JP4985001B2 - 換気装置 - Google Patents

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Description

本発明は室壁に設けた換気口に配設される形状で、内部にファンを取付けたファンモーターを有し、室内側にベルマウスを有し、お客様の用途に合わせて風量、静圧、騒音特性が異なる多種多様の性能が必要となる換気装置に関する。
従来の室壁に配設される換気装置は、ベルマウスを着脱できる換気扇が知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下にその換気装置について図10を参照しながら説明する。
図に示すようにパイプ用換気扇は、本体107のフレーム106に設けたファン101の着脱用の開口108を前面周辺部109に回動して取付けられる取付部110を有し、ファン101の径より小径の吸込口111を形成したベルマウス112とを備え、ベルマウス112の取付部110の表面に回動操作時の滑り止め部113を設け、ベルマウス112とフレーム106間に回動操作によりベルマウス112が着脱できるように、ベルマウス112に設けた爪117と、フレーム106に設けた係合孔121とにより形成される着脱手段122を設ける構成としている。
特開2004−169967号公報
このような従来の換気装置では、ベルマウスを円筒部の室内側端に取り付けたときにベルマウスの一部が突出することなしに通風を行えるようにフレームに落ち込み段差を設けて、ベルマウスを取付けている。この時、静圧よりも風量が必要とされる場合、着脱自在に取り付けたベルマウスを外して軸流ファンで通風を行うと、ベルマウスを取り付けていた落ち込み段差により通風が乱れ、風量が減少し、騒音が増加してしまうという課題がある。
また落ち込み段差の平坦部を小さくすると、軸流ファン使用時に通風の乱れを小さく抑えることができるが、風量よりも静圧が必要とされる場合、着脱自在に取り付けたベルマウスを取付けて遠心ファンで通風を行うと、ベルマウスとフレームの接合が弱いため、隙間からの風漏れが発生し、風量が減少し、静圧が減少し、騒音が増大してしまうというという課題がある。
また、円筒部の室内側端に設けられた落ち込み段差を無くしてしまうと、ベルマウスがフレーム表面から突出することとなり、段差ができるため掃除性が悪化し、前面パネルを大きくする必要があり、室内へ突出する寸法も大きくなってしまうという課題がある。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、ベルマウスを着脱自在に設けて使用する換気装置において、ベルマウス装着時は、確実に装着し、取り外し時には、前記ベルマウスの取り付け構造による影響を受けずに換気を行うことができる換気装置を提供することを目的とする。
本発明の換気装置は、上記課題を解決するために、室壁に設けた換気口に挿入され、高静圧形の第1のファンを有したファンモーターを備え、内部を通風路とした円筒部と、前記円筒部の室内側開口部に外方に延接し前記室壁に取り付けられるフレームと、前記フレームの前面を覆う前面パネルと、前記室内側開口部に位置して前記ファンモーターへの通風を案内する着脱可能な第1のベルマウスとを備え、前記室内側開口部は室内側に向かって開口が広がる円錐面を有し、前記第1のベルマウス外周部には前記円錐面に内接する接合面を備え、前記第1のファンは高風量形の第2のファンと交換可能としたことを特徴とするものである。
また、他の手段は、第1のファンを遠心ファンとし、第2のファンを軸流ファンとしたものである。
また、他の手段は、フレームは湾曲面を有し、縁部に対して中央部を膨出させたことを特徴とするものである。
また、他の手段は、前記接合面の一部には、外周方向へ突出した凸部を備え、前記円錐面には、前記凸部に係合させる挿入溝と引掛溝で構成されるL字形状の引掛孔を備えたことを特徴とするものである。
