JP2015113988A - 換気グリル - Google Patents
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Abstract
【課題】長期間換気装置を運転しても換気グリルのフィルターの目詰まりしにくくすることができることを目的とする。【解決手段】フィルター保持部8は内面に複数の凸部7を有し、フィルターフレーム11は外周に凹部12を有した外周枠13を設けたという構成にしたことにより、フィルターフレーム11の外周の凹部12とフィルター保持部8の内面の凸部7と勘合するので、長期間換気装置を運転してもフィルター9を目詰まりしにくくすることができる換気グリルを得られる。【選択図】図1
Description
本発明は、換気装置の給気口または排気口に使用される換気グリルに関するものである。
従来、この種の換気グリルは、使用者により掃除されるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、その換気グリルについて図7を参照しながら説明する。
図7に示すように、大径の筒状部101は小径の筒状部102により形成された換気装置の本体103の小径の筒状部102内にねじり部105の回動により上下移動する風量調節部106を設け、ねじ部107を回動する回転体108につまみ109を着脱自在に設けることにより、掃除時につまみ109を取り外し、つまみ109およびつまみ109近傍の掃除を容易にすることができる。
このような従来の換気グリルにおいては、長期間換気装置を運転していると徐々に運転の騒音が大きくなることがありその原因の1つとして換気グリルのフィルターが塵や埃等により目詰まりする、という課題を有していた。
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、長期間換気装置を運転しても換気グリルのフィルターの目詰まりしにくくすることができる換気グリルを提供することを目的とする。
そして、この目的を達成するために、本発明は、給気または排気の通風路を形成する通風管に装着される筒部と、壁に沿って外方に向かい突出するフランジ部と、フィルターを保持するためのフィルター保持部とを有する本体と、フィルター網とフィルター網を保持するフィルターフレームを有するフィルターとで構成される換気グリルであって、前記フィルター保持部は内面に複数の凸部を有し、前記フィルターフレームは外周に凹部を有した外周枠を設けたこととしたものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、給気または排気の通風路を形成する通風管に装着される筒部と、壁に沿って外方に向かい突出するフランジ部と、フィルターを保持するためのフィルター保持部とを有する本体と、フィルター網とフィルター網を保持するフィルターフレームを有するフィルターとで構成される換気グリルであって、前記フィルター保持部は内面に複数の凸部を有し、前記フィルターフレームは外周に凹部を有した外周枠を設けた、という構成にしたことにより、フィルターフレームの外周の凹部とフィルター保持部の内面の凸部と勘合することとなるので、フィルターを保持する構造を風路に設けなくても良いので、フィルターの面積を広くすることができ、長期間換気装置を運転しても換気グリルのフィルターの目詰まりしにくくすることができる、という効果を得ることができる。
本発明の請求項1記載の換気グリルは、給気または排気の通風路を形成する通風管に装着される筒部と、壁に沿って外方に向かい突出するフランジ部と、フィルターを保持するためのフィルター保持部とを有する本体と、フィルター網とフィルター網を保持するフィルターフレームを有するフィルターとで構成される換気グリルであって、前記フィルター保持部は内面に複数の凸部を有し、前記フィルターフレームは外周に凹部を有した外周枠を設けた、という構成を有する。これにより、フィルターフレームの外周の凹部とフィルター保持部の内面の凸部と勘合することとなるので、長期間換気装置を運転しても換気グリルのフィルターの目詰まりしにくくすることができる、という効果を奏する。
また、前記外周枠の前記凹部より根元側に穴を設けた、という構成にしてもよい。これにより、穴の面積の分だけ外周枠の面積が減少し、前記外周枠の根元部に働く応力が大きくなることとなるので、本体とフィルターとの着脱が容易にすることができる、という効果を奏する。
また、前記外周枠に複数のスリットを設けた、という構成にしてもよい。これにより、スリットが変形代となり外周枠が変形することとなるので、本体とフィルターとの着脱がより容易にすることができる、という効果を奏する。
また、前記フィルター保持部より前記通風管側に前記凸部よりも中心側に長いフィルター止め凸部を設けた、という構成にしてもよい。これにより、フィルターがフィルター止め凸部に接触してフィルター止め凸部より通風管側に進まないこととなるので、フィルターを本体に不適正な位置に設置することを防止することができる、という効果を奏する。
また、前記フィルターフレームに室内側に突出する取っ手部を設け、前記取っ手部は向かい合った板で前記板の両端に近づくほど互いの距離が離れる曲面形状である、という構成にしてもよい。これにより、指と取っ手部とが密着することとなるので、本体とフィルターとの着脱が適切な力で容易にすることができる、という効果を奏する。
また、前記室内側の前記フィルターフレームを十字形状とする、という構成にしてもよい。これにより、力がかかる点とフィルターフレームとの距離を短くしてフィルター網にかかるトルクを小さくすることとなるので、フィルター網の破れを防止することができる、という効果を奏する。
