JP3865695B2 - エッチング装置の電極部劣化防止機構、エッチング装置、エッチング装置の電極部劣化防止方法及びエッチング方法 - Google Patents

エッチング装置の電極部劣化防止機構、エッチング装置、エッチング装置の電極部劣化防止方法及びエッチング方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、半導体製造に用いるエッチング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7(A)及び(B)と、図8(A)及び(B)には、従来の半導体製造に用いるエッチング装置の反応室10で行われる一連の工程フローを示してある。図7(A)から図8(B)を参照して、反応室10の構成について説明する。
【0003】
図7(A)に示すように、エッチング装置の反応室10は、その内部に電極部12と放電部14とを具える。放電部14は、電極部12と対向して設けられ、高周波電源(RF電源)16が接続されている。
【0004】
反応室10へのエッチングガスの導入は、周知の通り、通常、放電部14が有する複数の通気部から行われる。図7(A)に通気部は図示されていない。RF電源16より放電部14に高周波電圧が印加されると、この放電部14と電極部12との間にプラズマが発生する。尚、高周波電圧は電極部12に印加されることもある。
【0005】
反応室10では、上述したような手順によって発生したプラズマを用いて、エッチング処理が行われる。次に、このエッチング処理について説明する。
【0006】
まず、図7(A)及び(B)に示す工程について説明する。図示されていないロードロック室から反応室10内に移送されてきた基板26は、図7(A)に示すように、電極部12上に設置される。具体的に、基板26は、電極部12上にクランプリング装置28等の手段によって固定される。図7(A)は、基板26を、クランプリング装置28でその基板の両側をクランプすることによって、電極部12上に固定する様子を示している。尚、以下の工程において、この基板26の固定は、図7(A)と同様の手法によって行われる。
【0007】
また、電極部12は、複数の開口部24を有している。そして、これら複数の開口部24のそれぞれはガスライン22に接続される。図7(A)に示すように、ガスライン22は、冷却ガスライン20と、第4バルブ32を介して冷却ガスライン20に接続された排気ライン18とによって構成される。排気ライン18にはターボポンプ(TP)40と、このターボポンプ40及び反応室10間に設けられた排気バルブ42とが設置されている。この排気バルブ42が開放されているとき、ターボポンプ40によって反応室10内の排気ガスが排気される。
【0008】
一方、冷却ガスライン20は、冷却ガス源(図示されていない)と、複数の開口部24との間に接続される。この冷却ガスライン20には、冷却ガス源側から開口部24側へと、マスターバルブ21、圧力計38、マスフローコントローラ(以下、単に、MFCと称する。)36、第3バルブ30が設けられている。上述した第4バルブ32は、冷却ガスライン20の第3バルブ30及び開口部24間と、排気ライン18の排気バルブ及びターボポンプ40間とを接続すなわち連結するガス流路ライン(分岐ライン)23に設けてある。
【0009】
基板26は、電極部12上に設置される。第4バルブ32を閉じた状態で、複数の開口部24のそれぞれに、冷却ガスライン20より冷却ガスが供給される。通常、基板26に対し、エッチングが行われるとき、プラズマからの熱やエッチングの反応熱により、基板26の表面温度が上昇し、そのため、エッチング速度の変化や基板26面内のエッチング速度の均一性が悪化する。冷却ガスライン20には第3バルブ30が設置されている。この第3バルブ30を開いて冷却ガスの供給を行うことにより、上述したエッチング速度の均一性の悪化を防いでいる。尚、冷却ガスライン20には、MFC36及び圧力計38が設置され、この冷却ガスライン20における冷却ガスの流量及び圧力は、MFC36及び圧力計38によって制御される。また、冷却ガスとしては、一般的に、ヘリウム(He)等の希ガスが用いられる。
【0010】
ここで、図7(A)及び(B)に示すマスターバルブ21、第3バルブ30、第4バルブ32、及び排気バルブ42は、開いている状態を白抜きで示し、及び閉じている状態を黒塗りで示してある。図8(A)及び(B)に示す各バルブ21、30、32、及び42の開状態及び閉状態についても、同様に、白抜き及び黒塗りで示してある。また、上述した図7(A)及び(B)、図8(A)及び(B)にそれぞれ示すガスライン22の構成は、同一構成である。
【0011】
上述したように、電極部12上に固定された基板26の裏面に、複数の開口部24から冷却ガスが供給されている状態で、基板26表面の被エッチング膜のエッチングを行う。図7(B)には、既に説明した手順によって発生されたプラズマ34を用いて、基板26表面の被エッチング膜のエッチングを行うようすを示してある。尚、図7(B)に示すガスライン22において、第3バルブ30は開いており、また、第4バルブ32は閉じた状態にある。
【0012】
次に、図8(A)及び(B)を参照して、図7(B)の工程の後に行われる処理について説明する。高周波電圧の印加及び反応室10内へのエッチングガスの供給を停止し、基板26に対するエッチングを終了させる。しかる後、図8(A)に示すように、第3バルブ30を閉じ、それぞれの開口部24への冷却ガスの供給を中断する。一方、第4バルブ32を開き、第3バルブ30と各開口部24との間の冷却ガスを、排気ライン18へ排気する。
【0013】
その後、図8(B)に示すように、第4バルブ32を閉じ、及び第3バルブ30も閉じた状態で、クランプリング装置28を解除して、エッチングが終了した基板26を、反応室10から図示しないアンロード室へ搬送する。ここで、基板26に対する一連のエッチング処理は終了される。
【0014】
エッチング装置の反応室10では、以上説明したような手順によって、基板26に対するエッチング処理が繰り返し行われる。このエッチング処理の際に生成する反応生成物の脱離成分等が、反応室10へ吸着し、かつ堆積する恐れがある。この、反応室10に吸着及び堆積した脱離成分等を、当該反応室10から除去する方法については、下記特許文献1に開示されている。
【0015】
【特許文献1】
特開平6−314675号公報
