JP3882827B2 - クロレラ食品 - Google Patents

クロレラ食品 Download PDF

Info

Publication number
JP3882827B2
JP3882827B2 JP2004102078A JP2004102078A JP3882827B2 JP 3882827 B2 JP3882827 B2 JP 3882827B2 JP 2004102078 A JP2004102078 A JP 2004102078A JP 2004102078 A JP2004102078 A JP 2004102078A JP 3882827 B2 JP3882827 B2 JP 3882827B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chlorella
powder
roasted
food
brown rice
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004102078A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005278601A (ja
Inventor
敬二郎 内野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPN Corp
Original Assignee
Nippon Flour Mills Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Flour Mills Co Ltd filed Critical Nippon Flour Mills Co Ltd
Priority to JP2004102078A priority Critical patent/JP3882827B2/ja
Publication of JP2005278601A publication Critical patent/JP2005278601A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3882827B2 publication Critical patent/JP3882827B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

本発明は、クロレラに焙煎玄米胚芽の粉末または焙煎小麦胚芽の粉末を添加するクロレラ食品及び該クロレラ食品を造粒したクロレラ含有顆粒に関するものである。
クロレラは、緑藻綱・クロロコックム目・オオシスティス科・クロレラ属に属する淡水産の単細胞藻類で、たんぱく質、葉緑素、食物繊維、各種ビタミン及びミネラルが豊富な食品で緑黄色野菜の代替、さらには栄養機能食品として、古くから利用されてきた。例えば、玄米に光合成単細胞微細藻類(クロレラ)を配合した、玄米および光合成単細胞微細藻類に含有される酵素群により自己融解させた玄米を主成分とする加工食品(例えば、特許文献1を参照。)、少なくともブドウ糖、クロレラ、玄米胚芽、かんぞう、ハトムギなどを所定量ずつ混合してなる栄養補給食品(例えば、特許文献2を参照。)などが提案された。しかし、クロレラは藻類の1種で特有の藻類臭があり、食べづらく、また水分が高い状態で加温されると、葉緑素が分解してフェオフォルバイトが発生するという変質しやすい素材であった。このフェオフォルバイトを摂取し、日光に当たると皮膚炎を起こすことが知られている。さらに、加熱処理すると黒変してその商品価値がさがることも知られている。そのため、クロレラを乾燥させたクロレラ粉末に破砕処理を加えて得られた微細クロレラ粉末と穀物に破砕処理を加えて得られた微細穀物粉末とを混合したクロレラ飲用粉末(例えば、特許文献3を参照。)が提案され、穀物を粉砕する方法としては生または焙煎した穀類胚芽の水分含量を調整し、次いで挽臼式粉砕機により粉砕する方法(例えば、特許文献4を参照。)が提案された。しかし、上記の方法ではクロレラの藻類臭の除去は充分ではなく、また加熱処理を行うこともできず、このためクロレラ粉末を顆粒化するという加工手段が利用できず、従来からクロレラを錠菓に成型して食することが一般的であった。
