JP3752562B2 - 冷凍冷蔵庫 - Google Patents

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正三郎 栗原
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福島工業株式会社
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷凍キャビネットの天板上に冷蔵キャビネットを設置した形態の冷凍冷蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の冷凍冷蔵庫は、レストランや食堂などの厨房で使用されている。その構造は、標準の食卓テーブル高さよりも少し高い冷凍キャビネットの天板の奥行方向手前側に、扉で開閉される食材出し入れ口が開口されるとともに、前記天板の上の食材出し入れ口より奥行方向後方(奥側)に、冷蔵キャビネットがこれの庫内と冷凍キャビネットの庫内とを連通する状態に設置されている。冷蔵キャビネットへの食材の出し入れは、その上面に開閉自在に形成された出し入れ口から行われるようになっている(文献不詳)。その出し入れ口の開閉扉には上下開閉揺動式のものが採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、冷凍キャビネットからの食材の出し入れは、その天板の奥行方向手前側に設けられた出し入れ口で行われ、この出し入れ口は天板の手前側からすぐに手が届く位置にあるので、きわめて出し入れが容易であるが、問題は冷蔵キャビネットからの食材の出し入れが少々厄介である点である。
冷蔵キャビネットは冷凍キャビネットの天板の上の奥行方向後方に配置されているため手が届きにくい。この場合は冷凍キャビネットの横側にまで歩いて行って出し入れするが、狭い厨房ではこれが難儀である。しかも冷蔵キャビネットの上面から出し入れする仕様であるため、この点でも甚だ厄介であった。また、冷蔵キャビネットの出し入れ口の開閉扉が上下開閉揺動式のものであるため、扉を持ち上げて開放操作することとなるので、背の低い人は背伸びしたり、踏台を使用する必要があり、不利不便であった。
【0004】
本発明の目的は、このような問題を解消するためになされたものであって、食材の出し入れが冷凍キャビネットからのみならず、冷蔵キャビネットからも容易に行える冷凍冷蔵庫を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、冷凍キャビネット1の天板10の奥行方向手前側に、扉11で開閉される出し入れ口12が開口され、前記天板10の上の出し入れ口12より奥行方向後方に、冷蔵キャビネット2が設置された冷凍冷蔵庫において、次のように構成したことを特徴とする。
冷蔵キャビネット2の正面側に出し入れ口14を設け、この出し入れ口14に、冷蔵食材収納用の引き出し15を奥行方向に抜き差し可能に差し込んでなるものである。
冷蔵キャビネット2はこれの庫内と冷凍キャビネット1の庫内とを連通する状態に設置することができる。冷蔵キャビネット2は冷凍キャビネット1の天板10の上に取り外し可能に設置することができる。
【0006】
【作用】
上記構成によると、冷凍キャビネット1からの食材の出し入れは冷凍キャビネット1の天板10の手前側で出し入れ口12を開閉することで行え、同様に冷蔵キャビネット2からの食材の出し入れも冷凍キャビネット1の天板10の手前側で引き出し15を引き出すことで行える。
【0007】
冷蔵キャビネット2を冷凍キャビネット1の天板10の上に冷凍キャビネット1の庫内と連通する状態に設置しておくと、冷凍キャビネット1内の循環冷気を利用して冷蔵キャビネット2内を冷却することができる。
【0008】
冷蔵キャビネット2を冷凍キャビネット1の天板10の上に取り外し可能に設置しておくと、冷蔵キャビネット2を不要とする場合はこれを取り外せばよく、冷凍キャビネット1の上をブランク状態にする冷凍庫のみの機種を容易に得ることができる。もっとも、この場合は冷凍キャビネット1の天板10に開口する冷蔵キャビネット2との連通口は塞ぎ部材で塞ぐことになる。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1および図2において、1は冷凍キャビネット、2は冷蔵キャビネットであり、例えば、冷凍キャビネット1の高さH1 は945mm、冷蔵キャビネット2の高さH2 は280mmである。冷凍キャビネット1はこの内部に冷却装置の冷却器3およびファン4を、背面側に圧縮機5および凝縮器6などをそれぞれ備えていて、冷凍キャビネット1内に冷気をファン4で強制循環させる。冷凍キャビネット1の底側には排水皿7を備える。
【0010】
冷凍キャビネット1の正面間口には、冷凍庫内下部への大型の冷凍食材の出し入れや庫内清掃などに利用するために揺動式の前扉9が装備されている。
冷凍キャビネット1の天板10の奥行方向手前側の前半部位には、奥行方向にスライド自在な扉11で開閉される出し入れ口12が開口されており、この出し入れ口12から冷凍庫内の上部に収容された冷凍食材を小出しできるよう構成されている。
【0011】
冷凍キャビネット1の天板10の出し入れ口12より後方部位の上には冷蔵キャビネット2が取り外し可能に設置される。この冷蔵キャビネット2の内部は冷凍キャビネット1内の循環冷気を利用して冷却するため、天板10の出し入れ口12より後方部位に設けた冷気供給孔13およびリターン孔16を介して冷凍キャビネット1の庫内と連通状態に設置される。冷気供給孔13にはファン17を配設し、このファン17の吸引作用で冷凍キャビネット1内の循環冷気が冷気供給孔13から冷蔵キャビネット2内に送り込まれ、リターン孔16から冷凍キャビネット1内に戻される。
【0012】
冷蔵キャビネット2はこれの正面側に出し入れ口14を開口し、この出し入れ口14に冷蔵食材収納用の引き出し15を奥行方向に抜き差し可能に差し込むものとする。従って、その引き出し15は冷凍キャビネット1の天板10の手前側から手が届き易く、冷蔵食材の出し入れが容易に行える。引き出し15の前方への引き出しに要するスペースは冷凍キャビネット1の天板10の前半部上方を利用するので、特別な引き出し占有スペースを要さず、狭い厨房でも有効である。
【0013】
冷凍キャビネット1の天板10の上に冷蔵キャビネット2を設置するか、取り外すことにより、冷凍・冷蔵共用タイプと冷凍専用タイプの二機種を容易に製造することができる。冷凍専用タイプとする場合は冷凍キャビネット1の天板10の冷気供給孔13およびリターン孔16は塞ぎ部材で塞ぐことで、当該箇所からの冷気漏れを防止する。
【0014】
上記実施例ではファン17を使用することにより冷凍キャビネット1の庫内の冷気を冷蔵キャビネット2の庫内へ送り込んでいる。従って、冷気供給孔13およびリターン孔16はできるだけ小さい孔で足りる。これにより冷蔵キャビネット2の底部におけるそれら孔13・16よりも前側部分と、冷凍キャビネット1の天板10との間に、可及的に広い重合スペースを確保することができ、この重合スペースは、冷凍キャビネット1の天板10の手前の扉11を奥行方向後方へ押し開く時に要する扉収納スペースに充分に利用することができて、コンパクトで使い勝手の良い製品形状を実現できる。
【0016】
【発明の効果】
本発明の冷凍冷蔵庫によれば、冷蔵キャビネット2の正面側の出し入れ口14に冷蔵食材収納用の引き出し15を奥行方向に抜き差しするという簡単な構造で、冷蔵キャビネット2からの食材の出し入れが冷凍キャビネット1からの食材の出し入れと同様に冷凍キャビネット1の天板10の手前側で行え、使い勝手が頗る良く、厨房での作業性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る冷凍冷蔵庫の全体外観を示す斜視図である。
【図2】図1に示す冷凍冷蔵庫の概略縦断面図である。
【符号の説明】
1 冷凍キャビネット
2 冷蔵キャビネット
11 冷凍キャビネットの扉
12 冷凍キャビネットの出し入れ口
14 冷蔵キャビネットの出し入れ口
15 引き出し

