JP3870508B2 - 電子機器 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば携帯型コンピュータのような電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯型の電子機器が多く発売されており、CPU(中央処理装置)を搭載した高度な電子機器が出現している。携帯型の電子機器のうちの、例えば携帯型のコンピュータは、本体とその表示部を備えており、この表示部は本体に対してヒンジを介して、開閉できるようになっている。このような携帯型のコンピュータとしては、A4型サイズのノート型のパーソナルコンピュータやセミノート型のコンピュータ(B5型サイズ)と呼ばれるコンピュータが代表的なものである。
【0003】
ところでこの種の電子機器には各種の付属器具を使用することがある。例えば表示部の画面に対して必要な入力事項を表示するタブレット装置を備えている場合には、そのタブレット装置に対して使用者はペンにより必要な入力情報を描くことがある。このような入力のペンは、通常この種の携帯型の電子機器と一緒に別途持ち歩く必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような比較的小さな付属機器は別途持ち歩くと、紛失してしまうことがあり、しかも必要な時に直ぐに見つけ出して使用することが難しい場合もある。
そこで本発明は上記課題を解消し、付属機器を収納しておくことにより付属機器を直ぐに使用することができ、紛失を防ぐことができる電子機器を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、本発明にあっては、本体と、本体に対して開閉自在に設けられた表示部を備える携帯型の電子機器において、表示部の表示画面を囲む周囲部分には、付属器具を着脱自在に収納する収納部を備え、収納部は、付属器具を収納する収納ホルダーと、収納ホルダーを所定角度回動可能に支持する支点部と、収納ホルダーを周囲部分内に保持するためのストッパーとを備え、収納ホルダーが周囲部分内に保持された状態から、収納ホルダーの支点よりも第 1 の端部に近い部分が押圧されることにより、収納ホルダーの第2の端部がストッパーを外れて周囲部分から離脱し、収納ホルダーの支点よりも第2の端部に近い部分が押圧されることにより、収納ホルダーの第2の端部がストッパーにより、周囲部分内に格納された状態で保持されることを特徴とする電子機器により、達成される。
【0006】
本発明では、本体と本体に対して開閉自在に設けられた表示部を備える携帯型の電子機器であり、表示部の表示画面を囲む周囲部分には、付属器具を着脱自在に収納する収納部を備えている。このようにすることで、付属器具を使用者が直ぐ取り出して使用することができるとともに付属器具の紛失を防ぐことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
図1は、本発明の電子機器用のヒンジを備える電子機器の一例を示しており、図1の電子機器は、携帯型のコンピュータ100である。携帯型のコンピュータ100は、本体2、表示部3、キーボード4、タブレット装置5、A領域とB領域で囲むヒンジ1A,1B、バッテリパックBA等を備えている。
【0008】
本体2は、上述したキーボード4やその他のポインティングディバイス5等を有しており、表示部3は、例えば液晶表示装置(LCD)を採用することができる。表示部3は、本体2に対してヒンジ1A,1Bを用いて、矢印R方向に開閉(折り畳み)可能に取り付けられている。また、図1においては示していないが、本体2に対しては、外部のポインティング手段であるマウス等を外付けする機器等を設定することもできる。
【0009】
図2は、図1の電子機器の表示部3を本体2に対して折り畳んだ状態でしかも矢印SDから見た図である。図2において、本体2の側面Aには、電源スイッチ40、その他のスイッチ41,42等が配置されている。また側面2Aには電子カード(PCカード)を挿入するためのスロット43が設けられている。
【0010】
図3と図1に示す本体2には、タブレット装置5及びポインティングディバイス5Aが設けられている。ポインティングディバイス5Aは、ポインティング手段であるマウスの左クリックボタン及び右クリックボタンに相当するものである。