特開昭56−151468号公報 特開平8−140625号公報 特開2001−292751号公報 特開2003−135012号公報
クロレラは、栄養価に富むため緑黄色野菜の代替として、また各種の生理機能を体感できることより、古くから栄養機能食品として食されてきた。しかし、クロレラ特有の藻類臭などの風味に難があり、その上食品加工の面からは水を加えると、好ましくない成分であるフェオフォルバイトが生成することで、難がある素材であった。そのため、クロレラ粉末を顆粒状に成型することが困難で、且つ加熱すると黒変し商品価値がなくなるため、単に固めた錠菓に成型するという加工手段でしか一般的に商品化できなかった。従って、クロレラ特有の藻類臭を有せず、加熱処理してもフェオフォルバイトを生成せず、且つ黒変しないクロレラ粉末の開発が課題であった。
本発明者らは、藻類風味を改善し、加熱による黒変化を防止し、更にフェオフォルバイトの発生を抑制する方法を鋭意検討した結果、クロレラに焙煎玄米胚芽の粉末または焙煎小麦胚芽の粉末を添加したクロレラ食品を提供するに至った。
すなわち、クロレラと焙煎玄米胚芽の粉末及び焙煎小麦胚芽の粉末のいずれか1種とからなり、クロレラに対して前記粉末を1重量%〜40重量%添加することを特徴とするクロレラ食品である。
本発明の第二は、クロレラに焙煎玄米胚芽の粉末及び焙煎小麦胚芽の粉末のいずれか1種を1重量%〜40重量%添加したクロレラ食品に桂皮末を0.1重量%〜5.0重量%添加することを特徴とするクロレラ含有食品である。
本発明の第三は、クロレラに焙煎玄米胚芽の粉末及び焙煎小麦胚芽の粉末のいずれか1種を1重量%〜40重量%添加したクロレラ食品、またはクロレラに焙煎玄米胚芽の粉末及び焙煎小麦胚芽の粉末のいずれか1種を1重量%〜40重量%添加したクロレラ食品に桂皮末を0.1重量%〜5.0重量%添加したクロレラ含有食品、を造粒してなることを特徴とするクロレラ含有顆粒である。
本発明のクロレラ食品、クロレラ含有食品およびクロレラ含有顆粒は、クロレラ特有の藻類臭を有せず、風味が優れ、フェオフォルバイトの生成を抑制し、且つ黒変しない、新しい素材を提供するものである。特に、クロレラ含有顆粒はそのまま摂取することも可能であるが、更に成型して各種食品あるいは錠菓などの原料として広く使用することができる。
本発明にいうクロレラとは、緑藻綱、クロロコックム目、クロレラ科の単細胞藻類であって、太陽光を利用した培養池やタンク培養により培養することができ、培養後、収穫、洗浄、噴霧乾燥により、得られたクロレラ粉末をいう。
本発明にいう焙煎玄米胚芽とは、玄米胚芽を焙煎したものをいい、焙煎方法は特に限定されないが、ガス火力を用いるのが一般的である。また、本発明にいう焙煎小麦胚芽とは、小麦胚芽を焙煎したものをいい、焙煎方法は玄米胚芽の場合と同様である。
本発明の焙煎玄米胚芽の粉末または焙煎小麦胚芽の粉末とは、上記焙煎玄米胚芽または焙煎小麦胚芽を粉砕し、粉末にしたものをいうが、粉砕方法については特に限定されない。また、本発明を実施するためには、特開2003−135012号公報に記載の方法も利用することができる。すなわち、焙煎玄米胚芽または焙煎小麦胚芽の100重量部に対して水30重量部を加え、セラミック摩砕機により摩砕することによって挽臼式粉砕処理物を得ることができる。なお、粉末の粒径は0.15mm以下であることが本発明を実施する上で好ましい。