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、図8(B)に示すように、エッチングが終了した基板26をアンロード室へ搬送している間、すなわち、前のエッチング処理から次のエッチング処理までの、いわゆる非エッチング処理の期間、電極部12表面が反応室10内に露出した状態にある。このとき、電極部12の開口部24も反応室10内に露出した状態となる。
【0017】
この状態において、それぞれの開口部24へも、上述した脱離成分が吸着するおそれがある。また、前述した脱離成分が電極部12上に堆積し、この堆積物が、開口部24に入り込んだり落ち込んだりすることにより、開口部24がふさがれてしまう恐れがある。
【0018】
電極部12における開口部24のサイズ、個数及び配置等は、基板26に対するエッチングの均一性等の特性を考慮して予め設計される。従って、上述したように、開口部24へ堆積物が付着すると、開口部24のサイズが変わり、結果的に、個数及び配置等の状態が実質的に変わってしまう。その結果、反応室10におけるエッチング時の基板26の冷却効率が低下し、従って、エッチングの特性も変化する。
【0019】
この発明は、以上のような問題点に鑑み成されたものであり、従って、この発明の目的は、開口部への堆積物の付着による電極部の劣化を防止するための機構及び方法を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するため、この発明の電極部劣化防止機構は、エッチング装置の反応室に設けられる電極部であって、エッチング処理される基板を支持するとともに、開口部を複数有する電極部と、エッチング処理の前工程及び後工程の双方またはいずれか一方において、開口部に対する堆積物の付着を防止するため、開口部のそれぞれに通気されるガスを供給するために、開口部のそれぞれに連通されており、エッチング処理時には、ガスの一部分を、基板を冷却するための冷却ガスの一部分として供給する第1冷却ガスライン、及び第1冷却ガスラインに連通された第2冷却ガスラインを具えており、第2冷却ガスラインには、第1バルブ及び第2バルブを、それぞれ、これら第1及び第2バルブの間に、ガスの残りの一部分を冷却ガスの他の一部分として予め充填できるように設けてあるガス供給ライン、ガス供給ラインと連通され、反応室内の排気ガスもしくはガスを排気するための排気ラインを含むガスラインとを具える。
【0021】
そして、上述した構成を有する機構において、この発明の電極部劣化防止方法は、エッチング装置の反応室に設けられ、エッチング処理される基板を支持し、及び複数の開口部が設けられている電極部の劣化を防止するに当たり、エッチング処理の前工程及び後工程の双方またはいずれか一方において、電極部が有する複数の開口部のそれぞれに連通されたガス供給ラインからガスの供給を行い、このガス供給ラインと連通された排気ラインによって、反応室内の排気ガスもしくはガスを排気することによって、開口部に対する堆積物の付着を防止するエッチング装置の電極部劣化防止方法であって、ガス供給ラインは、第1冷却ガスラインと、該第1冷却ガスラインに連通された第2冷却ガスラインとを具えており、第2冷却ラインは、第1バルブと第2バルブとを具えており、エッチング処理時には、ガスの一部分を、基板を冷却するための冷却ガスの一部分として第1冷却ガスラインから供給し、及び、この第1バルブと第2バルブとの間にガスの残りの一部分を冷却ガスの他の一部分として予め充填する。
【0022】
例えば、所定のエッチング終了後基板を搬送するあいだ、反応室ではエッチングは実施されていない状態にあり、このとき、既に説明したように、電極部表面は反応室内に露出した状態となる。この発明の電極部劣化防止機構及び方法によれば、非エッチング処理期間中に、複数の開口部へ任意好適なガスを吹き付けることにより、これら開口部への堆積物の付着を、効率的に防止することができる。
【0023】
また、上述したこの発明の電極部劣化防止機構を有するエッチング装置の反応室に、放電部を電極部と対向して設ける。そして、このエッチング装置において、放電部と電極部との間に発生されるプラズマを用いて、基板をエッチング処理した後、上述したこの発明の電極部劣化防止方法を行う。
【0024】
上述したように、この発明の電極部劣化防止機構及び方法は、電極部が有する複数の開口部への堆積物の付着を防止する。よって、この発明の電極部劣化防止機構を有するエッチング装置では、電極部が有する複数の開口部のサイズや、個数及び配置の状態の変化は抑制され、従って、反応室で行われるエッチング時の基板の冷却効率の低下、及びエッチングの特性の変化による電極部の劣化を防止することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して、この出願に係る発明による実施の形態について説明する。尚、以下の説明に用いる各図は、この発明を理解できる程度に構成要素の各々を概略的に示してあるにすぎず、従って、この発明が図示例のみに限定されるものでないことは理解されたい。また、参照する各図において、同様な構成要素については、同一の符号を付して示し、特に説明の必要のある場合を除き、それらの重複する説明を省略する。
【0026】
[第1の実施の形態]
この発明の第1の実施の形態について説明する。図1(A)、(B)及び(C)には、この実施の形態に係る工程フローを示してある。まず、図1(A)を参照して、この実施の形態の構成について説明する。尚、図1(B)及び(C)に示す構成は、以下に説明する構成と同様である。
【0027】
この実施の形態の電極部劣化防止機構は、エッチング装置の反応室10に対して設けられる。図1(A)に示す構成によれば、この実施の形態の電極部劣化防止機構は、反応室10内に設けられる電極部12と、ガスライン122とを具える。電極部12は、エッチング処理される基板26を支持するとともに、開口部24を複数有する。尚、反応室10及びガスライン122は、図7及び図8に示す従来例と同様の構成要素を有する。よって、図1(A)、(B)及び(C)において、図7及び図8に示す従来例と同様の構成要素については、同一の符号を付して示し、重複する説明は省略する。
【0028】
ここで、基板26は、図7及び図8を参照して既に説明したように、電極部12上にクランプリング28等の任意好適な手段によって固定されるのが好ましい。
