JP3885369B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ遊技機などに代表される技機に関し、特に、「ぶら下げ基板」等による不正行為を防止することができる技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のパチンコ遊技機は、複数種類の図柄を変動表示可能な表示装置を備えており、遊技領域に打ち込まれた打球が図柄作動ゲートを通過することにより、変動表示を開始するように構成されている。この変動表示が予め定められた図柄の組み合わせと一致して停止すると、大当たりとなって、遊技者に所定の遊技価値が付与され、大量の遊技球が払出可能な状態となる。
【0003】
かかる大当たりの発生の有無は、打球が図柄作動ゲートを通過するタイミングで決定される。即ち、1カウントずつ定期的に一定の範囲で(例えば、1カウントずつ、2ms毎に、0から200の範囲で)更新されるカウンタを備え、打球が図柄作動ゲートを通過したときに、そのカウンタの値を読み出して、読み出されたカウンタの値が、例えば「7」などの所定値と一致する場合に、大当たりを発生するようにしている
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、最近、「ぶら下げ基板」と呼ばれる不正な基板を使用した不正行為が報告されている。この不正行為は、制御基板と表示装置の表示用基板との間に、不正な基板をぶら下げて(不正な「ぶら下げ基板」を取り付けて)、不当に大当たりを発生させるというものである。具体的には、前記したパチンコ遊技機に設けられる大当たりを決定するためのカウンタと同様の働きをするカウンタ(1カウントずつ定期的に一定の範囲で更新されるカウンタ)を「ぶら下げ基板」内に設け、そのカウンタの値をパチンコ遊技機の電源投入に合わせてリセット(0クリア)することにより、「ぶら下げ基板」内で大当たりの発生タイミングを把握するのである。そして、その把握した大当たりの発生タイミングに合わせて、「ぶら下げ基板」内で打球の図柄作動ゲート通過信号を不正に生成し、これをパチンコ遊技機の制御基板へ出力して、不当に大当たりを発生させるというものである。遊技場などでは、この「ぶら下げ基板」を用いた不正行為により、多大な被害を被っているという問題点があった。
【0005】
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、大当たりの発生タイミングの把握を不可能にして、「ぶら下げ基板」等を用いた不正行為を防止することができる技機を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために請求項1記載の技機は、乱数カウンタと、その乱数カウンタの値を所定の範囲内で更新する第1更新手段と、所定の契機に基づいて前記乱数カウンタの値を読み出す読出手段とを備え、その読出手段により読み出された前記乱数カウンタの値が予め定められた値一致する場合に、遊技者に定の遊技価値を付与する制御手段を有し、前記乱数カウンタの値は、前記第1更新手段により所定回更新されることで一周するものであり、前記制御手段は、前記乱数カウンタの更新の初期値の決定に使用される初期値カウンタと、その初期値カウンタの値を、前記乱数カウンタの更新範囲と同じ範囲で更新する第2更新手段と、前記乱数カウンタの更新の初期値を記憶する初期値記憶手段と、その初期値記憶手段に記憶された値と前記乱数カウンタの値とに基づいて、前記乱数カウンタの値の一周を判断する判断手段と、その判断手段により前記乱数カウンタの値の一周が判断された場合に、前記初期値カウンタの値を前記乱数カウンタ及び前記初期値記憶手段に設定する初期値設定手段とを備え、前記第1更新手段による前記乱数カウンタの更新の初期値は、その乱数カウンタの値が一周する毎に変更される。
【0007】
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施例について、添付図面を参照して説明する。本実施例では、弾球遊技機の一例としてパチンコ遊技機、特に、第1種パチンコ遊技機を用いて説明する。なお、本発明を第3種パチンコ遊技機や他の弾球遊技機に用いることは、当然に可能である。
【0009】
図1は、パチンコ遊技機Pの遊技盤の正面図である。遊技盤1の周囲には、打球が入賞することにより5個から15個の遊技球が払い出される複数の入賞口2が設けられている。また、遊技盤1の中央には、複数種類の識別情報としての図柄などを表示する液晶(LCD)ディスプレイ3が設けられている。このLCDディスプレイ3の表示画面は横方向に3分割されており、3分割された各表示領域において、それぞれ図柄の変動表示が行われる。
【0010】