桂皮は、Cinnamomum cassia Blume またはその他の同属の植物(Lauraceae)の樹皮または周皮の一部を除いたものであって、精油を含み、健胃作用のある植物として広く知られている。本発明の桂皮末とは、この桂皮を粉末としたものである。
本発明のクロレラ含有顆粒とは、クロレラ食品またはクロレラ含有食品を、キサンタンガム、デンプン、アラビアゴムなどをバインダーとして用いて、例えば吹き上げ造粒機や湿式造粒機などにより製造することができる。該顆粒は打錠し、錠菓とすることもできるし、そのまま他の原料と混合することもできる。
本発明の詳細を製造例および実施例に基づいて説明するが、本発明の主旨はこれに限定されるものではない。
(製造例1)
株式会社京都栄養化学研究所製造の焙煎玄米胚芽は、酒米(品種:山田錦)の胚芽をガス火力で焙煎し、水分含量5.3%とした後、粉砕し、100メッシュパス品を得ることにより、焙煎玄米胚芽粉末を製造した。
(製造例2)
製造例1で製造した焙煎玄米胚芽粉末100重量部に対して、水30重量部を加え、水分含量を27%に調整した。この水分含量を調整した混合物をセラミック摩砕機で摩砕した後、110℃で乾燥した。この乾燥物を粉砕し、粉末状の焙煎玄米胚芽挽臼式粉砕機処理物を得た。
(製造例3)
日本製粉株式会社製造の小麦胚芽(国内産小麦の胚芽)をガス火力で焙煎し、水分含量3.3%とした後、100メッシュパス品を得ることにより、焙煎小麦胚芽粉末を製造した。
(製造例4)
製造例3で製造した焙煎小麦胚芽粉末100重量部に対して、水30重量部を加え、水分含量を26%に調整した。この水分含量を調整した混合物をセラミック摩砕機で摩砕した後、110℃で乾燥した。この乾燥物を粉砕し、粉末状の焙煎小麦胚芽挽臼式粉砕機処理物を得た。
(実施例1)
クロレラに対して、製造例1で得られた焙煎玄米胚芽粉末を1.0重量%添加したクロレラ食品の風味をパネリスト5名により評価した結果、藻類臭はかなり軽減され、また藻類の味もかなり軽減され、風味を改善することができた。
(実施例2)
クロレラに対して、製造例2で得られた焙煎玄米胚芽挽臼式粉砕処理物を1.0重量%添加したクロレラ食品の風味をパネリスト5名により評価した結果、実施例1と同様に風味を改善することができた。
(実施例3)
クロレラに対して、製造例3で得られた焙煎小麦胚芽粉末を1.0重量%添加したクロレラ食品の風味をパネリスト5名により評価した結果、藻類臭はかなり軽減され、また藻類の味もかなり軽減され、風味を改善することができた。
(実施例4)
クロレラに対して、製造例4で得られた焙煎小麦胚芽挽臼式粉砕処理物を1.0重量%添加したクロレラ食品の風味をパネリスト5名により評価した結果、実施例1と同様に風味を改善することができた。
(実施例5)
クロレラに対して、製造例1で得られた焙煎玄米胚芽粉末を20.0重量%添加したクロレラ食品の風味をパネリスト5名により評価した結果、藻類特有のまずさはなく、また極弱い胚芽臭があるものの、藻類臭がなく食べやすくなり、風味を改善することができた。
(実施例6)
クロレラに対して、製造例1で得られた焙煎玄米胚芽粉末を40.0重量%添加したクロレラ食品の風味をパネリスト5名により評価した結果、胚芽食品の味が強くなり、胚芽臭が若干発生したが、風味を改善することができた。
クロレラに対して、焙煎玄米胚芽挽臼式粉砕処理物、焙煎小麦胚芽粉末および焙煎小麦胚芽挽臼式粉砕処理物について、実施例1〜実施例6と同様の試験を行った結果、クロレラの風味を改善することができた。
(比較例1)
