JP3860886B2 - 充填ノズル及び液体充填方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、充填ノズル及び液体充填方法に関し、特に、充填液を不定型の容器に充填するノズルに用いて好適の、充填ノズル及び液体充填方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、容器に一定量の液体(充填液)を充填する充填ノズルとして各種のタイプのものが提案,開発されており、例えば特開昭63−272694号公報には、ノズルを開閉するチャッキ弁を設けた技術が開示されている。
以下、図5を用いてこのようなチャッキ弁をそなえた充填ノズルについて説明すると、18は切り替えバルブ、19は充填液を吸引,計量及び吐出するピストン・シリンダ、21は充填液の入ったタンクである。
【0003】
充填ノズル9は、充填管25や切り替えバルブ18を介して、タンク21又は計量ピストン・シリンダ19に接続されており、充填液を容器13内へ充填した後、充填液を切るようになっている。
充填管25と充填ノズル本体9との間には接続管8が配設され、接続管8の流路は充填ノズル9に設けられたチャッキ弁10により開閉される。また、充填ノズル本体9の上部にはチャッキ弁10を駆動するエアシリンダ12が設けられており、エアシリンダ12にエアが供給されていない状態では、ノズル本体9の流路が開状態となり充填液が流出する。また、アシリンダ12にエアが供給されると、チャッキ弁10が移動して流路を閉塞する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の計量充填型の充填ノズルは、一定量の充填液の加圧充填には適しているものの、充填後にノズルを上昇させたときに、ノズル先端に残留した充填液の滴が滴下して、容器の口周りを汚してしまうという課題がある。
また、容器が袋状の不定型容器の場合には、容器内に空気が残留していると充填液が容器から溢れ出したり、充填液の中に空気が混入したりするという課題もある。
【0005】
これに対して、例えば特開平3−43322号公報には、袋状の不定型容器に対してノズル先端を容器口に密着させて充填する充填ノズルに関する技術が記載されている。すなわち、上記公報には、充填ノズル内の流路の中心部に空気排出管付きプラグロッドを設け、液充填前に容器内を真空引き(真空吸引)して容器を平板状に縮め、充填液の充填後に容器内に空気が残らないように充填する手法が提案されている。
【0006】
また、充填後に充填ノズル先端から充填液の滴下を防止する方法としては、液充填終了後充填ノズルを容器の液面から引き上げた状態で、充填ノズル内の流路の中心部に設けた空気排出管付きプラグロッド下端の開口部から真空引きによって充填液の滴を吸引する技術が、特公昭60−24026号公報等に提案されている。
【0007】
しかしながら、上記のような充填ノズルの中心部に空気排出管付きプラグロッドを設けた充填ノズルを用いて実際に加圧充填を行なうと、充填中に容器の内圧が高まることにより空気排出管へ充填液が逆流し、充填終了後、ノズルを引き上げたときに、空気排出管中に溜まった液が流れ出して後垂れとなり、充填精度が低下するとともに容器の口部周りの汚れが生じ、実用性に難点があるという課題がある。
【0008】
本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、充填精度の高い充填ノズルを提供するとともに、容器の口部周りの汚れを防止できるようにした、充填ノズル及び液体充填方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
