JP3866810B2 - 図形処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、図形を扱うCADシステム等に適用される図形処理装置に係り、詳しくは、表示画面上にそれぞれ隣接するように表示された複数の物体の配置替えを容易に行なえるようにした図形処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
家具等の物体(部品)のレイアウトを表示画面上で行なえるようにしたCADシステムでは、一般に、「削除」機能、「複写」機能及び「移動」機能を有している。「削除」機能は、表示画面上の指定した図形(家具などの物体)を削除する機能、「複写」機能は、表示画面上の指定した図形を、指定した位置に複写する機能、そして、「移動」機能は、表示画面上の指定した図形を、指定した位置に移動する機能である。
【0003】
このような機能を有するCADシステムにおいて、例えば、図21(a)に示すように異なる大きさの部品(家具等)A、B、C、Dが表示画面上に連続配置されるように表示されている場合にあって、部品Dが部品AとBの間となるように各部品の配置替えを行なうためには次のような操作が行なわれる。
【0004】
まず、部品B、C、Dを指定し、部品Aと部品Bとの間に部品Dが充分収まるだけの空間を作るために、その指定した部品列B、C、D(図形)を移動させる(図21(b))。そして、更に、部品Dを指定し、その指定した部品Dを部品Aと正確に接するように移動させる(図21(c))。そして、更に、部品B、Cを指定し、その指定した部品列B、Cを部品Bが部品Dに正確に接するように移動させる(図21(d))。 このような操作により、部品A、B、C、D(図21(a)参照)のように配列された各部品が表示画面上で、部品A、D、B、C(図21(d)参照)のようにその配列が変更される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のようなCADシステムに適用された従来の図形処理装置では、各操作は、マウス等のポインティングデバイスを用いて行なわれるが、各部品の指定操作と、指定された部品の移動操作を繰り返し行なわなければならない。また、その移動操作も、表示画面上で、移動した部品を正確に他の部品に接するように行なわなければならず、操作精度が要求されるものであった。
【0006】
そこで、本発明の課題は、隣接配置されるように表示画面上に表示された複数の物体(部品)の配置替えが比較的容易な操作でできるようにした図形処理装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、表示画面上に図形表示された隣接配置される複数の部品の配列を変更する図形処理装置において、各部品の画面上での表示位置に関する情報とその形状に関する情報とを格納した部品情報格納手段と、画面上に表示されるべき各部品の配列順序を表す情報が入力される制御画面を表示させる制御画面表示手段と、制御画面に各部品の配列順序を表す情報を入力するための配列順序入力手段と、制御画面に入力された各部品の配列順序を表す情報に基づいて、部品情報格納手段に格納された各部品の画面上での表示位置に関する情報を修正する配置情報修正手段とを有し、該修正された各部品の表示画面上での表示位置に関する情報および各部品の形状に関する情報に基づいて、当該各部品の図形表示を表示画面上で行なうように構成される。
【0008】
このような図形処理装置では、表示される制御画面に希望する各部品の配列順序を表す情報を入力すると、その入力された各部品の配列順序を表す情報に基づいて各部品の表示画面上の表示位置に関する情報が修正される。そして、その修正された表示位置に関する情報および各部品の形状に関する情報に基づいて、各部品の図形表示が表示画面上に行なわれる。従って、入力する部品の配列順序を表す情報を、現在表示された各部品の配列順序から変更することにより、表示画面上に表示される各部品の並べ替えが行なわれる。
【0009】
現在表示された各部品の配列順序を希望する配列順序に変更する際に、その変更された配列順序をより容易な操作にて入力できるようにするという観点から、本発明は、上記制御画面表示手段は、画面上に表示された各部品の配列順序を表す情報を初期情報として含む制御画面を表示させる手段を有し、上記配列情報入力手段は、制御画面に初期情報として表示された各部品の配列順序を表す情報を、実際に表示させるべき各部品の配列情報を表す情報に変更する配列情報変更手段を有するように構成される。
【0010】
このような図形処理装置では、現在表示されている各部品の配列順序を表す情報が初期情報として制御画面に表示される。そして、表示すべき各部品の配列順序を表す情報を全て入力する必要はなく、希望の配列順序となるように初期情報として表示された各部品の配列順序にを変更するだけで、各部品の希望とする配列順序が得られる。
【0011】
