JP5278925B1 - 電気掃除機の補助用ホース - Google Patents

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Abstract

【課題】収納が嵩張らず、掃除をする環境に応じて汎用性に富み、それぞれの環境において適切に塵埃の吸い込みを行うことのできる電気掃除機の補助用ホースを提供する。
【解決手段】掃除機本体50に着脱自在に取付けられる吸気管53に対して互換的に取付けられる可撓性の補助用ホース10であって、その先端部に、少なくとも第1吸気口24を有し掃除環境に応じて変形された異種類の複数のブラシ部20のうちの一つが選択的に取り付けられる円筒形のブラシ取付け部40と、ブラシ取付け部40の掃除機本体側の部分に、第2吸気口32を有し該第2吸気口32の面積を可変し得る吸気量調節部30と、が備えられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は電気掃除機の補助用ホースに係り、掃除機本体に着脱自在に取付けられる吸気管あるいは該吸気管のうち一部の吸気管に対して互換的に取付けられる補助用ホースに関する。
掃除機本体に着脱自在に取り付けられる主吸気管に対して互換的に取り付けられる補助用吸気管は、たとえば下記特許文献1あるいは下記特許文献2によって知られている。
下記特許文献1には、電気掃除機を肩掛け式として用いることができ、この際に、吸気管に代えて蛇腹ホースを取り付ける構成のものが開示されている。また、下記特許文献2には、電気掃除機の吸気管に代えて空気調和器の掃除具を取り付ける構成のものが開示されている。
特開2009-261501号公報 特開2002-065526号公報
しかし、特許文献1に開示される蛇腹ホース、特許文献2に開示される掃除具は、いずれも、使用の用途がほぼ定まったものとして構成されたものである。すなわち、たとえば特許文献2の場合、空気調和機の清掃具として、そのブラシ部とこのブラシ部とを接続する吸気管(蛇腹部)は一体のものとして形成されたものとなっている。したがって、他の箇所の清掃をするには、該清掃具自体を掃除機本体から外すとともに、他の箇所の清掃に適したブラシ部とこのブラシ部を一体に接続する吸気管とを有する他の清掃具を用意しなければならず、これら清掃具を用途に応じて多数用意することは、収納が嵩張るという不都合を有している。
また、空気調和機の清掃具を用いて該空気調和機以外の他の電化製品を清掃する場合において、該清掃具のブラシ部に形成されている吸気口は一定の形状として形成されているため吸引力は変わらず、他の電化製品にとって吸引力が大きくなってしまう場合がある。すなわち、たとえば空気調和機用の清掃具として形成した場合は、他の電化製品への適用に制限が付され、汎用性に乏しくなるという不都合を有したものとなっていた。
本発明は、このような事情に基づいてなされたものであり、その目的は、収納が嵩張らず、掃除をする環境に応じて汎用性に富み、それぞれの環境において適切に塵埃の吸い込みを行うことのできる電気掃除機の補助用ホースを提供することにある。
このような目的を達成するために、本発明は、まず、掃除機本体に着脱自在に取付けられる吸気管あるいは該吸気管のうち先端部の吸気管に互換的に取付けられる補助用ホースはたとえば一つとし、この補助用ホースの先端部には、掃除をする環境に応じて変形された種類の異なる複数のブラシ部のうちの一つが選択的に取り付けられる円筒形のブラシ取付け部が取り付けられているものとしたものである。これによって、補助用ホースと別体に各ブラシ部を単独に形成でき、また、各ブラシ部を比較的小さく構成できることから収納が嵩張るという不都合を解消できるようになる。
そして、ブラシ取付け部と掃除機本体側に近接する部分に、吸気口を形成しこの吸気口の面積(吸気面積)を可変し得る吸気量調節部を形成するようにしたものである。これにより、ブラシ部において吸引力が一定であっても、この吸引力は吸気量調節部によって調節でき、掃除をする環境に応じた適切な吸引力を得ることができる。
これにより、掃除をする環境に応じて適切なブラシ部を選択でき、さらに、その環境において適切に塵埃の吸い込みを行うことができるようになる。
(1)
本発明の電気掃除機の補助用ホースは、
