JP3881777B2 - ガスグリル - Google Patents

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敏宏 小林
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、加熱庫内で魚類などの被調理物を加熱調理するガスグリルに関し、さらに詳しくは、加熱庫の上部に形成された高温帯に被調理物を保持し、被調理物を均一に加熱調理することが可能なガスグリルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、魚等の被調理物を加熱調理できるガスグリルを備えたテーブルコンロが知られている。図10は、このようなガスグリルを備えたグリル付テーブルコンロの外観斜視図である。
【0003】
図10において、テーブルコンロ10は、トッププレート12上にバーナ14a、14bと五徳16a、16bとを備え、テーブルコンロ10の前面に設けられたバーナ点火用ボタン18a、18bを操作することによりバーナ14a、14bを点火し、五徳16a、16b上に載せた調理鍋(図示せず)を加熱するようになっているものである。
【0004】
また、ガスグリル20は、テーブルコンロ10の中央内部に設けられ、被調理物Fを載せる焼網28と、焼網28を載せたまま取手26aをつかんで手前にスライドさせて引き出すことができるグリル受け皿26と、燃料ガスを燃焼させて被調理物Fを加熱するグリルバーナ(図示せず)と、これらを納める加熱庫22から構成されている。さらに、加熱庫22の前面開口部には、グリル扉24が開閉自在に設けられている。
【0005】
このようなガスグリル20を用いた被調理物Fの加熱調理は、まず、グリル扉24を開いてグリル受け皿26を加熱庫22より引き出し、焼網28上に被調理物Fを載置し、次いで、グリル受け皿26を加熱庫22内に収納し、さらにグリルバーナ点火用ボタン30を操作してグリルバーナ(図示せず)に点火することにより行われる。これにより、焼網28上に載置された被調理物Fがグリルバーナにより加熱調理される。
【0006】
この時、被調理物Fから滴下した焼脂は、グリル受け皿26内に溜まるようになっている。また、グリル20内で発生した煙は、トッププレート12の後端に設けられた排気口32から排出されるようになっている。さらに、グリル受け皿26は、手前に引き抜くことにより焼網28と共に加熱庫22から取り外すことができ、加熱調理後等において、グリル受け皿26の底に溜まった焼脂を洗い流して清掃することができるようになっているものである。
【0007】
ところで、このような従来一般に知られるガスグリルでは、焼網28は、グリル受け皿26の深さとほぼ同程度の位置、すなわち加熱庫22の下部側、に固定された状態で使用されている。そのため、グリルバーナの配置、向き等を適宜調整することにより、加熱庫の下部側に保持される被調理物Fをグリルバーナの輻射熱で加熱調理するようになっていた。
【0008】
しかしながら、グリルバーナの輻射熱で加熱庫22の下部側に保持された被調理物Fを加熱する場合には、グリル受け皿26に溜まった焼脂も同時に過熱されて発火し、被調理物Fが焦げたり、排気口32から炎があふれる場合があった。従って、従来のガスグリルにおいて焼脂の発火を防止するためには、グリル受け皿に水を張った状態で使用する必要があり、取り扱いが煩雑であるという問題があった。
【0009】
そこで、本願出願人は、既に焼網の載置面を高くすることにより、焼網とグリル受け皿の間隙を大きくすると共に、加熱庫の背部に排気室を設け、加熱庫と排気室とを焼網より低い位置で開口している連通口(燃焼排気通路)により連通させ、グリルバーナにより発生する熱気を加熱庫上部にこもらせることにより、加熱庫の上部側に高温加熱帯が形成されるようにしたグリルを提案している。
【0010】
この先に提案したグリルによれば、加熱庫の上部側に高温加熱帯が形成されるので、グリル受け皿に溜まった焼脂が発火温度まで過熱されることがない。そのため、加熱調理時にグリル受け皿に水を張る必要がなくなり、取り扱いが極めて簡便になるというものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、先に提案した上述のようなグリルは、焼網の位置が固定されているので、グリル受け皿を加熱庫に収納した時に、被調理物の位置も変化せず、一定の高さに保持されたままとなる。しかも、熱気をこもらせるタイプのグリルでは、高温加熱帯は、加熱庫の上部側に限られる。そのため、焼網の位置を、厚みのある被調理物が円滑に出し入れできる位置に合わせて設定すると、被調理物の上半分のみが高温加熱帯に入り、被調理物全体を効率よく加熱調理することができないという問題があった。
