JP2015021651A - 換気構造及び換気具 - Google Patents

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【課題】室内と通気空間とを内壁貫通孔を介して通気させると共に、通気空間から内壁貫通孔の内部まで異物が進入するおそれが低減された換気構造に使用される換気具を提供する。【解決手段】外壁と内壁との間に屋外と連通した通気空間が形成され、室内と通気空間とを連通させる内壁貫通孔が内壁に設けられている換気構造に使用される換気具1を、内壁貫通孔に挿入される筒部11、及び、筒部の一端の周縁から外側に向かって平板状に延出しており、内壁の通気空間側の表面に当接させるフランジ部12を備える換気具本体10と、フランジ部側で筒部の開口を網体21で被覆している網部材20とを具備する構成とする。【選択図】図2

Description

本発明は、建物の室内と屋外とを通気させる換気構造、及び、該換気構造に使用される換気具に関するものである。
建物の室内と屋外とを通気させる換気構造として、壁を貫通するダクトを設け、雨水がダクトを介して室内側に浸入するのを防止するために、換気フードを屋外からダクトに接続した構造が周知である。これは、図9に示すように、屋外側壁材101と室内側壁材102との間に断熱材103を挟んだ壁を貫通する壁貫通孔105にダクト106を嵌挿し、換気フード111の筒部111bを屋外からダクト106に内嵌させると共に、室内の空気をダクト106に送り出す換気ファンなどの換気装置112を室内側からダクト106に接続させたものである。
ところで、建物の壁として、図10に示すように、室内側壁材52aの外側に断熱材52bを配し透湿防水シート52cで被覆した内壁52と、外壁51との間に通気空間53が形成されたものがある。これは、外壁通気工法と称される工法で構築された壁であり、土台側の通気口54と軒側の通気口55を介して、外気が通気空間53を流通する。
このように外壁51と内壁52との間に通気空間53が形成された壁構造の場合、図11に示すように、内壁52を貫通する内壁貫通孔62、及び外壁51を貫通する外壁貫通孔61にダクト65を嵌挿し、換気フード111の筒部111bを屋外からダクト65に内嵌させると共に、換気ファンなどの換気装置112を室内側からダクト65に接続させた換気構造とする場合がある(例えば、特許文献1参照)。これは、図9に示した換気構造を踏襲したものである。この場合、ダクト65を設けた部分では、通気空間53における空気の流通が妨げられるという問題がある。また、そもそも屋外と連通している通気空間53があることから、外壁貫通孔61や換気フード111は不要であると言うこともできる。
そこで、外壁51と内壁52との間に通気空間53が形成された壁構造の場合は、図12に示すように、外壁51に貫通孔を設けることなく、ダクト65を内壁貫通孔62のみに嵌挿し、室内側から換気装置112をダクト65に接続すると共に、ダクト65の他端は通気空間53に開放させる換気構造とすることが考えられる。しかしながら、この場合は、通気空間53を介して、虫や葉などのゴミ(以下、「異物」と称する)がダクト65内に入り込んでしまうおそれがある。通常の換気装置112にはフィルタが取り付けられているため、ダクト65に進入した大きな異物が室内にまで至ることはないが、通常の換気装置112は、図9や図11に示したような屋外側に換気フード111を備える換気構造に使用されることが想定されており、大きな異物の進入は換気フード111に設けられた網体で防止されることを前提としている。そのため、換気装置112のフィルタは、小さな虫やホコリなど小さな異物をフィルタリングするための目の細かなものであり、大きな異物によって早期に目詰まりしてしまうおそれがあった。
そこで、本発明は、上記の実情に鑑み、外壁と内壁との間に屋外と連通した通気空間が形成された壁構造の場合に、室内と通気空間とを内壁貫通孔を介して通気させると共に、通気空間から内壁貫通孔の内部まで異物が進入するおそれが低減された換気構造、及び、該換気構造に使用される換気具の提供を、課題とするものである。