タブレット装置5の上面は、図2と図5に示す情報入力用のペン型の操作具50により触れることにより、使用者が望むような情報、例えば文字や絵等を図1の表示部の表示画面3Aに表示することができるようになっている。
このタブレット装置5は、例えば抵抗体を用いた感圧方式のものを採用することができる。
【0011】
次に、図4と図5等を参照して操作具50及び操作具50の収納部60について説明する。
操作具50は、例えば感圧方式のタブレット装置を用いる場合にはプラスチックで作られているペンである。この操作具50は、図4と図5に示すように表示部3の左辺部51において、D方向(表示画面3Aの上下方向)に沿って収納できるようになっている。つまりこの収納部60はこの左辺部51に対して設けられている。右辺部52には、液晶表示装置の表示画面3Aのインバータ回路53が収納されている。従って、この実施の形態では、収納部60は空いている左辺部51に収納するのが好ましい。
【0012】
収納部60は、図5〜図7に示すように、操作具50を収納する収納用のホルダー61、支点ピン62、ストッパー63等を有している。これらのホルダー61とストッパー63は、例えばプラスチックにより作られている。ストッパー63は表示部3のハウジング3Bの左辺部51においてその上部に固定されている。ストッパー63は図6に示すように突起64を備えている。
【0013】
ホルダー61は、図6と図7に示すように、外面部65と内面部66を有している。外面部65と内面部66は連結部67で連結されており、外面部65と内面部66はやや上側が開いたような形状になっていて、操作具50を取り出しやすくしている。このホルダー61の操作具50は図7に示すように着脱可能に挿入して収納できる。ホルダー61の内面部66の中間部よりちょっと下には、支点ピン62を保持する支点69が設けられている。従ってホルダー61はこの支点ピン62を中心として図5に示す左辺部51に対して中心線CL1を中心として、所定角度回すことができる。
図7(A)では、ホルダー61は左辺部51内に収納されているが、図7(B)のように矢印Eの方向に使用者の指でホルダー61の下端部71を押すことにより、S方向にホルダー61が所定角度θ回転する。これによりホルダー61の上部の開口部72が左辺部51から外部に出るので、使用者はこの操作具50を矢印Z方向に容易に取り出すことができる。
【0014】
また、図7(A)に示すようにホルダー61が左辺部51に納められている時には、ホルダー61の内面部66の上端部74がストッパー63の突起64に対して確実に保持されているので、簡単にはホルダー61が左辺部51の外部に飛び出すことがない。
【0015】
図8は図1の表示部3を横方向に切断した内部構造を示しており、操作具50は、ホルダー61に収納された状態である。このように、ペン50及びホルダー61は、ハウジング3Bに対して確実に収納することができ、外部に突出するようなことはない。
【0016】
図9は、図1のタブレット装置5の一例を示している。このタブレット装置5は例えば抵抗体を有する感圧方式のタブレットであり、X抵抗体80は、対向電極81,82を有し、Y抵抗体90は対向電極91,92を有している。X抵抗体80とY抵抗体90は、図10に示すようにスペースSPをおいて平行に配置されており使用者が操作具50をX抵抗体80及びY抵抗体90に押し付けると、その押し付けた所の点POに関して、X抵抗体80の面抵抗部83とY抵抗体90の面抵抗部93においてそれぞれ位置が特定されて、図9の処理部94から、点POに関する座標(Vx,Vy)が出力されるようになっている。
しかし本発明の実施の形態に使用されているタブレット装置5は、抵抗タブレット方式の感圧型のものに限らず、容量結合型のタブレットあるいは磁気結合型のタブレットあるいは音響、振動結合型のタブレットや光結合型のタブレット等を採用することも勿論可能である。
【0017】
次に、上述した携帯型のコンピュータの使用例について説明する。
図1に示すように本体2から表示部3をR方向に回転して開くことにより、使用者は表示部3の表示画面3Aを見ることができる。この状態で、図7(A)に示すようにホルダー61の中にはあらかじめ操作具50が収容されており、ホルダー61の下端部71をE方向に使用者が指で押すことにより、図7(B)と図5に示すようにホルダー61が左辺部51から傾いて外に飛び出ることになる。使用者は操作具50を指でつかんで図7(B)に示すように取り出すことができる。使用者はこの操作具50を用いて、図9と図1に示すタブレット装置5の面上に対して必要な図形あるいは文字等を入力することにより、図9に示すように例えば支持した点PO(Vx,Vy)が、図1の本体2のCPU2Pに送られて、このCPU2Pは、表示部3の液晶表示装置に対して例えば絶対座標方式あるいは相対座標方式で絵や文字等の情報を表示することができる。
