JP3863236B2 - 漏洩警報装置付きホース - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、漏洩警報装置付きホースに関するものであり、とくには、例えばホースを海や川などの水面上又は水中に設置して使用する状況下で、このホースを水面の上方から輸送流体の漏洩の有無を監視する場合においても、監視員が流体の漏洩の有無を正確に認識できるとともに、ホース同士の接触あるいは作業船や漂流物などとの衝突によって警報装置が破損するのを有効に防止することができる、ホースの端部構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のホースにおいて漏洩を知らせる手段としては、例えば、ホース端部に透明な缶を設置し、油のような輸送流体の漏洩が生じた場合に、漏洩してきた油をこの缶の中に溜めることによって漏洩を知らせる方法か、又は、アメリカ特許第4465105 号公報に開示されているように、漏洩によって生じる油圧を利用してスイッチを作動させて、ホース端部に設置した警報ランプを点灯させることによって漏洩を知らせる方法が一般に知られている。
【0003】
しかし、これらの方法は、警報装置としての透明な缶又は警報ランプが、いずれもホース端部のフランジ付近、多くはニップル上に露出した状態で設けられることが一般的であるため、ホース同士の接触あるいは作業船や漂流物などとの衝突によって警報装置が早期に破損して、実際に輸送流体の漏洩が生じたときには警報装置が作動しないという不都合が生じる場合があった。
【0004】
従って、警報装置は、ホース同士の接触あるいは作業船や漂流物などとの衝突によって破損しないように配置することが望ましい。
かかる破損を防止する手段を開示したものとしては、例えば出願人が先に特開平5-99782 号公報にて開示した漏洩検知ホースがある。
【0005】
このホースは、取付金具の環状突部に設けた貫通穴内に配設したロッド部材を、流体の漏洩が生じた場合にのみ、流体の漏洩による圧力を利用して貫通穴内から外部へ突出させることによって、監視員に輸送流体の漏洩を知らせることができるという利点に加えて、流体の漏洩が生じない場合には、ロッド部材は貫通穴内に収容されたままの状態にあるので、ホース同士の接触等が生じてもロッド部材は何ら破損することがないという利点を有する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、出願人が上記ホースについてさらに鋭意検討を行ったところ、例えば、ホースを水面上又は水中に設置して使用する状況下で、このホースを水面の上方から監視するとき、輸送流体が漏洩してロッド部材が外部へ突出した場合であっても、ロッド部材が細いため、監視員は突出したロッド部材の確認が容易ではなく、よって、漏洩が生じても監視員が認識できないおそれもあった。
【0007】
この発明の目的は、監視員が容易に認識できる警報ライトのような警報装置をホース端部に設けるとともに、警報装置の側周面の周りを保護部で実質的に包囲することによって、ホースを水面上又は水中に設置して使用する状況下においても、監視員が輸送流体の漏洩の有無を迅速かつ正確に認識できるとともに、ホース同士の接触あるいは作業船や漂流物などとの衝突によって警報装置が破損するのも有効に防止することができる漏洩警報装置付きホースを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明の漏洩警報装置付きホースは、内面ゴム層、外面ゴム層、及びこれらの間に介挿した少なくとも1プライからなる第1補強層を有するベースホース本体と、このベースホース本体の端部内面に固定連結される外面部分をもつ取付金具とを具え、取付金具の、前記外面部分から離れた側に位置する端部に連結フランジを設け、この連結フランジと前記外面部分との間に、取付金具の外面に固定される連結部と、これから径方向外方に延びるリブ部とを有する環状部材を設け、ベースホース本体の外周上に、弾性体を介して少なくとも1プライからなる第2補強層を配置し、この第2補強層の端部を前記環状部材との係合によって固定してなるホースにおいて、前記環状部材の連結部に、取付金具の軸線方向に沿って延びる第1孔部分と、連結部上面から下方へ延び、第1孔部分に連通する第2孔部分とを有する少なくとも1個の貫通孔を設け、連結部上面の第2孔部分の開口部に、ホース内を流れる輸送流体の漏洩を検知して警報を発する警報装置を設け、連結部上面の、第2孔部分の開口部位置を含む上面部分に、警報装置の側周面を包囲する保護部を形成し、保護部に凹部を設け、この凹部に警報装置を格納したものである。
