JP3886055B1 - 排水トラップ及びこの排水トラップを備えた浴室 - Google Patents

排水トラップ及びこの排水トラップを備えた浴室 Download PDF

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Abstract

【課題】排水トラップ内のヘアキャッチャーに付着する髪の毛等を良好にヘアキャッチャーの底側へまとめることのできる排水トラップを提供する。
【解決手段】本体内を天面7eから垂設された遮蔽部材18により流入室R1と流出室R2との2室に区画し、流入室R1の天面に洗い場排水流入用の開口Aを設け、遮蔽部材18と本体底面7bとの間の封水に水没する部位に流入室R1と流出室R2との連通部Pを設け、流出室R2に流出口20を設けた排水トラップであって、流入室R1の側面に浴槽排水が流入する浴槽排水流入口19を設け、浴槽排水により流入室R1内に上昇渦流を発生させる渦流発生手段18,19を設けた排水トラップ。
【選択図】図4

Description

本発明は、排水トラップ及びこの排水トラップを備えた浴室に関するものである。
従来、特許文献1に開示されているように、トラップ本体内に封水筒を備えた排水トラップにおいて、トラップ本体内に流れ込んできた排水がトラップ本体の円周に流れる構造のものがある。
特開2005−180077号公報
上記従来の排水トラップのように、排水トラップの封水筒の外側で渦流を発生させる思想はあるものの、封水筒の内側で渦流が生じるものではないため、封水筒の上方に装着したヘアキャッチャーに付着する髪の毛等を剥がすことはできないものであった。そのため、ヘアキャッチャー全面に髪の毛等が付着した場合には、通水が阻害されるという問題点があった。
本発明は上記従来の問題点に鑑み案出したものであって、ヘアキャッチャーに付着する髪の毛等を良好に剥がすことができる排水トラップ及びこの排水トラップを備えた浴室を提供するものであり、その請求項1は、本体内を天面から垂設された遮蔽部材により流入室と流出室との2室に区画し、前記流入室の天面に洗い場排水流入用の開口を設け、前記遮蔽部材と本体底面との間の封水に水没する部位に前記流入室と前記流出室との連通部を設け、前記流出室に流出口を設けた排水トラップであって、前記流入室の側面に浴槽排水が流入する浴槽排水流入口を設け、前記浴槽排水により前記流入室内に渦流を発生させる渦流発生手段を設けた排水トラップであって、前記渦流発生手段は、浴槽排水流入口が縦長状に形成されたことである。
また請求項2は、請求項1に記載の排水トラップを備えた浴室である。
本発明は、本体内を天面から垂設された遮蔽部材により流入室と流出室との2室に区画し、前記流入室の天面に洗い場排水流入用の開口を設け、前記遮蔽部材と本体底面との間の封水に水没する部位に前記流入室と前記流出室との連通部を設け、前記流出室に流出口を設けた排水トラップであって、前記流入室の側面に浴槽排水が流入する浴槽排水流入口を設け、前記浴槽排水により前記流入室内に渦流を発生させる渦流発生手段を設けた排水トラップであって、前記渦流発生手段は、浴槽排水流入口が縦長状に形成されたことにより、浴槽からの排水を利用して、この浴槽排水を、流入室の内周面の上から下までに沿って導入することができるので内周面の立面全体に力強い渦流を発生させることができるとともに、渦流を上昇させて、渦流により排水トラップ内に装着したヘアキャッチャーに付着する髪の毛等を良好に剥がし、ヘアキャッチャーの中央部分にまとめることができるものとなる。これにより、ヘアキャッチャーは、中央部分以外に髪の毛が付着していない状態に保たれて、通水が良好となる。
また、この排水トラップを浴室に備えることにより、ヘアキャッチャーに付着する髪の毛等の除去作業の頻度が少なくなり、ひいては浴室のお手入れが軽減されるものとなる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、浴室の概略斜視構成図であり、また図2は、浴室の平面構成図であり、図3は、浴室の縦断面構成図である。
洗い場を形成する洗い場パン2と浴槽3間の堤防5上にエプロン4が立設され、このエプロン4側の洗い場パン2には凹み状に排水枡6が一体形成されており、排水枡6の下部に排水トラップ7が連結されている。