LCDディスプレイ3の下方には、図柄作動ゲート(第1種始動口)4が設けられ、この図柄作動ゲート4を打球が通過することにより、前記したLCDディスプレイ3の変動表示が開始される。図柄作動ゲート4の下方には、特定入賞口(大入賞口)5が設けられている。この特定入賞口5は、LCDディスプレイ3の変動後の表示結果が予め定められた図柄の組み合わせの1つと一致する場合に、大当たりとなって、打球が入賞しやすいように所定時間(例えば、30秒経過するまで、あるいは、打球が10個入賞するまで)開放される入賞口である。この特定入賞口5内には、Vゾーン5aが設けられており、特定入賞口5の開放中に、打球がVゾーン5a内を通過すると、継続権が成立して、特定入賞口5の閉鎖後、再度、その特定入賞口5が所定時間(又は、特定入賞口5に打球が所定個数入賞するまで)開放される。この特定入賞口5の開閉動作は、最高で16回(16ラウンド)繰り返し可能にされており、開閉動作の行われ得る状態が、いわゆる所定の遊技価値の付与された状態(特別遊技状態)である。
【0011】
図2は、かかるパチンコ遊技機Pの電気的構成を示したブロック図である。パチンコ遊技機Pの制御部Cは、演算装置であるCPU11と、そのCPU11により実行される各種の制御プログラムなどを記憶したROM12と、各種のデータ等を一時的に記憶するためのメモリであるRAM13とを備えている。図3および図4に示すフローチャートのプログラムは、制御プログラムの一部としてROM12内に記憶されている。
【0012】
RAM13は、乱数カウンタ13a、初期値カウンタ13b、および、初期値メモリ13cを備えている。乱数カウンタ13aは、大当たりの発生を決定するためのカウンタであり、図4の乱数カウンタ更新処理(S10)によって、「0〜200」の範囲で、2ms毎に1カウントずつ更新される。乱数カウンタ13aの値が、例えば「7」であるときに、打球が図柄作動ゲート4を通過すると大当たりが発生する。大当たりが発生すると、大当たりコマンドが制御部Cから後述する表示装置Dへ送られる。表示装置Dは、この大当たりコマンドに基づいて、LCDディスプレイ3の変動表示を大当たりの状態に制御するのである。
【0013】
初期値カウンタ13bは、乱数カウンタ13aの更新の初期値を決定するためのカウンタであり、図3のリセット割込処理における残余時間の間(S3の各処理終了後から次のリセット割込処理発生までの時間の間)、乱数カウンタ13aの更新範囲と同じ「0〜200」の範囲で、1カウントずつ繰り返し更新される。リセット割込処理は2ms毎に実行されるが、1回のリセット割込処理において実行される各処理の処理時間は遊技の状況に応じて変化する。よって、リセット割込処理の残余時間は、一定な時間ではなく、遊技の状況に応じて変化する不定な時間となる。「ぶら下げ基板」では、この不定な時間の間に繰り返し更新される初期値カウンタ13bの値を把握することはできないので、かかる初期値カウンタ13bの値を乱数カウンタ13aの更新の初期値として、「ぶら下げ基板」対策を施している。
【0014】
初期値メモリ13cは、乱数カウンタ13aの更新の初期値を記憶するためのメモリである。本実施例では、乱数カウンタ13aの更新の初期値は、乱数カウンタの一回りの更新毎に変更される。よって、更新された乱数カウンタ13aの値が初期値メモリ13cの値と一致すると、乱数カウンタ13aの一回りの更新が終了したことになるので、両値13a,13cの一致を契機として、そのときの初期値カウンタ13bの値が乱数カウンタ13aおよび初期値メモリ13cに書き込まれて、乱数カウンタ13aの更新の初期値が変更されるのである。これにより、乱数カウンタ13aの更新の初期値を変更しても、乱数の一様性(連続で取得した場合に同じ値を取ることがなく、しかも、すべての値が同じ確率で取り出せること)のある乱数値を得ることができる。
【0015】
これらのCPU11、ROM12、RAM13は、バスライン17を介して互いに接続されている。バスライン17は、また、入出力ポート15にも接続されており、この入出力ポート15は表示装置Dや他の入出力装置16と接続されている。制御部Cは、入出力ポート15を介して、表示装置Dや他の入出力装置16へ動作コマンドを送り、それら各装置を制御する。LCDディスプレイ3の変動表示や特定入賞口5の開閉動作も、この動作コマンドに基づいて制御される。
【0016】
表示装置Dは、CPU21と、プログラムROM22と、ワークRAM23と、ビデオRAM24と、キャラクタROM25と、画像コントローラ26と、入出力ポート27と、LCDディスプレイ3とを備えている。表示装置DのCPU21は、制御部Cから出力される動作コマンドに応じて、LCDディスプレイ3の表示制御(変動表示)を行うものであり、プログラムROM22には、このCPU21により実行されるプログラムが記憶されている。ワークRAM23は、CPU21によるプログラムの実行時に使用されるワークデータが記憶されるメモリである。
【0017】
