JP3861245B2 - 光センサ回路 - Google Patents

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Description

技術分野
本発明は、イメージセンサの画素に用いられ、入射光量に応じて光電変換素子に流れるセンサ電流を対数特性をもったセンサ信号に変換して出力する光センサ回路に関する。
背景技術
従来、この種の光センサ回路にあっては、第1図に示すように、ダイナミックレンジを広げるべく、入射光Lsの光量に応じて光電変換素子としてのフォトダイオードPDに流れるセンサ電流Ipをサブスレッショルド領域を利用した弱反転状態で対数特性をもって電圧信号に変換するMOS型トランジスタQと、その電圧信号に応じて電荷を転送して出力させるCCDとによって構成された光センサ回路が開発されている(1995年発行のテレビジョン学会誌 Vol.49,No.2,pp169〜173,“対数変換CCDラインセンサ”参照)。
第2図は、第1図に示した光センサ回路の等価回路を示している。
このような光センサ回路では、フォトダイオードPDの寄生容量Cpの充放電に時間がかかるようになり、そのために入射光量が急激に減少する場合、特に高輝度入射状態から暗状態に急激に変化する場合に、寄生容量Cpに電荷が残留してしまう。したがって、このような光センサ回路を画素に用いたイメージセンサでは、その残留電荷に起因する残像の発生が問題となる。
また、従来、MOS型トランジスタのサブスレッショルド領域の特性を利用し、そのトランジスタのゲート電圧を固定して、入射光量に応じてフォトダイオードに流れるセンサ電流を弱反転状態で対数特性をもって電圧信号に変換するようにした光センサ回路を画素に用いたイメージセンサがあり、完全な対数出力特性が得られて、ダイナミックレンジが106〜107と広いものになっている(特開平5−219443号公報、特開平7−46481号公報参照)。
このようなトランジスタのサブスレッショルド領域の特性を利用した対数出力型の光センサ回路を画素に用いたイメージセンサでは、背景が暗いときに明るい輝点が移動する際に光の尾を引くいわゆる残像を生じやすいという問題がある。
さらに、従来、MOS型のイメージセンサにあっては、その1画素分の光センサ回路が、第35図に示すように、入射光Lsの光量に応じたセンサ電流を生ずる光電変換素子としてのフォトダイオードPDと、そのフォトダイオードPDに流れるセンサ電流をサブスレッショルド領域の特性を利用して弱反転状態で対数出力特性をもって電圧信号Vpdに変換するトランジスタQ1と、その変換された電圧信号Vpdをハイインピーダンスをもって増幅するトランジスタQ2と、画素読出し信号Vsのパルスタイミングでもってセンサ信号を出力するトランジスタQ3とによって構成されている。それは、ダイナミックレンジを拡大して光信号の検出を高感度で行わせることができるようになっている。そして、光信号の検出に先がけて、トランジスタQ1のドレイン電圧VDを所定時間だけ定常よりも低く設定して、フォトダイオードPDの寄生容量Cの残留電荷を放電させて初期化する。それにより、センサ電流に急激な変化が生じても即座にそのときの入射光Lsの光量に応じた電圧信号Vpdが得られるようにして、入射光量が少ない場合でも残像が生ずることがないようにしている(特開2000−329616号公報参照)。
このような光センサ回路では、初期化時にそのトランジスタのドレイン電圧を定常値よりも低い値に設定する場合、その電源電圧を低インピーダンスをもって段階的に切り換える電圧切換回路を必要として、光センサ回路の構成が複雑になっているという問題がある。
発明の開示
本発明は、入射光量に応じて光電変換素子に流れるセンサ電流を弱反転状態で対数特性をもって電圧信号に変換するMOS型トランジスタと、その電圧信号に応じて電荷を転送して出力させるCCDとによって構成された光センサ回路において、予め光電変換素子の寄生容量に残留する電荷を排出させる初期設定手段を設けて、入射光量が急激に減少しても即座にそのときの入射光の光量に応じた電圧信号が得られるようにして、イメージセンサに残像を生ずることがないようにしている。
また、本発明は、入射光量に応じて光電変換素子に流れるセンサ電流をトランジスタのサブスレッショルド領域の特性を利用した弱反転状態で対数特性をもって電圧信号に変換するようにした光センサ回路にあって、センサ電流に急激な変化が生じても即座にそのときの入射光量に応じた電圧信号が得られ、特に入射光量が少ない場合でも残像を生ずることがないようにするべく、光電変換素子による光検知に先がけてその寄生容量の残留電荷を放電させる初期化手段を設けるようにしている。
