JP3874249B2 - 車両へのデータ配信が可能な通行料金収受システム、その方法及び通行料金収受システム用の道路施設 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、いわゆる有料道路自動料金収受システム(以下「ETCシステム」(Electronic Toll Collection)と略す)に利用される車両搭載用車載器(以下「車載器」という)を普及させるために、料金所に設置した通信施設から車載器に対して配信データを送信するためのシステム、方法及び道路施設に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、有料道路の通行料金の方式としてETCシステムが導入され始めている。ETCシステムは、車両が有料道路の料金収受ゲートを通過する際に、双方向の無線通信を用いることで、通行料金の支払に必要な情報を車両から受取るシステムである。このETCシステムによれば、現在の料金収受システムと異なり、料金収受の目的で車両を一旦停止させる必要がない。このため、有料道路の料金所渋滞の問題を解消でき、また、複雑な有料道路入口/出口路を建設する必要がない等の種々の利点があり注目を集めている。
【0003】
このETCシステムは、例えば、車載器を搭載した車両が料金所を通過する際に、通過ゲート手前に設置された路側機と車載器との間で双方向無線通信を行い、車載器に格納された車両情報及びICカードに格納された利用者情報に基いて利用料金の決済を行う様に構成されている。
【0004】
このようなETCシステムを普及させるには車載器の普及が不可欠であるが、車載器は価格が数万円と高価であり、さらに車両への取付けや所定のセットアップの費用を利用者が負担しなければならない。そのため未だ十分に普及していないのが現状である。
【0005】
一方、カーナビゲーション装置やカーラジオのような車両に搭載した通信機器を通して利用者(運転者等)に沿道の地図情報や渋滞情報を配信することも行われている。このようなデータ配信サービス用の通信機器として前記ETC用の車載器を利用できれば、車載器の利用価値が高まり、その普及が期待できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のデータ配信サービス用の通信機器として車載器をそのまま利用した場合でも未だ解決すべき以下の問題がある。
【0007】
すなわち、従来のデータ配信サービスでは、配信されるデータは車両の属性に拘わらず画一的であるため、利用者が希望するデータを提供できない。これは、従来のデータ配信が、配信者側(配信システム)から利用者への一方的な通信であることが主な原因と考えられる。
【0008】
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたもので、車両の属性を考慮した配信データを車載器に送信して車載器購入のインセンティブを与えて車載器の普及を促すことができる通行料金収受システム及びその方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の主要な観点によれば、有料道路の料金所を通過する車両に搭載された自動料金収受用の車載器と無線通信を行うことで当該車両の車種情報を含む通行料金の課金処理に必要な情報を取得する課金情報取得部と、車種の情報と、配信データの種類に関連して設定される車両の属性とを関連付けて格納する車両属性テーブルと、前記車両に送信する複数種類の配信データを、前記車両の属性情報に関連付けて格納する配信データ格納部と、前記課金情報取得部が取得した車種情報と前記車両属性テーブルとに基づいて、料金所を通過する車両の属性を判別する車両属性判別部と、判別した車両の属性に基づいて前記配信データ格納部を検索し、この車両属性に関連付けられた配信データがあるかを判断し、当該車両属性に関連する配信データがあると判断した場合に、前記配信データ格納部から該当する配信データを抽出してその車両の車載器に対して送信するデータ送信部とを備えたことを特徴とする通行料金収受システムが提供される。
【0010】
このような構成によれば、通行料金の課金に必要な情報に基いて配信するデータを選別するようにしたので、有料道路の料金所ゲートにおいて通行料金の課金処理を利用してデータの配信を行うことができる。そのため、新たに路側に通信施設を設置する必要がない。また、車両や車載器の属性に応じたデータを配信することができるので、利用者に有益なデータを配信することが可能になる。これにより、車載器購入に対するインセンティブを与えることができ、車載器の普及を促進できる。
【0011】