また、前記フランジ部から前記凸部までの距離と前記凹部から前記フィルター網までの距離がほぼ等しい、という構成にしてもよい。これにより、凸部に凹部を勘合させることとなるので、フィルターの清掃を容易にすることができる、という効果を奏する。
また、前記フィルターおよび前記フィルター保持部とが円形状である、という構成にしてもよい。これにより、円形状のフィルターを円形状のフィルター保持部に勘合させることとなるので、フィルターの向きに関係なくフィルターの着脱を容易にすることができる、という効果を奏する。
また、前記本体の内部に螺旋状に凸部を設け、前記凹部を螺旋形状の設けた、という構成にしてもよい。これにより、螺旋状に設けた凸部に螺旋形状の凹部を勘合させることとなるので、本体からフィルターが落下しにくくすることができる、という効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1〜図4に示すように、本体1の一方には給気または排気の通風路を形成するダクトである通風管2に装着される筒部3を設け、他方には壁4に沿って外方に向かい突出するフランジ部5を設け、筒部3とフランジ部5との間には換気口6を設け、換気口6のフランジ部5の付近には内面に中心に向って突出する複数の凸部7を有するフィルター保持部8を設け、本体1に装着されるフィルター9にはフィルター網10とフィルター網10を保持するフィルターフレーム11とを設け、フィルターフレーム11の外周にはフィルター9の中心に向って凹んだ凹部12を有する外周枠13を設ける。
図1〜図4に示すように、本体1の一方には給気または排気の通風路を形成するダクトである通風管2に装着される筒部3を設け、他方には壁4に沿って外方に向かい突出するフランジ部5を設け、筒部3とフランジ部5との間には換気口6を設け、換気口6のフランジ部5の付近には内面に中心に向って突出する複数の凸部7を有するフィルター保持部8を設け、本体1に装着されるフィルター9にはフィルター網10とフィルター網10を保持するフィルターフレーム11とを設け、フィルターフレーム11の外周にはフィルター9の中心に向って凹んだ凹部12を有する外周枠13を設ける。
上記構成とすることにより、外周枠13の凹部12にフィルター保持部8の凸部7を勘合させることによってフィルター9を本体1に保持し、フィルター9を保持する構造をフィルター9の外周と本体1の内面との間に設けることで、フィルター9を保持する構造を風路に設けなくても良いので、フィルター9を保持する構造のためにフィルター網10の面積が狭くなる事を防ぐことができる。
よって、フィルター網10の面積を広くすることが可能となり、これによって、換気グリルのフィルター網10が塵や埃等による目詰まりがしにくくなる。
また、外周枠13を円形状ではなく複数の円弧形状となるようにスリット14を、好ましくは4箇所以上設け、外周枠13の凹部12よりも室内15側に穴16を設けてもよい。
これにより、スリット14および穴16の体積分だけ材料費を安くすることができるとともに、スリット14を変形代とすることで外周枠13は容易に中心側に変形することができ、穴16によって外周枠13に少し力を加えただけでも外周枠13の根元部には大きな応力が働くことになり、外周枠13はより容易に中心側へ変形しやすくなる。
これにより、フィルター9を本体1から容易に着脱することができる。
また、換気口6の内面のフィルター保持部8よりも通風管2側に凸部7よりも中心側に長いフィルター止め凸部17を、好ましくは2箇所以上に設ける。
これにより、凸部7と凹部12が勘合した状態から通風管2側に押し込まれたとしても、フィルター9とフィルター止め凸部17が接触して、フィルター9はフィルター止め凸部17よりも通風管2側に進むことがなくなるため、フィルター9をフィルター保持部8よりも通風管2側に設置して、フィルター9を取り外すことが困難になるということを防止することができる。
また、フィルターフレーム11の室内15側を十字形状として、中心部に室内15側に突出する取っ手18を設ける。
なお、取っ手18は向かい合った1対の板であり、板の中心であるほど互いの距離が近づき、板の両端に近づくほど互いの距離が離れる曲面形状である。
また、フィルターフレーム11を十字形状とすることで、フィルター網10に力を加えられたとしてもフィルター網10の力を加えられた点とフィルターフレーム11までの距離が短くなり、フィルター網10にかかるトルクは小さくなるため、フィルター網10を破れにくくする。
そして、取っ手18は曲面形状を設けることによって、指と取っ手18が密着することになるため、指と取っ手18の接触面積が増え均等に取っ手18に力が伝わり本体1とフィルター9の着脱をより容易行うことができるとともに、取っ手18に大きな力をかけすぎても、取っ手18は曲面形状と応力の集中を防ぐことで壊れにくくなる。
また、フィルター網10をフィルターフレーム11の室内15の近くに配置し、フランジ部5から凸部7までの距離と凹部12からフィルター網10までの距離をほぼ等しくする。
これによって、凸部7を凹部12に勘合させた時に、フィルター網10とフランジ部5とは室内15側から見たときの表面がほぼ同一平面状に配置されることになる。
これにより、フィルター網10が本体1のほぼ表面に配置されることになり、フィルター9を本体1に取り付けたままでもフィルター網10の表面に付着した塵や埃等を拭き取ったり掃除機で吸い取ったりという清掃を容易にすることができるとともに、フィルター9が本体1よりも室内15側に突出して、意匠性が悪くなるということも防ぐことが可能となる。
