JP3875967B2 - プラグドア装置 - Google Patents

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Description

本発明は車両の乗降口に設けられるプラグドア装置に関するものである。
従来、低床路面電車等の車両にプラグドアが採用されており、一般的なプラグドア装置は、扉を一旦、車両側壁から外部に持ち出した状態でその車両側壁に沿って前後方向に開閉移動させるように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
この種のプラグドア装置には扉を持ち出し(または引き込み)方向と前後方向にスライド移動させる各駆動機構が備えられており、詳しくは、図9に示すように、扉50を車両側壁51に対して傾斜する方向(a方向)に持ち出し、または引き込ませるための出入シリンダ52と扉50を前後方向(b方向)に移動させるための開閉シリンダ53とが備えられている。
出入シリンダ52のロッド先端部には案内板54が連結されており、この案内板54に案内レール55が固定され、この案内レール55上を被案内部材56が摺動するようになっている。
この被案内部材56は開閉シリンダ53のロッドと接続されており、開閉シリンダ53を伸縮させると扉50が前後方向に移動して乗降口を開閉するようになっている。
なお、57,57は車両側壁51に対して45°の角度に傾斜した状態で配置されているガイド機構である。扉50の下部は下部機構によって支持されており、扉50の持ち出しまたは引き込み動作を案内するリンク機構とこのリンク機構に連係して扉の前後方向の移動を案内するスライド機構とを有し、扉50が全開状態となった時に扉50の戸先側下端部を支持するようになっている。
また、扉の持ち出し(または引き込み)とスライド移動とを一つの駆動源で行えるようにしたプラグドア装置も知られている(例えば、特許文献2参照)。
この構成では図10に示すように、支持レール70上を移動するキャリッジ71を有し、このキャリッジ71に平行リンク72,73の基端側が連結され、その平行リンク72,73の先端側に扉74が連結されている。
ガイドローラ75はガイドレール76に沿って移動することによって平行リンク72,73の角度を決定するようになっている。また、駆動装置77の駆動力は平行リンク72の軸78に固定されている方向変換ローラ79に作用するようになっている。
実公平7−24266号公報(第(3)頁、第3図) 実開平10−169298号公報(第(3)−(4)頁、図1)
しかしながら、前者のプラグドア装置では、扉50を持ち出し、または引き込み動作させるための駆動源と、扉50を前後方向にスライド移動させるための駆動源とをそれぞれ個別に用意しなければならない。また、扉全開時に扉戸先側が片持ち支持となり扉自重によって連結具58に大きなモーメントが作用することを防止するため、開方向に移動した被係止体59を、車両側壁51に設けられた係止部材60に係止させて上記モーメントを受け止めるようにしているため、構成が複雑になっていた。
また、後者のプラグドア装置では、一つの駆動源で扉74を開閉することができるものの、動力を伝達する機構と平行リンク72,73を揺動させる機構とをキャリッジ71に集合配置しなければならず構成が複雑になる。また、方向転換ローラ79を回転させることによってガイドローラ75をガイドレール76に沿って移動させるには、方向転換ローラ79を常に適性位置に停止させなければならず、設計が困難であるとともに扉74の円滑な引き込みまたは持ち出し動作が得られにくいという問題がある。
本発明は以上のような従来のプラグドア装置における課題を考慮してなされたものであり、扉の持ち出しまたは引き込み動作と扉スライド動作とを一つの駆動装置で行うことができ、且つ簡単な構成によって扉を安定して開閉させることのできるプラグドア装置を提供することにある。
本発明は、駆動部の駆動により全閉位置にある扉を一旦、車両側壁の外部に持ち出した後に、その車両側壁の外面に沿ってスライド移動させることにより、乗降口を開くように構成されたプラグドア装置において、少なくとも一つの扉と、車両側壁と平行に形成され上記扉を車両前後方向にスライド移動させるための平行溝部と、車両側壁に対し傾斜して形成され上記扉を持ち出しまたは引き込み方向に移動させるための傾斜溝部と、車両側壁と略平行に形成され引き込まれた上記扉を引き込み位置で保持するための保持溝部とが連続して形成されたガイド溝を備え、車両に固定された固定ベースと、つの駆動部によって車両側壁と平行に走行する走行体と、上記扉に固定され、上記ガイド溝に案内される際に上記走行体に対して車幅方向に相対移動可能扉連結部材と、上記扉を前後方向にスライド自在に支持するレール体を有し、このレール体の向きを一定に保持したまま上記扉連結部材に連動して持ち出しまたは引き込み可能に上記固定ベースに連結された可動支持部材と、を備えてなるプラグドア装置である。