【0012】
一方、厚みのある被調理物全体を高温加熱帯に入れるためには、焼網の位置をさらに高くする必要があるが、焼網の位置が高すぎると、被調理物を載せた状態でグリル受け皿を加熱庫に収納する際に、被調理物がグリル扉等に当たり、グリル受け皿の出し入れが困難になるなるという問題があった。
【0013】
本発明が解決しようとする課題は、被調理物の厚さによらず被調理物全体を効率よく加熱調理することができ、かつ、グリル受け皿の出し入れを円滑に行うことができ、しかも、グリル受け皿に水を張らなくても焼脂が発火することのないガスグリルを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、加熱庫内の上部に高温加熱帯が設けられ、この高温加熱帯に熱気を充満させ、この熱気により焼網上の被調理物を加熱するガスグリルにおいて、前記焼網の下方に位置されるグリル受け皿の両側縁に立設された昇降板と、前記焼網が支持され該昇降板により稼動方向が鉛直方向のみに規制された焼網支持枠と、前記加熱庫の両側面に設けられ前記加熱庫入口側から加熱庫奥側にかけて上方に向かって傾斜したガイド部材と、前記焼網支持枠の両側縁に設けられ前記加熱庫が開閉される際に該ガイド部材上を転動するローラとが設けられていることを要旨とするものである。
【0015】
上記構成を有する本発明に係るガスグリルによれば、加熱庫内に熱気を供給して充満させ、この充満した熱気を加熱庫外にあふれ出させるようにすることにより、加熱庫の上部側に高温加熱帯(以下、単に「高温帯」という)が形成される。一方、昇降装置に載置された焼網上に被調理物を載せて、加熱庫内にグリル受け皿を収納すると、取り出し時には低い位置にあった焼網は、グリル受け皿の収納に伴い、被調理物全体が高温帯内に入るのに十分な高さまで押し上げられる。
【0016】
これにより、被調理物が厚い場合であっても、高温帯に充満する燃焼排気の対流加熱により、被調理物全体が効率よく加熱調理される。また、丸干し等、水分の少ない被調理物にあっては、加熱調理時に裏返す必要がない。また、昇降装置により焼網が昇降するので、被調理物が厚い場合であっても、グリル受け皿の出し入れを円滑に行うことができる。さらに、加熱庫の上部側に高温帯が形成されるので、グリル受け皿に水を張らずに加熱調理を行った場合であっても、グリル受け皿に溜まった焼脂が発火することもない。
【0017】
この場合、請求項2に記載のように、前記ガイド部材およびローラは加熱庫入り口側および加熱庫奥側に設けられ、前記加熱庫入口側のガイド部材およびローラの間隔は前記加熱庫奥側のガイド部材およびローラの間隔より幅広に構成されるようにするとよい。
【0018】
また、請求項3に記載のように、請求項1に記載のガスグリルにおいて、前記昇降板にはアーム部材がその一端が軸着されて回動可能に取り付けられ、該アーム部材の他端には前記ローラが軸着されると共に、前記加熱庫入口側のガイド部材は前記ローラの取付位置より高い位置に設けられていることが好ましい。
【0019】
また、請求項4に記載のように、請求項3に記載のガスグリルにおいて、前記昇降板はその前後を逆にして前記グリル受け皿に着脱可能であることが好ましい。
【0020】
また、請求項5に記載のように、前記焼網は前記焼網支持枠との当接面と被調理物を載置するための載置面との間に段差が設けられていると好適である。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な一実施の形態を図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係るガスグリルの側面断面図、図2は、その平面図、図3は、その正面図を示したものである。図1〜3において、ガスグリル20は、加熱庫22と、グリル受け皿26と、昇降装置48と、焼網56とから構成されている。
【0022】
加熱庫22は、奥行きを持った箱形の容器であり、その前面開口部には、グリル扉24が設けられている。また、加熱庫22の両内側面には、被調理物Fを加熱するための一対のグリルバーナ44が設けられている。さらに、加熱庫22の背面には排気室34が設けられ、加熱庫22と排気室34とは、焼網56より低い位置で開口している燃焼排気通路25を介して連通している。そのため、加熱庫22の上部側に充満した熱気は、燃焼排気通路25から溢れ出し、排気室34を通って排気口32からガスグリル20外に排出されるようになっている。
【0023】