排水トラップ7の側面には、排水パイプ9が接続されており、排水パイプ9は浴槽3の底面に設けられている排水口に連通して、浴槽3内の浴槽排水が排水パイプ9を通り排水トラップ7内に流入されるものである。
また、排水トラップ7には、洗い場2側からの排水が排水枡6を通り上方より流入される洗い場排水流入用の開口Aが設けられており、排水トラップ7の周側面には排出管14が接続されて、排出管14を通し排水できるように構成されている。
また、排水トラップ7には、浴槽3の側壁に設けられている追焚循環口から漏れる水を受け止める追焚循環口受けトレー13からの排水がトレー排水管25を介して流入され、また、入口ドア10の下面のレールに垂設されているドア下排水受け11に溜まった排水がドア下排水管12を介して流入されるように構成されている。
図4は、排水枡および排水トラップの縦断面拡大構成図であり、図5は、排水トラップの斜視構成図であり、また図6は、排水トラップの水平面で切断した平面構成図である。
図4〜図6に示すように、排水枡6は洗い場パン2と一体状に凹み状に形成されており、その上面には排水口カバー8が覆設されるものである。
排水枡6の底側にはフランジ部材15がパッキン16を介して取り付けられ、このフランジ部材15にネジで排水トラップ7の上端が取り付けられており、フランジ部材15内には上方から着脱可能にヘアキャッチャー17が取り付けられている。
このヘアキャッチャー17は下方側へ向かって縮径する略円錐形状をなし、排水トラップ7内に溜められる封水の封水面Wの直上にその下端の底面が位置するように、フランジ部材15に支持される上方の支持部17nより封水面Wに近い位置に底面が配置されて取り付けられている。なお、支持部17nは、ヘアキャッチャー17の上方外周に設けられた溝であり、フランジ部材15に設けられた突起15Tと嵌合することによりヘアキャッチャー17を支持している。そして嵌合により、渦流が上昇した際にもヘアキャッチャー17が浮き上がらないようにされている。
このヘアキャッチャー17の下端付近で排水トラップ7の側面に浴槽排水流入口19が開口形成されており、浴槽排水流入口19は、排水トラップ7の底面7b側からヘアキャッチャー17の下端よりも高い位置まで縦方向に延びる縦長状に形成されて、流入される浴槽排水の流速が増すように平面視オリフィス状を成している。なお、浴槽排水流入口19は、排水トラップ7の円形内周面7aと遮蔽部材18で形成される円形内周面側に指向して開口されている。
この浴槽排水流入口19には、外側へ突出状に接続部19aが連続しており、この接続部19aに前記浴槽3側から排水パイプ9が接続されるものである。
また、排水トラップ7の側面には、浴槽排水流入口19と略反対側に流出口20が形成されており、この流出口20には前記排出管14が接続されるものである。
流出口20の上流側には、底面7bより一体状に立ち上げて封水壁21が形成されており、この封水壁21の上端が封水面Wとなるものである。
この封水壁21の上流側には、排水トラップ7の天面7eから垂設された遮蔽部材18が縦設されており、この遮蔽部材18は、下端側から上方側に向かって拡径状に傾斜して縦設されたものであり、図6の平面図で示すように、排水トラップ7の内周面7aと連続して平面視略円形状の内周面を形成するように浴槽排水流入口19に対して湾曲状に配置されている。
なお、遮蔽部材18は排水トラップ7内を流入室R1と流出室R2に区画するものであり、遮蔽部材18の下端と排水トラップ7の底面7bとの間には、流入室R1と流出室R2を連通させる連通部Pが形成されている。
このような構成において、浴槽3の排水栓3aが開けられ、浴槽3内の浴槽水が一気に排水パイプ9を通り浴槽排水流入口19から排水トラップ7内に流入されると、浴槽排水は排水トラップ7の内周面7aと遮蔽部材18に沿って旋回して渦流となり、発生した渦流は、遮蔽部材18が下端側から上方側に向かって拡径状(傾斜面が斜め上を向く)に傾斜されているため、遮蔽部材18にガイドされて上昇渦流となり上昇する。