Claims (2)

  1. 冷凍キャビネット(1)の天板(10)の奥行方向手前側の前半部位に、奥行方向にスライド自在な扉(11)で開閉される出し入れ口(12)が開口ており、
    前記天板(10)の上の出し入れ口(12)より奥行方向後方に、冷蔵キャビネット(2)が設置されている冷凍冷蔵庫において、
    冷蔵キャビネット(2)の内部と冷凍キャビネット(1)の庫内とが、前記天板(10)の出し入れ口(12)より後方部位に設けた冷気供給孔(13)およびリターン孔(16)を介して連通しており、
    冷気供給孔(13)には、冷凍キャビネット(1)内の循環冷気を冷気供給孔(13)から冷蔵キャビネット(2)内に送り込んでリターン孔(16)から冷凍キャビネット(1)内に戻すためのファン(17)が配設されており、
    冷蔵キャビネット(2)の底部における冷気供給孔(13)およびリターン孔(16)よりも前側部分と、冷凍キャビネット(1)の天板(10)との間に確保された重合スペースが、前記天板(10)の前記扉(11)を奥行方向後方へ押し開いたときに要する扉収納スペースに利用されており、
    冷蔵キャビネット(2)の正面側に出し入れ口(14)を設け、この出し入れ口(14)に冷蔵食材収納用の引き出し(15)を奥行方向に抜き差し可能に差し込んであることを特徴とする冷凍冷蔵庫。
  2. 冷蔵キャビネット(2)が冷凍キャビネット(1)の天板(10)の上に取り外し可能に設置されており、
    前記天板(10)から冷蔵キャビネット(2)を取り外したときに、前記冷気供給孔(13)および前記リターン孔(16)を塞いで冷気漏れを防止するための塞ぎ部材を備えている請求項1記載の冷凍冷蔵庫。
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