【0009】
また、警報装置が、警報部と作動スイッチとを有し、貫通孔の第1孔部分に、大径頭部と小径軸部とを有するロッド部材を配設し、警報装置の作動スイッチがロッド部材の軸線上にあり、輸送流体の漏洩がない場合には、ロッド部材に作用させたばね弾性力によって、ロッド部材の大径頭部は第1孔部分の開口部の閉鎖位置にあり、輸送流体の漏洩がある場合には、輸送流体の漏洩による圧力増加に伴ってロッド部材の大径頭部が前記ばね弾性力に抗して連結フランジに向かう方向に押圧されてロッド部材が移動することによって、ロッド部材の小径軸部先端が警報装置の作動スイッチの押圧位置にあることがより好適である。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下にこの発明に従う漏洩警報装置付きホースの実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、この発明に従う代表的な漏洩警報装置付きホースの端部を中心として示した要部断面図であり、図中1は漏洩警報装置付きホース、2は内面ゴム層、3は外面ゴム層、4は第1補強層、5はベースホース本体、8は取付金具である。
【0011】
図1に示す要部断面をもつホース1は、内面ゴム層2、外面ゴム層3、及びこれらの間に介挿した少なくとも1プライからなる第1補強層4を有するベースホース本体5と、このベースホース本体5の端部内面6a(具体的には内面ゴム層2の端部内面)に固定連結される外面部分7aをもつ取付金具8とを具える。
【0012】
尚、図1では、第1補強層4は、有機繊維をゴム引きした4プライの耐圧補強層4a〜4dで構成してあるが、これらだけには限定されず、他材料、例えばスチールコードなどが適用でき、さらにプライ数の増減等についても、用途に応じて適宜変更することができる。
【0013】
かかるベースホース本体5は、その端部内面6aを、取付金具8の外面部分7aに加硫接着するとともに、内外の耐圧補強層4a,4b のそれぞれの端部分を、取付金具8に、その軸線方向15に所定の間隔をおいて設けた鋸歯状リブ9,10を越えた位置で、ビードワイヤ11, 12を巻き込んで折り返し、それぞれの締付コード13, 14によって強固に締め付けることにより、取付金具8に固定連結する。
【0014】
取付金具8の、前記外面部分7aから離れた側に位置する端部に、他のホースに連結するための連結フランジ16を設け、この連結フランジ16と前記外面部分7aとの間に、取付金具8の外面7に固定される連結部17と、これから径方向外方に延びるリブ部18とを有する環状部材19を設け、ベースホース本体5の外面3a(具体的には外面ゴム層3の外面)上に、弾性体20を介して少なくとも1プライからなる第2補強層21を配置し、この第2補強層21の端部を前記環状部材19との係合によって固定する。
【0015】
尚、図1では、ベースホース本体1の外面上に配置した弾性体20は、漏洩流体の衝撃を吸収するため、たとえば発泡弾性体を用いることが好ましく、これを所定の間隔をおいて螺旋状に巻回することによって、その弾性体20の隣接側壁間に、一条もしくは複数条の漏洩流体導出通路22を形成し、弾性体20及び漏洩流体導出通路22を、ライニングゴム層23および第2補強層21で覆うように構成したが、第2補強層21を構成するプライ数や漏洩流体導出通路22の配設の有無等の構成についても特に限定はせず、必要に応じて適宜変更することができる。
【0016】
弾性体20には、ニトリルブタジエンゴム、スチレンブタジエンゴム、ポリエチレン、塩化ビニール樹脂などの発泡体を用いることが好ましく、また、ライニングゴム層23は、これもまた、ニトリルブタジエンゴム、スチレンブタジエンゴムなどを用いることが好ましい。