この上昇渦流が排水枡6の上面の排水口カバー8付近まで上昇するように遮蔽部材18の傾斜角度が設定されていれば、上昇渦流により排水枡6の内周面やヘアキャッチャーに付着しているゴミや髪の毛が良好に落とされて、ゴミや髪の毛は渦の中心に集められ、渦の中心から下方へ落下して、ゴミや髪の毛はヘアキャッチャー17の下端の底面中央部に良好に集められることとなる。これにより、ヘアキャッチャー17は、その中央部分以外に髪の毛が付着していない状態に保たれ、通水が良好となる。また、排水トラップ7の内周面7a等に付着しているヌメリも除去できる可能性があり、渦流の一部は遮蔽部材18の下端と底面7b間の連通部Pを通り、封水壁21の内周面のヌメリをも除去できる可能性がある。
なお、渦流の上昇水位を抑制するため、遮蔽部材18の傾斜面を垂直にしたり、さらに抑制するため、傾斜面を逆拡径状(傾斜面が斜め下を向く)に傾斜させても良い。
なお、図6の平面図で示す連通部Pの長さPaが短い(流出室R2が小さい)場合には、流入室R1から流出室R2への流量が少なくなるため、流入室R1に水が溜まり、渦流が高くなる。
また逆に、連通部Pの長さPaが長い(流出室R2が大きい)場合には、流入室R1から流出室R2への流量が多くなるため、流入室R1に水が溜まりにくくなり、渦流が低くなる。
このように上昇渦流の設定は、遮蔽部材18の傾斜角度による他に、流入室R1と流出室R2間の連通部Pの開口面積により調整することができる。
なお、浴槽排水流入口19は縦長状に形成されているため、排水が勢いを増して流入し、排水トラップ7内で発生する渦流が安定し、更に渦流の水位を上げることができるものである。
なお、前記ヘアキャッチャー17は、縦リブ17aと横リブ17bで多数の小開口K,K,Kが形成されているが、図7の平面断面図で、また図8で要部を拡大して示すように、各縦リブ17aの内側面は、発生する渦流の回転方向に傾斜した傾斜面Sとなっており、渦流が抵抗なく小開口Kからヘアキャッチャー17の内部に流入できるように構成されている。
なお、この傾斜面Sは、渦流の回転方向にアール状に形成したものであっても良く、渦流の抵抗とならないような形状に設定されている。
このように本例の排水トラップ7は、浴槽排水により内部で上昇渦流を発生させて、排水トラップ7内に装着したヘアキャッチャー17に付着する髪の毛等を良好に剥がし、髪の毛等をヘアキャッチャー17の中央部分にまとめることができるものとなる。これにより、ヘアキャッチャーは、その中央部分以外に髪の毛が付着していない状態に保たれ、通水が良好となる。
また、浴槽排水流入口19が縦長状に形成されているため、低水位であっても排水枡6まで渦流を上昇させることができ、また遮蔽部材18の傾斜角度等により渦流の上昇水位を制御可能であり、ヘアキャッチャー17の位置まで渦流を上昇させたり、排水口カバー8上に渦流が漏れないように設定することができるものである。
なお、排水トラップ7の遮蔽部材18と浴槽排水流入口19間に、ドア下排水接続部22が形成されており、このドア下排水接続部22には、前述したようにドア下排水受け11からの排水が流入されるものであり、ドア下排水接続部22の内部には逆止弁が設けられているが、ドア下排水接続部22は流入室R1の内側に配置されているため、内部に設けられる逆止弁等のメンテナンスが容易に行えるものである。
なお、図6の想像線で示すように、ドア下排水接続部22を流出室R2に設けても良く、この場合は、ドア下排水接続部22が渦流の邪魔をしない位置となるため、流入室R1内で渦流を良好に発生させることができる。
なお、排水トラップ7の浴槽排水流入口19近傍の内周面7aの内側には、扁平筒状の追焚導入管24が縦設されており、この追焚導入管24の上端は排水トラップ7から外側へ突出する追焚接続管23に嵌め込まれており、この追焚接続管23には追焚循環口受けトレー13からの排水がトレー排水管25を通って導入されるものであり、追焚導入管24は流入室R1の内周面に沿って扁平であるため渦流の邪魔にならないものである。また、流入室R1に配置されているため、メンテナンスが容易に行える。
なお、追焚接続管23を流出室R2に設ければ、追焚導入管24を省略でき、さらに渦流の邪魔にならないものとなる。
図9は、第2実施例の排水トラップの縦断面構成図であり、また図10は、排水トラップを水平面内で切断した平面構成図である。また図11は、第2実施例の排水トラップの上方から見た斜視構成図であり、図12は、排水トラップを流出口側から見た斜視構成図である。