さらに、本発明は、入射光量に応じて光電変換素子に流れるセンサ電流をトランジスタのサブスレッショルド領域の特性を利用した弱反転状態で対数特性をもって電圧信号に変換するようにした光センサ回路にあって、そのトランジスタの電源電圧を段階的に切り換える電圧制御を行うようなことなく簡単に初期化を行わせるようにするべく、光電変換素子の寄生容量の充放電を行わせるスイッチング用のトランジスタを別途設けて、光電変換素子による光検知に先がけてそのスイッチング用のトランジスタをオン状態にして寄生容量に残留する電荷を放電させるようにしている。
発明を実施するための最良の形態
本発明による光センサ回路にあっては、第3図に示すように、入射光Lsの光量に応じてフォトダイオードPDに流れるセンサ電流Ipを弱反転状態で対数特性をもって電圧信号に変換するMOS型トランジスタQと、その電圧信号に応じて電荷を転送して出力させるCCDとによって構成されている。そのトランジスタQがゲート固定のn−MOS型のもので、そのトランジスタQのソース側にフォトダイオードPDが接続されている。そして、トランジスタQのドレインD側に電圧切換回路1が設けられており、図示しないコントローラの制御下において、入射光Lsによる電荷の蓄積に先がけて、ドレイン電圧VDを所定時間だけ定常よりも低いローレベルに立ち下げてフォトダイオードPDの寄生容量Cpに残留する電荷を排出して初期化させるようにしている。
第4図は、第3図に示す光センサ回路の等価回路を示している。
第5図は、その光センサ回路における各部信号のタイムチャートを示している。
ここで、t1は初期化のタイミングを、t2は光信号検出のタイミングを示している。トランジスタQのドレイン電圧VDをハイレベルH(定常値)からローレベルL(定常よりも低い値)に切り換える所定時間tmとしては、例えば1画分の読出し速度が100nsec程度の場合に5μsec程度に設定される。図中、TはフォトダイオードPDの寄生容量Cpの電荷蓄積期間を示しており、その蓄積期間TはNTSC信号の場合1/30sec(または1/60sec)程度となる。
このように構成された光センサ回路にあって、t1時の初期化のタイミングをもってトランジスタQのドレイン電圧VDがtm時間のあいだローレベルLに切り換えられると、フォトダイオードPDの寄生容量Cpの残留電荷が排出され、結果としてCCDの等価回路におけるトランジスタ(第4図参照)のゲート電圧VGが一時ローレベルLになる。そして、初期化終了後から電荷の蓄積が開始され、ゲート電圧VGが光電流Ipとつり合う電圧にむけて増大していく。
そして、t2時の光信号検出のタイミングをもってCCDにおけるゲートVRとΦsとがハイレベルHになると、そのVR電極とΦs電極との下に電荷井戸が形成され、ゲートΦdからVGを介してVR電極とΦs電極との下に形成された電荷井戸に光電流Ipに応じた電荷が注入される。次いで、ゲートVRをローレベルLに立ち下げると、ゲートVRの下の電荷井戸は消滅し、電荷はゲートΦsの下に形成された電荷井戸に蓄積される。以降、ゲートΦ1,Φ2が順次ハイレベルHになることによって、電荷が転送されていくことになる。
CCDにおける各ゲートの制御は、図示しないコントローラによって行われることになる。
第6図は、本発明による光センサ回路の他の実施例を示している。
ここでは、光センサ回路が入射光Lsの光量に応じてフォトダイオードPDに流れるセンサ電流Ipを弱反転状態で対数特性をもって電圧信号に変換するMOS型トランジスタQと、その電圧信号に応じて電荷を転送して出力させるCCDとによって構成され、そのトランジスタQがn−MOS型で、フォトダイオードPDのアノード側がそのトランジスタQのドレインDとゲートGとに接続されている。そして、トランジスタQのソースS側に電圧切換回路1が設けられており、図示しないコントローラの制御下において、入射光Lsによる電荷の蓄積に先がけて、ソース電圧VSを所定時間だけ定常よりも高いハイレベルに立ち上げてフォトダイオードPDの寄生容量Cpに残留する電荷を排出して初期化させるようにしている。
第7図は、図6に示す光センサ回路の等価回路を示している。
