JP3887105B2 - 戸当り - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は戸当りに関する。さらに詳しくは、床の表面下に埋設されており、使用に際し、床面上に緩衝体を突出させることができ、しかも浅い床下空間でも設置可能な戸当りに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、図12〜13に示すように、ドア50の開閉によりドア50またはノブ51が壁またはドア50周辺の家具やキャビネット52などに衝突し、これらに損傷が生じるのを防ぐために戸当り53がドア50の付近の床54に設けられている。
【0003】
かかる戸当り53としては、床54に立設される雄ねじ(図示せず)に螺着される基部55と、該基部55の上部に固着される緩衝体56とからなるものがある。
【0004】
また、ドア50を開放状態にしておくために、前記基部55内に差し込まれているU字状の止め金具57を引き抜き、ドア50の側面に設けられた鉤付き座金58の鉤部59に係止するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記戸当り53では、常時床54に立設されているため、前記ドア50が戸当り53に固定されていないばあい、歩行中誤って戸当り53に蹴つまづいてしまう惧れがある。
【0006】
また、運搬物、たとえばキャビネット52を移動させる際に、邪魔になるし、誤ってキャビネット52が戸当り53に衝突すると、キャビネット52がへこんだり、戸当り53が変形する惧れがある。さらに、床掃除をする際に邪魔になっていた。
【0007】
さらに、従来の戸当り53は、常時床54に立設されているため、床54の上に異物が突出しているように見え、美観上好ましくない。
【0008】
一方、床から出没自在の戸当りも種々検討されているが、マンションなどの高層住宅などにおいては、床仕上面と各階を仕切るコンクリートスラブ上面とのあいだの床下空間は比較的浅い(深さ12mm程度)ため、ドアに確実に衝突できる高さまで緩衝体を突出できる出没自在の戸当りを床下空間に設置することができなかった。
【0009】
本発明はかかる問題を解消するためになされたものであり、歩行や運搬物などの移動を安全に行なうことができ、しかもドアの周辺の床面の美観を向上することができ、さらに浅い床下空間でも設置可能な戸当りを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の戸当りは、(a)床面に埋設され、上面にスリットが形成されたケーシングと、
(b)前記ケーシング内部に収納され、該ケーシング内部の一端に揺動自在に連結されたアームと、
(c)下面が前記アームの自由端の上面に当接し、かつ前記ケーシング内部の他端に揺動自在に連結された緩衝体と、
(d)磁性体からなり、前記アームの上面に固定されたプレートと、
(e)前記ドアの下部に固定された磁石とからなり、
前記緩衝体の上部が、略くさび形状を呈し、当該くさび状の上部が、前記緩衝体が前記ケーシング内部に収納されているときに前記ケーシング上面とほぼ同一平面になるフタ面、および前記緩衝体が前記ケーシング内部から前記スリットを通して外部へ突出したときに前記ドアまたは磁石に接触しうる接触面を有しており、
前記プレートがほぼ水平位置にあるとき、前記緩衝体の接触面が水平面から90°未満傾いた位置にあることを特徴としている。
【0011】
前記ケーシング内部の深さが5〜12mmであるのが好ましい。
【0012】
前記アームおよび緩衝体の少なくとも一部が、金属で作製されてなるのが好ましい。
【0013】
前記緩衝体および前記ケーシング内部の他端において、それぞれ接触面が形成されてなるのが好ましい。
【0014】
前記緩衝体の下面において、前記アームの自由端が挿入される溝が形成されてなるのが好ましい。
【0015】
前記磁石が、下方に開放する凹部が形成されたケースと、当該ケースの内部に収納された磁石本体とからなるのが好ましい。
【0016】
前記磁石本体が、合成樹脂製のカバーで覆われてなるのが好ましい。
