JP3868723B2 - 製氷機の水皿傾動機構 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、水皿に内部画成した製氷室中の製氷水に、製氷基板の下面に多数突設した製氷部を浸漬させ、製氷運転の進行に伴い前記製氷部の周囲に逆ドーム状の氷塊を形成させるようにした製氷機の水皿傾動機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
氷塊を連続的に多数製造する自動製氷機として、水皿中に製氷水を所要レベルで貯留し、蒸発管を配設した製氷基板の下面に突設垂下した製氷突起を、該製氷水中に浸漬させることにより、該製氷突起の周りに氷塊を形成させるようにした簡易型の製氷機が知られている。この製氷機では、製氷突起に所要寸法の氷塊が形成されて製氷運転が終了すると、水皿に連繋した傾動機構をアクチュエータモータにより付勢し、該水皿を所要角度位置まで傾動させることにより製氷突起の下方を開放すると共に、除氷運転により製氷突起から氷塊が落下した後に、傾動停止している水皿を前記アクチュエータモータの付勢により上昇させて水平姿勢に復帰させるよう構成されている。
【0003】
ここで、除氷運転により製氷突起から氷塊が落下した後に、傾動停止している水皿を水平姿勢に復帰させる際に、前記氷塊や何らかの原因により製氷機内に混入した異物が水皿表面に載っていると、前記アクチュエータモータにより傾動される水皿と製氷突起との間に該氷塊や異物が噛み込まれる。このときには、水皿や製氷突起が損傷する事故が発生したり、傾動機構やアクチュエータモータに過大な機械的負荷が加わり、部品寿命を短かくすると共に故障の原因となっていた。
【0004】
前述した問題に対処するものとして、本件出願人の提案に係る考案「製氷機の水皿傾動機構」が、実用新案登録第2582642号として登録されている。この考案に係る水皿傾動機構は、水皿に配設されて一体的に傾動するレバー片の係合突起が連繋される連杆に、アクチュエータモータにより回転される板体に偏心的に突設された支持ピンが、一対の弾性片を介して相対移動可能に連繋してある。そして、一対の弾性片により支持ピンを所要の保持力をもって常には正常作動位置に保持しているが、アクチュエータモータを付勢して水皿を上昇復帰させるに際し、弾性片に支持ピンを介してその保持力よりも大きな負荷が加わったときには、該弾性片による保持が解除されて前記支持ピンの連杆に対する相対的な移動を許容するよう構成されている。これにより、水皿、製氷突起、傾動機構およびアクチュエータモータに負荷が加わるのを回避し、故障や事故の発生を防止し得るようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記水皿傾動機構に採用される前記連杆は、図8に示す如く、該連杆1における支持ピン2の保持部に所要寸法の開口3が形成され、この開口3における対向する内側面の長手方向の中央に、開口中央に向けて突出する一対の支持片4,4が形成されている。そして一対の支持片4,4の間に、前記支持ピン2が連杆1の長手方向への移動を許容する状態で支持されるよう構成される。また開口3における長手方向の上端内側面に、開口中央に向けて延出する一対の弾性片5,5が形成され、各弾性片5の先端に形成した保持部5aを、支持片4,4により支持されている支持ピン2に当接するようになっている。この弾性片5,5は、前記支持ピン2を所要の保持力をもって常には開口中央の正常作動位置に保持し、水皿の水平姿勢への上昇復帰時に該支持ピン2により保持力よりも大きな負荷が加えられた際には相互に離間する方向に弾性変形し、支持ピン2の負荷を減ずる方向への移動を許容して、水皿、製氷突起、傾動機構およびアクチュエータモータに負荷が加わるのを回避するべく機能するものである。
【0006】
前記弾性片5,5は、開口内側面から開口中央に向けて直線的に延出するよう形成されており、支持ピン2により保持力より大きな負荷が加えられたときには、その開口内側面との連設部を支点として相互に離間する方向に弾性変形している。このため、水皿の上昇復帰が繰返されると、前記連設部で亀裂が発生し易くなり、部品の耐久性が低くかった。また、支持ピン2を正常作動位置に保持する弾性片5,5の保持力と、正常な状態で水皿が上昇復帰する際に弾性片5,5に加わる荷重との差は小さく、水皿に多少の負荷が加わっただけでも弾性片5,5が弾性変形して支持ピン2の移動を許容するようになっていた。すなわち、正常に動作される全サイクル数に対して弾性片5,5の弾性変形する回数(発生率)が多くなり、これも耐久性が低下する要因となっていた。