第8図は、その光センサ回路における各部信号のタイムチャートを示している。ここで、t1は初期化のタイミングを、t2は光信号検出のタイミングを示している。トランジスタQのソース電圧VSをローレベルL(定常値)からハイレベルH(定常よりも高い値)に切り換える所定時間tmとしては、例えば1画素分の読出し速度が100nsec程度の場合に5μsec程度に設定される。
このように構成された光センサ回路にあって、t1時の初期化のタイミングをもってトランジスタQのソース電圧VSがtm時間のあいだハイレベルHに切り換えられると、フォトダイオードPDの寄生容量Cpの残留電荷が排出され、結果としてCCDの等価回路におけるトランジスタ(第7図参照)のゲート電圧VGが一時ハイレベルHになる。そして、初期化終了後から電荷の蓄積が開始され、ゲート電圧VGが光電流Ipとつり合う電圧にむけて減少していく。
そして、t2時の光信号検出のタイミングをもってCCDにおけるゲートVRとΦsとがハイレベルHになると、そのVR電極とΦs電極との下に電荷井戸が形成され、ゲートΦdからVGを介してVR電極とΦs電極との下に形成された電荷井戸に光電流Ipに応じた電荷が注入される。次いで、ゲートVRをローレベルLに立ち下げると、ゲートVRの下の電荷井戸は消滅し、電荷はゲートΦsの下に形成された電荷井戸に蓄積される。以降、ゲートΦ1,Φ2が順次ハイレベルHになることによって、電荷が転送されていくことになる。
第9図は、本発明による光センサ回路のさらに他の実施例を示している。
ここでは、光センサ回路が入射光Lsの光量に応じてフォトダイオードPDに流れるセンサ電流Ipを弱反転状態で対数特性をもって電圧信号に変換するMOS型トランジスタQと、その電圧信号に応じて電荷を転送して出力させるCCDとによって構成され、そのトランジスタQがゲート固定のp−MOS型で、そのトランジスタQのドレインD側にフォトダイオードPDが接続されている。そして、トランジスタQのソースS側に電圧切換回路1が設けられており、図示しないコントローラの制御下において、入射光Lsによる電荷の蓄積に先がけて、ソース電圧VSを所定時間だけ定常よりも高いハイレベルに立ち上げてフォトダイオードPDの寄生容量Cpに残留する電荷を排出して初期化させるようにしている。
第10図は、第9図に示す光センサ回路の等価回路を示している。
第11図は、その光センサ回路における各部信号のタイムチャートを示している。ここで、t1は初期化のタイミングを、t2は光信号検出のタイミングを示している。トランジスタQのソース電圧VSをローレベルL(定常値)からハイレベルH(定常よりも高い値)に切り換える所定時間tmとしては、例えば1画素分の読出し速度が100nsec程度の場合に5μsec程度に設定される。
このように構成された光センサ回路にあって、t1時の初期化のタイミングをもってトランジスタQのソース電圧VSがtm時間のあいだハイレベルHに切り換えられると、フォトダイオードPDの寄生容量Cpの残留電荷が排出され、結果としてCCDの等価回路におけるトランジスタ(第10図参照)のゲート電圧VGが一時ハイレベルHになる。そして、初期化終了後から電荷の蓄積が開始され、ゲート電圧VGが光電流Ipとつり合う電圧にむけて減少していく。
そして、t2時の光信号検出のタイミングをもってCCDにおけるゲートVRとΦsとがハイレベルHになると、そのVR電極とΦs電極との下に電荷井戸が形成され、ゲートΦdからVGを介してVR電極とΦs電極との下に形成された電荷井戸に光電流Ipに応じた電荷が注入される。次いで、ゲートVRをローレベルLに立ち下げると、ゲートVRの下の電荷井戸は消滅し、電荷はゲートΦsの下に形成された電荷井戸に蓄積される。以降、ゲートΦ1,Φ2が順次ハイレベルHになることによって、電荷が転送されていくことになる。
第12図は、本発明による光センサ回路のさらに他の実施例を示している。
ここでは、光センサ回路が入射光Lsの光量に応じてフォトダイオードPDに流れるセンサ電流Ipを弱反転状態で対数特性をもって電圧信号に変換するMOS型トランジスタQと、その電圧信号に応じて電荷を転送して出力させるCCDとによって構成され、そのトランジスタQがp−MOS型で、フォトダイオードPDのアノード側がそのトランジスタQのソースSとゲートGとに接続されている。そして、トランジスタQのドレインD側に電圧切換回路1が設けられており、図示しないコントローラの制御下において、入射光Lsによる電荷の蓄積に先がけて、ドレイン電圧VDを所定時間だけ定常よりも低いローレベルに立ち下げてフォトダイオードPDの寄生容量Cpに残留する電荷を排出して初期化させるようにしている。