クロレラそのものについて、パネリスト5名により評価した結果、藻類臭が強く、また藻類の味が強くて食べ難いということが確認された。
(比較例2)
クロレラに対して、製造例1で得られた焙煎玄米胚芽粉末を0.5重量%添加したクロレラ食品の風味をパネリスト5名により評価した結果、藻類臭があり、藻類の味が強く食べ難く、風味の改善は不充分であった。
クロレラに対して、焙煎玄米胚芽粉末、焙煎玄米胚芽挽臼式粉砕処理物、焙煎小麦胚芽粉末および焙煎小麦胚芽挽臼式粉砕処理物を1.0重量%〜40重量%添加することによりクロレラ食品の風味が改善されたので、更に桂皮末を添加することによる風味の改善度合いについて調べた。
(実施例7)
クロレラに対して、製造例1で得られた焙煎玄米胚芽粉末を1.0重量%添加したクロレラ食品に桂皮末0.1重量%添加し、その風味をパネリスト5名により評価した結果、藻類臭および藻類の味は殆どなく、食べやすいものとなり、その風味を改善することができた。
(実施例8)
クロレラに対して、製造例1で得られた焙煎玄米胚芽粉末を1.0重量%添加したクロレラ食品に桂皮末1.0重量%添加し、その風味をパネリスト5名により評価した結果、食べやすいものとなり、その風味を改善することができた。
(実施例9)
クロレラに対して、製造例1で得られた焙煎玄米胚芽粉末を1.0重量%添加したクロレラ食品に桂皮末5.0重量%添加し、その風味をパネリスト5名により評価した結果、桂皮臭が発生したが、食べやすいものとなり、その風味を改善することができた。
(実施例10)
クロレラに対して、製造例1で得られた焙煎玄米胚芽粉末を20.0重量%添加したクロレラ食品に桂皮末0.4重量%添加し、その風味をパネリスト5名により評価した結果、藻類臭および味がなく、食べやすいものとなり、その風味を改善することができた。
(実施例11)
クロレラに対して、製造例1で得られた焙煎玄米胚芽粉末を40.0重量%添加したクロレラ食品に桂皮末0.1重量%添加し、その風味をパネリスト5名により評価した結果、胚芽臭が軽減され、食べやすいものとなり、その風味を改善することができた。
(実施例12)
クロレラに対して、製造例1で得られた焙煎玄米胚芽粉末を40.0重量%添加したクロレラ食品に桂皮末1.0重量%添加し、その風味をパネリスト5名により評価した結果、胚芽臭が殆ど消失し、食べやすいものとなり、その風味を改善することができた。
(実施例13)
クロレラに対して、製造例1で得られた焙煎玄米胚芽粉末を40.0重量%添加したクロレラ食品に桂皮末5.0重量%添加し、その風味をパネリスト5名により評価した結果、桂皮臭が発生したが、食べやすいものとなり、その風味を改善することができた。
(比較例3)
クロレラに対して、桂皮末5.0重量%を添加し、その風味をパネリスト5名により評価した結果、藻類臭および味が強く、桂皮の効果は認められなかった。
クロレラに対して、焙煎玄米胚芽挽臼式粉砕処理物、焙煎小麦胚芽粉末および焙煎小麦胚芽挽臼式粉砕処理物について、実施例7〜実施例13と同様に桂皮末の添加試験を行った結果、焙煎玄米胚芽粉末の場合と同じく、クロレラの風味を改善することができた。
(実施例14)
クロレラに対して、製造例1で得られた焙煎玄米胚芽粉末を1.0重量%添加したクロレラ食品に桂皮末0.1重量%添加したクロレラ含有食品100gをビーカーに入れ、バインダーとしてのキサンタンガムを溶かした水溶液100mlを加え、撹拌した。これを篩に通して造粒後、ステンレスのトレーに広げ、115℃で一夜乾燥し、造粒前後の色調およびフェオフォルバイトの含有量を測定した。造粒前には綺麗な緑色を示していたが、造粒後は僅かに黒変した程度であり、造粒後のフェオフォルバイトの含有量は40.11mg%であった。
(実施例15)