【0007】
【発明の目的】
本発明は、前述した従来の技術に内在している前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、連杆の耐久性を向上した製氷機の水皿傾動機構を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を克服し、所期の目的を好適に達成するため、本発明に係る製氷機の水皿傾動機構は、
冷凍系に接続する蒸発管が上面に配設されると共に、下面に多数の製氷部を所定間隔で突設垂下させた製氷基板と、製氷機本体に傾動自在に枢支されて常には水平姿勢を保持し、内部に画成した製氷室中の製氷水に前記製氷部が浸漬される水皿とからなり、この水皿に配設されて一体的に傾動するレバー片の係合突起に連繋する連杆に、アクチュエータモータにより回転される板体に偏心的に突設された支持ピンが相対移動可能に連繋され、該板体をアクチュエータモータにより回転することで該水皿を傾動下降および上昇復帰させるよう構成した製氷機において、
前記連杆に形成された開口の内側面に、前記支持ピンを所要の保持力をもって常には正常作動位置に保持すると共に、前記水皿を上昇復帰させるに際して前記保持力よりも大きな負荷が加わると支持ピンの保持を解除して該支持ピンの連杆に対する相対的な移動を許容する一対の弾性片が一体に形成され、
この一対の弾性片の夫々は、相互に離間する方向に折曲された略く字状に形成され、その折曲部から斜め内側に延在する保持片の開放端で前記支持ピンを保持すると共に、該折曲部から前記連杆における前記開口の内側面まで延在して連設される延出片の幅寸法を、折曲部より大きくしたことを特徴とする。
前記課題を克服し、所期の目的を好適に達成するため、本願の別の発明に係る製氷機の水皿傾動機構は、
冷凍系に接続する蒸発管が上面に配設されると共に、下面に多数の製氷部を所定間隔で突設垂下させた製氷基板と、製氷機本体に傾動自在に枢支されて常には水平姿勢を保持し、内部に画成した製氷室中の製氷水に前記製氷部が浸漬される水皿とからなり、この水皿に配設されて一体的に傾動するレバー片の係合突起に連繋する連杆に、アクチュエータモータにより回転される板体に偏心的に突設された支持ピンが相対移動可能に連繋され、該板体をアクチュエータモータにより回転することで該水皿を傾動下降および上昇復帰させるよう構成した製氷機において、
前記連杆に形成された開口の内側面に、前記支持ピンを所要の保持力をもって常には正常作動位置に保持すると共に、前記水皿を上昇復帰させるに際して前記保持力よりも大きな負荷が加わると支持ピンの保持を解除して該支持ピンの連杆に対する相対的な移動を許容する一対の弾性片が一体に形成され、
この一対の弾性片の夫々は、相互に離間する方向に折曲された略く字状に形成され、その折曲部から斜め内側に延在する保持片の開放端で前記支持ピンを保持すると共に、両弾性片の内側間に画成されて、前記保持片の開放端から前記折曲部を挟んで保持片とは反対方向に延在する延出片が連設される連杆における開口の内側面までの内側の溝を、各弾性片の外側で該弾性片と前記開口の内側面との間に画成されて、保持片の開放端から内側の溝と同一方向に延在する外側の溝よりも短く設定したことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る製氷機の水皿傾動機構につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。図1は、参考例に係る連杆を備えた水皿傾動機構が採用される製氷ユニットを分解した状態で示す要部概略斜視図、図2は、参考例に係る連杆を備えた水皿傾動機構が採用される製氷機の全体的な構成を概略的に示す側断面図である。なお説明の便宜上、「前後」,「左右」とは、製氷機を正面(図2の右側)から視た状態において指称するものとする。
【0010】
図2に示す如く、製氷機本体を構成する筐体10の内部は、圧縮機CMや凝縮器11等の冷凍機械が収納される下部機械室12と、その上方に位置し断熱材で囲われると共に、内部に貯氷室を画成した箱状の貯氷庫14と、この貯氷庫14の内部上方に配設される製氷ユニット15とから基本的に構成されている。製氷ユニット15は、図1および図4に示す如く、製氷水を所定レベルで貯留する水皿16と、この製氷水中に浸漬される製氷突起17を備えた製氷基板18とを備え、該水皿16は除氷運転に切換わると所定角度傾動して、該水皿16中の製氷水を排水受部19を介して外部へ排出すると共に、氷塊20を前記貯氷室へ放出し得るようになっている。なお、貯氷庫14には氷塊放出装置13が配設され、該装置13により貯氷室に貯留される氷塊20を外部に放出するよう構成してある。
