JP3869824B2 - 法面削孔装置用の移動式足場 - Google Patents

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本発明は、斜面における法枠構築工事などにおいて、アンカー孔などを削孔する作業に用いる法面削孔装置用の移動式足場に関する。
例えば、法面の法枠構築工事においては、アンカー孔などの削孔作業が行われる。
この場合には、法面に足場を組み上げ、順次所定箇所に削孔装置を据え付けて削孔を行うようにしている。
しかし、法面は通常広範囲に亘って構築されるので、この削孔作業は大変な労力と長時間を要し、また足場を構築するために多量の単管や足場板を要するものであった。
そこで、法面の下縁に沿って水平レールを設け、この水平レール上に法面に沿って水平方向に移動可能な立掛レールの下部を載置し、この立掛レールに沿って削孔機を昇降自在に設け、この立掛レールにウインチを設け、その削孔機とウインチをワイヤーロープで結合し、格子枠形状の法枠の各交叉部に削孔機を順次停止し、そこに削孔機で孔を穿孔できるように構成したものがある(特許文献1参照。)。
そして、この先願によれば、足場を土地の法面に沿って広範囲に構築することなく、削孔機を法面の全面に亘って容易に所望の箇所に移動させて穿孔作業を行うことができ、従って、足場の構築にかかる多量の単管や足場板を必要とせず、足場を構築するための多大な労力と時間を必要としないので、大幅にコストを削減することができるというものである。
特開平8−184057号公報
本発明は、前記先願とは異なる手法で前記問題点を解決しようとするもので、徐々に勾配が変化するような複雑な法面においても簡単にベース体を設置してこのベース体上で削孔装置載置用の足場装置を上下左右方向に移動したり、回転したりして自由に位置を変更可能で、理想的な位置に足場装置(削孔装置)をセットすることができ、また、如何なる斜度の法面であっても足場装置を略水平にセットすることができるために削孔装置を容易に且つ安定的に載置設置できる上、略水平な足場装置上で作業者が削孔装置を操作し易いなど、作業効率が向上し、工期短縮、コストダウン、安全性向上などの秀れた効果を達成する画期的な法面削孔装置用の移動式足場を提供することが技術的課題である。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
法面1に施工された格子枠状を呈する法枠部2に設置固定されるベース体3と、このベース体3上に連結固定し得る削孔装置4載置用の足場装置5とから成り、前記足場装置5は、前記ベース体3に対して移動し得るように設けてこの足場装置5をクレーンなどの吊り上げ機で吊り上げてベース体3上で自由に位置を移動させて連結固定できるように構成し、この足場装置5の、少なくとも前記削孔装置4を載置し得る作業床部5Bを傾動調整して略水平状態に位置決め保持し得る傾動調整機構6を備え、前記ベース体3に掛止ストッパ3Aを設け、この掛止ストッパ3Aを前記法枠部2の横設枠縁部2Bに上方から掛止することで、ベース体3が法枠部2に対して位置決め設置される構成としたことを特徴とする法面削孔装置用の移動式足場に係るものである。
また、前記足場装置5は、前記ベース体3上に載置して連結固定し得る連結体5Aと、前記作業床部5Bとから成り、この連結体5Aの前記法枠部2に対して傾斜上方側に位置せしめる一側端部に、前記作業床部5Bの一側端部を傾動自在に枢着連結し、この枢着連結部13の反対側となる連結体5Aの他側端部と作業床部5Bの他側端部との間に前記傾動調整機構6を配設した構成としたことを特徴とする請求項1記載の法面削孔装置用の移動式足場に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、様々な形状の法枠部(法面)に対して適切な構成のベース体を設置固定することが可能となり、また、このベース体上で削孔装置載置用の足場装置を自由に位置変更して連結固定できるため、法枠