なお、本例においても、排水トラップ7内には、遮蔽部材18を介して流入室R1と流出室R2が区画形成されており、浴槽3内の浴槽水が一気に排水パイプ9を通り、図9に示す浴槽排水口へ連通する通路Tを経て、浴槽排水流入口19(図9では紙面手前側に存在する)から排水トラップ7内に流入されると、浴槽排水は排水トラップ7の内周面7aと遮蔽部材18に沿って旋回して渦流となり、発生した渦流は、遮蔽部材18にガイドされて上昇渦流となり上昇し、渦流により排水トラップ7内に装着したヘアキャッチャー17に付着している髪の毛等を良好に剥がし、髪の毛等をヘアキャッチャー17の中央部分にまとめることができるように構成されており、第1実施例と同一の構成部材については同一の符号を付してその重複説明を省略し、第1実施例と異なる部分については詳細に説明を加える。
流入室R1内で発生した渦流が上方のヘアキャッチャー17へ上昇するように構成され、ヘアキャッチャー17は、縦リブ17aと横リブ17bで多数の小開口Kが形成されており、本例では、このヘアキャッチャー17には、側面部17sと、底面部17mが設けられており、側面部17sは縦長の円錐(側面の傾斜角度の大きい円錐)を逆さまにして水平に截った形状に形成され、底面部17mは扁平な円錐(側面の傾斜角度の小さい円錐)を逆さまにした形状に形成され、側面部17sと底面部17mとの接合部には小開口Kのない環状の孔無し部17fが形成され、髪の毛がヘアキャッチャー17の底側から下方へ抜け落ちないように構成されている。
即ち、ヘアキャッチャー17の底には、縦方向に多数の底孔17gが形成されており、ヘアキャッチャー17の底側が断面図U字状の曲線であると、ヘアキャッチャー側面に沿って真直ぐ縦方向に流れてきた髪の毛が、底側の曲線部にさしかかったところで、縦方向のまま底孔17gから下方へ抜脱する可能性が大となるが、本例のように、底面にさしかかる個所に孔無し部17fを設けておくと、抜脱する可能性が少なくなる。
また、本例のヘアキャッチャー17の側面部17sは、傾斜角度が大きい(垂直に近い)ために下方でも流入室R1の内周面7aから大きく離れることなく、流入室R1の内周面7aに近づけて配置され、内周面7aに沿って旋回する渦流がヘアキャッチャー17内に入りやすいように構成されており、ヘアキャッチャー17内に入った渦流により、ヘアキャッチャー上のゴミや髪の毛を渦流の効果で良好に中央部にひとまとめにすることができ、髪の毛はヘアキャッチャー17の円錐形の底面部17m中央に溜められることとなる。
また、本例のヘアキャッチャー17は、図15の斜視図で示すように、取っ手17cから垂下状に一体で吸気筒部27が形成されており、この吸気筒部27内は縦方向の吸気通路27cとなっており、取っ手17cの下面に吸気通路27cに連通する吸込口27dが開口されている。
また、取っ手17cの下方には、略水平な当接板17eが一体形成されており、この当接板17eがフランジ部材15の上面に当接するように構成されており、当接板17eと取っ手17c間には、縦方向に傾斜状のガイド板17dが一体形成されている。このガイド板17dは、フランジ部材15上に流れ落ちる洗い場排水に混入されている髪の毛等を取っ手17cに引っかかりにくくして、髪の毛等を良好にヘアキャッチャー17内に導くことができるように形成されている。
即ち、図13に示すように、排水枡6の上面に覆設されている排水口カバー8の外周の隙間から洗い場の排水が排水枡6内に流入されると、フランジ部材15上に洗い場排水が落ちてくるが、この排水をガイド板17dに沿って良好にヘアキャッチャー17内に導くように構成したものであり、図14の平面配置図で示すように、破線で示す排水溝カバー8本体の裏面四隅には脚部8a,8a,8a,8aが存在するが、ヘアキャッチャー17のガイド板17dの延長線(図中に二点鎖線で示す)上に脚部8aが配置されるように構成されており、脚部8aの両側から流れ落ちる髪の毛を良好にガイド板17dでガイドさせてヘアキャッチャー17内に導くことができるものである。
ヘアキャッチャー17の吸気筒部27の流入室中心側は、湾曲して凹み状に形成された湾曲面27aとなっており、内周面7aに沿って旋回する渦流の抵抗にならないような形状に形成されている。この吸気筒部27の下端には、下方より延長パイプ28を差し込んで接続できるように構成されており、延長パイプ28の流入室中心側も湾曲面28aに形成されている。この延長パイプ28の下端には、着脱可能に差し込まれて吸気エルボ26が接続されており、この吸気エルボ26の流入室中心側も渦の抵抗とならないような湾曲面26aに形成されている(図10を参照)。