本発明において、車両側壁の外部に持ち出された状態で前後方向にスライド移動する扉の上下両側を支持する第二の支持手段を備えることができる。
本発明において、第二の支持手段として、扉内壁の上下両側に配設される一対のレール溝と、これらのレール溝と対応して車両側に設けられ、持ち出し方向に揺動可能に構成された一対のアームと、各ア−ムの先端に備えられたレール溝と係合するローラとを有することができる。
本発明において、扉連結部材が保持溝部に移動した際に、その扉連結部材を移動不能にロックするロック手段を備えることが好ましい。
本発明において、レール体は、車両前後方向にスライドして伸縮するように構成された複層構造のレールから構成することができる。
本発明において、扉の内壁に扉を所定の位置に仮止めするための鉤状の掛止部を設けることができる。
本発明によれば、扉の持ち出しまたは引き込み動作と扉スライド動作とを一つの駆動装置で行うことができ、駆動部は走行体を扉と平行に走行させるだけで負荷が少なく、扉連結部材は、扉の持ち出しまたは引き込み動作時に扉と走行体との間で車幅方向に相対移動が可能なため、極めて円滑、且つ安定して扉を開閉することができる。そして、ガイド溝として保持溝部を備えるので、全閉位置に移動した扉の車幅方向の移動を拘束することができる。
また、固定ベースにガイド溝形成されているので、プラグドア装置をコンパクトに構成することができる。
第二の支持手段を備えた本発明によれば、扉の開閉動作をより安定させることができる。
レール体が複層構造のレールから構成されている本発明によれば、扉の有効開口幅を拡張することができるとともに、全開位置に移動した扉のがたつきを防止することができる。
掛止部を備えた本発明によれば、その掛止部を所定の位置に仮止めするだけで支持が不要になり、同時に位置決めも行える。したがって、扉の組みつけを短時間で行うことができる。
以下、図面に示した実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明に係るプラグドア装置を車両の片引戸に適用した場合を示したものであり、車両内側から見たものである。
同図において、車両側壁1に乗降口2が設けられておりS1はその開口幅を示している。
3はその乗降口2を開閉する扉であり、S2はその扉幅を示している。
扉3の内側上方にはその扉3を持ち出しまたは引き込み方向に移動させるとともに車両前後方向に移動させる駆動機構4が設けられている。
この駆動機構4は、乗降口2の上方に前後方向に配置されたフレーム5に取り付けられており、そのフレーム5の略中央にドアエンジンとしての駆動モータ(駆動部)6を備えている。この駆動モータ6の駆動によってエンドレスのタイミングベルト7が従動プーリ8,8(左側のみ図示)間を周回し、そのベルト7にクランプ9がクランプされ、このクランプ9は扉連結部材としての連結金具(後述する)を介して扉3と接続されている。それにより、扉3を開閉するための駆動力を扉3に伝達するようになっている。
上記フレーム5から吊持されたプレート状の固定ベース(固定ベース)10には、扉3を持ち出しまたは引込み動作させるための平行リンク11a,11bの基端部が連結されており、平行リンク11a,11bの各先端部には後述する可動プレートが連結され固定ベース10に対して平行運動を行うようになっており、その可動プレート(可動支持部材)に扉3が支持されている。なお、12はフレーム5と固定ベース10とを接続しているブラケットである。
上記扉3の内壁上部には上部リーフレール13が、内壁下部には下部リーフレール14がそれぞれ前後方向に形成されている。なお、上記固定ベース10は、ガイド体としても機能する。
上部リーフレール13には下向きに樋状の溝部が形成されており、その溝部内を、車両の戸尻側上部に設けられた上部アーム15のアームローラ15aが転動するようになっている。また、下部リーフレール14も下向きに樋状の溝部が形成されており、その溝部内を、車両の戸尻側下部に設けられた下部アーム16のアームローラ16aが転動するようになっている。