部に対して理想的な位置に足場装置(削孔装置)をセットすることができると共に、削孔装置を載置したままで足場装置を移動することも容易にでき、しかも、如何なる斜度の法面であっても足場装置の作業床部を略水平にセットすることができるために、削孔装置を容易に且つ安定的に載置できて削孔装置による削孔位置の精度を確保することができるし、作業床部上で作業者が作業を行う場合も安全に作業を行うことができるなど、作業効率向上、工期短縮、安全性向上などの秀れた実用上の効果を発揮し、その上、大規模な足場を構築しないので、大幅にコストを削減することもできるなど、極めて画期的な法面削孔装置用の移動式足場となる。
また、本発明においては、非常に大型の足場装置を構成した場合でも、クレーンなどの吊り上げ機によりこの足場装置をベース体に対して容易に移動することができる一層実用性に秀れた構成の法面削孔装置用の移動式足場となる。
また、本発明においては、簡易な固定構造にして法枠部に対しベース体を安定的に設置固定できる一層実用性に秀れた構成の法面削孔装置用の移動式足場となる。
また、請求項記載の発明においては、前記作用効果を確実に発揮する足場装置を簡易に設計実現可能となる一層実用性に秀れた構成の法面削孔装置用の移動式足場となる。
好適と考える本発明の最良の形態(発明をどのように実施するのが最良か)を、図面に基づいて本発明の作用効果を示して簡単に説明する。
先ず、法面1に施工された法枠部2にベース体3を設置固定する。また、このベース体3は、法面1(法枠部2)の形状に応じて適切な構成のものを採用することで、様々な形状の法枠部2に対応して設置固定できる。
次いで、この設置固定されたベース体3上に足場装置5を連結固定するが、この際、足場装置5は、例えばクレーンなどの吊り上げ機を利用することにより、前記ベース体3に対して自由に位置を移動させて連結固定することができる。
従って、ベース体3上で足場装置5を上下左右方向に移動したり、回転したりして自由に位置を変更可能で、所望する法枠部の削孔位置に対して理想的な位置に足場装置5(削孔装置4)をセットすることができる。
次いで、傾動調整機構6により、少なくとも削孔装置4を載置し得る作業床部5Bを傾動調整して略水平状態に位置決めする。
そして、この略水平にした作業床部5Bに削孔装置4を載置し、この削孔装置4にて、例えば法枠部2の交叉枠部2Cの中心にアンカー孔9を削孔する。
また、この際、略水平状態にした作業床部5Bには、削孔装置4を安定的に載置することができるし、載置した削孔装置4による削孔位置の精度を確保することができ、その上、例えば、この作業床部5B上に作業者が載って作業を行う場合には、この作業床部5B上で作業者が安全に削孔装置4の操作などを行うことができる。
削孔終了後に、次の削孔位置に足場装置5並びに削孔装置4を移動することも、ベース体3と足場装置5との連結固定を解除し、ベース体3に対し足場装置5を移動させて再び連結固定することで容易に行われる。
また、例えば、予め法枠部2の広範囲に亘って多数のベース体3を設置しておけば、この多数のベース体3上で自由に足場装置5を移動させて連結固定できるので、切れ目なく連続的に削孔作業を行うことが可能となって一層作業性が向上し、一層工期が短縮することになる。
また、本発明は、単にベース体3と足場装置5とから成る構成のため、従来のような足場の構築にかかる多量の単管や足場板を必要とせず、足場を構築するための多大な労力と時間を必要としないので、大幅にコストを削減することができる。
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例は、図1に示すように、法面1に施工された格子枠状を呈する法枠部2に設置固定されるベース体3と、このベース体3上に連結固定し得る削孔装置4載置用の足場装置5とから成る構成としている。
本実施例のベース体3について説明すると、図2に示すように、複数の金属製杆材を組んで外形が長方形状となる平坦な格子枠状体に構成している。