掃除機本体に取り付けられ吸引操作部が具備された第1吸気管に着脱自在に取付けられる第2吸気管に対して互換的に取り付けられる可撓性の補助用ホースであって、
その先端部に、少なくとも第1吸気口を有し掃除環境に応じて変形された異種類の複数のブラシ部のうちの一つが選択的に取り付けられる円筒形のブラシ取付け部と、
前記ブラシ取付け部の前記掃除機本体側の部分に、第2吸気口を有し該第2吸気口の面積を前記ブラシ部における吸引力の程度を調整できるように可変し得る吸気量調節部と、が備えられ、
前記吸気量調節部は、前記ブラシ取付け部から延在された円筒材の長手方向に沿って複数設けられた前記第2吸気口と、前記円筒材の表面を該円筒材の長手方向に沿って移動するスライド部とを有し、該スライド部を前記円筒材に対し螺合させて回動させ第2吸気口の面積を可変できるようにし、
掃除環境に応じたブラシ部を選択できることを特徴とする。
(2)
また、他の本発明の電気掃除機の補助用ホースは、
掃除機本体の吸い込み孔に着脱自在に取付けられる吸気管に対して互換的に取付けられる可撓性の補助用ホースであって、
その先端部に、少なくとも第1吸気口を有し掃除環境に応じて変形された異種類の複数のブラシ部のうちの一つが選択的に取り付けられる円筒形のブラシ取付け部と、
前記ブラシ取付け部の前記掃除機本体側の部分に、第2吸気口を有し該第2吸気口の面積を前記ブラシ部における吸引力の程度を調整できるように可変し得る吸気量調節部と、 が備えられ、
前記吸気量調節部は、前記ブラシ取付け部から延在された円筒材の長手方向に沿って複数設けられた前記第2吸気口と、前記円筒材の表面を該円筒材の長手方向に沿って移動するスライド部とを有し、該スライド部を前記円筒材に対し螺合させて回動させ第2吸気口の面積を可変できるようにし、
掃除環境に応じたブラシ部を選択できることを特徴とする。
(3)さらに、他の電気掃除機の補助用ホースは、
掃除機本体には吸気管の基端部が嵌合される吸込み孔を有し、
前記補助用ホースの基端部は、該基端部に挿入される円筒材であって選択的に使用できるアダプタを介在させて、前記掃除機本体の前記吸込み孔に嵌合されることを特徴とする。
上述のように構成された電気掃除機の補助用ホースは、収納が嵩張らず、掃除をする環境に応じて汎用性に富み、それぞれの環境において適切に塵埃の吸い込みを行うことができるようになる。
(a)は補助用ホースのブラシ取付け部を示す側面図、(b)はスライド部を摺動させた状態を示す側面図である。 (a)は本発明の補助用ホースを電気掃除機の掃除機本体に取り付けた図、(b)は通常状態にある電気掃除機を示した図である。 (a)ないし(e)は、それぞれ、本発明の補助用ホースに取り付けられるブラシ部である。 補助用ホースのブラシ取付部の他の実施例を示す図である。 (a)は、本発明の電気掃除機の補助用ホースの第1吸気管に取り付けられる基端部を示した側面図、(b)、(c)は補助用ホースの基端部が第1吸気管に取り付けられた状態を示す断面図である。 (a)、(b)は、本発明の補助用ホースの基端部に取り付けられるアダプタの他の実施例を示す構成図、(c)は、アダプタを介して補助用ホースの装着体が第1吸気管に嵌合されている状態を示す図、(d)、(e)は、他の種類のアダプタを示す平面図である。 本発明の補助用ホースの吸気量調節部の他の実施例を示す構成図である。 (a)、(b)、(c)は、図7に示す吸気量調節部に用いられる吸気量調整板を示す図である。 (a)、(b)、(c)は、図7に示す吸気量調節部に用いられる吸気量調整板を示す図である。 (a)、(b)は、本発明の補助用ホースの吸気量調節部の他の実施例を示す構成図である。 本発明の補助用ホースの他の使用態様を示す図である。 図11に示す使用態様においてアダプタを用いる場合の説明図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、実施形態という)について詳細に説明する。なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。
(実施態様1)
図2(a)は、本発明に係る補助用ホースを掃除機本体に取り付けた場合を示した図である。