このため、請求項1記載の本発明の充填ノズルは、容器内に一定量の充填液を充填する充填ノズルにおいて、該充填液の貯留されたタンクから該充填液が送給される中空のノズル弁本体と、該ノズル弁本体の下方に内径を縮小して形成され該充填液を該容器に充填するための開口部を有する小径筒部と、該ノズル弁本体内に軸方向に移動可能に液密に内挿され、内部に空気を供給又は排出する空気通路を有するプラグロッドと、該プラグロッドの先端に取り付けられ該空気通路内が負圧のときに開き、正圧の時に閉じるとともに、該小径筒部内に進入することで該開口部を閉塞するチャッキ弁と、該ノズル弁本体に取り付けられ該プラグロッドを駆動する駆動手段と、該駆動手段の駆動状態を切り替える第1の切替手段と、該プラグロッドの該空気通路内を正圧状態と負圧状態とに切り替える第2の切替手段と、該ノズル弁本体に軸方向に沿って移動可能に設けられたセンタリングベルとをそなえ、該容器に該充填液を充填するときには、該容器の口部を該センタリングベルに当接させ、該口部の外周縁部において該プラグロッドと該容器口部との芯出しを行ない、第1の切替手段を切り替え操作して該駆動手段により該プラグロッドを小径筒部内に進入させて該開口部を閉塞し、該第2の切替手段を切り替え操作して空気通路を負圧にして該容器内の空気を排出し、その後該第2の切替手段を再び切り替えて該空気通路を正圧状態に切り替えて該チャッキ弁を閉塞することを特徴としている。
【0010】
また、請求項2記載の本発明の充填ノズルは、容器内に一定量の充填液を充填する充填ノズルにおいて、該充填液の貯留されたタンクから該充填液が送給される中空のノズル弁本体と、該ノズル弁本体の下方に内径を縮小して形成され該充填液を該容器に充填するための開口部を有する小径筒部と、該ノズル弁本体内に軸方向に移動可能に液密に内挿され、内部に空気を供給又は排出する空気通路を有するプラグロッドと、該プラグロッドの先端に取り付けられ該空気通路内が負圧のときに開き、正圧の時に閉じるとともに、該小径筒部内に進入することで該開口部を閉塞するチャッキ弁と、該ノズル弁本体に取り付けられ該プラグロッドを駆動する駆動手段と、該駆動手段の駆動状態を切り替える第1の切替手段と、該プラグロッドの該空気通路内を正圧状態と負圧状態とに切り替える第2の切替手段とをそなえるとともに、該小径筒部の端部外側をテーパ状に形成し、該容器に該充填液を充填するときには、該容器の口部の内側縁部と、該小径筒部端部のテーパ部とを当接させて該プラグロッドと該容器口部との芯出しを行ない、第1の切替手段を切り替え操作して該駆動手段により該プラグロッドを小径筒部内に進入させて該開口部を閉塞し、該第2の切替手段を切り替え操作して空気通路を負圧にして該容器内の空気を排出し、その後該第2の切替手段を再び切り替えて該空気通路を正圧状態に切り替えて該チャッキ弁を閉塞することを特徴としている。
【0011】
また、請求項3記載の本発明の液体充填方法は、容器内に一定量の液体を充填する液体充填方法であって、該液体を充填する充填ノズルが、該充填液の貯留されたタンクから該充填液が送給される中空のノズル弁本体と、該ノズル弁本体の下方に縮径して形成され該充填液を該容器に充填するための開口部を有する小径筒部と、該ノズル弁本体内に軸方向に移動可能に液密に内挿され、内部に空気を供給又は排出する空気通路を有するプラグロッドと、該プラグロッドの先端に取り付けられ該空気通路内が負圧のときに開き、正圧の時に閉じるとともに、該小径筒部内に進入することで該開口部を閉塞するチャッキ弁と、該ノズル弁本体に取り付けられ該プラグロッドを駆動する駆動手段とをそなえるとともに、該プラグロッドにより該開口部を閉塞した状態で容器口部を該ノズル弁本体の該小径筒部に密接させる第1の工程と、該空気通路を負圧にして該容器内の空気を排出する第2の工程と、該容器内の空気の排出後に該空気通路を正圧状態に切り替えてチャッキ弁を閉塞する第3の工程と、該チャッキ弁の閉塞後に該プラグロッドを再び移動させて該開口部を開いて該充填液の充填を行なう第4の工程と、該充填終了後該プラグロッドにより該開口部を閉塞する第5の工程と、該容器を該ノズル弁本体から離隔する第6の工程と、該空気通路を負圧にして該プラグロッド先端に残留した充填液滴を吸い取る第7の工程と、をそなえていることを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面により、本発明の実施形態について説明する。
(1)第1実施形態
まず、本発明の第1実施形態について説明すると、この第1実施形態は本発明の充填ノズルを口栓の着いた袋状の不定型容器に一定量の充填液を充填する充填装置に適用したものであり、図1,図2はいずれもはその全体構成を示す模式的な断面図であって、図1は充填液を容器に充填している状態を示す図、図2は容器内の空気を真空吸引している状態を示す図、図3はその要部としてのチャッキ弁の構成を示す模式的な断面図である。
