JPH07204139A - 真空掃除機における吸込具接続用中継部材 - Google Patents
真空掃除機における吸込具接続用中継部材Info
- Publication number
- JPH07204139A JPH07204139A JP1986794A JP1986794A JPH07204139A JP H07204139 A JPH07204139 A JP H07204139A JP 1986794 A JP1986794 A JP 1986794A JP 1986794 A JP1986794 A JP 1986794A JP H07204139 A JPH07204139 A JP H07204139A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suction
- suction tool
- vacuum cleaner
- adjusting
- tool
- Prior art date
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- Pending
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- Electric Vacuum Cleaner (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 真空掃除機の吸引管と吸込具とを、該吸込具
の向きを自由に変えることができ且つ吸引力を調整可能
なるように接続するための中継部材を得る。 【構成】 吸引管１を接続するための筒状をなす第１部
材１１と、吸込具２を接続するための筒状をなす第２部
材１２とを、円周状の係止溝１６と該係止溝１６に係合
する突起１７とからなる連結機構１３により相互に回転
自在に連結し、且つ、調整孔１９と該調整孔１９の開口
面積を調整するための調整片２０とからなる吸引力調整
手段１４を設ける。
の向きを自由に変えることができ且つ吸引力を調整可能
なるように接続するための中継部材を得る。 【構成】 吸引管１を接続するための筒状をなす第１部
材１１と、吸込具２を接続するための筒状をなす第２部
材１２とを、円周状の係止溝１６と該係止溝１６に係合
する突起１７とからなる連結機構１３により相互に回転
自在に連結し、且つ、調整孔１９と該調整孔１９の開口
面積を調整するための調整片２０とからなる吸引力調整
手段１４を設ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、真空掃除機の吸引管に
吸込具を接続する際に、これらの吸引管と吸込具との間
に介設される接続用中継部材に関するものである。
吸込具を接続する際に、これらの吸引管と吸込具との間
に介設される接続用中継部材に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】例えば、真空掃除機を使用して、天井に
吊り下げられている照明器具の上面の埃や壁に掛けられ
ている額縁の上面の埃を吸い取るような場合、先がＵ字
形やＬ字形等に曲ったパイプ状の吸込具を使用すると便
利である。また、狭い隙間にある埃を吸い取るような場
合には、先が細幅になったパイプ状の吸込具を使用する
と便利である。
吊り下げられている照明器具の上面の埃や壁に掛けられ
ている額縁の上面の埃を吸い取るような場合、先がＵ字
形やＬ字形等に曲ったパイプ状の吸込具を使用すると便
利である。また、狭い隙間にある埃を吸い取るような場
合には、先が細幅になったパイプ状の吸込具を使用する
と便利である。
【０００３】ところが、上述したような吸込具を従来の
真空掃除機の吸引管に単に接続しただけでは、多種多様
な照明器具の形状や額縁の向き、隙間の角度等に合わせ
て該吸込具の向きを自由に変えることができないため、
あらゆる場所の埃を簡便にしかも確実に吸い取ることが
困難で、作業性が悪い。しかも、狭い場所に対応できる
ように吸込具の先端を細くした場合、吸引力が必要以上
に強くなり過ぎ、該吸込具が対象部位に吸着して自由に
動かすことができなくなるため、清掃作業を行いにくい
という問題もある。
真空掃除機の吸引管に単に接続しただけでは、多種多様
な照明器具の形状や額縁の向き、隙間の角度等に合わせ
て該吸込具の向きを自由に変えることができないため、
あらゆる場所の埃を簡便にしかも確実に吸い取ることが
困難で、作業性が悪い。しかも、狭い場所に対応できる
ように吸込具の先端を細くした場合、吸引力が必要以上
に強くなり過ぎ、該吸込具が対象部位に吸着して自由に
動かすことができなくなるため、清掃作業を行いにくい
という問題もある。
【０００４】従って、上述したような吸込具を使用する