【0029】
また、ガスライン122は、開口部24のそれぞれと接続されるガス供給ライン120と、該ガス供給ライン120と第6バルブ132を介して接続された排気ライン18とから構成される。この実施の形態において、排気ライン18は、図7及び図8を参照して説明した構成と同様の構成であるのが望ましい。よって、排気ライン18について、重複する説明は省略する。また、ガス供給ライン120は冷却ガスラインと兼用して用いられる。この実施の形態の冷却ガスライン120の構成について、その詳細は後述する。
【0030】
次に、この実施の形態の電極部劣化防止機構における各部構成要素の動作について、図1に示す工程フローを参照して説明する。ここで、図1(A)〜(C)に示す各工程を、図7及び図8を参照して説明した一連のエッチング処理終了後、該エッチング処理の後工程として行う場合について以下に説明する。
【0031】
尚、図7及び図8を参照して説明した一連のエッチング処理終了後、行われる工程(すなわち、エッチングが行われていない非エッチング工程)をエッチング処理の後工程という。また、図7及び図8を参照して説明した一連のエッチング処理が行われる前の工程(すなわち、エッチングが行われていない非エッチング工程)を、エッチング処理の前工程という。また、図1(A)〜(C)には、アンロード室及びロードロック室は図示されていない。
【0032】
この実施の形態によれば、図1(A)に示す冷却ガスライン120は、冷却ガス供給ライン(図示されていない)と開口部24との間に接続されている。このガスライン120は、図7及び図8に示した冷却ガスライン20と同様の構成を有していて、同様の動作機能を有している。すなわち、エッチング処理時に、基板26を冷却するため、ガス供給源から冷却ガスライン120を経て開口部24のそれぞれに冷却ガスを供給する。冷却ガスライン120には、第5バルブ130が設置されている。冷却ガスは、開状態にある第5バルブ130を経て開口部24へと供給される。尚、図7及び図8に示す冷却ガスライン20と同様、この実施の形態の冷却ガスライン120には、第5バルブ130の上流側(ガス供給源側)に、MFC36及び圧力計38が設置されるのが好適である。このように構成することにより、これらMFC36及び圧力計38によって、冷却ガスライン120における冷却ガスの流量及び圧力が好適な値に制御可能となる。また、この実施の形態において用いられる冷却ガスについても、図7及び図8を参照して説明した従来例と同様、希ガスを用いるのが望ましい。
【0033】
ここで、図1(A)は、既に図8(A)を参照して説明した工程の直後に行われる工程を示している。図1(A)に示すように、マスターバルブ21、第5バルブ130及び第6バルブ132を閉状態にしておいて、排気バルブ42を開き、ターボポンプ40を作動させて、第5バルブ130と各開口部24との間の冷却ガスを排気する。次に、エッチング処理済の基板26を電極部12上に固定していたクランプリング装置28での固定を解除する。
【0034】
尚、図1(A)〜(C)では、図7及び図8と同様に、各バルブの開状態を白抜きで、及び閉状態を黒塗りで示してある。
【0035】
図1(A)に示す上述した工程に続いて、図1(B)の工程が行われる。図1(B)において、基板26はアンロード室に移送される。このとき、基板26が設置されていた電極部12の上部表面は、反応室10内に露出した状態となる。この状態では、既に説明したように、エッチング時の反応で生成した反応生成物の脱離成分等の堆積物が各開口部24に進入し、該進入した堆積物が開口部24に付着(すなわち吸着もしくは蓄積)されるおそれがある。
【0036】
そこで、この実施の形態によれば、基板26の移送時、マスターバルブ21及び第5バルブ130を開き、冷却ガスをガス供給源から電極部12の各開口部24に供給し、このガス供給により各開口部24に対する堆積物の進入を防止する。このとき、冷却ガスライン120に流す冷却ガスの流量は、排気ライン18のターボポンプ(TP)40に負担をかけないで排気出来る程度の流量であることが好ましい。具体的に、冷却ガスライン120の冷却ガスの流量は、1.69×10-1〜8.45×10-1Pa・m 3 /s)の範囲における所望の数値に、MFC36によって制御されるのが望ましい。この実施の形態によれば、冷却ガスライン120における冷却ガスの最適な流量は1.69×10-1Pa・m 3 /s)である。
【0037】
尚、図1(B)中、各開口部24に対する符号の付与は省略してある。また、各開口部24に付した矢印は、冷却ガスライン120から供給された冷却ガスがそれぞれの開口部24に通気され、反応室10内に流れ込むようすを示している。また、図1(B)の工程において、第6バルブ132は閉じた状態にある。
【0038】
その後、反応室10内にはロードロック室から基板26が搬送されてくる。すなわち、図1(C)に示す工程では、マスターバルブ21及び第5バルブ130を閉じ、各開口部24への冷却ガスの供給を終了した直後に、図1(C)中白抜き矢印で示すようにロードロック室から搬送されてきた基板26が電極部12上に設置される。尚、図1(C)に示す工程では、第6バルブ132は閉じた状態にある。また、図1(C)中、各開口部24に対する符号の付与は省略してある。
【0039】
上述したように、この実施の形態によれば、図1(B)に示す、エッチング処理の後工程であるエッチング非処理時に、冷却ガスライン120から冷却ガスを供給することによって各開口部24への堆積物の進入を防止する。その結果、この実施の形態では、冷却ガスの供給は、各開口部24へ進入した堆積物の付着を防止することが出来る。
【0040】
尚、この実施の形態によれば、図1(B)を参照して説明した工程と同様の手順により、エッチング処理の前工程において、冷却ガスライン120から冷却ガスを供給することによって各開口部24への堆積物の進入を防止する場合があってもよい。この場合、エッチング処理の前工程であるエッチング非処理時における冷却ガスの供給は、各開口部24へ進入した堆積物の付着を防止することができる。
【0041】
[第2の実施の形態]
次に、この発明の第2の実施の形態について説明する。図2(A)、図2(B)、図3(A)及び図3(B)には、この実施の形態に係る工程フローを示してある。
【0042】
まず、図2(A)を参照して、この実施の形態の構成について説明する。尚、図2(B)と図3(A)及び(B)に示す構成は、以下に説明する構成と同様である。