【0013】
図1において、31は充填液タンク、32はマニホールド、33は切替弁、34は計量ポンプ、35はエアシリンダ、36は可撓充填管、40は充填ノズルである。
充填液タンク31内には充填液が満たされており、この充填液はマニホールド32及びマニホールド32の下流側の分岐管32a並びに切替弁33等を介して、充填ノズル40に供給され、容器1内に充填されるようになっている。
【0014】
マニホールド32の下流側は充填ノズルの数に応じて複数の分岐管32aに分岐しており、マニホールド32内の充填液は、分岐管32aを通って切替弁33内に流入するようになっている。
一方、切替弁33は、アクチュエータ33aと、このアクチュエータ33aに接続されたピストン弁33bと、このピストン弁33bを収納するシリンダ形状の弁本体33cとをそなえたピストン型切替弁として構成されており、アクチュエータ33aによりピストン弁33bが弁本体33cの中を進退することで充填液の供給状態が切り替えられるようになっている。
【0015】
そして、切替弁33が図1に示す2点鎖線の位置に切り替えられると、液通路34aと分岐管32aとが連通して、ピストン型計量ポンプ34に充填液が送給されるようになっている。また、このとき計量ポンプ34はエアシリンダ35により駆動されて、所定量の充填液を吸引、貯留するようになっている。
また、切替弁33が図1における実線の位置に切り替えられると、液通路34aと可撓充填管36とが連通するとともに、計量ポンプ34はこの切替弁33の切り替え動作とリンクして吐出工程に転じ、計量ポンプ34に一時的に貯留された充填液が可撓充填管36を通じて充填ノズル40に送られるようになっている。なお、計量ポンプ34を駆動するエアシリンダ35を、クランク機構や回転カム等を利用した機械的な動力源に置き換えてもよい。
【0016】
次に、充填ノズル40について説明すると、充填ノズル40は、ノズル弁本体41と、プラグロッド46と、チャッキ弁45と、外筒42と、センタリングベル43と、圧縮バネ44と、上部外筒51と、エアシリンダ(駆動手段)53と、接続部材52等をそなえて構成されている。
ここで、ノズル弁本体41は、可撓充填管36に接続する接続管41cをそなえており、接続管41cと可撓充填管36とは半割接手59により接続されている。また、ノズル弁本体41は筒状に形成され、接続管41cよりも下流側は液通路として機能するようになっている。また、ノズル弁本体41の下流端部には、径が絞られた小径筒部41aが形成されている。
【0017】
プラグロッド46は、ノズル弁本体41の内部に図中上下方向に移動可能に、且つ液密に内挿されており、プラグロッド46の内部には軸心方向に沿って空気通路46bが形成されている。
また、チャッキ弁45はプラグロッド46の先端に取り付けられ、空気通路46b内が負圧のときに開き、正圧の時に閉じるように構成されている。また、このチャッキ弁45は、ノズル弁本体41の下端の開口部90を開閉しうる液弁(液バルブ)として機能するようになっている。なお、このチャッキ弁45の構造については、図3を用いて後で詳述する。
【0018】
センタリングベル43は、ノズル弁本体41に対し軸方向(図中上下方向)に相対移動可能に設けられ、ノズル弁本体41とセンタリングベル43との間に介装された圧縮バネ44により下方に付勢されている。また、センタリングベル43は、外筒42に形成された爪部42aにより下方への移動が規制されるようになっている。なお、この外筒42は、半割手57によりノズル弁本体41に取り付けられている。
【0019】
ノズル弁本体41は上部で半割手58により上部外筒51に接続されており、上部外筒51のさらに上方にエアシリンダ53が設けられている。ここで、エアシリンダ53はプラグロッド46を昇降駆動する駆動手段として設けられており、これらのエアシリンダ53とプラグロッド46とは、接続部材52及び継手54により接続されている。このうち接続部材52はプラグロッド46の上部に螺合されており、上部には蟻溝52aが形成されている。
【0020】