なお、上部アーム15および下部アーム16は、縦方向に配置されたシャフト17の上下両端部に固定されて連動するようになっており、また、扉3が持ち出しまたは引き込み方向に移動する際に、そのシャフト17を回転軸として車幅方向に揺動する。それにより、扉3の開閉動作時に常にドア3の上下両側を支持することができるようになっている。
18は、扉3の戸先上方のフレーム5に設けられた電磁ロック装置(ロック手段)であり、クランプ9に固定されている被ロックピン28と係合し得るロックリンク18aを有し、扉3を全閉位置でロックすることができるようになっている。この電磁ロック装置18は、非常時には解錠装置19のハンドル19aを操作することによって強制的にロックを解除することができるようになっており、この場合、扉3を手動で開くことができる。また、20は解錠装置19と電磁ロック装置18とを接続しているケーブルであり、21は戸閉検知スイッチである。
CTRは上記駆動機構4、電磁ロック装置18等を制御する制御器である。
図2は上記駆動機構4を平面から示したものである。
同図において、駆動モータ6の出力軸に駆動プーリ22が固定され、この駆動プーリ22の両側にアイドラ23が配設されている。したがって駆動プーリ22が時計方向または反時計方向に回転することにより、従動プーリ8,8に架け渡され両アイドラ23によってテンションが与えられたタイミングベルト7が扉閉じ方向(矢印A方向)または扉開き方向(矢印B方向)に移動する。
上記タイミングベルト7と扉3との間には、車両側壁1と平行に固定ベース10が設けられており、この固定ベース10の前後方向両端部には、支軸10aおよび10bが配設され、これらの支軸10a,10bに平行リンク11a,11bの基端部が連結されている。
平行リンク11a,11bの先端部にはブラケット24を介して帯板状の可動プレート25が連結されている。可動プレート25は断面の長手方向を上下にして配置されており、固定ベース10に対して平行運動するようになっている。
上記可動プレート25には二層スライドレール(複層構造のレール)26を介して扉3が設けられている。
二層スライドレール26は第一スライドレール26aと第二スライドレール26bを有し、両スライドレール26a,26bの間に中間移動プレート27が介設されている。
中間移動プレート27を挟んでその左右両側にスライダ27a,27bとスライダ27c,27dとがそれぞれ配設されており、中間移動プレート27は一方側のスライダ27a,27bを介して第一スライドレール26a上を摺動することができ、また、他方側のスライダ27c,27dを介して第二スライドレール26bは中間移動プレート27に沿って移動することができるようになっている。
なお、一方側のスライダ27a,27bは中間移動プレート27の前寄り側に、他方側のスライダ27c,27dは中間移動プレート27の後寄り側に固定されている。
したがって、中間移動プレート27は第一スライドレール26aに沿って後方向に突出した状態で移動することができ、第一スライドレール26aの後端にスライダ27aが到達した時点で停止する。
中間移動プレート27はその位置で停止するが、スライダ27c,27dを摺動することにより第二スライドレール26bはその前端がスライダ27dに当接するまでさらに後方に移動することができる。それにより、第二スライドレール26bに固定されている扉3に対して扉開方向の力を作用させれば乗降口を開放することができる。
次に、駆動モータ6の駆動力を扉3に伝達する動力伝達機構について説明する。
従動プーリ8,8を周回するタイミングベルト7にクランプされたクランプ(走行体)9はその下方に後述するスライダが備えられており、このスライダは連結金具29上に設けられたスライドガイド30に係合してそのスライドガイド30上を摺動するようになっている。それにより、連結金具29が左右方向に移動しても常にクランプ9を介してタイミングベルト7との接続が得られるようになっている。
上記連結金具29は上記したように左右方向に配置されて扉3の内壁に接続されており、その略中央部に第一ガイドローラ31が、扉3寄りに第二ガイドローラ32がそれぞれ下向きに垂下されている。
第一ガイドローラ31は固定ベース10の上面に形成されたガイド溝10cに係合して溝内を転動するようになっている。
図3は上記ガイド溝10cの形状を拡大して示したものである。
固定ベース10は車両側壁1と平行に配置されており、ガイド溝10cは、固定ベース10の略全長に渡ってその横縁10dと平行に形成された平行溝部10c1と、この平行溝部10c1と連続しており、車両側壁1に対し傾斜して形成された傾斜溝部10c2と、この傾斜溝部10c2と連続しており、車両側壁1と略平行に形成された保持溝部10c3とから構成されている。