【0043】
この実施の形態の電極部劣化防止機構は、既に図1(A)を参照して説明した、第1の実施の形態と同様の構成を有する。よって、図2(A)及び(B)と図3(A)及び(B)において、第1の実施の形態と同様の構成要素については、同一の符号を付して示し、特に説明を必要とする場合を除き、それらの重複する説明は記載を省略する。
【0044】
この実施の形態において、ガスライン222は、ガス供給ライン220と排気ライン18とを具えている。排気ライン18は第1の実施の形態と同様の構成であるのが望ましい。よって、排気ライン18について、図2(A)中、第1の実施の形態と同様の構成は同一の符号を付して示し、重複する説明は記載を省略する。
【0045】
また、この実施の形態では、ガス供給ライン220は、開口部24とガス供給源との間において、互いに並列に接続された第1冷却ガスライン216と第2冷却ガスライン218とを具える点に特色がある。一方の分岐ラインを構成する第1冷却ガスライン216は、第1の実施の形態で図1(A)〜(C)を参照して説明したガス供給ライン120に相当する。
【0046】
従って、第1冷却ガスライン216は、ガス供給源側から開口部24側へと、マスターバルブ21a、圧力計38a、MFC36、及び第5バルブ130を順に具えている。これらの構成要素は、前述と同様の動作を行うので、それらの重複する説明は省略する。また、この実施の形態において用いられる冷却ガスについても、図7及び図8を参照して説明した従来例と同様、希ガスを用いるのが好ましい。
【0047】
他方の分岐ラインである第2冷却ガスライン218は、ガス供給源側から開口部24側へと、マスターバルブ21b、圧力計38b、第2バルブ232、及び第1バルブ230を順に具えている。第2バルブ232及び圧力計38bは、必要に応じて設ければよい。この圧力計38bによって第2冷却ガスライン218の圧力を制御することが出来る。
【0048】
この実施の形態によれば、図2(A)に示すように、第1冷却ガスライン216において、第5バルブ130は、複数の開口部24に続いて設けられるのが好ましい。そして、開口部24と第5バルブ130との間において、第2冷却ガスライン218の第1バルブ230と接続するとともに、第6バルブ132とも接続している。
【0049】
一方、第1及び第2冷却ガスライン216及び218は、マスターバルブ21a及び21bの下流側で、互いに接続されてガス供給源につながっている。
【0050】
さらに、図2(A)中、第1冷却ガスライン216において、複数の開口部24に対してガスの供給源に向かう、第5バルブ130以降のラインと、第2冷却ガスライン218において、複数の開口部24に対してガスの供給源に向かう、第1バルブ230以降のラインは、並列に設けられる。そして、第2冷却ガスライン218において、前述した第1バルブ230以降のラインは、該第1バルブ230に続いて設けられた第2バルブ232を介して、前述した第1冷却ガスライン216の第5バルブ130以降のラインと接続されるのが好ましい。
【0051】
次に、この実施の形態の電極部劣化防止機構における各部構成要素の動作について、図2及び図3に示す工程フローを参照して説明する。尚、図2(A)〜図3(B)に示す各工程が、第1の実施の形態と同様、図7及び図8を参照して説明した一連のエッチング処理終了後の後工程として行われる場合について説明する。また、図1と同様、図2(A)、図2(B)、図3(A)、及び図3(B)には、アンロード室及びロードロック室は図示されていない。尚、この場合にも、各バルブは開状態を白抜きで、及び閉状態が黒塗りで示してある。
【0052】
まず、図2(A)及び(B)に示す各工程について説明する。図2(A)は、既に図8(A)を参照して説明した工程と同様の工程を示している。図2(A)において、排気バルブ42は開いており、及びターボポンプ40は作動している。一方、マスターバルブ21a及び21b、第5バルブ130及び第1バルブ230は閉じた状態にあり、冷却ガスの開口部24への供給は中断されている。この状態で、第6バルブ132を開いて、第1バルブ230及び第5バルブ130と複数の開口部24との間の冷却ガスを排気する。また、図2(A)に示す工程において、第2バルブ232は閉じた状態にあるのが好ましい。
【0053】
また、この第2の実施の形態では、マスターバルブ21bを開いて冷却ガスを、冷却ガス供給源から第2冷却ガスライン218の第2バルブ232まで供給する。図2(A)に示す構成において、第2冷却ガスライン218にハッチングを付した部分は、冷却ガスが通気されて充填されている部分を示している。一方、マスターバルブ21aは閉じているため、第1冷却ガスライン216において、マスターバルブ21aまで冷却ガスが通気されて充填されている状態にある。
【0054】
ここで、冷却ガスが通気されている部分及び各バルブの状態を、図2(A)と同様にハッチングを付して、図2(B)と、図3(A)及び(B)とに示す。
【0055】
続いて第6バルブ132を閉じ、図2(A)の工程を終了した後、第2バルブ232を開く。上述したような第2冷却ガスライン218の構成において、第2バルブ232を開くと、該バルブ232に続いて設けられた第1バルブ230にまで冷却ガスが通気される。図2(B)の工程では、第1バルブ230にまで冷却ガスが通気された状態で第2バルブ232を閉じ、第1バルブ230と第2バルブ232の間に冷却ガスを充填させた状態にしておく。また、エッチングが終了した基板26を電極部12上に固定しているクランプリング装置28を解除する。
【0056】
その後、図3(A)及び(B)に示す各工程が行われる。図2(B)の工程に続いて行われる図3(A)の工程では、基板26がアンロード室に移送される。このとき、既に説明した図1(B)と同様、電極部12の上部表面は反応室10内に露出した状態となる。このため、開口部24へ進入した堆積物が、該開口部24において付着されるおそれがある。
【0057】