一方、継手54はエアシリンダ53のピストンロッド53aに螺合接続されており、この継手54が接続部材52に形成された蟻溝52aに嵌まり込むことによりプラグロッド46とエアシリンダ53とが接続されている。そして、これによりエアシリンダ53を作動させるとプラグロッド46が昇降するのである。
また、接続部材52には空気配管継手55も設けられている。この空気配管継手55は、プラグロッド46の空気通路46bに接続されており、図示しない加圧タンクからの圧縮空気や真空ポンプの作用により、チャッキ弁45を開閉作動させるようになっている。
【0021】
ところで、図1,図3に示すように、チャッキ弁45は、中空の弁筒47と、テーパ部48aを有する弁体48と、Oリング49と、バネ受け68と、圧縮バネ69とをそなえている(図1ではバネ受け68,圧縮バネ69を省略する)。弁筒47は筒状に形成され、プラグロッド46の先端部46aに螺合して取り付けられている。また、弁筒47の先端には、吸引孔47aが穿設されており、弁筒47の内部は、吸引孔47aに向かって徐々に縮径するようなテーパ形状に形成されている。
【0022】
弁体48は弁筒47に内装され、弁筒47内を進退可能に構成されている。また弁体48の内部には、空気通路46bと連通する空気通路48bが形成されている。また、図3に示すように、この弁体48の先端部48aもテーパ状に形成されており、弁体48が下降して先端部48aが吸引孔47aに当接すると吸引孔47aが閉塞されるようになっている。
【0023】
バネ受け68と弁体48との間には圧縮バネ69が介装されており、圧縮バネ69により弁体48が閉方向に付勢されるようになっている。また、圧縮バネ69は、空気通路46b内の圧力が負圧のときに弁体48が吸引されチャッキ弁45が開くように比較的弱い付勢力に設定されている。
また、Oリング49は、ノズル弁本体41の下端の開口部90を閉塞したときに、液密性を保持するために設けられている。すなわち、プラグロッド46が下降して、図1,図2に示すノズル弁本体41から小径筒部41aにかけて形成されたテーパ部にプラグロッド46に螺合された弁筒47のテーパ部が当接すると、このOリング49により液バルブが液密に閉塞されるようになっているのである。
【0024】
ところで、空気配管継手55と図示しない加圧タンクとの間や、エアシリンダ53と上記加圧タンクとの間には、空気通路46b内を正圧状態と負圧状態とに切り替えてチャッキ弁45の開閉状態を切り替える3方向切替弁(第2の切替手段)61や、エアシリンダ53の作動状態を切り替える4方向切替弁(第1の切替手段)62が設けられている。これらの各切替弁61,62は、図示しないコントローラからの制御信号に基づいてオンオフ制御されるようになっており、ここでは電磁弁を用いて構成されている。
【0025】
このうち、4方向切替弁62の入口側のポートには加圧タンクに接続された圧縮空気配管64やエアを大気開放する大気開放配管80が接続され、出口側ポートにはエアシリンダ53に接続されたエア給排用の配管63,63aが接続されている。
そして、例えば4方向切替弁62をオンにして圧縮空気配管64からの加圧エアを配管63aを介してエアシリンダ53に供給すると、ピストンロッド53a及びプラグロッド46が下降するようになっている。
【0026】
また、3方向切替弁61の入口側のポートには、真空配管65と圧縮空気配管64とが接続されており、出口側ポートには、空気配管56が接続されている。この空気配管56は、空気配管継手55にも接続されており、例えば3方向切替弁61がオフとなる通常状態時には、空気配管継手55,接続部材52を介して加圧エアがプラグロッド46内の空気通路46bに供給されるようになっている。
【0027】
一方、図1に示すように、ノズル弁本体41は、ノズル弁本体41と一体に形成されたフランジ部41dにおいて支持台66に支持されており、押さえ板67により固定されている。
また、支持台66は図示しない昇降手段に取り付けられており、充填ノズル40はこの昇降手段によって所定距離だけ上下に移動するようになっている。
【0028】