【0018】
操作具50を使用した後は、図7(B)に示すように操作具50をホルダー61の中に収納する。そして使用者がホルダー61の上部をF方向に押すことにより、内面部66の上端部がストッパー63の突起64を乗り越えて、図7(B)に示すように突起64が内面部66の上端部74をしっかりと保持する。これによりコンピュータ100を携帯してもホルダー61は外側には飛び出して来なくなる。
以上のようにして、操作具50を着脱可能に表示部の左側面部51に対して収納することができる。
【0019】
ところで本発明は上記実施の形態に限定されない。
上述した実施の形態では携帯型の電子機器として携帯型のコンピュータを例に挙げているがこれに限らず他の種類の電子機器、例えば携帯型の情報端末やあるいはその他の種類のものであっても勿論構わない。
また付属機器としてタブレット装置に入力するためのペン型の操作具50を例に挙げているが、これに限らず、他の種類のものであってもよい。また付属器具を収納する部分は、表示部3の左辺部51に限らず、上辺部や右辺部あるいは下辺部あるいは表面側の部分、背面側の部分であっても勿論構わない。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、付属機器を収納しておくことにより付属機器を直ぐに使用することができ、紛失を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子機器の好ましい実施の形態である携帯型のコンピュータの一例を示す斜視図。
【図2】図1の携帯型のコンピュータを折り畳んだ状態を示す側面図。
【図3】図1の携帯型のコンピュータの本体を示す平面図。
【図4】図1の表示部及び収納部の一例を示す正面図。
【図5】収納部を示す斜視図。
【図6】収納部のホルダーを示す斜視図。
【図7】収納部の動作例を示す図。
【図8】表示部及び収納部を示す断面図。
【図9】タブレット装置の一例を示す図。
【図10】図9のタブレット装置の操作例を示す図。
【符号の説明】
2・・・本体(第1部分)、3・・・表示部(第2部分)、50・・・操作具(付属器具)、51・・・左辺部(周囲部分)、60・・・収納部、61・・・ホルダー、62・・・支点、、100・・・携帯型のコンピュータ(電子機器)
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば携帯型コンピュータのような電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯型の電子機器が多く発売されており、CPU(中央処理装置)を搭載した高度な電子機器が出現している。携帯型の電子機器のうちの、例えば携帯型のコンピュータは、本体とその表示部を備えており、この表示部は本体に対してヒンジを介して、開閉できるようになっている。このような携帯型のコンピュータとしては、A4型サイズのノート型のパーソナルコンピュータやセミノート型のコンピュータ(B5型サイズ)と呼ばれるコンピュータが代表的なものである。
【0003】
ところでこの種の電子機器には各種の付属器具を使用することがある。例えば表示部の画面に対して必要な入力事項を表示するタブレット装置を備えている場合には、そのタブレット装置に対して使用者はペンにより必要な入力情報を描くことがある。このような入力のペンは、通常この種の携帯型の電子機器と一緒に別途持ち歩く必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような比較的小さな付属機器は別途持ち歩くと、紛失してしまうことがあり、しかも必要な時に直ぐに見つけ出して使用することが難しい場合もある。
