JP2801520B2 - 急傾斜地掘削方法及び装置 - Google Patents

急傾斜地掘削方法及び装置

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JP2801520B2
JP2801520B2 JP10764394A JP10764394A JP2801520B2 JP 2801520 B2 JP2801520 B2 JP 2801520B2 JP 10764394 A JP10764394 A JP 10764394A JP 10764394 A JP10764394 A JP 10764394A JP 2801520 B2 JP2801520 B2 JP 2801520B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、急傾斜地掘削方法およ
び装置に関し、特に民家や鉄道、河川、道路などが隣接
している、あるいは斜面が長大な急傾斜地の斜面を掘削
して法面の安定を図るともに、法面防護を行うための急
傾斜地掘削方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の傾斜地の法面防護を行う
ために斜面を掘削する場合、人力によるのが一般的であ
った。
【0003】具体的には、まず傾斜地の斜面の掘削範囲
全体にわたって単管等で仮設足場を組み、この仮設足場
を利用して作業員が斜面上に登り、そこで各作業員が人
力で斜面の掘削を行うようにしていた。
【0004】また、場合によっては、リーチが数十mに
及ぶようなバックホー等の大型の機械を斜面の下側又は
上側に設置して、斜面の下側又は上側から掘削を行うよ
うな場合もあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のように、斜
面の掘削範囲全体にわたって仮設足場を組む場合、掘削
しようとする面積が広大である場合に、仮設足場が大掛
かりなものとなってしまい、仮設足場の組み立てに時間
がかかり、それだけ工期も長くなってしまうという問題
があった。
【0006】また、仮設足場を利用した高所での人力に
よる掘削作業となるため、十分な安全性を考慮に入れな
ければならず、しかもすべて人力作業に頼らざる得ず、
それだけ時間がかかり、工期が長引く原因になる上に、
高所作業を行う特殊な作業員を大量に確保しなければな
らないという問題があった。
【0007】更に、大型の機械を用いて斜面の掘削を行
う場合には、大型の機械を搬入、設置できるだけのスペ
ースが必要で、例えば掘削しようとする斜面下側又は上
側に近接して民家があったり、あるいは鉄道や道路,河
川際であったりすると、大型の機械を搬入,設置するス
ペースを確保することが困難で、場合によっては使用で
きない場合があるという問題があった。
【0008】また、リーチの長い大型の機械になると、
風に煽られるおそれがあり、そのため強風の日には作業
ができない場合があるという問題があった。
【0009】本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、その目的は、仮設足場の組み立てのような
面倒な作業を行うことなく、しかも人力によらず、安全
に、かつ掘削斜面の周辺条件に影響されることなく、短
時間で機械的に掘削することができ、さらにはコストの
低い急傾斜地掘削方法及び装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る急傾斜
地掘削方法は、急傾斜地の傾斜下方に作業構台を構築す
る工程と、前記作業構台上から急傾斜地の斜面を一定の
傾斜高さ及び幅で掘削し、この掘削範囲内両側に傾斜上
方に向けてレールを設置する工程と、前記設置されたレ
ール上に掘削架台を上下動可能に設置し、この掘削架台
に掘削機を設置する工程と、前記掘削架台上から上段の
斜面の掘削を行い、その上段の掘削範囲内両側に下段の
レールと連結させて上段のレールを設置する工程と、掘
削架台側に取付けた電動シリンダの先端を前記レール先
端に連結し、この電動シリンダにより前記上段のレール
に沿って掘削架台を上段のレール上方に移動させ、前記
掘削架台をその位置でレール上にピン固定し、前記掘削