図2(a)において、補助用ホース10は、可撓性の蛇腹構造のホースであって、先端部において、ブラシ部20が着脱自在に取り付けられるようになっている。補助用ホース10の先端部と反対側の基端部は掃除機本体50に接続される第1吸気管53Aに着脱自在に取付けられるようになっている。この第1吸気管53Aは、通常、掃除機本体50に取り付けられる吸気管53の一部を構成し、たとえば床用吸込具(図2(b)にて符号54で示す)を具備する第2吸気管(図2(b)にて符号53Bで示す)を着脱自在に取付けることができるようになっている。ここで、ブラシ部20は、後述の説明で明らかとなるように、掃除環境に応じて変形された異種類の複数のブラシ部20のうちの一つが選択的されて取り付けられたものとなっている。また、ブラシ部20の取付け部には掃除機本体50側に吸気量調節部30が設けられている。
なお、掃除機本体50には、補助用ホース10を介して吸気を行う電動送風機51、補助用ホース10を介して吸い込んだ塵埃を収納する集塵室52が内蔵されている。
なお、電気掃除機は、図2(b)に示すように、通常、掃除機本体50に吸気管53が取り付けられて使用されるようになっている。この場合、吸気管53は、たとえば、掃除機本体50に着脱自在に取付けられる第1吸気管53Aと、この第2吸気管53に着脱自在に取付けられる第2吸気管53Bとから構成されている。第1吸気管53Aには把持部55、この把持部55に近接して設けられる吸引駆動スイッチ56、および吸引量調節スイッチ57等が設けられている。第2吸気管53Bには、その先端部に床用吸込具54が取り付けられている。これにより、操作者は、把持部55を把持した状態で、吸引駆動スイッチ56および吸引量調整スイッチ57等の操作をしながら、第2吸気管53Bの床用吸込具54を通して床面の塵埃等を吸引できるようなっている。補助用ホース10は、第2吸気管53Bを第1吸気管53Aから外した後に、該第2吸気管53Bに代えて取り付けられて使用されるようになっている。
図3(a)ないし(e)は、それぞれ、補助用ホース10に取り付けられるブラシ部20であって、掃除を環境に応じて変形された異種類の複数のブラシ部のうちの一例を示した図である。なお、図3(a)ないし(e)において、それぞれ、右側の図は側面図を、左側の図は正面図を示している。
図3(a)に示すブラシ部は、補助用ホース10の後述するブラシ取付け部(図1にて符号40で示す)に嵌合される円筒部(内径d)21に該円筒部21の軸方向に直交する平面22Aを有する台部22を備え、該平面22Aにブラシ23が刷毛状に植設されて構成されている。また、台部22の平面22Aには円筒部につながる吸気口24(この明細書で第1吸気口24と称する場合がある)がブラシ23の間に形成されている。このように構成されたブラシ部20は、広範囲の環境において使用することができ、塵埃が比較的多い箇所において使用する場合において好適となる。
図3(b)に示すブラシ部20は、補助用ホース10のブラシ取付け部40に嵌合され比較的長めの円筒部(内径d)21の側面に該円筒部21の長手方向に沿ってブラシ23が刷毛状に植設されて構成されている。また、円筒部21はその先端が閉塞され、側面において該円筒部21の長手方向に沿って複数の吸気口24(この明細書で第1吸気口24と称する場合がある)がブラシ23の間に形成されている。このように構成されたブラシ部20は、たとえば柔らかく傷つき易い和人形、布、花等を掃除する場合に使用することができ、また、比較的幅広の溝等を掃除する場合に好適となる。
図3(c)に示すブラシ部は、補助用ホース10のブラシ取付け部40に嵌合され比較的短めの円筒部(内径d)21の側面に散在的にブラシ23が散在的に植設されて構成されている。また、円筒部21はその先端が閉塞され、側面においてブラシ23の間に散在的に複数の吸気口24(この明細書で第1吸気口24と称する場合がある)が形成されている。このように構成されたブラシ部20は、ホースの内壁面、あるいは花瓶類の内壁面に付着しているごみ等を除去するのに好適となる。
図3(d)に示すブラシ部20は、補助用ホース10のブラシ取付け部40に嵌合され比較的長めの細い円筒部(内径d)21の先端部に丈の短いブラシ23が刷毛状に植設されて構成されている。また、円筒部21はその先端部のブラシ23の間の側面に吸気口24(この明細書で第1吸気口24と称する場合がある)が形成されている。このように構成されたブラシ部20は、比較的狭い箇所あるいは小さな窪みに付着しているごみ等を除去するのに好適となる。
