JP3883809B2 - ガラスチャンバを減圧する方法と装置 - Google Patents

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Description

【0001】
発明の分野
本発明は、減圧を行うためのポートを備えたガラス壁によって形成(即ち、閉鎖)されるチャンバを、減圧するための方法と装置とに関する。本発明は、真空ドアおよび/又は窓ガラスパネル(「真空ガラスパネル」)との関連において開発されたものであり、以後、本発明をこの関連において記載する。しかしながら、本発明は、たとえばテレビのブラウン管をはじめとする陰極線管、真空フラスコ、ソーラーコレクターパネル、パネル状ディスプレイ装置等の、より広範囲の用途を有する。
【0002】
発明の背景
一実施形態である真空ガラスパネルにおいては、二枚の平面離間ガラスシートが対面関係に配置され、かつ、そのエッジ周りにおいて、一般にハンダガラスと称される低融点ガラスによって気密シールされている。両シート間の間隙(即ち、チャンバ)が減圧され、複数の小さな支柱のネットワークによって両シート間の対面分離状態が維持されている。典型的な状況においては、前記ガラスパネルは、約0.02〜4.00平方メートルの表面積と、約2.0〜5.0ミリメートルのシート厚と、約0.10〜0.20ミリメートルの対面間隙とを備えたガラスシートから構成することができる。
【0003】
ガラスパネルの減圧には(多くの他のガラス物の減圧に対して)特殊な問題があり、それは、減圧が行われる領域が最終製品において目立つものとなってはならず、かつ、その減圧処理が、大きな表面積又は直線寸法を有するパネルに適したものでなければならないという問題である。減圧処理は、ガラスシート及び支柱の表面領域からガス成分を除去するために、(減圧されるチャンバを減圧システムに接続した状態で)ガラスパネルをいわゆるベーキング炉の中で高温加熱する工程を必要とする。
【0004】
前記減圧処理を実行する一つの方法においては、小さな排気チューブを、一方のガラスシートの外面に、このガラスシートを貫通延出する開口部と連通した状態で接続(即ち、シール)する。前記チューブとガラスシートとの間の接続は、ハンダガラスを使用して、通常、ハンダガラスによるエッジシールを両シート間に形成するのと同時に、形成される。ハンダガラスによるシールは通常約450℃の温度で行われるが、この温度は、ハンダガラスを溶解させ、かつ漏出の無い接続部を形成するためには十分に高いが、両ガラスシートに大きな変形が発生する可能性のある温度よりも低い温度である。
【0005】
前記ハンダガラスシール工程の完了後、この構造体を通常は室温まで冷却する。その後、金属製の減圧ヘッドを前記排気チューブ上に配置し、遠隔に配置された真空ポンプに接続する。前記減圧ヘッドは、前記排気チューブを受け入れるように寸法設定された中央キャビティを有し、この中央キャビティに対して前記真空ポンプが接続される。また、この減圧ヘッドの中央キャビティの周囲にはOリングを備える溝が設けられ、このOリングは、減圧工程中、ガラスシートのチューブ周辺領域をシールするように構成されている。
【0006】
前記ガラスパネル構造体と減圧ヘッドとを前記ベーキング炉に投入し、ここで、完成した構造体をガス抜き温度に晒しながら減圧が行われる。その後、前記排気チューブの外端部を、このチューブをその溶解温度まで加熱することによって閉じる。
【0007】
上述した減圧工程の問題点は、減圧ヘッドとガラスシートとの間のシールを実行するためにOリングを使用することから生じる。構造体の全ての部材を、前記ベーキング炉内において実質的に同じ温度にまで加熱しなければならないが、実質的にすべてのエラストマ性(即ち、ポリマー性)のOリング材は、200℃以上の温度で分解し始めるので、ガス抜きを行うことができる温度は厳しく制限される。その結果、そのようなより低い温度において適切なガス抜きを達成するために、処理を長時間にわたって継続しなければならない。これによって製造速度が制限され、製造コストが増加する。
【0008】
上記方法のもう一つの問題は、二つの工程が必要なことにある。即ち、高温(約450℃)での工程と、チャンバの減圧を行う時のより低温(約200℃)でのもう一つの工程とが必要なことにある。このような二段階の方法によって、ガラスパネル中に過度の機械的応力がかかることを避けるために温度変化が発生する速度を制限する必要性から、製造時間が更に増加する。更に、前記二段階の方法は、単一段階の方法が採用された場合と比較して、より大きなエネルギ消費量を必要とする。
【0009】