本発明の一の実施形態によれば、前記配信データ格納部は、車載器の製造者が付与した車載器の固有情報に関連付けられた特定の配信データも格納するものであり、前記課金情報取得部は、課金情報に加えて、通過する車両に搭載された車載器の固有情報を取得するものであり、前記データ送信部は、取得した車載器固有情報に基づいて前記配信データ格納部を検索し、この車載器固有情報に関連付けられた配信データがあるかを判断し、関連する配信データがあると判断した場合に、前記配信データ格納部から該当する特定の配信データを抽出してその車両の車載器に対して送信するものである。ここで、前記データ送信部は、車載器固有情報に関連付けられた配信データを、車両属性に関連付けられた配信データに優先して配信するものであることが好ましい。
【0012】
このような構成によれば、特定の車載器製造者が製造した車載器の利用者に対して他の利用者とは異なる配信データを提供することができる。これにより、特定の車載器の購入を促すことができ、ひいては車載器全体の購入のインセンティブを与えることができる。
【0018】
本発明の第2の主要な観点によれば、コンピュータシステムと路側機とを備えた自動料金収受システムによって、料金所を通過する車両に対して所定の配信データを配信する方法であって、前記コンピュータシステムが、路側機を介して、有料道路の料金所を通過する車両に搭載された自動料金収受用の車載器と無線通信を行うことで当該車両の車種情報を含む通行料金の課金処理に必要な情報を取得する工程と、車種の情報と、配信データの種類に関連して設定される車両の属性とを関連付けて車両属性テーブルに格納する工程と、前記車両に送信する複数種類の配信データを、前記車両の属性情報に関連付けて配信データ格納部に格納する工程と、前記取得した車種情報と前記車両属性テーブルとに基づいて、料金所を通過する車両の属性を判別する工程と、判別した車両の属性に基づいて前記配信データ格納部を検索して、この車両属性に関連付けられた配信データがあるかを判断する工程と、当該車両属性に関連する配信データがあると判断された場合に、前記配信データ格納部から該当する配信データを抽出し、前記路側機を介してその車両の車載器に対して送信する工程とを備えたことを特徴とする通行料金収受方法が提供される。
【0019】
このような構成によれば、上記した第1の主要な観点における通行料金収受システムを利用して好適に得られるデータ配信処理方法を提供することができる。
【0022】
なお、この発明の他の特徴と顕著な効果は、次の発明の実施の形態の項の記載と添付した図面とを参照することで、より明確に理解される。
【0023】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
まず、図1及び図2を参照して、本発明の第1の実施形態にかかるシステムの概要を説明する。この実施形態では、車両に配信するデータとして、当該車両の属性に応じた交通規制情報を配信する例を説明する。
【0024】
図1において符号1で示すのは、車両2に搭載される自動料金収受システム3用の車載器である。この車載器1は、図示しないアンテナを介して、ETC課金用の料金所ゲート4に設置された料金収受用の路側機5との間で双方向無線通信を行い、通行料金の収受に必要な情報を送受信するための通信機器である。この車載器1には、無線通信による通行料金の課金に必要な情報、すなわち車種情報(課金区分情報)や通信用鍵が所定のセットアップ方法(例えばセットアップ用ICカード)によってインストールされる。これにより車載器1が活性化され、上記した様な通行料金収受用の通信機器として使用可能な状態になる。そして、この車載器1を利用して通行料金の決済を行う場合、利用者は、自己が決済に使用したいクレジットカード6をこの車載器1に挿入して走行する。
【0025】
このような車載器1を搭載した車両2が、図1に示すようにETC課金用の料金所ゲート4を通過する場合、前記自動料金収受システム3が前記路側機5を通じて車載器1から当該車両2の車種情報(車種コード)や、走行データ(入口/出口情報)及び前記クレジットカード番号を受け取る(図にA1で示す)。
【0026】
前記自動料金収受システム3は、通行料金の課金処理部7と通行可否判断部8とを備えている。そして、通行可否判断部8で前記車両2から受取った情報に不正がないと判断した場合に、このシステム3は料金所ゲート4のバー9を開いてこの車両2の通行を許可する。また、前記課金処理部7が、受け取った車種コードや走行データに基づいて通行料金を算出し、取得した番号のクレジットカードによって課金処理を行う。また、自動料金収受システム3は、受取った車種コードを本発明の要旨であるデータ配信システム10に送信する(図にA2で示す)。
【0027】
前記データ配信システム10は、主としてデータ配信処理部11と、配信データ格納部12とを備えており、前記自動料金収受システム3から受取った車種コードに基づいてこの車両2の属性を判別し、配信すべきデータを抽出して送信するものである。
【0028】