図3(e)に示すブラシ部20は、補助用ホース10のブラシ取付け部40に嵌合され比較的長めの細い円筒部(内径d)21からなり、先端部に向かうに従い扁平形状となり、先端において長孔を有するようになっている。円筒部21に形成される前記長孔がそのまま吸気口24(この明細書で第1吸気口24と称する場合がある)として形成されるようになっている。このように構成されたブラシ部20は、幅狭であって深い溝内に堆積する塵埃等を吸引する場合に使用することが好適となる。なお、図3(e)に示したブラシ部20は、ブラシを有しないものとして構成されたものであるが、この明細書では、このような構成のものをも含めてブラシ部と称する。
図1(a)は、補助用ホース10のブラシ取付け部40を示す側面図である。ブラシ取付け部40は、円筒材41からなり、その一端が補助用ホース10の先端部に挿通されて取り付けられている。ブラシ取付け部40の他端部は、外径がd’(dより若干小さめの値)となっており、この他端部にたとえば図3(a)〜(e)に示したブラシ部20の一つが挿通されて取り付けられるようになっている。また、円筒材41からなるブラシ取付け部40は、その掃除機本体50側の部分に吸気量調節部30が形成されている。吸気量調節部30は、円筒材41における該吸気量調節部30の約半分の領域にわたって円筒形のスライド部31が該円筒材41に挿通されて配置され、このスライド部31は、該吸気量調節部30の一方の領域(たとえば図中左側の領域)から他方の領域(たとえば図中右側の領域)に及んで摺動できるようになっている。そして、吸気量調節部30の他方の領域には、円筒材41の長手方向に沿って複数(図1ではたとえば5個)の吸気口32(この明細書では第2吸気口32と称する場合がある)が形成されている。吸気量調節部30をこのように構成することによって、図1(b)の矢印αに示すように、スライド部31を円筒材41に沿って摺動させることによって、第2吸気口32の幾つかあるいは全部を被うようにすることができるようになっている。この場合、スライド部31の内周面と円筒材の外周面との間の隙間は僅かに設定されているため、スライド部31によって被われた第2吸気口32は、吸気口としての機能が失われるようになっている。
このように構成した吸気量調節部30は、掃除機本体50から補助用ホース10を通して空気を吸い込む場合、ブラシ部20の第1吸気口24の他に、第2吸気口32をも通してなされることになる。この場合、スライド部31によって各第2吸気口32のそれぞれを被うようにした場合、掃除機本体50からの空気の吸い込みはブラシ部20の第1吸気口24のみを通すことになり吸引力が大きくなる。そして、スライド部31の摺動によって、第2吸気口32のそれぞれをスライド部31から順次露呈させることにより、掃除機本体50からの空気の吸い込みは第1吸気口24の他に第2吸気口32をも通してなされ、該第2吸気口32の数に応じて吸引力が減少するようになる。これにより、吸気量調節部30におけるスライド部31の操作によって、ブラシ部20における第1吸気口24による空気の吸引力の程度を調節することができるようになる。
なお、図1は、スライド部31を円筒材41に沿って単に摺動させる構成としたものである。しかし、これに限定されることはなく、図1(b)と対応する図である図4に示すように、円筒材41の外周面とスライド部31の内周面のそれぞれに互いに噛み合う螺子41Aを形成し、スライド部31を周方向(図中β方向)に回転させることにより、該スライド部31をたとえば矢印α方向に移動させるように構成してもよいことはいうまでもない。同様の効果が得られるからである。