クロレラに対して、製造例1で得られた焙煎玄米胚芽粉末を20.0重量%添加したクロレラ食品に桂皮末0.4重量%添加したクロレラ含有食品100gをビーカーに入れ、バインダーとしてのキサンタンガムを溶かした水溶液100mlを加え、撹拌した。これを篩に通して造粒後、ステンレスのトレーに広げ、115℃で一夜乾燥し、造粒前後の色調およびフェオフォルバイトの含有量を測定した。造粒前には綺麗な緑色を示していたが、造粒後は僅かに黒変した程度であり、造粒後のフェオフォルバイトの含有量は18.00mg%であった。
(比較例4)
クロレラ100gをビーカーに入れ、バインダーとしてのキサンタンガムを溶かした水溶液100mlを加え、撹拌した。これを篩に通して造粒後、ステンレスのトレーに広げ、115℃で一夜乾燥し、造粒前後の色調およびフェオフォルバイトの含有量を測定した。造粒前には綺麗な緑色を示していたが、造粒後は緑色が黒変し、造粒後のフェオフォルバイトの含有量は45.81mg%であった。
クロレラに対して、焙煎玄米胚芽挽臼式粉砕処理物、焙煎小麦胚芽粉末および焙煎小麦胚芽挽臼式粉砕処理物について、実施例14および実施例15と同様に桂皮末を添加し、造粒試験を行った結果、焙煎玄米胚芽粉末の場合と同じく、クロレラの色調を維持し、フェオフォルバイトの発生量を低減することができた。
(実施例16)
クロレラに製造例1で得られた焙煎玄米胚芽粉末20.0重量%、桂皮末0.4重量%を加え、撹拌、混合した。この混合物は、クロレラ風味が改善され食べやすいものとなった。この混合物30kgを、吹き上げ造粒機により、バインダーとしてキサンタンガムを使用して顆粒を製造した。この顆粒は、造粒前に比べ更に風味が改善され、食べやすくなっていた。また、色調も僅かに黒変している程度で、フェオフォルバイトの著しい上昇はなかった。
(実施例17)
クロレラに製造例2で得られた焙煎玄米胚芽挽臼式粉砕機処理物1.0重量%、桂皮末0.1重量%を加え、撹拌、混合した。この混合物は、クロレラ風味が改善され食べやすいものとなった。この混合物30kgを、吹き上げ造粒機により、バインダーとしてキサンタンガムを使用して顆粒を製造した。この顆粒は、造粒前に比べ更に風味が改善され、食べやすくなっていた。また、色調も僅かに黒変している程度で、フェオフォルバイトの著しい上昇はなかった。これを打錠機にて成型し、200mgの円形の錠菓を製造した。
(実施例18)
クロレラに製造例3で得られた焙煎小麦胚芽粉末40.0重量%、桂皮末1.0重量%を加え、撹拌、混合した。この混合物は、クロレラ風味が改善され食べやすいものとなった。この混合物30kgを、吹き上げ造粒機により、バインダーとしてキサンタンガムを使用して顆粒を製造した。この顆粒は、造粒前に比べ更に風味が改善され、食べやすくなっていた。また、色調も僅かに黒変している程度で、フェオフォルバイトの著しい上昇はなかった。
(実施例19)
クロレラに製造例4で得られた焙煎小麦胚芽挽臼式粉砕機処理物1.0重量%、桂皮末0.1重量%を加え、撹拌、混合した。この混合物は、クロレラ風味が改善され食べやすいものとなった。これを打錠機にて成型し、200mgの円形の錠菓を製造した。また、打錠する前の混合物30kgを、吹き上げ造粒機により、バインダーとしてキサンタンガムを使用して顆粒を製造した。この顆粒は、造粒前に比べ更に風味が改善され、食べやすくなっていた。また、色調も僅かに黒変している程度で、フェオフォルバイトの著しい上昇はなかった。
本発明に利用した技術は、クロレラに含まれている豊富な栄養素を利用した各種の栄養補給食品を製造する場合、その藻類臭や味を消去し、加熱加工に際してもクロレラの緑色を黒変することなく、またフェオフォルバイトの発生を伴わないので、広くクロレラを含有した各種の食品あるいはペットフードなどへの加工に利用することができる。