図1において、符号2は容器1を把持する容器グリッパであり、容器1が容器グリッパ2により充填ノズル40の真下にセットされて充填ノズル40が下降すると、センタリングベル43のガイド部43aが容器1の口部1aに当接して圧縮バネ44の付勢力に抗してセンタリングベル43が押上られ、このとき容器1の口部1aがその外周肩部において芯出しされ、同時にチャッキ弁45の弁筒47の先端部がノズル弁本体41の開口部90に挿入される。その後、センタリングベル43はそのまま押し上げられ、容器1の口部1aがノズル弁本体41の先端の小径筒部41aに密着し、充填作業が行なわれるようになっているのである。
【0029】
本発明の第1実施形態としての充填ノズルは、上述のように構成されているで、上記の充填ノズルを用いた液体充填方法について説明すると以下のようになる。なお、以下においては、番号▲1▼〜▲8▼を用いて本装置の大まかな動作(工程)を用いて箇条書きにして、それぞれの直後にその動作について詳しく説明する。
▲1▼容器1の口部1aと小径筒部41aとの密着シール工程〔第1の工程〕
まず、切替弁62を切り替え制御してエアシリンダ53を駆動し、図2に示すように、プラグロッド46を下降させる。そして、プラグロッド46の先端のチャッキ弁45をノズル弁本体41の下端の開口部90に挿入して、この開口部90を閉塞する(即ち、液バルブを閉塞する)。なお、このときは、Oリング49により液密性が保持される。
【0030】
この状態で、容器グリッパ2により容器1を把持して、容器1を充填ノズル40の真下の位置にセットする。そして、図示しない昇降手段を作動させて充填ノズル40全体を下降させて、センタリングベル43のガイド部43aを容器1の口部1aに当接させて容器1の口部1aとプラグロッド46との芯出しを行なう。この後、チャッキ弁45の弁筒47の先端部がノズル弁本体41の開口部90に挿入されて容器1の口部1aを小径筒部41aに密着させる。
【0031】
▲2▼容器1内の真空引き工程〔第2の工程〕
次に、3方向切替弁61をオンに切り替えて空気配管56を真空配管65に接続し、プラグロッド46内の空気通路46bを真空引き(真空吸引)する。なお、この真空吸引作業は、例えば0.3sec程度で実行される。このとき、プラグロッド46の下端に配設されたチャッキ弁45内の弁体48が、負圧により圧縮バネ69の付勢力に抗して上昇してチャッキ弁45が開いた状態となり、これにより、容器1内の空気が吸い出される。そして、例えば容器1が袋状の不定型容器であれば容器1は平板状に縮小した状態となる。
【0032】
▲3▼チャッキ弁45の閉塞工程〔第3の工程〕
3方向切替弁61をオフに切り替えて空気配管56を圧縮空気配管64に接続する。これにより、空気通路46b内が真空状態から加圧エアが供給される状態に切り替えられ、チャッキ弁45内の弁体48が圧縮バネ69の付勢力及び加圧エアによる圧力により下降する。そして、弁体48の先端のテーパ部が吸引孔47a内部のテーパ部に当接して、吸引孔47aが閉塞される。これにより、チャッキ弁45は瞬時に閉塞される。
【0033】
▲4▼充填工程〔第4の工程〕
次に、4方向切替弁62を切り替えてエアシリンダ53を作動させて、図1に示すように、プラグロッド46を上昇させる。これにより、開口部90が開いた状態(即ち、液バルブが開いた状態)となる。そして、これと同時に充填液の充填作業を開始する。すなわち、プラグロッド46の上昇と同時に計量ポンプ34を作動させて、充填液タンク31内の充填液を可撓充填管36及び接続管41cを介してノズル弁本体41の内部に送給し、規定量の充填液を容器1内に充填する。
【0034】
▲5▼開口部90の閉塞工程〔第5の工程〕
充填工程が終了すると、4方向切替弁62を切り替えてエアシリンダ53の作動によりプラグロッド46を下降させて開口部90を閉じる(即ち、液バルブを閉塞する)。
▲6▼ノズル上昇工程〔第6の工程〕
その後、充填ノズル40全体を昇降手段により上昇させて、容器1の口部1aをノズル弁本体41下部の小径筒部41aから離隔する。
【0035】
▲7▼残留充填液滴吸い取り工程〔第7の工程〕
容器1が小径筒部41aから離れた後、再度3方向切替弁61を切り替え制御するとともに、圧縮空気配管73から、加圧空気をエジェクタ74へ供給して一瞬の間空気通路46b内を真空にして、チャッキ弁45を吸引開口してプラグロッド46の先端に残留した充填液滴を吸い取り、この残留液をエジェクタ74を経由して排気管75より排出する。