また、他の手段は、引掛溝の室内側面に手前から奥に向けて狭くする傾斜を設けた勾配面を形成し、勾配面に対応する前記凸部の面に傾斜を設けた係合面を形成したものである。
また、他の手段は、凸部は前記接合面の円周方向に等間隔に複数個備え、引掛孔は前記円錐面の円周方向に等間隔に複数個備えたことを特徴とするものである。
また、他の手段は、第1のベルマウスの前面に凹凸状の指回動リブを設けたものである。
また、他の手段は、指回動リブは前記第1のベルマウスの開口と交差する形状にして設けたものである。
また、他の手段は、円錐面はR形状で形成し、前記接合面を前記円錐面に内接するR形状で形成し、前記第1のベルマウスの前方には、前記第1のベルマウスの開口形状と相似形状で前記接合面のR形状に沿って開口面積が拡大する整流部を有したものである。
また、他の手段は、第1のベルマウスおよび第2のベルマウスと前記第1のファンと第2のベルマウスはそれぞれ一対にして構成したことを特徴とするものである。
また、他の手段は、第1のベルマウスの裏面端部に傾斜を有した爪を円周方向に複数設け、前記爪に対向させて室内側開口部に取付孔を設けたことを特徴とするものである。
本発明によれば、室壁に設けた換気口に挿入され、高静圧形の第1のファンを有したファンモーターを備え、内部を通風路とした円筒部と、前記円筒部の室内側開口部に外方に延接し前記室壁面に取り付けられるフレームと、前記フレームの前面を覆う前面パネルと、前記室内側開口部に位置して前記ファンモーターへの通風を案内する着脱可能な第1のベルマウスとを備え、前記室内側開口部は室内側に向かって開口が広がる円錐面を有し、前記第1のベルマウス外周部には前記円錐面に内接する接合面を備え、前記第1のファンは高風量形の第2のファンと交換可能としたことを特徴とすることにより、第1のベルマウスの接合面で室内側開口部の円錐面へ密着させて、風漏れを低減することができ、静圧を向上することができ、さらに回転数を下げることができ、騒音を低減することができ、また、圧力損失を伴わない用途で使用する場合には、第1のファンを第2のファンと取り替えて、第1のベルマウスを取り外すことにより、円錐面が第2のベルマウスとなり、低騒音で大風量の換気装置を提供することができる。
また、フレームは湾曲面を有し、縁部に対して中央部を膨出させたことを特徴とすることにより、壁面を伝わって流入する空気をスムースに第1のベルマウスまたは第2のベルマウスへ導き、効率よく換気を行うことができるという効果のある換気装置を提供することができる。
また、前記接合面の一部には、外周方向へ突出した凸部を備え、前記円錐面には、前記凸部に係合させる挿入溝と引掛溝で構成されるL字形状の引掛孔を備えたことを特徴とすることにより、第1のベルマウスは回動で着脱することが可能であり、第1のファンおよび円筒部内部の掃除を簡単にすることができ、お手入れ性が向上するという効果のある換気装置を提供することができる。
また、凸部は前記接合面の円周方向に等間隔に複数個備え、引掛孔は前記円錐面の円周方向に等間隔に複数個備えたことを特徴とすることにより、第1のベルマウスは安定してフレームに固定されるので、着脱によるがたつきや隙間の発生などを防止するという効果のある換気装置を提供することができる。
また、引掛溝の室内側面に手前から奥に向けて狭くする傾斜を設けた勾配面を形成し、前記勾配面に対応する面に傾斜を設けた係合面を形成したことにより、第1のベルマウスを回動すると、第1のベルマウスをフレームに引き寄せる方向に力が働き、第1のベルマウスの回動で円錐面と接合面の間の隙間をさらに少なくすることができ、風漏れをさらに低減することができ、静圧をさらに向上することができ、回転数をさらに下げることができ、騒音をさらに低減することができるという効果のある換気装置を提供することができる。