更に、各部品の変更された配列順序をより容易な操作にて入力できるようにするという観点から、本発明は、上記初期情報を含む制御画面を表示させる手段は、画面上に表示された各部品の配列順序に対応した順序で配列された各部品を特定する情報を初期情報として含む制御画面を表示させる部品リスト表示手段を有し、上記配列情報変更手段は、部品リスト表示手段にて表示された制御画面に含まれる各部品を特定する情報の配列順序を変更する手段を有し、配置情報修正手段は、図形表示されるべき部品の配列状態が、上記変更された各部品を特定する情報の配列順序に対応したものなるように、部品情報格納手段に格納された各部品の表示画面上での位置に関する情報を修正するように構成される。
【0012】
このような図形処理装置では、実際に表示された各部品の配列順序に対応した順序で当該各部品を特定する情報が初期情報として制御画面に表示される。そして、その各部品を特定する情報の配列順序を変更することにより、図形表示されるべき部品の配列状態が、当該変更された各部品を特定する情報の配列順序に対応したものなるように、部品情報格納手段に格納された各部品の表示画面上での位置に関する情報が修正される。
【0013】
上記各部品を特定する情報は、各部品の部品名、品番等任意に定めることができる。
部品を特定する情報として、部品の部品名や品番を用いた場合、表示された各部品の配列順序に対応した順序で配列された部品名や品番の配列順序を制御画面上で変更するだけで、画面上に図形表示される部品の配列順序が変更される。
【0014】
更に、上記本発明の課題を解決するため、本発明は、表示画面上に図形表示された隣接配置される複数の部品の配列を変更する図形処理装置において、各部品の画面上での表示位置に関する情報とその形状に関する情報とを格納した部品情報格納手段と、画面上に表示された各部品の配列状態に対応した順序で各部品を特定する情報を表示画面上にリスト表示させる部品リスト表示手段と、部品リスト表示手段にて画面上にリスト表示された各部品を特定する情報の配列順序を変更する配列順序変更手段と、図形表示されるべき部品の配列状態が、配列順序変更手段にて変更された各部品を特定する情報の配列順序に対応したものなるように、部品情報格納手段に格納された各部品の表示画面上での位置に関する情報を修正する配置情報修正手段とを有し、該修正された各部品の表示画面上での位置に関する情報および各部品の形状に関する情報に基づいて、当該各部品の図形表示を表示装置の画面上に行なうように構成される。
【0015】
このような図形表示装置では、基本的に、表示された各部品を特定する情報の配列順序を変更することで、図形表示された部品の配列順序が変更される。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づいて説明する。
本発明の実施の一形態に係る図形処理装置は、例えば、コンピュータシステム(CADシステム)内に構築される。このコンピュータシステムのハードウエア構成は、例えば、図1に示すようになっている。
【0017】
図1において、このシステムは、制御ユニット10(CPU)、表示ユニット20、I/Oインタフェース30、メモリユニット40、入力ユニット50及びCD−ROMドライバユニット60を有している。これらのユニット及びI/Oインタフェースは、バスによって相互に接続されている。更に、ディスクユニット70がI/Oインタフェース30を介してバスに接続されている。
【0018】
制御ユニット10は、システム全体の制御を行なうと共に、後述するように、部品配置(レイアウト)に係る図形処理を実行する。表示ユニット20は、CRTやLCD(液晶表示パネル)等で構成され、制御ユニット10での処理に基づいて部品配置を表す各種図形や、情報入力のためのダイアログボックス等を表示する。メモリユニット40は、RAM、ROMを含み、制御ユニット10が実行すべきプログラム、そのプログラムに従った処理の過程で得られた必要なデータ、また、表示ユニット20の画面上に表示すべきデータ等を格納する。入力ユニット50は、キーボード、マウス等で構成され、ユーザが当該システムに情報を入力するため(処理の対象となる図形の指定情報、ダイアログボックスへの情報の書き込み等)に使用される。
【0019】
CD−ROM100には、部品配置に係る図形処理のプログラムが格納されている。CD−ROMドライブユニット60にセットされたCD−ROM100から当該プログラムがディスクユニット70にインストールされる。そして、部品配置に係る図形処理を実行する際に、制御ユニット10の制御のもとにディスクユニット70から読みだされた当該プログラムがメモリユニット40(RAM)に格納される。この状態で、制御ユニット10(CPU)は、メモリユニット40に格納されたプログラムに従って、部品配置に係る図形処理を実行する。
【0020】
また、表示ユニット20の画面上に表示することのできる全ての部品(家具等)に関するデータ(部品データ)が予めディスクユニット70のデータ格納領域に格納されている。この部品データは、例えば、CD−ROM等の記録媒体を用いて、あるいは、所定の通信回線を介して当該システムに供給される。部品に関するデータが格納されるディスクユニット70のデータ格納領域は、例えば、図7に示すような構造となっている。即ち、各部品毎に、「部品名」、「EXTENT情報」、「形状データ」、「配置情報」で構成される部品データがデータ格納領域内に格納されている。