【0036】
▲8▼容器交換及び充填液計量工程
充填が終了した容器1を新たに空の容器と取り替える。この間に切替弁33を充填液タンク31の液通路32aと計量ポンプ34側の液通路34aとが連通するように切り替え、計量ポンプ34を吸い込み側に作動させて(図1中下降させて)計量ポンプ34内に充填液を満たしておく。
【0037】
以上▲1▼〜▲8▼の工程を繰り返し実行する。
したがって、上述したような充填ノズル及び液体充填方法によれば、以下のような利点ないし効果がある。すなわち、充填開始以前に容器1内を略真空状態にするので、充填液を容器1から溢れさせることなく確実に充填することができる利点がある。また、充填開始直前に3方向切替弁61を切り替えて、チャッキ弁45を閉じるので、充填開始時や充填時に空気通路46b内に充填液が逆流することを防止することができる。
【0038】
また、充填作業が終了して充填ノズル40が容器から離れた後、真空吸引を行ないノズル40の先端に付着した残留液を吸引できるため、後垂れを防止できるという利点がある。したがって、後垂れにともなう充填液量のバラツキもなくなり、充填量の精度が向上するとともに、容器口部1aの汚れも防止すことができるという利点がある。
(2)第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態について説明すると、図4はその全体構成を示す模式的な断面図である。
【0039】
本第2実施形態で説明する充填ノズルは、上記第1実施形態における充填ノズルに対し、容器口1aの内側縁部を基準として芯出し(センタリング)を行なうようにした充填ノズル、即ち、いわゆるインナシール型充填ノズルに本発明を適用したものである。なお、以下では、第1実施形態と異なる部分について着目して説明し、第1実施形態で説明した部分と重複する部分については説明を省略する。
【0040】
図4において、70は充填ノズル、71はノズル弁本体、72はプラグロッド、72aはプラグロッド72の先端部、72bは空気通路、72cは接続管であり、それぞれ第1実施形態における符号40,41,46,46a,46b,41cに対応している(いずれも、図1参照)。
そして、この充填ノズル70は、第1実施形態で説明した充填ノズルの下部に設けられた外筒(図1中符号42参照)とセンタリングベル(図1中符号43参照)とセンタリングベル用圧縮バネ(図1中符号44参照)とを廃止して、容器3に当接するノズル弁本体71の先端に設けられた小径筒部71aの外側をテーパ形状に形成したものである。
【0041】
したがって、充填作業時には、容器3をグリッパ2により定位置に把持して充填ノズル70を下降させる(又は、容器3を充填ノズル70に接近させる)と、図4に示すように、ノズル弁本体71の下端の小径筒部71aのテーパ部の先端が容器3の口部3aの内側縁部に当接して、これにより芯出し(センタリング)が行なわれるようになっているのである。このとき、小径筒部71aと口部3aとは液密に保持されている。なお、上述した以外は、第1実施形態と同様に構成されている。
【0042】
本発明の第2実施形態としての充填ノズルは、上述のように構成されているので、第1実施形態で説明した利点ないし効果に加えて、センタリングベルを廃止した分だけノズル弁本体71の全長を短くすることができ、このノズル弁本体71内に配設するプラグロッド72も短くすることができるという利点がある。
また、上記充填ノズル70は構造が比較的簡単であり、コストを低減できるほか、保守,点検も容易となる利点も有している。なお、本実施形態の充填ノズル70は、容器3を容器グリッパ2で保持したときに、容器3の口部3aと小径筒部71aのテーパ部との相対的な位置精度を確保できる場合に特に適している。(3)その他
なお、本発明の充填ノズルは上述の実施形態に限定されるものではない。例えば、容器は不定型容器に限定されるものではなく、定型の容器であってもよい。また、上述の実施形態では、いずれも図示しない昇降手段により充填ノズルを上下に移動させて容器とノズル弁本体とを近接させたり離隔させるように構成されているが、容器を把持する容器グリッパ側に昇降手段を設けてもよい。また、これ以外の部分であっても、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