上記の課題を解決するため、本発明にかかる換気構造は、「外壁と内壁との間に屋外と連通した通気空間が形成されており、前記内壁に、室内と前記通気空間とを連通させる内壁貫通孔が設けられており、前記内壁貫通孔の前記通気空間側の開口が、網体で覆われている」ものである。
上記構成の換気構造では、外壁と内壁との間に形成された通気空間と室内とが、内壁貫通孔を介して連通する。通気空間は屋外と連通しているため、屋外から通気空間に流入した外気は、通気空間を流通し、屋外に排出される。これにより、室内と屋外とを、通気空間を介して通気させることができる。そして、内壁貫通孔の通気空間側の開口は網体で覆われているため、屋外から通気空間に異物が入り込んでも、その異物が内壁貫通孔まで入り込むおそれが低減される。なお、網体の材質は特に限定されず、例えば、樹脂製、ステンレス等の金属製とすることができる。
次に、本発明にかかる換気具は、「外壁と内壁との間に屋外と連通した通気空間が形成され、室内と前記通気空間とを連通させる内壁貫通孔が前記内壁に設けられている換気構造に使用される換気具であり、前記内壁貫通孔に挿入される筒部、及び、該筒部の一端の周縁から外側に向かって平板状に延出しており、前記内壁の前記通気空間側の表面に当接させるフランジ部を備える換気具本体と、前記フランジ部側で前記筒部の開口を網体で被覆している網部材とを具備する」ものである。
本構成の換気具は、上述の換気構造に使用されるものである。換気具本体は内壁貫通孔に挿入される筒部を有するため、筒部を内壁貫通孔に挿入した状態で、内壁に支持される。なお、筒部は、ダクトが嵌挿された内壁貫通孔に挿入されるものであっても良い。この場合の筒部は、ダクトに内嵌させるものであっても、内壁通気孔との間でダクトに外嵌させるものであっても良い。
また、換気具本体は、筒部の一端の周縁から外側に向かって平板状に延出したフランジ部を有しており、筒部を通気空間側から内壁貫通孔に挿入することにより、このフランジ部が内壁の通気空間側の表面に当接した状態となる。従って、このフランジ部を内壁の外表面に固定することにより、換気具本体が内壁に支持される。
そして、本構成の換気具は、フランジ部側で筒部の開口を網体で被覆する網部材を備えているため、上述のように換気具本体を内壁に固定すると、内壁貫通孔の通気空間側の開口が網体によって覆われる。これにより、屋外から通気空間に異物が入り込んでも、その異物が内壁貫通孔まで入り込むおそれを低減することができる。
本発明にかかる換気具は、上記構成に加え、「前記網部材は、前記換気具本体に形成された係止部と係合する被係止部を有し、前記換気具本体に対して着脱可能である」ものとすることができる。
「係止部」及び「被係止部」の構成としては、一方が突出部で他方が突出部が嵌入する溝部である構成、一方が雄ネジで他方が雌ネジである構成、一方が突出部で他方が弾性変形により突出部に引掛かる爪状部である構成、を例示することができる。
本構成では、網部材が換気具本体に着脱可能であるため、網部材を換気具本体から取り外し、洗浄してから、再度換気具本体に取り付けることができる。或いは、汚れたり損傷したりした網部材のみを、新品に取り換えることができる。
以上のように、本発明の効果として、外壁と内壁との間に屋外と連通した通気空間が形成された壁構造の場合に、室内と通気空間とを内壁貫通孔を介して通気させると共に、通気空間から内壁貫通孔の内部まで異物が進入するおそれが低減された換気構造、及び、該換気構造に使用される換気具を、提供することができる。
本発明の第一実施形態の換気具の斜視図である。 図1の換気具の分解斜視図である。 図1の換気具の背面図である。 図1の換気具の内壁への固定を例示する背面図である。 図1の換気具を使用した換気構造を示す断面図である。 本発明の第二実施形態の換気具の斜視図である。 図6の換気具を使用した換気構造を示す断面図である。 変形例の換気具及び該換気具を使用した換気構造を示す断面図である。 従来の換気構造を示す断面図である。 外壁と内壁との間に屋外と連通した通気空間が形成された壁構造の説明図である。 図10の壁構造における従来の換気構造を示す断面図である。 図10の壁構造における従来の換気構造の他の例を示す断面図である。
以下、本発明の第一実施形態である換気具1、及び、換気具1を使用した換気構造について、図1乃至図5を用いて説明する。