また、第1のベルマウスの前面に凹凸状の指回動リブを設けたことにより、第1のベルマウスは指がすべることなく回動することができ、着脱操作を簡単にすることができ、取り扱い性が向上するという効果のある換気装置を提供することができる。
また、指回動リブは前記第1のベルマウスの開口と交差する形状にして設けたことにより、第1のベルマウスは指がすべることなく回動することができ、着脱操作を片手で簡単にすることができ、取り扱い性が向上する。また、指回動リブが第1のベルマウスの開口の交差させて設けているので、カバーを兼ねることができ、紙くず等の吸い込みを防止することができるという効果のある換気装置を提供することができる。
また、円錐面はR形状で形成し、前記接合面を前記円錐面に内接するR形状で形成し、前記第1のベルマウスの前方には、前記第1のベルマウスの開口形状と相似形状で前記接合面のR形状に沿って開口面積が拡大する整流部を有したことにより、高静圧形の第1のファン使用時には円錐面と接合面にて密着させて隙間を防ぐことができ、また整流部が風の流れを均一にし、風漏れを低減することができ、静圧をさらに向上することができ、回転数をさらに下げることができ、騒音をさらに低減することができる。また、圧力損失を伴わない用途で使用する場合には、第1のファンを高風量形の第2のファンと取り替えて、第1のベルマウスを取り外すことにより、R形状で形成した円錐面が第2のベルマウスとなり、さらに整流することができ、さらに低騒音、大風量形の換気装置を提供することができるという効果のある換気装置を提供することができる。
また、第1のベルマウスおよび第2のベルマウスと前記第1のファンと第2のベルマウスはそれぞれ一対にして構成したことを特徴とすることにより、お客様の用途に合わせて風量、静圧、騒音特性が異なる多種多様の換気装置を簡単に提供することができる。
また、第1のベルマウスの裏面端部に傾斜を有した爪を円周方向に複数設け、前記爪に対向させて室内側開口部に取付孔を設けたことを特徴とすることにより、第1のベルマウスの回動で円錐面と接合面の間の隙間をさらに少なくすることができ、風漏れをさらに低減することができ、静圧をさらに向上することができ、回転数をさらに下げることができ、騒音をさらに低減することができるという効果のある換気装置を提供することができる。
本発明の換気装置は、室壁に設けた換気口に挿入され、高静圧形の第1のファンを有したファンモーターを備え、内部を通風路とした円筒部と、前記円筒部の室内側開口部に外方に延接し前記室壁面に取り付けられるフレームと、前記フレームの前面を覆う前面パネルと、前記円筒部の室内側開口部に位置して前記ファンモーターへの通風を案内する着脱可能な第1のベルマウスとを備え、前記円筒部の室内側開口部は室内側に向かって開口が広がる円錐面を有し、前記第1のベルマウス外周部には前記円錐面に内接する接合面を備え、前記第1のファンは高風量形の第2のファンと交換可能としたことを特徴とする換気装置としたものであり、第1のベルマウスの接合面は、フレームの円錐面へ内接させて取り付けて第1のファンを用いて換気を行うこととなり、また、第1のベルマウスを外した状態において、円錐面が第2のベルマウスを形成し、第2のファンを用いて換気を行うという作用を有する。
また、第1のファンを遠心ファンとし、第2のファンを軸流ファンとしたものであり、第1のベルマウスの接合面は、フレームの円錐面へ内接させて取り付けて第1のファンをもちいて換気を行うこととなり、また、第1のベルマウスを外した状態において、円錐面が第2のベルマウスを形成し第2のベルマウスで整流を行い、第2のファンを用いて換気を行うという作用を有する。
また、フレームは湾曲面を有し、縁部に対して中央部を膨出させたことを特徴とする換気装置としたものであり、壁を伝わって流入する気流はフレームの縁部から湾曲面に沿ってスムースに流れて換気を行うという作用を有する。