なお、吸気筒部27,延長パイプ28,吸気エルボ26の側縁は、鋭角な鋭角部27b,28b,26bとなっており、渦流の抵抗とならないような鋭角形状に形成されている。
吸気エルボ26の下端は、キャップ180から流入室R1側へ略水平に突出された突出部180bに接続されている。このキャップ180の突出部180bには、図17に要部を拡大して示すように、一体状に格子状のメッシュ180dが形成されている。
なお、突出部180bは、キャップ180の中心より図示左側に偏心した渦流の下流側となる位置に突出されており、渦流に乱れが生じないように設定されている。
なお、キャップ180は、パッキン29を介して遮蔽部材18に着脱可能に取り付けられるものであり、遮蔽部材18には、流出室R2側へ凹んで凹部18aが形成されており、この凹部18aに開口されている点検開口18cに対し、このキャップ180の外周の爪180a,180a,180aを嵌め込んで回し、点検開口18cにキャップ180が着脱可能に、かつパッキン29を介して水密状に取り付けられるものである。このキャップ180には、前述した如く、メッシュ180dを有する突出部180bが流入室R1側へ突出形成されており、この突出部180bと対向して流出室R2側へも突出して突出部180cが形成されている。
この流出室R2側へ突出した突出部180cには、図15及び図16に示すように、L管30の上端の接続部30aが差し込み状に接続されるものである。
本発明の給気口を構成するL管30の下端は、拡径した椀状の拡径部30bとなっており、この拡径部30bの内周には雌ネジが形成されている。この拡径部30bの雌ネジに螺合するネジ31aを形成したキャップ31が拡径部30bに着脱可能に取り付けられるものであり、キャップ31には底面及び側面に多数の孔(給気口)31bが形成されている。なお、このキャップ31が本発明の散気部材を構成する。
従って、ヘアキャッチャー17の吸気筒部27,延長パイプ28,吸気エルボ26,キャップ180,L管30,キャップ31が図15のように連続状に接続された状態で、図9のように排水トラップ7内に配置されるものであり、吸気筒部27の上端の吸込口27dは排水枡6内に配置されて、この吸込口27dから空気を吸い込み、下端のキャップ31の孔(給気口)31bから空気を流出室R2内に供給できるように構成されている。
即ち、排水トラップ7の下流の配管内で負圧が生じ、排水トラップ7内の封水が下流側へ誘導される場合でも、吸込口27dから空気を吸い込んでキャップ31の孔(給気口)31bから空気を流出室R2内に取り入れることで負圧を抑制し、封水の下流への移動を抑制して封水切れを抑制することができるので、封水切れに伴う遮蔽部材18の下端から空気が流出室R2へ入ることにより生じるボコボコという音を抑制することができるものとなる。
なお、キャップ31の孔(給気口)31bは、直径が1.5mm程度の孔であり、80個以上形成されており、気泡を微細化することによりブクブク音を小さくするように構成されている。なお、孔(給気口)31bの直径は1〜3mmが好ましい。孔径が小さすぎると抵抗が大きくなって良好に空気を取り入れられなくなる虞があり、孔径が大きすぎるとブクブク音を小さくする効果が不足するからである。
なお、キャップ31を外した時の拡径部30bの下端が、トラップの底面7bと遮蔽部材18の下端間の連通部Pで構成される最小封水高aと同じか又は下の位置になるように配置されており、常に拡径部30bの下端は封水内に水没された状態に維持されて、臭いが逆流し吸込口27dから洗い場へ逃げることのないように構成されている。
なお、前記メッシュ180dは、ヘアキャッチャー17を取り外した時等に空気と共に吸気通路27c内に入ってくるゴミを捕捉するために設けられたものであり、メッシュ180dによりキャップ31内にゴミが侵入しないように構成されている。
なお、本例では、図10に示す18Pの部分は、遮蔽部材18の下端が底面7bに当接しており、18Pの部分では、遮蔽部材18の下端に連通部Pが存在しないように構成されている。これにより、流入室R1に導入されたばかりの勢いの良い浴槽水を流出室R2に逃がすことなく、流入室R1内の渦流発生に向けることができるので、確実に流入室R1内で渦流が発生される構造となっている。