そこで本発明は上記課題を解消し、付属機器を収納しておくことにより付属機器を直ぐに使用することができ、紛失を防ぐことができる電子機器を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、本発明にあっては、本体と、本体に対して開閉自在に設けられた表示部を備える携帯型の電子機器において、表示部の表示画面を囲む周囲部分には、付属器具を着脱自在に収納する収納部を備え、収納部は、付属器具を収納する収納ホルダーと、収納ホルダーを所定角度回動可能に支持する支点部と、収納ホルダーを周囲部分内に保持するためのストッパーとを備え、収納ホルダーが周囲部分内に保持された状態から、収納ホルダーの支点よりも第 1 の端部に近い部分が押圧されることにより、収納ホルダーの第2の端部がストッパーを外れて周囲部分から離脱し、収納ホルダーの支点よりも第2の端部に近い部分が押圧されることにより、収納ホルダーの第2の端部がストッパーにより、周囲部分内に格納された状態で保持されることを特徴とする電子機器により、達成される。
【0006】
本発明では、本体と本体に対して開閉自在に設けられた表示部を備える携帯型の電子機器であり、表示部の表示画面を囲む周囲部分には、付属器具を着脱自在に収納する収納部を備えている。このようにすることで、付属器具を使用者が直ぐ取り出して使用することができるとともに付属器具の紛失を防ぐことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
図1は、本発明の電子機器用のヒンジを備える電子機器の一例を示しており、図1の電子機器は、携帯型のコンピュータ100である。携帯型のコンピュータ100は、本体2、表示部3、キーボード4、タブレット装置5、A領域とB領域で囲むヒンジ1A,1B、バッテリパックBA等を備えている。
【0008】
本体2は、上述したキーボード4やその他のポインティングディバイス5等を有しており、表示部3は、例えば液晶表示装置(LCD)を採用することができる。表示部3は、本体2に対してヒンジ1A,1Bを用いて、矢印R方向に開閉(折り畳み)可能に取り付けられている。また、図1においては示していないが、本体2に対しては、外部のポインティング手段であるマウス等を外付けする機器等を設定することもできる。
【0009】
図2は、図1の電子機器の表示部3を本体2に対して折り畳んだ状態でしかも矢印SDから見た図である。図2において、本体2の側面Aには、電源スイッチ40、その他のスイッチ41,42等が配置されている。また側面2Aには電子カード(PCカード)を挿入するためのスロット43が設けられている。
【0010】
図3と図1に示す本体2には、タブレット装置5及びポインティングディバイス5Aが設けられている。ポインティングディバイス5Aは、ポインティング手段であるマウスの左クリックボタン及び右クリックボタンに相当するものである。
タブレット装置5の上面は、図2と図5に示す情報入力用のペン型の操作具50により触れることにより、使用者が望むような情報、例えば文字や絵等を図1の表示部の表示画面3Aに表示することができるようになっている。
このタブレット装置5は、例えば抵抗体を用いた感圧方式のものを採用することができる。
【0011】
次に、図4と図5等を参照して操作具50及び操作具50の収納部60について説明する。
操作具50は、例えば感圧方式のタブレット装置を用いる場合にはプラスチックで作られているペンである。この操作具50は、図4と図5に示すように表示部3の左辺部51において、D方向(表示画面3Aの上下方向)に沿って収納できるようになっている。つまりこの収納部60はこの左辺部51に対して設けられている。右辺部52には、液晶表示装置の表示画面3Aのインバータ回路53が収納されている。従って、この実施の形態では、収納部60は空いている左辺部51に収納するのが好ましい。
【0012】
収納部60は、図5〜図7に示すように、操作具50を収納する収納用のホルダー61、支点ピン62、ストッパー63等を有している。これらのホルダー61とストッパー63は、例えばプラスチックにより作られている。ストッパー63は表示部3のハウジング3Bの左辺部51においてその上部に固定されている。ストッパー63は図6に示すように突起64を備えている。
【0013】
ホルダー61は、図6と図7に示すように、外面部65と内面部66を有している。外面部65と内面部66は連結部67で連結されており、外面部65と内面部66はやや上側が開いたような形状になっていて、操作具50を取り出しやすくしている。このホルダー61の操作具50は図7に示すように着脱可能に挿入して収納できる。ホルダー61の内面部66の中間部よりちょっと下には、支点ピン62を保持する支点69が設けられている。従ってホルダー61はこの支点ピン62を中心として図5に示す左辺部51に対して中心線CL1を中心として、所定角度回すことができる。
