JP3858190B2 - ネットワークシステム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンタなどの画像形成装置にあって、コピー操作を行ったマスタ機及び連結先の他の装置であるスレーブ機でコピー出力する連結コピー動作に対する制御を行う画像形成装置のネットワークシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複数種のイメージスキャナ、ワードプロセッサ及びパーソナルコンピュータなどが出力する画像信号を画像形成した転写紙(ハードコピー)を出力するプリンタなどの画像形成装置をネットワーク化した画像形成システムが用いられている。たとえば、特公平2−21190号公報に開示されるように、複数の画像信号出力装置と複数の画像形成装置とを、その画像情報の記録、記憶、通信などを結合して処理し、複数の画像信号出力装置と複数の画像形成装置とを自由にアクセスできるようにした画像形成システムが知られている。
【0003】
また、特開平5−304575号公報に開示されるように、デジタル複写機で読み取った一つの原稿の画像信号を他の未使用のデジタル複写機で複写して、その多量の複写を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ネットワーク上の連結コピー動作によりマスタ機を設定し、スレーブ機に振り分けてコピーする場合、スタンドアローンでコピーする場合と異なり、スレーブ機の状況が逐次確認できないため、正しく行われたかどうかはコピー終了後に設置場所で確認する必要があり、ミスコピーなどが生じた場合、その操作は繁雑となり、生産効率が低下する。
【0005】
このように上記従来例では、ネットワーク上でマスタ機を設定し、スレーブ機に振り分けて多量のコピーを行う際に、その利点が損なわれる場合があり、より優れた効率化の視点から改善の余地がある。
【0006】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、複数の複写機をシステム化し多量のコピーを行う場合に、より優れた効率が得られるデジタル複合機のネットワークシステムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、請求項1記載の発明は、原稿を読み取った画像データを出力する画像読取手段と、前記画像読取手段で読み取った画像データをコピーした転写紙を出力する画像出力手段を持つデジタル複合機がネットワーク上で複数台接続されているネットワークシステムにおいて、前記画像読取手段で読み取った画像データを複数の他の機器との間で送受信して行う連結コピー動作を行うマスタ機に設定した際、スレーブ機となる複数の機器の情報をそれぞれ前記マスタ機に直接に送信させる手段と、その情報を記録する記録手段と、その情報の表示を行う画面と、を有することを特徴とする。
【0008】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記画像読取手段で読み取った画像データを記憶する記憶手段と、画像データを表示させる手段と、有することを特徴とする。
【0009】
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、入手した画像データを基にマスタ機にて機種ごとに振り分け操作を行える手段を有することを特徴とする。
【0011】
請求項4記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、コピー動作中においてマスタ機にてマスタ機およびスレーブ機の動作を中断することを特徴とする。
【0012】
請求項5記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記ネットワークシステムに使用される複合機は、プリンタ、ファクシミリ機能を併せ持つことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0014】
図1は、本発明の実施形態として適用できるデジタル複合機の構成を示す図である。自動原稿送り装置(ADF)1に設けられた原稿台2上に原稿が画像面を上にして載せ置かれる。この原稿束は、コピー動作が始まると、最下位の原稿から給送ローラ3および給送ベルト4によってコンタクトガラス6上の所定の位置に給送される。一枚の原稿の給送完了により原稿枚数をカウントアップするカウントが行われる。
【0015】
読取ユニット50によってコンタクトガラス6上の原稿の画像データを読み取り、この後、読み取りが終了した原稿が、給送ベルト4及び排送ローラ5で排出される。この給送ローラ3、給送ベルト4及び排送ローラ5は搬送モータで駆動される。
