JP3858099B2 - エキスパンションジョイント - Google Patents
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Description
基端側カバー部と先端側カバー部とを間隙幅方向に引張するバネ部を設け、回転支持腕を、扁形C字状に折曲した棒材とし、両躯体が間隙幅方向に接近した際、基端側カバー部及び先端側カバー部が裏方に回動し、先端側カバー部の他方の躯体側縁部が回転支持腕の内面に当接する構成とすることができる。
また、基端側カバー部と間隙幅方向に摺動可能に連結し、かつ、一方の躯体と間隙長手方向を軸に回動可能に連結した連結部材を設けるのが好ましい。
また、バネ部を、支持部材及び載置部材内に納め、バネ部の一端部を回転支持腕の一端部側に連結し、他端部を載置部材に連結することや、連結部材を、略コの字状に折曲した棒材とし、先端部側を支持部材の側面上に間隙幅方向に摺動可能に連結し、基端部側を一方の躯体側に間隙長手方向を軸に回動可能に連結することもできる。
また、連結部材を設けることにより、躯体間隙が広がる方向に変動しても変動を吸収できるエキスパンションジョイントとなる。
図1は本発明の一実施形態のエキスパンションジョイントの分解斜視図、図2は図1のエキスパンションジョイントを天井面に取り付けた場合の側面図、図3〜6は図1のエキスパンションジョイントの構成部品を示した図である。
基端側カバー部3の裏面3a側には、該カバー部3の幅と略同一長の支持部材5が設けてあり、間隙長手方向の適宜間隔ごとに間隙幅方向に渡し、その両側端部5b付近の底面5cと基端側カバー部3の両縁の天井枠材3bとをそれぞれビスなどで固着してある。
先端側カバー部4の裏面4a側には、該カバー部4の幅と略同一長の載置部材6を支持部材5の延長線上に渡し、その両側端部6a付近の底面6bと先端側カバー部4の両縁の天井枠材4bとをそれぞれビスなどで固着してある。
両側面5aの先端側カバー部4側には、挿通孔5fが穿設してあり、締結部材20a及び筒状部材21aを介して回転支持腕7の一端部側と回動可能に連結してある。一方の躯体2A側には、円孔5gが設けてあり、締結部材20bを挿通して、筒状部材21bを両側面5a間に架け渡してある。円孔5gの下方寄りには、摺動部材14が設けてあり、連結部材8と摺動可能に連結してある。また、両側面5aの上端部5dには、略垂直外方に折曲した折曲面5hが形成してある。
底面5cの両側端部5a付近には、幅方向に沿い内方に膨出した膨出部5iが設けてあり、その中央付近には円孔5jが穿設してあり、ビス等を挿通して基端側カバー部3と固着してある。
摺動部材14は、略矩形板材の長手方向の両端部を対面するように垂直折曲して折曲面14aを形成し、その両面に摺動孔14bを穿設したものである。折曲面14aが外方に突出し、両折曲面14aが間隙幅方向に対して垂直となるように両側面5aに配し、ビス等により固着してある。
底面6bの両側端部6a付近には、幅方向に沿い内方に膨出した膨出部6hが設けてあり、その中央付近には円孔6iが穿設してあり、ビス等を挿通して先端側カバー部4と固着してある。
この際、折曲部7cは、静止時において、他方の躯体2B面上に位置するように形成してある。つまり、他方の躯体2Bの間隙側側面よりも内方に位置するよう形成してある。これにより、両躯体2A、2Bが接近した際、回転支持腕7が可動しやすく、両カバー部3、4が裏方に移動しやすくなる。
回転支持腕7の一端部側(基端側カバー部3側)の側面には、2の円孔7d、7eが穿設してあり、先端寄りの円孔7dには、締結部材20dを挿通してバネ部11の他端部を係止してあり、内寄りの円孔7eには、軸としての締結部材20a及び筒状部材21aを挿通して支持部材5と間隙長手方向を軸に回動可能に連結してある。回転支持腕7の他端部側(他方の躯体2B側)の側面には、円孔7fが穿設してあり、腕取付部材12を介して他方の躯体2B縁部側に間隙長手方向を軸に回動可能に取り付けしてある。
軸収納部12cの上面12dは、載置部材6の載置部6dの下端部6jが載置できるように形成してある。折曲面12b及び軸収納部12cの長手方向中間付近には、略矩形に切り欠いた腕連結部12eを設け、回転支持腕7の他端部側が納まり、回転支持腕7の円孔7fと軸収納部12cに軸となる締結部材20eを挿通して間隙長手方向を軸に回動可能に連結してある。