【0011】
図2に示す如く、前記貯氷庫14の前面にカバー体21が着脱自在に配設され、このカバー体21の前面側に、前記製氷ユニット15における水皿16の傾動用のアクチュエータモータAM,揺動板22(後述)の揺動用のモータRMおよび氷塊放出装置13の放出用モータGMが纏めて配設されている。カバー体21に配設されている各モータAM,RM,GMおよびそれに付帯する部材は、前記筐体10に着脱自在に配設された前面パネル23により囲繞される。
【0012】
前記製氷基板18は、貯氷庫14の内部上方において複数のブラケット24を介して水平に配設固定されており、この製氷基板18の上面に、下部機械室12中に収納した冷凍系から導出した蒸発管25が蛇行配置されている。また製氷基板18の下面には、製氷部としての前記製氷突起17が所要間隔で多数垂下するように突設され、製氷運転に際しこの製氷突起17は、前記水皿16に貯留した製氷水に浸漬されるようになっている。そして冷凍系の運転により、蒸発管25において冷媒との熱交換がなされ、製氷突起17が0℃以下に冷却保持される結果として、この製氷突起17の周囲に、図4に示す如く、氷塊20が形成される。
【0013】
前記製氷ユニット15を構成する水皿16は、その内部に画成した製氷室26中に所定レベルで製氷水を貯留し得るようになっている。水皿16の右外側に、軸支持部27が一体成形されており、該軸支持部27は、前記製氷基板18を貯氷庫14の上方に懸吊支持するブラケット24,24に回動自在に支持されて、水皿16を該軸支持部27を中心として短手方向(製氷機の幅方向)に回動可能に構成されている。また図1に示す如く、軸支持部27の前端部に角孔27aが穿設され、これに旋回支軸28の軸端に突設した角軸28aが嵌挿される。この旋回支軸28は、前記カバー体21に回動自在に枢支されており、該カバー体21に配設したアクチュエータモータAMの回転に伴い、前記水皿16は軸支持部27を中心として、斜め下方への傾動および斜め上方への復帰をなし得るようになっている。
【0014】
前記カバー体21における水皿16の軸支持部27と対応する位置に、前面側に突出する円筒状の軸受部29が突設され、該軸受部29に穿設した通孔29aに前記旋回支軸28が回動自在に挿通されて、その軸端に突設した角軸28aを前記軸支持部27の角孔27aに嵌挿している。また旋回支軸28の前面側の端部には、半径方向に延出するレバー片30が一体形成されると共に、該レバー片30の前面側に係合突起30aが突設されている。図1および図3に示す如く、カバー体21にブラケット31を介して配設したアクチュエータモータAMにおけるブラケット31の前面側に延出する回転軸に、所要直径の円板からなるカム板(板体)32が一体的に回転するよう配設されている。このカム板32の前面には、その回転中心から偏心する所要位置に支持ピン33が突設され、該支持ピン33は連杆34の一端部に後述する構造で保持されるようになっている。また連杆34の他端部に穿設した長孔34aに、前記旋回支軸28に形成したレバー片30の係合突起30aが摺動自在に遊嵌されている。従って、アクチュエータモータAMを所定方向に回転することにより、カム板32および連杆34を介して旋回支軸28が所要角度で往復回動し、これにより水皿16が傾動下降および上昇復帰される。
【0015】
前記水皿16は、レバー片30の係合突起30aが、連杆34における長孔34aの下端縁に当接した状態で、水平姿勢を保持するよう設定されている。また前記係合突起30aの前端部には、連杆34の長孔34aに挿通可能な楕円状の規制部30bが、突起30aに対して半径方向に延出するよう配設され、係合突起30aを長孔34aに挿通した状態で、該係合突起30aから連杆34が容易に外れないよう構成してある。更に、連杆34に対してレバー片30を長孔34a分だけ移動可能とすることにより、水皿16の傾斜停止時におけるレバー片30と連杆34との位置の誤差を許容するようになっている。
【0016】