グリル扉24は、グリル受け皿26の出し入れが円滑に行えるよう、開閉自在となっている。グリル扉24は、グリル受け皿26の進退動とは独立に開閉できるものでも良く、あるいは、グリル受け皿26の進退動に連動してグリル扉24が開閉する連動機構を備えているものでも良い。グリル扉24の連動機構については、特に限定されるものではないが、例えば、本願出願人により開示されているグリル扉の開閉装置(例えば、特開平8−256919号公報、実開平6−41626号公報等)が好適な一例として上げられる。
【0024】
グリルバーナ44は、全1次空気式バーナであり、その燃焼面44aには、多数の小炎口を貫通させた多孔質セラミックスからなる平面プレートが用いられている。また、グリルバーナ44の燃焼面44aは、図3に示すように、その法線方向が水平方向よりやや上向きとなるように配設されている。
【0025】
このように燃焼面44aをやや上向きに設けると、グリル受け皿26がグリルバーナ44の輻射熱により直接加熱されることがないので、グリル受け皿26に溜まった焼脂が発火点以上の温度に加熱されにくいという利点がある。また、加熱庫22の背面下部には燃焼排気通路25が設けられているので、燃焼面44aを上向きにすることにより、グリルバーナ44により生じた熱気は加熱庫22の上部側にこもって充満しやすくなり、加熱庫22の上部側が広い範囲に亘って高温帯になるという利点がある。
【0026】
グリル受け皿26は、被調理物から滴下する焼脂を受けるための底の浅い皿であり、通常は、加熱庫22内に収容されている。グリル受け皿26の手前側には、取手26aが設けられ、取手26aをつかんでグリル受け皿26を前後方向にスライドさせることにより、グリル受け皿26を加熱庫22から引き出したり、あるいは加熱庫22に収容することができるようになっている。
【0027】
昇降装置48は、グリル受け皿26に立設された昇降板50と、昇降板50により可動方向が鉛直方向のみに規制された焼網支持枠52と、加熱庫22内壁面に設けられたガイド部材58、60とから成っている。
【0028】
昇降板50、50は、図4の分解斜視図で示すように、矩形の板状部材を長辺方向に沿ってL字型に折り曲げたものである。この2枚の昇降板50、50は、その屈曲部において、「コ」の字型を呈する2つの連結棒51、51により連結・一体化されている。また、昇降板50、50の起立部50aには、垂直方向に2つの直線状溝50f、50fが設けられている。さらに、昇降板50、50の水平部50bの前後端縁には、係止片50c、50dが設けられている。
【0029】
図5は、係止片50c、50dを拡大した図である。図5(a)に示すように、加熱庫22の奥側に設けられた係止片50cには、前方に張り出した突起50eが設けられている。また、図5(b)に示すように、加熱庫22の手前側に設けられた係止片50dは、突起を有しない平板状を呈している。さらに、グリル受け皿26のフランジ部26bには、係止片50c及び50dに対応する位置に、それぞれ係止溝26c及び26dが設けられている。
【0030】
そして、昇降板50、50をグリル受け皿26に立設する場合には、まず、昇降板50、50をやや前方に傾けて、先端の係止片50cのみを係止溝26cに挿入し、次いで、昇降板50、50を前方にスライドさせて、係止片50cに設けられた突起50eをグリル受け皿26のフランジ部26bに係合させ、さらに、昇降板50、50の手前側を真下に下げて、係止片50dを係止溝26dに挿入すればよい。
【0031】
一方、昇降板50、50をグリル受け皿26から取り外す場合には、まず、昇降板50、50の手前側を真上に持ち上げて係止片50dのみを係止溝26dから抜き取り、次いで、昇降板50、50を手前側にスライドさせて、係止片50cに設けられた突起50eをフランジ部26bから外し、さらに、昇降板50、50全体を持ち上げて、係止片50bを係止溝26cから抜き取ればよい。
【0032】
なお、昇降板50、50は、必ずしも板状部材を用いる必要はないが、昇降板50、50として板状部材を用いると、被調理物から出る焼脂がグリル受け皿26に滴下した時に、焼脂が左右に飛び散るのを防ぐ飛散ガードとしても機能するので、加熱庫22内が汚れにくくなるという利点がある。
【0033】
焼網支持枠52は、所定の径を有する棒材を折り曲げた横材52aを直線状の縦材52bで連結した矩形の枠状部材である。焼網支持枠52の前後端には、横材52aを折り曲げて形成した当接部52cが設けられ、焼網56を載置できるようになっている。また、折り曲げられた横材52aの両端縁は、図4の分解斜視図に示すように、焼網支持枠52の左右に張り出させ、その先端を回転軸52d、52eとして、ローラ54a、54bが軸着されている。