Claims (3)

  1. クロレラと焙煎玄米胚芽の粉末及び焙煎小麦胚芽の粉末のいずれか1種とからなり、クロレラに対して前記粉末を1重量%〜40重量%添加することを特徴とするクロレラ食品。
  2. 請求項1に記載のクロレラ食品に桂皮末を0.1重量%〜5.0重量%添加することを特徴とするクロレラ含有食品。
  3. 請求項1に記載のクロレラ食品または請求項2に記載のクロレラ含有食品を造粒してなることを特徴とするクロレラ含有顆粒。
JP2004102078A 2004-03-31 2004-03-31 クロレラ食品 Expired - Fee Related JP3882827B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004102078A JP3882827B2 (ja) 2004-03-31 2004-03-31 クロレラ食品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004102078A JP3882827B2 (ja) 2004-03-31 2004-03-31 クロレラ食品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005278601A JP2005278601A (ja) 2005-10-13
JP3882827B2 true JP3882827B2 (ja) 2007-02-21

Family

ID=35177652

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004102078A Expired - Fee Related JP3882827B2 (ja) 2004-03-31 2004-03-31 クロレラ食品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3882827B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102669580A (zh) * 2012-06-15 2012-09-19 南京农业大学 一种麦胚发芽糙米复合营养粉及其生产方法

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7914832B2 (en) * 2007-06-01 2011-03-29 Kyoto Eiyo Co., Ltd. Method for producing chlorella fermented food
JP5359527B2 (ja) * 2008-04-30 2013-12-04 大正製薬株式会社 飲料
JP6181839B1 (ja) * 2016-11-18 2017-08-16 株式会社東洋新薬 飲食用組成物

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102669580A (zh) * 2012-06-15 2012-09-19 南京农业大学 一种麦胚发芽糙米复合营养粉及其生产方法
CN102669580B (zh) * 2012-06-15 2014-02-19 南京农业大学 一种麦胚发芽糙米复合营养粉及其生产方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005278601A (ja) 2005-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006197863A (ja) ブナシメジの栽培用培地
KR101834044B1 (ko) 수리취를 포함하는 멥쌀떡 및 이의 제조방법
CN102919734A (zh) 一种籽粒萌发活性、富硒或富含微量元素食品生产方法
CN105725063B (zh) 一种富含麦胚的婴童面制品辅食生产方法
CN104782980A (zh) 一种护肠无抗高效青鱼膨化粒状配合饲料及其制备方法
CN102440355A (zh) 一种小麦胚芽粉加工工艺技术
CN105053700A (zh) 一种鸡饲料及其制备方法
JP3882827B2 (ja) クロレラ食品
KR20150017113A (ko) 감 껍질을 포함하는 선식
KR101561268B1 (ko) 발아 곡물의 발효물을 주성분으로 하는 건강보조식품의 제조방법
KR20170043030A (ko) 수리취를 포함하는 찹쌀떡 및 이의 제조방법
KR101277200B1 (ko) 유기농 곡류 효소를 포함하는 식품 조성물 및 그 제조방법
CN104381871A (zh) 一种真空冷冻干燥制备速溶高硒玉米粉的方法
CN103005181A (zh) 一种青鱼饲料的配方及生产工艺
KR101341553B1 (ko) 쌀눈을 주원료로 한 다이어트 효소식품의 제조방법
KR101890042B1 (ko) 홍삼커피 발효환 및 그 제조방법
KR20150094016A (ko) 누룩 조미료 및 이의 제조방법
CN104783044A (zh) 一种新型幼婴儿配方米粉
JP2006320277A (ja) ナットウキナーゼ含有栄養補助食品及びその製造方法
KR20140119889A (ko) 버섯 및 황토규산염을 이용한 저콜레스테롤 사료 첨가제 조성물 및 그의 제조 방법
JP2007166905A (ja) 飲料用顆粒とその製造方法
JP2019024479A (ja) 成形食品及びその製造方法
CN103598533A (zh) 一种玉米萌发活性、富硒或富含微量元素食品生产方法
CN103719991A (zh) 一种玉米萌发活性、富硒或富含微量元素饮品生产方法
KR102061721B1 (ko) 황국균으로 발효한 현미-해조류 조성물의 제조방법

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060307

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20060426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060822

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060929

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061024

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061106

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees