JP3869323B2 - 延性に優れたAl合金板 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、温間域での延性に優れ、あるいは更に、室温での強度/伸びバランスに優れたAl−Zn系の合金板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
地球環境問題を背景に、燃費向上を目的として自動車等の車体に対する軽量化の要望は益々高まってきており、自動車などのボディパネル材も鋼板などの鉄鋼材料に代わる軽量金属材としてAl合金材の需要が増大している。また家電製品においても、リサイクル性の観点から従来の樹脂製品に代わる軽量金属材としてAl合金材を適用する例が増大してきている。
【0003】
こうしたAl合金材のうち自動車部品では、フード、フェンダー、ドア、ルーフ、トランクなどのパネル構造体のアウターパネル(外板)やインナーパネル(内板)等のパネル材として、薄肉でかつ高強度の6000系Al合金板の使用が検討されており、また家電製品用のパネル材としては、延性に優れた5000系Al合金材の使用が検討されている。
【0004】
殊に最近では、付加価値を高めるためデザイン設計の自由度増大に対する要求が高まっており、更には、部品点数の低減による低コスト化の要望等も高まってくるにつれて、部品形状の複雑化や成形部品としての大型一体化の傾向を含めて、成形加工性に対する要望は一段と厳しさを増してきている。
【0005】
こうした要望に適合させるための手法として、高温域での超塑性加工やプレス成形などが検討されており、また成形加工性(生産性)も高め得るよう、加工温度域の低温化や高速化の要求も強くなっている。
【0006】
ところが、自動車外板用などとして使用されている従来のAl合金製パネル材は、200〜300℃程度の温間域でさえも100%レベル以上の延性を有しているものはなく(JISハンドブック参照)、また室温付近での強度/伸びバランスについても、需要者の要望を満足せしめ得るようなAl合金は提供されていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はこの様な事情に着目してなされたものであって、その目的は、温間温度域での延性に優れ、あるいは更に、室温での強度/伸びバランスに優れたAl合金板を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決することのできた本発明のAl合金板とは、Zn:10〜30質量%を含み、残部がAlおよび不可避不純物からなるAl合金であって、該Al合金中に含まれるZn析出物の平均粒径(円相当直径)が0.5μm以下で且つアスペクト比が1.5以上であり、該析出物の面積率が0.5%以上である、温間域での延性に優れたAl合金である。
【0009】
本発明にかかる上記Al合金の中でも、上記Zn析出物の面積率が5.0〜8.0%であるものは、温間域での優れた延性に加えて、室温での強度/伸びバランスに優れたものであり、本発明におけるより好ましい実施態様である。また上記Al合金には、結晶粒微細化効果を有する元素として、Mn:0.02〜0.5質量%、Cr:0.02〜0.5質量%、Zr:0.01〜0.4質量%、Ti:0.01〜0.3質量%よりなる群から選択される少なくとも1種の元素を積極的に含有させれば、延性や強度/伸びバランスを一段と高めることができ、更には、強度向上効果を有する元素として、Cu:0.1〜1.0質量%および/またはMg:0.1〜1.0質量%を積極的に含有させることで強度/伸びバランスを更に高めることができ、それらも本発明の好ましい態様として推奨される。
【0010】
また、本発明の上記Al−Zn系合金においては、当該合金原料に由来してFeとSiが不可避的に混入してくるが、これらは粗大なFe−Si系晶析出物の生成源となって延性を著しく害するので、不可避不純物元素の中でも特にFeとSiは夫々0.5質量%以下に抑えることが望ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】
塑性加工性の高められたAl合金としては、例えば特開昭54−72705号公報に開示されている様な超塑性加工用のAl−Zn系合金が知られており、この合金は、Al中にZnを固溶させることで変形時の動的再結晶を促進させ、超塑性現象を利用して高延性を得ている。