このベース体3は、法面1(法枠部2)の形状や広さなどに応じたものを選択使用できるように、様々な大きさのものを用意しておくことが好ましい。
また、このベース体3に、前記法枠部2の横設枠縁部2Bに掛止し得る掛止ストッパ3Aを設けている。
具体的には、ベース体3を構成する金属製杆材の下面側の適所に、断面L字形をなす部材をその一側面を取付面としてボルト10・ナット11止め固定し、このL形部材の他側面を横設枠縁部2Bに面接当接する前記掛止ストッパ3Aとしている。尚、この掛止ストッパ3Aを構成する部材は、ベース体3に対して溶接やその他の固定手段によって固定しても良い。
即ち、この掛止ストッパ3Aは、ベース体3の一側面(図面において下側となる側面)から外方へ向かって突設しているもので、図3に示すように、この掛止ストッパ3Aを下方に突設する状態にしてベース体3を法枠部2上に敷設した際、法枠部2の凹所2Aに挿入したこの掛止ストッパ3Aを、この凹所2Aの下方に位置する横設枠縁部2Bの上側面部(凹所2Aの下側面)に上方から掛止(面接当接)することで、ベース体3が法枠部2の傾斜下方側へ滑り止め状態となって法枠部2に位置決め設置される構成としている。
また、本実施例では、ベース体3の適所と、前記法枠部2の凹所2A内の適所とに掛輪部7を設け、図3に示すように、このベース体3の掛輪部7と凹所2A内の掛輪部7とに、例えば一本のロープ8などを掛け回してしっかりと結び止めることで、前記掛止ストッパ3Aの下方への滑り止め作用と相まってベース体3を法枠部2に対し確固に位置決め固定できる構成としている。
また、このベース体3の掛輪部7と凹所2A内の掛輪部7とにロープ8を結び止めた際、ベース体3に対して略直角にロープ8が結び止められるように構成すると、ベース体3が法枠部2より起動しようとする力に対してロープ8の結び止めが強い抵抗力を発揮することになるため好ましい。
即ち、本実施例では、法枠部2の各横設枠縁部2Bの上側面部であって、奥側(法面1側)寄りに掛輪部7を設けると共に、ベース体3の長手方向の両側縁に間隔を置いて複数掛輪部7を設けているが、前記掛止ストッパ3Aを横設枠縁部2Bに上方から掛止してベース体3を法枠部2に設置した際に、各横設枠縁部2Bの上側面部の延長外側方向にベース体3の各掛輪部7が位置することとなるように、ベース体3の掛輪部7の形成位置並びに前記掛止ストッパ3Aの形成位置を設定構成している(図3参照)。
尚、法枠部2に設ける複数の掛輪部7は、法枠部2をコンクリート成形する際に同時に埋め込み固定すると、容易に設計実現可能となる。
本実施例の足場装置5について説明すると、前記ベース体3に連結固定し得る連結体5Aに,少なくとも前記削孔装置4を載置し得る作業床部5Bを傾動自在に設けた構成としている。
具体的には、連結体5Aは、図1,図2に示すように、前記ベース体3に対して長さ幅が1/2程度となる方形枠状体に構成している。
作業床部5Bは,平坦な床面を有し且つ連結体5Aの外形と略合致する方形板状体に構成し、更に、この作業床部5Bの周囲には単管を組んで形成した手摺12を着脱自在に装着し得るように構成している。
そして、連結体5Aの上に作業床部5Bを重ねて配設すると共に、この連結体5Aの一側縁部と作業床部5Bの一側縁部とを起伏回動自在に枢着連結し、この枢着連結部13を支点にして連結体5Aに対し作業床部5Bが傾動自在となるように構成している。
また、作業床部5Bは床板の一部を着脱自在に設け、図1に示すようにこの一部の床板を取り外すことで作業床部5Bを上下方向に貫通する窓部14が露出して、この窓部14から削孔装置4のドリルを法枠部2に向けて貫通配設できるように構成している。
また、本実施例では、この連結体5Aに対し作業床部5Bを傾動調整して略水平状態に位置決め保持し得る傾動調整機構6を備えている。
具体的には、図4の(a)に示すように、連結体5Aと作業床部5Bの他側縁部(枢着連結部13の反対側縁部)間に伸縮装置60を架設配設し、この伸縮装置60の伸縮作動により連結体5Aに対して作業床部5Bを傾動調整でき、且つ任意の傾動位置で位置決めできる傾動調整機構6を構成している。
