JP3853623B2 - 2次元切断装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、2次元切断装置に関し、特に、種々の写真印刷装置に容易に装着することができると共に、被印刷シートに印刷された写真画像に対して高精度の切断加工を施すことができる2次元切断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
写真画像や文字等を被印刷シートへ印刷する写真印刷装置が数多く利用されている。例えば、ある写真印刷装置では1枚の被印刷シートに複数の写真画像を印刷し、その後、その印刷された写真画像の形状に応じて被印刷シートを利用者自身に切断してもらうものがある。しかし、かかる方式では、利用者自身が被印刷シートを直接切断しなければならないので、非常に煩雑である。
【0003】
そこで、写真等が印刷された被印刷シートを、その写真等の形状に応じて切断する2次元切断装置が提案されている。この2次元切断装置は、切断刃を有しX方向に往復移動するカッター部と、そのカッター部と直交するY方向に、写真等が印刷された被印刷シートを往復搬送する搬送部とを備えており、カッター部による切断刃のX方向の動きと、搬送部による被印刷シートのY方向の動きとを組み合わせて、切断刃を被印刷シートに対して2次元方向に移動させ、その被印刷シートに印刷された写真等の形状に応じて、被印刷シートを切断するものである。この2次元切断装置を写真印刷装置に装着することによって、利用者は、被印刷シートの切断をする必要が無くなり、煩雑さから解放されるのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この2次元切断装置を写真印刷装置に装着した場合には、写真印刷装置から排出される被印刷シートは、2次元切断装置へ搬送されるまでに位置ずれし易く、この位置ずれによりカッター部のX方向の基準位置に対して被印刷シートに印刷される写真画像の位置がずれてしまう。つまり、切断加工の基準とする位置が写真画像に対してずれてしまい、被印刷シートに印刷された写真画像に対して高精度の切断加工を施すことができないという問題点があった。
【0005】
また、メーカや機種毎に異なる方式で制御される写真印刷装置に対して、それぞれの写真印刷装置に合わせた専用の2次元切断装置を開発しなければならず、開発コストの増大に伴い2次元切断装置の製品コストが増大してしまうという問題点があった。既存の写真印刷装置に2次元切断装置を装着する場合には、2次元切断装置の駆動部と写真印刷装置の駆動部との同期をとるため、電気的な接続をする必要があり、2次元切断装置の装着が困難であるという問題点があった。
【0006】
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、種々の写真印刷装置に容易に装着することができると共に、被印刷シートに印刷された写真画像に対して高精度の切断加工を施すことができる2次元切断装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、請求項1記載の2次元切断装置は、被写体の写真を撮影する撮影手段と、その撮影手段により撮影された写真画像を被印刷シートに印刷する印刷部と、その印刷部により写真画像が印刷された前記被印刷シートを挟持して搬送する第1搬送手段と、印刷前の前記被印刷シートを巻回して保持する供給ローラと、その供給ローラに対して前記印刷部及び前記第1搬送手段を隔てた搬送方向下流側に配設され前記印刷部により写真画像が印刷された前記被印刷シートの搬送方向下流側における一部を所定の長さに切り離す切離手段とを備えた写真印刷装置に装着され、その写真印刷装置から排出される前記被印刷シートに所望の切断加工を施す切断手段を備え、更に、前記写真印刷装置から前記被印刷シートが所定位置まで排出されたか否かを検知するシート検知手段と、そのシート検知手段により前記被印刷シートが所定位置まで排出されたことが検知された場合に駆動を開始して前記被印刷シートを挟持すると共に、その被印刷シートを前記切断手段側へ搬送する第2搬送手段とを備えており、その第2搬送手段は、前記第1搬送手段が前記被印刷シートを挟持している間に、その第1搬送手段が挟持する被印刷シートの搬送方向下流側を挟持するものである。また、前記第2搬送手段は、前記切離手段が前記被印刷シートを所定の長さに切り離す前に、その被印刷シートの搬送方向下流側を挟持するものである。
【0008】
この請求項1記載の2次元切断装置によれば、撮影手段により撮影された写真画像は、印刷部により被印刷シートに印刷される。写真画像が印刷された被印刷シートは、第1搬送手段に挟持されつつ搬送されて、写真印刷装置から排出される。被印刷シートが所定位置まで排出されると、シート検知手段により被印刷シートの排出が検知され、第2搬送手段が駆動を開始して被印刷シートの先端部を挟持する。このとき、第2搬送手段は、第1搬送手段が被印刷シートを挟持している間に、その第1搬送手段が挟持する被印刷シートの搬送方向下流側を挟持する。
【0009】
請求項2記載の2次元切断装置は、請求項1記載の2次元切断装置において、前記第2搬送手段は、前記第1搬送手段が前記被印刷シートを前記写真印刷装置から排出する排出速度と略同一な速度で前記被印刷シートを搬送するものである。
【0010】
請求項3記載の2次元切断装置は、請求項1または2記載の2次元切断装置において、前記写真印刷装置から排出される前記被印刷シートを前記切断手段側へ案内する案内部材を備えている。
【0011】