【0021】
「部品名」は、部品の名称を表す。「EXTENT情報」は、部品の大きさを表す情報で、例えば、図9に示すように、部品の縦(L)、横(W)、高さ(H)を表す情報である。「形状データ」は、部品の形状を表す情報であり、頂点データ、辺データ、面データ等から構成されている。「配置情報」は、部品が表示画面上に設定された座標系のどの位置に配置されるかを表す情報で、例えば、図9に示すように、部品の基準点Po の座標データとその部品に設定される座標軸の向き(少なくとも2方向)を表すデータ(単位ベクトル)で構成される。
【0022】
ユーザが入力ユニット50(マウス等)を用いて表示すべき部品及びその表示位置を指定すると、制御ユニット10はその入力情報に基づいて図形表示の処理を行い、指定された部品が表示ユニット20の画面上の指定された位置に表示される。例えば、図13(a)に示すように、表示ユニット20の画面上に指定された部品A、B、C、Dの図形表示がなされる。
【0023】
表示ユニット20の画面上に、例えば、図13(a)に示すように互いに隣接するように表示された部品の配置替えを行なう場合、入力ユニット50からの情報に基づいて制御ユニット10は、例えば、図2に示す各処理を実行する。即ち、表示画面上に表示される部品のうち並べ替えるべき部品を選択するための部品選択処理P100、部品選択処理P100によって選択された部品のリストをダイアログボックスに表示し、そのダイアログボックスに表示されたリストを変更するためのリスト変更処理P200、及びリスト変更処理P200によって変更された部品リストに基づいて再度部品を表示するための再配列表示処理P300が行なわれる。このような制御ユニット10の一連の処理により、表示画面上で指定した部品列の配置替えがなされる。
【0024】
以下、図13(a)に示すように部品A、B、C、Dの図形が表示ユニット20の画面上に隣接して表示されている場合を例に、各処理P100乃至P300を詳細に説明する。
まず、上記部品選択処理P100は、例えば、図3及び図4に示す手順に従って行なわれる。
【0025】
制御ユニット10は、ユーザが入力ユニット50を用いて指定した入力モードが「1点指定モード」か「範囲指定モード」のいずれであるかを判定する(S101)。「1点指定モード」とは、表示画面上で指定した点(1点)の近傍に図形表示された部品に連なる部品を並び替えの対象となる部品列として指定するモードである。また、「範囲指定モード」とは、表示画面上で指定した範囲内に図形表示された部品列を並び替えの対象となる部品列として指定するモードである。
【0026】
例えば、「範囲指定モード」が指定されると、制御ユニット10は、入力ユニット50(マウス)による表示画面上の点(1点目)の指定入力の待ち状態となる(S102)。マウスのクリック操作によってある点p1が表示画面上において指定されると、制御ユニット10は、更に、入力ユニット50(マウス)による表示画面上の点(2点目)の指定入力の待ち状態となる(S103)。ここで、また、マウスのクリック操作によってある点p2が表示画面上において指定されると、図13(a)に示すように、点p1と点p2を対頂点とした矩形領域が対象範囲として指定される。
【0027】
このように、表示画面上で範囲が指定されると、制御ユニット10は、その指定された範囲内に図形表示される部品をディスクユニット70内のデータ格納領域(図7参照)から検出する(S104)。具体的には、制御ユニット10がデータ格納領域(図7参照)を先頭のアドレスから順次走査し、指定した範囲内に含まれる部品の部品データが検出される毎に、その部品データのポインタ値(先頭アドレス値)をメモリユニット40内に構築した部品リスト格納データエリアに格納する。
【0028】
図13(a)に示すように、指定範囲(破線内)に部品A、B、C、Dが含まれる場合、部品リスト格納データエリアには、図8(a)に示すように、部品Bの部品データへのポインタ値(P1)、部品Dの部品データへのポインタ値(P2)、部品Aの部品データへのポインタ値(P3)及び部品Cの部品データへのポインタ値(P4)がその検出される順番に順次格納される。そして、制御ユニット10は、その部品リスト格納データエリアに格納された各部品データへのポインタ値を一回目に指定した点p1に近い順にソートする(S105)。その結果、表示画面上の部品の配列順(図13(a)参照)と同じの順序で、部品リスト格納データエリア内に、各部品A、B、C、Dの部品データへのポインタ値(P3)、(P1)、(P4)、(P2)が格納される。
【0029】
上記のように表示画面上に範囲を指定すると、その範囲に含まれた部品が、例えば、図13(b)に示すように、表示画面上において反転表示される。これにより、ユーザは、並べ替えるべき部品列を表示ユニット20の画面上で容易に視認することができる。
【0030】