機によりさらに上段の斜面の掘削、レールの設置、上段
のレール先端への電動シリンダ先端の付け代え、電動シ
リンダによる掘削架台の移動及び移動位置でのレールに
対するピン固定を繰返して、最上段まで斜面の掘削を繰
返す工程と、を含むことを特徴としている。
【0011】第2の発明に係る急傾斜地掘削方法は、最
上段のレール上まで掘削架台を移動させて最上段の斜面
の掘削が終了した後、前記掘削架台を電動シリンダによ
り下段のレールに下降移動させてピン固定し、その上段
のレールを撤去して電動シリンダ先端を前記下段のレー
ル先端に付け代え、上段の掘削斜面を掘削し、順次最下
段までレールの撤去及び再掘削を行なう工程を含むこと
を特徴としている。
【0012】第3の発明に係る急傾斜地掘削方法は、前
記電動シリンダの先端は、レールの先端に着脱自在に設
けられた頭部金物に連結され、この頭部金物をレール先
端に付け代えることを特徴としている。
【0013】第4の発明に係る急傾斜地掘削方法は、前
記掘削架台から前記頭部金物にかけわたされたチェーン
ブロックにて掘削架台の位置の微調整を行うことを特徴
としている。
【0014】第5の発明に係る急傾斜地掘削方法は、前
記レールは、前記掘削機によりアンカーを打ち込んで固
定されることを特徴としている。
【0015】第6の発明に係る急傾斜地掘削方法は、急
傾斜地の傾斜下方位置に立設した構台基礎支柱に支持さ
れた作業構台と、前記作業構台位置により所定掘削高さ
位置まで斜面に沿って延出設置され、先端に頭部金物を
着脱自在に設けた一対のレールと、前記一対のレール上
にかけわたされ、レールに沿って上下動可能に係合し、
レール先端位置でピン固定可能にされた掘削架台と、前
記掘削架台に取り付けられ、かつ先端が前記頭部金物に
連結され、前記掘削架台をレール上で移動させる電動シ
リンダと、前記掘削架台上に設置され、少なくともレー
ル間の斜面を掘削可能にされた掘削機と、を備えること
を特徴としている。
【0016】第7の発明に係る急傾斜地掘削装置は、前
記レールの先端部同士を連結してレール間の間隔を保持
する連結手段を備えることを特徴としている。
【0017】第8の発明に係る急傾斜地掘削装置は、前
記レールと電動シリンダとは同一線上に配設されること
を含むことを特徴としている。
【0018】
【作用】第1の発明に係る急傾斜地掘削方法にあって
は、作業架台上から斜面を一定範囲掘削して、そこにレ
ールを設置し、このレールに沿って掘削架台を上方に移
動させ、掘削及びレールの設置を繰り返して順次上方に
移動していくため、仮設足場を掘削範囲全体にわたって
組み立てるような面倒な作業を行う必要がなく、しかも
人力によらず安全に、かつ短時間で機械的に掘削するこ
とが可能となる。
【0019】また、駆動源として電動シリンダを用い、
この電動シリンダの先端をレールに対して付け代えて移
動させることにより、単純な構造で、コストを抑えるこ
とが可能となる。
【0020】さらに、斜面の掘削に際して、掘削機を順
次上方に移動させていくため、リーチの長い大型の掘削
機を用いることなく斜面の掘削を行うことができ、従っ
て掘削斜面の周辺条件に影響されることなく、機械的掘
削を行うことが可能となる。また、掘削作業はレールに
対して掘削架台をピン固定した状態で行うため、掘削作
業時における電動シリンダの稼動を停止して、消費電力
を抑えることができる。
【0021】第2の発明に係る急傾斜地掘削方法にあっ
ては、掘削を繰り返しながら最上段に達した後、電動シ
リンダ先端の付け代えを行って下降しながら掘削斜面を
さらに掘削することができ、掘削深度の必要な急傾斜地
の斜面において掘削斜面に土砂等のオーバーハング状態
を形成することなく、容易に深度の大きな掘削が可能と
なる。
【0022】また、下降と共に、上段側のレールを撤去
するため、掘削架台上で撤去作業を行うことができ、容
易に撤去が行われることとなる。
【0023】第3の発明に係る急傾斜地掘削方法にあっ
ては、レールの先端に設けられた頭部金物を順次上段ま
たは下段のレール先端に付け代えるだけで、電動シリン
ダのレール先端への付け代えができ、付け代え作業を容
易にして、施工時間の短縮化を行うことができる。
【0024】第4の発明に係る急傾斜地掘削方法にあっ
