JP3886441B2 - 換気装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、壁部等に設けた換気口に配設される形状で内部にファンを取り付けたファンモータを有し、室内側に着脱可能なベルマウスまたはオリフィスを設けた換気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の換気装置の一例としたパイプ用換気扇は、壁部に設けられる換気扇取付孔に嵌挿される形状で屋内壁に取り付けられる取付部を設けたパイプと、このパイプ内に装着される形状でファンモータを有し、一端にパイプの取付部に一体的に結合できる結合部を有した換気扇本体とを設けている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−274760号公報([0013]、第1図、および第2図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の換気装置の構成では、ファンの吸込口を形成するベルマウスに相当する結合部が換気扇本体に一体的に設けられていることにより、長時間の使用により室内の埃がファンに付着して所望の換気性能を発揮できないような場合にファンを掃除しようとしてもベルマウスが邪魔になりお手入れの妨げとなっているという課題があった。
【0005】
本発明は、上記課題を解決するもので、ファンの吸込口を形成するベルマウスまたはオリフィスを回動操作により着脱可能にしてファンの掃除が容易にできる換気装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記従来の課題を解決するために、本発明の換気装置は、ファンを取り付けたファンモータを有し、壁部等に設けた換気口に配設される形状で、室内側に壁部等に取り付けるフレームを設けた本体と、この本体のフレームに設けたファンの着脱用の開口の前面周辺部に回動して取り付けられる取付部を有し、前記ファンの径より小径の吸込口を形成したベルマウスとを備え、前記ベルマウスの外周には、外方に突出する形状で係合面を有したL字状の爪を、ほぼ対称位置に複数個設け、前記フレームの前面には前記ベルマウスに設けた前記爪が嵌挿する嵌挿部と、この嵌挿部と連通し前記爪が所定範囲回動したときに前記爪の係合面が係合する係合部を形成するように前記嵌挿部より小幅で円周方向に形成される長溝を設け、前記爪の係合孔を形成し、前記ベルマウスと前記フレーム間に回動操作により前記ベルマウスを着脱できる前記爪と前記係合孔による着脱手段を設けたことを特徴としたものである。
【0007】
また、本発明の換気装置は、プロペラファンを取り付けたファンモータを有し、壁部等に設けた換気口に配設される形状で、室内側に壁部等に取り付けるフレームを設けた本体と、この本体のフレームに設けたプロペラファンの着脱用の開口の前面周辺部に回動して取り付けられる取付部を有したオリフィスとを備え、前記オリフィスの外周には、外方に突出する形状で係合面を有したL字状の爪を、ほぼ対称位置に複数個設け、前記フレームの前面には前記オリフィスに設けた前記爪が嵌挿する嵌挿部と、この嵌挿部と連通し前記爪が所定範囲回動したときに前記爪の係合面が係合する係合部を形成するように前記嵌挿部より小幅で円周方向に形成される長溝を設け、前記爪の係合孔を形成し、前記オリフィスと前記フレーム間に回動操作により前記オリフィスを着脱できる前記爪と前記係合孔による着脱手段を設けたことを特徴としたものである。
【0008】
また、本発明の換気装置は、ベルマウスまたはオリフィスの取付部の表面に回動操作時の滑り止め部を設け、前記滑り止め部が設けられる取付部の部分を、滑り止め部を押圧することにより弾性変形する薄肉部で形成したことを特徴としたものである。
【0009】