場合には、該吸込具を、その向きを自由に変えることが
でき、しかも吸引力を調整可能なるように吸引管に接続
することが必要である。
場合には、該吸込具を、その向きを自由に変えることが
でき、しかも吸引力を調整可能なるように吸引管に接続
することが必要である。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の技術的課題
は、上記の要求を満足する接続用中継部材、即ち、吸込
具を、その向きを自由に変えることができ、しかも吸引
力を調整可能なるように吸引管に接続することができる
中継部材を提供することにある。
は、上記の要求を満足する接続用中継部材、即ち、吸込
具を、その向きを自由に変えることができ、しかも吸引
力を調整可能なるように吸引管に接続することができる
中継部材を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の中継具は、吸引管を接続するための筒状を
なす第１部材と、吸込具を接続するための筒状をなす第
２部材とを、軸線の回りに相互に回転自在に連結するこ
とにより構成され、且つ吸込具の吸引力を調整するため
の吸引力調整手段を備えていることを特徴とするもので
ある。本発明の好ましい構成態様によれば、上記第１部
材と第２部材とを回転自在に連結するための機構が、い
ずれか一方の部材に設けられた円周状の係止溝と、他方
の部材に設けられて該係止溝に係合する突起とからなっ
ている。また、本発明においては、上記吸引力調整手段
が、第１部材又は第２部材の側面に形成された調整孔
と、該調整孔の開口面積を調整するための調整片とで構
成されている。
め、本発明の中継具は、吸引管を接続するための筒状を
なす第１部材と、吸込具を接続するための筒状をなす第
２部材とを、軸線の回りに相互に回転自在に連結するこ
とにより構成され、且つ吸込具の吸引力を調整するため
の吸引力調整手段を備えていることを特徴とするもので
ある。本発明の好ましい構成態様によれば、上記第１部
材と第２部材とを回転自在に連結するための機構が、い
ずれか一方の部材に設けられた円周状の係止溝と、他方
の部材に設けられて該係止溝に係合する突起とからなっ
ている。また、本発明においては、上記吸引力調整手段
が、第１部材又は第２部材の側面に形成された調整孔
と、該調整孔の開口面積を調整するための調整片とで構
成されている。
【０００７】
【作用】上記構成の中継部材は、第１部材を真空掃除機
の吸引管に接続し、第２部材に所要の機能を持った吸込
具を取り付け、天井に吊り下げられている照明器具の上
面の埃や、壁に掛けられている額縁上面の埃、棚等の高
所に置かれた装飾品の上面の埃を吸い取ったり、狭い隙
間にある埃を吸い取るのに使用される。この場合、中継
部材の第１部材と第２部材とが相互に回転自在であるか
ら、吸込具を必要な向きに簡単且つ自由に向けることが
でき、また、吸込具の吸引力が強過ぎる場合には、調整
片により調整孔の開口面積を変えることにより、その吸
引力を調整することができる。
の吸引管に接続し、第２部材に所要の機能を持った吸込
具を取り付け、天井に吊り下げられている照明器具の上
面の埃や、壁に掛けられている額縁上面の埃、棚等の高
所に置かれた装飾品の上面の埃を吸い取ったり、狭い隙
間にある埃を吸い取るのに使用される。この場合、中継
部材の第１部材と第２部材とが相互に回転自在であるか
ら、吸込具を必要な向きに簡単且つ自由に向けることが
でき、また、吸込具の吸引力が強過ぎる場合には、調整
片により調整孔の開口面積を変えることにより、その吸
引力を調整することができる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明するに、図１及び図２において、１は真空掃除
機に連なる吸引管、２はゴミを吸い込むための吸込具、
３はこれらの吸引管１と吸込具２とを接続する中継部材
を示している。
細に説明するに、図１及び図２において、１は真空掃除
機に連なる吸引管、２はゴミを吸い込むための吸込具、
３はこれらの吸引管１と吸込具２とを接続する中継部材
を示している。
【０００９】上記中継部材３は、吸引管１を接続するた
めの筒状をなす第１部材１１と、吸込具２を取り付ける
ための筒状をなす第２部材１２とを、連結機構１３によ
り軸線の回りに相互に回転自在で且つ必要な気密を保持
した状態に連結したもので、吸込具２の吸引力を調整す
るための吸引力調整手段１４を備えており、これらを合
成樹脂により形成したものである。もちろん、合成樹脂
以外の素材、例えば金属等を用いて形成することもでき
る。
めの筒状をなす第１部材１１と、吸込具２を取り付ける
ための筒状をなす第２部材１２とを、連結機構１３によ