換気具1は、外壁51と内壁52との間に屋外と連通した通気空間53が形成され、室内と通気空間53とを連通させる内壁貫通孔62が内壁52に設けられている換気構造に使用される換気具1であり、内壁貫通孔62に挿入される筒部11、及び、筒部11の一端の周縁から外側に向かって平板状に延出しており、内壁52の通気空間53側の表面に当接させるフランジ部12を備える換気具本体10と、フランジ部12側で筒部11の開口を網体21で被覆している網部材20とを具備している。また、網部材20は、換気具本体10に形成された係止部と係合する被係止部を有し、換気具本体10に対して着脱可能である。
より詳細に説明すると、換気具本体10において、筒部11は円筒形であり、フランジ部12の外形は四角形である。フランジ部12には、ビスや釘などを挿通可能な小孔部13が複数穿設されている。
網部材20は、円板状の網体21と、網体21の直径方向に延びると共に網体21に対して直角に立ち上がった把持部23と、網体21の外周から直角に、把持部23の突出方向と同一の方向に立ち上がった周壁部22とを備えている。また、周壁部22の外周面には、周方向に延びる突条26が、同一線上に複数形成されている。これらの突条26それぞれの両端面は、何れも他方の端面に向かって傾斜している。これらの突条26が、本発明における被係止部に相当する。
一方、換気具本体10には、筒部11のフランジ部12側の開口の周縁から、内側に向かってフランジ部12と平行に延出した環状部15が形成されている。この環状部15の内径は、網部材20の周壁部22の外径とほぼ等しく設定されている。そして、環状部15からは、フランジ部12側とは反対側の開口に向かって突出した突出部16が複数形成されている。この突出部16の周方向の長さは、網部材20において隣接している突条26と突条26との間の長さにほぼ等しく、突出部16の両端面は突条26の端面の傾斜角度と同一角度で傾斜している。これにより、突出部16は、隣接している突条26と突条26との間を、相対的に通過可能である。それぞれの突出部16の基端(環状部15側の端部)には、周方向の一方に開口し他方が閉塞されたスリット17が、周方向に延びるように円弧状に形成されている。これらのスリット17及び突出部16が、本発明における係止部に相当する。
次に、上記構成の換気具1を内壁52に固定する方法について、主に図5を用いて説明する。内壁52は、室内側壁材52aの外側に断熱材52bを配し透湿防水シート52cで被覆した積層構造であり、内周が円形の内壁貫通孔62が設けられている。内壁貫通孔62には、円筒形のダクト65が嵌挿されている。換気具1の筒部11の外径は、このダクト65の内径にほぼ等しく設定されている。
換気具1を内壁52に固定する際には、外壁51が構築される前に、筒部11をダクト65に屋外側から挿入する。これにより、平板状のフランジ部12が、内壁52の屋外側の表面に当接するため、このフランジ部12を内壁52の外表面に固定することによって、換気具本体10を内壁52に支持させることができる。例えば、図4に示すように、フランジ部12の周縁に沿って屋外側からシーリングテープ70を貼り廻らすことによって、フランジ部12を内壁52に固定することができる。この場合、フランジ部の外形が円形など湾曲した形状である場合は、シーリングテープに襞を寄せるようにして貼る必要があるが、本実施形態ではフランジ部12の外形が四角形であり周辺が直線であるため、シーリングテープ70を貼る作業が容易である。或いは、フランジ部12の筒部11側の面に貼着した両面テープによって、フランジ部12を内壁52に接着することができる。また或いは、フランジ部12に設けられた小孔部13に通したビスや釘によって、フランジ部12を内壁52に固定することができる。また或いは、フランジ部12の筒部11側の面に、接着剤あるいはコーキング剤を塗布し、フランジ部12を内壁52に接着することができる。なお、上記に記載した固定方法の二以上を併用することもできる。