第13図は、第12図に示す光センサ回路の等価回路を示している。
第14図は、その光センサ回路における各部信号のタイムチャートを示している。ここで、t1は初期化のタイミングを、t2は光信号検出のタイミングを示している。トランジスタQのドレイン電圧VDをハイレベルH(定常値)からローレベルL(定常よりも低い値)に切り換える所定時間tmとしては、例えば1画素分の読出し速度が100nsec程度の場合に5μsec程度に設定される。
このように構成された光センサ回路にあって、t1時の初期化のタイミングをもってトランジスタQのドレイン電圧VDがtm時間のあいだローレベルLに切り換えられると、フォトダイオードPDの寄生容量Cpの残留電荷が排出され、結果としてCCDの等価回路におけるトランジスタ(第13図参照)のゲート電圧VGが一時ローレベルLになる。そして、初期化終了後から電荷の蓄積が開始され、ゲート電圧VGが光電流Ipとつり合う電圧にむけて増大していく。
そして、t2時の光信号検出のタイミングをもってCCDにおけるゲートVRとΦsとがハイレベルHになると、そのVR電極とΦs電極との下に電荷井戸が形成され、ゲートΦdからVGを介してVR電極とΦs電極との下に形成された電荷井戸に光電流Ipに応じた電荷が注入される。次いで、ゲートVRをローレベルLに立ち下げると、ゲートVRの下の電荷井戸は消滅し、電荷はゲートΦsの下に形成された電荷井戸に蓄積される。以降、ゲートΦ1,Φ2が順次ハイレベルHになることによって、電荷が転送されていくことになる。
また、木発明による光センサ回路にあっては、第15図に示すように、入射光Lsの光量に応じたセンサ電流を生ずる光電変換素子としてのフォトダイオードPDと、そのフォトダイオードPDに流れるセンサ電流を弱反転状態で対数特性をもって電圧信号Vpdに変換するトランジスタQ1と、その変換された電圧信号Vpdをハイインピーダンスをもって増幅するトランジスタQ2と、画信号読出し信号Vsのパルスタイミングでもって画信号を出力するトランジスタQ3とによって構成されている。ここでは、n−MOS型のトランジスタQ1〜Q3を用いるようにしている。図中、CはフォトダイオードPDの接合容量、配線容量などからなる寄生容量である。
そして、このように構成された光センサ回路にあって、特に本発明では、フォトダイオードPDによる光検知に先がけて、トランジスタQ1のドレイン電圧VDを所定時間だけ定常よりも低い値に切り換えて、寄生容量Cに蓄積された残留電荷を排出させて初期化する電圧切換回路1を設けるようにしている。
第16図は、その光センサ回路における各部信号のタイムチャートを示している。ここで、t1は初期化のタイミングを、t2は光検知のタイミングを示している。トランジスタQ1のドレイン電圧VDを定常値(ハイレベルH)から低い電圧(ローレベルL)に切り換える所定時間tmとしては、例えば1画素分の読出し速度が100nsec程度の場合に5μsec程度に設定される。図中、TはフォトダイオードPDの寄生容量Cの蓄積期間を示しており、その蓄積期間TはNTSC信号の場合1/30sec(または1/60sec)程度となる。
このような光センサ回路にあっては、第17図に示すように、入射光量に応じてフォトダイオードPDに流れるセンサ電流が多いときには対数出力特性を示すが、センサ電流が少ないときにはフォトダイオードPDの寄生容量Cの充電に応答遅れを生じてほぼ線形の非対数出力特性を示すようになっている。図中、WAは非対数応答領域を示し、WBは対数応答領域を示している。
トランジスタQ1の対数動作としては、以下のとおりである。
いま、トランジスタQ1のゲート電圧VGを一定に固定して、トランジスタQ1を弱反転状態で動作させると、入射光Lsによって生じた電荷がトランジスタQ1のサブスレッショルド領域でドレインDに排出されるため、第18図に示すように、完全な対数出力特性を示すようになる。
第19図および第20図は、そのときのトランジスタQ1の入射光Lsの光量に応じて生じた電荷qの流れによる動作状態をそれぞれ模擬的に示している。
このようなものでは、入射光量が少ない場合、トランジスタQ1の抵抗値は対数的に上昇するために寄生容量Cの放電速度が遅くなり、残留電荷による容量性の残像が生じてしまう。その場合、暗い背景に動く輝点があると尾を引く現象が顕著となる。
第18図の特性にあって、Aは明から暗になったときに残像が生じやすい領域を示している。