図1および図5に示す如く、前記連杆34におけるカム板32に突設した支持ピン33の保持部に所要寸法の開口35が形成され、この開口35における対向する内側面の長手方向の中央より下方位置に、開口35の幅方向中央に向けて突出する一対の支持片36,36が形成されている。そして一対の支持片36,36の間に、前記支持ピン33が連杆34の長手方向への移動を許容する状態で支持されるよう構成される。また開口35における長手方向の下端内側面に、前記支持片36,36の間に向けて延出する一対の第1弾性片37,37が形成され、各弾性片37の先端に形成した保持部37aを、支持片36,36により支持されている支持ピン33に当接するようになっている。
【0017】
更に、開口35における長手方向の上端内側面に、前記支持片36,36の間に向けて延出する一対の第2弾性片(弾性片)38,38が形成される。両第2弾性片38,38の夫々は、図5に示す如く、相互に離間する方向に折曲された略く字状に形成され、その折曲部38aから支持片36,36の間に向けて所要角度(例えば30°)で斜め内側に向けて延在する保持片38bの開放端38cを、支持片36,36により支持されている支持ピン33に当接するようになっている。すなわち、カム板32の支持ピン33は、支持片36,36、第1弾性片37,37および第2弾性片38,38により、常には開口中央より下方の正常作動位置に回動可能に保持される。
【0018】
前記第1弾性片37,37および第2弾性片38,38は、前記支持ピン33を所要の保持力をもって常には前記正常作動位置に保持するべく機能するものであるが、該支持ピン33により保持力よりも大きな負荷が加えられた際には相互に離間する方向に弾性変形し、支持ピン33の負荷を減ずる方向への移動を許容するよう設定されている。すなわち、前記水皿16の傾動下降または上昇復帰に際し、該水皿16の円滑な傾動が諸種の原因により阻害された場合は、前記レバー片30や連杆34の移動が規制されるのに対して、アクチュエータモータAMにより回転されるカム板32の回転は継続され、支持ピン33を介して第1弾性片37,37または第2弾性片38,38に負荷が加わることとなる。そしてこの負荷が、第1弾性片37,37または第2弾性片38,38の保持力よりも大きくなったときに、該第1弾性片37,37または第2弾性片38,38が相互に離間して支持ピン33の保持を解除し、該支持ピン33の移動が許容されて負荷が減じられる。これにより、アクチュエータモータAMや傾動機構に過大な負荷が加わるのを回避するものである。なお、連杆34および両弾性片37,38を形成する材料としては、例えばポリカーボネート等の樹脂材料を使用し得るが、曲げ強度が強く、かつ弾性率の高い材料、例えばポリエーテルエーテルケトンを用いることがより好適である。
【0019】
前記開口35内の下側に位置する第1弾性片37,37は、前記製氷突起17に形成された氷塊20が水皿16に氷結することにより、該水皿16の傾動下降に支障を来たす際に、支持ピン33の下方への移動を許容する。また開口35内の上側に位置する第2弾性片38,38は、水皿16と製氷突起17との間に氷塊20や異物が噛み込まれることにより、該水皿16の上昇復帰に支障を来たす際に、支持ピン33の上方への移動を許容する。なお、前記第1弾性片37,37による保持が解除された支持ピン33は、両弾性片37,37の間における開口35の端部に形成したストッパ部35aに当接することにより、その移動が所要範囲に規制される。また、第2弾性片38,38による保持が解除された支持ピン33は、両弾性片38,38における折曲部38a,38aより上側に延在して開口内側面に連設される延出片38d,38dの内側面間に当接することにより、その移動が所要範囲に規制されるようになっている。
【0020】
ここで、第1弾性片37,37の幅寸法に対して第2弾性片38,38の幅寸法を略3倍程度に設定することで、第1弾性片37,37による支持ピン33の保持力よりも、第2弾性片38,38による支持ピン33の保持力を大きく設定してある。これは、水皿16の水平姿勢への上昇復帰時には該水皿16等の重量が負荷として加わるが、傾動下降の際には氷塊20が水皿16に氷結しているために該水皿16等の重量が負荷として加わらないからである。また、氷塊20や異物の噛み込み等により発生する負荷方向よりも、氷結により発生する負荷方向の方がアクチュエータモータAMの軸に対しモーメント的に離れているために、該モータAMの必要トルクを軽減するためである。
【0021】
なお、第2弾性片38,38による支持ピン33の保持力は、正常状態で水皿16が上昇復帰する際に加わる荷重に対して所定量だけ大きく設定され、前記水皿16に僅かな負荷が加わった程度では保持が解除されないよう設定してある。但し、水皿16、製氷突起17、傾動機構およびアクチュエータモータAM等がしたり故障する大きさの負荷よりも小さく設定されることは勿論である。