ビデオRAM24は、LCDディスプレイ3に表示されるデータが記憶されるメモリであり、このビデオRAM24の内容を書き換えることにより、LCDディスプレイ3の表示内容が変更される。即ち、各表示領域における図柄の変動表示は、ビデオRAM24の内容が書き換えられることにより行われる。キャラクタROM25は、LCDディスプレイ3に表示される図柄などのキャラクタデータを記憶するメモリである。画像コントローラ26は、CPU21、ビデオRAM24、入出力ポート27のそれぞれのタイミングを調整して、データの読み書きを介在するとともに、ビデオRAM24に記憶される表示データをキャラクタROM25を参照して所定のタイミングでLCDディスプレイ3に表示させるものである。
【0018】
次に、上記のように構成されたパチンコ遊技機Pで実行される各処理を、図3および図4のフローチャートを参照して説明する。図4は、パチンコ遊技機Pの制御部Cにおいて、2ms毎に実行されるリセット割込処理のフローチャートである。リセット割込処理では、まず、その処理が電源投入後、最初に実行された処理であるか否かが調べられ(S1)、最初に実行された処理であれば(S1:Yes)、RAM13の初期化が行われる(S2)。
【0019】
RAM13の初期化後(S2)、又は、S1の処理において電源投入後2回目以降に実行されたリセット割込処理であると判断された場合には(S1:No)、図4の乱数カウンタ更新処理が実行される(S10)。
【0020】
図4は、乱数カウンタ更新処理のフローチャートである。この処理により乱数カウンタ13aの値は、「0〜200」の範囲で1カウントずつ更新される。乱数カウンタ更新処理では、まず、乱数カウンタ13aの値が「200」以上であるか否かが調べられる(S11)。乱数カウンタ13aの値が「200」未満であれば(S11:No)、乱数カウンタ13aの値を「1」加算して更新する(S12)。一方、乱数カウンタ13aの値が「200」以上であれば(S11:Yes)、その値を「0」クリアする(S13)。このS11〜S13の各処理により、乱数カウンタ13aの値は「0〜200」の範囲で2ms毎に1カウントずつ更新される。
【0021】
乱数カウンタ13aの値の更新後、その乱数カウンタ13aの値が初期値メモリ13cの値と一致するか否かを判断する(S14)。両値13a,13cが一致しない場合には(S14:No)、未だ、乱数カウンタ13aの値の更新は一回り行われていないので、この場合には、乱数カウンタ13aの更新の初期値を変更することなく、この乱数カウンタ更新処理を終了して、リセット割込処理へ戻る。
【0022】
一方、乱数カウンタ13aの値と初期値メモリ13cの値とが一致する場合には(S14:Yes)、乱数カウンタ13aの更新が一回り終了したということである。よって、かかる場合には、乱数カウンタ13aの更新の初期値を変更するため、そのときの初期値カウンタ13bの値を読み出して(S15)、その読み出した初期値カウンタ13bの値を、乱数カウンタ13aおよび初期値メモリ13cへ書き込み、乱数カウンタ13aの更新の初期値を変更すると共に、その更新の初期値を記憶するのである(S16,S17)。乱数カウンタ13aの更新の初期値および初期値メモリ13cの値の変更後は(S16,S17)、乱数カウンタ更新処理を終了して、リセット割込処理へ戻る。
【0023】
リセット割込処理へ戻った後、各処理(S3)の実行が終了すると、次のリセット割込処理が発生するまでの間(リセット割込処理の残余時間の間)、初期値カウンタ13bの値の更新が繰り返し行われる(S4〜S6)。まず、初期値カウンタ13bの値が「200」以上であるか否かが調べられ(S4)、「200」未満であれば(S4:No)、初期値カウンタ13bの値を「1」加算して更新する(S5)。一方、初期値カウンタ13bの値が「200」以上であれば(S4:Yes)、その値を「0」クリアする(S6)。この初期値カウンタ13bの値の更新は、次のリセット割込処理が発生するまで繰り返される。
【0024】
前記したように、リセット割込処理の残余時間の長さは、不定である。よって、かかる不定な時間の間に繰り返し更新される初期値カウンタ13bの値を「ぶら下げ基板」で把握することはできない。本実施例のパチンコ遊技機Pでは、この初期値カウンタ13bの値に基づいて、大当たりの発生を決定する乱数カウンタ13aの更新の初期値を変更しているので、パチンコ遊技機Pに不正に取り付けられた「ぶら下げ基板」が、たとえパチンコ遊技機Pの電源投入に合わせて、その内部カウンタの値をリセットしても、その値を乱数カウンタ13aの値と一致させることはできないのである。よって、「ぶら下げ基板」は大当たりの発生タイミングを把握することができず、大当たりの発生タイミングに合わせて、図柄作動ゲート4の通過信号をパチンコ遊技機Pの制御部Cへ出力することができない。従って、「ぶら下げ基板」を用いて不当に大当たりを発生させるという不正行為を防止することができるのである。
【0025】