【0012】
こうした公知技術に対し本発明最大の特徴は、ZnをAl中に固溶させるのではなく、変形可能な微細なZn析出物として析出させ、それにより、従来の超塑性温度域(約400℃以上)よりも低温側での延性を飛躍的に高めると共に、室温での強度/伸びバランスを大幅に向上させたところにある。
【0013】
まず本発明では、合金素材として、10質量%以上、30質量%以下のZnを含み、残部が不可避不純物の混入を許容する実質的にAlからなるAl系合金が使用される。
【0014】
即ち本発明では、Alマトリックス中にZn析出物を晶出せしめ、当該Zn析出物が有している変形能を活用して温間域での塑性変形能を高めるところに第一の特徴を有しており、そのためには、Znを10質量%以上含有させる必要がある。ちなみに、Zn含量が10質量%未満では、Zn析出物としての塑性変形能向上作用が不十分となり、温間域での延性を満足し得るレベルまで高めることができない。但し、Zn含量が多くなり過ぎると、Alに比べて比重の高いZn量の増大によりAl合金全体としての平均比重が大きくなり、軽量化の目的にそぐわなくなるので、30質量%以下に抑えるべきである。延性と軽量性を両立させる上でより好ましいZn含量は15質量%以上、25質量%以下である。
【0015】
上記温間域での塑性変形能に加えて、室温における優れた強度/伸びバランスを与えるには、Zn含量を上記範囲の中でも多めにするのがよく、好ましくは17質量%以上、25質量%以下、更に好ましくは20質量%以上、25質量%以下にするのがよい。
【0016】
残部成分は実質的にAlであるが、必須成分となるAlやZnに由来して不可避的に混入してくる不純物、例えば後述するFeやSi等については、不可避不純物量である限り許容される。不可避不純物量の具体的な基準は不純物の種類によっても異なるが、特にFeとSiついては、これらの元素が多量に混入すると、粗大なFe−Si系晶析出物[例えば、α−AlFeSi、β−AlFeSi、Al6Fe、Al6(Fe,Mn)、Al12(Fe,Mn)3Cu12、Al7Cu2Fe等]を形成して破壊の起点となり、延性に顕著な悪影響を及ぼすので、特にFeとSiについては、何れも0.5質量%以下、より好ましくは0.3質量%以下に抑えるべきである。
【0017】
ところで本発明では、追って詳述する如く、Al合金マトリックス中に極力微細なZn析出物をできるだけ多量生成させることによって延性を高めるところに特徴を有しており、こうした特徴をより有効に発揮させるには、該合金中に結晶粒微細化効果を有する金属元素を適量含有させることが有効となる。その様な作用を有する金属元素としてはMn,Cr,Zr,Tiが挙げられ、これら元素の1種または2種以上を積極的に含有させると、温間域での延性を一段と高めることができるので好ましい。
【0018】
こうした結晶粒微細化効果を有効に発揮させるための前記元素の好ましい含有量は、Mn:0.02質量%以上、0.5質量%以下、Cr:0.02質量%以上、0.5質量%以下、Zr:0.01質量%以上、0.4質量%以下、Ti:0.01質量%以上、0.3質量%以下であり、より好ましくは、Mn:0.05質量%以上、0.3質量%以下、Cr:0.05質量%以上、0.3質量%以下、Zr:0.03質量%以上、0.2質量%以下、Ti:0.02質量%以上、0.2質量%以下である。これらの元素は、単独で添加し得るほか、必要により2種以上を適宜複合添加することも有効である。
【0019】
尚、上記各金属元素の含有率範囲を規定したのは、各々下限値を下回る場合は結晶粒微細化効果が有効に発揮されず、逆に多過ぎると、結晶粒微細化効果が飽和するばかりでなく、粗大な金属間化合物が析出して破壊の起点となり、却って延性を劣化させるからである。
【0020】
また本発明においては、更に他の元素として、Al合金に対して強度向上効果を発揮するCu及び/又はMgを適量含有させ、特に室温での強度/伸びバランスを一段と高めることができる。こうした強度向上効果は、Cu、Mgの何れについても各々0.1質量%以上、より好ましくは0.2質量%以上含有させることによって有効に発揮される。しかし含有率が多くなり過ぎると、特にZn元素との間で塑性変形を阻害する金属間化合物を形成して延性を劣化させるので、夫々1.0質量%以下、より好ましくは0.8質量%以下に抑えなければならない。