【0016】
第1トレイ8、第2トレイ9及び第3トレイ10に積載されたサイズが異なる転写紙は、それぞれ第1給紙装置11、第2給紙装置12及び第3給紙装置13を通じて給紙され、縦搬送ユニット14によって感光体15に接する位置に搬送される。読取ユニット50にて読み込まれた画像データは、書込ユニット57からのレーザを通じて感光体15に書き込まれ、現像ユニット27を通過することによってトナー像が形成される。
【0017】
そして、転写紙は、感光体15の回転と等速に搬送ベルト16で搬送されながら、感光体15上のトナー像が転写される。その後、定着ユニット17で画像を定着し、排紙ユニット18を通じて排紙トレイ19に排出される。転写紙の両面に作像を行う場合は、それぞれの第1トレイ8、第2トレイ9及び第3トレイ10から給紙され作像された転写紙を排紙トレイ19側に導かないで、両面入紙搬送路113に搬送し、反転ユニット112でスイッチバック反転させて両面搬送ユニット111に搬送する。両面搬送ユニット111に送られた用紙は再度、縦搬送ユニット14に給送されて裏面に画像が印刷された後に排紙される。
【0018】
また、転写紙を反転して排出する場合は反転ユニット112でスイッチバック反転した用紙を両面ユニットに送らずに反転排紙搬送路114に送出して排紙する。感光体15、搬送ベルト16、定着ユニット17、排紙ユニット18及び現像ユニット27は、メインモータによって駆動される。また、第1から第3給紙装置11〜13がメインモータで駆動されるが。この駆動は、給紙クラッチによって伝達される。縦搬送ユニット14はメインモータで駆動され、且つ、この駆動が中間クラッチで伝達される。
【0019】
図2は本発明の実施例に適応できるデジタル複合機のブロック構成図である。図2に示すように、デジタル複合機100は、システムコントローラ102、画像読取部103、画像データ・バス・セレクタ104、画像書込部105、メモリユニット106、によって構成されている。システムコントローラ102は、内部CPUによるプログラム制御に基づいて画像データ・バス・セレクタ104に各部との間での画像データのパスを設定するとともに、ネットワーク機器101との画像データの転送を制御する。
【0020】
画像読取部103は、原稿読取装置3で読み取られた原稿シートの電気信号に必要な画像処理を加えた後に、画像データを出力する。ここでの画像処理は、例えば量子化においては、CCDで電気信号に変換されたアナログデータを2値あるいは多値データに変換する。シェーディング補正においては、原稿に照射する光源の照射ムラやCCDの感度ばらつきを補正する。MTF補正においては、光学系による画像ボケを補正する。
【0021】
また、変倍処理においては、読み取った画像データをデータ補間して画像の読み取り密度を変更する。画像データ・バス・セレクタ104は、各部との間での画像データのパスを設定する。画像書込部105は、入力された画像データを画像形成手段によって画像イメージを形成して普通紙や感熱紙等の記録紙に形成する。
【0022】
メモリユニット106は、圧縮ブロックとDRAMブロックおよびDMAブロックによって内部を構成されている。圧縮ブロックは、DRAMブロックの使用効率の向上を図るために、入力された画像データをMH方式やMR方式やMMR方式等の符号化復号化方式に基づいて圧縮するとともに、圧縮されたデータを画像データに伸長する。DRAMブロックは、画像データをDRAM(Dynamic Random Access Memory)に一時記憶する。DMA(Direct Memory Access)ブロックは、入力された画像データをシステムコントローラ102の介在なく転送する。
【0023】
また、メモリユニットに多量の画像データを蓄積するためにハードディスクが用いられる場合もある。図2はデジタル複合機がネットワークを介して接続したブロック構成図でもある。図2に示すように、デジタル複合機101は、システムコントローラ102、画像読取部103、画像データ・バス・セレクタ104、画像書込部105によって構成されている。デジタル複合機101の各部機能は、上記説明した機器と同様であるので、その説明を省略する。
【0024】
ネットワークはLANコントローラやSCSIコントローラを使用することが出来、接続された周辺機器とのデータ転送を制御する。なお、図2に示す2台のデジタル複合機の接続形態は説明の便宜を図るためになされたものであり、ネットワークに接続される機器の台数を限定するものではない。
【0025】
図2に示すネットワークのソフトウェア構成は、装置間のデータを論理/物理変換する入出力制御部とシステムを構成する各部を制御するシステム制御部、メモリユニット内に蓄積されたデータを制御するデータ制御部で構成されている。