り軸線の回りに相互に回転自在で且つ必要な気密を保持
した状態に連結したもので、吸込具２の吸引力を調整す
るための吸引力調整手段１４を備えており、これらを合
成樹脂により形成したものである。もちろん、合成樹脂
以外の素材、例えば金属等を用いて形成することもでき
る。
【００１０】上記連結機構１３は、第２部材１２の内周
面に形成された円周状の係止溝１６と、第１部材１１の
外周面に形成されて上記係止溝１６に係合する突起１７
とからなっているが、係止溝１６を第１部材１１の外周
面に設け、突起１７を第２部材１２の内周面に設けても
良い。あるいは他の適当な機構を採用することもでき
る。また、これらの第１部材１１と第２部材１２との間
の気密を保持するため、両部材間に適当なシール部材を
介在させることもできる。
面に形成された円周状の係止溝１６と、第１部材１１の
外周面に形成されて上記係止溝１６に係合する突起１７
とからなっているが、係止溝１６を第１部材１１の外周
面に設け、突起１７を第２部材１２の内周面に設けても
良い。あるいは他の適当な機構を採用することもでき
る。また、これらの第１部材１１と第２部材１２との間
の気密を保持するため、両部材間に適当なシール部材を
介在させることもできる。
【００１１】吸込具２の吸引力を調整するための上記吸
引力調整手段１４は、第２部材１２の側面に形成された
調整孔１９と、該第２部材１２の外周に円周方向に回動
可能に嵌着された、一部に切欠２０ａを有するリング状
の調整片２０とで構成され、該調整片２０を回動させて
切欠２０ａの部分から露出する調整孔１９の面積即ち開
口面積を変えることにより、吸引力を調整するものであ
る。上記調整孔１９と調整片２０とは、第１部材１１側
に設けても良い。
引力調整手段１４は、第２部材１２の側面に形成された
調整孔１９と、該第２部材１２の外周に円周方向に回動
可能に嵌着された、一部に切欠２０ａを有するリング状
の調整片２０とで構成され、該調整片２０を回動させて
切欠２０ａの部分から露出する調整孔１９の面積即ち開
口面積を変えることにより、吸引力を調整するものであ
る。上記調整孔１９と調整片２０とは、第１部材１１側
に設けても良い。
【００１２】上記第２部材１２における吸込具用接続部
２１は、第１部材１１における吸引管用接続部２２より
も小径化されており、これにより、直接接続することが
できない小径の吸込具２とそれより大径の吸引管１であ
っても、該中継部材３を介在させることによって確実に
接続することができる。もちろん、同じような径の吸込
具と吸引管とを接続するのに該中継部材３を使用するこ
ともでき、その場合には、上記第２部材１２における吸
込具用接続部２１が、図示した程に小径化されないこと
もあり得る。
２１は、第１部材１１における吸引管用接続部２２より
も小径化されており、これにより、直接接続することが
できない小径の吸込具２とそれより大径の吸引管１であ
っても、該中継部材３を介在させることによって確実に
接続することができる。もちろん、同じような径の吸込
具と吸引管とを接続するのに該中継部材３を使用するこ
ともでき、その場合には、上記第２部材１２における吸
込具用接続部２１が、図示した程に小径化されないこと
もあり得る。
【００１３】上記構成を有する中継部材３は、第１部材
１１を真空掃除機に連なる吸引管１に接続し、第２部材
１２に所要の機能を持った吸込具２、例えば、図３に示
すように先端がＵ字形に湾曲した吸込具２や、図４に示
すように先端がＬ字形に屈曲した吸込具２、あるいは図
示していない先端が細幅状になった吸込具等を取り付
け、天井に吊り下げられている照明器具の上面の埃や、
壁に掛けられている額縁上面の埃、棚等の高所に置かれ
た装飾品の埃を吸い取ったり、狭い隙間にある埃を吸い
取るのに使用される。この場合、中継部材３の第１部材
１１と第２部材１２とが相互に回転自在であるから、吸
込具２を３６０度必要な向きに簡単且つ自由に向けるこ
とができ、従って作業性が良く、しかも、吸込具２の吸
引力が強過ぎる場合には、調整片２０を回して調整孔１
９の開口面積を変えることにより、その吸引力を簡単に
調整することができる。
１１を真空掃除機に連なる吸引管１に接続し、第２部材
１２に所要の機能を持った吸込具２、例えば、図３に示
すように先端がＵ字形に湾曲した吸込具２や、図４に示
すように先端がＬ字形に屈曲した吸込具２、あるいは図
示していない先端が細幅状になった吸込具等を取り付
け、天井に吊り下げられている照明器具の上面の埃や、
壁に掛けられている額縁上面の埃、棚等の高所に置かれ
た装飾品の埃を吸い取ったり、狭い隙間にある埃を吸い
取るのに使用される。この場合、中継部材３の第１部材
１１と第２部材１２とが相互に回転自在であるから、吸