【0034】
ローラ54a、54bの外径は、昇降板50、50に設けられた直線状溝50f、50fの横幅より若干小さくなっている。そのため、ローラ54a、54bを直線状溝50f、50fに遊挿することにより、焼網支持枠52が左右の昇降板50、50間を昇降できるようになっている。さらに、加熱庫22の奥側に設けられたローラ54aの長さは、手前側に設けられたローラ54bの長さより短くなっている。
【0035】
ガイド部材58、60は、グリル受け皿26の進退動をローラ54a、54b伝達するためのものであり、それぞれ、平坦面58a及び60a、並びに傾斜面58b及び60bを有している。また、ガイド部材58、60は、その平坦面58a及び60aが同一水平面上にくるように、加熱庫22の内側壁面にネジ止め等により固定されている。
【0036】
さらに、加熱庫22の奥側内側面に設けられたガイド部材(以下、「第1ガイド部材」という)58の幅は、図2に示すように、加熱庫22の手前側内側面に設けられたガイド部材(以下、「第2ガイド部材」という)60の幅より広くなっており、幅の広い第1ガイド部材58上を長さの短いローラ54aが、また、幅の狭い第2ガイド部材60上を長さの長いローラ54bが転動できるようになっている。
【0037】
焼網56は、針金製の矩形枠56aに、同じく針金製の多数の棒材56b、56b…を等間隔に溶接したものである。焼網56は、その前後端を焼網支持枠52に設けられた当接部52c、52cに載置できるようになっている。さらに、矩形枠56aは、凸型に折り曲げられ、焼網支持枠52の当接部52cと焼網56の前後端とが当接する当接面Aと、被調理物を載置するための載置面Bとの間に段差が設けられた構造になっている。
【0038】
そのため、図1の実線で示すように、上に凸となるように焼網56を焼網支持枠52に載置すれば、当接面Aより前記段差の分だけ高い位置に被調理物を置くことができる。一方、図1の点線で示すように、下に凸となるように焼網56を載置すれば、前記段差の分だけ低い位置に被調理物を置くことができる。
【0039】
次に、図1〜5に示した本発明の第1の実施の形態に係るガスグリル20の動作について説明する。図6は、グリル受け皿26を加熱庫22に収納する際の、焼網56の高さの変化を示したものである。
【0040】
まず、グリル扉24を開き、グリル受け皿26を手前側スライドさせて、グリル受け皿26を加熱庫22より引き出し、被調理物(図示せず)を焼網56上に載せる。この状態を示したのが、図6(a)である。この時、焼網56は、最も低い位置にある。そのため、被調理物が厚い場合であっても、容易に被調理物を焼網56上に載せたり、裏返したりすることができる。
【0041】
次いで、グリル受け皿26を加熱庫22内に押し込んでいくと、前方のローラ54aは長さが短いために、加熱庫22の手前側に設けられた幅の狭い第2ガイド部材60と接触することなく、そのまま素通りする。さらに、グリル受け皿26を押し込んでいくと、やがて、前方のローラ54aは、加熱庫22の奥側に設けられた幅の広い第1ガイド部材58に、また、後方のローラ54bは、第2ガイド部材60にそれぞれ同時に接触する。この状態を示したのが、図6(b)である。
【0042】
さらにグリル受け皿26を加熱庫22内に押し込むと、ローラ54a及び54bは、それぞれ、第1ガイド部材58の傾斜面58b及び第2ガイド部材60の傾斜面60b上を上方に向かって転動する。この時、ローラ54a及び54bは、直線状溝50f、50fにより可動方向が鉛直方向のみに規制されているために、焼網56を載置した焼網支持枠52は、真上方向に押し上げられる。この状態を示したのが図6(c)及び(d)である。
【0043】
そして、グリル受け皿26を加熱庫22内に完全に押し込んだ時には、ローラ54a及び54bは、それぞれ、第1ガイド部材58の平坦面58a及び第2ガイド部材60の平坦面60a上に乗り上げる。これにより、焼網支持枠52上に載置された焼網56は、被調理物全体が加熱庫22の上部側に形成される高温帯に入るのに十分な位置まで押し上げられる。この状態を示したのが、図6(e)である。
【0044】
この後、グリルバーナ点火用ボタン(図示せず)を操作し、グリルバーナ44に点火すると、ガスの燃焼により発生する熱気が加熱庫22内に供給される。この時、燃焼排気通路25は加熱庫22の背面下部に設けられているため、熱気は加熱庫22内にこもり、加熱庫22の上部側に高温帯が形成される。また、被調理物は、昇降装置48により高温帯内で保持されているので、高温帯に充満する燃焼排気の対流加熱により、被調理物全体が効率よく加熱調理される。
【0045】
