JP3887077B2 - 枠体セット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は額縁材が取り付けられる溝を有する枠材と上記枠材同士を接続する枠接続部材から構成される枠体セットに関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
従来、枠材と枠材の端部同士をねじなどを用いて接続する場合、たとえば縦枠材と横枠材とを適宜位置にてそれぞれの端部を直交させ建具枠を形成するには上記縦枠材と上記横枠材のそれぞれの枠材の一方の側面部が下になるように横向きに倒し、上記縦枠材と上記横枠材とを直交させてそれぞれの端部同士を突き合わせ、ねじ等で固定していたが上記縦枠材と上記横枠材とを固定する作業をする際に上記縦枠材と上記横枠材が動いてしまい、正しい位置で上記枠材同士を接合するのが困難であるという欠点があった。また、上記縦枠材と上記横枠材の幅がそれぞれ異なる場合には幅寸法の小さい方の枠材を持ち上げるなどして幅寸法の大きい方の枠材との位置関係を調整する必要があり、上記枠材同士を固定するための作業時間が非常に長くなるという問題点があった。
【0003】
【発明を解決するための手段】
本発明は第1発明として側面部に額縁材を取り付けるための溝を有する少なくとも二体の枠材、および上記枠材の溝に取り付けられる断面L字型の額縁材、および上記枠材の端部をL字型に突き合わせる形で上記枠材同士を接続する枠接続部材とからなり、上記枠接続部材には接続されるそれぞれの上記枠材の形状に対応する上記枠材の裏面に位置付けられる支持片および上記支持片の側端から延出されているとともに上記枠材の溝の内側面を巻き込むように形成された固定片が設けられており、枠接続部材を上記枠材の溝に取り付けた後に額縁材を上記枠材の溝に取り付けた時、枠接続部材の固定片が上記額縁材によって隠蔽されることを特徴とする枠体セット、また、第2発明として第1発明の具体的実施態様に係り、二体の枠材が、それぞれ幅寸法の異なる枠材であることを特徴とする枠体セットに係るものである
【0004】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の一実施形態に係る建具枠を形成するものとして使用される枠体セットの一構成部材である枠接続部材の斜視図である。図2は図1の枠接続部材の背面図。図3は図1の枠接続部材が取り付けられた状態の建具枠の要部斜視図、図4は図1の枠接続部材によって接続された枠材の溝に額縁材が取り付けられた建具枠の正面図である。
【0005】
上記建具枠9を構成する一部材である上記枠接続部材8について説明する。上記枠接続部材8は枠材4同士の端部が直交させられて成る建具枠9を形成する場合に使用されるものであり、略L字型形状となされている。上記枠接続部材8はそれぞれの枠材4が嵌装されるための枠嵌装口12がそれぞれ一箇所ずつ形成されている。上記枠嵌装口12は上記枠材4の幅寸法に対応して形成された支持片5と上記枠材4の裏面部側端付近から側面部1の溝3の内側面に沿って上記側面部1を被覆するように延出された固定片7から形成されている。縦枠材として使用される上記枠材4が嵌装される嵌装口12を構成する上記支持片5の横寸法は116mmであり、縦寸法は100mmである。また、厚み寸法は3mmである。また、横枠材として使用される上記枠材4が嵌装される嵌装口12を構成する上記支持片5の横寸法は106mmであり、縦寸法は100mm、厚み寸法は3mmである。また、上記支持片5の端面から内側角部10までの寸法は25mmである。これらの寸法は上記枠接合部材8が使用される建具枠9のそれぞれの上記枠材4の寸法に対応させて形成されており、それぞれの上記枠材4の寸法が上述したものと異なるものを使用する場合にはそれぞれの構成片の寸法がこれに対応する枠接続部材を使用する必要がある。上記枠接続部材8の支持片5にはそれぞれ二箇所ずつねじ孔15が形成されているが、上記ねじ孔15の位置や数などはこれに限定されるものではない。また、上記枠接続部材8と枠材4とを固定する手段としてねじの他に例えば上記枠接続部材8の内面に鋭角の小突起を数個設けて滑り止めとし、上記枠接続部材8から上記枠材4が抜けないようにすることも考えられる。また、上記枠接続部材8は金属製であるが強度的に問題がなければ何を使用しても構わない。
【0006】
次に上記枠接続部材8が使用される建具枠9を構成するそれぞれの枠材4について説明する。まず縦枠材として使用される枠材4について説明する。上記枠材4は長さ寸法2,010mm、幅寸法110mm、厚み寸法30mmの合板基材の表面に突板を貼着したものを使用している。上記枠材4の側面部1には額縁材2を取り付けるための幅寸法12mmの溝3が上記枠材4の長手方向に対して平行に形成されている。
【0007】
次に横枠材として使用される上記枠材4について説明する。上記枠材4は長さ寸法650mm、幅寸法100mm、厚み寸法30mmの合板基材の表面に突板を貼着したものを使用している。上記枠材4の側面部1には額縁材2を取り付けるための幅寸法12mmの溝3が上記枠材4の長手方向に対して平行に形成されている。
【0008】
それぞれの上記枠材4に使用される材としては上述したものに限定される必要はなく、たとえばMDF(中質繊維板)基材の表面に和紙などからなる化粧シ−トを貼着したものなど様々なものが考えられる。また、それぞれの上記枠材4の寸法も同様、上述したものに限定される必要はなく、適宜必要に応じて決定すればよいが上記枠接続部材8の寸法に対応しているものでなければならない。