そこで、この実施の形態によれば、図3(A)に示すように、エッチング非処理時に、ターボポンプ40が作動し及び排気バルブ42が開いた状態にある。この状態で、第1バルブ230を開く。その結果、図2(B)の工程において予め第1バルブ230と第2バルブ232との間に充填されている冷却ガスは、電極部12の各開口部24に浸入する。図3(A)において、各開口部24に付した矢印は、第2冷却ガスライン218から供給された冷却ガスがそれぞれの開口部24に通気されているようすを示している。第1バルブ230と第2バルブ232との間に充填させておいた冷却ガスは高圧の状態にある。この実施の形態では、この高圧の冷却ガスを各開口部24に供給する。従って、この実施の形態によれば、電極部12の上部表面が反応室10内に露出した状態において、開口部24への堆積物の進入を防ぐほか、開口部24に進入した堆積物を、開口部24外へはじきとばす効果を奏する。尚、図3(A)の工程は、第1バルブ230を閉じることによって中断される。また、図3(A)の工程において、マスターバルブ21a、第5バルブ130、第6バルブ132及び第2バルブ232は閉じた状態にある。一方、マスターバルブ21bは、開いた状態にある。
【0058】
この実施の形態では、ロードロック室から反応室10内に基板26が搬送されてくるまでの間、ガスライン222を利用して、図2(B)及び図3(A)の各工程を繰り返す。このことによって、エッチング非処理の期間に各開口部24への堆積物が進入するのを防止する。このように、図2(B)及び図3(A)の各工程を繰り返し行うことをフラッシングという。
【0059】
ところで、その後、図3(B)に示す工程において、第1バルブ230を閉じ、各開口部24への冷却ガスの供給を終了させる。この終了の直後に、同図中白抜き矢印で示すようにロードロック室から搬送されてきた基板26が電極部12上に設置される。尚、図3(B)に示す工程では、第1バルブ230以外の他のバルブや、ターボポンプの状態は、前の状態のままである。しかし、マスターバルブ21bは閉じても良い。
【0060】
以上説明したように、この実施の形態によれば、各開口部24への堆積物の進入を防止することによって、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。また、この実施の形態では、フラッシングを行うことにより開口部24に進入した堆積物を、開口部24外へ繰り返しはじきとばすことで、開口部24への堆積物の進入及び付着を効果的に防止することができる。
【0061】
尚、上述した、この実施の形態によれば、第1冷却ガスライン216と第2冷却ガスライン218とを一本のラインとして構成することも可能である。この場合、このラインの構成は、例えば、図1(A)に示す第1の実施の形態の冷却ガスライン120と同様の構成を有する。この際、第1バルブとして第5バルブ130を用い、この第5バルブ130に続いて、MFC36側に第2バルブを設置する構成とするのが好ましい。この場合、冷却ガス等が通気されるラインの数が減少するため、装置の簡略化を図ることができる。
【0062】
一方、既に説明したように、第1冷却ガスライン216にMFC36を設けて、このMFC36によって冷却ガスの流量を制御している。上述したように、第1冷却ガスライン216と第2冷却ガスライン218とを一本のラインとして構成する場合、冷却ガスの圧力は、MFC36に負担をかけない程度であることが好ましい。ここで、図2及び図3を参照して説明した構成では、第1冷却ガスライン216と第2冷却ガスライン218とを別々のラインとして設けるため、第2冷却ガスライン218において冷却ガスを所望の圧力とすることができる。よって、第1冷却ガスライン216と第2冷却ガスライン218とを一本のラインとした構成と比較すると、既に述べたような、開口部24に冷却ガスをフラッシングさせることにより得られる効果をより向上させることができる。
【0063】
尚、この実施の形態によれば、図2(B)及び図3(A)を参照して説明した工程と同様の手順により、エッチング処理の前工程において、各開口部24への堆積物の進入を防止する場合があってもよい。この場合、エッチング処理の前工程において、各開口部24へ進入した堆積物の付着を防止することができる。
【0064】
[第3の実施の形態]
次に、この発明の第3の実施の形態について説明する。図4及び図5には、この実施の形態に係る工程フローを示してある。
【0065】
まず、図4(A)を参照して、この実施の形態の構成について説明する。尚、図4(B)と図5(A)及び(B)に示す構成は、以下に説明する構成と同様である。
【0066】
この実施の形態の電極部劣化防止機構は、既に図1(A)を参照して説明した、第1の実施の形態と同様の構成を有する。よって、図4(A)及び(B)と図5(A)及び(B)において、第1の実施の形態と同様の構成要素については、同一の符号を付して示し、重複する説明は記載を省略する。
【0067】
この実施の形態において、ガスライン322は、ガス供給ライン326と排気ライン18とから構成される。排気ライン18は第1の実施の形態と同様の構成であるのが望ましい。よって、排気ライン18について、図4(A)中、第1の実施の形態と同様の構成は同一の符号を付して示し、重複する説明は記載を省略する。
【0068】
また、この実施の形態では、ガス供給ライン326は、冷却ガスライン320と、クリーニングガスライン324とから構成されるのが好ましい。冷却ガスライン320は、冷却ガス供給源(図示されていない)に接続され、及びクリーニングガスライン324は別のガス供給源(図示されていない)に接続されている。
【0069】
クリーニングガスライン324は、冷却ガスライン320と、第5バルブ130及び開口部24との間に、接続されている。この構成例では、クリーニングガスライン324以外の構成は、図1(A)〜(C)に示す冷却ガスライン120と同様の構成を有し、同様の動作を行う。よって、図4(A)中、冷却ガスライン120と同様の構成については、図1(A)〜(C)と同一の符号を付して示し、重複する説明は省略する。また、この実施の形態において用いられる冷却ガスについても、図7及び図8を参照して説明した従来例と同様、希ガスを用いるのが望ましい。
【0070】
この実施の形態によれば、図4(A)に示すように、冷却ガスライン320において、第5バルブ130は、複数の開口部24に続いて設けられている。そして、冷却ガスライン320はクリーニングガスライン324と第5バルブ130を介して接続される。
【0071】