また、フィルター9およびフィルター保持部8を円形状にする。すなわち、換気口6を円形状にするということである。
これにより、円形状のフィルター9を円形状のフィルター保持部8に勘合させることになるため、フィルター9の向きに関係なくフィルター9の着脱を容易に行うことができる。
また、図5および図6に示すように、凸部7をフィルター保持部8に螺旋状に配置し、凹部12も螺旋形状にすることにより、フィルター保持部8にめねじ構造を設け、外周枠13におねじ構造を設けることで、螺旋状に設けた凸部7と螺旋形状の凹部12を勘合させ、フィルター9を螺旋形状に沿って回転させることでフィルター9は本体1の内部に取付けられることとなるため、外周枠13が変形しなくても本体1とフィルター9の着脱が可能となる。
さらに、スリット14や穴16を抹消して外周枠13を変形しにし、フィルター9を回転することでのみ本体1から着脱可能とすることで、フィルター9が本体1から落下しにくくなるという効果を奏する。
本発明にかかる換気グリルは、長期間換気装置を運転しても換気グリルのフィルターの目詰まりしにくくすることができることを可能とするものであるので、換気扇等のルーバー等としても有用である。
1 本体
2 通風管
3 筒部
4 壁
5 フランジ部
6 換気口
7 凸部
8 フィルター保持部
9 フィルター
10 フィルター網
11 フィルターフレーム
12 凹部
13 外周枠
14 スリット
15 室内
16 穴
17 フィルター止め凸部
18 取っ手
2 通風管
3 筒部
4 壁
5 フランジ部
6 換気口
7 凸部
8 フィルター保持部
9 フィルター
10 フィルター網
11 フィルターフレーム
12 凹部
13 外周枠
14 スリット
15 室内
16 穴
17 フィルター止め凸部
18 取っ手
Claims (9)
- 給気または排気の通風路を形成する通風管に装着される筒部と、壁に沿って外方に向かい突出するフランジ部と、フィルターを保持するためのフィルター保持部とを有する本体と、フィルター網とフィルター網を保持するフィルターフレームを有するフィルターとで構成される換気グリルであって、前記フィルター保持部は内面に複数の凸部を有し、前記フィルターフレームは外周に凹部を有した外周枠を設けたことを特徴とする換気グリル。
- 前記外周枠の前記凹部より根元側に穴を設けたことを特徴とする請求項1に記載の換気グリル。
- 前記外周枠に複数のスリットを設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の換気グリル。
- 前記フィルター保持部より前記通風管側に前記凸部よりも中心側に長いフィルター止め凸部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の換気グリル。
- 前記フィルターフレームに室内側に突出する取っ手部を設け、前記取っ手部は向かい合った板で前記板の両端に近づくほど互いの距離が離れる曲面形状であることを特徴とする請求項1に記載の換気グリル。
- 前記室内側の前記フィルターフレームを十字形状とすることを特徴とする請求項1、5のいずれかに記載の換気グリル。
- 前記フランジ部から前記凸部までの距離と前記凹部から前記フィルター網までの距離がほぼ等しいことを特徴とする請求項1、2、4のいずれかに記載の換気グリル。
- 前記フィルターおよび前記フィルター保持部とが円形状であることを特徴とする請求項1または4に記載の換気グリル。
- 前記本体の内部に螺旋状に凸部を設け、前記凹部を螺旋形状の設けたことを特徴とする請求項1、2、4、7のいずれかに記載の換気グリル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013253863A JP2015113988A (ja) | 2013-12-09 | 2013-12-09 | 換気グリル |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP2015113988A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106568182A (zh) * | 2015-10-13 | 2017-04-19 | 宁夏琪凯节能设备有限公司 | 一种节能型中央空调风口 |
WO2020044490A1 (ja) * | 2018-08-30 | 2020-03-05 | 佐伯 午郎 | 吸気口用フィルタ |
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2013
- 2013-12-09 JP JP2013253863A patent/JP2015113988A/ja active Pending
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WO2020044490A1 (ja) * | 2018-08-30 | 2020-03-05 | 佐伯 午郎 | 吸気口用フィルタ |
JPWO2020044490A1 (ja) * | 2018-08-30 | 2021-08-26 | 佐伯 午郎 | 吸気口用フィルタ |
JP7391024B2 (ja) | 2018-08-30 | 2023-12-04 | 午郎 佐伯 | 吸気口用フィルタ |
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