換気具本体10に網部材20を取り付ける際は、筒部11が突出している側、つまり室内側から、網部材20を換気具本体10に向けて接近させる。このとき、換気具本体10の環状部15から突出している突出部16が、網部材20の突条26と突条26との間を通過するように、網部材20を換気具本体10に接近させる。上述したように、網部材20の周壁部22の外径は、換気具本体10の環状部15の内径とほぼ等しいため、周壁部22から突出している突条26は、環状部15の内周縁に沿って環状部15と重畳する。この状態で、網部材20を回転させると、周方向の一方に開口したスリット17に突条26が進入し、突出部16との間で係止される。突条26は、スリット17の閉端に当接するまで深く進入させれば、係止状態が安定するが、図3では、突条26がスリット17の途中まで進入した状態を図示している。なお、網部材20は、網体21から直角に立ち上がった把持部23を有しており、この把持部23を手指で掴むことにより、上記の操作がし易いものとなっている。ここでは、換気具本体10を内壁52に固定してから、網部材20を換気具本体10に取り付ける場合を例示したが、予め網部材20を換気具本体10に取り付けてから、換気具本体10を内壁52に固定しても良い。
上記の操作により、第一実施形態の換気具1が内壁52に固定され、第一実施形態の換気構造が構築される。すなわち、外壁51と内壁52との間に屋外と連通した通気空間53が形成されており、内壁52に、室内と通気空間53とを連通させる内壁貫通孔62が設けられている壁構造において、内壁貫通孔62にはダクト65が嵌挿されており、ダクト65に挿入された筒部11、及び、筒部11の一端の周縁から外側に向かって平板状に延出しており、内壁52の通気空間53側の表面に当接しているフランジ部12を備える換気具本体10と、フランジ部12側で筒部11の開口を網体21で被覆している網部材20と、を備える換気具1が使用されている換気構造である。
なお、内壁貫通孔62及びダクト65の室内側の開口は、図5に例示するように換気ファンなどの換気装置112を接続することができる。
上記の換気構造を構築した後、網部材20を取り外す際は、室内側から網部材20の把持部23を把持し、取り付け時とは反対側に網部材20を回転させる。これにより、突条26がスリット17から抜け出して係合状態が解除されるため、網部材20を手前に引き抜くように、換気具本体10から取り外すことができる。
以上のように、第一実施形態の換気具1及び換気具1を使用した換気構造によれば、内壁貫通孔62及びダクト65の通気空間53側の開口が網体21によって覆われているため、屋外から通気空間53に異物が入り込んでも、その異物が内壁貫通孔62及びダクト65の内部まで入り込むおそれが低減されている。
また、網部材20が換気具本体10に着脱可能であるため、網部材20を換気具本体10から取り外し、洗浄してから、再度換気具本体10に取り付けることができる。或いは、汚れたり損傷したりした網部材20のみを、新品に取り換えることができる。特に、本実施形態では、網部材20を一方向に回転させるのみの容易な操作で、網部材20を換気具本体10から取り外すことができ、他方向に回転させるのみの容易な操作で、網部材20を換気具本体10に取り付けることができる。また、本実施形態では、網部材20を室内側から着脱できるため、外壁51が構築された後でも、問題なく換気具本体10から網部材20を取り外し、また、取り付けることができる。
次に、第二実施形態の換気具2、及び、換気具2を使用した換気構造について、図6及び図7を用いて説明する。第二実施形態の換気具2が第一実施形態の換気具1と相違する点は、筒部11bの突出長さ(筒部11bにおけるフランジ部12側の開口から、他方の開口までの長さ)が、換気具1の筒部11より長い点である。そして、図6に示すように、筒部11bの外周面には、周方向に一周する線状の凹部19が複数設けられている。なお、第一実施形態と同様の構成については、同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
換気具2は、線状の凹部19を複数備えているため、内壁貫通孔62の長さ(内壁52の厚さ)に合わせて、複数の凹部19のうち何れかをガイドとして、筒部11を切断することができる。