そこで、光検知に先がけて、周期的にトランジスタQ1のドレイン電圧VDを定常よりも低い値に切り換えてフォトダイオードPDの寄生容量Cに電荷を注入させるようにすると、残留電荷の上に大量の新たな電荷が注入されることになる。
第21図は、そのときのトランジスタQ1における電荷qの流れによる動作状態を模擬的に示している。
そして、寄生容量Cに蓄積された残留電荷を放電させて初期化を行わせた後、ドレイン電圧VDをもとの定常値に戻すと、その時点から直ちに入射光Lsの光量に応じた電荷の蓄積が行われて、残像の発生が抑制されることになる。
そのとき、第17図に示す特性にあって、入射光量の少ないWAの領域では対数特性が失われるが、残像が生ずることがなくなる。
第22図は、本発明による光センサ回路の他の実施例を示している。
ここでは、n−MOS型のトランジスタQ1〜Q3を用いるようにしたものにあって、特にトランジスタQ1にディプレッション型のものを使用するようにしている。
この場合には、トランジスタQ1のゲート電圧VGを零(アース電位)にしても同じ効果が得られる。また、ゲート電圧VGの電源を設けなくともよくなる。
第23図は、本発明による光センサ回路のさらに他の実施例を示している。
ここでは、n−MOS型のトランジスタQ1〜Q3を用いたうえで、増幅用のトランジスタQ2のソースS側に出力用のトランジスタQ3を設けて、トランジスタQ3のオン時にトランジスタQ2のドレインD側からセンサ信号を出力させるようにしている。
この場合、第15図の構成によるものに比して、トランジスタQ2を駆動する際に動作点の電位が高くなるが、ゲート電圧VGおよびドレイン電圧VDの電圧を上げることで対応できるようになる。
しかして、この場合にはフォトダイオードPDの充電電圧が上がり、そのために寄生容量Cが小さくなって応答性が良くなる。
第24図は、第15図の構成による光センサ回路における電圧信号Vpd(トランジスタQ2のゲート電圧)に対するセンサ信号の出力特性aと、第23図の構成による光センサ回路における電圧信号Vpd(トランジスタQ2のゲート電圧)に対するセンサ信号の出力特性bとをそれぞれ示している。
第25図は本発明による光センサ回路のさらに他の実施例を示しており、ここでは第23図に示す構成によるものにあって、特にトランジスタQ1にデプレッション型のものを使用するようにしている。
この場合には、トランジスタQ1のゲート電圧VGを零(アース電位)にしても同じ効果が得られる。また、ゲート電圧VGの電源を設けなくともよくなる。
第26図は本発明による光センサ回路のさらに他の実施例を示しており、ここではトランジスタQ1〜Q3にp−MOS型のものを使用するようにしている。
第27図は本発明による光センサ回路のさらに他の実施例を示しており、ここでは第26図に示す構成によるものにあって、特にトランジスタQ1にデプレッション型のものを使用するようにしている。
この場合には、トランジスタQ1のゲート電圧VGを零(アース電位)にしても同じ効果が得られる。また、ゲート電圧VGの電源を設けなくともよくなる。
第28図は、本発明による光センサ回路のさらに他の実施例を示している。
ここでは、p−MOS型のトランジスタQ1〜Q3を用いたうえで、増幅用のトランジスタQ2のソースS側に出力用のトランジスタQ3を設けて、トランジスタQ3のオン時にトランジスタQ2のドレインD側からセンサ信号を出力させるようにしている。
この場合、第26図の構成によるものに比して、トランジスタQ2を駆動する際に動作点の電位が高くなるが、ゲート電圧VGおよびドレイン電圧VDの電圧を上げることで対応できるようになる。
しかして、この場合にはフォトダイオードPDの充電電圧が上がり、そのために寄生容量Cが小さくなって応答性が良くなる。
第29図は、第26図の構成による光センサ回路における電圧信号Vpd(トランジスタQ2のゲート電圧)に対するセンサ信号の出力特性a′と、第28図の構成による光センサ回路における電圧信号Vpd(トランジスタQ2のゲート電圧)に対するセンサ信号の出力特性b′とをそれぞれ示している。
第30図は本発明による光センサ回路のさらに他の実施例を示しており、ここでは第28図に示す構成によるものにあって、特にトランジスタQ1にデプレッション型のものを使用するようにしている。
この場合には、トランジスタQ1のゲート電圧VGを零(アース電位)にしても同じ効果が得られる。また、ゲート電圧VGの電源を設けなくともよくなる。