ここで、前記車種コードは、図2に示すように、車載器1のセットアップ時に車両2の排気量や車軸数などの車検証情報に基いて車載器情報管理者が判別した多数の車種区分に従って割当てられるものである。この車種コードは、全ての有料道路において明確に料金区分を特定できる様に、全国の有料道路の料金区分について最少公倍数的に数百のコードが割当てられる。なお、図示においては、説明を簡略化するため車種コードを8区分としている。
【0029】
また前記車両2の属性は、配信する交通規制情報の種類に従って割当てられるもので、この例ではAとBの2区分が設定されている。この車両属性の区分の数や、各区分に含まれる車種や車種コードは、配信する交通規制情報の有無や種類に従って決定される。
【0030】
具体的には、A区分に属する小型・普通の車両2に対しては、全ての車両2に共通の、工事による車線規制や通行止めのデータが配信され、B区分に属する大型の車両2に対しては、これらのデータに加えて、例えば、大型車両進入禁止道路の情報や、走行車線規制(大型車両は追越車線の走行禁止等)の情報が配信される。このような、大型車両特有の交通規制データは、前記全車両共通の配信データに優先して配信するのが好ましい。また、大型車両特有の交通規制がない場合には、交通規制がない旨のメッセージを配信するのが好ましい。
【0031】
また、車両属性の区分は、交通規制の追加や変更に伴って、含まれる車種や車種コード、及び車両属性の区分数を動的に変更するのが好ましい。例えば、道路や橋梁の走行に車両2の重量制限(総重量8t以上の車両は走行禁止)が新たに追加された場合には、車種コード5〜8の大型車両2を新たにC区分とする。そして、このC区分の大型車両2が通行止めの道路等を含む有料道路の料金所ゲートを通過する際、前記A区分若しくはB区分(車種コード1〜4)の車両2にも配信される交通規制データに優先して、前記の重量制限に関する交通規制のデータを配信するようにする。
【0032】
このようにして判別された車両属性に基づいて配信データが抽出されると、データ配信用の路側機13を通じて車両2の車載器1に送信され、前記車載器1の表示部14に文字や音声などで表示される(図にA3で示す)。
【0033】
ここで、車載器1と路側機5、13との間の通信にはDSRC(Dedicated Short Range Communication「専用狭域通信」)という大容量の情報を高速で送受信可能な通信方式が採用されており、図に15で示す通信エリア内において通信が可能になっている。このような通信方式を採用することで、自動料金収受システム3及びデータ配信システム10は料金収受のための処理及びデータ配信のための処理を短時間で行うことができるものである。
【0034】
上記のような処理を行うため、本発明にかかるデータ配信システム10は図3に示すように構成されている。
このデータ配信システム10は、例えば前記ETC課金用の料金所ゲート4に設置されるもので、前記したデータ配信処理部11及び配信データ格納部12とを備えている。
【0035】
前記データ配信処理部11は、前記自動料金収受システム3から車両2の車種コードを受取る車種情報受取部17と、受取った車種コードを図2の対応表に適用してこの車両2の車両属性を判別する車両属性判別部18と、判別された車両属性に関連する配信データ(交通規制のデータ)を前記配信データ格納部12から抽出して配信データを作成する配信データ抽出・作成部19と、作成した交通規制のデータを前記車載器1に送信するデータ送信部20とを備えている。
【0036】
ここで、前記配信データ抽出・作成部19は、前記車両属性判別部18が判別した車両属性に基づいて前記配信データ格納部12を検索し、この車両属性に関連する交通規制があるか、及び交通規制がある場合はその詳細内容を抽出し、このデータに車両属性を関連付けて配信データを作成するものである。ここで、交通規制の詳細内容としては、規制されている区間・期間・規制内容(車線規制か速度規制か通行禁止か等)が含まれる。
【0037】
前記データ送信部20は、前記抽出された車両属性別の交通規制のデータを、前記データ配信用の路側機13を介して、車両2の車載器1に送信するものである。このデータ送信部20は、前記交通規制の対象の車両属性や規制区間などのデータだけを送信し、車載器1が受信したこれらのデータに基づいて表示メッセージを作成するのが好ましい。これにより、交通規制のデータを車載器1に高速で送信できる。このようにして車載器1で作成されたメッセージが、例えば図4に示すように表示部14に音声や文字で表示される。なお、該当する交通規制データを抽出しなかった場合には、その旨を車載器1に通知するのが好ましい。
【0038】
また、図2に示す前記配信データ格納部12に格納される前記交通規制のデータは、例えば有料道路を管理する道路管理者や、(財)日本道路交通情報センタから定期的に最新のデータを入手して更新するのが好ましい。