一方、「1点指定モード」が指定されると、制御ユニット10は、マウスのクリック操作の待ち状態となる(図4、S111)。ここで、ユーザが入力ユニット50(マウス)のクリック操作を行なうと、制御ユニット10は、表示画面上において入力ユニット50(マウス)のクリック操作によって特定された点(クリック点)の近傍の部品をデータ格納領域(図7参照)から探す(S112)。このクリック点が、例えば、図13(a)の矢印で示されるように部品Aの近傍である場合、制御ユニット10は、この部品Aを検出する(S113、YES)。そして、制御ユニット10は、この部品Aの部品データの格納位置(ポインタ値)をデータ格納領域(図7参照)から取得し、そのポインタ値(P3)を部品リスト格納データエリア(図8参照)の先頭に書き込む。また、制御ユニット10は、同時に、データ格納領域からその部品Aの「EXTENT情報」を取得する(S114)。
【0031】
制御ユニット10は、更に、クリック点の近傍にある部品として先に選択した部品Aの「EXTENT情報」に基づいてその部品Aに隣接する部品をデータ格納領域(図7)から探す(S115)。その結果、当該部品Aに隣接する部品Bを検出すると(S116、YES)、制御ユニット10は、当該部品Bの部品データへのポインタ値(P1)を部品格納データエリア(図8参照)に書き込む。また、制御ユニット10は、同時に、データ格納領域からその部品Bの「EXTENT情報」を取得する(S117)。
【0032】
制御ユニット10は、更に、クリック点の近傍にある部品として選択した部品Aに隣接する部品として選択した部品Bの「EXTENT情報」に基づいてその部品Bに隣接する部品をデータ格納領域(図7)から探す(S115)。その結果、当該部品Bに隣接する部品Cを検出すると(S116、YES)、制御ユニット10は、当該部品Cの部品データへのポインタ値(P4)を部品格納エリア(図8)に書き込み、当該部品Cの「EXTENT情報」をデータ格納領域(図7)から取得する(S117)。
【0033】
以後同様に、ステップS115、S116及びS117を繰り返すことにより、先に選択した部品に隣接する部品をデータ格納領域内の部品データから検出する。そして、この処理を隣接する部品が検出されなくなるまで繰り返す。その結果、部品リスト格納データエリアには、図8(b)に示すように、隣接する部品A、B、C、Dの各部品データへのポインタ値(P3)、(P1)、(P4)、(P2)が、各部品の配列の順番と同一の順番で格納される。
【0034】
なお、もし、表示画面上においてユーザが入力したクリック点の近傍に部品がない場合(S113、NO)、制御ユニット10は、更に、マウスのクリック操作の待ち状態となる(S111)。そして、再度のクリック操作によって指定されたクリック点の近傍に部品が存在した場合に、上述した処理が実行される。
【0035】
上述したような「範囲指定モード」あるいは「1点指定モード」のいづれかのモードによって、並べ替えの対象となる部品列A、B、C、Dが指定されると(部品リスト格納データエリアに対応するポインタ値がセットされると)、制御ユニット10は、更に、指定した部品列A、B、C、Dの配列の基準情報として、当該部品列の一番目に位置することとなる部品リスト格納データエリア(図8(b))の先頭に格納されたポインタ値で指示される部品Aの「EXTENT情報」と「配置情報」をメモリユニット40の所定領域に保存する(S106)。また、制御ユニット10は、部品リスト格納データエリア(図8(b))の先頭とその次に格納されたポインタ値で指定される部品A及び部品Bの部品データに基づいて、当該部品の並び方向と部品Aと部品Bの合わせ位置を求めて保存する(S107)。
【0036】
ここで、並び方向とは、図10に示すように、前(d)、後(b)、左(c)、右(a)、上(e)、下(f)の6通りの方向のいづれかとなる。また、合わせ位置とは、隣接する部品の接合する角の点を表し、図11に示すように、前側下の点Ps1(a)、前側上の点Ps2(b)、後側上の点Ps3(c)、後側下の点Ps4(d)の4通りの点のいづれかとなる。
【0037】
以上のように、部品選択処理P100(図2参照)によって、並べ替えの対象となる部品の各部品データへのポインタ値が部品リスト格納データエリアに格納されると共に、配列の基準情報と、並び方向及び合わせ位置についての情報が取得されると、制御ユニット10は、次に、リスト変更処理P200(図2参照)を、例えば、図5に示す手順に従って実行する。
【0038】
図5において、制御ユニット10は、[部品リスト]ダイアログボックスにおいて入力すべき情報や制御情報の初期化を行なう(S201)。そして、制御ユニット10は、上述したように部品リスト格納データエリアに格納した並び替えの対象となる各部品A、B、C、Dの部品データへのポインタ値を、図17に示すように、メモリユニット40内に予め設定されたワークエリアにコピーする(S202)。
【0039】
更に、制御ユニット10は、[部品リスト]ダイアログボックスを表示ユニット20の画面上の所定の位置に表示させる(S203)。このとき、制御ユニット10は、部品リスト格納データエリア(図8(b))に格納されたポインタ値に基づいて各部品A、B、C、Dの部品データをデータ格納領域(図7)から読みだし、各部品の「部品名」を表示画面上の[部品リスト]ダイアログボックスに表示させる。その結果、例えば、図13(c)に示すように、反転表示された部品列(図形表示)に重ねて、[部品リスト]ダイアログボックスが表示画面上に表示される。