【0043】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1記載の本発明の充填ノズルでは、容器に充填液を充填するときには、センタリングベルにより容器の口部の外周縁部においてプラグロッドと容器口部との芯出しを行い、その後、駆動手段によりプラグロッドを下降させて開口部を閉塞し、第2の切替手段を切り替えてに空気通路を負圧にしてチャッキ弁を開いて、容器内の空気を排出する。
【0044】
したがって、充填作業時には、容器内が略真空状態となり、充填液が容器から溢れることなく確実に充填される。また、充填時には、空気通路は正圧状態に切り替えられてチャッキ弁が閉じられているので、空気通路内への充填液の逆流を防止することができるという利点がある。
また、請求項2記載の本発明の充填ノズルでは、容器に該充填液を充填するときには、容器の口部の内側縁部と外側がテーパ状に形成された小径筒部端部とを当接させてプラグロッドと容器口部との芯出しを行なう。
【0045】
このように構成された充填ノズル(所謂インナシール型充填ノズル)では、上述したような利点に加えて、構造が簡単でありコストを低減することができる利点がある。また、構造が簡単であるため、保守,点検も容易に行なうことができるようになり、さらには、充填ノズルを小型化,軽量化することができるという利点も有している。
【0046】
また、請求項3記載の本発明の液体充填方法では、容器に充填液を充填するときには、容器の口部を小径筒部に密接させ(第1の工程)、容器内の空気を排出する(第2の工程)。その後、チャッキ弁を閉塞して(第3の工程)、充填を行ない(第4の工程)、充填終了後開口部を閉塞する(第5の工程)。さらに、容器をノズル弁本体から離隔して(第6の工程)、空気通路を負圧にしてプラグロッド先端に残留した充填液滴を吸い取る(第7の工程)。
【0047】
したがって、充填が終了して充填ノズルが容器から離れてもノズル先端に付着した残留液は空気通路に吸引されるため、充填後の後垂れを確実に防止できるという利点がある。さらには、液体の垂れに起因する充填液量のバラツキをなくすことができるので、充填量の精度が向上し、同時に容器口部の汚れを防止すことができるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態としての充填ノズルにおける全体構成を示す模式的な断面図であって、充填液を容器に充填している状態を示す図である。
【図2】本発明の第1実施形態としての充填ノズルにおける全体構成を示す模式的な断面図であって、容器内の空気を真空吸引している状態を示す図である。
【図3】本発明の第1実施形態としての充填ノズルにおける要部としてのチャッキ弁の構成を示す模式的な断面図である。
【図4】本発明の第2実施形態としての充填ノズルにおける全体構成を示す模式的な断面図である。
【図5】従来の充填ノズルを用いた充填装置の一例を示す模式図である。
【符号の説明】
1 容器
1a 容器口部
31 充填液タンク(タンク)
32 マニホールド
33 切替弁
34 計量ポンプ
35 エアシリンダ
36 可撓充填管、
40,70 充填ノズル
41,71 ノズル弁本体
41a 小径筒部
42 外筒
43 センタリングベル
44 圧縮バネ
45 チャッキ弁
46b,72b 空気通路
46,72 プラグロッド
51 上部外筒
52 接続部材
53 エアシリンダ(駆動手段)
62 4方向切替弁(第1の切替手段)
61 3方向切替弁(第2の切替手段)
90 開口部

Claims (3)

  1. 容器内に一定量の充填液を充填する充填ノズルにおいて、
    該充填液の貯留されたタンクから該充填液が送給される中空のノズル弁本体と、
    該ノズル弁本体の下方に内径を縮小して形成され該充填液を該容器に充填するための開口部を有する小径筒部と、
    該ノズル弁本体内に軸方向に移動可能に液密に内挿され、内部に空気を供給又は排出する空気通路を有するプラグロッドと、