なお、電圧切換回路1におけるトランジスタQ1のドレイン電圧VDの切り換えは、この光センサ回路を画素に用いたイメージセンサの全体の制御を行うECUの制御下において行われることになる。
また、本発明は,光センサ回路を第31図に示すように構成するようにしている。
その基本的な構成としては、入射光Lsの光量に応じたセンサ電流を生ずる光電変換素子としてのフォトダイオードPDと、そのフォトダイオードPDに流れるセンサ電流を弱反転状態で対数特性をもって電圧信号Vpdに変換するトランジスタQ1と、その変換された電圧信号Vpdをハイインピーダンスをもって増幅するトランジスタQ2と、読出し信号Vsのパルスタイミングでもってセンサ信号を出力するトランジスタQ3とによって構成されている。
そして、このような光センサ回路にあって、本発明では、特に、フォトダイオードPDの寄生容量Cの充放電を行わせるスイッチング用のトランジスタQ4を設けて、フォトダイオードPDによる光検知に先がけて、トランジスタQ4をオン状態にして寄生容量Cに残留する電荷を排出させることによって初期化を行わせるようにしている。
第32図は、その光センサ回路における各部信号のタイムチャートを示している。ここで、t1は初期化のタイミングを、t2は光検知のタイミングを示している。初期化時に、トランジスタQ4のスイッチング電圧Vswをオン電圧にすることによりトランジスタQ4をオン状態にして寄生容量Cに残留する電荷を排出させる期間tmとしては、例えば1画素分の読出し速度が100nsec程度の場合に5μsec程度に設定される。図中、TはフォトダイオードPDの寄生容量Cにおける電荷の蓄積期間を示しており、その蓄積期間TはNTSC信号の場合1/30sec(または1/60sec)程度となる。
このような光センサ回路にあっても、第17図に示すように、入射光量に応じてフォトダイオードPDに流れるセンサ電流が多いときには対数出力特性を示すが、センサ電流が少ないときにはフォトダイオードPDの寄生容量Cの充電に応答遅れを生じてほぼ線形の非対数出力特性を示すようになっている。
第33図は、電荷の蓄積期間TにおけるトランジスタQ1の電荷qの流れによる動作状態を模擬的に示している。このとき、トランジスタQ4のスイッチング電圧Vswはオフ電圧となって、トランジスタQ4はオフ状態になっている。
その際、トランジスタQ4のオフ電圧Vsw(off)としては、第1のトランジスタのゲート電圧をVG(Q1)、その第1のトランジスタのスレッショルド電圧をVth(Q1)、第4のトランジスタのスレッショルド電圧をVth(Q4)としたとき、Vsw(off)≦VG(Q1)−Vth(Q1)−Vth(Q4)によって与えられることになる。
いま、光検知に先がけて、トランジスタQ4をオン状態にしてフォトダイオードPDの寄生容量Cに電荷を注入させるようにすると、残留電荷の上に大量の新たな電荷が注入されることになる。
第34図は、そのときのトランジスタQ1における電荷qの流れによる動作状態を模擬的に示している。
そして、寄生容量Cに残留する電荷を排出させて初期化を行わせた後、トランジスタQ4をオフ状態に戻すと、その時点から直ちに入射光Lsの光量に応じた電荷の蓄積が行われて、残像の発生が抑制されることになる。
その際、第17図に示す特性にあって、入射光量の少ないWAの領域では対数特性が失われるが、残像が生ずることがなくなる。
このように、本発明によれば、フォトダイオードPDによる光検知に先がけてトランジスタQ4をオン状態にすることにより寄生容量Cに残留する電荷を排出させて初期化を行わせた後、トランジスタQ4をオフ状態に切り換えて光検知を行わせるように、トランジスタQ4のオン、オフのスイッチング制御を行わせるだけで、残像の発生が抑制された光検知を行わせることができるようになる。
したがって、従来のように、電源電圧を低インピーダンスをもって段階的に切り換える電圧切換回路を設けて、初期化時にトランジスタQ1のドレイン電圧VDを光検知時の定常値よりも低い値に切り換えるようにする場合に比して、簡単な構成によって初期化を容易に行わせることができるようになる。
なお、トランジスタQ4のオン、オフの切り換えは、この光センサ回路を画素に用いたイメージセンサの全体の制御を行うECUの制御下において行われることになる。
産業上の利用の可能性