また、前記接合面の一部には、外周方向へ突出した凸部を備え、前記円錐面には、前記凸部に係合させる挿入溝と引掛溝で構成されるL字形状の引掛孔を備えたことを特徴とする換気装置としたものであり、凸部は、引掛孔のL字に案内され、挿入溝に奥まで挿入し引掛溝に沿って回転させて固定することができるという作用を有する。
また、凸部は前記接合面の円周方向に等間隔に複数個備え、引掛孔は前記円錐面の円周方向に等間隔に複数個備えたことを特徴とする換気装置としたものであり、第1のベルマウスは、等間隔に複数箇所を固定してフレームへ取り付けるという作用を有する。
また、引掛溝の室内側面に手前から奥に向けて狭くする傾斜を設けた勾配面を形成し、前記勾配面に対応する面に傾斜を設けた係合面を形成したものであり、第1のベルマウスを回動すると、第1のベルマウスをフレームに引き寄せる方向に力が働き、ベルマウスの回動で円錐面と接合面の間の隙間をさらに少なくすることができ、風漏れをさらに低減することができ、静圧をさらに向上することができ、回転数をさらに下げることができ、騒音をさらに低減することができるという作用を有する。
また、第1のベルマウスの前面に凹凸状の指回動リブを設けた換気装置としたものであり、第1のベルマウスは指がすべることなく回動することができ、着脱操作を簡単にすることができ、取り扱い性が向上するという作用を有する。
また、指回動リブは前記第1のベルマウスの開口と交差する形状にして設けた換気装置としたものであり、指回動リブに指を押し当てながら片手で第1のベルマウスを挿入、回動させることができるという作用を有する。
また、円錐面はR形状で形成し、前記接合面を前記円錐面に内接するR形状で形成し、前記第1のベルマウスの前方には、前記第1のベルマウスの開口形状と相似形状で前記接合面のR形状に沿って開口面積が拡大する整流部を有した換気装置としたものであり、高静圧形の第1のファン使用時には、整流部が風の流れを均一にし、通風路に通風を案内し、また、高風量形の第2のファン使用時には、R形状に形成された円錐面が第2のベルマウスを形成し、通風路に通風を整流しながら案内するという作用を有する。
また、第1のベルマウスおよび第2のベルマウスと前記第1のファンと第2のベルマウスはそれぞれ一対にして構成したことを特徴とする換気装置としたものであり、第1のファンと第1のファンまたは第2のファンと第2のベルマウスで組合せて、用途に応じて換気装置を構成することができるという作用を有する。
また、第1のベルマウスの裏面端部に傾斜を有した爪を円周方向に複数設け、前記爪に対向させて室内側開口部に取付孔を設けたことを特徴とする換気装置としたものであり、第1のベルマウスの回動で円錐面と接合面の間の隙間をさらに少なくすることができ、風漏れをさらに低減することができ、静圧をさらに向上することができ、回転数をさらに下げることができ、騒音をさらに低減することができるという作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1から図5に示すように、室壁1に設けた換気口であるパイプ2に挿入され、高静圧形の第1のファンである遠心ファン3を有したファンモーター4を備え、内部を通風路とした円筒部5と、円筒部5の室内側開口部6に外方に縁部に対して中央部を膨出させた湾曲形状に延接し室壁1に取り付けられるフレーム7と、前記フレームの前面を覆う前面パネル8と、室内側開口部6に位置してファンモーター4への通風を案内する着脱可能な第1のベルマウス9とを備え、室内側開口部6は室内側に向かって開口が広がる円錐面10を有し、第1のベルマウス9外周部には円錐面10に内接する円錐状の接合面11を備えている。