また、図示した伸縮装置60は、雌螺子を内設した円筒状の螺動筒60Aとこの螺動筒60Aの雌螺子に螺着する螺動棒60Bとから成り、螺動筒60Aに対して螺動棒60Bを正逆回動螺動したり、螺動棒60Bに対して螺動筒60Aを正逆回動螺動したりすることで全長が伸縮する構造のものを採用している。
また、この伸縮装置60は、螺動筒60Aの先端部と螺動棒60Bの先端部とを連結体5Aの他側縁部と作業床部5Bの他側縁部とに夫々枢着すると共に、作業床部5B側(螺動棒60B側)の枢着部は着脱可能に設け、この伸縮装置60の作業床部5B側の枢着部を取り外せば、この伸縮装置60は連結体5A側の枢着部を支点に回転して連結体5A上に沿設状態とすることができ、この伸縮装置60上に前記枢着連結部13を支点に回動して作業床部5Bを重ねることで、足場装置5をコンパクトな折り畳み状態(図4の(b)参照)にできて格納や運搬に便利となる構成としている。
尚、この伸縮装置60(傾動調整機構6)は、例えば、シリンダとピストンロッドとから成り、油圧や空気圧など流体圧制御により位置決め可能に伸縮作動するシリンダ装置を採用しても良いし、その他の構成のものを採用しても良い。
また、本実施例では、足場装置5は、前記ベース体3に対して自由に位置を移動させて連結固定し得るように構成している。
このベース体3と足場装置5との固定構造については、適宜設計変更可能であって具体例の図示を省略しているが、一例を示せば、締付金具により着脱自在に固定できるような簡易な着脱固定構造で良い。
次に、本実施例の具体的な使用方法(アンカー孔9の削孔方法)を説明する。
先ず、法面1に施工された格子枠状を呈する法枠部2上に、この法枠部2に沿ってベース体3を敷設配設し、この際、凹所2Aに挿入した前記掛止ストッパ3Aを横設枠縁部2Bに上方から掛止すると共に、ベース体3の掛輪部7と凹所2A内の掛輪部7とにロープ8を掛け回してしっかりと結び止めることで、このベース体3を斜設状態で確固に設置固定する(図3参照)。
次いで、クレーンなどの吊り上げ機(図示省略)で足場装置5を吊り上げ、前記枢着連結部13が法枠部2の傾斜上方側に位置するようにしてベース体3上に降ろすが、この際、吊り上げ機で吊り上げたまま足場装置5を前記ベース体3に対して自由に位置を移動させることができる。そして所望の位置で適宜な固定構造により足場装置5をベース体3に連結固定する。また、この際、ベース体3が格子枠状であるから、このベース体3の外枠や内枠を利用してベース体3に対し方形枠状の連結体5Aが回転して斜めに位置ずれした状態なども含め、様々な条件での連結固定が可能となる。
従って、ベース体3上で足場装置5を上下左右方向に移動したり、回転したりして自由に位置を変更可能で、所望する法枠部2の削孔位置に対して理想的な位置に足場装置5をセットすることができる。
次いで、傾動調整機構6(伸縮装置60)の作動制御により、この連結体5Aに対し作業床部5Bを傾動調整して略水平状態に位置決めし、更に作業床部5Bの周囲に手摺12を装着してこの作業床部5B上で作業を行う作業者の安全を確保する(図5参照)。
そして、この略水平にした作業床部5Bに削孔装置4を載置し、前記窓部14を介して作業床部5Bの下方へ貫通突出させたこの削孔装置4のドリルにて、法枠部2の交叉枠部2Cの中心にアンカー孔9を削孔する(図1参照)。
この際、略水平状態にした作業床部5Bには、削孔装置4を安定的に載置できるので安全性が高いし、この載置した削孔装置4による法枠部2への削孔位置の精度を確保することができ、その上、この作業床部5B上で作業者は安全に削孔装置4の操作などの作業を行うことができる。
削孔終了後は、ベース体3と足場装置5(連結体5A)との連結固定を解除して、ベース体3に対し次の削孔位置まで足場装置5並びに削孔装置4を吊り上げ機で吊り上げ移動し、所望位置で再び連結固定して削孔作業を行う。