【0022】
前記水皿16に揺動自在に枢支された揺動板22が、前記製氷室26の内部に配置されている。この揺動板22には、円形や四角形状を呈する多数の通孔22aが所要間隔で穿設してある。この揺動板22は、前記カバー体21に配設された揺動用モータRMにより製氷運転中に揺動されて製氷水を常に動かし、前記製氷突起17の周囲に白濁氷が生成されるのを防止するべく機能する。
【0023】
参考例の作用】
次に、参考例に係る連杆が採用された製氷機の水皿傾動機構の作用につき説明する。なお製氷機は、図示しない電源スイッチをONすると、圧縮機CMが始動して蒸発管25に冷媒が供給されると共に、初期動作により水平姿勢に復帰した水皿16に所要量の製氷水が供給される。また、前記揺動用モータRMの回転が開始する。
【0024】
(製氷運転について)
電源投入により付勢されている圧縮機CMにより、冷凍系の冷媒循環パイプから冷媒が前記蒸発管25に供給され、その熱交換作用により製氷基板18に突設した製氷突起17の冷却が開始される。この製氷突起17は製氷水に浸漬されているために、該突起17の周囲から氷結が開始され、次第に成長して逆ドーム状の氷塊20が形成される。そしてこの製氷運転の間、前記揺動用モータRMにより揺動板22が上下に揺動し、製氷室26における製氷水に活発を動きを付与し、製氷突起17に形成される氷塊20の白濁が防止される。
【0025】
(除氷運転について)
前記製氷突起17に完全な氷塊20が逆ドーム状に形成されると、これを検知してアクチュエータモータAMが回転を開始することで、前記カム板32が図3において反時計方向に回転し、これに偏心連結した連杆34と係合する旋回支軸28のレバー片30が反時計方向に傾動されることにより、前記水皿16は斜め下方へ傾動し始める。この傾動により製氷室26中の製氷水は、前記排水受部19へ放出される。なお氷塊20と水皿16とが氷結していなければ、カム板32の支持ピン33を介して連杆34の第1弾性片37,37にはその保持力よりも大きな負荷が加わらないので、該支持ピン33は正常作動位置に保持される。
【0026】
そして前記水皿16が所定角度まで傾動すると、アクチュエータモータAMが回転を停止すると共に、冷凍系に設けられたホットガス弁が開放し、冷媒に代えてホットガスを前記蒸発管25へ供給する。これにより製氷基板18を介して製氷突起17は急速に加温されるに至る。このため製氷突起17と氷塊20との結合が解除され、当該氷塊20は自重により落下して貯氷室中へ放出される。この氷塊20の落下により、製氷基板18におけるマイナスの温度負荷が解除され、該基板18は前記蒸発管25でのホットガスの流通により一挙に温度上昇を来す。この温度上昇を適宜のサーモスイッチが検出すると、アクチュエータモータAMの回転が再開される。また前記ホットガス弁が閉成し、前記蒸発管25への冷媒供給が再開される。
【0027】
前記アクチュエータモータAMの回転再開によりカム板32,連杆34,レバー片30の作用下に、旋回支軸28が時計方向に回動し、水皿16も同様に時計方向に回動して水平姿勢への上昇復帰を開始する。そして、水皿16が水平姿勢となった状態で、アクチュエータモータAMが停止する。なお、水皿16の上昇復帰に際し、該水皿16に製氷突起17との間に氷塊20や異物が噛み込まれていなければ、カム板32の支持ピン33を介して連杆34の第2弾性片38,38にはその保持力よりも大きな負荷が加わらないので、該支持ピン33は正常作動位置に保持される。
【0028】
(製氷突起に成長した氷塊が水皿に氷結した場合について)
前記製氷突起17での製氷完了を検知してアクチュエータモータAMが回転すると、前記連杆34の正常作動位置に保持されているカム板32の支持ピン33が反時計方向に回動する。これに対し、水皿16は氷塊20が氷結して下方への傾動が阻害されるので、前記旋回支軸28のレバー片30の傾動が規制される。カム板32の回転に伴って支持ピン33を正常作動位置に保持している連杆34は下方に移動し、前記レバー片30の係合突起30aが長孔34aの上端に当接した際にその移動が阻止される。カム板32は引続き回転するので、支持ピン33は移動停止している連杆34における下側の第1弾性片37,37側に押圧される。両弾性片37,37の保持力よりも支持ピン33により加えられる負荷が大きくなると、両弾性片37,37は相互に離間して支持ピン33の下方(負荷を減ずる方向)への移動を許容する。これにより、傾動機構やアクチュエータモータAMに過大な負荷が加わるのを回避することができる。