図5(a)は、補助用ホース10の第1吸気管53Aとの取付けがなされる基端部を示した側面図である。図5(a)に示すように、補助用ホース10の基端部には、該補助用ホース10よりも径の大きな円筒形からなる装着体45を備え、この装着体45は第1吸気管53Aに装着されるようになっている。この場合、第1吸気口53Aによってはその第1吸気管53Aの径が異なっている場合があることに鑑み、円筒形のアダプタ46を選択的に用いることができるようになっている。このアダプタ46は、装着体45に挿通することによって該装着体45の外径を該アダプタ46によって増大させる機能を有するようになっている。この場合、アダプタ46は、外径の異なるものを数種用意しておくことによって、各種の第1吸気管53Aに補助用ホース10を着脱自在に取り付けることができるようになる。なお、図5(b)は、装着体45をアダプタ46を用いることなく第1吸気管53Aに装着した場合を示し、図5(c)は、装着体45にアダプタ46を挿通させた状態で第1吸気管53Aに装着した場合を示している。
また、図6(a)は、前記アダプタ46の他の実施例を示した側面図で、アダプタ45の外周面には軸方向に沿った溝部46Aが形成されている。この溝部46Aは、図6(a)のb−b線における断面図である図6(b)に示すように、アダプタ45の周方向に沿ってたとえば等間隔に4個設けられている。このような溝46Aを具備するアダプタ46を図5(c)に示したように用いた場合、軸方向に垂直な平面で断面をとった図6(c)で示すように、アダプタ46と第1吸気口53Aの間に前記溝46Aによる空気通路が形成されることになる。このため、アダプタ46において、たとえば、図6(d)に示すように溝部46Aが2個あるもの、図6(e)に示すように溝部46Aが3個ある物等を予め用意しておき、必要に応じてこれらを選択して用いることにより、外気からの吸入量を多くでき、このため、補助用ホース10のブラシ部20における吸引流量を少なくできるので、該ブラシ部20の吸引力を調整できる効果を奏する。
また、補助用ホース10は、たとえば約3mの長さを有し、ブラシ取付け部40、吸気量調節部30、および装着体45を除く部分は、たとえば蛇腹形状で構成され、その径はたとえば約5mmとなっている。このため、補助用ホース10は、重量を軽く構成でき、掃除機本体50から比較的近い箇所を掃除する場合において、該補助用ホース10の途中において容易に巻回でき、掃除機本体50とブラシ部20との間を適当な距離に設定することができる。
このように構成した電気掃除機の補助用ホース10は、その先端部に、掃除環境に応じて変形された種類の異なる複数のブラシ部20のうちの一つが選択的に取り付けられ、これにより、掃除環境に適した掃除をすることができる効果を奏する。この場合、補助用ホース10が一つであるのに対し、ブラシ部20のそれぞれは比較的小さく構成できることから、これら種類の異なるブラシ部20が多数あっても、収納が嵩張るという不都合を解消できるようになる。
そして、ブラシ取付け部40の掃除機本体50側の部分に、第2吸気口32を形成しこの第2吸気口32の面積(吸気面積)を可変し得る吸気量調節部30を形成していることから、掃除環境に応じた適切な吸引力を得ることができる。すなわち、掃除をする箇所に対応する適切なブラシ部20を選択しても、ブラシ部20に形成されている第1吸気口24は形状が決まっていることから吸引力が一定となってしまう。この場合、掃除をする対象が、たとえば和人形、あるいは紙等の場合に、吸引力が大きいと対象物の破損に至る場合がある。この場合において、吸気量調節部30によって適切な吸引力を得ることによって上記不都合を解消することができる。なお、このような効果を得るため、ブラシ部20のそれぞれに吸気量調節部30を形成することが考えられる。しかし、このようにした場合、各ブラシ部20の構成が複雑となるのに対し、上述した実施態様に示すように、ブラシ取付け部40に吸気量調節部30を形成することによって、構成を簡単にすることができる効果を奏する。
このことから、本発明による電気掃除機の補助用ホース10によれば、掃除をする環境に応じて適切なブラシ部20を選択でき、さらに、その環境において適切に塵埃の吸い込みを行うことができるようになる。また、吸気量調節部30を具備させることによって、ブラシ部20の形状が多様にわたって変化したものであっても、その形状に合わせた適格な吸気量を調節できることから、種類の異なるブラシ部(図3に示したブラシ部以外のブラシ部も含まれる)を多数作成できるという効果を奏する。
(実施態様2)