【0021】
次に本発明では、前述した如くZn等の合金元素をAlマトリックス中に固溶させることにより超塑性を与えるものではなく、相対的に多量のZnを含有させて、Alマトリックス中に微細なZn析出物を多量生成せしめ、該Zn析出物の有する塑性変形能を利用して温間域での延性を改善し、あるいは更に室温域での強度/伸びバランスを高めるもので、こうしたZn析出物による物性改善効果を有効に発揮させるには、当該Al合金中に含まれるZn析出物の平均粒径(円相当直径)とアスペクト比および面積率が極めて重要となる。
【0022】
そして、本発明者らがそれらの具体的な値と延性や強度/伸びバランスの関係について詳細に検討を重ねた結果、Al合金中に含まれるZn析出物の平均粒径(円相当直径)が0.5μm以下、より好ましくは0.3μm以下で、且つアスペクト比が1.5以上、より好ましくは2.0以上であり、更に該析出物の占める面積率が0.5%以上、より好ましくは1.5%以上という要件を満たすものは、後記実施例でも明らかにする如く、例えば200℃の温間域で100%以上の卓越した伸びを発揮することが確認された。
【0023】
また、上記Zn析出物の要件を満たすものの中でも、面積率が5.0%以上、8.0%以下、より好ましくは6.0%以上、7.0%以下であるものは、温間域で卓越した伸びを示す他、室温における強度/伸びバランスにおいても非常に優れた性能を発揮することが確認された。
【0024】
尚、上記で規定するZn析出物の平均粒径、アスペクト比および面積率とは、対象となるAl合金板の断面を走査型電子顕微鏡(SEM)により倍率10000倍で観察し、視野数10で画像解析を行うことによって求めた値である。
【0025】
ちなみに図1は、後記実施例に示した合金No.4(本発明材)のSEM写真(10000倍)、図2は、後記実施例に示した合金No.16(比較材)のSEM写真(10000倍)を示したものであり、各写真に白い粒状として観察されるのがZn析出物である。そして本発明では、これらの写真から任意に45μm×30μmの領域を10箇所抜出して画像解析を行い、各領域に存在するZn析出物の平均粒径を円相当直径に換算して算出すると共に、そのアスペクト比の平均値を算出し、更には各観察領域中に占めるZn析出物の面積率を平均値として求めた。
【0026】
そして、Al合金中に存在するZn析出物の平均粒径が0.5μmを超え、且つアスペクト比が1.5未満で、その面積率が0.5%未満であるものは、温間域での伸びが明らかに乏しく、温間加工性に欠けること、特に、Zn析出物が観察されずその面積率がゼロでものは、温間域での伸びが極端に小さいばかりでなく、室温域での強度が低くて強度/伸びバランスも劣悪になる。
【0027】
上記の様に本発明のAl合金は、従来材に比べて比較的多量のZnを含有せしめ、Al合金中に微細でアスペクト比の高いZn析出物を適度の面積率で生成せしめたところに特徴を有しており、この様なAl合金を製造するための具体的な手段は特に制限されない。しかし、こうした微細でアスペクト比の大きいZn析出物を効率よく生成させるには、冷延時の歪量を高めに設定し、好ましくは50%以上、より好ましくは70%以上に設定することによってZn析出物を極力微細化すると共にアスペクト比を高め、また、冷延後の焼鈍工程ではZnの固溶を極力抑えてZn析出物を残存させるため、焼鈍温度を低めに抑え、好ましくは250℃程度以下、より好ましくは150〜200℃の範囲で焼鈍を行うことが望ましい。
【0028】
その他の製造条件も特に制限されず、一般的なAl合金板の製造法、例えば、DC鋳造や薄板連鋳によってAl合金を造塊し、その後均質化処理を施してから熱間圧延を行い、必要に応じて中間焼鈍を行なってから冷間圧延を行なえばよい。
【0029】
かくして得られる本発明のAl合金板は、上記の様に例えば200℃といった温間域で100%以上の卓越した延性を有しており、優れた温間加工性を有する他、室温条件下における強度/伸びバランスにも優れたものであるから、これらの特徴を活かし、且つAl合金材として本来備えている軽量性も活かして、例えば自動車用部品(フード、フェンダー、ドア、ルーフ、トランクなどのアウターパネルやインナーパネル等)や船舶用パネル材、家電製品の外板材などとして幅広く有効に活用できる。