なお、流入室R1内に浴槽排水を導入する浴槽排水流入口19は縦長楕円形状に形成されているが、浴槽3の排水栓3aに接続された排水パイプ9が接続される接続部19aは真円形状であるため、この真円形状の接続部19aから一体で縦長楕円形状の浴槽排水流入口19を型で形成することは困難であるため、図10及び図18の分解図で示すように、接続部材32で接続部19aと浴槽排水流入口19が接続された構造となっている。
即ち、接続部19aは、箱状の差込部19bと一体形成されており、この差込部19bが差し込み状に接続される本体部32aが接続部材32に形成されており、本体部32aから突出状に縦長楕円形状に差込部32bが形成されており、この接続部材32の差込部32bが浴槽排水流入口19に差し込み接続されたものとなっている。
なお、接続部材32内には、本体部32aから縦長楕円形状の差込部32bに連続して傾斜する縮径壁32cが一体形成されている。これにより、浴槽排水流は、接続部19aでは断面が真円形状であり、差込部19bにより高さ方向に拡がって断面が長方形状となり、差込部32bにより幅方向が絞られ断面が縦長にされる。
なお、図10の平面図で示すように、浴槽排水流入口19の下流側の内周面7aに沿って開閉可能に逆止弁34が配設されており、この逆止弁34には軸33が一体化され、軸33が、渦流に抵抗を生じさせないように内周面7aから傾斜状または湾曲状に形成された軸受7dに上方側へ抜き取り可能に差し込まれている。
逆止弁34は、内周面7aの湾曲形状に沿う傾斜状あるいは湾曲状をなす形状に形成されて、渦流に抵抗が生じないように設定されており、この逆止弁34は軸33を上方へ抜き取って着脱できるものであり、取り付けた状態では、浴槽排水が浴槽排水流入口19を通り流入される時には、その勢いで良好に開くことができ、逆に洗い場パン2側から洗い場排水が上方より流入してくる時には、その水圧で良好に閉じて浴槽排水流入口19側を閉ざし、洗い場排水が浴槽3側へ逆流するのを防ぐことができるものである。
流入室R1の内周面7a側へ開口した接続突管部35が、図10及び図11,図19のように外側へ突出形成されており、この接続突管部35には、追焚導入管24の下端が接続され、さらに追焚導入管24の上端には、エルボ状の追焚接続管23が接続されるものであり、この追焚接続管23には、追焚循環口受けトレー13に溜められた排水がトレー排水管25を介して導入されるように、トレー排水管25が接続されるものである。
この追焚接続管23には、水平に突出して一対の挟圧板23a,23aが突出形成されており、また、追焚導入管24にも一対の挟圧板24a,24aが縦方向に突出形成されている。
一方、接続突管部35上には、排水トラップの外壁に一体状に縦方向に垂直板36が形成されており、追焚接続管23が取り付けられる部分にも垂直板36が縦方向に一体形成されており、垂直板36,36の左右側にはそれぞれ隙間を形成させて押え板37,37が水平に一体形成されている。
追焚導入管24及び追焚接続管23のそれぞれの挟圧板23a,24aを垂直板36,36に挟み付けるように差し込んで、排水トラップ7の接続突管部35に追焚接続管23及び追焚導入管24を取り付けて接続することができるように構成されている。
なお、追焚循環口受けトレー13の存在しない浴槽3が設置されている現場においては、このような追焚接続管23,追焚導入管24は取り付ける必要がなく、接続突管部35は入れ子型により排水トラップの成形時に開口のない壁面に成形するものである。
また、流入室R1側には、外方向へ突出してドア下排水接続部22が突出形成されており、このドア下排水接続部22には、ドア下排水受け11からのドア下排水管12が接続されるものであるが、排水トラップ7からドア下排水受け11側への逆流を防止する機能が付与されたキャップ38が、このドア下排水接続部22に流入室R1側から取り付けられる。
このキャップ38は、図20に取り外した状態を、図21に取り付けた状態を示し、また図22に取付状態の縦断面構成図で示すような構造となっており、ドア下排水接続部22の内周面にその外周面が当接される差込筒部39の室内側には、渦流の抵抗にならないように内周面7aと連続する湾曲面39aが形成され、この湾曲面39aから室内側へ突出して水平状の摘み部40が形成されており、摘み部40から垂直に垂下片41が一体形成され、垂下片41は湾曲状に形成されて、その裏側に、渦流の旋回方向の下流側に向かって横孔42が開口されている。