ては、チェーンブロックにより掘削架台の位置の微調整
を行うことにより、レール上での掘削架台の移動を容易
にすることができる。また、チェーンブロックにより非
常時の落下に対する安全対策を図ることができる。
【0025】第5の発明に係る急傾斜地の掘削装置にあ
っては、作業架台上に設置された掘削機をアンカーの打
ち込み兼用とすることにより、人力によるアンカーの打
ち込みやアンカー打ち込み専用機を準備する必要がな
く、作業の簡略化や機械の簡素化を行うことができる。
【0026】第6の発明に係る急傾斜地掘削装置にあっ
ては、作業架台上から斜面に沿ってレールを設置し、レ
ール先端に頭部金物を取り付け、この頭部金物に電動シ
リンダの先端を連結して、電動シリンダにより掘削架台
をレール上方に移動させた状態で掘削架台をレールに対
しピン固定し、この状態で斜面の掘削を行い、これを繰
り返すことで最上段の斜面までの掘削を容易に行うこと
ができ、また逆の工程により掘削しつつ容易に下降する
ことができる。
【0027】第7の発明に係る急傾斜地の掘削装置にあ
っては、電動シリンダによる掘削架台の移動時に、レー
ルに先端上に開き方向の力が加わった場合に、そのレー
ル先端上部の開きをワイヤによって防止し、スムーズな
掘削架台の移動を確保することができる。
【0028】第8の発明に係る急傾斜地の掘削装置にあ
っては、レールと電動シリンダを同一線上に配設するこ
とにより、レールの中心位置に電動シリンダの力を加え
ることにより、その結果レール先端上部の開きを防止し
てスムーズな掘削架台の移動を確保することができる。
【0029】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しつつ詳細に説明する。
【0030】図1〜図5は、本発明の一実施例に係る急
傾斜地掘削装置を示す図である。
【0031】この急傾斜地掘削装置は、例えば傾斜角3
0〜70度の急傾斜地10の法面防護を行なうための斜
面12の掘削に用いるもので、作業構台14と、一対の
レール16と、掘削架台18と、掘削機20とから構成
されている。
【0032】作業構台14は、斜面12の下部に形成さ
れるもので、斜面12の下部には斜面12を一部掘削し
てコンクリートを打込んだコンクリート擁壁22が形成
されている。このコンクリート擁壁22の前方には、複
数の構台基礎支柱24が一定の間隔で立設されている。
そして、作業構台14の一辺をコンクリート擁壁22の
上端に支持させ、かつ、他辺を構台基礎支柱24に支持
させるようになっている。なお、構台基礎支柱24間に
は、例えば民家が隣接していた場合等に、民家に影響が
及ばないように、安全鋼板が取付けられるようになって
いる。
【0033】一対のレール16は、作業構台14の斜面
12端部位置から所定の掘削高さ位置まで斜面12に沿
って平行に延出設置されるもので、所定長さのものがア
ンカー28にて斜面12に固定され、かつ複数連続され
ていくようになっている。
【0034】具体的には、一対のレール16は、図3お
よび図5に示すように、H型鋼30の上面にI型鋼32
を取り付け、その端部にエンドプレート34を取り付
け、下段のH型鋼30を掘削架台18と地山とのクリア
ランスの確保およびアンカ−受台としており、上段のI
型鋼32は、掘削架台18を走行させるローラー支持台
としている。また、H型鋼30の両端付近下面には、ア
ンカプレート36が両側に突出する状態で取付けられ、
このアンカープレート36よりアンカ−28を打ち込み
固定するようになっている。このアンカー28は、ケミ
カルアンカ−を用いた支持固定方式となっており、例え
ばレール1本あたりのアンカー28の引き抜き設計荷重
2.92tに対し、直径22mm、長さ1.5mの鋼棒
を用いた場合に、10t(5t×2本)の引き抜き強度
が期待でき、安全率が約F=3となっている。さらに、
H型鋼30のウエブ38には、掘削架台18固定用のピ
ン孔40が2ヵ所形成されるようになっている。
【0035】また、一対のレール16の端部には、頭部
金物42が着脱可能に設けられており、この頭部金物4
2は、図5に示すように、縦型に配設したH型鋼からな
る取付部44の先端に一対の連結プレート46を対向さ
せて突出させ、この連結プレ−ト46の内側には、ワイ