さらに、冷却ガスライン320において、複数の開口部24に対してガスの供給源に向かう、第5バルブ130以降のラインと、クリーニングガスライン324において、複数の開口部24に対してクリーニングガスの供給源に向かう、第7バルブ330以降のラインは、並列に設けられる。クリーニングガスライン324は、開口部24側からクリーニングガス供給源側に向けて、第7バルブ330、第8バルブ332、及び送られてきたガスから活性のガスを形成して供給する洗浄ガス供給源342を順次具えている。尚、この洗浄ガス供給源342は、送られてきたガスを活性化するタイプの洗浄ガス供給源ではなく、活性ガスを予め貯蔵している洗浄ガス供給源を用いることが出来る。
【0072】
次に、この実施の形態の電極部劣化防止機構における各部構成要素の動作について、図4及び図5に示す工程フローを参照して説明する。尚、図4(A)及び(B)と図5(A)及び(B)に示す各工程が、第1の実施の形態と同様、図7及び図8を参照して説明した一連のエッチング処理終了後、該エッチング処理の後工程として行われる場合について説明する。また、図1と同様、図4(A)及び(B)と図5(A)及び(B)には、アンロード室及びロードロック室の図示を省略してある。
【0073】
まず、図4(A)及び(B)に示す各工程について説明する。図4(A)は、既に図8(A)を参照して説明した工程と同様の工程を示している。図4(A)において、冷却ガスライン320の第5バルブ130及びマスターバルブ21は閉じてある。また、クリーニングガスライン324の第7バルブ330は、閉じた状態にある。従って、冷却ガスの開口部24への供給は中断されている。この状態で、第6バルブ132を開いて、第7バルブ330及び第5バルブ130と複数の開口部24との間の冷却ガスを排気する。
【0074】
また、この実施の形態では、クリーニングガスライン324から、第7バルブ330を介して、各開口部24に洗浄ガスが供給される。クリーニングガスライン324からの洗浄ガスの供給について詳細は後述する。
【0075】
図4(A)に示す構成において、クリーニングガスライン324にハッチングを付した部分は、洗浄ガスが通気されている部分を示している。図4(A)に示す工程では、第7バルブ330は閉じていて第8バルブ332は開いているため、クリーニングガスライン324において、洗浄ガス供給源342から第7バルブ330まで冷却ガスが通気されている状態にある。
【0076】
ここで、洗浄ガスが通気されている部分及び各バルブの状態を、図4(A)と同様にして、図4(B)と、図5(A)及び(B)にハッチングを付して示す。
【0077】
続いて図4(B)の工程では、第6バルブ132を閉じ、図4(A)の工程を終了させる。そして、エッチングが終了した基板26が電極部12上に固定され、及び第5バルブ130が閉じた状態で第7バルブ330を開く。上述したようなクリーニングガスライン324の構成において、第7バルブ330を開くと、各開口部24に洗浄ガスが供給される。このとき図4(B)に示すように、洗浄ガスは、第5バルブ130及び第6バルブ132と各開口部24間にも通気される。
【0078】
この実施の形態によれば、洗浄ガスとしてオゾン(O3)等の反応性の高いガスを用いるのが好ましい。既に説明したように、エッチングが行われていない、いわゆるエッチング非処理時に、各開口部24に吸着もしくは蓄積するおそれのある堆積物は、エッチング時の反応で生成した反応生成物の脱離成分等である。各開口部24に吸着もしくは蓄積された堆積物は、洗浄ガスが各開口部24に通気されると、該洗浄ガスと反応する。その結果、各開口部24に吸着もしくは蓄積された堆積物は、除去される。
【0079】
図4(B)の工程は、第7バルブ330を閉じることによって終了される。その後、図5(A)及び(B)に示す各工程が行われる。
【0080】
図5(A)の工程では、第7バルブ330及び第5バルブ130が閉じている。さらに、基板26が電極部12上に固定されている。この状態で、第6バルブ132を開いて、第7バルブ330及び第5バルブ130と各開口部24との間に通気された洗浄ガスを、排気ライン18に排気する。その後、第6バルブ132を閉じて、図5(A)の工程を終了する。このとき、第8バルブ332は、閉じていてもよい。
【0081】
続いて、図5(B)の工程では、第7バルブ330、第5バルブ130及び第6バルブ132が閉じている状態で、基板26を固定していたクランプリング装置28を解除する。そして、基板26をアンロード室へ移送した時点で、図5(B)の工程を終了する。このとき、第8バルブ332は、閉じていてもよい。
【0082】
ここで、この実施の形態では、図5(B)の工程の際、冷却ガスライン320において、第1の実施の形態で、図1(B)を参照して説明した工程と同様の工程が行われるのが好ましい。従って、この実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果が得られる。
【0083】
さらに、この実施の形態では、反応室10においてエッチング処理終了後、該エッチング処理の後工程として、上述したような手順によって洗浄ガスを通気させ、各開口部24に吸着もしくは蓄積された堆積物の除去を行う。その結果、この実施の形態では、エッチング処理の後工程として、各開口部24において堆積物の除去を行うことによって、該開口部24への堆積物の付着を効果的に防止することができる。
【0084】
尚、上述したこの実施の形態によれば、図5(B)に示す工程において、第5バルブ130及び第6バルブ132が閉じた状態で、第7バルブ330を開き、クリーニングガスライン324から各開口部24へ洗浄ガスを通気することも可能である。この場合、既に説明したように洗浄ガスは反応性の高いガスを用いるため、ロードロック室から搬送されてきた基板26のエッチング処理を行う前に、洗浄ガスが残留しないよう、十分に、反応室10内の排気を行う必要がある。
【0085】
また、図4(A)及び(B)及び図5(A)及び(B)を参照して説明したこの実施の形態では、冷却ガスライン320とクリーニングガスライン324とを兼用させ、一本のガス供給ライン326として構成することも可能である。この場合、ガス供給ライン326の構成は、例えば、図1(A)に示す第1の実施の形態の冷却ガスライン120と同様の構成を有する。従って、この構成によれば、冷却ガスもしくは洗浄ガスのうち、いずれか一方を、開口部24への堆積物の吸着もしくは蓄積を防止するガスとして、用いることができる。また、この場合、冷却ガス等が通気されるラインの数が減少するため、装置の簡略化を図ることができる。
【0086】