また、特に足場装置5を横方向に移動する場合には、最初に使用したベース体3の隣に、少なくとも連結体5Aの横幅を超えない間隔を置いて他のベース体3を設置すると、この隣接するベース体3上で再び吊り上げ機で吊り上げた足場装置5を横方向に移動させることができる。
この二体のベース体3間に足場装置5を架け渡した状態でも、連結体5Aは双方のベース体3に対して連結固定できるため、隣接するベース体3間に足場装置5を位置させることもできる。
そして、削孔作業を繰り返して二つ目のベース体3上に完全に足場装置5が移動したら、最初のベース体3を法枠部2より取り外して二つ目のベース体3の逆隣に移動設置し、この移動したベース体3上に引き続き足場装置5を移動できるようにする。
この作業を繰り返す方法によると、ベース体3を二体使用するだけで作業を行うことが可能となる。
また、予め法枠部2の広範囲に亘って多数のベース体3を設置しておくと、ベース体3を多数用意しなければならないものの、この法枠部2に沿って配設される多数のベース体3上で自由に足場装置5を移動させて連結固定できるので、切れ目のない連続的な作業が可能となって一層作業性が向上し、工期が短縮することになる。また、勿論足場装置5を複数使用して削孔作業を行うことも可能であり、複数の足場装置5と複数の削孔装置4とを用いれば、一層工期を短縮することができる。
尚、本実施例では、縦・横に幅のある格子平枠状のベース体3を図示したが、このベース体3は、起伏が少ない略平坦面状の法面1や一定の勾配が連続する法面1に対して非常に有効である。
また、このベース体3として、法枠部2に沿って立て掛け設置できる柱状の金属杆(例えばH鋼など)を採用しても良く、更に色々な長さのタイプを揃えておくことで、このような幅のない柱タイプのベース体3は、例えば形状が複雑で様々に変化するような法面1(法枠部2)や曲面形状の法面1や比較的小規模な法面1に対応して設置固定できる。
従って、この柱タイプのベース体3と本実施例のベース体3とを組み合わせて使用すれば、様々な法面1に対して幅広く対応して設置固定することができることになる。
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
本実施例の使用状態を示す削孔装置を省略した斜視図である。 本実施例を示す分解斜視図である。 本実施例のベース体の法枠部に対する設置固定構造を示す説明図である。 本実施例の足場装置を示す説明図である。 本実施例の使用状態を示す説明側面図である。
符号の説明
1 法面
2 法枠部
2B 横設枠縁部
3 ベース体
3A 掛止ストッパ
4 削孔装置
5 足場装置
5A 連結体
5B 作業床部
6 傾動調整機構
13 枢着連結部

Claims (2)

  1. 法面に施工された格子枠状を呈する法枠部に設置固定されるベース体と、このベース体上に連結固定し得る削孔装置載置用の足場装置とから成り、前記足場装置は、前記ベース体に対して移動し得るように設けてこの足場装置をクレーンなどの吊り上げ機で吊り上げてベース体上で自由に位置を移動させて連結固定できるように構成し、この足場装置の、少なくとも前記削孔装置を載置し得る作業床部を傾動調整して略水平状態に位置決め保持し得る傾動調整機構を備え、前記ベース体に掛止ストッパを設け、この掛止ストッパを前記法枠部の横設枠縁部に上方から掛止することで、ベース体が法枠部に対して位置決め設置される構成としたことを特徴とする法面削孔装置用の移動式足場。
  2. 前記足場装置は、前記ベース体上に載置して連結固定し得る連結体と、前記作業床部とから成り、この連結体の前記法枠部に対して傾斜上方側に位置せしめる一側端部に、前記作業床部の一側端部を傾動自在に枢着連結し、この枢着連結部の反対側となる連結体の他側端部と作業床部の他側端部との間に前記傾動調整機構を配設した構成としたことを特徴とする請求項1記載の法面削孔装置用の移動式足場。
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