【0017】
前記磁石本体が、少なくとも一部が外部へ出没し得るように前記ケースの凹部に収納され、
前記ケースの凹部の内面に磁性体からなるストッパが設けられ、
前記磁石本体が前記ストッパに引かれる力よりも、前記磁石本体が前記プレートに引かれる力のほうが強いのが好ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】
つぎに図面を参照しながら本発明の戸当りを詳細に説明する。図1は本発明の戸当りの一実施の形態を示す斜視説明図、図2は図1のケーシングの断面説明図、図3は図1の緩衝体の正面図、図4は図1の緩衝体の断面説明図、図5は図1の緩衝体の平面図、図6は図1のアームおよびプレートの正面図、図7は図1のアームおよびプレートの平面図、図8は図1の磁石の断面説明図および図9〜11は図1の戸当りの動作説明図である。
【0019】
図1に示すように、本発明の一実施の形態にかかわる戸当りは、大きく分けて、床面に埋設される本体部分1と、ドアDに固着される磁石2とから構成されている。本体部分1は、ケーシング3の内部の空間部9(図2参照)にアーム5、緩衝体6および磁性体からなるプレート7(図3〜7参照)が収納されたものである。
【0020】
まず、本体部分1について図1〜7を参照しながら説明する。
【0021】
ケーシング3は、図2に示されるように、たとえば3箇所のネジ孔18に挿通されるネジ(図示せず)により、床に形成される凹所に固定できるようにされている。
【0022】
ケーシング3は、床面に埋設される箱体であり、上面にスリット10が形成され、下部のほぼ全体に開口3aが形成され、当該開口3aはネジなどで固着された底板4によって閉じられている。
【0023】
ケーシング3の内部の空間部9には、アーム5および緩衝体6を揺動自在に収納し得るように、後述する突起11、12が底板4の上面に一体形成されている。また、スリット10を挟んで両側の内側壁13には、垂直方向に沿って、後述する一対の溝14、15、16がそれぞれ形成されている。なお、突起11、12はケーシング3と一体形成することもできる。
【0024】
また、スリット10の開口面積は、前記緩衝体6およびプレート7が外部に露出できる程度の大きさになるようにすればよい。なお、ゴミの侵入を防ぐために、緩衝体6だけが露出し得る大きさの開口を有するカバー(図示せず)でケーシング3を覆うようにすることもできる。
【0025】
図9に示されるように、ケーシング3の内部の空間部9の深さAは、マンションなどの高層住宅などの浅い(深さ12mm程度)床下空間にケーシング3を設置できるように、5〜12mm程度に設定されるのが好ましい。
【0026】
また、ケーシング3の上面は、磁石2と接触するばあい(たとえば、ドアの長期間の使用により、下方にずれるなど)があるため、その表面をすべりやすいように平滑に加工するとともに周縁部にアールを形成するのが好ましい。
【0027】
アーム5は、図6〜7に示されるように、前記ケーシング3の空間部9の一端9a(前記ドアDに近い方)(図2参照)に揺動自在に連結されたものである。本実施の形態では、図2および図6〜7に示されるように、アーム5の固定端5aの両側に突出する一対の突起5bが形成されている。固定端5aは、前記空間部9内部であって突起11(図2参照)上方の隙間9cに配置され、一対の突起5bは、突起11上面の一対の凸部11aに係合している。
【0028】
さらに、アーム5の両側に突出形成された一対の突起5cは、前記空間部9内部の溝14に係合しているため、突起5cは上下方向に案内される。
【0029】
また、アーム5の自由端5dは、前記緩衝体6を下から押し上げるのに適した略くの字形状を呈している。
【0030】
緩衝体6は、図3〜5に示されるように、ゴムまたは合成樹脂などの弾性部材からなるヘッド6aと、ヘッド6aと嵌合するヘッドボディー6bとから構成されている。
【0031】
緩衝体6上部のヘッド6aは、略くさび形状を呈している。くさび状のヘッド6aは、前記緩衝体6が前記ケーシング3の空間部9に収納されているときに前記ケーシング3の上面とほぼ同一平面になるフタ面22、および前記緩衝体6が前記ケーシング3の空間部9から外部へ突出したときに前記ドアDまたは磁石2に接触しうる接触面23を有している。