[第4の実施の形態]
次に第4の実施の形態として、この発明のエッチング装置について説明する。この実施の形態のエッチング装置は、既に第1〜第3の実施の形態において説明した電極部劣化防止機構を有する。そして、このエッチング装置では、反応室10において、図7及び図8を参照して説明した一連のエッチング処理終了後、エッチング非処理時に、第1〜第3の実施の形態において説明した一連の工程が行われる。
【0087】
既に説明したように、第1〜第3の実施の形態の電極部劣化防止機構は、電極部12が有する複数の開口部24への堆積物の付着を防止する。よって、この実施の形態のエッチング装置では、電極部12が有する複数の開口部24のサイズや、個数及び配置の状態の変化は抑制され、従って、反応室12で行われるエッチング時の基板26の冷却効率の低下、及びエッチングの特性の変化による電極部12の劣化を防止することができる。
【0088】
[変形例]
次に、図6を参照して、この発明の変形例について説明する。図6(A)は上述した各実施の形態における電極部12について、開口部24に注目し、該開口部24の形状を示した横断面図である。
【0089】
図6(B)は、この変形例における開口部624に注目し、該開口部624の形状を示した横断面図である。
【0090】
図6(A)に示すように、図1〜図5を参照して説明した各実施の形態の複数の開口部24a、24b、24c、24d、24eは、電極部12の基板搭載部(基板支持部ともいう)12aに、互いに平行に、かつガス供給ライン(120、220、及び326)と連通して設けられている。各開口部24a、24b、24c、24d、24eは、ガス供給ライン側から電極部12の上面、すなわち電極部12の基板26と対向する面に向かって、鉛直方向に一定の幅xで形成されている。しかし、開口部24の形状は前述した形状に限定されず、図6(B)に示すような構成とすることも可能である。
【0091】
図6(B)に示す開口部624が有する複数の開口部624a、624b、624c、624d、624eのうち、ひとつの開口部624bについて、その構成を説明する。尚、以下に説明するこの開口部624bの構成は、図6(B)に示す他の複数の開口部624a、624c、624d、624eについて同様である。
【0092】
開口部624bは、前述した開口部24の場合と同様に、ガス供給ライン(120、220、または326)側から、電極部12の基板搭載部12aの上面に向かって、鉛直方向に設けられている。但し、開口部の幅は、基板搭載部12aの入口と出口の双方またはいずれか一方の部分で、拡張されている。従って、この開口部の中間部の幅は、xであり、また、入口及び出口での最大拡張幅はx’(このときx’>x)である。開口部の入口及び出口の形状は、中間部と出入口間とが連続的に変化するような、例えばテーパー状な湾曲形状を有している。
【0093】
ここで、例えば、図6(A)の複数の開口部のうち、開口部24bに注目した場合、エッチング非処理時、この開口部24bにおいて、堆積物は、電極部12の上面から下面に向かって徐々に付着する。従って、開口部24bと開口部624bとを比較した場合、上述したような堆積物の付着による形状の変化に対する影響は、図6(B)に示す開口部624bのほうが少なくなる。尚、上述した形状の変化とは、堆積物の付着による開口部24b及び開口部624bの幅の縮小を意味する。
【0094】
既に説明したように、堆積物の付着による開口部のサイズ、個数及び配置等の状態の変化は、エッチング特性や基板26の冷却効率に大きな影響を与える。よって、図6(B)に示すこの変形例によれば、開口部624bにおいて、上述したように形状の変化が緩和されるため、エッチング時のエッチング特性や基板26の冷却効率に対する影響を抑制することができる。
【0095】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明の電極部劣化防止機構及び方法によれば、エッチング非処理時における、複数の開口部への堆積物の付着を防止することができる。よって、この発明の電極部劣化防止機構を有するエッチング装置では、電極部が有する複数の開口部のサイズや、個数及び配置の状態の変化は抑制され、従って、反応室で行われるエッチング時の基板の冷却効率の低下、及びエッチングの特性の変化による電極部の劣化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)、(B)及び(C)は、第1の実施の形態の工程フローを説明するための図である。
【図2】(A)及び(B)は、第2の実施の形態の工程フローを説明するための図である。
【図3】(A)及び(B)は、図2に続く第2の実施の形態の工程フローを説明するための図である。
【図4】(A)及び(B)は、第3の実施の形態の工程フローを説明するための図である。
【図5】(A)及び(B)は、図4に続く第3の実施の形態の工程フローを説明するための図である。
【図6】(A)は、開口部24の形状を説明するための図であって、(B)は、この発明の変形例における開口部624の形状を説明するための図である。
【図7】(A)及び(B)は、従来技術における工程フローを説明するための図である。
【図8】(A)及び(B)は、図7に続く従来技術における工程フローを説明するための図である。
【符号の説明】
10:反応室
12:電極部
14:放電部
16:RF電源
18:排気ライン
20、320:冷却ガスライン
21、21a、21b:マスターバルブ
22、122、222、322:ガスライン
23:分岐ライン
24、24a、24b、24c、24d、24e、624、624a、624b、624c、624d、624e:開口部
26:基板
28:クランプリング
30:第3バルブ
32:第4バルブ
34:プラズマ
36:MFC
38:圧力計
42:排気バルブ
120:ガス供給ライン(冷却ガスライン)
130:第5バルブ
132:第6バルブ
216:第1冷却ガスライン
218:第2冷却ガスライン
220、326:ガス供給ライン
230:第1バルブ
232:第2バルブ
324:クリーニングガスライン
330:第7バルブ
332:第8バルブ
342:洗浄ガス供給源

Claims (13)

  1. エッチング装置の反応室に設けられる電極部であって、
    エッチング処理される基板を支持するとともに、開口部を複数有する電極部と、