即ち、垂下片41は、渦流の上流側は閉ざされ、下流側が開口された横孔42となっており、ドア下排水は、この横孔42から内周面7aに沿って旋回する渦流の下流側に向かって流されることとなる。従って、渦流は垂下片41に遮られてドア下排水接続部22側へ流出することが防がれ、ドア下排水受け11側への逆流が良好に防がれるように構成されている。
浴室の概略斜視構成図である。 浴室の平面構成図である。 図2の縦断面構成図である。 排水枡および排水トラップの縦断面構成図である。 排水トラップの斜視構成図である。 排水トラップの水平面内で切断した平面拡大構成図である。 ヘアキャッチャーの水平面内で切断した平面拡大構成図である。 更に図7の要部を拡大した拡大図である。 第2実施例の排水トラップの縦断面構成図である。 排水トラップを水平面内で切断した平面構成図である。 第2実施例の排水トラップの上面側から見た斜視構成図である。 排水トラップを違う方向から見た斜視構成図である。 排水トラップを排水枡に取り付けた状態の概略配置構成図である。 ヘアキャッチャーとその上方の排水枡との配置状態を示す平面拡大構成図である。 ヘアキャッチャーとキャップと吸気通路の構成部材の組み付け状態の斜視構成図である。 キャップとL管との分解斜視図である。 吸気通路が接続されるキャップに形成された突出部の流入室側から見た拡大構成図である。 浴槽排水流入口に取り付けられる接続部材の分解斜視構成図である。 浴槽の追焚循環口からの排水を取り込む構成部材の分解斜視図である。 ドア下排水を取り込むドア下排水接続部に内側からキャップを嵌め込む前の分解斜視図である。 キャップを嵌め込んだ状態の斜視構成図である。 キャップの嵌め込み状態の縦断面構成図である。
符号の説明
1 浴室
2 洗い場パン
3 浴槽
3a 排水栓
6 排水枡
7 排水トラップ
7a 内周面
7b 底面
7d 軸受
7e 天面
8 排水口カバー
9 排水パイプ
11 ドア下排水受け
12 ドア下排水管
13 追焚循環口受けトレー
14 排出管
15 フランジ部材
17 ヘアキャッチャー
17a 縦リブ
17b 横リブ
17c 取っ手
17d ガイド板
17e 当接板
17f 孔無し部
17g 底孔
17s 側面部
17m 底面部
17n 支持部
18 遮蔽部材
18a 凹部
18c 点検開口
19 浴槽排水流入口
19a 接続部
19b 差込部
20 流出口
21 封水壁
22 ドア下排水接続部
23 追焚接続管
23a,24a 挟圧板
24 追焚導入管
26 吸気エルボ
26a,27a,28a 湾曲面
26b,27b,28b 鋭角部
27 吸気筒部
27c 吸気通路
27d 吸込口
28 延長パイプ
29 パッキン
30 L管
30a 接続部
30b 拡径部
31 キャップ
31a ネジ
31b 孔(給気口)
32 接続部材
32a 本体部
32b 差込部
32c 縮径壁
33 軸
34 逆止弁
35 接続突管部
36 垂直板
37 押え板
38 キャップ
39 差込筒部
39a 湾曲面
40 摘み部
41 垂下片
42 横孔
180 キャップ
180a 爪
180b,180c 突出部
180d メッシュ
R1 流入室
R2 流出室
A 開口
K 小開口
S 傾斜面
W 封水面
P 連通部

Claims (2)

  1. 本体内を天面から垂設された遮蔽部材により流入室と流出室との2室に区画し、
    前記流入室の天面に洗い場排水流入用の開口を設け、
    前記遮蔽部材と本体底面との間の封水に水没する部位に前記流入室と前記流出室との連通部を設け、
    前記流出室に流出口を設けた排水トラップであって、
    前記流入室の側面に浴槽排水が流入する浴槽排水流入口を設け、
    前記浴槽排水により前記流入室内に渦流を発生させる渦流発生手段を設けた排水トラップであって、
    前記渦流発生手段は、浴槽排水流入口が縦長状に形成されたことを特徴とする排水トラップ。
  2. 請求項1に記載の排水トラップを備えた浴室。
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