発明の要旨
本発明は、減圧ヘッドとガラス面との間のシールを行うためにエラストマ材を使用する必要の無い、チャンバの減圧方法及び装置を提供するものである。
【0010】
本発明は、広義においては、減圧ポートを備えるガラス壁によって少なくとも部分的に包囲されたチャンバを減圧する方法を提供するものである。この方法は以下の工程、即ち、
(a)前記ポートと、前記ガラス壁のうちポート周囲の部分とを、(i)前記ポートに連通する第1キャビティと、(ii)この第1キャビティの周囲に位置し、前記ガラス壁のうちポート周囲の部分によって閉じられた少なくとも一つの第2キャビティと、を有する減圧ヘッドによってカバーする工程、
(b)前記減圧ヘッドの、単数の前記閉じられた第2キャビティ、又はこれが複数設けられる場合にはそのそれぞれを減圧する工程、並びに、
(c)前記減圧ヘッドの前記第1キャビティを介して前記チャンバを減圧する工程、
を有する。
【0011】
本発明は、更に、減圧ポートを備えるガラス壁によって少なくとも部分的に包囲されたチャンバを減圧するのに使用される装置を提供するものとして定義される。この装置は、
(a)前記ポートと、前記ガラス壁のうちポート周囲の部分とをカバーするように構成され、使用時において、前記ポートに連通するように構成された第1キャビティと、この第1キャビティの周囲の少なくとも一つの第2キャビティとを備える減圧ヘッド、
(b)前記第1キャビティに連通されるとともに、真空ポンプを前記第1キャビティに接続するように構成された第1管路、並びに、
(c)単数の前記第2キャビティ又はこれが複数設けられる場合にはそのそれぞれに接続され、真空ポンプを単数又は複数の第2キャビティのそれぞれに接続するように構成された第2管路、
を有する。
【0012】
本発明の好適な特徴構成
本発明の種々の態様においては、好ましくは、前記減圧ヘッドの前記第1キャビティ及び第2キャビティそれぞれへの接続用として、別々の真空ポンプシステムが提供される。しかしながら、単数の第2キャビティ又は複数の第2キャビティそれぞれの減圧は、前記第1キャビティに対するよりも遥かに低いレベルで(即ち、低い完全度の真空を形成するために)行うことができる。
【0013】
前述したように、本発明は真空ガラスパネルにその用途を有するが、この用途においては、減圧対象の前記チャンバが、エッジシールされた2枚のガラスシートによって形成される空間である。両シートの一方には、減圧を行うための前記ポートを形成する排気チューブが備えられ、前記減圧ヘッドの第1キャビティは、前記排気チューブを受け入れるように形状設定及び寸法設定されることになる。
【0014】
本発明のこのような好適態様を念頭に置けば、本発明はまた、真空ガラスパネルの形成方法としても定義することができるのであり、ここでは前記減圧工程が、前記チャンバの熱によるガス抜き工程を同時に行いながら行われる。前記ガス抜き工程は、きわめて好ましくは、両ガラスシートのエッジシールが完了する温度よりも僅かに低い温度(典型的には50℃〜100℃ほど低い温度)から開始される。
【0015】
本発明は、本発明を実施するための装置と方法との好適実施例に関する以下の説明から、より完全に理解されるであろう。この説明を、添付の図面を参照して行う。
【0016】
発明の詳細な説明
図1には、純金属製の減圧ヘッド10が減圧対象のガラスパネル11に取り付けられた状態が示されている。前記ガラスパネルは、離間対面関係に維持された二枚の平面ガラスシート12,13を有している。これらガラスシートは、通常はソーダ石灰ガラスから形成され、それらのエッジに沿って、エッジシール用のハンダガラスからなるビード14によって相互接続されているものである。
【0017】
前記二枚のガラスシート12,13によってチャンバ15が形成され、これらシートは、複数の支柱16から成るネットワーク又はアレイによって離間関係に維持されている。前記チャンバ15は、10-3Torr以下のレベルにまで減圧され、これによって、両シート間の熱伝導率を他の熱流機構と比較して無視可能なガスコンダクタンスを達成している。
【0018】
前記ガラスシート12には開口部17が形成され、この開口部17内にはガラス製の排気チューブ18が配設され、開口部17から外に突設されている。この排気チューブは、ハンダガラスのビード19によって前記ガラスシートに対してシールされる。
【0019】
前記排気チューブ18を包囲する状態で金属フィラメント20が示されており、これは、前記チャンバ15の減圧後に、前記排気チューブを溶解し閉じるために使用することができる。但し、この目的のためにその他の技術を使用することも可能である。