図7は、補助用ホース10の吸気量調整部30の他の実施態様を示す構成図である。図7に示すように、吸気量調整部30における管体部を第1管体部30Aおよび第2管体部30Bに分割し、これら第1管体部30Aおよび第2管体部30Bは、互いに螺合されて一体化できるようになっている。第1管体部30Aの先端部と第2管体部30Bの内壁面に形成された凸部61には吸気量調整板60が挟持されて配置できるようになっている。該吸気量調整板60は、種別の異なる他の吸気量調整板と交換可能に配置できるようになっている。
図8(a)、(b)、(c)は、吸気量調整板60を平面的に観た図で、それぞれ、空気が流入できる面積を中心軸を通る開き角の異なる開口形状によって変化させたものとなっている。また、図9(a)、(b)、(c)は、それぞれ、空気が流入できる面積を径の異なる同心円の開口形状によって変化させたものとなっている。なお、図中において、吸気量調整板60の開口を符号65で示している。
このような構成において、必要に応じて、空気が流入できる面積の異なる各種の吸気量調整板60を交換して用いることによって、補助用ホース10のブラシ部20の吸引力を調整できる効果を奏する。
なお、このように吸気量調整板60を用いる吸気量調整部30は、それ独自で構成してもよく、また、図1に示した吸気量調整部と並設させて構成するようにしてもよいことはもちろんである。
(実施態様3)
実施態様1で示した吸気量調節部30は、ブラシ取付け部40から延在された円筒材41に該円筒材41の長手方向に沿って設けられた複数の吸気口32と、該円筒材41に挿通され該円筒材41の長手方向に沿って摺動するスライド部31とを有し、該スライド部31の摺動にともなう各吸気口32の幾つかあるいは全部を塞ぐことによって、該吸気口32の面積を可変させるようにしたものである。しかし、前記吸気口32は、複数に限定されることはなく、図1に対応づけて描いた図10に示すように、円筒材41の長手方向に沿って延在する長孔32’であってもよい。同様の効果が得られるからである。また、図10に示す構成において、図4に示したように、円筒材41の外周面とスライド部31の内周面のそれぞれに互いに噛み合う螺子を形成し、スライド部31を周方向に回転させることにより、該スライド部31をたとえば図中矢印α方向に移動させるように構成してもよいことはいうまでもない。
(実施態様4)
上述した実施例では、補助用ホース10を掃除機本体50に接続される第1吸気管53Aに着脱自在に取付けるようにしたものである。しかし、これに限定されることはない。たとえば、図11に示すように、補助用ホース10を掃除機本体50に直接取り付けるようにしてもよい。補助用ホース10は、その基端が掃除機本体50の吸い込み孔53’に挿入されることによって、掃除機本体50に取り付けられるようになっている。
この場合、補助用ホース10と掃除機本体50の間には、吸引量調節スイッチ(図2にて符号57で示す)を具備する第1吸気管(図2にて符号53Aで示す)が存在していないことから、吸引力が比較的大きくなる。したがって、このような場合に本実施態様を適用することができる。
また、このように実施態様4を適用する場合にも、図12に示すように、補助用ホース10の装着体45と掃除機本体50の吸い込み孔53’との間に、アダプタ46を用いないで使用したり(図12(a))、該アダプタ46を用いる(図12(b))ことができるのはいうまでもない。さらに、該アダプタ46において、図6に示したように溝部46Aを有するものを適用させ、吸引力を調整するようにできるようにしてもよいことはもちろんである。
また、吸気量調節部30は、上述した構成以外のものであってもよいことはもちろんである。要は、吸気量調整部30は、第2吸気口32の面積(吸気面積)を可変し得る構成となっていればよい。
以上説明したことから明らかとなるように、本発明の効果を纏めると以下のようになる。
すなわち、従来の家庭掃除機において掃除をする際、電力量(W)の出力加減によって調整が行われるが、掃除をする対象や場所によっては吸引力が強くなり過ぎたり、あるいは、ホースが太く重すぎたり、特に、女性の長時間の掃除機掛けには無理があった等のように家庭用の掃除能力に限界が生じていた。そして、ホースの軽量化を図るため、該ホースの小口径化を行う場合、吸引力は必要以上に高まってしまう不都合を生じる。