【0017】
第2補強層21への埋設コードには、ベースホース本体5のそれぞれの補強層4a,4b,4dに埋設したコードと同一種類のコード、例えばポリエステルコードを用いることが好ましく、その埋設コードの交差角度は、漏洩流体導出通路22の変形を防止すべく、静止角(54.44°) 程度とすることが好ましい。
【0018】
また図1では、ホース自体の浮力を高めるため、第2補強層21の外周側に、たとえば発泡材料からなる浮力材24を配設するとともに、さらにその浮力材24の外周面上にブレーカー、更には外皮ゴム層25を配設してあるが、必要に応じて配設すればよい。
【0019】
第2補強層21は、その端部分を、炭素鋼等の剛性部材からなる環状部材19のリブ部分18を越えた位置で、ビードワイヤ26を巻き込んで折り返すとともに、その折り返し端部分の外周を締付コード27をもって締め込まれ、これによって、第2補強層21は、環状部材19に、ひいては取付金具8に強固に連結される。
【0020】
環状部材19の連結部17に、取付金具8の軸線方向15に沿って延びる第1孔部分28と、連結部上面17a から下方へ延び、第1孔部分28に連通する第2孔部分29とを有する少なくとも1個の貫通孔30を設け、連結部上面17a の第2孔部分29の開口部に、ホース内を流れる輸送流体の漏洩を、貫通孔30を通じて検知して警報を発する警報装置31を設ける。
【0021】
尚、ホースを水面上又は水中に設置して使用する場合には、警報装置31を、第2孔部分29の開口部44にシールリング46を介して取り付け、貫通孔30に外部から水が浸入しないように構成することが好ましい。
【0022】
警報装置31は、図3及び図4に示すように、警報部32と作動スイッチ33とを主要構成とし、作動スイッチがオン状態にある場合には、内蔵バッテリー(図示せず)から警報部32に、作動スイッチ33を介して接続したリード線34を通じて電流が流れ、これによって警報部が光や音等による警報を発することができる。
【0023】
警報部32は、ホースを水面上又は水中に設置して使用する場合には、水密性で発光する水密電球で構成することが好ましいが、用途によっては、音響等による他の警報手段や、又はこれらを組み合わせた構成にしてもよい。
【0024】
また、警報部32は、図3に示すように、電球32を保護するため、その外周を炭素鋼のピアノ線製の網状の保護キャップ35を設けることが好ましい。
【0025】
警報装置31が前記輸送流体の漏洩を検知し警報を発する手段としては、例えば警報部32を水密電球で構成した場合には、図1に示すように、貫通孔30の第1孔部分28にロッド部材36を配置し、このロッド部材36を輸送流体の漏洩による圧力増加に伴って移動させ、警報装置31の作動スイッチ33を押圧することにより、水密電球32を発光させて警報を発する構成にすることが好ましい。
【0026】
この構成をさらに具体的に述べると、図3に示すように、ロッド部材36を、前記第1孔部分28の開口部43側に位置する大径頭部37と、警報装置31の作動スイッチ33側に位置する小径軸部38とで構成し、貫通孔30の第1孔部分28を、前記大径頭部37がシールリング42を介して摺接可能な内径で形成した大径孔部28a と、前記小径軸部38が摺動できる内径で形成した小径孔部28b とで構成し、さらに、ロッド部材36の小径軸部38の外周にコイルばね41を配置することによって、ロッド部材36の大径頭部37を、輸送流体の漏洩がない場合には、第1孔部分28の開口部43の閉鎖位置にばね固定するとともに(図3)、輸送流体の漏洩がある場合には、輸送流体の漏洩による圧力増加に伴ってロッド部材36の大径頭部37が前記ばね力に抗して連結フランジ16に向かう方向に押圧されてロッド部材36が移動し、ロッド部材36の小径軸部先端38a が警報装置31の作動スイッチ33の押圧位置にくるように構成する(図4)。
【0027】
このため、ロッド部材36の寸法は、貫通孔30の第1孔部分28の寸法との関係で設定する必要がある。例えば、ロッド部材36の小径軸部先端38a が警報装置31の作動スイッチ33の押圧位置に移動するとき、ロッド部材36の大径頭部37が、大径孔部28a と小径孔部28b との境界に生じる段差部40に衝合するように構成し、連結フランジ16に向かう方向へのロッド部材36のそれ以上の移動を阻止することが好ましい。
