトカバー収納具14に巻き込まれて収納されており、その先端には、ナイトカバー13の全幅にわたってナイトカバー先端支持杆19が取り付けられ、ナイトカバー先端支持杆19の中央部には把手20が取り付けられている。また、ナイトカバー13は、スプリングにより自動巻込式になっており、把手20を持って上に引くとナイトカバー収納具14の中からナイトカバー13を引き出すことができ、把手20から手を離すとナイトカバー収納具14内の前記スプリングによって自動的に巻き込まれるようになっている。ナイトカバー13が巻き込まれている状態では、ハンドレール16の後ろ側に隠れて見えないようになっている。そして、冷気吸込口8とハンドレール16の内壁に設けられた案内板40との間にナイトカバー13が通ることができるナイトカバー引出し部41を設け、そこを通してナイトカバー13を上に引き出すようにしている。
【0024】
33はナイトカバー支持部材を示す。このナイトカバー支持部材33は、伸縮可能であり、釣り竿の如く前方に引き出し可能とされた側面部35と、このナイトカバー支持部材33を引き出したときナイトカバー13を支持する支持部34とを有しているものであり、商品貯蔵室18の上部の天面パネル31の下方に固定されている。そして、ナイトカバー支持部材33の支持部34を天板15より前方に突出させた状態で維持することができるものである。尚、ナイトカバー支持部材33の支持部34は、引き出す前は冷気吐出口より後方に位置している。
【0025】
ナイトカバー13を使用するときは、ナイトカバー支持部材33を引き出してから、把手20を持ってナイトカバー13を上に引き上げ、天板15の後端部に設けた係止部材としてのフック22に把手20を係止させることにより、ナイトカバー13は、ショーケースS前面の開口部21を覆った状態に保持されて冷気の漏出を防止する。
【0026】
その状態では、ナイトカバー13は、天板15より前方でナイトカバー支持部材33の支持部34に支持されているため、商品載置棚10上の商品に接触することがない。また、ナイトカバー13は、冷気吐出口7より前方に位置するため、冷気吐出口7から吐出された冷気は冷気吸込口8に導かれることになる。また、ナイトカバー13の表側には、内外温度差により結露が発生するが、発生した結露水は、ナイトカバー13を伝って冷気吸込口8とハンドレール16との間の間隙(ナイトカバー引出部41)を通って冷気通路6内に導かれ、図示しない排水口から機械室23に排出される。したがって、結露水がショーケースS前側の床に垂れ落ちるようなことはなくなる。
【0027】
また、ナイトカバー13の把手20をショーケースSの天板15のフック22に係止する位置は、前記排気通路17より前方であるので、天板15上方への暖気の排気を阻害しないので、機械室23内の圧縮機1や凝縮器2の放熱を妨げることがない。
【0028】
また、ナイトカバー13を収納するときは、ナイトカバー13をナイトカバー収納具14に収納した後、ナイトカバー支持部材33を後方に押すことによって、ナイトカバー支持部材33の支持部34は冷気吐出口7より後方まで移動する。そのため、ナイトカバー支持部材33を天面パネル31の下方に容易に収納することができると共に、冷気吐出口7からの冷気の吐出を阻害しない。
【0029】
逆に、ナイトカバー13を使用するためナイトカバー支持部材33を引き出すには、前述の如くこの作業の逆の作業を行えばよい。
【0030】
尚、ナイトカバー支持部材33の支持部34はショーケースSの側板12の前端縁より貯蔵室側(奥側)に位置しており、冷気の漏出を抑制している。
【0031】
図7乃至図9は、第2の実施例としてのナイトカバー支持部材46を示す。ナイトカバー支持部材46は、通常は商品載置棚10に収納されており、商品載置棚10の一対のブラケット47、47に設けられた孔48、48を摺動させて前端に移動させた後、上方に立ち上げてナイトカバー支持部材46の撓みを利用してブラケット47、47に設けられたU字状切欠49、49に立上り部52、52を係止させることにより、ナイトカバー支持部材46の支持部50により上記実施例と同様にナイトカバー13を支持するものである。
【0032】