ヤ連結部48が設けられ、連結プレート46の外側に
は、ピン孔50を有する電動シリンダ取付部52が設け
られ、また一対の連結プレート46間にはレバーブロッ
ク連結軸54が設けられるようになっている。また、取
付部44の上面には取付部44後方に延出する位置決め
プレート56が取付けられ、この位置決めプレート56
をレール16の上面に載置することにより、レール16
のエンドプレート34および取付部44の対応位置に形
成したボルト穴58の位置を一致させ、このボルト穴5
8に図示せぬボルトを挿通してレール16に対する頭部
金物42の取り付けを行うようにしている。
【0036】掘削架台18は、前記一対のレール16上
にかけわたされ、レール16に沿って上下動可能にされ
るもので、レール16上に載置され、かつレールに沿っ
て移動可能にされた架台移動部材60に対し、トラス構
造のガーダー部62を介して支持されている。このガー
ダー部62は、図2に示すように、地山側端部におい
て、架台移動部材60の上部に回転可能に取付けられ、
トラス下端部位置で架台移動部材60より突出する支持
部材64の長穴66に対しスライド可能に係合され、か
つ移動部材60とガーダー部62とを連結するスクリュ
ージャッキ68により、斜面12の角度に応じて掘削架
台18の床面70を水平あるいは僅かに斜面12側に傾
くように調整できるようにされている。
【0037】また、掘削架台18は、掘削作業を安全に
行うため、掘削機20を設置し得るに十分な幅に設定さ
れ、かつ、斜面12側と反対側には、手すり72が設け
られている。なお、この掘削架台18には、掘削土砂の
落下の勢いを弱める防爆シートが地山まで垂下する状態
で取付けられるようになっている。
【0038】架台移動部材60は、図3および図5に示
すように、レール16のH型鋼30に形成したピン孔4
0に対応する位置にピン孔74を有するピン取付部76
を両端部付近にそれぞれ一対突出させ、ピン孔74,4
0に固定ピン(図示せず)を貫通させてレール16と連
結固定されるようになっている。
【0039】また、ピン取付部76相応位置には、レー
ル16のI型鋼32上面を転動し得るローラ78が取付
けられ、また、ピン取付部76には、それぞれI型鋼3
2を左右から挾み、上面の裏側面を転動する一対のロー
ラ80が取付けられ、これらローラ78,80により、
架台移動部材60がレール16上から脱線したり、風に
煽られて浮き上がったりするのを防止し得るようになっ
ている。
【0040】さらに、架台移動部材60の外側面には、
電動シリンダ82が取付けられ、この電動シリンダ82
の先端に取付けられたピン孔84付きの連結部86を、
頭部金物42の電動シリンダ取付部52に対し、図示せ
ぬピンのピン孔84,50への差込みにて連結し得るよ
うにしている。そして、この電動シリンダ82の伸縮に
より、レール16上を架台移動部材60が移動できるよ
うになっている。この電動シリンダ82は、高精度ボー
ルネジを使用し、駆動系にはブレーキモータ、過負荷保
護装置として湿式スリップクラッチを組み合わせた直線
作動機となっている。操作に際しては、左右同時昇降、
左右各昇降が可能となるよう設計されており、昇降時に
は同時昇降、頭部金物42に対する連結時には左右昇降
の使い分けができるようになっている。
【0041】また、架台移動部材60の先端部には、図
3および図5に示すように、チェーンブロックとしての
レバーブロック88が取付けられ、このレバーブロック
88にチェーン90にて連結されたフック92を頭部金
物42のレバーブロック連結軸54に係合させ、このレ
バーブロック88により、架台移動部材60とレール1
6を連結固定する際の微調整をし、ピン挿通を確実にす
るとともに、電動シリンダ82の故障時に人力により掘
削架台18の移動操作を行うことができるようにすると
ともに、電動シリンダ82に事故が生じた場合のストッ
パとして用いるようにしている。
【0042】掘削機20は、掘削架台18上に設置され
て、少なくともレール16間およびレール16の両端外
側を掘削するもので、本実施例においては、ミニバック
ホーを移動可能に載置している。この掘削機20による
掘削範囲は、例えば、幅10m奥行き(傾斜高さ)2.