    該プラグロッドの先端に取り付けられ該空気通路内が負圧のときに開き、正圧の時に閉じるとともに、該小径筒部内に進入することで該開口部を閉塞するチャッキ弁と、
    該ノズル弁本体に取り付けられ該プラグロッドを駆動する駆動手段と、
    該駆動手段の駆動状態を切り替える第1の切替手段と、
    該プラグロッドの該空気通路内を正圧状態と負圧状態とに切り替える第2の切替手段と、
    該ノズル弁本体に軸方向に沿って移動可能に設けられたセンタリングベルとをそなえ、
    該容器に該充填液を充填するときには、該容器の口部を該センタリングベルに当接させ、該口部の外周縁部において該プラグロッドと該容器口部との芯出しを行ない、第1の切替手段を切り替え操作して該駆動手段により該プラグロッドを小径筒部内に進入させて該開口部を閉塞し、該第2の切替手段を切り替え操作して空気通路を負圧にして該容器内の空気を排出し、その後該第2の切替手段を再び切り替えて該空気通路を正圧状態に切り替えて該チャッキ弁を閉塞する
    ことを特徴とする、充填ノズル。
  2. 容器内に一定量の充填液を充填する充填ノズルにおいて、
    該充填液の貯留されたタンクから該充填液が送給される中空のノズル弁本体と、
    該ノズル弁本体の下方に内径を縮小して形成され該充填液を該容器に充填するための開口部を有する小径筒部と、
    該ノズル弁本体内に軸方向に移動可能に液密に内挿され、内部に空気を供給又は排出する空気通路を有するプラグロッドと、
    該プラグロッドの先端に取り付けられ該空気通路内が負圧のときに開き、正圧の時に閉じるとともに、該小径筒部内に進入することで該開口部を閉塞するチャッキ弁と、
    該ノズル弁本体に取り付けられ該プラグロッドを駆動する駆動手段と、
    該駆動手段の駆動状態を切り替える第1の切替手段と、
    該プラグロッドの該空気通路内を正圧状態と負圧状態とに切り替える第2の切替手段とをそなえるとともに、
    該小径筒部の端部外側をテーパ状に形成し、
    該容器に該充填液を充填するときには、該容器の口部の内側縁部と、該小径筒部端部のテーパ部とを当接させて該プラグロッドと該容器口部との芯出しを行ない、第1の切替手段を切り替え操作して該駆動手段により該プラグロッドを小径筒部内に進入させて該開口部を閉塞し、該第2の切替手段を切り替え操作して空気通路を負圧にして該容器内の空気を排出し、その後該第2の切替手段を再び切り替えて該空気通路を正圧状態に切り替えて該チャッキ弁を閉塞する
    ことを特徴とする、充填ノズル。
  3. 容器内に一定量の液体を充填する液体充填方法であって、
    該液体を充填する充填ノズルが、
    該充填液の貯留されたタンクから該充填液が送給される中空のノズル弁本体と、
    該ノズル弁本体の下方に縮径して形成され該充填液を該容器に充填するための開口部を有する小径筒部と、
    該ノズル弁本体内に軸方向に移動可能に液密に内挿され、内部に空気を供給又は排出する空気通路を有するプラグロッドと、
    該プラグロッドの先端に取り付けられ該空気通路内が負圧のときに開き、正圧の時に閉じるとともに、該小径筒部内に進入することで該開口部を閉塞するチャッキ弁と、
    該ノズル弁本体に取り付けられ該プラグロッドを駆動する駆動手段とをそなえるとともに、
    該プラグロッドにより該開口部を閉塞した状態で容器口部を該ノズル弁本体の該小径筒部に密接させる第1の工程と、
    該空気通路を負圧にして該容器内の空気を排出する第2の工程と、
    該容器内の空気の排出後に該空気通路を正圧状態に切り替えてチャッキ弁を閉塞する第3の工程と、
    該チャッキ弁の閉塞後に該プラグロッドを再び移動させて該開口部を開いて該充填液の充填を行なう第4の工程と、
    該充填終了後該プラグロッドにより該開口部を閉塞する第5の工程と、
    該容器を該ノズル弁本体から離隔する第6の工程と、
    該空気通路を負圧にして該プラグロッド先端に残留した充填液滴を吸い取る第7の工程と、
    をそなえていることを特徴とする、液体充填方法。
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