【0029】
前記第1弾性片37,37による保持が解除された支持ピン33は、両弾性片37,37の間における開口35の端部に形成したストッパ部35aに当接することにより、連杆34に対する相対移動が規制される。そして、次にアクチュエータモータAMによりカム板32が回転すると、第1弾性片37,37の間に挟まれている支持ピン33の移動に伴って連杆34が上方へ移動し、その長孔34aの下端がレバー片30の係合突起30aに当接して移動が阻止されると、支持ピン33は両弾性片37,37の間から正常作動位置に復帰する。
【0030】
(水皿と製氷突起との間に氷塊や異物が噛み込んだ場合について)
前記サーモスイッチが除氷完了を検知してアクチュエータモータAMが回転すると、前記連杆34の正常作動位置に保持されているカム板32の支持ピン33が反時計方向に回動するのに伴って水皿16が水平姿勢に向けて傾動する。このとき、例えば水皿16の内部に氷塊20が残留していると、該氷塊20が製氷突起17との間に噛み込まれて水皿16の水平姿勢への傾動が阻害される。従って、前記旋回支軸28のレバー片30の傾動が規制される。これに対してカム板32の回転に伴って支持ピン33を正常作動位置に保持している連杆34は上方に移動し、レバー片30の係合突起30aが長孔34aの下端に当接した状態で移動が阻止されるに至る。カム板32は引続き回転するので、支持ピン33は移動停止している連杆34の上側の第2弾性片38,38に押圧される。両弾性片38,38の保持力よりも支持ピン33により加えられる負荷が大きくなると、両弾性片38,38が相互に離間して支持ピン33の上方(負荷を減ずる方向)への移動を許容する。これにより、傾動機構やアクチュエータモータAMに荷大な負荷が加わるのを回避することができる。
【0031】
この場合において、第2弾性片38,38の夫々は、図5に示すように相互に離間する方向に曲折する略く字状に形成されているから、支持ピン33の押圧により相互に離間する方向に弾性変形する際には、その折曲部38a,38aを支点として保持片38b,38bが外側やや下方に向けて変形する。すなわち、当該第2弾性片38における延出片38dと開口内側面との連設部に応力が集中することはなく、該連設部に亀裂が生ずるのを抑制し得る。また第2弾性片38,38による支持ピン33の保持力は大きく、前記水皿16に僅かな負荷が加わった程度では保持が解除されないよう設定してある。従って、第2弾性片38,38が弾性変形して支持ピン33の移動を許容する回数が減少し、これにより耐久性が向上する。
【0032】
前記第2弾性片38,38による保持が解除された支持ピン33は、両弾性片38,38における延出片38d,38dの内側面間に当接することにより、連杆34に対する相対移動が規制される。そして、次にアクチュエータモータAMによりカム板32が回転すると、第2弾性片38,38の間に挟まれている支持ピン33の移動に伴って連杆34が下方へ移動し、その長孔34aの上端がレバー片30の係合突起30aに当接して移動が阻止されると、支持ピン33は両弾性片38,38の間から正常作動位置に復帰する。
【0033】
実施例
図6および図7は、夫々、実施例1および実施例2に係る連杆を示すものであって、その基本的な構成は同一であるので、異なる部分についてのみ説明すると共に、同一部分には同じ符号を付して示す。
【0034】
図6に示す実施例1に係る連杆39は、第2弾性片38における前記開口35の内側面に連設される延出片38dの幅寸法を大きくし、該延出片38dと開口内側面との連設部における強度を向上したものである。また図7に示す実施例2に係る連杆40は、図5に示す参考例に対して、両第2弾性片38,38の間に画成される溝を、各弾性片38と開口内側面との間に画成される溝よりも短かく設定することで、該延出片38dと開口内側面との連設部における強度を向上したものである。何れの実施例1および2においても、前記支持ピン33により第2弾性片38,38が相互に離間する方向に弾性変形する際には、その折曲部38a,38aを支点として保持片38b,38bが外側やや下方に向けて変形し、同様の作用効果を奏する。また延出片38dと開口内側面との連設部における強度を向上することで、両第2弾性片38,38による支持ピン33の保持力が大きくなり、これにより正常運転される全サイクルに対して支持ピン33が第2弾性片38,38から離脱する回数は少なくなり、従って第2弾性片38,38の耐久性が向上する