5m程度とされている。また、この掘削装置20は、掘
削バケットの他に、削岩用のジャイアントブレーカーお
よびアンカー28の打込み用ドリルを備えるものとさ
れ、バケットにて掘削困難な地盤への対応ならびにアン
カー打込みの容易化、およびアンカー打込み専用機の省
略が可能とされている。
【0043】次に、この急傾斜地掘削装置による急傾斜
地掘削方法の一実施例を図6〜図14を中心に説明す
る。
【0044】まず、図6に示すように、急傾斜地10の
下方に作業構台14を構築する。この場合、斜面12の
下部にコンクリート擁壁22を形成し、その前方に複数
の構台基礎支柱24を立設して、これらコンクリート擁
壁22および構台基礎支柱24に作業構台14を支持さ
せる。
【0045】次に、作業構台14上に掘削機20を設置
し、図6に示すように、作業構台14上から急傾斜地1
0の斜面12を一定の傾斜高さおよび幅(例えば幅10
m)で掘削し、最下段部の荒切りを行う。この場合、レ
ール16の設置面は、平坦性が要求されるため、入念な
掘削を行う必要がある。
【0046】次いで、作業構台14から最下段の荒切り
を行った後、図7に示すように、掘削機20を用いて掘
削範囲内両側に傾斜上方に向けて最下段のレール16を
平行に設置する。この場合、レール16は、アンカープ
レート36よりアンカー28を地山内に打ち込んで固定
する。このアンカー28は、ケミカルアンカーとされて
おり、十分な引き抜き抵抗を有することとなり、強固な
固定が行われることとなる。
【0047】次に、図8に示すように斜面12に設置さ
れたレール16上に、掘削架台18を上下動可能に設置
し、この掘削架台18上に掘削機20を設置する。この
場合、掘削架台18の架台移動部材60をピン取付部7
6のピン孔74およびレール16のH型鋼30のピン孔
40に図示せぬピンを差込んで、レール16に対し架台
移動部材60を固定しておく。また、掘削架台18の床
面70を、スクリュージャッキ68によりスライドさ
せ、掘削架台18の床面70がほぼ水平になるように角
度調整を行っておく。
【0048】次いで、図8に示すように、レール16上
に固定した掘削架台18上から掘削機20により上段の
斜面の掘削を行った後、図9に示すように、その上段の
掘削範囲内両側に下段のレール16と連続させて上段の
レール16を設置する。この上段のレール16もアンカ
ー28により地山上に固定される。また、この場合、上
段のレール16の先端に、頭部金物42を取り付け、こ
の頭部金物42の内側に設けたワイヤ連結部48同士を
ワイヤ94にて連結し、レール16間の間隔を一定にし
ておく。
【0049】次に、電動シリンダ82を上段のレール1
6先端に取付けた頭部金物42まで伸ばし、この電動シ
リンダ82の先端に設けた連結部86を頭部金物42の
電動シリンダ取付部52に係合させ、ピン孔84および
50に図示せぬピンを挿通させて電動シリンダ82と頭
部金物42とを連結する。
【0050】また、レバーブロック88のフック92を
頭部金物42のレバーブロック連結軸54に係合させて
おく。
【0051】そして、この状態で、架台移動部材60と
レール16とを連結する図示せぬピンをピン取付部76
のピン孔74およびH型鋼30のピン孔40からはず
し、図10に示すように、電動シリンダ82を作動させ
て、掘削架台18を上段のレール16上部位置まで移動
させる。この場合、電動シリンダ82がレール16の外
側に位置し、レール16の上面側を外方向に開くような
力が加わるが、一対のレール16の先端に取付けた頭部
金物42がワイヤ94にて連結されているため、レール
16の上面側が外側に開くようなことはなく、掘削架台
18の移動は確実に行われることとなる。また、掘削架
台18は、架台移動部材60に設けたローラ78,80
にてレール16のI型鋼32の上面および裏面を転動す
るため、架台移動部材60はレール16上から脱線する
ことがなく、しかも、風に煽られた場合でも、レール上
から浮き上がることがなく、確実に移動することとな
る。
【0052】さらに、掘削架台18が上段側のレール1
6の上部まで移動した状態で、架台移動部材60のピン
取り付け部76に設けたピン孔74およびレール16の
H型鋼30に設けたピン孔40に図示せぬピンを挿通さ
せて、掘削架台18をレール16に固定する。この場
合、架台移動部材60の左右に狂いが生じ、ピン挿通が
困難な場合には、レバーブロック88を操作して、微調