このように、筒部11の突出長さを内壁貫通孔62の長さと一致させることにより、図7に示すように、換気具2の筒部11bがダクトを兼ねている第二実施形態の換気構造とすることができる。すなわち、外壁51と内壁52との間に屋外と連通した通気空間53が形成されており、内壁52に、室内と通気空間53とを連通させる内壁貫通孔62が設けられている壁構造において、内壁貫通孔62の全長にわたり挿入された筒部11b、及び、筒部11bの一端の周縁から外側に向かって平板状に延出しており、内壁52の通気空間53側の表面に当接したフランジ部12を備える換気具本体10と、フランジ部12側で筒部11の開口を網体21で被覆している網部材20と、を備える換気具2が使用されている換気構造である。
第二実施形態の換気構造によれば、換気具2の筒部11bがダクトを兼ねているため、少ない部品点数で、簡易に換気構造を構築することができる。
以上、本発明について好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、以下に示すように、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計の変更が可能である。
例えば、図8に示すように、フランジ部12の内周縁から筒部11bとは反対側に短い筒状に突出した短筒部31を設けることができる。これにより、仮に通気空間53内で結露が生じ、水滴が内壁52の屋外側の表面を伝わり落ちても、短筒部31が障壁となり、換気具本体10と網部材20との間の空隙を介して内壁貫通孔62の内部側まで、水滴が滲入するおそれが低減される。加えて、網部材20の網体21において、把持部23が設けられた面とは反対側の面からルーバー28を突出させても良い。このような網部材20を、ルーバー28が下方に向けて傾斜するように換気具10本体に取り付ければ、仮に水滴が短筒部31を超えて伝わり落ちても、ルーバー28に案内されて通気空間53に水滴が排出されるため、網体21の網目を介して内壁貫通孔62の内部側まで、水滴が滲入するおそれが低減される。なお、図8では、第二実施形態の換気具2に短筒部31やルーバー28を設ける場合を例示したが、第一実施形態の換気具1にも同様に短筒部31やルーバー28を設けることができる。
また、上記の実施形態では、換気具1,2の筒部11,11bが円筒状である場合を例示したが、これに限定されるものではなく、内壁貫通孔の形状に合わせて、楕円筒状や角筒状とすることができる。
また、内壁貫通孔62の室内側の開口に、換気装置112を接続する場合を例示したが、これに限定されず、本発明の換気具を、内壁貫通孔62の室内側の開口と、通気空間53側の開口の両方に取り付けることもできる。
1,2 換気具
10 換気具本体
11,11b 筒部
12 フランジ部
16 突出部(係止部)
17 スリット(係止部)
20 網部材
21 網体
26 突条(被係止部)
51 外壁
52 内壁
53 通気空間
62 内壁貫通孔
特開平7−207902号公報

Claims (3)

  1. 外壁と内壁との間に屋外と連通した通気空間が形成されており、
    前記内壁に、室内と前記通気空間とを連通させる内壁貫通孔が設けられており、
    前記内壁貫通孔の前記通気空間側の開口が、網体で覆われている
    ことを特徴とする換気構造。
  2. 外壁と内壁との間に屋外と連通した通気空間が形成され、室内と前記通気空間とを連通させる内壁貫通孔が前記内壁に設けられている換気構造に使用される換気具であり、
    前記内壁貫通孔に挿入される筒部、及び、該筒部の一端の周縁から外側に向かって平板状に延出しており、前記内壁の前記通気空間側の表面に当接させるフランジ部を備える換気具本体と、
    前記フランジ部側で前記筒部の開口を網体で被覆している網部材と
    を具備することを特徴とする換気具。
  3. 前記網部材は、前記換気具本体に形成された係止部と係合する被係止部を有し、前記換気具本体に対して着脱可能である
    ことを特徴とする請求項2に記載の換気具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7076233B2 (ja) 2018-03-12 2022-05-27 フジモリ産業株式会社 換気スリーブ
JP7091086B2 (ja) 2018-02-19 2022-06-27 ホシザキ株式会社 洗浄機

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