JP3884567B2 - 換気用小窓の開閉装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、引違い障子の内障子の上部に形成された換気用小窓の開閉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、引違い障子における内障子の上部には障子によって開閉される小窓が形成され、その小窓の開放によって室内の換気が行なえるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、換気用小窓を有する従来の内障子においては、普通、移動自在に支持されたスライド障子によって小窓を開閉する構成であり、そのスライド障子は内障子の最上位に位置するため、老人や子供では開閉操作し得ない場合がある。
【0004】
また、スライド障子が外部から開放されると防犯上問題が生じるため、スライド障子を閉鎖状態に保持するロック金具の取付けが必要とされ、そのロック金具のロック解除後にスライド障子をスライドさせて換気用小窓を開放させる必要が生じる。
【0005】
このため、小窓の開閉が非常に煩わしく操作性の向上を図るうえにおいて改善すべき点が残されている。
【0006】
この発明の課題は、操作性に優れた換気用小窓の開閉装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この発明においては、引き違い内障子の左右のたて框の上部間に横桟を渡し、その横桟と内障子の上桟間に形成される換気用小窓内に障子を設けて下部を中心に内倒し可能に支持し、上記障子の両側下部に一対の障子ブラケットを固定し、その一対の障子ブラケットによって両端部が回転自在に支持された連動軸の両端部に下部アームを固定し、一方の下部アームにレバー片を連設し、そのレバー片の端部を障子の内面一側部に形成された縦長孔に挿通して屋内側に位置せしめ、前記障子ブラケットのそれぞれ上部に上部アームの下端部を回転自在に連結し、上部アームの上端部を内障子のたて框の内面に取付けられた枠ブラケットの縦長孔に沿ってスライド自在に連結し、その上部アームの下端部と前記下部アームの上部とをリンクで連結し、前記障子の閉鎖状態において、リンクと下部アームの連結位置を、リンクと上部アームの連結中心と連動軸の中心を結ぶ直線より屋内側に位置せしめ、上記レバー片の回動による換気用小窓の開放時に、上記連結位置が上記直線を越えて屋外側に移動するようにした構成としている。
【0008】
上記のように構成すると、レバーを回動させることによって内障子を開閉させることができるので、操作性の向上を図ることができる。
【0009】
ここで、レバー片の端部に操作バーを回動自在に連結しておくと、老人や子供でも換気用障子を開閉させることができる。
【0010】
上記操作レバーはレバー片に回動自在に連結されているため、内障子の開閉の際、振らつき、騒音が発生したり、操作レバーに対する衝突によって怪我する危険があるため、操作レバーの振れ止め機構を設けておくのがよい。
【0011】
振れ止め機構として、内障子のたて框における内面に受け具を取付け、その受け具に操作バーの長さ方向の一部が挿入可能な間隔をおいて二股片を形成し、この二股片に形成された半球状の膨出部を操作バーに形成された長孔に係合させるようにした構成のものを採用することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1乃至図3に示すように、引き違い用内障子1の左右のたて框2の上部間には横桟3が渡され、その横桟3と内障子1の上桟4間に換気用小窓5が形成されている。
【0013】
換気用小窓5には換気用の障子6が設けられている。障子6の下桟7には突出片8が設けられ、その突出片8は横桟3の上面に形成された嵌合溝9内に嵌り、その嵌合部を中心として換気用障子6は内倒し可能とされている。
【0014】
換気用の障子6の両側下部には一対の障子ブラケット10がねじ止めによる手段によって固定されている。障子ブラケット10のそれぞれ下部には、図3に示すように、挿入孔11が形成され、各挿入孔11に連動軸12の両端部が挿入されて回転自在に支持されている。
【0015】
連動軸12は換気用障子6の下桟7内に配置され、各障子ブラケット10から外方向に突出する両端部に一対の下部アーム13a、13bが固定されている。
【0016】
一対の下部アーム13a、13bのうち、一方の下部アーム13aにはレバー片14が連設されている。レバー片14は換気用の障子6の内面一側部に形成された縦長孔15に挿通されて屋内側に臨み、換気用の障子6の閉鎖状態において、レバー片14は内障子1の内面に沿う状態とされている。
【0017】
障子ブラケット10のそれぞれ上部には上部アーム16の下端部がピン17を介して回動自在に連結され、各上部アーム16の上端部に取付けたガイドピン18が枠ブラケット19に形成された縦長孔20にスライド自在に挿入されている。枠ブラケット19は、内障子1のたて框2の内面にねじ止めによる手段を介して取付けられている。
【0018】
上部アーム16の下端部と下部アーム13a、13bの上端部はリンク21の両端部が上部ピン22および下部ピン23を介して連結されている。リンク21の下端部を連結する下部ピン23の中心は、換気用障子6の閉鎖状態において、上部ピン22と連動軸12の中心を結ぶ直線より屋内側に配置され、前記レバー片14の回動による換気用小窓5の開放時に、下部ピン23は上記直線を越えて屋外側に移動するようになっている。
【0019】