【0039】
上記した各構成要素は、実際には、コンピュータシステムおよびこれに設けられたハードディスク等の記憶媒体に確保された一定の領域及びこの領域にインストールされたコンピュータソフトウエアプログラムによって構成される。そして、これらの構成要素は、コンピュータシステムのCPUによりRAM等に適宜呼び出されて実行されることで各機能を実行するように構成されている。
【0040】
以下、このデータ配信システム10の詳細な機能を実際の動作と共に図5を参照して説明する。なお、これらの図のS1〜S6は処理順序を示す符号であり、以下の説明のステップS1〜S6に対応する。
【0041】
まず、前記車種情報受取部17が、前記自動料金収受システム3から料金所ゲート4を走行する車両2の車種情報(車種コード)を取得する(ステップS1)。
【0042】
ついで、前記車両属性判別部18が、取得した車種コードを図2の対応表に適用して当該車両2のデータ配信用の車両属性を判別する(ステップS2)。
【0043】
ついで、判別された車両属性に基づいて前記配信データ抽出・作成部19が前記配信データを検索し、この車両属性に関連する配信データ(交通規制データ)があるかを判断する(ステップS3)。当該車両属性に関連する交通規制のデータがあると判断した場合は、この交通規制の詳細内容(規制区間、規制時間等)を抽出し、車両属性に関連付けて車両2に配信する交通規制データを作成する(ステップS4)。
【0044】
ついで、作成された交通規制データを、前記データ送信部20が車両2の車載器1に送信する(ステップS5)。送信された交通規制データに基づいて、図4に示すように車載器1によって所定のメッセージが作成され、車載器1の表示部14に表示される。また、この後、交通規制以外の一般情報(企業広告や気象情報等)が表示される様にしても良い。
【0045】
一方、前記ステップS3において、車両属性に関連する交通規制を抽出しなかった場合は、データ配信は不要と判断してその旨を車載器1に通知する(ステップS6)。この場合も、上記と同様に、交通規制がない旨のメッセージを表示した後に、企業広告等を表示させるようにしても良い。
【0046】
以上のような処理を行うことにより、車両2の属性に合致した交通規制データを送信でき、従来のような全ての車両に一律の情報を一方的に送信する場合に比べてより有益なデータを提供できる。これにより、車載器1の利便性が高まり、車載器1の普及に貢献できる。
【0047】
(第2の実施形態)
次に、図6を参照して、本発明の第2の実施形態を説明する。
この実施形態は、車載器製造者が車載器の製造時に付与した車載器の固有情報(車載器ID)に基づいてこの製造者が製造した車載器を特定して、この車載器に対して配信データを送信するようにしたものである。この実施形態においては、特定の車載器1を搭載しているか搭載していないかが車両2の属性となる。ここで、配信するデータの例としては、上記した第1の実施形態と同様の交通規制のデータや、サービスエリアやパーキングエリアの駐車場の空き情報、レストランの割引情報が挙げられる。
【0048】
このようなデータ配信を行うため、この実施形態にかかるデータ配信システム30は図6に示すような構成を備えている。なお、以下においては本実施形態に特有の構成若しくは関連する構成のみを説明する。
【0049】
このデータ配信システム30は、車載器製造者31から特定の車載器1に対するデータ配信の依頼を受付けた場合に(図にB1で示す)所定の処理を行うデータ配信依頼受付・処理部32と、このような特定の車載器1を搭載した特定の車両2にデータを配信するデータ配信処理部11と、車両属性を特定の車載器1のIDに関連付けて格納する車両属性テーブル33とを備えている。
【0050】
前記データ配信依頼受付・処理部32は、前記車載器製造者31から受け付けたデータ配信の依頼に係る車載器IDを前記車両属性テーブル33に格納するものである。この車載器IDは、例えば車載器製造者31を示す記号と、車載器種別を示す記号と、各車載器1に固有の連続番号から構成されている。この実施形態では、車載器IDの中の車載器製造者記号に基づいて特定の車載器1であるかを判別するものとする。
【0051】
前記データ配信処理部11は、料金所ゲート4を走行する車両2から車載器IDを受取る車載器ID受取部34と、受取った車載器IDと前記車両属性テーブル33とに基づいて当該車両2が特定の車載器1を搭載した特定の車両2であるかを判別する車両属性判別部18と、特定の車両2であると判別した場合に前記配信データ格納部12から配信データを抽出する配信データ抽出・作成部19とを備えている。
【0052】