また、前記接合面11の一部には、外周方向へ突出した凸部12を円周方向に等間隔に複数個備え、円錐面10には、凸部12に係合させる挿入溝13aと引掛溝13bでL字形状に構成される引掛孔13を円周方向に等間隔に複数個備え、引掛溝13bの室内側面に手前から奥に向けて狭くする傾斜を設けた勾配面14を形成し、勾配面14に対応する凸部12の面に傾斜を設けた係合面15を形成し、第1のベルマウス9の前面に凹凸状の指回動リブ16を設ける。
また、圧力損失を伴わない用途で使用する場合には、高静圧形の第1のファンである遠心ファン3を高風量形の第2のファンである軸流ファン17へ取り替えて、第1のベルマウス9は外すことができるよう室内開口部6は前述のように室内側に向かって開口が広がり第2のベルマウスを構成する円錐面10を備えたものとする。そして、第1のベルマウスは前記第1のファンと、第2のベルマウスは第2のファンとそれぞれ一対にして構成するものである。
上記構成において、高静圧形の第1のファンである遠心ファン3を用いるときには、第1のベルマウス9をフレーム7の前面から、凸部12を挿入溝13aに沿わせて奥まで挿入し、第1のベルマウス9の前面に設けた凹凸状の指回動リブ16に指を押し当てて引掛溝13bに沿わせて回動することによって、引掛溝13bに設けた勾配面14と凸部12に設けた係合面15が係合し、円錐面10と接合面11を互いに圧接させて固定することができる。そして、パイプ2に挿入された換気装置を運転すると、ファンモーター4により回転する遠心ファン3によって、換気装置の前方の室内空気は第1のベルマウス9に沿って整流されながら吸込まれ、また換気装置の取り付け面の室壁1沿いの室内空気は、縁部に対して中央部を膨出させた湾曲形状に形成したフレーム7に沿って整流されながら第1のベルマウス9に導かれ、第1のベルマウス9に沿って整流されながら吸込まれ、円錐面10と接合面11の間から空気が逆流することなく、円筒部5を通り抜けて屋外に排出されることとなる。
また、換気装置を外壁に面した室壁1に設ける場合のように圧力損失を伴わない用途で使用する場合には、第1のベルマウス9の前面に設けた凹凸状の指回動リブ16に指を押し当てて引掛溝13bに沿わせて固定時と逆方向に回動して、凸部12を挿入溝13aに沿わせて手前側に取り外すことができる。そして、高静圧形ファンである遠心ファン3を高風量形の第2のファンである軸流ファン17へ取り替えて、換気装置を運転すると、ファンモーター4により回転する軸流ファン17によって、換気装置の前方の室内空気は第2のベルマウスである円錐面10より整流されながら吸込まれ、また換気装置の取り付け面の室壁1沿いの室内空気は、縁部に対して中央部を膨出させた湾曲形状に形成したフレーム7に沿って整流されながら第2のベルマウスである円錐面10に導かれ、第2のベルマウスである円錐面10より整流されながら吸込まれ、円筒部5を通り抜けて屋外に排出されることとなる。
なお、凸部12は外周方向に短い形状であれば、挿入溝13aと引掛溝13bでL字形状に構成されるの引掛孔13は、円錐面10の板厚よりも浅い溝のみで構成することができるので、円錐面10には貫通孔が開くことなく、第1のベルマウス9を取り外し場合に、より空気の漏れを無くすことができ、その他の作用効果に差異はない。
このように、本発明の実施の形態1によれば、円筒部5の室内側開口部6は室内側に向かって開口が広がる円錐面10を有し、第1のベルマウス9外周部には円錐面10に内接する円錐状の接合面11を備えているので、円錐面10と接合面11の間から空気が逆流することなく換気を行うことができ、静圧を向上することができ、さらに回転数を下げることができ、騒音を低減することができる。
また、円筒部5の室内側開口部6に外方に縁部に対して中央部を膨出させた湾曲形状に延接し室壁1に取り付けられるフレーム7と、前記フレームの前面を覆う前面パネル8を構成することで、壁面を伝わって流入する空気をスムースに第1のベルマウス9へ導き、効率よく換気を行うことができ、さらに室壁1からの飛び出し寸法を薄くすることができ、視覚的に薄く見せることができ、室内空間に溶け込むデザインの換気扇を提供することができる。