このときナイトカバー支持部材46の立上り部52、52は、ブラケット47、47の内面を摺動すると共に上方に立ち上げるとU字状切欠49、49に係止するものであるから、図9に示す如く、ナイトカバー支持部材46の立上り部52、52の両下端間の距離すなわち、左右のブラケット47、47に設けられたU字状切欠49、49間の距離L1は、左右のブラケット47、47の内面間の距離L2より短く、ブラケット47、47の上面間(U字条切欠を有する面)の距離L3より長い、すなわち、L3< L1< L2の関係がある。
【0033】
また、ナイトカバー13を収納するときは、次のように行う。まず、ナイトカバー13をナイトカバー収納具14に収納した後、ナイトカバー支持部材46の前記切欠49、49への係止を外し、支持部50を前方へ倒す。次いで、この支持部50を後方へ押すことによって、ブラケット47、47の孔48、48をナイトカバー支持部材46の摺動部51、51が後方へ移動することにより、支持部50は商品載置棚10の前端より後方に位置する。これによって、ナイトカバー支持部材46はブラケット47、47の内側に収納されと共に、冷気吐出口7からの冷気の吐出を阻害することがない。
【0034】
逆に、ナイトカバー13を使用するためナイトカバー支持部材46を引き出すには前述の如くこの作業の逆の作業を行えばよい。
【0035】
次に、以上の実施例においては、ナイトカバー13は、ショーケースSの天板15に設けられた係止部材としてのフック22に係止されているが、以下のように実施することもできる。すなわち、第1の実施例において、ナイトカバー13の把手20を例えばこの第1の実施例におけるフック22の如く、ナイトカバー支持部材33の支持部34に係止できる形状とする。そして、ナイトカバー13を使用する際は、このフックをナイトカバー支持部材33の支持部34に係止することにより、貯蔵室18の前面は覆われるが、貯蔵室18の上部(天板より前方)は開口している状態になる。このとき、貯蔵室18の上部(天板より前方)の開口部は冷気吐出口7より上方に位置するためこの開口部からの冷気の漏出が抑制されるので、冷却能力の向上と一層の消費電力の低減を図ることができる。
【0036】
また、前記第2の実施例においても、ナイトカバー13の把手20を前述と同様にフック22の如く、ナイトカバー支持部材46の支持部50に係止できる形状とする。そして、ナイトカバー13を使用する際は、このフックをナイトカバー支持部材46の支持部50に係止することにより、貯蔵室18の前面は覆われるが、貯蔵室18の上部(天板より前方)は開口している状態になる。このときも前述と同様に、貯蔵室18の上部(天板より前方)の開口部は冷気吐出口7より上方に位置するためこの開口部からの冷気の漏出が抑制されるので、冷却能力の向上と一層の消費電力の低減を図ることができる。
【0037】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので、次に記載するような効果を奏する。
【0038】
請求項1の発明によれば、天板の前端が前記商品載置棚の前端より後方に設けられたショーケースにおいて、天板の前方で前記ナイトカバーを支持し、かつ前記貯蔵室の上部に収納可能とされたナイトカバー支持部材を設けたことにより、夜間等、貯蔵室内の商品を販売しない時間帯に商品載置棚に載置された商品を移動させることなくナイトカバーで前面開口部を簡単な作業により覆うことができ、冷気が漏出することがない。また、ナイトカバーを使用しないときは、ナイトカバー支持部材を貯蔵室の上部に収納しておくことができる。
【0039】
請求項2の発明によれば、ナイトカバーの係合具をショーケースの天板に設けられた係止部材に係止することにより、ナイトカバーの一端部はショーケースの天板にまで届くと共に、天板の前方で前記ナイトカバーが支持されるため、ナイトカバーによって貯蔵室全体が覆われるようになり、請求項1の発明に比較して貯蔵室上部からの冷気漏出も防止できるようになる。また、ナイトカバーを使用しないときは、ナイトカバー支持部材を貯蔵室の上部に収納しておくことができる。
【0040】
請求項3の発明によれば、ナイトカバー支持部材は、伸縮可能なものであるためナイトカバー支持部材を引き出す作業を容易に行うことができるので、前面開口をナイトカバーにより容易に覆えると共に、ナイトカバーを使用しないときは、ナイトカバー支持部材を貯蔵室の上部に容易に収納することができる。
【0041】