このような構成において、特定の車両2が料金所ゲート4を走行すると、前記車載器ID受取部34が自動料金収受システム3から車載器IDを受け取る(図にB2で示す)。ついで、前記車両属性判別部18が受取った車載器IDが前記車両属性テーブル33登録されているかに基づいてこの車両2の車両属性、すなわち特定の車載器1を搭載した特定の車両であるかを判別する。特定車両である場合には前記配信データ抽出・作成部19が配信データ格納部12から配信データを抽出して、配信するデータを作成する。最後に、データ送信部20がこの配信データを特定の車載器1に送信する(図にB3で示す)。
【0053】
以上説明したような構成によれば、この実施形態の発明は、特定の車載器製造者31の車載器1を購入するインセンティブを与えることができ、ひいては車載器1の普及を促進できる。
【0054】
ここで、特定の配信データの配信を依頼する車載器製造者31が複数いる場合は、特定の配信データを車載器製造者31の固有情報に関連付けて配信データ格納部12に格納することで車載器製造者31毎に特定の配信データを異ならせたり、複数の車載器製造者31で特定の配信データを共通にしても良い。
【0055】
また、上記第1の実施形態における交通規制データの配信と組合せることもできる。すなわち、特定の車載器1を搭載した車両2には特定の配信データ及び車両属性に基づく交通規制データを送信し、それ以外の車両2には車両属性に基づく交通規制データだけを送信するようにする。この場合、前記配信データ抽出・作成部19は、特定の配信データが優先的に車載器1の表示部14に表示される様に配信データを作成するのが好ましい。
【0056】
また、この場合の特定の配信データとしては、交通規制データよりも利用者にとって利用価値が高いものであることが好ましい。例えば、サービスエリア内のレストランの混雑状況や、対象者限定の割引メニューの情報、渋滞を避ける迂回路の情報である。このような情報の収集及び配信に要するコストは、配信料金課金処理部34によって車載器製造者31に課金するのが好ましい。
【0057】
なお、この発明は上記の各実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で種々変形可能である。
【0058】
例えば、配信するデータの種類は上記したものに限られない。例えば、車種コード別のサービスエリア内の駐車場の混雑状況などを配信することもできる。
【0059】
また、配信するデータに音声や画像を含めることもできる。この場合には、データを受信する通信機器が解凍可能なファイル形式で配信データを圧縮して送信するのが好ましい。
【0060】
また、車載器1に配信データを送信する度に車載器製造者31や他の企業の企業情報(広告等)、道路管理者からの情報を併せて送信することもできる。
【0061】
また、上記の各実施形態では、有料道路の料金所ゲート4に設置したデータ配信用の路側機13を介してデータを送信するようにしたが、これに限定されない。一般道路や、有料道路の料金所以外の有料道路の路側に設置した多数の路側機5、13を利用してデータを配信することもできる。これにより、例えばハンドオーバ方式によって音楽や動画などの情報の送信が容易になる。
【0062】
また、車載器1の認証等の情報は前記自動料金収受用の路側機5から取得し、データの配信は所定の認証を行った後(料金所4を通過した後)で、携帯電話の基地局などの既存の施設を利用して行うこともできる。さらにこの場合は、車載器1や携帯電話、カーラジオ、カーナビ装置などの通信端末に対して配信データを送信することが好ましい。
【0063】
さらに、前記データの送信は、配信データの種別に応じて有料/無料を区別しても良い。有料とする場合には、前記車載器利用者から会費のような形式で課金したり、逆に情報の提供者(広告主等)から徴収しても良い。前記利用者に課金する場合は、通行料金の決済に利用するクレジットカードによって通行料金と合算して課金処理するのが好ましい。
【0064】
また、車両属性として、利用者(車載器所有者)からのデータ配信の申込が登録されているかを判別する様にしても良い。具体的には、利用者からの配信申込を車載器IDなどに関連付けて登録しておき、走行する車両から受取った車載器IDに基づいて申込が登録されているかを判別する。申込が登録されていると判別した場合に、その車両(車載器)に対してデータ配信を行うようにする。この場合は、利用者が配信を希望する配信データの種別も併せて登録しておくのが好ましい。これにより、例えば、利用者が希望するジャンルの音楽や施設のデータを配信することが可能になる。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、車載器の購入者に所定の配信データを送信することで車載器購入のインセンティブを与えて車載器の普及を促すことができるデータ配信システム、方法及び道路施設を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構成を説明するための概念図。