【0020】
前記減圧ヘッド10は、金属製の本体21を有し、これは、中央の第1キャビティ22を有するか又は形成している。この第1キャビティ22は、前記排気チューブ18を受け入れ、前記チャンバ15の減圧とガス抜きの間、ガスの移動を規制するように形状及び寸法設定されている。
【0021】
前記第1キャビティ22は、ポート23と管路24とを介して、図2に略示されているように、ベーキングチャンバ32の外側に位置する真空ポンプ25に接続されている。
【0022】
前記減圧ヘッドの前記本体21内には、更に、環状の第2キャビティ26が設けられている。この第2キャビティ26は、前記第1キャビティ22を包囲するように配置され、使用時においては、前記排気チューブ18を取り巻く前記ガラスシート12の表面によって閉じられるように構成されている。前記第1キャビティ22及び第2キャビティ26の間には第1環状ランド27が配置され、第2環状ランド28が環状の前記第2キャビティ26を包囲している。両ランド27,28は、小さな面積で前記ガラスシート12の表面と接触し、これによって前記第2キャビティ26内、及び前記二つのキャビティ22、26間へのガス流れを規制する。
【0023】
前記第2キャビティ26は、図2に示されているように、ポート28と管路30とを介して、別の真空ポンプ31に接続されている。
【0024】
前記減圧ヘッド10は、通常、50mm〜100mmの外径とされ、前記第1の中央キャビティ22は、通常約10mm〜20mmの直径とされる。前記両ランド27,28は、それぞれ、約1mmの径方向の幅を有するものとされるが、これは0.10mm〜10mmの範囲であってもよい。
【0025】
図3は、真空ガラスパネルユニットの製造の逐次工程を示す。
【0026】
先ず、両シート12,13が(前述したように)離間関係で組み付けられ、未溶融のハンダガラスのビード14を、シート13のエッジの周りに堆積させる。同様に、未溶融ハンダガラスのビード19を、シート12の開口部17内に位置する前記排気チューブ18の周囲に堆積させる。
【0027】
次に、単一段階の加熱工程によって、その後の製造工程を行うことができる。二枚のガラスシートを組み付け、ハンダガラスの前記ビードを堆積させた後、前記減圧ヘッド10を、前記排気チューブ18を包囲するように前記シート12の表面に取り付け、前記二つの環状ランド27,28の間の環状キャビティ26を前記ポンプ31によって減圧する。この最初の工程中は、二枚のガラスシート間の前記チャンバ15は減圧されない。
【0028】
前記減圧ヘッド10を含む完全なアセンブリを炉32内で約450℃まで加熱し、この工程の間に、前記ハンダガラスが溶解し、ガラスパネルのエッジの周囲と排気チューブの周囲とにシールを形成する。次に、ガラスパネルと減圧ヘッドとを、ハンダガラスが凝固する温度(約380℃)にまで冷却し、その後、前記高度真空システム25を前記減圧ヘッドの中央キャビティ22に接続することによって、両ガラスシート12間の前記チャンバ15の減圧を開始する。このキャビティの減圧は、ガラスパネルと減圧ヘッドとが冷却されている間、継続される。この冷却期間中に使用される具体的な温度/時間スケジュールは、ガラスパネルの内側面の適切なガス抜きを達成するのに必要な時間に依存したものとなる。
【0029】
ガス抜きと減圧とが完了すると、前記フィラメント部材20を使用して、前記排気チューブ18を溶解させ、溶融閉鎖する。
【0030】
前記真空ポンプ31は、約10-3Torrの最終真空度を達成することが可能な、一般にバッキングポンプと称されている機械式真空ポンプであってよい。しかしながら、図示した構成の場合、外側のランド28を超えてガスの多少の漏出が発生するため、前記第2キャビティ26内で達成される真空のレベルは、その漏出の量と、減圧ヘッドを前記ポンプ31に接続する前記管路30の減圧速度とに依存したものとなるであろう。
【0031】
前記第2キャビティ26内において1Torrよりも遥かに低い真空レベルを達成することは比較的簡単であることが確認されており、そのような真空レベルは、ガラスパネルチャンバ15の減圧のためには十分に低いものではないが、そのシール真空は、前記第1キャビティが真空ポンプ25によって減圧される場合に、ガラスパネルチャンバ内で必要な真空状態を達成することを容易にするためには十分なものである。
【0032】
前記高い真空レベルを作り出すために使用される前記真空ポンプシステム25は、拡散ポンプ又はターボモレキュラーポンプを含むものとすることができる。そのような真空システムによって、10-5Torr又はそれ以下の規定圧を容易に達成することが可能である。