【0009】
次に上記建具枠9の構成方法および設置方法について説明する。まず上記枠材4のそれぞれの端部を上記枠接続部材8の嵌装口12内にそれぞれ嵌装し、上記枠材4のそれぞれの端部が直交するようにそれぞれの上記枠材4を位置付ける。上記枠接続部材8に形成された固定片7はそれぞれの上記枠材4の溝3に引掛かるように延出されている。上記固定片7によって上記枠材11は位置付けされ仮固定されるため施工時間が大幅に短縮できるという利点がある。上記枠材4をそれぞれ上記枠接続部材8の嵌装口12に嵌装した後、上記枠接続部材8の支持片5の表面に形成されたねじ孔15からねじを通し上記枠材4を枠接続部材8に固定する。上述した方法で建具枠9を構成した後、壁14の開口内に上記建具枠9を取り付け、額縁材2をそれぞれの上記枠材4の溝3にそれぞれ嵌合して固定すれば上記建具枠9の構成作業および壁開口内への設置作業は完了する。上記溝3には上記枠接続部材8が取り付けられたことによって上記枠接続部材8の固定片7の厚み分だけその幅が小さくなる箇所ができるため上記額縁材2の取付部(図示せず)の一部を上記固定片7の厚みに合わせて切り欠いておく必要がある。上記建具枠9は三方枠と成されており上記建具枠9の隅部二箇所に上記枠接続部材8が取り付けられているが、上記建具枠9は四方枠であっても構わない。その場合、上記枠接続部材8は上記建具枠9の隅部四箇所に取り付ければよい。
【0010】
図5は固定片が枠材の裏面部側端付近から上記固定片に近い側の溝の内側面までを被覆するように延出された枠接続部材の斜視図である。また、図6は上記枠接続部材を使用して枠材を接続した状態を示す建具枠の要部斜視図であり、図7は上記枠接続部材によって接続された枠材の溝に額縁材が取り付けられた建具枠の正面図である。上記枠接続部材8を使用して枠材4を接続した後、上記枠材4の溝3内に額縁材2を取り付ければ上記額縁材2によって枠接続部材8の固定片7が隠蔽されるため見苦しくならないという利点がある。
【0011】
図8は固定片の内側角部が面取り形状と成されている枠接続部材の斜視図である。枠材4を枠接続部材8によって接続した後に額縁材2を取り付ける時、上記固定片7の角に当てて上記額縁材2を破損することなく上記枠材4の溝3内に簡単に上記額縁材2を取り付けることができるようにするために上記固定片7の内側角部10は面取り形状となされている。なお、上記固定片7の内側角部10は略半円形状に面取りされているが略台形状でも構わない。また、上記固定片7には長方形状の空間部16が形成されており、上記空間部16を形成することによって上記枠接続部材8を製造する際に上記枠接続部材8の材料である金属の使用量を極力抑えることができる。上記空間部16は上記枠接続部材8自体の強度を失ったり、また、枠材4を仮固定できなくなったりしない限りどのような形状であっても構わない。
【0012】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば枠材を枠接続部材を使用してL字型に接続した後に枠材の溝に額縁材を取り付けることによって枠接続部材の固定片を隠蔽するという構成であるため上記枠接続部材が枠体の表面に露呈せず、見苦しさがなくなる。
【0013】
また、請求項2の発明によれば枠材の幅がそれぞれ異なっていても全く問題なく枠材同士の位置決めが簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】建具枠を構成する枠体セットの一部材として使用される枠接続部材の斜視図。
【図2】図1の枠接続部材の背面図。
【図3】図1の枠接続部材によって枠材が接続された状態を示す建具枠の要部斜視図。
【図4】図1の枠接続部材によって接続された枠材の溝に額縁材が取り付けられた建具枠の正面図。
【図5】固定片が枠材の裏面部側端付近から上記固定片に近い側の溝の内側面までを被覆するように延出された枠体セットの一部材として使用される枠接続部材の斜視図。
【図6】図5の枠接続部材によって枠材が接続された状態を示す建具枠の要部斜視図。
【図7】図5の枠接続部材によって接続された枠材の溝に額縁材が取り付けられた建具枠の正面図。
【図8】内側角部が面取り形状と成されている枠体セットの一部材として使用される枠接続部材の斜視図。
【符号の説明】
1 側面部
2 額縁材
3 溝
4 枠材
5 支持片
6 内側面
7 固定片
8 枠接続部材

Claims (2)

  1. 側面部(1)に額縁材(2)を取り付けるための溝(3)を有する少なくとも二体の枠材(4)、および上記枠材(4)に取り付けられる断面L字型の額縁材(2)、および上記枠材(4)の端部をL字型に突き合わせる形で上記枠材(4)同士を接続する枠接続部材(8)とからなり、上記枠接続部材(8)には接続されるそれぞれの上記枠材(4)の形状に対応する上記枠材(4)の裏面に位置付けられる支持片(5)および上記支持片(5)の側端から延出されているとともに上記枠材(4)の溝(3)の内側面(6)を巻き込むように形成された固定片(7)が設けられており、上記枠接続部材(8)を上記枠材(4)の溝(3)に取り付けた後に額縁材(2)を上記枠材(4)の溝(3)に取り付けた時、上記枠接続部材(8)の固定片(7)が上記額縁材(2)によって隠蔽されることを特徴とする枠体セット。
  2. 二体の枠材(4)が、それぞれ幅寸法の異なる枠材であることを特徴とする請求項1に記載の枠体セット。
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