また、室内側開口部6に位置してファンモーター4への通風を案内する着脱可能な第1のベルマウス9とを備え、室内側開口部6は室内側に向かって開口が広がる円錐面10を有し、第1のベルマウス9外周部には円錐面10に内接する円錐状の接合面11を備えて、この接合面11の一部には、外周方向へ突出した凸部12を円周方向に等間隔に複数個備え、円錐面10には、凸部12に係合させる挿入溝13aと引掛溝13bでL字形状に構成されるの引掛孔13を円周方向に等間隔に複数個備え、引掛溝13bの室内側面に手前から奥に向けて狭くする傾斜を設けた勾配面14を形成し、勾配面14に対応する凸部12の面に傾斜を設けた係合面15を形成し、第1のベルマウス9の前面に凹凸状の指回動リブ16を設けたので、第1のベルマウス9は回動で着脱することが可能であり、第1のファンである遠心ファン3および円筒部5内部の掃除を簡単にすることができ、お手入れ性を向上することができる。また、第1のベルマウス9の接合面11は円錐状にして設けたものであり、円錐面10に安定して固定することができるので、着脱によるがたつきや隙間の発生などを防止することができる。さらに、第1のベルマウス9を回動すると、第1のベルマウス9をフレーム7に引き寄せる方向に力が働き、着脱操作を簡単にすることができ、第1のベルマウス9の回動で円錐面10と接合面11は全周にわたって容易に密着させることができ、風漏れをさらに低減することができ、静圧をさらに向上することができ、回転数をさらに下げることができ、騒音をさらに低減することができる。
また、圧力損失を伴わない用途で使用する場合には、高静圧形の第1のファンである遠心ファン3を高風量形の第2のファンである軸流ファン17へ取り替えて、第1のベルマウス9を外すことができる構成としたので、円錐面10が第2のベルマウスとなり、壁面を伝わって流入する空気をスムースに第1のベルマウス9へ導き、効率よく換気を行うことができ、低騒音で大風量の換気装置を提供することができる。
また、第1のベルマウス9および第2のベルマウスと前記第1のファンと第2のファンはそれぞれ一対にして構成することにより、お客様の用途に合わせた風量、静圧、騒音特性が異なる多種多様の換気装置を提供することができる。
(実施の形態2)
図7および図8に示すように、円錐面10aはR形状で形成し、接合面11aを円錐面10aに内接するR形状で形成し、第1のベルマウス9の前方には、第1のベルマウス9の開口形状と相似形状で接合面11aのR形状に沿って開口面積が拡大する整流部19を有した構成である。
また、圧力損失を伴わない用途で使用する場合には、高静圧形の第1のファンである遠心ファン3を高風量形の第2のファンである軸流ファン17へ取り替えて、第1のベルマウス9を外した構成とする。
上記構成において、高静圧形の第1のファンである遠心ファン3を用いるときには、パイプに挿入された換気装置を運転すると、ファンモーター4により回転する遠心ファン3によって、換気装置の前方の室内空気は前面グリル17より吸込まれ、整流部19により均一な流れに整流された空気が第1のベルマウス9に沿ってさら整流されながら吸込まれ、また換気装置側面の室壁1沿いの室内空気は、縁部に対して中央部を膨出させた湾曲形状に形成したフレーム7に沿って整流されながら前面グリル17より吸込まれ、整流部19により均一な流れに整流された空気が第1のベルマウス9に導かれ、第1のベルマウス9に沿ってさらに整流されながら吸込まれ、円錐面10aと接合面11aの間から空気が逆流することなく、円筒部5を通り抜けて屋外に排出されることとなる。