一方、被調理物の加熱調理が終了した時には、グリル受け皿26をスライドさせて加熱庫22から引き出す。この時、ローラ54a、54b及びガイド部材58、60は、図6に示した動作とは全く逆の動作を行い、加熱庫22の上部側で支持されていた焼網56を、グリル受け皿26の引き出し動作に連動して最も低い位置まで降下させるものである。
【0046】
以上のように、上記第1の実施の形態によれば、昇降装置48を備えているので、グリル受け皿26の収納動作に連動して焼網56の高さが変わり、被調理物全体が加熱庫22の上部側に形成された高温帯に入るのに十分な高さまで、焼網56を押し上げることができる。
【0047】
そのため、被調理物の厚さが厚い場合であっても、高温帯に充満する燃焼排気の対流加熱により、被調理物全体を効率よく加熱調理することができる。また、丸干し等、水分の少ない被調理物の場合には、加熱調理の途中で被調理物を裏返す必要がない。しかも、グリル受け皿26に溜まった焼脂が過熱して発火することがないので、グリル受け皿26に水を張る必要がなくなり、ガスグリル20の取り扱いが極めて簡便となる。
【0048】
さらに、焼網56には、当接面Aと載置面Bとの間に、段差が設けられているので、焼網56を裏返すことにより、載置面Bの高さ、すなわち、加熱庫22内における被調理物の高さを調節することができる。そのため、被調理物の厚さに応じて焼網56の裏表を使い分ければ、被調理物の厚さが変わっても、被調理物全体を高温帯内に入れることができる。
【0049】
次に、本発明の第2の実施の形態に係るガスグリルについて、図7を参照しながら説明する。図7において、ガスグリル66は、加熱庫22と、グリル受け皿26と、昇降装置68と、焼網56とから構成されている。この内、加熱庫22、グリル受け皿26、及び焼網56は、図1〜3に示す第1の実施の形態に係るガスグリル20と同一の構成を有しているので説明を省略する。
【0050】
昇降装置68は、グリル受け皿26に立設された昇降板70と、昇降板50により可動方向が鉛直方向のみに規制された焼網支持枠78と、加熱庫22内壁面に設けられたガイド部材80、82とから成っている。
【0051】
昇降板70、70は、矩形の板状部材を長辺方向に沿ってL字型に折り曲げたものである。この2枚の昇降板70、70は、その屈曲部において、「コ」の字型を呈する2つの連結棒72、72により連結・一体化されている。また、昇降板50、50の起立部70aには、垂直方向に2つの円弧状溝70d、70dが設けられている。
【0052】
また、昇降板70、70の水平部70bの前後端縁には、係止片70c、70cが設けられており、該係止片70c、70cにより、昇降板70、70をグリル受け皿26に着脱自在に立設できるようになっている。
【0053】
なお、係止片70c、70cには、前述した第1の実施の形態に係るガスグリル20と異なり、共に突起が設けられていないので、昇降板70、70を真上に持ち上げるだけで、グリル受け皿26から昇降板70、70を取り外すことができる。また、係止片70c、70cは、前後対称の位置に配置されているので、昇降板70、70の前後を逆にしてグリル受け皿26上に立設できるようになっている。
【0054】
さらに、昇降板70、70には、細長い板状のアーム74a、74bの基端が軸着されている。アーム74a、74bの先端には、それぞれ、同一の長さを有するローラ76a、76bが、アーム74a、74bに対して垂直に設けられている。ローラ76a、76bの内、アーム74a、74bに対して外側に張り出した部分は、ガイド部材80、82上を転動できるようになっている。
【0055】
また、ローラ76a、76bの回転軸(図示せず)は、昇降板70、70に設けられた円弧状溝70d、70dに遊挿されており、アーム74a、74bがその基端を中心として回動するに伴い、ローラ76a、76bの回転軸が円弧状溝70d、70dに沿って上下動できるようになっている。なお、アーム74a、74bの取付位置は、昇降板70の外側、内側のいずれでも良いが、図7に示す実施の形態では、昇降板70の外側に軸着する構成を採用している。
【0056】
焼網支持枠78は、所定の径を有する棒材を折り曲げた横材78aを細長い板状の縦材78bで連結した矩形の枠状部材である。焼網支持枠78の前後端には、横材78aを折り曲げて形成した当接部78cが設けられ、焼網56を載置できるようになっている。また、縦材78bの下端には、張出片78d、78dが設けられ、ローラ76a、76bの回転軸が軸着されている。
【0057】