【0028】
環状部材19、ロッド部材36その他を、プラスチック材料、金属材料などの剛性材料で構成することが、耐外傷性を高めて、作動の信頼性を十分に確保する点から好ましい。
【0029】
このホースにおける輸送流体の漏洩が、図1に破線で示すように、取付金具8の外面7に沿って生じる場合には、その漏出流体は、ほぼ直接的に貫通穴30に到達し、それ自身の圧力によって、ロッド部材27を、コイルばね41の力に抗して連結フランジ16方向に押圧する。この結果として、ロッド部材36、ひいては、その小径軸部先端38a が警報装置31の作動スイッチ33の押圧することになり、これによって警報装置31を作動させることによって、監視員その他の作業者が目視等によって感知することができ、輸送流体の漏出の発生を容易に見つけ出すことができる。
【0030】
また、このホースにおける輸送流体の漏洩が、ベースホース本体5の半径方向に通過して漏洩流体導出通路22に達した場合には、その漏出流体は、導出通路22の作用下で、貫通孔30位置へ導びかれ、そこで、ロッド部材36を、前述の場合と同様に押圧し、この場合にもまた、漏出の発生を、容易に、かつ迅速に見い出すことができる。
【0031】
なおこれらのいずれの場合においても、貫通孔30に到達した漏出流体の、ホース外への漏出は、ロッド部材36の大径頭部37に配設したシールリング42によって確実に阻止されることになる。
【0032】
そしてさらに、図1に示すところにおいて、ベースホース本体5の周りの弾性体20から、漏洩流体導出通路22を省いた構造とした場合であって、漏出流体がベースホース本体5をその半径方向に通過したときには、その漏出流体の、半径方向外方へのさらなる漏れ出しを、第2補強層21によって阻止し、また、その第2補強層21をもって、漏出流体の、ホース側への流動をガイドし、そしてついには、その漏出流体の、貫通穴30への流入を余儀なくすることによって、前述したそれぞれの場合と同様に、ロッド部材36を、その小径軸部先端38a が警報装置31の作動スイッチ33の押圧する位置へ移動させることができる。
【0033】
従って、この発明によれば、漏洩流体導出通路22を省いてもなお、第2補強層21の作用下で、漏出流体のホース外への漏れ出しを十分に阻止するとともに、漏洩検知手段を、所期した通りに機能させることができる。
【0034】
また、連結部上面17a の、第2孔部分29の開口部位置44を含む上面部分に、警報装置31の側周面を包囲する保護部45を形成し、保護部45に凹部47を設け、この凹部47に警報装置31を格納したものである。
この保護部45は、ホース同士の接触あるいは作業船や漂流物などとの衝突によって警報装置31が破損するのを防止するために設けるものであるため、警報装置31よりも厚肉にすることが必要である。
【0035】
保護部45は、警報装置31を包囲する部分だけに配置しても、または全周にわたって配置してもよい。
保護部45は、ホースの外面ゴム層3と同じ材質で構成することが好ましい。
【0036】
この発明の漏洩警報装置付きホースは、上述した構成を採用することによって、特にホースを水面上又は水中に設置して使用する状況下においても、監視員が水面の上方から輸送流体の漏洩の有無を正確に認識することができるとともに、警報装置31の、ホース同士の接触あるいは作業船や漂流物などとの衝突による破損をも有効に防止することができる。
【0037】
尚、上述したところは、本発明の実施の形態の一例を示したにすぎず、請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。例えば、警報装置31の警報部32を、図1では、ホースを水面上又は水中に設置した場合を想定して水面の上方から見えるようにホースの上部に配置したが、警報部32は、監視員等が見えやすい位置に配置すればよく、また、警報装置31は、貫通孔30の配設とともに複数個配置してもよく、種々の態様を採ることができる。
【0038】
【発明の効果】