    前記エッチング処理の前工程及び後工程の双方またはいずれか一方において、前記開口部に対する堆積物の付着を防止するため、前記開口部のそれぞれに通気されるガスを供給するために、前記開口部のそれぞれに連通されており、前記エッチング処理時には、前記ガスの一部分を、前記基板を冷却するための冷却ガスの一部分として供給する第1冷却ガスライン、及び該第1冷却ガスラインに連通された第2冷却ガスラインを具えており、該第2冷却ガスラインには、第1バルブ及び第2バルブを、それぞれ、これら第1及び第2バルブの間に、前記ガスの残りの一部分を前記冷却ガスの他の一部分として予め充填できるように設けてあるガス供給ライン、該ガス供給ラインと連通され、前記反応室内の排気ガスもしくは前記ガスを排気するための排気ラインを含むガスラインとを具える
    ことを特徴とするエッチング装置の電極部劣化防止機構。
  2. エッチング装置の反応室に設けられる電極部であって、
    エッチング処理される基板を支持するとともに、開口幅が前記電極部の前記基板と対向する面に向かって連続的に広くなるテーパー形状を有する開口部を複数有する電極部と、
    前記エッチング処理の前工程及び後工程の双方またはいずれか一方において、前記開口部に対する堆積物の付着を防止するため、前記開口部のそれぞれに通気されるガスを供給するために、前記開口部のそれぞれに連通されており、前記エッチング処理時には、前記ガスの一部分を、前記基板を冷却するための冷却ガスの一部分として供給する第1冷却ガスライン、及び該第1冷却ガスラインに連通された第2冷却ガスラインを具えており、該第2冷却ガスラインには、第1バルブ及び第2バルブを、それぞれ、これら第1及び第2バルブの間に、前記ガスの残りの一部分を前記冷却ガスの他の一部分として予め充填できるように設けてあるガス供給ライン、該ガス供給ラインと連通され、前記反応室内の排気ガスもしくは前記ガスを排気するための排気ラインを含むガスラインとを具える
    ことを特徴とするエッチング装置の電極部劣化防止機構。
  3. 請求項1又は2に記載のエッチング装置の電極部劣化防止機構において、
    エッチング処理時には、前記ガスを、前記基板を冷却するための前記冷却ガスとする
    ことを特徴とするエッチング装置の電極部劣化防止機構。
  4. 請求項3に記載のエッチング装置の電極部劣化防止機構において、
    前記ガス供給ラインは、前記冷却ガスの流量を1.69×10-1〜8.45×10-1(Pa・m3/s)に制御するマスフローコントローラ(以下、MFCと称す)を具えることを特徴とするエッチング装置の電極部劣化防止機構。
  5. 請求項3に記載のエッチング装置の電極部劣化防止機構において、
    前記ガス供給ラインは、
    前記冷却ガスを供給する冷却ガスラインと、
    該冷却ガスラインと連通され、前記開口部のそれぞれに洗浄ガスを供給するクリーニングガスラインとを含む
    ことを特徴とするエッチング装置の電極部劣化防止機構。
  6. 請求項1〜のいずれか一項に記載の電極部劣化防止機構を有するとともに、
    前記反応室に前記電極部と対向して設けられ、該電極部との間に、前記エッチング処理を行うため、プラズマを発生させる放電部を具える
    ことを特徴とするエッチング装置。
  7. エッチング装置の反応室に設けられ、エッチング処理される基板を支持し、及び複数の開口部が設けられている電極部の劣化を防止するに当たり、
    前記エッチング処理の前工程及び後工程の双方またはいずれか一方において、前記電極部が有する複数の開口部のそれぞれに連通されたガス供給ラインからガスの供給を行い、該ガス供給ラインと連通された排気ラインによって、前記反応室内の排気ガスもしくは前記ガスを排気することによって、前記開口部に対する堆積物の付着を防止するエッチング装置の電極部劣化防止方法であって、
    前記ガス供給ラインは、第1冷却ガスラインと、該第1冷却ガスラインに連通された第2冷却ガスラインとを具えており、
    前記第2冷却ガスラインは、第1バルブと第2バルブとを具えており、
    前記エッチング処理時には、前記ガスの一部分を、前記基板を冷却するための冷却ガスの一部分として前記第1冷却ガスラインから供給し、及び
    前記第1バルブと前記第2バルブとの間に前記ガスの残りの一部分を前記冷却ガスの他の一部分として予め充填する
    ことを特徴とするエッチング装置の電極部劣化防止方法。
  8. 請求項に記載のエッチング装置の電極部劣化防止方法において、
    前記エッチング処理時には、前記ガスを、前記基板を冷却するための前記冷却ガスとし、及び該冷却ガスを前記ガス供給ラインに供給することを特徴とするエッチング装置の電極部劣化防止方法。
  9. 請求項に記載のエッチング装置の電極部劣化防止方法において、
    前記ガス供給ラインにマスフローコントローラ(以下、MFCと称す)を設け、該MFCによって前記冷却ガスの流量を1.69×10-1〜8.45×10-1(Pa・m3/s)に制御することを特徴とするエッチング装置の電極部劣化防止方法。
  10. 請求項に記載のエッチング装置の電極部劣化防止方法において、
    前記ガスの供給は、所定の回数繰り返して行うことを特徴とするエッチング装置の電極部劣化防止方法。
  11. 請求項に記載のエッチング装置の電極部劣化防止方法において、
    前記ガスの一部分の供給及び前記ガスの残りの一部分の供給を、それぞれ、所定の回数繰り返して行うことを特徴とするエッチング装置の電極部劣化防止方法。
  12. 請求項に記載のエッチング装置の電極部劣化防止方法において、
    前記ガス供給ラインを、前記冷却ガスを供給する冷却ガスライン、及び該冷却ガスラインに接続されたクリーニングガスラインで構成し、
    前記エッチング処理の前工程及び後工程の双方又はいずれか一方において、前記開口部のそれぞれに、前記クリーニングガスラインから洗浄ガスを供給することを特徴とするエッチング装置の電極部劣化防止方法。
  13. 前記反応室に前記電極部と対向して放電部を設け、
    該放電部と該電極部との間に発生されるプラズマを用いて、前記基板を前記エッチング処理した後、請求項12のいずれか一項に記載の電極部劣化防止方法を行うことを特徴とするエッチング方法。
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