【0032】
緩衝体6は、その下面6cが前記アーム5の自由端5dの上面に当接し、かつ前記ケーシング3の空間部9の他端9b(前記ドアDから遠い方)(図2参照)に揺動自在に連結されている。
【0033】
本実施の形態では、図2および図3〜5に示されるように、緩衝体6の固定端6dは、前記空間部9内部であって突起12(図2参照)の上に配置され、固定端6dの両側に突出形成された一対の突起6eは、前記空間部9内部の溝16に係合している。また、緩衝体6の先端寄りの位置の両側に突出形成された一対の突起6fは、前記空間部9内部の溝15に係合しているため、突起6fは上下方向に案内される。
【0034】
図3〜5および図9〜11に示されるように、床面から突出しうる緩衝体6のヘッド6aがケーシング3の空間部9内では斜めに収納されるので、ドアDに確実に衝突しうる高さHまで緩衝体6のヘッド6aを突出できるとともにケーシング3の空間部9の深さA(図9参照)を浅くすることができ、その結果、浅い床下空間への戸当りの本体部分1の設置が可能になる。
【0035】
しかも、緩衝体6は、その下面6cがアーム5の自由端5dの上面に当接しているだけで、アーム5に対してピン結合などの拘束がないため、図10に示されるように、アーム5によって、緩衝体6をある程度の角度まで押し上げれば、図11に示されるように、最終的な緩衝体6の押上げをドアDまたは磁石2によって行なうことができる。その結果、アーム5が揺動する角度の範囲が小さくなり、ケーシング3の空間部9の深さを大幅に浅くすることができる。
【0036】
具体的には、図10に示されるように、前記プレート7がほぼ水平位置にあるとき、前記緩衝体6の接触面23が水平面から90゜未満程度(好ましくは60〜70゜程度)傾いた位置にあるとき、ドアDまたは磁石2によって、緩衝体6を押し上げることができる。
【0037】
前記アーム5および緩衝体6は、合成樹脂や金属など種々の材料で作製することができる。とくに、アーム5および緩衝体6の少なくとも一部が、亜鉛ダイカストなどの金属で作製されていれば、合成樹脂などで全体を作製した場合と比較して重量が重くなるため、図11のように外部へ突出した緩衝体6を速やかにケーシング3内部に戻すことができる。
【0038】
また、図3〜5に示されるように、緩衝体6の固定端6dには円筒面状の接触面6gが形成され、一方、図2に示されるように、前記ケーシング3内部の空間部9の他端9bには、前記突起12の滑らかな凹面状の接触面12aが形成されている。そのため、ドアDまたは磁石2が緩衝体6に衝突したときに前記接触面6gおよび12a同士(ならびに前記接触面6gおよびケーシング3の内側面3b(図2参照)同士)が面接触することにより、緩衝体6は比較的大きな衝撃に耐えることができる。
【0039】
さらに、図4に示されるように、前記緩衝体6の下面6cには、前記アーム5の自由端5dが挿入される溝6hが形成されているため、図9に示されるように、前記ケーシング3の空間部9の深さAが実質的に緩衝体6の高さ程度あれば、緩衝体6をケーシング3の内部に完全に収納することができるようになるため、さらに戸当りの薄型化が可能になる。
【0040】
プレート7は、図6〜7に示されるように、前記磁石2に吸引されることにより、アーム5および緩衝体6を駆動させる部材であり、鉄、スチールなどの磁性体によって作製されている。プレート7は、前記アーム5の上面にビスや接着などにより固定されている。
【0041】
つぎに磁石2の説明をする。磁石2は、図1および図8に示されるように、下方に開放する凹部2eが形成されたケース2aの内部に磁石本体2bが収納されたものである。ケース2aの側面には、プレート部2cが形成され、プレート部2cの両端部にはドアDにネジ止めするためのネジ孔2dが形成されている。磁石2は、ケース2aがドア下端付近の座ぐりによって形成された穴に埋設され、プレート部2cは、ドアの外面に固定される。なお、磁石本体2bが収納されたケース2aをドアの外面に突設するようにしてもよい。