整を行うことにより、確実にピン挿通を可能にすること
ができる。また、このレバーブロック88は、電動シリ
ンダ82による掘削架台18の移動中に電動シリンダ8
2が故障した場合等にストッパとして働き、安全が確保
されるようになっていると同時に、この時点で電動シリ
ンダ82から手動によるレバーブロック88の操作に切
り替え、移動をそのまま続行することが可能となってい
る。
【0053】次いで、図10に示すように、上段のレー
ル16に掘削架台18を固定した状態で、掘削架台18
上の掘削機20により、掘削架台18より上部の斜面1
2を一定傾斜高さおよび幅で掘削する。
【0054】次いで、図11に示すように上段のレール
16の先端に取付けた頭部金物42を取り外し、上段の
掘削範囲にレール16を設置し、この上段のレール16
の先端に頭部金物42を付け代え、この上段のレール1
6の頭部金物42に電動シリンダ82の先端を連結し、
架台移動部材60とレール16とのピン固定を解除し、
電動シリンダ82により上段のレール16に掘削架台1
8を移動させ、その位置で、架台移動部材60とレール
16とのピン固定を行い、さらに、掘削架台18より上
段の斜面12を掘削する工程を繰り返して、最上段まで
斜面12の掘削を行う。
【0055】そして、図11に示すように、最上段部の
斜面12まで到達した後、最上段部の斜面12の仕上げ
掘削および法面整形を行う。
【0056】次に、図12に示すように、最上段の斜面
12の法面整形終了後、架台移動部材60およびレール
16のピン固定を解除し、電動シリンダ82により掘削
架台18を下段のレール16に下降移動させて、架台移
動部材60とレール16とのピン固定を行い、その上段
のレール16を撤去して上段のレール16に取付けられ
ていた頭部金物42を下段のレール16の先端に付け代
え、この頭部金物42に電動シリンダ82の先端を連結
し、上段のレール16撤去部分の斜面12の仕上げ掘削
および法面整形を行う。
【0057】次いで、図13に示すように、掘削架台1
8の電動シリンダ82による下段のレール16への下降
移動、その位置での架台移動部材60とレール16との
ピン固定、下段のレール16先端への頭部金物42の付
け代え、電動シリンダ82の先端の頭部金物42への連
結、上段のレール16の撤去、レール16を撤去した斜
面12の掘削、法面整形を繰り返して最下段部の斜面1
2まで到達し、レール16上での掘削、法面整形を終了
する。
【0058】次に、掘削機20を作業架台18から下ろ
した後、作業架台18をレール16から取り外し、次の
作業位置へと水平移動させる。その後、最下段部のレー
ル16を撤去し、作業構台14上より最下段部の斜面1
2に対する仕上げ掘削および法面整形を行い、一スパン
分の作業が終了することとなる。
【0059】このように、下降掘削時に仕上げ掘削を行
うことで、地山のオーバーハング状態を生じさせること
なく、施工できることとなる。
【0060】本発明は、前記実施例に限定されるもので
はなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施
が可能である。
【0061】例えば、前記実施例においては、電動シリ
ンダをレールの外側に配設するようにしているが、この
例に限らず、電動シリンダとレールとを同一線上に配設
することにより、レール上面側の外側への開きを防止す
ることが可能となる。
【0062】また、連結手段として、ワイヤを用いた場
合を例にとり説明したが、この例に限らず、例えばター
ンバックル等の連結手段を用いることも可能である。
【0063】さらに、チェーンブロックの一例として、
レバーブロックを示したが、この例に限らず、通常の、
チェーンにて操作を行うチェーンブロックを用いること
も可能である。
【0064】
【発明の効果】第1の発明にあっては、作業架台上から
斜面を一定範囲掘削してそこにレールを設置し、このレ
ールに沿って掘削機を掘削架台を上方に移動させ、掘削
及びレールの設置を繰り返して順次上方に移動していく
ため、仮設足場を掘削範囲全体にわたって組み立てるよ
うな面倒な作業を行う必要がなく、しかも人力によらず
安全に、かつ短時間で機械的に掘削することができると
いう効果がある。
【0065】また、駆動源として電動シリンダを用い、
この電動シリンダの先端をレールに対して付け代えて移
動させることにより、単純な構造で、コストを抑えるこ
とができるという効果がある。
【0066】さらに、斜面の掘削に際して、掘削機を順