ガイド部材80、82は、グリル受け皿26の進退動をローラ76a、76bに伝達するためのものである。加熱庫22の奥側内側面に設けられたガイド部材(以下、「第1ガイド部材」という)80は、第1平坦面80aと、第1傾斜面80bと、第2平坦面80cと、第2傾斜面80dとを備えている。
【0058】
また、グリル庫22の手前側内側面に設けられたガイド部材(以下、「第2ガイド部材」という)82は、第1平坦面82aと、第1傾斜面82bと、第2平坦面82cとを備えており、第2傾斜面を有しない構成となっている点が第1ガイド部材80と異なっている。
【0059】
また、第1ガイド部材80及び第2ガイド部材82は、その第1平坦面80a及び82a、並びに第2平坦面80c及び82cが同一平面上にくるように、加熱庫22の内側壁面にネジ止め等により固定されている。さらに、第1ガイド部材80及び第2ガイド部材82は、共に同一の幅を有しており、その傾斜面及び平坦面上を、それぞれ、ローラ76a、76bが転動できるようになっているものである。
【0060】
次に、図7に示した本発明の第2の実施の形態に係るガスグリル66の動作について説明する。図8は、グリル受け皿26を加熱庫22に収納する際の、焼網56の高さの変化を示したものである。
【0061】
まず、グリル扉24を開き、グリル受け皿26を手前側スライドさせて、グリル受け皿26を加熱庫22より引き出し、被調理物(図示せず)を焼網56上に載せる。この状態を示したのが、図8(a)である。この時、焼網56は、最も低い位置にある。そのため、被調理物が厚い場合であっても、容易に被調理物を焼網56上に載せたり、裏返したりすることができる。
【0062】
次いで、グリル受け皿26を加熱庫22内に押し込んでいくと、第2ガイド部材82には第2斜面が設けられていないために、前方に配置されたアーム74aに設けられたローラ(以下、「第1ローラ」という)76aは、第2ガイド部材82と接触することなく、そのまま素通りする。さらに、グリル受け皿26を押し込んでいくと、やがて、第1ローラ76aのみが、加熱庫22の奥側に設けられた第1ガイド部材80の第2傾斜面80dに接触する。この状態を示したのが、図8(b)である。
【0063】
さらにグリル受け皿26を加熱庫22内に押し込んでいくと、第1ローラ76aが第2傾斜面80dに沿って上方に転動するため、アーム74aは、その基端を中心として反時計方向に回動を始める。ここで、アーム74a、74bは、基端及び先端が、それぞれ昇降板70及び焼網支持枠78に軸着されているため、両アーム74a及び74bは、独立に動けず、一方が動けば、他方がそれに追従するようになっている。
【0064】
そのため、焼網支持枠78の後方に軸着されているアーム74bに設けられたローラ(以下、「第2ローラ」という)76bは、未だ第2ガイド部材82に接触していないにもかかわらず、アーム74aの動きに連動して反時計方向に回動する。これにより、焼網支持枠78全体が水平に持ち上げられることになる。
【0065】
さらにグリル受け皿26を加熱庫22内に押し込み、第1ローラ76aが、第1ガイド部材80の第2平坦面80c上に乗り上げたところで、第2ローラ76bも、第2ガイド部材82の第2平坦面82c上に乗り上げる。この状態を示したのが、図8(c)である。
【0066】
さらに、グリル受け皿26を加熱庫22内に押し込んでいくと、第1ローラ76a及び第2ローラ76bは、それぞれ、第1ガイド部材80の第1傾斜面80b及び第2ガイド部材82の第1傾斜面82b上を転動するので、それに伴い、焼網支持枠78がさらに上方に押し上げられる。この状態を示したのが、図8(d)である。
【0067】
そして、グリル受け皿26を加熱庫22内に完全に押し込んだ時には、第1ローラ76a及び第2ローラ76bは、それぞれ、第1ガイド部材80の第1平坦面80a及び第2ガイド部材82の第1平坦面82a上に乗り上げる。これにより、焼網支持枠78上に載置された焼網56は、被調理物全体が加熱庫22の上部側に形成される高温帯に入るのに十分な高さまで押し上げられる。この状態を示したのが、図8(e)である。
【0068】
この後、グリルバーナ44を点火すれば、加熱庫22の上部側に高温帯が形成され、昇降装置68により高温帯内で支持されている被調理物全体が効率よく加熱調理される点は、第1の実施の形態に係るガスグリル20と同様である。
【0069】
一方、被調理物の加熱調理が終了した時には、グリル受け皿26をスライドさせて加熱庫22から引き出す。この時、アーム74a、74b及びガイド部材80、82は、図8に示した動作とは全く逆の動作を行うことにより、加熱庫22の上部側で支持されていた焼網56を、グリル受け皿26の引き出し動作に連動して最も低い位置まで降下させるものである。