なお、請求項1記載の定の契機としては、打球の図柄作動ゲート通過信号の発生契機が該当する。また、読出手段としては、打球が図柄作動ゲート4を通過したときに実行される乱数カウンタ13aの値の読み取り処理(図示せず)が該当る。
【0026】
以上、実施例に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。
【0027】
例えば、本実施例では、乱数カウンタ13aの更新の初期値は、乱数カウンタ13aの更新が一回り行われる毎に変更された。しかし、乱数カウンタ13aの更新の初期値の変更は、必ずしもこれに限られるものではなく、乱数カウンタ13aの更新がn回り行われる毎に変更するようにしても良いのである(nは自然数)。
【0028】
以下に本発明の変形例を示す。請求項1記載の弾球遊技機において、定期的に実行される割込処理を備えるとともに、前記変更手段は、前記乱数カウンタの更新の初期値を決定する初期値カウンタと、その初期値カウンタの値を更新する第2更新手段とを備え、その第2更新手段は前記割込処理の残余時間の間、繰り返し実行されることを特徴とする弾球遊技機1。割込処理の残余時間の長さは、遊技機の制御状態に応じて変化するので、「ぶら下げ基板」等で把握することはできない。かかる残余時間の間、第2更新手段を繰り返し実行して、乱数カウンタの更新の初期値を決定する初期値カウンタの値の更新を繰り返しているので、「ぶら下げ基板」等による乱数カウンタの値の把握を不可能にすることができる。
【0029】
弾球遊技機1において、前記変更手段は、前記乱数カウンタの更新の初期値を記憶する初期値メモリを備え、その初期値メモリの値と前記乱数カウンタの値とが一致する場合に、前記初期値カウンタの値に基づいて、前記乱数カウンタの更新の初期値を変更することを特徴とする弾球遊技機2。
【0030】
【発明の効果】
本発明の技機によれば、大当たりを決定するための乱数カウンタの更新の初期値は、固定値ではなく、更される値である。即ち、乱数カウンタの更新の初期値を記憶する初期値記憶手段の値と数カウンタの値とに基づいて、乱数カウンタの値が一周したと判断されると、初期値設定手段によって、初期値カウンタの値が乱数カウンタおよび初期値記憶手段に設定され、乱数カウンタの更新の初期値が変更される。かかる初期値の変更は、乱数カウンタの値が一周する毎に行われる。このように、乱数カウンタの更新の初期値は、一周の更新毎に行われるので、「ぶら下げ基板」等では、その内部の不正なカウンタの値を乱数カウンタの値と一致させることができず、大当たりの発生タイミングを把握することができない。従って、「ぶら下げ基板」等を用いて、不当に大当たりを発生させるという不正行為を防止することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例であるパチンコ遊技機の遊技盤の正面図である。
【図2】 パチンコ遊技機の電気的構成を示したブロック図である。
【図3】 リセット割込処理を示したフローチャートである。
【図4】 乱数カウンタ更新処理を示したフローチャートである。
【符号の説明】
3 液晶(LCD)ディスプレイ
4 図柄作動ゲート
5 特定入賞口
13 制御部のRAM
13a 乱数カウンタ
13b 初期値カウンタ
13c 初期値メモリ(初期値記憶手段)
C 制御部(制御手段)
D 表示装置
P パチンコ遊技機(技機)
S4〜S6 第2更新手段
S11〜S13 第1更新手段
S14 判断手段
S15〜S17 初期値設定手段

Claims (1)

  1. 乱数カウンタと、その乱数カウンタの値を所定の範囲内で更新する第1更新手段と、所定の契機に基づいて前記乱数カウンタの値を読み出す読出手段とを備え、その読出手段により読み出された前記乱数カウンタの値が予め定められた値一致する場合に、遊技者に定の遊技価値を付与する制御手段を有する遊技機において、
    前記乱数カウンタの値は、前記第1更新手段により所定回更新されることで一周するものであり、
    前記制御手段は、
    前記乱数カウンタの更新の初期値の決定に使用される初期値カウンタと、
    その初期値カウンタの値を、前記乱数カウンタの更新範囲と同じ範囲で更新する第2更新手段と、
    前記乱数カウンタの更新の初期値を記憶する初期値記憶手段と、
    その初期値記憶手段に記憶された値と前記乱数カウンタの値とに基づいて、前記乱数カウンタの値の一周を判断する判断手段と、
    その判断手段により前記乱数カウンタの値の一周が判断された場合に、前記初期値カウンタの値を前記乱数カウンタ及び前記初期値記憶手段に設定する初期値設定手段とを備え、
    前記第1更新手段による前記乱数カウンタの更新の初期値は、その乱数カウンタの値が一周する毎に変更されることを特徴とする遊技機。
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