【0040】
この状態で、制御ユニット10は、入力ユニット50(マウス)の操作(クリック)入力の待ち状態となる(S204)。
入力ユニット50(マウス)のクリック操作によって、[部品リスト]ダイアログボックス内に表示された部品名の選択と共に、その[部品リスト]ダイアログボックスに設けられた制御ボタン「上移動」、「下移動」、「削除」、「追加」、「リセット」、「OK」のいずれかが選択されると、制御ユニット10は、選択された部品に対してその選択された制御ボタンに対応した処理を実行する。
【0041】
[部品リスト」ダイアログボックスに表示された部品名が入力ユニット50(マウス)のクリック操作によって選択されると、制御ユニット10は、ワークエリア内の選択され部品に対応する情報(その部品データへのポインタ値)の格納位置を指し示すインデックス(INDEX)を認識する。従って、例えば、[部品リスト]ダイアログボックスに表示された部品名A、B、C、Dから部品名Bが選択されると、制御ユニット10は、図18(a)に示すように、ワークエリア内において部品Bに対応する情報B(部品Bの部品データへのポインタ値)を格納した位置を指し示すインデックス[1]を認識する。
【0042】
この状態で、例えば、「上移動」の制御ボタンが選択されると、上記のようにして選択された部品に対する上移動処理が行なわれる(S205(1))。この上移動処理では、制御ユニット10は、選択された部品に対応した情報のワークエリア上の格納位置を指示するインデックスを”1”だけ減して(−1)新たなインデックスを取得する。そして、当該新たなインデックスで指示されるワークエリア上の格納位置にセットされていた情報と、選択された部品に対応する情報とが入れ替えられる。
【0043】
例えば、図18(a)に示すように、指定された部品Bの対応する情報Bの格納位置を示すインデックス[1]を”1”だけ減じて新たなインデックス[0]が取得される。そして、このインデックス[0]にセットされていた部品Aに対応する情報A(部品Aの部品データへのポインタ値)と、選択された部品Bに対応する情報Bとが、図18(b)に示すように入れ替えられる。
【0044】
上記のように、上移動処理では、指定された部品に対応する情報のワークエリア上での配列順位が1つ上げられる。
上記のように部品が選択された状態で、「下移動」の制御ボタンが選択されると、選択された部品に対する下移動処理が行なわれる(S205(2))。この下移動処理では、制御ユニット10は、選択された部品に対応した情報のワークエリア上の格納位置を指示するインデックスを”1”だけ増加して(+1)新たなインデックスを取得する。そして、当該新たなインデックスで指示されるワークエリア上の格納位置にセットされていた情報と、選択された部品に対応する情報とが入れ替えられる。
【0045】
例えば、図18(a)に示すように、指定された部品Bの対応する情報Bの格納位置を示すインデックス[1]を”1”だけ増加して新たなインデックス[2]が取得される。そして、このインデックス[2]にセットされていた部品Cに対応する情報C(部品Cの部品データへのポインタ値)と、選択された部品Bに対応する情報Bとが、図18(c)に示すように入れ替えられる。
【0046】
このように、下移動処理では、指定された部品に対応する情報のワークエリア上での配列順位が1つ下げられる。
上記のように部品が選択された状態で、「削除」の制御ボタンが選択されると、選択された部品に対する削除処理が行なわれる(S205(3))。この削除処理では、制御ユニット10は、現在取得しているインデックスで指し示される格納位置にセットされた当該選択された部品に対応した情報をワークエリアから削除する。そして、現在のインデックスで指される格納位置より下の格納位置にセットされた情報の格納位置が1つずつ上げられる。
【0047】
例えば、図18(a)に示すように、指定された部品Bの対応する情報Bの格納位置を示すインデックス[1]が取得されている場合、このインデックス[1]にセットされる当該選択された部品Bに対応する情報Bが、図18(d)に示すようにワークエリアから削除される。そして、現在のインデックス[1]で指される格納位置より下の格納位置にセットされた情報C及び情報Dの格納位置が1つずつ上げられる(図18(d)参照)。
【0048】
上記のように部品が選択された状態で、「追加」の制御ボタンが選択されると、追加処理が行なわれる(S205(4))。この追加処理では、まず、データ格納領域に保存された全ての部品データの部品名が、例えば、図20に示すように、表示画面上にリストとして表示される。そして、ユーザが入力ユニット50(マウス)を用いて追加配列を希望する部品を選択すると、その部品に対応した情報(部品データへのポインタ値)が、現在のインデックスで指される格納位置の直後の(次の)格納位置にセットされる。そして、現在のインデックスで指される格納位置より下の格納位置にセットされた情報の格納位置が1つずつ下げられる。