連結部材8の摺動部8bは、摺動孔14bに挿通し、ねじ部8eにナット22等を締結することにより、支持部材5と連結部材8とを間隙幅方向に摺動可能に連結してある。
連結部材8の回転部8dは、回転支持部材15を介して一方の躯体2A縁部側に間隙長手方向を軸に回動可能に連結してある。
固着部16は、一方の躯体2Aに基端側縁部材18を介して、間隙長手方向に摺動可能に連結でき、回転連結部17は、連結部材8の回転部8dと回動可能に連結できるものである。
固着部16は、略矩形板状の摺動面16aの長手端部寄り両隅から外方傾斜するように略矩形板状に突設して一対の固着面16bを形成したものである。固着面16bの略中央には、固着孔16cが穿設してある。
回転連結部17は、略矩形板材の短手両端部を窄まるように切り欠き、その窄まり側端部側をカール状に折曲して係止部17aとし、回転部8dを間隙長手方向を軸に回動可能に連結できるようにしたものである。係止部17aに対して反対側の端部の両隅には、略矩形状の一対の固定面17bが設けてあり、外方傾斜するように係止部17aと同一向きに突設してある。固定面17bの略中央には、固定孔17cが穿設してある。固着面16cと固定面17bとを面接させ、固着孔16dと固定孔17cとにビス等を挿通して、固着部16と回転連結部17とを締結固定できる。
なお、基端側縁部材18の間隙2C側には、間隙2C側に開口した断面リップ溝状の摺動部18aが設けてあり、摺動面16aを挿通して回転支持部材15が間隙長手方向に摺動できるようにしてある。
このように本発明のエキスパンションジョイント1は、基端側カバー部3と先端側カバー部4とを回動可能に連結して、二つ折れ構造としたので、回転支持腕7の湾曲頂端部7aの高さを低く抑えることができ、裏方の空間を従来構造のエキスパンションジョイントと比較して必要としないものである。
この実施形態では、両躯体2A、2Bが間隙幅方向に近接するように変動した際、図9に示すように、載置部6dの下端部6Jが軸収納部12cの周面を摺動することにより、変動を吸収することができるものである。
Claims (7)
- 躯体間隙を被覆する基端側カバー部と先端側カバー部とを有し、両カバー部は間隙長手方向に平行し、間隙長手方向を軸に回動可能に連結してあり、基端側カバー部を、一方の躯体側に間隙長手方向を軸に回動可能に、かつ、他方の躯体側に先端側カバー部を跨ぐように配した回転支持腕を介して回動可能に連結し、先端側カバー部に他方の躯体縁部に載置可能な載置部を設けたことを特徴とするエキスパンションジョイント。
- 基端側カバー部と先端側カバー部とを間隙幅方向に引張するバネ部を設けたことを特徴とする請求項1に記載のエキスパンションジョイント。
- 回転支持腕を、扁形C字状に折曲した棒材とし、、両躯体が間隙幅方向に接近した際、基端側カバー部及び先端側カバー部が裏方に回動し、先端側カバー部の縁部が回転支持腕の内面に当接する構成としたことを特徴とする請求項2に記載のエキスパンションジョイント。
- 基端側カバー部と間隙幅方向に摺動可能に連結し、かつ、一方の躯体と間隙長手方向を軸に回動可能に連結した連結部材を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のエキスパンションジョイント。
- 基端側カバー部の裏面側に、間隙幅方向に沿い開口した断面略コの字形状の支持部材を設け、先端側カバー部の裏面側に、間隙幅方向に沿い開口した断面略コの字形状の載置部材を設け、支持部材と載置部材との対向する側端部を、間隙長手方向を軸としたヒンジ部で連結し、載置部材の側端部に他方の躯体側に突出した載置部を設け、回転支持腕の一端部側を支持部材に回動可能に連結し、他端部側を他方の躯体側に回動可能に連結してある構成を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のエキスパンションジョイント。
- バネ部を、支持部材及び載置部材内に納め、バネ部の一端部を回転支持腕の一端部側に係止し、他端部を載置部材に係止したことを特徴とする請求項5に記載のエキスパンションジョイント。
- 連結部材を、略コの字状に折曲した棒材とし、先端部側を支持部材の側面に間隙幅方向に摺動可能に連結し、基端部側を一方の躯体側に間隙長手方向を軸に回動可能に連結したことを特徴とする請求項5又は6に記載のエキスパンションジョイント。
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