【0033】
前記第2キャビティ26から第1キャビティ22へは或る程度のガス漏出が発生するであろうが、前記減圧ヘッドの構造のために、この漏出の量は、減圧装置の第1キャビティ内の圧力に対して非常に僅かな又は無視可能な程度の影響しかない、十分に低いものとなる。
【0034】
上述した減圧処理を有効なものとするためには、前記ガラスシートと減圧ヘッドとの対向表面は、許容値近くまでフラットで、かつ、大きな掻き傷の無いものでなければならない。しかしながら、フロート処理によって発生するソーダ石灰ガラスの平面性からの偏差は極めて僅かなものであり、約50〜100mmという減圧装置の典型的な外寸にわたり、平面性からの偏差は通常数ミクロン以下であることが判っている。同様に、前記減圧ヘッドは、高品質の旋盤で加工されることによって、製造されるガラスシートに見られるのと同じオーダーの平坦性を備えるランド27,28のシール表面を提供するように製造することができる。
【0035】
その結果、減圧ヘッドの環状の第2キャビティ26が減圧される時、この減圧ヘッドは、大気圧によってガラスシートに対して押し付けられる。表面同士は互いに十分に密着接触されることになるため、前記シールランド27,28を通過する漏出が許容可能に僅かなものとなる。
【0036】
図4は、前記減圧ヘッド10を3mm厚のソーダ石灰ガラスに取り付けた時の、環状の第2キャビティ26内における圧力(Pannular)と中央の第1キャビティ22内における圧力(Pcentre)と、内側ランド27を介したガスコンダクタンス(Cgap)との実験測定結果を示す。これらの結果は、ガラスシートと減圧ヘッド10との温度を450℃まで上昇させ、その後、低下させた処理サイクル中に得られたものである。これらの測定に使用した減圧ヘッド10は、それぞれ16mmと80mmの外径のシールランド27,28を有している。各シールランド27,28の幅は1mmである。
【0037】
これらの測定結果を得るに当たっては、前記環状空間26を、10mmの内径を有し、前記減圧ヘッド10に接続された長さ1mの導管30を介して減圧した。
【0038】
1〜10mmの範囲の様々な幅を有するシールランドを備え、50〜100mmの範囲の様々な外径を有する種々の減圧ヘッド10を使用して多数の実験を行い、これら種々の減圧ヘッドのPannularを測定した。
【0039】
前記減圧ヘッド10の外側シールランド28を介したガスの漏出率(一般に「スループット」と称される)は、真空技術に関する標準的参考文献に記載されている関連式から決定することができる。前記環状空間22に接続された真空システムのガスのスループットに関しては、次の式の通りである。
【0040】
【数1】
スループット=Spipe(Pannular−Ppumping end) (1)
【0041】
この式において、Spipeは前記パイプ34を通る排気速度(単位L.s-1)であり、Ppumping endは、前記環状キャビティ26に接続された真空システムの排出端部の圧力である。典型的な回転ポンプの場合、Ppumping endは無視することができるため、式(1)を以下のように簡略化しても、十分な精度で求めることが可能である。
【0042】
【数2】
スループット=Spipeannular (2)
【0043】
実験的に達成された(第2環状キャビティ26内の)圧力においては、分子間衝突の平均自由行程は、前記パイプ34の直径よりも遥かに小さい。これらの条件下において、Spipeは、真空技術に関する標準的参考文献に記載されている次の関連式によって求められる。
【0044】
【数3】
pipe=90(d4/l)Pannular (3)
【0045】
ここで、dとlはcm単位であり、PannularはTorr単位である。
上記式(3)は、空気の主要構成要素である窒素の分子量(28)及び酸素の分子量(32)に近い分子量30のガスに関して導かれたものである。その他のガスの場合には排出速度が僅かに異なるであろうが、大幅に異なることはない。
【0046】
上記式(2)及び(3)を使用して、Pannularの関数としての前記スループットは、以下によって求められる。
【0047】
【数4】
スループット=90(d4/l)Pannular 2 (4)
【0048】
この式は、真空システムの分子間衝突の平均自由行程がパイプ30の直径よりも遥かに小さく、Ppumping endが無視可能である時にのみ適用できる。式(4)から、接触表面からダスト又は粒子を除去するのに十分注意することを条件として、スループットは常規的に0.01 TorrL.s-1であることが判った。