【0049】
例えば、図18(a)に示すように、指定された部品Bの対応する情報Bの格納位置を示すインデックス[1]が取得されている場合、図18(e)に示すように、このインデックス[1]で指される格納位置の直後の(次の)格納位置に、追加配列を希望するものとして選択された部品Eに対応する情報E(部品Eの部品データへのポインタ値)がセットされる。そして、現在のインデックス[1]で指される格納位置より下の格納位置にセットされた情報C及び情報Dの格納位置が1つずつ下げられる(図18(e)参照)。
【0050】
更に、「リセット」の制御ボタンの選択操作がなされると、制御ユニット10は、部品リスト格納データエリア内のデータをワークエリアにコピーする(S206)。即ち、上記上移動処理、下移動処理、削除処理、追加処理を行なっている過程で、「リセット」の制御ボタンの選択操作により、ワークエリア内のデータが初期状態にリセットされる。
【0051】
上記各処理により、ワークエリア内のデータが種々更新される。そして、制御ユニット10は、ワークエリア内のデータが更新される毎に、その更新されたワークエリア内の情報に対応した部品名を表示画面上の[部品リスト]ダイアログボックスに表示させる(S207)。従って、ユーザは、表示画面上の[部品リスト]ダイアログボックスに表示される部品名の配列を見ながら、各部品の配置を変更するための上移動処理、下移動処理、削除処理、追加処理等を入力ユニット50(マウス)を使って指示することができる。
【0052】
ここで、例えば、表示ユニット20の画面上に隣接配置された部品A、B、C、Dの図形表示がなされている状態で、部品Aと部品Cを入れ替える場合についての具体的な処理を説明する。
この場合、前述したように、部品名A、B、C、Dが表示された[部品リスト」ダイアログボックスが開かれる(図13(c)参照)。このとき、ワークエリアには、図19(a)に示されるように、各部品に対応する情報A、B、C、Dが部品の配列順序に対応した順序でセットされている。
【0053】
入力ユニット50(マウス)のクリック操作によって、図14に示すように、[部品リスト]ダイアログボックス内の部品Cが選択されると、制御ユニット10は、図19(a)に示すように、ワークエリア上における部品Cに対応する情報Cの格納位置を指すインデックス[2]を取得する。そして、更に、「上移動」の制御ボタンの選択操作が2回行なわれると、上述した上移動処理が連続して2回行なわれる。その結果、指定された部品Cに対応する情報Cがインデックス[2]から2を減じて得られる新たなインデックス[0]が指示する格納位置にセットされ、部品Aと部品Bに対応した情報A、Bの格納位置がそれぞれ1つずつ下げられる(図19(b)、(c)参照)。
【0054】
このとき、表示画面上の[部品リスト]ダイアログボックスには、図19(c)に示すようなワークエリア内の情報に対応して、部品名C、A、B、Dが上から順番に表示された状態となる。そして、この状態で、更に、図15に示すように、部品Aを選択すると、制御ユニット10は、図19(d)に示すように、ワークエリア上において部品Aに対応した情報Aの格納位置を指すインデックス[1]を取得する。
【0055】
この状態で、「下移動」の制御ボタンの選択操作が行なわれると、部品Aに対応した情報Aについての下移動処理が行なわれる。その結果、図19(e)に示すように、インデックス[1]に1を加えた新たなインデックス[2]にその選択された部品Aに対応した情報Aがセットされ、インデックス[2]に今までセットされてていた部品Bに対応する情報Bが1つ上の格納位置にセットされる。
【0056】
このとき、表示画面上の[部品リスト]ダイアログボックスには、図19(e)に示すワークエリア内の情報に対応して、図16(a)に示すように、部品名C、B、A、Dが上から順番に表示された状態となる。この部品C、B、A、Dの配列順序がユーザが希望した配列順序である。
【0057】
この状態で、「OK」の制御ボタンの選択操作を行なうと、制御ユニット10は、図19(e)に示すワークエリア内の情報を部品リスト格納データエリアにコピーする(図5におけるS208)。その後、制御ユニット10は、表示画面上の[部品リスト]ダイアログボックスを閉じる(S209)。
【0058】
なお、[部品リスト]ダイアログボックスに設けられた「キャンセル」の制御ボタンの選択操作を行なった場合、直ちに、[部品リスト]ダイアログボックスが閉じられる(S209)。
上記のような処理により、並べ替え(部品Aと部品Cを入れ替え)られた状態の部品の配列順序で配列された各部品に対応する情報(部品データへのポインタ値)が部品リスト格納データ領域にセットされる。以上により、リスト変更処理P200(図2参照)が終了する。
【0059】
上記のようなリスト変更処理P200が終了すると、制御ユニット10は、例えば、図6に示す手順に従って、再配列表示処理P300(図2参照)を実行する。