【0042】
磁石本体2bは、磁力を過度に弱めない程度の厚さの合成樹脂製のカバー2fで覆われているため、磁石本体2bが床面またはケーシング3の上面にあたったり、こすれたりして欠けたり、摩耗したりすることがない。
【0043】
また、磁石本体2bは、少なくとも一部が外部へ出没し得るように、凹部2eとカバー2fとのあいだの嵌め合い寸法が設定されている。しかも、本実施の形態では、カバー2fから上部にのびるフック2gがケース2内部に形成された凹部2iに係合しているため、磁石本体2bの最大突出量を規制し、磁石本体2bの脱落を防止することができる。
【0044】
さらに、図8に示されるように、ケース2aの凹部2eの内面に磁性体からなるストッパ17が設けられている。ストッパ17は、前記プレート7よりも磁石本体2bに引かれる力が小さいように作製されている。
【0045】
たとえば、ストッパ17は、前記プレート7と同様のスチールなどの金属製の筒体などからなり、当該ストッパ17の水平断面における断面積が前記プレート7の上面における面積よりも小さくなるように作製される。ストッパ17は、凹部2eの奥端面から垂直に埋め込まれている。
【0046】
このストッパ17により、磁石本体2bは、図9に示されるようにプレート7から遠い位置にあるときには、ストッパ17に吸着されているため、ケース2aの内部に保護されている。一方、図10〜11に示されるように、磁石本体2bは、プレート7のほぼ上に位置するときには、ストッパ17よりもプレート7へ引かれる力が強くなるため、磁石本体2bは、ケース2aから下方へ突出してプレート7に吸着する。したがって、プレート7に対して強い吸引力を与えることができる。
【0047】
なお、本発明では、図8に示される磁石を例にあげて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、ドアの下端付近(下面など)に固定でき、本体部分1のプレート7に磁力を作用させることができるものであれば、種々のものを採用することができる。したがって、ドアの下端付近に電磁石や永久磁石などを配設してもよい。
【0048】
つぎに図1〜8に示される本実施の形態の戸当りの動作説明を説明する。
【0049】
図9に示されるように、まず、設置方法として、本体部分1を床面Fの全開位置付近に埋設し、磁石2をドアDの下面に埋設する。このとき、緩衝体6をドアDのほぼ全開位置に配置し、プレート7をドアDの閉位置側に配置するようにする。
【0050】
図9に示されるように、ドアDが開方向に移動するあいだ、全開位置付近よりも遠いときには、磁石2とプレート7とのあいだの距離が大きいため、プレート7は吸引されず、アーム5および緩衝体6は動かない。
【0051】
図10に示されるように、ドアDが全開位置付近にきたとき、磁石2とプレート7とのあいだの距離が小さくなるため、磁石本体2bがケース2aから下方へ突出するとともにプレート7は磁石2(具体的には磁石本体2b)に吸引され、アーム5および緩衝体6は上方に移動する。具体的には、アーム5が突起5aまわりに上方へ揺動するにつれてアーム5の自由端5dによって押し上げられた緩衝体6が突起6eまわりに上方へ揺動する。それにより、緩衝体6のヘッド6aは床面Fから上方に突出する。このとき、プレート7がほぼ水平位置になり、緩衝体6の接触面23が垂直にならず傾いた位置にある。
【0052】
そして、図11に示されるように、ドアDが全開位置に達したとき(具体的には磁石2がヘッド6aに衝突したとき)、磁石2が緩衝体6をさらに押し上げ、最終的に磁石2と接触面23とが面接触する。磁石本体2bはプレート7に吸着されているため、ドアDは全開状態でロックされる。
【0053】