上記平行溝部10c1は扉3を車両前後方向にガイドするためのものであり、上記傾斜溝部10c2は扉3を持ち出しまたは引き込み方向に移動させるためのものであり、上記保持溝部10c3は、引き込まれた扉3を引き込み位置で保持するためのものである。
なお、固定ベース10の前側端部に形成されている切欠部10eは、第二ガイドローラ32の移動経路を確保するためのものであり、第二ガイドローラ32は扉持ち出し時に可動プレート25の車内側側面と接触してその可動プレート25を車外側に押し出す動作を支援するようになっている。
図4は、図2に示した駆動機構4を側面から見たものである。
同図において(a)は扉閉状態を示す縦断面図であり、(b)は扉押出し状態を示す縦断面図である。
図4(a)において扉閉状態では、連結金具29から垂下されている第一ガイドローラ31が固定ベース10の保持ガイド溝部10c3に係合しており、クランプ9から二枚のL形金具33aおよび33bを介して取り付けられているスライダ34は、スライドガイド30の左側に位置している。
なお、第二ガイドローラ32は可動プレート25の前端部に設けられたコ字状部25a(図5(c)参照)に係合している。
また、連結金具29の左側端部は下向きにL字状に折り曲げられ、この折曲部29aに扉取付板35が縦方向に取り付けられ、この扉取付板35に扉3が固定される。
扉取付板35の上端は、折曲部29aの上端よりも若干上方に突出しており、この突出した係止部35aに対して、扉3の内壁上部に下向き鉤状に形成された掛止部36を係止させることができるようになっている。
従来は、扉3と駆動機構4を結合する場合、扉3を下方から支持しつつ、扉取付板35に扉固定用の孔を設け、この固定用孔と扉3側のネジ孔とを位置決めした後にボルトにて締結する必要があった。
これに対し本実施形態では、掛止部36を係止部35aに引っ掛けた後、上部リーフレール13において下方からボルト13aを挿入し、扉取付板35のL形折曲部に設けられた貫通孔を通し、ナット13bを用いて締め付けることにより扉3を固定することができる。
しかも上部リーフレール13においてボルト13aが挿入される底面は、ボルト13aの頭部において平行する二面の幅としているため、ボルトの周り止めを防止する手段も不要となる。
なお、扉取付板35と上部リーフレール13上面との間に調整用のライナーを装着すれば、扉3の取付高さ、傾斜等が容易に調整することができる。
図4(b)において、第一ガイドローラ31が固定ベース10の左側に形成されている平行溝部10c1に案内されるにつれて、平行リンク11a,11b(11bのみ図示)が外側(矢印C方向)に迫り出され、連結金具29が同方向に移動する。それにより、扉3は距離L分、車両側壁1から外側に持ち出されることになる。このとき、スライダ34は、スライドガイド30の右側に移動している。
上記構成を有するプラグドア装置の動作について図5を参照しながら説明する。
同図(a)は扉全閉状態を、(b)は扉持ち出し状態を、(c)は扉全開状態を示している。
a)開動作
制御器CTRから開指令が出力されると、まず、電磁ロック装置18が解錠動作を行い、被ロックピン28がロック解除される。
駆動モータ6が反時計方向(矢印D方向)に回転すると、タイミングベルト7にクランプ9を介して連結されている連結金具29が矢印B方向に移動を開始する。
この連結金具29から垂下されている第一ガイドローラ31は固定ベース10の傾斜溝部10c2にガイドされ、車両側壁1に対して略45°の角度で矢印E方向に移動する(図5(b)参照)。
このとき、平行リンク11a,11bが反時計方向(矢印F方向)に回転するため、それらの平行リンク11a,11bに連結されている可動プレート25は車両側壁1と平行な状態で車外に持ち出される。この動作によって戸尻部に設けられている上部アーム15および下部アーム16も矢印G方向に回転し、その結果、扉3が車両側壁1の外側に持ち出される。
その後、連結金具29はさらに矢印B方向に移動し、移動中、第一ガイドローラ31は平行溝部10c1に沿って転動し、第二ローラ32は可動プレート25の内側側壁に沿って転動する。また、上下のリーフレール13,14はそれぞれアームローラ15a,16aによってガイドされる。それにより、扉3は車両側壁1に沿って全開位置までスライド移動する(図5(c)参照)。