次上方に移動させていくため、リーチの長い大型の掘削
機を用いることなく斜面の掘削を行うことができ、従っ
て掘削斜面の周辺条件に影響されることなく、機械的掘
削を行うことができるという効果がある。また、掘削作
業はレールに対して掘削架台をピン固定した状態で行う
ため、掘削作業時における電動シリンダの稼動を停止し
て、消費電力を抑えることができるという効果がある。
【0067】第2の発明にあっては、掘削を繰り返しな
がら最上段に達した後、電動シリンダ先端の付け代えを
行って下降しながら掘削斜面をさらに掘削することがで
き、掘削深度の必要な急傾斜地の斜面において掘削斜面
に土砂等のオーバーハング状態を形成することなく、容
易に深度の大きな掘削が可能となるという効果がある。
【0068】また、下降と共に、上段側のレールを撤去
するため、掘削架台上で撤去作業を行うことができ、容
易に撤去できるという効果がある。
【0069】第3の発明にあっては、レールの先端に設
けられた頭部金物を順次上段または下段のレール先端に
付け代えるだけで、電動シリンダのレール先端への付け
代えができ、付け代え作業を容易にして、施工時間の短
縮化を行うことができるという効果がある。
【0070】第4の発明にあっては、チェーンブロック
により掘削架台の位置の微調整を行うことにより、レー
ル上での掘削架台の移動を容易にすることができる。ま
た、チェーンブロックにより非常時の落下に対する安全
対策を図ることができるという効果がある。
【0071】第5の発明にあっては、作業架台上に設置
された掘削機をアンカーの打ち込み兼用とすることによ
り、人力によるアンカーの打ち込みやアンカー打ち込み
専用機を準備する必要がなく、作業の簡略化や機械の簡
素化を行うことができるという効果がある。
【0072】第6の発明にあっては、作業架台上から斜
面に沿ってレールを設置し、レール先端に頭部金物を取
り付け、この頭部金物に電動シリンダ先端を連結して、
電動シリンダにより掘削架台をレール上方に移動させた
状態で掘削架台をレールに対しピン固定し、この状態で
斜面の掘削を行い、これを繰り返すことで最上段の斜面
までの掘削を容易に行うことができ、また同様の工程に
より掘削しつつ容易に下降することができるという効果
がある。
【0073】第7の発明にあっては、電動シリンダによ
る掘削架台の移動時にレールに先端上に開き方向の力が
加わった場合に、そのレール先端上部の開きをワイヤに
よって防止し、スムーズな掘削架台の移動を確保するこ
とができるという効果がある。
【0074】第8の発明にあっては、レールと電動シリ
ンダを同一線上に配設することにより、レールの中心位
置に電動シリンダの力を加えることにより、レール先端
上部の開きを防止してスムーズな掘削架台の移動を確保
することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る急傾斜地掘削装置を示
す正面図である。
【図2】図1の急傾斜地掘削装置の側面図である。
【図3】レールと架台移動部材との関係を示す側面図で
ある。
【図4】図3の平面図である。
【図5】レール先端部分と架台移動部材との関係を示す
分解斜視図である。
【図6】本発明の一実施例に係る急傾斜地掘削方法にお
いて、作業構台上から掘削を開始した状態を示す概略側
面図である。
【図7】図6の状態から斜面にレールを設置する状態を
示す概略側面図である。
【図8】図7の状態からレール上に掘削架台を設置し、
上段の斜面を掘削する状態を示す概略側面図である。
【図9】図8の状態から上段の掘削範囲にレールを設置
する状態を示す概略側面図である。
【図10】図9の状態からさらに上段の斜面を掘削する
状態を示す概略側面図である。
【図11】図10の状態から最上段の斜面まで掘削し、
さらに最上断部の斜面の仕上げ掘削および法面整形を行
う状態を示す概略側面図である。
【図12】図11の状態から掘削架台を下段のレール側
に移動させ、上段のレールを撤去した状態を示す概略側
面図である。
【図13】図12の状態から最下段の斜面まで掘削架台
を移動させ、レール上での掘削および法面整形を終了し
た状態を示す概略側面図である。
【図14】作業構台上から最下段の斜面の掘削および法
面整形を行う状態を示す概略側面図である。
【符号の説明】
10 急傾斜地 12 斜面 14 作業構台 16 レール 18 掘削架台 20 掘削機 42 頭部金物 52 電動シリンダ取付部 60 架台移動部材 82 電動シリンダ 86 連結部 88 レバーブロック 94 ワイヤ