図7(A)では、ホルダー61は左辺部51内に収納されているが、図7(B)のように矢印Eの方向に使用者の指でホルダー61の下端部71を押すことにより、S方向にホルダー61が所定角度θ回転する。これによりホルダー61の上部の開口部72が左辺部51から外部に出るので、使用者はこの操作具50を矢印Z方向に容易に取り出すことができる。
【0014】
また、図7(A)に示すようにホルダー61が左辺部51に納められている時には、ホルダー61の内面部66の上端部74がストッパー63の突起64に対して確実に保持されているので、簡単にはホルダー61が左辺部51の外部に飛び出すことがない。
【0015】
図8は図1の表示部3を横方向に切断した内部構造を示しており、操作具50は、ホルダー61に収納された状態である。このように、ペン50及びホルダー61は、ハウジング3Bに対して確実に収納することができ、外部に突出するようなことはない。
【0016】
図9は、図1のタブレット装置5の一例を示している。このタブレット装置5は例えば抵抗体を有する感圧方式のタブレットであり、X抵抗体80は、対向電極81,82を有し、Y抵抗体90は対向電極91,92を有している。X抵抗体80とY抵抗体90は、図10に示すようにスペースSPをおいて平行に配置されており使用者が操作具50をX抵抗体80及びY抵抗体90に押し付けると、その押し付けた所の点POに関して、X抵抗体80の面抵抗部83とY抵抗体90の面抵抗部93においてそれぞれ位置が特定されて、図9の処理部94から、点POに関する座標(Vx,Vy)が出力されるようになっている。
しかし本発明の実施の形態に使用されているタブレット装置5は、抵抗タブレット方式の感圧型のものに限らず、容量結合型のタブレットあるいは磁気結合型のタブレットあるいは音響、振動結合型のタブレットや光結合型のタブレット等を採用することも勿論可能である。
【0017】
次に、上述した携帯型のコンピュータの使用例について説明する。
図1に示すように本体2から表示部3をR方向に回転して開くことにより、使用者は表示部3の表示画面3Aを見ることができる。この状態で、図7(A)に示すようにホルダー61の中にはあらかじめ操作具50が収容されており、ホルダー61の下端部71をE方向に使用者が指で押すことにより、図7(B)と図5に示すようにホルダー61が左辺部51から傾いて外に飛び出ることになる。使用者は操作具50を指でつかんで図7(B)に示すように取り出すことができる。使用者はこの操作具50を用いて、図9と図1に示すタブレット装置5の面上に対して必要な図形あるいは文字等を入力することにより、図9に示すように例えば支持した点PO(Vx,Vy)が、図1の本体2のCPU2Pに送られて、このCPU2Pは、表示部3の液晶表示装置に対して例えば絶対座標方式あるいは相対座標方式で絵や文字等の情報を表示することができる。
【0018】
操作具50を使用した後は、図7(B)に示すように操作具50をホルダー61の中に収納する。そして使用者がホルダー61の上部をF方向に押すことにより、内面部66の上端部がストッパー63の突起64を乗り越えて、図7(B)に示すように突起64が内面部66の上端部74をしっかりと保持する。これによりコンピュータ100を携帯してもホルダー61は外側には飛び出して来なくなる。
以上のようにして、操作具50を着脱可能に表示部の左側面部51に対して収納することができる。
【0019】
ところで本発明は上記実施の形態に限定されない。
上述した実施の形態では携帯型の電子機器として携帯型のコンピュータを例に挙げているがこれに限らず他の種類の電子機器、例えば携帯型の情報端末やあるいはその他の種類のものであっても勿論構わない。
また付属機器としてタブレット装置に入力するためのペン型の操作具50を例に挙げているが、これに限らず、他の種類のものであってもよい。また付属器具を収納する部分は、表示部3の左辺部51に限らず、上辺部や右辺部あるいは下辺部あるいは表面側の部分、背面側の部分であっても勿論構わない。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、付属機器を収納しておくことにより付属機器を直ぐに使用することができ、紛失を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子機器の好ましい実施の形態である携帯型のコンピュータの一例を示す斜視図。