【0035】
【実験例1】
図5、図6および図7に示す形状の連杆34,39,40を、ポリカーボネートを材料として形成したものを第1試験体、第2試験体、第3試験体とし、図5に示す形状の連杆34を、ポリエーテルエーテルケトンを材料として形成したものを第4試験体とした。そして、各試験体について、実施例に示す製氷機に取付け、水皿16の上昇復帰の際に第2弾性片38,38から支持ピン33が離脱するときの負荷(保持力)を5回測定した結果、その平均値は、第1試験体=34.0N、第2試験体=73.3N、第3試験体=45.8N、第4試験体=57.6Nであった。
【0036】
この結果、第2弾性片38,38における開口内側面に対する連設強度を高めることで、第2弾性片38,38による支持ピン33の保持力が大きくなることが確認された。また同一形状であっても、形成材料を変更することで第2弾性片38,38による保持力が向上することも確認された。
【0037】
【実験例2】
次に、前記各試験体を製氷機に取付け、水皿の上昇復帰を故意に妨げる状態でアクチュエータモータAMを回転することで、各試験体の第2弾性片38,38から支持ピン33が離脱する回数(耐久回数)と亀裂の発生との関係を検証した。なお、アクチュエータモータAMは1分間で1回転するよう設定した。
【0038】
第1試験体では、耐久回数5770回の時点で亀裂が確認され、第2試験体では、耐久回数5292回の時点で亀裂が確認され、また第3試験体では、耐久回数8154回の時点で割れが確認された。これに対し、第4試験体では、耐久回数10000回の時点でも割れは発生しなかった。そこで、実験を継続したが、第4試験体については、耐久回数60000回の時点でも割れは発生しなかったので、該試験体を正常な状態の製氷機に取付けて実際に製氷運転を行なったところ、水皿16の傾動下降および上昇復帰は正常に行なわれた。
【0039】
すなわち、連杆および第2弾性片の形成材料として、曲げ強度が強く、かつ弾性率の高いポリエーテルエーテルケトンを用いることで、ポリカーボネートに対しては6倍以上の耐久性の向上を図れることが確認された。
【0040】
【実験例3】
次に、前記の試験体を実施例に係る製氷機に取付け、at/wt=20/15℃,5/5℃で運転した場合に、支持ピン33が第2弾性片38,38から離脱した回数と、正常な動作のときの全サイクル回数から、離脱する発生率を求めた結果を、以下の表1に示す。
【0041】
〔表1〕
Figure 0003868723
【0042】
第1試験体に対して、第2弾性片の形状を変更して保持力を向上した第2および第3試験体での支持ピンの離脱回数の発生率が低下することが確認された。またポリカーボネート製の第1試験体に対し、ポリエーテルエーテルケトン製の第4試験体での発生率が大きく低下することが確認された。
【0043】
【発明の効果】
以上説明した如く、本発明に係る製氷機の水皿傾動機構では、水皿の上昇復帰に際して円滑な傾動が阻害される事態が生じた際に、水皿の傾動機構やアクチュエータモータ等に負荷が加わるのを未然に回避し得る。すなわち、水皿が水平姿勢に傾動する際に、該水皿、製氷突起、傾動機構およびアクチュエータモータに負荷が加わらず、従って故障や事故の発生を防止することができる。しかも、各部品の使用寿命を延ばすことが可能となる。また、水皿を付勢するアクチュエータモータには、強力なトルクを必要とせず、小型で低廉なものを使用することができる。しかも、支持ピンを保持する弾性片を相互に離間する方向に折曲した略く字状に形成したことで、該弾性片の耐久性が向上し、その使用寿命を延ばすことができる。また、弾性片と連杆との連設部の強度を向上させたので、両弾性片による支持ピンの保持力が大きくなり、これにより正常運転される全サイクルに対して支持ピンが弾性片から離脱する回数は少なくなり、従って弾性片の耐久性がより向上する。更に、連杆や弾性片の材料として、曲げ強度が強く、かつ弾性率の高い、例えばポリエーテルエーテルケトンを用いることで、更に耐久性の向上が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 参考例に係る連杆を備えた水皿傾動機構が採用される製氷ユニットの要部を示す概略分解斜視図である。
【図2】 参考例に係る連杆を備えた水皿傾動機構が採用される製氷機の概略縦断面図である。
【図3】 水皿の傾動機構を示す要部正面図である。