【0049】
従って、0.01 TorrL.s-1という数字を、外側シールランド28を通過する可能漏出率の上限と見做すならば、環状キャビティ26内の特定の所望圧力Pannularに対して式(4)を使用することによって、この環状キャビティ26に接続される減圧導管30の適切な直径を選択することが可能である。一般には、広範囲の径の減圧管路30にわたって、適切に低い圧力を得ることが可能であることが判っている。
【0050】
図4に示した結果から、環状キャビティ26内の圧力と、内側シール面27の伝導率との両方が、前記減圧ヘッドの加熱冷却中、僅かに変動することが観察される。これらの変動は、高温におけるガラスの僅かな軟化と、それらの熱膨張係数の差に関連する金属面とガラスの面との間の非常に小さな相対移動に依るものである。
【0051】
本発明のいくつかの用途においては、たとえば、ガラスパネル内に、装置の使用寿命にわたって内部空間から放出されるなんらかのガス成分を掃気するために熱活性化反応性の金属ゲッターを設けることが望ましい場合等においては、2段階の加熱工程を採用することが好ましいかもしれない。そのような金属ゲッターは、それらが化学的に活性となるためには真空中において高温まで加熱される必要があり、かつ、空気中で450℃まで加熱されれば不可逆的に劣化する。従って、もしもそのようなゲッターが必要な場合には、そのゲッターのガラスパネル中への取り付けは、前記エッジシール処理の完了後に初めて可能であろう。その後、第2段階の加熱工程の前に、ガラスパネルの減圧が開始され、前記ゲッターは、それが真空中にあるため、約350℃への第2段階の加熱工程中、劣化から保護されるであろう。
【0052】
前記減圧ヘッドが2段階の加熱処理に使用される場合には、ガラス12の表面に対する内側ランド面27のシールが不十分となる可能性があることが判った。その理由は、前記ハンダガラスを溶解し前記エッジシールを形成するために必要な温度が非常に高いため、ガラスシートに僅かな変形が発生する可能性があるからである。このことによって生じる、前記排気チューブ周囲のガラスシートの面の平面性からの偏差によって、内側金属シールランド27とガラスとの間に大きな間隙が形成される可能性がある。
【0053】
このような問題は、10μm〜50μmの厚みのアルミホイルガスケットを使用し、このガスケットを内側シールランド27とガラス表面との間に設置することによって解決することが可能である。前記アルミガスケットは大気圧に依る力によって湾曲し、これによって、前記内側シールランド27とガラス表面との間にシールを形成する。
【0054】
図5は、前記減圧ヘッド10を使用した2段階プロセスによって製造された真空ガラスパネルのサンプルから得られた実験データを示している。この図5には、前記ガラスパネルの温度を300℃以上に上昇させた後に低下させた減圧サイクル中の、環状の第2キャビティ26の圧力(Pannular)と、中央の第1キャビティ22の圧力(Pmain)と、ガラスパネル内の圧力(Pglazing)とが示されている。図5(A)は、アルミガスケットを使用しない場合のデータを示している。図5(B)は、同じサンプルを18μmのアルミガスケットを設けて使用した場合のデータを示しており、内側ランド27を通した漏出が低下したことに依って、中央キャビティ22の圧力が大幅に改善されていることが判る。
【0055】
図6に示す減圧ヘッドの別実施例においては、この減圧ヘッド10は、第2及び第3の同心配置された環状キャビティ26,33を備えている。この構成によって、第1、第2及び第3のシールランド27,28,34が形成される。
【0056】
環状の第2キャビティ26は管路30を介して、環状の第3キャビティ33は管路35を介して、減圧システム(図示せず)に別々に接続されている。これら環状の第2キャビティ26及び第3キャビティ33のそれぞれに別々の減圧システムを設けてもよいし、或いは、両環状キャビティに対して単一共通の減圧システムを設けてもよい。しかしながら、いずれの場合においても、前記中央の第1キャビティ22用には、別の(遥かに低い圧力の)真空システムが設けられることになる。
【0057】
この構成に依り、前記内側環状キャビティ26内の真空レベルは、外側の第3環状キャビティ33の圧力によって比較的影響されなくなる。
【0058】
図7は、前記減圧ヘッドの別構成であって、前記排気チューブ18がガラスシート12の一つのエッジの非常に近くに配設される場合に適した構成を示している。この図7に示されている構成は、第1キャビティ22がその周囲の第2キャビティ26に対して偏心配置されていることを除けば、図1に示した構成に幾分類似している。この例においては、第2キャビティ26の断面積を、このキャビティの周方向に可変のものにする必要がある。