【0070】
次に、図7に示したガスグリルに66おいて、昇降板70の前後を逆にしてグリル受け皿26に立設した時のガスグリル66の動作を、図9を参照しながら説明する。図9(a)は、グリル受け皿26を加熱庫22の手前側に出し切った状態を示しており、焼網56は、最も低い位置にある。この状態で、焼網56上に被調理物(図示せず)を載せる。
【0071】
次いで、グリル受け皿26を加熱庫22内に押し込む。ここで、図9の場合、昇降板70、70の向きは図8とは逆になっているので、第1ガイド部材80と、グリル受け皿26の前方に位置するアーム74b先端に設けられている第2ローラ76bとの距離が図8と比べて長くなっている。そのため、図8(b)と同一距離だけグリル受け皿26を押し込んでも、第1ガイド部材80と第2ローラ76bとは未だ接触せず、焼網56は、最も低い位置のままである。この状態を示したのが、図9(b)である。
【0072】
グリル受け皿26をさらに押し込んでいくと、ようやく第2ローラ76bのみが第1ガイド部材80の第2傾斜面80dと接触する。この状態を示したのが、図9(c)である。
【0073】
さらに、グリル受け皿26を押し込んでいくと、第2ローラ76bが、第1ガイド部材80の第2傾斜面80dに沿って押し上げられることにより、アーム74bが時計方向に回動する。また、これと連動して、アーム74aも時計方向に回動を始めるので、焼網支持枠78全体が水平に持ち上げられる。この状態を示したのが、図9(d)である。
【0074】
そして、グリル受け皿26を加熱庫22内に完全に押し込んだ時には、第2ローラ76b及び第1ローラ76aは、それぞれ、第1ガイド部材80の第2平坦面80c及び第2ガイド部材82の第2平坦面82cに乗り上げる。すなわち、昇降板70、70の前後を逆にしてグリル受け皿26に立設したことにより、焼網支持枠78は、図8の場合と比べて低い位置で支持されることとなる。この状態を示したのが、図9(e)である。
【0075】
この後、グリルバーナ44を点火すれば、加熱庫22の上部側に高温帯が形成され、昇降装置68により高温帯で支持されている被調理物全体が効率よく加熱調理される点は、図8の場合と同様である。
【0076】
また、グリル受け皿26をスライドさせて加熱庫22から引き出す時には、アーム74a、74b及びガイド部材80、82が全く逆の動作を行い、加熱庫22の上部側で支持されていた焼網56を、グリル受け皿26の引き出し動作に連動して最も低い位置まで降下させる点も、図8の場合と同様である。
【0077】
以上のように、上記第2の実施の形態によれば、昇降装置68を備えているので、グリル受け皿26の収納動作に連動して焼網56の高さが変わり、被調理物全体が加熱庫22の上部側に形成された高温帯に入るのに十分な高さまで、焼網56を押し上げることができる。
【0078】
そのため、被調理物の厚さが厚い場合であっても、高温帯に充満する燃焼排気の対流加熱により、被調理物全体を効率よく加熱調理することができる。また、丸干し等水分の少ない被調理物の場合には、加熱調理の途中で被調理物を裏返す必要がない。しかも、グリル受け皿に溜まった焼脂が過熱して発火することがないので、グリル受け皿に水を張る必要がなくなり、取り扱いが極めて簡便となる。
【0079】
また、昇降板70、70の前後を逆にしてグリル受け皿26上に立設することができるので、グリル受け皿26を加熱庫22内に押し込んだ時の焼網56の高さを変えることができる。さらに、焼網56として、当接面Aと載置面Bとの間に段差を設けたものを用いれば、焼網56の載置面Bの高さを4段階に変えることができる。
【0080】
そのため、被調理物全体を高温帯内で保持することができ、しかもグリル受け皿26の出し入れを円滑に行うことができるのみならず、被調理物に応じて焼網の高さを細かく調整することができ、これにより、薄い干物から、肉の厚い魚の他、焼きなすやトウモロコシ、さらには、冷凍食品の加熱や焦げ目を嫌う食品(例えば、食パン)の加熱等に至るまで、幅広い食材の調理が可能となる。
【0081】
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明したが、本発明は、上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改変が可能である。例えば、上記実施の形態では、ガイド部材は、平坦面と傾斜面によって構成されているが、平坦面は必ずしも必要ではなく、傾斜面のみによって構成しても良い。
【0082】