また、本発明の換気装置は、ベルマウスまたはオリフィスの取付部の表面に回動操作時の滑り止め部を設け、前記滑り止め部の背面側に対向するフレームの前面周辺部に、前記滑り止め部を押圧することにより前記取付部が弾性変形可能となる凹状部を設けたことを特徴としたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
請求項1記載の換気装置の発明は、ファンを取り付けたファンモータを有し、壁部等に設けた換気口に配設される形状で、室内側に壁部等に取り付けるフレームを設けた本体と、この本体のフレームに設けたファンの着脱用の開口の前面周辺部に回動して取り付けられる取付部を有し、前記ファンの径より小径の吸込口を形成したベルマウスとを備え、前記ベルマウスの外周には、外方に突出する形状で係合面を有したL字状の爪を、ほぼ対称位置に複数個設け、前記フレームの前面には前記ベルマウスに設けた前記爪が嵌挿する嵌挿部と、この嵌挿部と連通し前記爪が所定範囲回動したときに前記爪の係合面が係合する係合部を形成するように前記嵌挿部より小幅で円周方向に形成される長溝を設け、前記爪の係合孔を形成し、前記ベルマウスと前記フレーム間に回動操作により前記ベルマウスを着脱できる前記爪と前記係合孔による着脱手段を設けたので、ベルマウスに指先を当てがい押圧しながら所定範囲回動させることにより、着脱手段を介してベルマウスがフレームより着脱され、本体に設けたファンを着脱することが可能となりファンの掃除が容易にできるという作用を有する。
【0011】
請求項2記載の換気装置の発明は、プロペラファンを取り付けたファンモータを有し、壁部等に設けた換気口に配設される形状で、室内側に壁部等に取り付けるフレームを設けた本体と、この本体のフレームに設けたプロペラファンの着脱用の開口の前面周辺部に回動して取り付けられる取付部を有したオリフィスとを備え、前記オリフィスの外周には、外方に突出する形状で係合面を有したL字状の爪を、ほぼ対称位置に複数個設け、前記フレームの前面には前記オリフィスに設けた前記爪が嵌挿する嵌挿部と、この嵌挿部と連通し前記爪が所定範囲回動したときに前記爪の係合面が係合する係合部を形成するように前記嵌挿部より小幅で円周方向に形成される長溝を設け、前記爪の係合孔を形成し、前記オリフィスと前記フレーム間に回動操作により前記オリフィスを着脱できる前記爪と前記係合孔による着脱手段を設けたので、オリフィスに指先を当てがい押圧しながら所定範囲回動させることにより、着脱手段を介してオリフィスがフレームより着脱され、本体に設けたファンを着脱することが可能となりプロペラファンの掃除が容易にできるという作用を有する。
【0012】
請求項3記載の換気装置の発明は、特に請求項1または2記載の換気装置において、ベルマウスまたはオリフィスの取付部の表面に回動操作時の滑り止め部を設け、前記滑り止め部が設けられる取付部の部分を、滑り止め部を押圧することにより弾性変形する薄肉部で形成したので、ベルマウスまたはオリフィスを取り外すとき、滑り止め部を押圧することにより、ベルマウスまたはオリフィスが弓状に弾性変形し、摩擦が少なくなり容易にベルマウスまたはオリフィスを回動させることができるため、その着脱作業がスムーズに行うことができるという作用を有する。
【0013】
請求項4記載の換気装置の発明は、特に請求項1または2記載の換気装置において、ベルマウスまたはオリフィスの取付部の表面に回動操作時の滑り止め部を設け、前記滑り止め部の背面側に対向するフレームの前面周辺部に、前記滑り止め部を押圧することにより前記取付部が弾性変形可能となる凹状部を設けたので、ベルマウスまたはオリフィスの強度を低下させることなくその着脱作業がスムーズに行うことができるという作用を有する。
【0014】
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図4を参照しながら説明する。
【0015】
(実施の形態1)
図1〜図3に示すように、ファン1を取り付けたファンモータ2を有し、壁部3等にパイプ4を埋設して形成された換気口5に配設される形状で室内側に壁部3等に取り付けるフレーム6を設けた本体7と、本体7のフレーム6に設けたファン1の着脱用の開口8の前面周辺部9に回動して取り付けられる取付部10を有し、ファン1の径より小径の吸込口11を形成したベルマウス12を設け、ベルマウス12の表面のほぼ対称位置に凹凸状で回動操作時に両手の指をあてがい回動操作できる滑り止め部13を設け、滑り止め部13の設けられる取付部10の所定範囲の部分を滑り止め部13を押圧することにより弾性変形する薄肉部14で形成する。
【0016】
また、ベルマウス12の取付部10に設けた滑り止め部13の背面側と対向するフレーム6の前面周辺部9に、滑り止め部13を押圧することによりベルマウス12の取付部10が弾性変形可能となる凹状部15を所定範囲に設ける。
【0017】
そして、ベルマウス12の外周には、外方に突出する形状で係合面16を有したL字状の爪17を、ほぼ対称位置に複数個設け、フレーム6の前面にはベルマウス12に設けた爪17が嵌挿する嵌挿部18と、嵌挿部18と連通し爪17が所定範囲回動したときに爪17の係合面16が係合する係合部19を形成するように嵌挿部18より小幅で円周方向に形成される長溝20を設け、爪17の係合孔21を形成し、爪17と係合孔21により着脱手段22を形成し構成する。
【0018】
滑り止め部13は、指先または指の腹の部分のみで回動可能なようにベルマウス12の前面に周方向に連続して複数個並設される凹凸部により形成されるものでもよい。
【0019】
上記構成において、ベルマウス12をフレーム6に取り付けるときには、ベルマウス12に設けた爪17をフレーム6に設けた係合孔21の嵌挿部18に嵌挿し、長溝20に沿い時計方向に所定範囲回動するようにベルマウス12の表面に設けた滑り止め部13に両手の指先をあてがいベルマウス12を薄肉部14またはフレーム6に設けた凹状部15により弾性変形させながらベルマウス12を回動することによって爪17の係合面16がフレーム6側の係合部19に係合し、ベルマウス12は爪17と係合孔21により形成される着脱手段22により取り付けられる。
【0020】
そして、壁部3の換気口5に配設された換気装置を運転すると、ファンモータ2により回転するファン1によってベルマウス12の吸込口11より室内の汚染空気が吸い込まれ、吸い込まれた空気はファン1の中央部に案内されファン1に吸気されたのち、室外に向けて排出し換気が行われる。
【0021】
次に、ファン1を掃除するときには、ベルマウス12に設けた滑り止め部13に両手の指先をあてがいベルマウス12を押圧し、ベルマウス12を薄肉部14またはフレーム6に設けた凹状部15により弾性変形させながらベルマウス12を反時計方向に回動させ、この回動操作によりベルマウス12に設けた爪17の係合面16がフレーム6側に設けられた係合孔21の係合部19より離脱するように長溝20に沿い移動し、爪17が係合孔21の嵌挿部18に移動することにより着脱手段22の爪17と係合孔21の係合が断たれ、ベルマウス12は、フレーム6より取り外すことができ、本体7に設けたファンモータ2に取り付けたファン1をファン1の着脱用の開口8より取り出し、ファン1を掃除することができる。
【0022】
なお、L字状の爪17は、ベルマウス12の外周に設けられ外方に突出する形状のほかに、ベルマウスが回動する周方向にその先端が向くような形状であって、ベルマウスを所定距離回動させると爪の係合面が嵌挿部に至り、爪とフレームの前面周辺部との係合が解除されるような構成でもよく、その作用効果に差異はない。
【0023】