フロントページの続き (72)発明者 北川 征三郎 北海道札幌市中央区北3条東2丁目2番 地 戸田建設株式会社 札幌支店内 (56)参考文献 特開 平2−213565(JP,A) 特開 平4−238960(JP,A) 特開 平1−278655(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04G 1/36

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 急傾斜地の傾斜下方に作業構台を構築す
    る工程と、 前記作業構台上から急傾斜地の斜面を一定の傾斜高さ及
    び幅で掘削し、この掘削範囲内両側に傾斜上方に向けて
    レールを設置する工程と、 前記設置されたレール上に掘削架台を上下動可能に設置
    し、この掘削架台に掘削機を設置する工程と、 前記掘削架台上から上段の斜面の掘削を行い、その上段
    の掘削範囲内両側に下段のレールと連結させて上段のレ
    ールを設置する工程と、 掘削架台側に取付けた電動シリンダの先端を前記レール
    先端に連結し、この電動シリンダにより前記上段のレー
    ルに沿って掘削架台を上段のレール上方に移動させ、前
    記掘削架台をその位置でレール上にピン固定し、前記掘
    削機によりさらに上段の斜面の掘削、レールの設置、上
    段のレール先端への電動シリンダ先端の付け代え、電動
    シリンダによる掘削架台の移動及び移動位置でのレール
    に対するピン固定を繰返して、最上段まで斜面の掘削を
    繰返す工程と、 を含むことを特徴とする急傾斜地掘削方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 最上段のレール上まで掘削架台を移動させて最上段の斜
    面の掘削が終了した後、前記掘削架台を電動シリンダに
    より下段のレールに下降移動させてピン固定し、その上
    段のレールを撤去して電動シリンダ先端を前記下段のレ
    ール先端に付け代え、上段の掘削斜面を掘削し、順次最
    下段までレールの撤去及び再掘削を行なう工程を含むこ
    とを特徴とする急傾斜地掘削方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記電動シリンダの先端は、レールの先端に着脱自在に
    設けられた頭部金物に連結され、この頭部金物をレール
    先端に付け代えることを特徴とする急傾斜地掘削方法。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記掘削架台から前記頭部金物にかけわたされたチェー
    ンブロックにて掘削架台の位置の微調整を行うことを特
    徴とする急傾斜地掘削方法。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 前記レールは、前記掘削機によりアンカーを打ち込んで
    固定されることを特徴とする急傾斜地掘削方法。
  6. 【請求項6】 急傾斜地の傾斜下方位置に立設した構台
    基礎支柱に支持された作業構台と、 前記作業構台位置により所定掘削高さ位置まで斜面に沿
    って延出設置され、先端に頭部金物を着脱自在に設けた
    一対のレールと、 前記一対のレール上にかけわたされ、レールに沿って上
    下動可能に係合し、レール先端位置でピン固定可能にさ
    れた掘削架台と、 前記掘削架台に取り付けられ、かつ先端が前記頭部金物
    に連結され、前記掘削架台をレール上で移動させる電動
    シリンダと、 前記掘削架台上に設置され、少なくともレール間の斜面
    を掘削可能にされた掘削機と、 を備えることを特徴とする急傾斜地の掘削装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 前記レールの先端部同士を連結してレール間の間隔を保
    持する連結手段を備えることを特徴とする急傾斜地の掘
    削装置。
  8. 【請求項8】 請求項6において、 前記レールと電動シリンダとは同一線上に配設されるこ
    とを特徴とする急傾斜地の掘削装置。
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