【0059】
上述した本発明に関しては、その他の変形及び改造が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】減圧対象のガラスパネルの一部に取り付けられた減圧ヘッドの断面を示す図
【図2】ベーキング炉内に配置され、かつ、前記減圧ヘッドを介して外部の真空ポンプに接続されたガラスパネルの概略図
【図3】特定のガラスパネル構造に適用したときの、本発明の減圧方法を使用したガラスパネルの製造の逐次工程A〜Dを示す図
【図4】本発明の減圧方法の実施例によって得られた測定結果のプロットを示す図
【図5】本発明の減圧方法の別実施例によって得られた測定結果のプロットを示す図
【図6】減圧対象のガラスパネルの一部分に取り付けられた別構成の減圧ヘッドの断面図
【図7】減圧対象のガラスパネルの一部分に取り付けられた更に別構成の減圧ヘッドの断面図

Claims (9)

  1. 減圧ポートを備えるガラス壁によって少なくとも部分的に包囲されたチャンバを減圧する方法であって、
    (a)前記ポートと、前記ガラス壁のうちポート周囲の部分とを、(i)前記ポートに連通する第1キャビティと、(ii)この第1キャビティの周囲に位置し、前記ガラス壁のうちポート周囲の部分によって閉じられた少なくとも一つの第2キャビティと、を有する減圧ヘッドによってカバーする工程、
    (b)前記減圧ヘッドの、単数の前記閉じられた第2キャビティ、又はこれが複数設けられる場合にはそのそれぞれを減圧する工程、及び
    (c)前記減圧ヘッドの前記第1キャビティを介して前記チャンバを減圧する工程、
    を有することを特徴とする方法。
  2. 請求項1の方法であって、前記第1キャビティが第1真空ポンプによって、前記第2キャビティが第2真空ポンプによって減圧されることを特徴とする方法。
  3. 請求項2の方法であって、前記チャンバと前記第1キャビティとが、単数又は複数の前記閉じられた第2キャビティよりも低い圧力レベルへ減圧されることを特徴とする方法。
  4. 請求項3の方法であって、単数又は複数の前記第2キャビティが約100〜10-3Torrのレベルまで減圧され、前記チャンバと前記第1キャビティとが約10-3〜10-5Torrのレベルまで減圧されることを特徴とする方法。
  5. 請求項1〜4のいずれかの方法であって、二枚の離間配置されエッジシールされたガラスシートによって形成した前記チャンバが真空ガラスパネルに適用される場合には、前記第1キャビティと前記第2キャビティとの減圧が、前記チャンバの熱によるガス抜きを同時に行いながら行われることを特徴とする方法。
  6. 減圧ポートを備えるガラス壁によって少なくとも部分的に包囲されたチャンバを減圧するための装置であって、
    (a)前記ポートと前記ガラス壁のうちこのポート周囲の部分とをカバーするように構成され、使用時において前記ポートに連通する第1キャビティと、このキャビティの周囲の少なくとも一つの第2キャビティとを備える減圧ヘッド、
    (b)前記第1キャビティに連通するとともに、真空ポンプを前記第1キャビティに接続するように構成された第1管路、並びに、
    (c)単数の第2キャビティ又はこれが複数設けられる場合にはそのそれぞれと接続され、真空ポンプを単数又は複数の前記第2キャビティのそれぞれに接続するように構成された第2管路、
    を有することを特徴とする装置。
  7. 請求項6の装置であって、前記第1キャビティ周囲の別のキャビティ(即ち第2キャビティ)を一つのみ有し、かつ、
    前記減圧ヘッドが、
    (i)前記第1キャビティ及び第2キャビティ間に位置するとともに、使用時において、前記ガラス壁のうちポート周囲の部分に接触するように構成された内側環状ランド、並びに、
    (ii)第2キャビティを包囲するとともに、使用時において、これも前記ガラス壁のうちポート周囲の部分に接触するように構成された外側環状ランド、
    を有することを特徴とする装置。
  8. 請求項6又は請求項7の装置であって、前記第1キャビティと前記第2キャビティとが同心配置されていることを特徴とする装置。
  9. 請求項7の装置であって、前記第1キャビティ及び第2キャビティが偏心配置され、かつ、前記第2キャビティの断面積がキャビティ周方向において変化することを特徴とする装置。
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