反対に、ドアDを全開状態から閉じたいときには、前記磁石本体2bとプレート7とのあいだの吸引力に抗して少し強めにドアDを閉方向に移動させれば、容易にロックを解除してドアDを閉めることができる。そして、ドアDが図9に示される位置付近まで戻れば、プレート7に対する吸引力は弱まり、緩衝体6のヘッド6aは自重落下によりケーシング3に収納される。一方、磁石本体2bは、再び前記ストッパ17に吸着することによりケース2a内部に収納される。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したとおり、本発明によれば、床面下に埋設し、緩衝体をケーシング内から突出させたり、ケーシング内に収納させたりすることができる。その結果、使用しないばあいには、床面とほぼ面一にできるため、歩行やキャビネットなど運搬物の移動を安定に行なうことができる。
【0055】
また、ドアを全開にしていないときには、緩衝体は本体部分に収納されているため、ドア周辺の床面は平坦であり、美観を向上することができる。しかも、床面のフラット感を生かした玄関周りのエクステリア設計が可能になる。
【0056】
さらに、緩衝体が揺動しながら出没する構成であるため、本体部分を薄く作製することができ、その結果、本体部分を浅い床下空間へ設置することが可能になる。
【0057】
しかも、緩衝体の最終的な押上げをドアまたは磁石が接触して行なうことにより、アームの揺動角度が小さくてすみ、戸当りをさらに薄く作製することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の戸当りの一実施の形態を示す斜視説明図である。
【図2】図1のケーシングの断面説明図である。
【図3】図1の緩衝体の正面図である。
【図4】図1の緩衝体の断面説明図である。
【図5】図1の緩衝体の平面図である。
【図6】図1のアームおよびプレートの正面図である。
【図7】図1のアームおよびプレートの平面図である。
【図8】図1の磁石の断面説明図である。
【図9】図1の戸当りの動作説明図である。
【図10】図1の戸当りの動作説明図である。
【図11】図1の戸当りの動作説明図である。
【図12】従来のドアの固定状態を示す説明図である。
【図13】従来の戸当りを示す説明図である。
【符号の説明】
1 本体部分
2 磁石
3 ケーシング
4 カバー
5 アーム
6 緩衝体
7 プレート
10 スリット
Claims (8)
- (a)床面に埋設され、上面にスリットが形成されたケーシングと、
(b)前記ケーシング内部に収納され、該ケーシング内部の一端に揺動自在に連結されたアームと、
(c)下面が前記アームの自由端の上面に当接し、かつ前記ケーシング内部の他端に揺動自在に連結された緩衝体と、
(d)磁性体からなり、前記アームの上面に固定されたプレートと、
(e)前記ドアの下部に固定された磁石とからなり、
前記緩衝体の上部が、略くさび形状を呈し、当該くさび状の上部が、前記緩衝体が前記ケーシング内部に収納されているときに前記ケーシング上面とほぼ同一平面になるフタ面、および前記緩衝体が前記ケーシング内部から前記スリットを通して外部へ突出したときに前記ドアまたは磁石に接触しうる接触面を有しており、
前記プレートがほぼ水平位置にあるとき、前記緩衝体の接触面が水平面から90°未満傾いた位置にある戸当り。 - 前記ケーシング内部の深さが5〜12mmである請求項1記載の戸当り。
- 前記アームおよび緩衝体の少なくとも一部が、金属で作製されてなる請求項1または2記載の戸当り。
- 前記緩衝体および前記ケーシング内部の他端において、それぞれ接触面が形成されてなる請求項1、2または3記載の戸当り。
- 前記緩衝体の下面において、前記アームの自由端が挿入される溝が形成されてなる請求項1、2、3または4記載の戸当り。
- 前記磁石が、下方に開放する凹部が形成されたケースと、当該ケースの内部に収納された磁石本体とからなる請求項1、2、3、4または5記載の戸当り。
- 前記磁石本体が、合成樹脂製のカバーで覆われてなる請求項6記載の戸当り。
- 前記磁石本体が、少なくとも一部が外部へ出没し得るように前記ケースの凹部に収納され、
前記ケースの凹部の内面に磁性体からなるストッパが設けられ、
前記磁石本体が前記ストッパに引かれる力よりも、前記磁石本体が前記プレートに引かれる力のほうが強い請求項6または7記載の戸当り。
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