このため、従来ホースに代えて本発明のホースを差し込み、従来ホースの口径より本発明のホースの口径が小さくなって吸引力が高まった分を考慮し、ブラシ部の穴数を従来ホースの穴数よりも多くし、従来のホースの口径面積あたりの吸引力を分散させ、本発明のホースのブラシ部の穴への吸引力を弱めている。さらに、本発明のホースの一部に吸い込む分散穴を設け、この穴の吸い込み面積を変化できるようにすることにより、吸引力をコントロールできるようにしている。そして、ブラシ部の先端にブラシを設け、ブラシと吸い込み穴からの距離を一定にすることにより、適当な吸引力を保ちながら、ブラシ面の全体での吸引力を弱めるようにしている。
上記の方法によって、総合的に吸引力を弱めるようにするが、それでも充分に吸引力が得られない場合、溝付きアダプタで、該吸引力を大幅に低下させることができるようになる。このことから、ブラシ部において適切な吸引力が得られ、それぞれの環境において適切に塵埃の吸い込みを行うことができるようになる。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。また、その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
10……補助用ホース、20……ブラシ部、21……円筒部、22……台部、22A……平面、23……ブラシ、24……第1吸気口、30……吸気量調節部、30A……第1管体部、30B……第2管体部、31……スライド部、32……第2吸気口、32’……長孔、40……ブラシ取付け部、41……円筒材、45……装着体、46……アダプタ、46A……溝部、50……掃除機本体、51……電動送風機、52……集塵室、53……吸気管、53A……第1吸気管、53B……第2吸気管、53’……吸込み孔、55……把持部、56……吸引駆動スイッチ、57……吸引量調整スイッチ、60……吸気量調整板、61……凸部、65……開口。

Claims (3)

  1. 掃除機本体に取り付けられ吸引操作部が具備された第1吸気管に着脱自在に取付けられる第2吸気管に対して互換的に取り付けられる可撓性の補助用ホースであって、
    その先端部に、少なくとも第1吸気口を有し掃除環境に応じて変形された異種類の複数のブラシ部のうちの一つが選択的に取り付けられる円筒形のブラシ取付け部と、
    前記ブラシ取付け部の前記掃除機本体側の部分に、第2吸気口を有し該第2吸気口の面積を前記ブラシ部における吸引力の程度を調整できるように可変し得る吸気量調節部と、が備えられ、
    前記吸気量調節部は、前記ブラシ取付け部から延在された円筒材の長手方向に沿って複数設けられた前記第2吸気口と、前記円筒材の表面を該円筒材の長手方向に沿って移動するスライド部とを有し、該スライド部を前記円筒材に対し螺合させて回動させ第2吸気口の面積を可変できるようにし、
    掃除環境に応じたブラシ部を選択できることを特徴とする電気掃除機の補助用ホース。

  2. 掃除機本体の吸い込み孔に着脱自在に取付けられる吸気管に対して互換的に取付けられる可撓性の補助用ホースであって、
    その先端部に、少なくとも第1吸気口を有し掃除環境に応じて変形された異種類の複数のブラシ部のうちの一つが選択的に取り付けられる円筒形のブラシ取付け部と、
    前記ブラシ取付け部の前記掃除機本体側の部分に、第2吸気口を有し該第2吸気口の面積を前記ブラシ部における吸引力の程度を調整できるように可変し得る吸気量調節部と、 が備えられ、
    前記吸気量調節部は、前記ブラシ取付け部から延在された円筒材の長手方向に沿って複数設けられた前記第2吸気口と、前記円筒材の表面を該円筒材の長手方向に沿って移動するスライド部とを有し、該スライド部を前記円筒材に対し螺合させて回動させ第2吸気口の面積を可変できるようにし、
    掃除環境に応じたブラシ部を選択できることを特徴とする電気掃除機の補助用ホース。
  3. 掃除機本体には吸気管の基端部が嵌合される吸込み孔を有し、
    前記補助用ホースの基端部は、該基端部に挿入される円筒材であって選択的に使用できるアダプタを介在させて、前記掃除機本体の前記吸込み孔に嵌合される
    ことを特徴とする請求項1、2のいずれかに記載の電気掃除機の補助用ホース。
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