【0026】
本発明では、このシステム制御部及び、データ制御部の情報を逐次表示できることが特徴であり、以下その内容を記載する。システム制御部は、画像を形成するモードにおいて紙搬送処理や電子写真プロセス処理を制御すると共に、異常状態や記録の有無の検出を含む給紙カセット状態などの制御を行っている。
【0027】
これらの機器状態の情報をネットワークを通してマスター機に送ると、マスター機の表示画面には個々の機器状態の情報がそれぞれ表示される。これによりネットワークを介した個々の機器状態がマスター機の表示画面で逐次確認することが出来る。マスター機はこの状態で個々のスレーブ機に使用権の要求を発信する。この使用要求を受けたスレーブ機は自機がアイドル状態を含む使用可能な状態の場合、使用許可を発信する。この状態で、スレーブ機はまったくの従属状態に入るか(自動モード)、一部操作が可能な状態を残す(手動モード)モードに入るか設定される。
【0028】
その後、それぞれのモードに従いコピーが開始されるが、逐次機器状態がマスター機で表示されているため、機器に異常が発生した場合すぐに確認することが出来、また、単独でコピー操作を中断することも出来る。このフローを図3に示す。
【0029】
マスター機はコピー開始(S1)後、コピー操作が開始(S2)されるとADFで原稿をデータとして記憶し(S3)連結モードに入る。この際に連結しなければそのままマスター機でコピーが開始(S6)される。連結を選択(S3)した場合は更に個別設定を行うかどうかを確認するモード(S4)に入る。この状態で個別設定を行わない場合は、マスター機が個々の機器状態の操作を最適に選定して連結コピー動作が開始(S7)される。個々の操作設定を行う場合は設定が操作された後連結コピー動作が開始される。この際、読み取ったデータをマスター機の表示画面で確認することが出来るので、誤操作を低減することが出来る。
【0030】
この様に、モード毎に手動、自動の設定が行え、マスター機において連結されたすべての機器を制御及び、管理出来るので生産効率を向上することが出来る。
【0031】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、本発明によれば、複合機を用いたネットワークシステムにおいてマスタ機にて設定、動作命令が行え、動作中も連結機の状況も管理できるので、動作状況を接続された機器のところにいかずとも、逐次情報を管理することができ、生産効率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のネットワークに使用する画像形成装置の構成を示す側面図である。
【図2】本発明の実施例に適応出来るネットワークシステムの構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施例に適応出来るネットワークシステムの処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 自動原稿送り装置
2 原稿台
7 原稿セット検知部
14 縦搬送ユニット
15 感光体
18 排紙ユニット
50 読取ユニット
57 書込ユニット
100、101 デジタル複写機
102 システムコントローラ
103 画像読取部
104 画像データ・バス・セレクタ
105 画像書込部
106 メモリユニット
Claims (5)
- 原稿を読み取った画像データを出力する画像読取手段と、前記画像読取手段で読み取った画像データをコピーした転写紙を出力する画像出力手段を持つデジタル複合機がネットワーク上で複数台接続されているネットワークシステムにおいて、前記画像読取手段で読み取った画像データを複数の他の機器との間で送受信して行う連結コピー動作を行うマスタ機に設定した際、スレーブ機となる複数の機器の情報をそれぞれ前記マスタ機に直接に送信させる手段と、その情報を記録する記録手段と、その情報の表示を行う画面と、を有することを特徴とするネットワークシステム。
- 前記画像読取手段で読み取った画像データを記憶する記憶手段と、画像データを表示させる手段と、有することを特徴とする請求項1記載のネットワークシステム。
- 入手した画像データを基にマスタ機にて機種ごとに振り分け操作を行える手段を有することを特徴とする請求項2記載のネットワークシステム。
- コピー動作中においてマスタ機にてマスタ機およびスレーブ機の動作を中断することを特徴とする請求項1又は2記載のネットワークシステム。
- 前記ネットワークシステムに使用される複合機は、プリンタ、ファクシミリ機能を併せ持つことを特徴とする請求項1記載のネットワークシステム。
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