また、上記実施の形態では、焼網を支持するための焼網支持枠を昇降させることにより、間接的に焼網を昇降させるようにしているが、焼網にローラ等を設け、グリル受け皿の進退動に連動して焼網を直接昇降させるようにしても良い。これにより、部品点数が削減され、ガスグリルの低コスト化を図ることができる。
【0083】
さらに、上記第2の実施の形態において、2つのガイド部材は、共に同一の幅を有し、かつ、加熱庫の手前側に配置した第2ガイド部材には、第2傾斜面を設けない構成としているが、第2ガイド部材に第2傾斜面を設けると共に、第2ガイド部材の幅を狭く、加熱庫奥側の第1ガイド部材の幅を広くし、かつ、それに対応てアームに軸着するローラの長さを変えるように構成しても良い。これにより、2つのローラが同時にガイド部材に接触することとなるので、焼網の昇降動作をより円滑に行うことができる。
【0084】
【発明の効果】
本発明は、加熱庫の上部側に高温帯が形成されるガスグリルにおいて、被調理物の収納に伴って焼網の高さが取り出し時に比べて上方になるように焼網を昇降させる昇降装置を設けたので、被調理物の厚さによらず、被調理物全体が高温帯に入るのに十分な高さに被調理物を保持することができ、被調理物全体を効率よく加熱調理できるという効果がある。
【0085】
また、丸干し等、水分の少ない被調理物の場合には、加熱調理中に被調理物を裏返す必要がないという効果がある。また、グリル受け皿の収納動作に連動して焼網が昇降するので、被調理物の厚さが厚い場合であっても、被調理物の出し入れを円滑に行うことができるという効果がある。
【0086】
さらに、本発明に係るガスグリルは、加熱庫の上部側に高温帯が形成されるので、グリル受け皿に溜まった焼脂が発火温度以上に加熱されることがないという効果がある。
【0087】
以上のように、本発明に係るガスグリルは、加熱庫の上部側に高温帯が形成されるガスグリルに昇降装置を設けたので、被調理物全体が効率よく加熱調理されるのみならず、加熱調理の際にグリル受け皿に水を張る必要がなくなり、これによってガスグリルの使用感を格段に向上させるものであり、産業上その効果の極めて大きい発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係るガスグリルの側面図である。
【図2】 図1に示すガスグリルの平面図である。
【図3】 図1に示すガスグリルの正面図である。
【図4】 図1に示す昇降装置の分解斜視図である。
【図5】 図1に示す昇降板とグリル受け皿との係止部の拡大図である。
【図6】 図1に示すガスグリルの動作を示す図である。
【図7】 本発明の第2の実施の形態に係るガスグリルの側面図である。
【図8】 図7に示すガスグリルの動作を示す図である。
【図9】 同じく、図7に示すガスグリルの動作を示す図である。
【図10】 ガスグリルを備えたテーブルガスコンロの斜視図である。
【符号の説明】
20 ガスグリル
22 加熱庫
25 燃焼排気通路
26 グリル受け皿
48 昇降装置
56 焼網
66 ガスグリル
68 昇降装置

Claims (5)

  1. 加熱庫内の上部に高温加熱帯が設けられ、この高温加熱帯に熱気を充満させ、この熱気により焼網上の被調理物を加熱するガスグリルにおいて、
    前記焼網の下方に位置されるグリル受け皿の両側縁に立設された昇降板と、前記焼網が支持され該昇降板により稼動方向が鉛直方向のみに規制された焼網支持枠と、前記加熱庫の両側面に設けられ前記加熱庫入口側から加熱庫奥側にかけて上方に向かって傾斜したガイド部材と、前記焼網支持枠の両側縁に設けられ前記加熱庫が開閉される際に該ガイド部材上を転動するローラとが設けられていることを特徴とするガスグリル。
  2. 前記ガイド部材およびローラは加熱庫入り口側および加熱庫奥側に設けられ、前記加熱庫入口側のガイド部材およびローラの間隔は前記加熱庫奥側のガイド部材およびローラの間隔より幅広に構成されていることを特徴とする請求項1に記載のガスグリル。
  3. 前記昇降板にはアーム部材がその一端が軸着されて回動可能に取り付けられ、該アーム部材の他端には前記ローラが軸着されると共に、前記加熱庫入口側のガイド部材は前記ローラの取付位置より高い位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のガスグリル。
  4. 前記昇降板はその前後を逆にして前記グリル受け皿に着脱可能であることを特徴とする請求項3に記載のガスグリル。
  5. 前記焼網は前記焼網支持枠との当接面と被調理物を載置するための載置面との間に段差が設けられていることを特徴とする請求項1〜4に記載のガスグリル。
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