また換気装置を外壁に面した室壁1に設けた場合のように圧力損失を伴わない用途で使用する場合には、第1のベルマウス9を外し、高静圧形ファンである遠心ファン3を高風量形の第2のファンである軸流ファン17へ取り替えて、換気装置を運転すると、ファンモーター4により回転する軸流ファン17によって、換気装置の前方の室内空気は第2のベルマウスである円錐面10aのR形状により均一な流れに整流されながら吸込まれ、また換気装置側面の室壁1沿いの室内空気は、縁部に対して中央部を膨出させた湾曲形状に形成したフレーム7に沿って整流されながら第2のベルマウスである円錐面10aに導かれ、第2のベルマウスである円錐面10aのR形状により均一な流れに整流されながら吸込まれ、円筒部5を通り抜けて屋外に排出されることとなる。
また、整流部19を設けることにより、接合面11aをR形状としたときに第1のベルマウス9の裏面と接合面11aの間の空間がアンダーカットとなることを防ぐことができる。
このように本発明の実施の形態2の換気装置によれば、円錐面10aはR形状で形成し、接合面11aを円錐面10aに内接するR形状で形成し、円錐面10aと接合面11aにて全周にわたって密着させて隙間を防ぐことができ、また第1のベルマウス9の前方には、第1のベルマウス9の開口形状と相似形状で接合面11aのR形状に沿って開口面積が拡大する整流部19を有しているので、前面パネル8より吸込まれた空気を整流部19が均一な流れに整流し、風漏れを低減することができ、静圧をさらに向上することができ、回転数をさらに下げることができ、騒音をさらに低減することができる。
また、圧力損失を伴わない用途で使用する場合には、高静圧形の第1のファンである遠心ファン3と高風量形の第2のファンである軸流ファン17とを取り替えて、第1のベルマウス9を外した構成としたので、R形状で形成した円錐面が第2のベルマウスとなり、そのR形状によりさらに均一な流れに整流することができ、さらに低騒音、大風量形の換気装置を提供することができる。
また、第1のベルマウス9の裏面と接合面11aで形成されるアンダーカット部を無くしたことにより、射出成形にて簡単に部品を製造することができる。
(実施の形態3)
図6に示すように、第1のベルマウス9に設けられた指回動リブは第1のベルマウス9の開口と交差するガード18を兼ねて設けた構造である。
上記構成において、第1のベルマウス9は、前面に設けたガード18を片手で回動させて着脱することとなる。また換気装置運転時に、ガード18が前面パネルを兼ねることとなる。
このように実施の形態3の換気装置によれば、指回動リブをガード18を兼ねる構造にすることで、指で触れることができる部分を大きくすることができ、第1のベルマウス9指がすべることなく回動することができ、着脱操作を片手で簡単にすることができ、取り扱い性が向上し、第1のベルマウス9により前面パネルを兼ねることができ、紙くず等の吸い込みや、指の誤挿入を防止することができる。
(実施の形態4)
図9に示すように、第1のベルマウス9の裏面端部に傾斜を有したL字状の爪20を円周方向に複数設け、この爪20に対向させて室内側開口部6に取付孔21を設けた構造である。
上記構造において、高静圧形の第1のファンである遠心ファン3を用いるときには、第1のベルマウス9に設けたL字状の爪20を孔21に挿入し、第1のベルマウス9は回動して取り付けることにより、第1のベルマウス9に設けたL字状の爪20と孔21の傾斜形状により第1のベルマウス9をフレーム7に引き寄せる方向に力が働き、第1のベルマウス9の回動で円錐面10と接合面11の間の隙間をさらに少なくすることができる。
また高風量形の第2のファンである軸流ファン17を用いるときには、第1のベルマウス9を取り外したときに、室内側開口部は小さな段差と室内側に向かって開口が広がり第2のベルマウスを構成する円錐面10を形成することとなる。