なお、図中Mは有効開口幅を示している。
b)閉動作
制御器CTRから閉指令が出力されると、駆動モータ6が時計方向(矢印D方向と逆方向)に回転し、タイミングベルト7に連結されている連結金具29が矢印B方向と逆方向に移動する。
それにより、上述した扉開動作とは逆の動作が行われ、扉3は車両側壁1に沿って矢印B方向と逆方向にスライド移動する。
次いで全閉位置手前で第一ガイドローラ31が傾斜溝部10c2にガイドされることにより、扉3は略45°の角度で矢印E方向と逆方向に斜めに移動する。
このとき、平行リンク11a,11bは時計方向(矢印F方向と逆方向)に回転するため、それらの平行リンク11a,11bに連結されている可動プレート25は車両側壁1と平行な状態で内側に引き込まれ、扉3も車内に引き込まれる。
第一ガイドローラ31が傾斜溝部10c2にガイドされると同時に、第二ガイドローラ32は可動プレート25前端部のコ字状部25a(図5(c)参照)に入りこみ、これにより可動プレート25の内側への引き込みが確実に行われる。
傾斜溝部10c2内を転動する第一ガイドローラ31はさらに保持溝部10c3に移動し、この保持溝部10c3に第一ガイドローラ31が進入することによって連結金具29は左右方向の移動が拘束され、それにより、扉3の持ち出し動作も禁止される。
扉3が全閉位置に到達したことが戸閉め検知スイッチ21(図1参照)によって検知され、また、電磁ロック装置18のロックリンク18aが自動的に被ロックピン28aと係合し、ロック施錠を行う。
次に、本発明に係るプラグドア装置を両引戸に適用した場合の構成について説明する。
図6は両引戸式のプラグドア装置の全体図を示したものである。なお、同図において図1と同じ構成要素については同一符号を付してその説明を省略する。
両引戸の場合も基本構成は上述した片引戸と同じであり、開口幅の中心CLを中心として片引戸を左右対称に配置し、一つの駆動装置4′で左扉40および右扉41を開閉引分け動作させるようになっている。
フレーム5′は左扉40と右扉41に跨ってその上方に配置され、そのフレーム5′の前後方向両端には従動プーリ8,8が垂下され、これらの従動プーリ8,8にタイミングベルト7′が架け渡されている。
クランプ9′は、手前側を走行するタイミングベルト7′と奥側を走行するタイミングベルト7′とにそれぞれ設けられており、互いに逆方向に移動することによって左扉40および右扉41を開閉するようになっている。
電磁ロック装置18はタイミングベルト7′の略中央に配置されており、左扉41側の連結金具29′に設けられている被ロックピン28′をロックリンク18aでロックすることにより施錠を行うようになっている(図7(a)参照)。
図7および8は、上記構成を有する両引戸の動作を示したものである。
同図(a)は扉全閉状態を、(b)は扉持ち出し状態を、(c)は扉全開状態を示している。
a)開動作
図7(a)において制御器CTRから開指令が出力されると、電磁ロック装置18が解錠動作する。
駆動モータ6が矢印D方向に回転すると、タイミングベルト7に連結されている一方の連結金具29が矢印B方向に他方の連結金具29′が矢印H方向にそれぞれ移動を開始する。
連結金具29から垂下されている第一ガイドローラ31は固定ベース10の傾斜溝部10c2にガイドされ、一方の連結金具29は車両側壁1に対して略45°の角度で矢印E方向に移動する(図7(b)参照)。
このとき、平行リンク11a,11bが矢印F方向に回転するため、それらの平行リンク11a,11bに連結されている可動プレート25は車両側壁1と平行な状態で車外に持ち出される。
この動作によって戸尻部に設けられている上部アーム15および下部アーム16も矢印G方向に回転し、左扉40の下部も追従して持ち出される。
一方、右扉41についても平行リンク11a′,11b′が矢印I方向に回転し、他方の連結金具29′は矢印J方向に移動し、戸尻部に設けられている上部アーム15′および下部アーム16′も矢印K方向に回転するため、右扉41はCLを中心として左扉40と左右対称に動作して持ち出される。
その後、左扉40の第一ガイドローラ31は平行溝部10c1に沿って転動し、右扉41の第一ガイドローラ31′は平行溝部10c1′に沿って転動し、左扉40および右扉41はそれぞれ車両側壁1に沿って全開位置までスライド移動する(図8参照)。
b)閉動作
制御器CTRから閉指令が出力されると、駆動モータ6が矢印K方向に回転し、タイミングベルト7に連結されている連結金具29は矢印N方向に、連結金具29′は矢印O方向に移動する。