かくしてこの発明によれば、特にホースを水面上又は水中に設置して使用する状況下においても、輸送流体の漏洩の有無を迅速かつ正確に認識することができ、併せて警報装置がホース同士の接触あるいは作業船や漂流物などとの衝突によって破損するのも有効に防止することができる。加えて、警報部が露出した従来ホースのように、実際に輸送流体の漏洩が生じたときに警報装置が作動しないという不都合が生じることもないため、安全面でも優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す要部断面図である。
【図2】図1のホースの端部の平面図である。
【図3】この発明のホースの、警報装置31とロード部材36とを含む部分を抜き出して示した拡大図であり、ホース内を流れる輸送流体の漏洩が生じていない場合のロード部材36の位置を示す図である。
【図4】この発明のホースの、警報装置31とロード部材36とを含む部分を抜き出して示した拡大図であり、ホース内を流れる輸送流体の漏洩が生じた場合のロード部材36の移動した状態を示す。
【符号の説明】
1 漏洩警報装置付きホース
2 内面ゴム層
3 外面ゴム層
4 第1補強層
5 ベースホース本体
6 ベースホース本体5の端部内面
7 取付金具の外面
8 取付金具
9,10 鋸歯状リブ
11, 12 ビードワイヤ
13, 14 締付コード
15 取付金具8の軸線方向
16 連結フランジ
17 環状部材の連結部
18 環状部材のリブ部
19 環状部材
20 弾性体
21 第2補強層
22 漏洩流体導出通路
23 ライニングゴム層
24 浮力材
25 外皮ゴム層
26 ビードワイヤ
27 締付コード
28 第1孔部分
29 第2孔部分
30 貫通孔
31 警報装置
32 警報部
33 作動スイッチ
34 リード線
35 保護キャップ
36 ロッド部材
37 ロッド部材の大径頭部
38 ロッド部材の小径軸部
40 段差部
41 コイルばね
42 シールリング
43 第1孔部分28の開口部
44 第2孔部分29の開口部
45 保護部
46 シールリング
47 保護部45に設けた凹部

Claims (2)

  1. 内面ゴム層、外面ゴム層、及びこれらの間に介挿した少なくとも1プライからなる第1補強層を有するベースホース本体と、このベースホース本体の端部内面に固定連結される外面部分をもつ取付金具とを具え、
    取付金具の、前記外面部分から離れた側に位置する端部に連結フランジを設け、この連結フランジと前記外面部分との間に、取付金具の外面に固定される連結部と、これから径方向外方に延びるリブ部とを有する環状部材を設け、
    ベースホース本体の外周上に、弾性体を介して少なくとも1プライからなる第2補強層を配置し、この第2補強層の端部を前記環状部材との係合によって固定してなるホースにおいて、
    前記環状部材の連結部に、取付金具の軸線方向に沿って延びる第1孔部分と、連結部上面から下方へ延び、第1孔部分に連通する第2孔部分とを有する少なくとも1個の貫通孔を設け、
    連結部上面の第2孔部分の開口部に、ホース内を流れる輸送流体の漏洩を検知して警報を発する警報装置を設け、
    連結部上面の、第2孔部分の開口部位置を含む上面部分に、警報装置の側周面を包囲する保護部を形成し、保護部に凹部を設け、この凹部に警報装置を格納してなることを特徴とする漏洩警報装置付きホース。
  2. 警報装置が、警報部と作動スイッチとを有し、
    貫通孔の第1孔部分に、大径頭部と小径軸部とを有するロッド部材を配設し、
    警報装置の作動スイッチがロッド部材の軸線上にあり、
    輸送流体の漏洩がない場合には、ロッド部材に作用させたばね弾性力によって、ロッド部材の大径頭部は第1孔部分の開口部の閉鎖位置にあり、
    輸送流体の漏洩がある場合には、輸送流体の漏洩による圧力増加に伴ってロッド部材の大径頭部が前記ばね弾性力に抗して連結フランジに向かう方向に押圧されてロッド部材が移動することによって、ロッド部材の小径軸部先端が警報装置の作動スイッチの押圧位置にあることを特徴とする請求項1記載の漏洩警報装置付きホース。
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