【図2】車種情報とデータ配信用の車両区分との関係を示す表図。
【図3】本発明の構成を示すブロック図。
【図4】配信データの出力例を示す図。
【図5】データ配信の工程を示すフローチャート。
【図6】本発明の第2の実施形態の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1…車載器
2…車両
3…自動料金収受システム
4…料金所ゲート
5…料金収受用の路側機
6…クレジットカード
7…課金処理部
8…通行可否判断部
9…バー
10…データ配信システム
11…データ配信処理部
12…配信データ格納部
13…データ配信用の路側機
14…表示部
17…車種情報受取部
18…車両属性判別部
19…配信データ抽出・作成部
20…データ送信部
30…データ配信システム
31…車載器製造者
32…データ配信依頼受付・処理部
33…車両属性テーブル
34…車載器ID受取部
35…配信料金課金処理部
Claims (6)
- 有料道路の料金所を通過する車両に搭載された自動料金収受用の車載器と無線通信を行うことで当該車両の車種情報を含む通行料金の課金処理に必要な情報を取得する課金情報取得部と、
車種の情報と、配信データの種類に関連して設定される車両の属性とを関連付けて格納する車両属性テーブルと、
前記車両に送信する複数種類の配信データを、前記車両の属性情報に関連付けて格納する配信データ格納部と、
前記課金情報取得部が取得した車種情報と前記車両属性テーブルとに基づいて、料金所を通過する車両の属性を判別する車両属性判別部と、
判別した車両の属性に基づいて前記配信データ格納部を検索し、この車両属性に関連付けられた配信データがあるかを判断し、当該車両属性に関連する配信データがあると判断した場合に、前記配信データ格納部から該当する配信データを抽出してその車両の車載器に対して送信するデータ送信部と
を備えたことを特徴とする通行料金収受システム。 - 請求項1記載のシステムにおいて、
前記配信データ格納部は、車載器の製造者が付与した車載器の固有情報に関連付けられた特定の配信データも格納するものであり、
前記課金情報取得部は、課金情報に加えて、通過する車両に搭載された車載器の固有情報を取得するものであり、
前記データ送信部は、取得した車載器固有情報に基づいて前記配信データ格納部を検索し、この車載器固有情報に関連付けられた配信データがあるかを判断し、関連する配信データがあると判断した場合に、前記配信データ格納部から該当する特定の配信データを抽出してその車両の車載器に対して送信するものである
ことを特徴とするシステム。 - 請求項2記載のシステムにおいて、
前記データ送信部は、車載器固有情報に関連付けられた配信データを、車両属性に関連付けられた配信データに優先して配信することを特徴とするシステム。 - コンピュータシステムと路側機とを備えた自動料金収受システムによって、料金所を通過する車両に対して所定の配信データを配信する方法であって、
前記コンピュータシステムが、
路側機を介して、有料道路の料金所を通過する車両に搭載された自動料金収受用の車載器と無線通信を行うことで当該車両の車種情報を含む通行料金の課金処理に必要な情報を取得する工程と、
車種の情報と、配信データの種類に関連して設定される車両の属性とを関連付けて車両属性テーブルに格納する工程と、
前記車両に送信する複数種類の配信データを、前記車両の属性情報に関連付けて配信データ格納部に格納する工程と、
前記取得した車種情報と前記車両属性テーブルとに基づいて、料金所を通過する車両の属性を判別する工程と、
判別した車両の属性に基づいて前記配信データ格納部を検索して、この車両属性に関連付けられた配信データがあるかを判断する工程と、
当該車両属性に関連する配信データがあると判断された場合に、前記配信データ格納部から該当する配信データを抽出し、前記路側機を介してその車両の車載器に対して送信する工程と
を備えたことを特徴とする通行料金収受方法。 - 請求項4記載の方法において、
前記配信データ格納部は、車載器の製造者が付与した車載器の固有情報に関連付けられた特定の配信データも格納するものであり、
前記課金情報取得工程は、課金情報に加えて、通過する車両に搭載された車載器の固有情報を取得するものであり、
前記データ判断工程は、取得した車載器固有情報に基づいて前記配信データ格納部を検索して、この車載器固有情報に関連付けられた配信データがあるかを判断するものである
ことを特徴とする方法。 - 請求項5記載の方法において、
前記データ送信工程は、車載器固有情報に関連付けられた配信データを、車両属性に関連付けられた配信データに優先して配信することを特徴とする方法。
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