このように本発明の実施の形態1の換気装置によれば、ファン1を取り付けたファンモータ2を有し、壁部3等に設けた換気口5に配設される形状で室内側に壁部3等に取り付けるフレーム6を設けた本体7と、この本体7のフレーム6に設けたファン1の着脱用の開口8の前面周辺部9に回動して取り付けられる取付部10を有し、ファン1の径より小径の吸込口11を形成したベルマウス12とを備え、ベルマウス12の取付部10の表面に回動操作時の滑り止め部13を設け、ベルマウス12とフレーム6間に回動操作によりベルマウス12が着脱できるようにベルマウス12に爪17を設け、フレーム6に爪17の係合する係合孔21を設け、爪17と係合孔21よりなる着脱手段22を設けたので、ファン1の径より小径の吸込口11を設けたベルマウス12の奥側に位置しているファン1の掃除をするためにベルマウス12をフレーム6より取り外すときには、ベルマウス12の表面に設けた滑り止め部13に両手の指先をあてがい所定範囲回動することによりベルマウス12に設けた爪17とフレーム6に設けた係合孔21により形成された着脱手段22による取り付けが断たれてベルマウス12が取り外されることにより、ファン1を取り出して容易にファン1を掃除することができる換気装置が得られる。
【0024】
また、ベルマウス12の滑り止め部13の設けられる取付部10の部分を滑り止め部13を指先で押圧することにより弾性変形する薄肉部14で形成したので、ベルマウス12を取り外すとき、ベルマウス12の滑り止め部13を押圧することにより、ベルマウス12が弾性変形してたわみ、ベルマウス12の爪17とフレーム6との間に隙間ができ、摩擦が少なくなり容易にベルマウス12を回動して取り外すことができ、また取り付けることができる。
【0025】
そして、メンテナンス時にベルマウス12を取り外すのは高所作業となるため、より小さな力で作業を行うことができ、作業性が向上できる。
【0026】
また、ベルマウス12の取付部10に設けた滑り止め部13の背面側に対向するフレーム6の前面周辺部9に、滑り止め部13を押圧することによりベルマウス12の取付部10が弾性変形可能となる凹状部15を設けたので、ベルマウス12の強度を低下させることなく容易にベルマウス12を着脱することができる。
【0027】
(実施の形態2)
図4に示すように、プロペラファン23を取り付けたファンモータ2を有し、壁部3等にパイプ4を埋設して形成された換気口5に配設される形状で室内側に壁部3等に取り付けるフレーム6を設けた本体7と、本体7のフレーム6に設けたプロペラファン23の着脱用の開口8の前面周辺部に回動して取り付けられる取付部10を有し、プロペラファン23の径より大径の吸込口11Aを形成したオリフィス12Aを設け、オリフィス12Aの表面のほぼ対称位置に凹凸状で回動操作時に両手の指をあてがい回動操作できる滑り止め部を設け、滑り止め部の設けられる取付部の所定範囲の部分を滑り止め部を押圧することにより弾性変形する薄肉部で形成する。
【0028】
また、オリフィス12Aの取付部に設けた滑り止め部の背面側と対向するフレーム6の前面周辺部に、滑り止め部を押圧することによりオリフィス12Aの取付部が弾性変形可能となる凹状部を所定範囲に設ける。
【0029】
そして、オリフィス12Aの外周には、外方に突出する形状で係合面を有したL字状の爪を、ほぼ対称位置に複数個設け、フレーム6の前面にはオリフィス12Aに設けた爪が嵌挿する嵌挿部と、この嵌挿部と連通し爪が所定範囲回動したときに爪の係合面が係合する係合部を形成するように嵌挿部より小幅で円周方向に形成される長溝を設け、爪の係合孔を形成し、爪と係合孔により着脱手段を形成し構成する。
【0030】
なお、オリフィス12Aと実施の形態1のベルマウス12との違いは、その吸込口の径の大きさが異なるものであり、オリフィス12Aを回動操作するためのその他の各構成要素については実施の形態1に記載したものと同一である。
【0031】
上記構成において、オリフィス12Aをフレーム6に取り付けるときには、ベルマウス12Aに設けた爪をフレーム6に設けた係合孔の嵌挿部に嵌挿し、長溝に沿い時計方向に所定範囲回動するようにオリフィス12Aの表面に設けた滑り止め部に両手の指先をあてがいオリフィス12Aを薄肉部またはフレーム6に設けた凹状部により弾性変形させながらオリフィス12Aを回動することによって爪の係合面がフレーム6側の係合部に係合し、オリフィス12Aは爪と係合孔により形成される着脱手段により取り付けられる。
【0032】
