JP2011224076A

JP2011224076A - 柔軟適応電気掃除機用吸引具

Info

Publication number: JP2011224076A
Application number: JP2010095051A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Tachiki; 宏立木
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2010-04-16
Filing date: 2010-04-16
Publication date: 2011-11-10

Abstract

【課題】室内掃除をする過程で、室内の細部に残ってしまう埃や塵を、電気掃除機を利用し、先端吸引具を取り換えることなく隅々までストレスなく清掃できる、電気掃除機用吸引具の提供。
【解決手段】室内の細部の埃や塵まで清掃できるよう、電気掃除機に取り付けことができる、柔軟性があり、物への衝突の際、柔らかく変形する性質を持ち、埃や塵を内側のブラシ１３でかき出し、外周を覆う吸引力で逃さず吸い込む形状を持ち、側部に取り付け取り外しできる伸縮可能延長棒１５を持つ、滑りコーティングを施したシリコーンゴムの素材で形成された先端吸引具１１と、凹凸のない細く長いスムーズホース１４を備え、該ホース先端部に先端吸引具を着脱可能としたことを特徴とする電気掃除機用吸引具。
【選択図】図１

Description

本発明は、一般家庭で利用する電気掃除機に取付け、部屋のあらゆる箇所に適応し綺麗にする、電気掃除機用吸引具に関するものである。

従来の一般的な室内掃除といえば、床などの範囲の広い箇所には、T字の吸引具を取り付けた電気掃除機で清掃し、家電や棚など家具の上にはハンディモップなどの化学繊維を用いたもので、埃や塵を取り除くというスタイルであった。

また、一般家庭で使用する電気掃除機には、狭い場所を清掃する先端が細く尖ったもの、また先端の周りにブラシが付いているもの（特許文献１参照）など、その場面によって使い分ける先端吸引具があり、その掃除箇所によって適当な先端吸引具に取り換えて、掃除をするというスタイルであった。

また、従来での一般家庭で使用する電気掃除機の各種先端吸引具は、硬質なプラスチック樹脂などで形成されているが、先行技術の中には、しなやかさを持つプラスチックチューブで掃きとりながら吸引する（特許文献２参照）ものもあった。

特開平８−１８２６４０号公報特開２００４−１８８０２７号公報

現在の室内掃除のスタイルから、埃や塵を電気掃除機では取りきれない箇所があり、その箇所にはハンディモップなどを使用して取り除くのが一般的だが、ハンディモップでは付いた埃を取り掃わなければいけないという作業があった。

また、電気掃除機の先端吸引具においては、ブラシが付いている構造のもの（特許文献１）をよく見かけるが、吸込み口の外周に植毛されているものが多く、掃除をする過程では、こびりついた埃や塵を吸い込まず弾き飛ばしてしまう可能性があった。また、（特許文献２）に記載の技術においてはチューブ形状の為、小さな塵までしか対応できない欠点もある。また汚れても構造上洗うのが容易でないことがある。

（特許文献１）の様な一般的な先端吸引具は、プラスチックなどの堅い樹脂で形成されていて、掃除の過程で家具や美術品などを傷つけてしまう恐れや、また、（特許文献１）（特許文献２）は、大きさ、形状から、狭い家具下の奥の方や、家具の隙間に入らない事があり、埃や塵を取り除くには十分な効果が得られないことがあった。

また、（特許文献１）（特許文献２）を含む一般的な先端吸引具は、既存の掃除機ホースの先端だけを取り換えるものであり、ホースが短く、例えば、エアコンや高い本棚に積まれた書籍上部などの場所を掃除しようとする場合、ホースが短い為、電気掃除機本体を持ち上げないと掃除できない状況があった。

また、既存の掃除機ホースには凹凸があり、ホースを引っぱりまわす時に、この凹凸が家具の角に引っ掛かるという現象が発生した。

すなわち、一般に行う室内掃除で、電気掃除機は先端吸引具を取り替えなくてはいけなく、（特許文献１）（特許文献２）も共にその掃除箇所によっては適した物であるが、埃や塵を取りきれない箇所があり、ハンディモップでは付いた埃を取り掃わなければいけないという作業があり、一つの掃除道具で、ストレスなく部屋中の隅々の場所に対応するという意味では不十分であった。

本発明は、新JIS規格（JISK６２５３）デュロメータ・タイプAに基づく一般ゴムの硬度A１０〜A５０を持ち、柔軟性があり、物への衝突の際、柔らかく変形する性質を持ち、埃や塵を内側のブラシ１３でかき出し、外周を覆う吸引力で逃さず吸い込む形状を持ち、側部に取り付け取り外しできる伸縮可能延長棒１５を持つ、滑りコーティングを施したシリコーンゴムの素材で形成された先端吸引具１１と、凹凸のない細く長いスムーズホース１４を備え、該ホース先端部に先端吸引具を着脱可能としたことを特徴とする電気掃除機用吸引具である。