【0030】
【実施例】
以下、実施例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、本発明はもとより下記実施例によって制限を受けるものではなく、前・後記の趣旨に適合し得る範囲で適当に変更を加えて実施することも可能であり、それらは何れも本発明の技術的範囲に包含される。
【0031】
実施例
下記表1に示す化学組成のAl合金をDC鋳造または薄板連鋳によって造塊し、得られた鋳塊に500℃×4時間の均質化熱処理を施した後、400℃の開始温度で種々の厚さに熱間圧延を行った。次いで、表2に示す条件で冷間圧延および焼鈍を行うことにより、厚さ1mmのAl合金板を得た。
【0032】
得られたAl合金板から、JIS 13号で定める引張試験片を切り出し、インストロン社製の引張試験機「5880型」を用いて、室温(25℃)及び200℃で、1.2×10-4/sの歪速度で引張試験を行い、伸び及び耐力を測定した。また、Zn析出物の評価として、各Al合金板の縦断面を走査型電子顕微鏡(SEM)により倍率10000倍で観察し、任意に選んだ10の視野について画像解析を行うことにより、Zn析出物の平均粒子径(円相当直径に換算)、アスペクト比および面積率を、10視野の平均値として求めた。なお、サンプルは、最終焼鈍後に縦断面を観察できるように切り出し、機械研磨した後、SEMの2次電子像観察をサンプルの1/2t部で行なった。結果を表2に一括して示す。
【0033】
【表1】
【0034】
【表2】
【0035】
表1,2において、合金No.1〜12は本発明の規定要件を全て満たす実施例であり、200℃の温間域で100%以上の優れた伸びを有している他、室温における耐力と伸びも良好である。特に、Zn析出物の面積率が5.0〜8.0の好適範囲に納まっている合金No.3,11,12は、他の実施例合金に較べても室温において卓越した強度/伸びバランスを有していることが分かる。
【0036】
これらに対し合金No.13〜22は、本発明で定めるいずれかの要件を欠く比較例であり、何れも200℃での伸びが高々80%までの低い値しか得られておらず、且つ室温でも強度または伸び少なくとも一方が劣悪で強度/伸びバランスが悪い。
【0037】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成されており、特にZnを相対的に多量含有せしめ、且つZn析出物を微細に且つ大きなアスペクト比で存在させると共に、当該析出物の面積率を規定することによって、温間で100%を超える卓越した延性を有し優れた成形加工性を有すると共に、常温における強度/伸びバランスも良好で、優れた常温強度と加工性を兼ね備えたAl合金を提供し得ることになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実験で得た実施例合金のSEM写真を例示する図である。
【図2】 実験で得た比較例合金のSEM写真を例示する図である。
Claims (4)
- Zn:10〜30質量%、Fe:0.5質量%以下(0質量%を含まない)、Si:0.5質量%以下(0質量%を含まない)を含み、残部がAlおよび不可避不純物からなるAl合金であって、該Al合金中に含まれるZn析出物の平均粒径(円相当直径)が0.5μm以下、アスペクト比が1.5以上であり、該析出物の面積率が0.5%以上であることを特徴とする温間域での延性に優れたAl合金板。
- 前記Zn析出物の面積率が、5.0〜8.0%であり、室温での強度/伸びバランスに優れたものである請求項1に記載のAl合金板。
- 他の元素として、Mn:0.02〜0.5質量%、Cr:0.02〜0.5質量%、Zr:0.01〜0.4質量%、Ti:0.01〜0.3質量%よりなる群から選択される少なくとも1種の元素を含むものである請求項1または2に記載のAl合金板。
- 更に他の元素として、Cu:0.1〜1.0質量%および/またはMg:0.1〜1.0質量%を含むものである請求項1〜3のいずれかに記載のAl合金板。
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