このように実施の形態4の換気装置によれば、高静圧形の第1のファンである遠心ファン3を用いるときには、第1のベルマウス9は回動して取り付けることにより、第1のベルマウス9に設けたL字状の爪20と孔21の傾斜形状により、第1のベルマウス9をフレーム7に引き寄せる方向に力が働き、円錐面10と接合面11を全周にわたって密着することとなるので、円錐面10と接合面11の間の隙間をさらに少なくすることができ、風漏れをさらに低減することができ、静圧をさらに向上することができ、回転数をさらに下げることができ、騒音をさらに低減することができる。
また高風量形の第2のファンである軸流ファン17を用いるときには、第1のベルマウス9を取り外したときに、室内側開口部は小さな段差と室内側に向かって開口が広がり第2のベルマウスを構成する円錐面10を形成することとなるので、低騒音、大風量形の換気装置を提供することができる。
室壁に設けた換気口に配設される形状で、内部にファンを取付けたファンモーターを有し、室内側にベルマウスを有し、お客様の用途に合わせて風量、静圧、騒音特性が異なる多種多様の性能が必要となる、換気装置に有用である。
本発明の実施の形態1の遠心ファンを用いた換気装置の断面図 本発明の実施の形態1の軸流ファンを用いた換気装置の断面図 本発明の実施の形態1のベルマウスの着脱を示す断面図 本発明の実施の形態1の凸部と引掛孔の形状を示す拡大図 本発明の実施の形態1のベルマウス形状を示す図((a)正面図、(b)側面図) 本発明の実施の形態3のベルマウス形状を示す図((a)正面図、(b)側面図) 本発明の実施の形態2の遠心ファンを用いた換気装置の断面図 本発明の実施の形態2の軸流ファンを用いた換気装置の断面図 本発明の実施の形態4の軸流ファンを用いた換気装置の断面図 従来の換気装置の側斜視図
符号の説明
1 室壁
2 パイプ
3 遠心ファン
4 ファンモーター
5 円筒部
6 室内側開口部
7 フレーム
8 前面パネル
9 第1のベルマウス
10 円錐面
10a 円錐面
11 接合面
11a 接合面
12 凸部
13 引掛孔
13a 挿入溝
13b 引掛溝
14 勾配面
15 係合面
16 指回動リブ
17 軸流ファン
18 ガード
19 整流部
20 爪
21 取付孔

Claims (5)

  1. 室壁に設けた換気口に挿入され、高静圧型の第1のファンを有したファンモーターを備えてその内部を通風路とした円筒部と、前記円筒部の室内側開口部に外方に延接し前記室壁に取り付けられるフレームと、前記室内側開口部に位置して前記ファンモーターへの通風を案内する着脱可能な第1のベルマウスとを備え、前記室内側開口部は室内側に向かって開口が広がる円錐面を有し、前記第1のベルマウス外周部には前記円錐面に内接する円錐状の接合面を備え、前記第1のファンは高風量型の第2のファンと交換可能とし、前記接合面の一部には、外周方向へ突出した凸部を備え、前記円錐面には、前記凸部に係合させる挿入溝と引掛溝で構成されるL字形状の引掛孔を備えたものであって、前記引掛溝の前記室内側面に手前から奥に向けて狭くする傾斜を設けた勾配面を形成し、前記勾配面に対応する面に傾斜を設けた係合面を形成したことを特徴とする換気装置。
  2. 第1のベルマウスの前面に凹凸状の指回動リブを設けた請求項1記載の換気装置。
  3. 指回動リブは前記第1のベルマウスの開口と交差する形状にして設けた請求項記載の換気装置。
  4. 円錐面はR形状で形成し、前記接合面を前記円錐面に内接するR形状で形成し、前記第1のベルマウスの前方には、前記第1のベルマウスの開口形状と相似形状で前記接合面のR形状に沿って開口面積が拡大する整流部を有した請求項1または2に記載の換気装置。
  5. 第1のベルマウスおよび第2のベルマウスと前記第1のファンと第2のファンはそれぞれ一対にして構成したことを特徴とする請求項1または2に記載の換気装置。
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