請求項4の発明によれば、天板の前端が前記商品載置棚の前端より後方に設けられたショーケースにおいて、天板の前方で前記ナイトカバーを支持し、かつ前記商品載置棚に収納可能とされたナイトカバー支持部材を設けたことにより、ナイトカバー収納具を設けても視界が狭められるようなことがなくなると共に、夜間等、貯蔵室内の商品を販売しない時間帯に商品載置棚に載置された商品を移動させることなくナイトカバーで前面開口部を簡単な作業により覆うことができ、冷気が漏出することがない。また、ナイトカバーを使用しないときは、ナイトカバー支持部材を商品載置棚に収納しておくことができる。
【0042】
請求項5の発明によれば、ナイトカバーの係合具をショーケースの天板に設けられた係止部材に係止することにより、天板の前方で前記ナイトカバーが支持されると共に、ナイトカバーの一端部はショーケースの天板にまで届くため、ナイトカバーによって貯蔵室全体が覆われるようになり、請求項4の発明に比較して貯蔵室上部からの冷気漏出も防止できるようになる。また、ナイトカバーを使用しないときは、ナイトカバー支持部材を商品載置棚に収納しておくことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るナイトカバーを使用したショーケースを示す。
【図2】図1におけるA部拡大図である。
【図3】図1におけるB部拡大図である。
【図4】図1における上部拡大図をナイトカバーを外して示す。
【図5】ナイトカバー支持部材を示す斜視図である。
【図6】ナイトカバー支持部材を収納した状態を示す要部拡大図である。
【図7】本発明の第2の実施例に係るナイトカバーを使用したショーケースを示す。
【図8】図7における上部拡大図をナイトカバーを外して示す。
【図9】ブラケット及びナイトカバー支持部材を示す要部斜視図である。
【図10】従来のショーケースを示す図である。
【符号の説明】
1 圧縮機
2 凝縮器
4 冷却器
6 冷気通路
7 冷気吐出口
8 冷気吸込口
10 商品載置棚
13 ナイトカバー
14 ナイトカバー収納具
15 天板
20 係合具(把手)
22 係止部材(フック)
31 天面パネル
33 ナイトカバー支持部材
34 支持部
35 側面部
46 ナイトカバー支持部材
47 ブラケット
48 孔
49 切欠
50 支持部
51 摺動部

Claims (5)

  1. 内部に商品を陳列する商品載置棚を有し、前面に商品取出用の開口部を有する貯蔵室と、この貯蔵室の上部に設けられた天板と、前記開口部の下部に設けられた冷気吸込口と、前記開口部を覆うナイトカバーと、前記冷気吸込口下側の空間部に設けられ、前記ナイトカバーを巻き込み収納するナイトカバー収納具とを備え、前記天板の前端が前記商品載置棚の前端より後方に設けられたショーケースにおいて、
    前記天板の前方で前記ナイトカバーを支持し、かつ前記貯蔵室の上部に収納可能とされたナイトカバー支持部材を備えたことを特徴とするショーケース。
  2. 前記ナイトカバーは係合具を有し、ショーケースの天板には前記係合具を係止するための係止部材を備えたことを特徴とする請求項1のショーケース。
  3. 前記ナイトカバー支持部材は、伸縮可能な引出し部と、前記ナイトカバーを支持する支持部とを備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2のショーケース。
  4. 内部に商品を陳列する商品載置棚を有し、前面に商品取出用の開口部を有する貯蔵室と、この貯蔵室の上部に設けられた天板と、前記貯蔵室内に設けられた商品載置棚と、前記開口部の下部内側に設けられた冷気吸込口と、前記開口部を覆うナイトカバーと、前記冷気吸込口下側の空間部に設けられ、前記ナイトカバーを巻き込み収納するナイトカバー収納具とを備え、前記天板の前端が前記商品載置棚の前端より後方に設けられたショーケースにおいて、
    前記天板の前方で前記ナイトカバーを支持し、かつ前記商品載置棚に収納可能とされたナイトカバー支持部材を備えたことを特徴とするショーケース。
  5. 前記ナイトカバーは係合具を有し、ショーケースの天板には前記係合具を係止するための係止部材を備えたことを特徴とする請求項4のショーケース。
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