込具２を３６０度必要な向きに簡単且つ自由に向けるこ
とができ、従って作業性が良く、しかも、吸込具２の吸
引力が強過ぎる場合には、調整片２０を回して調整孔１
９の開口面積を変えることにより、その吸引力を簡単に
調整することができる。
【００１４】
【発明の効果】以上に詳述したように、本発明の中継部
材によれば、真空掃除機の吸引管と吸込具とを、該吸込
具の向きを自由に変えることができ、しかも吸引力を調
整可能なるように接続することができる。
材によれば、真空掃除機の吸引管と吸込具とを、該吸込
具の向きを自由に変えることができ、しかも吸引力を調
整可能なるように接続することができる。
【図１】本発明に係る中継部材の一実施例を示す正面図
である。
である。
【図２】図１の縦断面図である。
【図３】吸込具の一例を示す正面図である。
【図４】吸込具の他例を示す正面図である。
１ 吸引管 ２ 吸込具 ３ 中継部材 １１ 第１部材 １２ 第２部材 １３ 連結機構 １４ 吸引力調整手段 １６ 係止溝 １７ 突起 １９ 調整孔 ２０ 調整片
Claims (3)
- 【請求項１】 真空掃除機の吸引管と吸込具とを接続す
るための中継部材であって、吸引管を接続するための筒
状をなす第１部材と、吸込具を接続するための筒状をな
す第２部材とを、軸線の回りに相互に回転自在に連結す
ることにより構成され、且つ吸込具の吸引力を調整する
ための吸引力調整手段を備えていることを特徴とする真
空掃除機における吸込具接続用中継部材。 - 【請求項２】 第１部材と第２部材とを回転自在に連結
するための機構が、いずれか一方の部材に設けられた円
周状の係止溝と、他方の部材に設けられて該係止溝に係
合する突起とからなることを特徴とする請求項１に記載
の真空掃除機における吸込具接続用中継部材。 - 【請求項３】 吸引力調整手段が、第１部材又は第２部
材の側面に形成された調整孔と、該調整孔の開口面積を
調整するための調整片とからなることを特徴とする請求
項１又は２に記載の真空掃除機における吸込具接続用中
継部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986794A JPH07204139A (ja) | 1994-01-20 | 1994-01-20 | 真空掃除機における吸込具接続用中継部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986794A JPH07204139A (ja) | 1994-01-20 | 1994-01-20 | 真空掃除機における吸込具接続用中継部材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07204139A true JPH07204139A (ja) | 1995-08-08 |
Family
ID=12011180
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986794A Pending JPH07204139A (ja) | 1994-01-20 | 1994-01-20 | 真空掃除機における吸込具接続用中継部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07204139A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013215250A (ja) * | 2012-04-05 | 2013-10-24 | Saburo Yoshimura | 電気掃除機の補助用ホース |
| JP2016028681A (ja) * | 2014-07-15 | 2016-03-03 | ヘレウス メディカル ゲーエムベーハー | ポリメチルメタクリレート骨セメントを混合するための真空混合システム及び方法 |
-
1994
- 1994-01-20 JP JP1986794A patent/JPH07204139A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013215250A (ja) * | 2012-04-05 | 2013-10-24 | Saburo Yoshimura | 電気掃除機の補助用ホース |
| JP2016028681A (ja) * | 2014-07-15 | 2016-03-03 | ヘレウス メディカル ゲーエムベーハー | ポリメチルメタクリレート骨セメントを混合するための真空混合システム及び方法 |
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