次に、プロペラファン23を掃除するときには、オリフィス12Aに設けた滑り止め部に両手の指先をあてがいオリフィス12Aを押圧し、オリフィス12Aを薄肉部またはフレーム6に設けた凹状部により弾性変形させながらオリフィス12Aを反時計方向に回動させ、この回動操作によりオリフィス12Aに設けた爪の係合面がフレーム6側に設けられた係合孔の係合部より離脱するように長溝に沿い移動し、爪が係合孔の嵌挿部に移動することにより着脱手段の爪と係合孔の係合が断たれ、オリフィス12Aは、フレーム6より取り外すことができ、本体7に設けたファンモータ2に取り付けたプロペラファン23をプロペラファン23の着脱用の開口8より取り出し、プロペラファン23を掃除することができる。
【0033】
なお、L字状の爪は、オリフィス12Aの外周に設けられ外方に突出する形状のほかに、オリフィスが回動する周方向にその先端が向くような形状であって、オリフィスを所定距離回動させると爪の係合面が嵌挿部に至り、爪とフレームの前面周辺部との係合が解除されるような構成でもよく、その作用効果に差異はない。
【0034】
このように本発明の実施の形態2の換気装置によれば、プロペラファン23を取り付けたファンモータ2を有し、壁部3等に設けた換気口5に配設される形状で室内側に壁部3等に取り付けるフレーム6を設けた本体7と、この本体7のフレーム6に設けたプロペラファン23の着脱用の開口8の前面周辺部に回動して取り付けられる取付部を有し、プロペラファン23の径より小径の吸込口11を形成したオリフィス12Aとを備え、オリフィス12Aの取付部の表面に回動操作時の滑り止め部を設け、オリフィス12Aとフレーム6間に回動操作によりオリフィス12Aが着脱できるようにオリフィス12Aに爪を設け、フレーム6に爪の係合する係合孔を設け、爪と係合孔よりなる着脱手段を設けたので、プロペラファン23の径より小径の吸込口11を設けたオリフィス12Aの奥側に位置しているプロペラファン23の掃除をするためにオリフィス12Aをフレーム6より取り外すときには、オリフィス12Aの表面に設けた滑り止め部に両手の指先をあてがい所定範囲回動することによりオリフィス12Aに設けた爪とフレーム6に設けた係合孔により形成された着脱手段による取り付けが断たれてオリフィス12Aが取り外されることにより、プロペラファン23を取り出して容易にプロペラファン23を掃除することができる換気装置が得られる。
【0035】
【発明の効果】
以上の実施例から明らかなように、本発明の換気装置によれば、本体のフレームに設けたファンの着脱用の開口の前面周辺部に回動して取り付けられる取付部を有し、前記ファンの径より小径の吸込口を形成したベルマウスとを備え、前記ベルマウスの外周には、外方に突出する形状で係合面を有したL字状の爪を、ほぼ対称位置に複数個設け、前記フレームの前面には前記ベルマウスに設けた前記爪が嵌挿する嵌挿部と、この嵌挿部と連通し前記爪が所定範囲回動したときに前記爪の係合面が係合する係合部を形成するように前記嵌挿部より小幅で円周方向に形成される長溝を設け、前記爪の係合孔を形成し、前記ベルマウスと前記フレーム間に回動操作により前記ベルマウスを着脱できる前記爪と前記係合孔による着脱手段を設けたので、簡単な回動操作でベルマウスを着脱することができ、ファンの掃除を容易にすることができる換気装置を提供できる。
【0036】
また、プロペラファンを取り付けたファンモータを有し、壁部等に設けた換気口に配設される形状で、室内側に壁部等に取り付けるフレームを設けた本体と、この本体のフレームに設けたプロペラファンの着脱用の開口の前面周辺部に回動して取り付けられる取付部を有したオリフィスとを備え、前記オリフィスの外周には、外方に突出する形状で係合面を有したL字状の爪を、ほぼ対称位置に複数個設け、前記フレームの前面には前記オリフィスに設けた前記爪が嵌挿する嵌挿部と、この嵌挿部と連通し前記爪が所定範囲回動したときに前記爪の係合面が係合する係合部を形成するように前記嵌挿部より小幅で円周方向に形成される長溝を設け、前記爪の係合孔を形成し、前記オリフィスと前記フレーム間に回動操作により前記オリフィスを着脱できる前記爪と前記係合孔による着脱手段を設けたので、着脱手段を介してオリフィスがフレームより着脱され、本体に設けたプロペラファンを着脱することが可能となりファンの掃除が容易にできる換気装置を提供できる。