それにより、上述した扉開動作とは逆の動作が行われ、左扉40および右扉41は車両側壁1に沿って互いに近づく方向にスライド移動する。
次いで全閉位置手前で第一ガイドローラ31が傾斜溝部10c2にガイドされることにより、左扉40は略45°の角度で矢印E方向と逆方向に斜めに移動する。
一方、第二ガイドローラ31′は傾斜溝部10c2′にガイドされることにより、右扉41は略45°の角度で矢印J方向と逆方向に斜めに移動する。
傾斜溝部10c2内を転動する第一ガイドローラ31はさらに保持溝部10c3に移動し、左右方向の移動が拘束される。また、傾斜溝部10c2′内を転動する第一ガイドローラ31′はさらに保持溝部10c3′に移動し、左右方向の移動が拘束される。左扉40および右扉41がそれぞれ全閉位置に到達すると、電磁ロック装置18のロックリンク18aが自動的に被ロックピン28aと係合し、ロック施錠を行う。
本発明に係るプラグドア装置の第一実施形態を示す全体正面図である。 図1に示した駆動機構の平面図である。 図2のガイド溝を拡大して示した平面図である。 図2に示した駆動機構を側面から示したものであり、(a)は扉閉状態、(b)は扉押し出し状態を示す縦断面図である。 (a)〜(c)は第一実施形態のプラグドア装置の動作を示す説明図である。 本発明に係るプラグドア装置の第二実施形態を示す全体正面図である。 (a)および(b)は第二実施形態のプラグドア装置の動作を示す説明図である。 図7に続き、第二実施形態のプラグドア装置の動作を示す説明図である。 従来のプラグドア装置の動作を説明する平面図である。 従来の別のプラグドア装置の動作を説明する平面図である。
符号の説明
1 車両側壁
2 乗降口
3 扉
4 駆動機構
5 フレーム
6 駆動モータ
7 タイミングベルト
8 従動プーリ
9 クランプ
10 固定ベース
10c ガイド溝
11a,11b 平行リンク
12 ブラケット
13 上部リーフレール
14 下部リーフレール
15 上部アーム
16 下部アーム
18 電磁ロック装置
19 解錠装置
25 可動プレート
26a 第一のスライドレール
26b 第二のスライドレール
27 中間プレート
29 連結金具
31 第一ガイドローラ
32 第二ガイドローラ

Claims (6)

  1. 駆動部の駆動により全閉位置にある扉を一旦、車両側壁の外部に持ち出した後に、その車両側壁の外面に沿ってスライド移動させることにより、乗降口を開くように構成されたプラグドア装置において、
    少なくとも一つの扉と、
    車両側壁と平行に形成され上記扉を車両前後方向にスライド移動させるための平行溝部と、車両側壁に対し傾斜して形成され上記扉を持ち出しまたは引き込み方向に移動させるための傾斜溝部と、車両側壁と略平行に形成され引き込まれた上記扉を引き込み位置で保持するための保持溝部とが連続して形成されたガイド溝を備え、車両に固定された固定ベースと、
    つの上記駆動部によって車両側壁と平行に走行する走行体と、
    上記扉に固定され、上記ガイド溝に案内される際に上記走行体に対して車幅方向に相対移動可能扉連結部材と、
    上記扉を前後方向にスライド自在に支持するレール体を有し、このレール体の向きを一定に保持したまま上記扉連結部材に連動して持ち出しまたは引き込み可能に上記固定ベースに連結された可動支持部材と、
    を備えてなることを特徴とするプラグドア装置。
  2. 車両側壁の外部に持ち出された状態で前後方向にスライド移動する上記扉の上下両側を支持する第二の支持手段を備えてなる請求項1に記載のプラグドア装置。
  3. 上記第二の支持手段として、上記扉内壁の上下両側に配設される一対のレール溝と、これらのレール溝と対応して上記車両側に設けられ、持ち出し方向に揺動可能に構成された一対のアームと、各アームの先端に備えられた上記レール溝と係合するローラとを有する請求項記載のプラグドア装置。
  4. 上記扉連結部材が上記保持溝部に移動した際に、その扉連結部材を移動不能にロックするロック手段が備えられている請求項記載のプラグドア装置。
  5. 上記レール体が、車両前後方向にスライドして伸縮するように構成された複層構造のレールから構成されている請求項のいずれか1項に記載のプラグドア装置。
  6. 上記扉の内壁に上記扉を所定の位置に仮止めするための鉤状の掛止部が設けられている請求項1〜のいずれか1項に記載のプラグドア装置。
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