本発明は、入射光量に応じて光電変換素子に流れるセンサ電流を弱反転状態で対数特性をもって電圧信号に変換するMOS型トランジスタと、その電圧信号に応じて電荷を転送して出力させるCCDとによって構成された光センサ回路において、予め光電変換素子の寄生容量に残留する電荷を排出させる初期設定手段を設けるようにしたもので、入射光量が急激に減少しても即座にそのときの入射光の光量に応じた電圧信号が得られるようになる。そして、この光センサ回路を画素単位としてイメージセンサを構成すれば、ダイナミックレンジが広く、入射光量が少ない場合でも残像を生ずることがない品質の良い画像を得ることができるようになる。
また、本発明は、入射光量に応じたセンサ電流を生ずる光電変換素子と、その光電変換素子に流れるセンサ電流を弱反転状態で対数特性をもって電圧信号に変換する第1のトランジスタと、その変換された電圧信号をハイインピーダンスをもって増幅する第2のトランジスタと、その増幅された電圧信号を選択的に出力させる第3のトランジスタと、光電変換素子による光検知に先がけてその寄生容量の残留電荷を放電させる初期化手段とによって光センサ回路を構成するようにしている。この光センサ回路を画素単位としてイメージセンサを構成すれば、ダイナミックレンジが広く、入射光量が少ない場合でも残像が生ずることがない品質の良い画像を得ることができるようになる。
さらに、本発明は、光検知時の入射光量に応じて光電変換素子に流れるセンサ電流をトランジスタのサブスレッショルド領域の特性を利用した弱反転状態で対数特性をもって電圧信号に変換して、その変換された電圧信号に応じたセンサ出力を生ずるようにした光センサ回路にあって、光電変換素子の寄生容量の充放電を行わせるスイッチング用のトランジスタを設けて、光電変換素子による光検知に先がけてそのスイッチング用トランジスタのオン、オフの切換えをなすだけの簡単な手段によって初期化を抑わせることができるようにしている。この光センサ回路を画素単位としてイメージセンサをすれば、ダイナミックレンジが広く、入射光量が少ない場合でも残像が生ずることがない品質の良い画像を得ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の光センサ回路を示す電気回路図である。
第2図は、第1図に示す光センサ回路の等価回路図である。
第3図は、本発明による光センサ回路の一実施例を示す電気回路図である。
第4図は、第3図に示す光センサ回路の等価回路図である。
第5図は、第3図に示す光センサ回路における各部信号のタイムチャートである。
第6図は、本発明による光センサ回路の他の実施例を示す電気回路図である。
第7図は、第6図に示す光センサ回路の等価回路図である。
第8図は、第6図に示す光センサ回路における各部信号のタイムチャートである。
第9図は、本発明による光センサ回路の他の実施例を示す電気回路図である。
第10図は、第9図に示す光センサ回路の等価回路図である。
第11図は、第9図に示す光センサ回路における各部信号のタイムチャートである。
第12図は、本発明による光センサ回路の他の実施例を示す電気回路図である。
第13図は、第12図に示す光センサ回路の等価回路図である。
第14図は、第12図に示す光センサ回路における各部信号のタイムチャートである。
第15図は、本発明による光センサ回路の他の実施例を示す電気回路図である。
第16図は、第15図に示す光センサ回路における各部信号のタイムチャートである。
第17図は、第15図に示す光センサ回路のセンサ電流に対する画信号の出力特性図である。
第18図は、第15図に示す光センサ回路における初期化を行わせないときの出力特性図である。
第19図は、第15図に示す光センサ回路における対数変換用のトランジスタの入射光量に応じた電荷の流れによる動作の一態様を模擬的に示す図である。
第20図は、第15図に示す光センサ回路における対数変換用のトランジスタの入射光量に応じた電荷の流れによる動作の他の態様を模擬的に示す図である。
第21図は、第15図に示す光センサ回路における対数変換用のトランジスタの初期化時における電荷の流れによる動作状態を模擬的に示す図である。
第22図は、本発明による光センサ回路の他の実施例を示す電気回路図である。
第23図は、本発明による光センサ回路のさらに他の実施例を示す電気回路図である。
第24図は、第15図に示す光センサ回路と第23図に示す光センサ回路とにおける各対数変換された電圧信号に対するセンサ信号の出力特性をそれぞれ示す図である。
第25図は、本発明による光センサ回路の他の実施例を示す電気回路図である。
第26図は、本発明による光センサ回路のさらに他の実施例を示す電気回路図である。