【図4】 図1に示す製氷ユニットの要部断面図である。
【図5】 図1に示す連杆の正面図である。
【図6】 実施例1に係る連杆の正面図である。
【図7】 実施例2に係る連杆の正面図である。
【図8】 従来の技術に係る連杆の正面図である。

Claims (3)

  1. 冷凍系に接続する蒸発管(25)が上面に配設されると共に、下面に多数の製氷部(17)を所定間隔で突設垂下させた製氷基板(18)と、製氷機本体に傾動自在に枢支されて常には水平姿勢を保持し、内部に画成した製氷室(26)中の製氷水に前記製氷部(17)が浸漬される水皿(16)とからなり、この水皿(16)に配設されて一体的に傾動するレバー片(30)の係合突起(30a)に連繋する連杆(39)に、アクチュエータモータ(AM)により回転される板体(32)に偏心的に突設された支持ピン(33)が相対移動可能に連繋され、該板体(32)をアクチュエータモータ(AM)により回転することで該水皿(16)を傾動下降および上昇復帰させるよう構成した製氷機において、
    前記連杆(39)形成された開口 (35) の内側面に、前記支持ピン(33)を所要の保持力をもって常には正常作動位置に保持すると共に、前記水皿(16)を上昇復帰させるに際して前記保持力よりも大きな負荷が加わると支持ピン(33)の保持を解除して該支持ピン(33)の連杆(39)に対する相対的な移動を許容する一対の弾性片(38,38)が一体に形成され、
    この一対の弾性片(38,38)の夫々は、相互に離間する方向に折曲された略く字状に形成され、その折曲部(38a,38a)から斜め内側に延在する保持片(38b,38b)の開放端(38c,38c)で前記支持ピン(33)を保持すると共に、該折曲部 (38a,38a) から前記連杆 (39) における前記開口 (35) の内側面まで延在して連設される延出片 (38d,38d) の幅寸法を、折曲部 (38a,38a) より大きくした
    ことを特徴とする製氷機の水皿傾動機構。
  2. 冷凍系に接続する蒸発管 (25) が上面に配設されると共に、下面に多数の製氷部 (17) を所定間隔で突設垂下させた製氷基板 (18) と、製氷機本体に傾動自在に枢支されて常には水平姿勢を保持し、内部に画成した製氷室 (26) 中の製氷水に前記製氷部 (17) が浸漬される水皿 (16) とからなり、この水皿 (16) に配設されて一体的に傾動するレバー片 (30) の係合突起 (30a) に連繋する連杆 (40) に、アクチュエータモータ (AM) により回転される板体 (32) に偏心的に突設された支持ピン (33) が相対移動可能に連繋され、該板体 (32) をアクチュエータモータ (AM) により回転することで該水皿 (16) を傾動下降および上昇復帰させるよう構成した製氷機において、
    前記連杆 (40) に形成された開口 (35) の内側面に、前記支持ピン (33) を所要の保持力をもって常には正常作動位置に保持すると共に、前記水皿 (16) を上昇復帰させるに際して前記保持力よりも大きな負荷が加わると支持ピン (33) の保持を解除して該支持ピン (33) の連杆 (40) に対する相対的な移動を許容する一対の弾性片 (38,38) が一体に形成され、
    この一対の弾性片 (38,38) の夫々は、相互に離間する方向に折曲された略く字状に形成され、その折曲部 (38a,38a) から斜め内側に延在する保持片 (38b,38b) の開放端 (38c,38c) で前記支持ピン (33) を保持すると共に、両弾性片 (38,38) の内側間に画成されて、前記保持片 (38b,38b) の開放端 (38c,38c) から前記折曲部 (38a,38a) を挟んで保持片 (38b,38b) とは反対方向に延在する延出片 (38d,38d) が連設される連杆 (40) における開口 (35) の内側面までの内側の溝を、各弾性片 (38) の外側で該弾性片 (38) と前記開口 (35) の内側面との間に画成されて、保持片 (38b,38b) の開放端 (38c,38c)から内側の溝と同一方向に延在する外側の溝よりも短く設定した
    ことを特徴とする製氷機の水皿傾動機構。
  3. 前記連杆(39,40)および弾性片(38,38)は、曲げ強度が強く、かつ弾性率の高いポリエーテルエーテルケトンから形成されている請求項1または2記載の製氷機の水皿傾動機構。
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