図6において、制御ユニット10は、まず、部品リスト格納データエリアの一番目に位置する情報に対応した部品を再配置するための処理を行なう(S301)。例えば、図19(e)に示すワークエリア内の情報と同一の情報を部品リスト格納データエリアが持つ場合、部品リスト格納データエリアの先頭に位置する部品Cの部品データへのポインタ値(P4)に基づいて、当該部品Cの部品データがデータ格納領域(図7参照)から読みだされる。そして、部品選択処理P100(ステップS106)で求められた配列の基準情報に基づいて、当該部品Cの部品データの「配置情報」が書き換えられる。この配列の基準情報は、並び替える前の先頭の部品(この場合部品A)の配置された向き(「配置情報」)と大きさ(「EXTENT情報」)から構成され、その向きとなるように、当該部品Cの「配置情報」が書き換えられる。
【0060】
即ち、図12(a)に示すように、破線で示すもとの部品の「配置情報」とその大きさを表す「EXTNET情報」に基づいて、その部品のいずれかの頂点と実線で示す新たな部品の対応する頂点が一致し、更に、同じ方向に向くように当該新たな部品の「配置情報」が修正される。
【0061】
このように更新された「配置情報」を含む部品Cの部品データに基づいて当該部品Cの図形がメモリユニット40の画像メモリ領域に書き込まれる(再配置される)。
その後、制御ユニット10は、先頭に位置する部品Cの部品データ(「EXTENT情報」)と上述した部品選択処理P100(ステップS107)で得られた部品の並び方向及び合わせ位置の各情報に基づいて、部品リスト格納データエリアの二番目に位置する情報に対応した部品を再配置するための処理を行なう(S302)。即ち、一番目と二番目の部品の並び方向及び合わせ位置の状態(図12(b)参照)が、新たに一番目に配置される部品Cと次に配置される部品Bとの間でも維持されるように、部品Cの部品データ(「EXTENT情報」)と並び方向及び合わせ位置の各情報に基づいて、当該部品Bの部品データ(「配置情報」)が修正される。
【0062】
このように更新された「配置情報」を含む部品Bの部品データに基づいて当該部品Bの図形がメモリユニット40の画像メモリ領域に書き込まれる(再配置される)(S303)。
更に、制御ユニット10は、部品リスト格納データエリアに格納された情報全てについての処理が終了したか否かを判定する(S304)。そして、部品リスト格納データエリアに格納された最後の情報についての処理が終了したと判断するまで、制御ユニット10は、上述したような前に再配置された部品の「EXTENT情報」と部品選択処理P100で得られた並び方向及び合わせ位置の各情報とに基づいて次の部品の部品データを修正する処理(S302)と、その修正された部品データに基づいて、当該次の部品の図形をメモリユニット40の画像メモリ領域に書き込む処理(S303)とを繰り返す。
【0063】
上記手順に従った再配列表示処理P300により、部品リスト格納データエリアに格納されたポインタ値で指定されるデータ格納領域内の各部品C、B、A、Dの部品データ(「配置情報」)が、部品C、B、A、Dの順序で隣接配置されるように修正される。そして、その修正された部品データに基づいて各部品C、B、A、Dの図形がメモリユニット40の画像メモリ内に展開される。
【0064】
制御ユニット10は、上記のようにして展開された画像メモリ内の情報に基づいて、部品C、B、A、Dの図形を表示ユニット20の画面上に表示させる。その結果、図16(b)に示すように、順次隣接配置された部品C、B、A、Dの図形表示が表示画面上でなされる。
【0065】
上記のような処理により、最初、図13(a)に示すように、順次隣接配置された部品A、B、C、Dから部品Aと部品Cとが入れ替えられた状態で再配置された部品C、B、A、Dが、図16(b)に示すように画面上に表示される。
上記のようなシステムでは、並べ替えをすべき部品列を指定した後は、[部品リスト]ダイアログボックス上でのマウス等を使用した選択操作だけで、表示される部品の配列を変更することができる。従って、部品の図形を正確に接するように移動させる等の操作が必要なくなり、より簡単な操作で表示された部品の並べ替えが可能となる。
【0066】
上述した本発明の実施の形態において、ディスクユニット70が部品情報格納手段に対応し、図3及び図4に示す処理及び図5に示すステップS201、S202、S203での処理が制御画面表示手段及(部品リスト表示手段)に対応する。また、入力ユニット50及びその操作入力に基づいて実行されるべき図5に示すステップS205(1)、S205(2)、S205(3)、S205(4)、S207、S208での処理が配列順序入力手段(配列情報変更手段)に対応する。
【0067】
更に、図6に示すステップS301及びS302での処理が配置情報修正手段に対応する。
【0068】
【発明の効果】
以上、説明してきたように、各請求項に記載された本発明によれば、制御画面に希望する各部品の配列順序を表す情報を入力するだけで、図形表示された各部品を画面上で移動させる操作等を行なわずに、図形表示された各部品の配列順序を変更することができる。従って、隣接配置されるように表示画面上に図形表示された複数の物体(部品)の配置替えが比較的容易な操作でできるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る図形表示装置が構築されるコンピュータシステムのハードウエア構成を示すブロック図である。