第27図は、本発明による光セソサ回路のさらに他の実施例を示す電気回路図である。
第28図は、本発明による光センサ回路のさらに他の実施例を示す電気回路図である。
第29図は、第26図に示す光センサ回路と第28図に示す光センサ回路とにおける各対数変換された電圧信号に対するセンサ信号の出力特性をそれぞれ示す図である。
第30図は、本発明による光センサ回路の他の実施例を示す電気回路図である。
第31図は、本発明による光センサ回路の他の実施例を示す電気回路図である。
第32図は、第31図に示す光センサ回路における各部信号のタイムチャートである。
第33図は、第31図に示す光センサ回路における対数特性変換用のトランジスタの入射光量に応じた電荷の流れによる動作状態を模擬的に示す図である。
第34図は、第31図に示す光センサ回路における初期化時における電荷の流れによる動作状態を模擬的に示す図である。
第35図は、従来の光センサ回路を示す電気回路図である。

Claims (7)

  1. 入射光量に応じて光電変換素子に流れるセンサ電流を弱反転状態で対数特性をもって電圧信号に変換するMOS型トランジスタと、その電圧信号に応じて電荷を転送して出力させるCCDとによって構成された光センサ回路において、入射光量に応じて光電変換素子に流れるセンサ電流を弱反転状態で対数特性をもって電圧信号に変換するトランジスタがn−MOS型で、光電変換素子としてのフォトダイオードのアノード側がそのトランジスタのドレインとゲートとに接続されており、そのトランジスタのソース電圧を所定時間だけ定常よりも高い値に切り換えて光電変換素子の寄生容量に残留する電荷を排出させる初期設定手段を設けたことを特徴とする光センサ回路。
  2. 入射光量に応じて光電変換素子に流れるセンサ電流を弱反転状態で対数特性をもって電圧信号に変換するMOS型トランジスタと、その電圧信号に応じて電荷を転送して出力させるCCDとによって構成された光センサ回路において、入射光量に応じて光電変換素子に流れるセンサ電流を弱反転状態で対数特性をもって電圧信号に変換するトランジスタがゲート固定のp−MOS型で、そのトランジスタのドレイン側に光電変換素子としてのフォトダイオードが接続されており、そのトランジスタのソース電圧を所定時間だけ定常よりも高い値に切り換えて光電変換素子の寄生容量に残留する電荷を排出させる初期設定手段を設けたことを特徴とする光センサ回路。
  3. 入射光量に応じたセンサ電流を生ずる光電変換素子と、その光電変換素子に流れるセンサ電流を弱反転状態で対数特性をもって電圧信号に変換する第1のトランジスタと、その変換された電圧信号をハイインピーダンスをもって増幅する第2のトランジスタと、その第2のトランジスタのソース側に接続され、オン時に第2のトランジスタのドレイン側から電圧信号を出力させる第3のトランジスタと、光電変換素子による光検知に先がけてその寄生容量の残留電荷を排出させる初期化手段とによって構成された光センサ回路。
  4. 光電変換素子がフォトダイオードからなることを特徴とする第6項の記載による光センサ回路。
  5. 第1のトランジスタ、第2のトランジスタおよび第3のトランジスタがMOS型トランジスタであることを特徴とする第6項の記載による光センサ回路。
  6. 初期化手段が、第1のトランジスタのドレイン電圧を制御する電圧制御手段であることを特徴とする第6項の記載による光センサ回路。
  7. 光検知時の入射光量に応じて光電変換素子に流れるセンサ電流をトランジスタのサブスレッショルド領域の特性を利用した弱反転状態で対数特性をもって電圧信号に変換して、その変換された電圧信号に応じたセンサ出力を生ずるようにした光センサ回路において、光電変換素子の寄生容量の充放電を行わせるスイッチング用のトランジスタを設けて、光電変換素子による光検知に先がけてそのスイッチング用のトランジスタをオン状態にして寄生容量に残留する電荷を排出させるようにし、スイッチング用のトランジスタのオフ電圧Vsw(off)が、対数特性変換用のトランジスタのゲート電圧をVG(Q1)、その対数特性変換用のトランジスタのスレッショルド電圧をVth(Q1)、スイッチング用のトランジスタのスレッショルド電圧をVth(Q4)としたとき、Vsw(off)≦VG(Q1)−Vth(Q1)−Vth(Q4)によって与えられることを特徴とする光センサ回路。
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