先端吸引具１１には、元々、耐熱性、耐寒性に優れたシリコーンゴムを、滑りコーティングを施して使用する事で、汚れの防止、撥水性が加わり、耐摩耗性が向上し耐久性が上がる。

先端吸引具１１は、柔らかい素材の為、家具やガラス、陶器などの美術品への衝突時の傷つけ防止に効果があり、掃除の過程では柔軟に変形することから、机の上の雑貨、オーディオボード上のAV機器、食器棚の食器など、物を移動することなく掃除ができ、また本棚に積まれた書籍上部や窓枠のサッシなどの変則的な場所にも適応しやすく高い効果が望めるものである。

先端吸引具１１の全体の形状を図１〜図５にすることで、スリムで持ちやすい形状になり、スムーズホース１４から取り外して丸洗いしやすく、また、ある程度の大きさまでのゴミなら吸い込む事が可能になる。同時に、図６で示す様、ブラシ１３を吸込み口の内側に設ける事で、こびりついた埃や塵を弾き飛ばすことなく吸い込むことが出来るものである。

先端吸引具１１を接続するスムーズホース１４は、細くする事で、強い吸引力が得られる他、家具下や隙間などの狭い場所を掃除できることなどの利点があり、凹凸をなくす事で、引っぱりまわしても家具の角に引っ掛からない、などの利点が挙げられる。

また、スムーズホース１４の長さを３〜４メートルと長くすることで、図８（１）の様に延長棒１５を取り付けてのエアコンなどの高い場所や、そのほか家具下や隙間などの奥の方の掃除も容易になり、また図８（２）の高い本棚に積まれた書籍上部を、掃除機本体を持ち上げることなく掃除が出来るようになる。

また、上記の延長棒１５は、取り付けて常備できる伸縮可能棒とすることで、必要な時は取り付けておき、必要のない時は取り外しておくことができ、掃除をする過程で取り付けておけば、エアコンなどの高い場所や、そのほか家具下や隙間などの奥の方の掃除にも、伸ばすことで瞬時に対応することができる。

以上の事から、先端吸引具を取り替えることなく、部屋の隅々を一つの掃除道具で綺麗にする効果が得られる。

本発明の全体図先端吸引具の斜視図同先端吸引具の側断面同先端吸引具の底面図同先端吸引具の正面図同先端吸引具の図２におけるＡ−Ａ線断面図伸縮可能延長棒の全体図本発明の実施例を示した説明図

図８は、本発明の実施例の動作であって、（１）の様に伸縮可能延長棒１５を取り付けることで、エアコンなどの高い場所の掃除や、（２）の様に本棚に積まれた書籍上部の変則的な場所の埃の吸引にも適している。

一般家庭や、会社オフィス、店舗など、人間の営む空間における清掃での利用。

１１先端吸引具
１２延長棒ホルダ
１３ブラシ
１４スムーズホース
１５伸縮可能延長棒

Claims

新JIS規格（JISK６２５３）デュロメータ・タイプAに基づく一般ゴムの硬度A１０〜A５０を持ち、柔軟性があり、物への衝突の際、柔らかく変形する性質を持ち、埃や塵を内側のブラシ１３でかき出し、外周を覆う吸引力で逃さず吸い込む形状を持ち、側部に取り付け取り外しできる伸縮可能延長棒１５を持つ、滑りコーティングを施したシリコーンゴムの素材で形成された先端吸引具１１と、凹凸のない細く長いスムーズホース１４を備え、該ホース先端部に先端吸引具を着脱可能としたことを特徴とする電気掃除機用吸引具。
新JIS規格（JISK６２５３）デュロメータ・タイプAに基づく一般ゴムの硬度A１０〜A５０を持ち、柔軟性があり、物への衝突の際、柔らかく変形する性質を持ち、埃や塵を内側のブラシ１３でかき出し、外周を覆う吸引力で逃さず吸い込む形状を持ち、側部に取り付け取り外しできる伸縮可能延長棒１５を持つ、滑りコーティングを施したシリコーンゴムの素材で形成された先端吸引具１１。
上記先端吸引具１１の、図２で示す、先端に向かい細くなる形状で、図６で示す、上部が円弧状で、下部に向かい末広がりで、内部に逆Y字の、構造を持つ先端吸引具１１。
上記先端吸引具１１の、側部に設置された延長棒取り付けホルダ１２と、それに取り付け取り外しできる伸縮可能延長棒１５。