【図2】本発明に係る図形表示装置での基本的な処理を表すフローチャートである。
【図3】図2に示す部品選択処理P100の手順を示すフローチャート(その1)である。
【図4】図2に示す部品選択処理P100の手順を示すフローチャート(その2)である。
【図5】図2に示すリスト変更処理P200の手順を示すフローチャートである。
【図6】図2に示す再配列表示処理P300の手順を示すフローチャートである。
【図7】データ格納領域の構造を示す図である。
【図8】部品リスト格納データエリアの構造を示す図である。
【図9】各部品のEXTENT情報及び配置情報を表す図である。
【図10】部品の並び方向を示す図である。
【図11】部品の合わせ位置を示す図である。
【図12】第一番目と第二番目の部品の再配置の状態を示す図である。
【図13】表示画面上に図形表示された部品及び最初に開かれた[部品リスト]ダイアログボックスを示す図である。
【図14】図形表示され部品の配列順序を変更するために操作された[部品リスト]ダイアログボックス(その1)を示す図である。
【図15】図形表示され部品の配列順序を変更するために操作された[部品リスト]ダイアログボックス(その2)を示す図である。
【図16】部品の配列順序が変更された場合の[部品リスト]ダイアログボックス及びその変更後に図形表示された部品を示す図である。
【図17】ワークエリアと部品リスト格納データエリアの関係を示す図である。
【図18】部品の配列順序を変更するために操作されるワークエリアの情報を示す図である。
【図19】部品の配列順序を変更するために操作されるワークエリアの情報を示す図である。
【図20】システムに登録された部品のリストの表示ウインドウを示す図である。
【図21】部品の配列順序を変更するための従来の操作を説明する図である。
【符号の説明】
10 制御ユニット
20 表示ユニット
30 I/Oインタフェース
40 メモリユニット
50 入力ユニット
60 CD−ROMドライブユニット
70 ディスクユニット
Claims (2)
- 表示画面上に図形表示された隣接配置される複数の部品の配列を変更する図形処理装置において、
各部品の画面上での表示位置に関する情報とその形状に関する情報とを格納した部品情報格納手段と、
画面上に表示されるべき各部品の配列順序を表す情報が入力される制御画面を表示させる制御画面表示手段と、
制御画面に各部品の配列順序を表す情報を入力するための配列順序入力手段と、
制御画面に入力された各部品の配列順序を表す情報に基づいて、部品情報格納手段に格納された各部品の画面上での表示位置に関する情報を修正する配置情報修正手段と
を有し、
上記制御画面表示手段は、画面上に表示された各部品の配列順序を表す情報を初期情報として含む制御画面を表示させる手段を有し、
上記配列情報入力手段は、制御画面に初期情報として表示された各部品の配列順序を表す情報を、実際に表示させるべき各部品の配列情報を表す情報に変更する配列情報変更手段を有し、
上記初期情報を含む制御画面表示させる手段は、画面上に表示された各部品の配列順序に対応した順序で配列された各部品を特定する情報を初期情報として含む制御画面を表示させる部品リスト表示手段を有し、
上記配列情報変更手段は、部品リスト表示手段にて表示された制御画面に含まれる各部品を特定する情報の配列順序を変更する手段を有し、
配置情報修正手段は、図形表示されるべき部品の配列状態が、上記変更された各部品を特定する情報の配列順序に対応したものなるように、部品情報格納手段に格納された各部品の表示画面上での位置に関する情報を修正するようにし、
該修正された各部品の表示画面上での表示位置に関する情報および各部品の形状に関する情報に基づいて、当該各部品の図形表示を表示画面上で行なうようにしたことを特徴とする図形処理装置。 - 表示画面上に図形表示された隣接配置される複数の部品の配列を変更する図形処理装置において、
各部品の画面上での表示位置に関する情報とその形状に関する情報とを格納した部品情報格納手段と、
画面上に表示された各部品の配列状態に対応した順序で各部品を特定する情報を表示画面上にリスト表示させる部品リスト表示手段と、
部品リスト表示手段にて画面上にリスト表示された各部品を特定する情報の配列順序を変更する配列順序変更手段と、
図形表示されるべき部品の配列状態が、配列順序変更手段にて変更された各部品を特定する情報の配列順序に対応したものなるように、部品情報格納手段に格納された各部品の表示画面上での位置に関する情報を修正する配置情報修正手段とを有し、
該修正された各部品の表示画面上での位置に関する情報および各部品の形状に関する情報に基づいて、当該各部品の図形表示を表示画面上で行なうようにしたことを特徴とする図形処理装置。
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