図2は、換気用障子6が換気用小窓5を閉鎖する状態を示し、レバー片14は内障子1の内面に沿う状態とされている。
【0020】
上記レバー片14を上方に向けて揺動させると、連動軸12が図2の矢印方向に回動し、その連動軸12に固定された下部アーム13a、13bも同方向に回動する。
【0021】
下部アーム13a、13bの回動時、下部ピン23が上部ピン22と連動軸12の中心を結ぶ直線を越えるまではリンク21が押し上げられ、そのリンク21が連結された上部アーム16も上方に移動し、ガイドピン18が枠ブラケット19の縦長孔20に沿って上方に移動する。
【0022】
下部ピン23が上部ピン22と連動軸12の中心を結ぶ直線を越えると、リンク21が引き下げられると共に、上部アーム16も引き下げられ、ガイドピン18は縦長孔20に沿って下降し、そのガイドピン18を中心として上部アーム16の下端部が屋内側に揺動し、図4に示すように、換気用障子6が内方に倒れ、換気用小窓5が開放される。
【0023】
また、換気用小窓5の開放状態において、レバー片14を上記と逆の方向に揺動させると、各部は上記と逆方向に移動して、図2に示すように、換気用小窓5は換気用障子6によって閉鎖される。
【0024】
換気用障子6の閉鎖状態において、下部アーム13a、13bとリンク21を連結する下部ピン23は、上部ピン22と連動軸12の中心を結ぶ直線より屋内側に位置するため、換気用障子6に外力が付与されても、換気用障子6は屋内側に倒れることがない。
【0025】
このため、換気用障子6を閉鎖状態で保持するロック金具の取付けを不要とすることができる。
【0026】
図5に示すように、レバー片14の端部に操作バー24の先端部をピン25で回転自在に連結すると、その操作バー24を押し引きすることにより、レバー片14が回動し、換気用障子6を開閉することができるため、老人や子供によっても換気用小窓5の開閉を行なうことができる。
【0027】
操作バー24を用いる換気用小窓5の開閉に際しては、内障子1の開閉の際に、操作バー24がピン25を中心として振らつき、操作レバー24に対する衝突によって怪我するおそれがある。
【0028】
これを防止するため、内障子1のたて框2における内面に受け具26を取付け、その受け具26に二股片27を形成し、この二股片27間に操作バー24の長さ方向の一部を挿入し、各二股片27の内面に設けた半球状の膨出部28を操作バー24に形成された長孔29に係合させて操作バー24を仮止めし、操作バー24の振らつきを防止するようにしている。
【0029】
【発明の効果】
以上のように、この発明においてはレバー片を操作することにより換気用の障子が回動して換気用小窓を開閉させることができるため、換気用小窓の開閉操作が容易である。
【0030】
また、下部アームとリンクの連結中心を、換気用障子の閉鎖状態において、リンクと上部アームの連結中心と連動軸の中心を結ぶ直線に対して屋内側に配置したため、換気用障子を閉鎖状態に保持することができ、閉鎖状態に保持するためのロック金具の取付けを不要とすることができる。
【0031】
さらに、レバー片に操作バーを連結したことにより、老人や子供でも換気用小窓の開閉操作を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る開閉装置の実施の形態を示す正面図
【図2】図1のII−II線に沿った断面図
【図3】同上の分解斜視図
【図4】同上の換気用障子を開放させた状態の断面図
【図5】同上の他の例を示す断面図
【符号の説明】
1 内障子
2 たて框
3 横桟
4 上桟
5 換気用小窓
6 換気用障子
10 障子ブラケット
12 連動軸
13a、13b 下部アーム
14 レバー片
15 縦長孔
16 上部アーム
19 枠ブラケット
20 縦長孔
21 リンク
24 操作バー
26 受け具
27 二股片
28 膨出部
29 長孔

Claims (3)

  1. 引き違い内障子の左右のたて框の上部間に横桟を渡し、その横桟と内障子の上桟間に形成される換気用小窓内に障子を設けて下部を中心に内倒し可能に支持し、上記障子の両側下部に一対の障子ブラケットを固定し、その一対の障子ブラケットによって両端部が回転自在に支持された連動軸の両端部に下部アームを固定し、一方の下部アームにレバー片を連設し、そのレバー片の端部を障子の内面一側部に形成された縦長孔に挿通して屋内側に位置せしめ、前記障子ブラケットのそれぞれ上部に上部アームの下端部を回転自在に連結し、上部アームの上端部を内障子のたて框の内面に取付けられた枠ブラケットの縦長孔に沿ってスライド自在に連結し、その上部アームの下端部と前記下部アームの上部とをリンクで連結し、前記障子の閉鎖状態において、リンクと下部アームの連結位置を、リンクと上部アームの連結中心と連動軸の中心を結ぶ直線より屋内側に位置せしめ、上記レバー片の回動による換気用小窓の開放時に、上記連結位置が上記直線を越えて屋外側に移動するようにした換気用小窓の開閉装置。
  2. 前記レバー片の端部に操作バーの上部を回動自在に連結し、その操作バーを振れ止めする振れ止め機構を設けた請求項1に記載の換気用小窓の開閉装置。
  3. 前記振れ止め機構が、内障子のたて框における内面に受け具を取付け、その受け具に操作バーの長さ方向の一部が挿入可能な間隔をおいて二股片を形成し、この二股片に形成された半球状の膨出部を操作バーに形成された長孔に係合させるようにした構成から成る請求項2に記載の換気用小窓の開閉装置。
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