【図2】図1の携帯型のコンピュータを折り畳んだ状態を示す側面図。
【図3】図1の携帯型のコンピュータの本体を示す平面図。
【図4】図1の表示部及び収納部の一例を示す正面図。
【図5】収納部を示す斜視図。
【図6】収納部のホルダーを示す斜視図。
【図7】収納部の動作例を示す図。
【図8】表示部及び収納部を示す断面図。
【図9】タブレット装置の一例を示す図。
【図10】図9のタブレット装置の操作例を示す図。
【符号の説明】
2・・・本体(第1部分)、3・・・表示部(第2部分)、50・・・操作具(付属器具)、51・・・左辺部(周囲部分)、60・・・収納部、61・・・ホルダー、62・・・支点、、100・・・携帯型のコンピュータ(電子機器)
Claims (4)
- 本体と、本体に対して開閉自在に設けられた表示部を備える携帯型の電子機器において、
表示部の表示画面を囲む周囲部分には、付属器具を着脱自在に収納する収納部を備え、
上記収納部は、
上記付属器具を収納する収納ホルダーと、
上記収納ホルダーを所定角度回動可能に支持する支点部と、
上記収納ホルダーを上記周囲部分内に保持するためのストッパーとを備え、
上記収納ホルダーが上記周囲部分内に保持された状態から、上記収納ホルダーの上記支点よりも第 1 の端部に近い部分が押圧されることにより、上記収納ホルダーの第2の端部が上記ストッパーを外れて上記周囲部分から離脱し、
上記収納ホルダーの上記支点よりも上記第2の端部に近い部分が押圧されることにより、上記収納ホルダーの上記第2の端部が上記ストッパーにより、上記周囲部分内に格納された状態で保持されることを特徴とする電子機器。 - 上記収納ホルダーは、回動方向に対して上記周囲部分側に位置する内面部と、上記内面部よりも外側に位置する外面部と、上記内面部および上記外面部を連結する連結部とを備え、
上記ストッパーは、上記収納ホルダーが上記周囲部分から離脱するとき、または、上記収納ホルダーが上記周囲部分内に格納されるときに、上記収納ホルダーの上記第2の端部の上記内面部が接する突起を備えることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。 - 本体には表示部に対して表示内容を指示するためのタブレット装置を有し、付属器具はタブレット装置に入力を与えるペン型の操作具である請求項1に記載の電子機器。
- 表示部は液晶表示装置を備え、この液晶表示装置の表示画面の周囲に収納部が設けられている請求項1に記載の電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26004897A JP3870508B2 (ja) | 1997-09-25 | 1997-09-25 | 電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26004897A JP3870508B2 (ja) | 1997-09-25 | 1997-09-25 | 電子機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1197857A JPH1197857A (ja) | 1999-04-09 |
JP3870508B2 true JP3870508B2 (ja) | 2007-01-17 |
Family
ID=17342588
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26004897A Expired - Fee Related JP3870508B2 (ja) | 1997-09-25 | 1997-09-25 | 電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3870508B2 (ja) |
-
1997
- 1997-09-25 JP JP26004897A patent/JP3870508B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH1197857A (ja) | 1999-04-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060627 |
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