【0037】
また、ベルマウスまたはオリフィスの取付部の表面に回動操作時の滑り止め部を設け、前記滑り止め部が設けられる取付部の部分を、滑り止め部を押圧することにより弾性変形する薄肉部で形成したので、ベルマウスまたはオリフィスとフレームと間の摩擦抵抗が減少し、ベルマウスまたはオリフィスの回動操作が軽くなり容易に着脱することができる。
【0038】
また、ベルマウスまたはオリフィスの取付部の表面に回動操作時の滑り止め部を設け、前記滑り止め部の背面側に対向するフレームの前面周辺部に、前記滑り止め部を押圧することにより前記取付部が弾性変形可能となる凹状部を設けたので、ベルマウスまたはオリフィスの強度を低下することなく着脱操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の換気装置の分解斜視図
【図2】同換気装置を壁部に取り付けた状態を示す断面図
【図3】同換気装置のベルマウスを取り外し時の状態を示す分解断面図
【図4】本発明の実施の形態2の換気装置を壁部に取り付けた状態を示す断面図
【符号の説明】
1 ファン
2 ファンモータ
3 壁部
5 換気口
6 フレーム
7 本体
8 開口
9 前面周辺部
10 取付部
11 吸込口
12 ベルマウス
12A オリフィス
13 滑り止め部
14 薄肉部
15 凹状部
22 着脱手段
23 プロペラファン

Claims (4)

  1. ファンを取り付けたファンモータを有し、壁部等に設けた換気口に配設される形状で、室内側に壁部等に取り付けるフレームを設けた本体と、この本体のフレームに設けたファンの着脱用の開口の前面周辺部に回動して取り付けられる取付部を有し、前記ファンの径より小径の吸込口を形成したベルマウスとを備え、前記ベルマウスの外周には、外方に突出する形状で係合面を有したL字状の爪を、ほぼ対称位置に複数個設け、前記フレームの前面には前記ベルマウスに設けた前記爪が嵌挿する嵌挿部と、この嵌挿部と連通し前記爪が所定範囲回動したときに前記爪の係合面が係合する係合部を形成するように前記嵌挿部より小幅で円周方向に形成される長溝を設け、前記爪の係合孔を形成し、前記ベルマウスと前記フレーム間に回動操作により前記ベルマウスを着脱できる前記爪と前記係合孔による着脱手段を設けた換気装置。
  2. プロペラファンを取り付けたファンモータを有し、壁部等に設けた換気口に配設される形状で、室内側に壁部等に取り付けるフレームを設けた本体と、この本体のフレームに設けたプロペラファンの着脱用の開口の前面周辺部に回動して取り付けられる取付部を有したオリフィスとを備え、前記オリフィスの外周には、外方に突出する形状で係合面を有したL字状の爪を、ほぼ対称位置に複数個設け、前記フレームの前面には前記オリフィスに設けた前記爪が嵌挿する嵌挿部と、この嵌挿部と連通し前記爪が所定範囲回動したときに前記爪の係合面が係合する係合部を形成するように前記嵌挿部より小幅で円周方向に形成される長溝を設け、前記爪の係合孔を形成し、前記オリフィスと前記フレーム間に回動操作により前記オリフィスを着脱できる前記爪と前記係合孔による着脱手段を設けた換気装置。
  3. ベルマウスまたはオリフィスの取付部の表面に回動操作時の滑り止め部を設け、前記滑り止め部が設けられる取付部の部分を、滑り止め部を押圧することにより弾性変形する薄肉部で形成した請求項1または2記載の換気装置。
  4. ベルマウスまたはオリフィスの取付部の表面に回動操作時の滑り止め部を設け、前記滑り止め部の背面側に対向するフレームの前面周辺部に、前記滑り止め部を押圧することにより前記取付部が弾性変形可能となる凹状部を設けた請求項1または2記載の換気装置。
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