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施例について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施例である2次元切断装置1の内部構成を示した斜視図である。この2次元切断装置1は、証明写真機やプリント倶楽部(商標)などの写真印刷装置に装着されるものである。2次元切断装置1が装着された写真印刷装置(証明写真機50、図3参照)は、写真画像を撮影印刷すると共に、その写真画像が印刷された被印刷シートPSを、利用者が指定した形状に切断加工した状態で利用者に提供することができる。
【0013】
2次元切断装置1は、文字や写真等が印刷された被印刷シートPSを、その文字や写真等の形状に応じて切断するためのものであり、主に、かかる切断を行う切断部2と、その切断部2へ被印刷シートPSを搬送する搬送部3と、被印刷シートPSが2次元切断装置1内へ投入されたことを検知する光電センサ42とを備えている。
【0014】
切断部2は、被印刷シートPSに印刷された文字や写真等の形状に応じてその被印刷シートPSを切断するためのものであり、切断刃40(図2参照)を有するカッターヘッド10と、そのカッターヘッド10を搭載したキャリッジ11と、そのキャリッジ11の矢印X方向及び反矢印X方向への移動を案内する案内レール12と、切断刃40が当接するプラテン13とを備えている。
【0015】
被印刷シートPSの幅より長尺の案内レール12は、2次元切断装置1の本体フレーム1aの間に掛け渡されるように固定されている。キャリッジ11は、案内レール12にスライド可能に支持されるとともに、ベルト14に固着されている。ベルト14は、案内レール12の両端部近傍に配置されている一対のプーリ15に巻回されており、一方のプーリ15はキャリッジモータ(以下「CRモータ」と称す)(図示せず)の駆動軸に接続されている。そして、このベルト14がCRモータにより駆動されることにより、キャリッジ11が案内レール12に沿って一方向に往復移動される。
【0016】
キャリッジ11には、カッターヘッド10が搭載されている。カッターヘッド10は、切断刃40を備えた切断刃ホルダー10aと、その側方に切断刃ホルダー10aを矢印Z方向及び反矢印Z方向へ上下させるソレノイド10bとを備えている。ソレノイド10bは、2次元切断装置1の駆動を制御する制御装置48(図3参照)と電気的に接続されており、制御装置48からの電気信号により切断刃ホルダー10aをバネ(図示せず)を介して往復移動させる。
【0017】
プラテン13は、切断刃40に対向して配置され、プラテン13に当接する切断刃40を保護するためのものでる。プラテン13は、本体フレーム1aの間に回転可能に横架されたローラ13a(図2参照)と、そのローラ13aの端部に連結されそのローラ13aと共に回転する回転プレート13bとを備えている。
【0018】
ローラ13aは円柱状に形成されており、その周囲には、フェルト13c(図2参照)が巻かれている。切断刃40はフェルト13cに当接し保護される。ローラ13aの端部に連結された回転プレート13bは、ローラ13aを回転させ、切断刃40の当接部分を替えるためのものである。回転プレート13bには、略20度の等間隔で複数の回転位置調節孔13dが穿設されている。回転位置調節孔13dは、ローラ13aの回転角度を決めるためのものである。回転プレート13b側の本体フレーム1aには、その回転位置調節孔13dと嵌合する固定孔16が設けられており、その固定孔16と回転位置調節孔13dとにネジ17を嵌合させることにより、プラテン13は固定される。なお、回転プレート13bの全周において回転位置調節孔13dが穿設されていないのは、ローラ13aに巻かれるフェルト13cの繋ぎ目に切断刃40が当接するのを避けるためである。
【0019】
搬送部3は、投入口30から投入された被印刷シートPSを往復搬送するためのものであり、切断部2へ被印刷シートPSを往復搬送するための第1搬送部4と、切断部2を通過した被印刷シートPSを往復搬送するための第2搬送部5とを備えている。
【0020】
投入口30側の第1搬送部4には、ベースプレート6の裏面側において、本体フレーム1aに軸支され被印刷シートPSの搬送方向(矢印Y方向)に回転駆動される回転軸18に、第1駆動ローラ19,19が所定間隔をあけて2つ固着されている。また、ブラケットプレート7の表面側において、本体フレーム1aに軸支され自由回転可能に配置される回転軸20に、第1挟持ローラ21,21が所定間隔をあけて2つ固着されている。第1駆動ローラ19と第1挟持ローラ21とは、ブラケットプレート7に設けられた窓穴7aを介してそれぞれ当接されている。
【0021】
回転軸18は、サーボモータで構成されたY軸モータ(図示せず)と連結されており、このY軸モータの回転に伴って回転軸18に固着された第1駆動ローラ19が回転する。この第1駆動ローラ19の回転に伴って第1駆動ローラ19に当接した第1挟持ローラ21は、第1駆動ローラ19と同期して回転するので、Y軸モータを駆動することにより、両ローラ19,21の間に挟持された被印刷シートPSを矢印Y方向及び反矢印Y方向へ搬送することができる。なお、サーボモータはステッピングモータを用いてもよい。
【0022】
一方、第2搬送部5は、切断部2を挟んで第1搬送部4の反対側に配設される。第2搬送部5は、第1搬送部4と同様に、ベースプレート6の裏面側において、本体フレーム1aに軸支され被印刷シートPSの搬送方向(矢印Y方向)に回転駆動される回転軸22に、第2駆動ローラ23,23が所定間隔をあけて2つ固着されている。また、ブラケットプレート7の表面側において、本体フレーム1aに軸支され回転可能に配置される回転軸24に、第2挟持ローラ25,25が所定間隔をあけて2つ固着されている。第2駆動ローラ23と第2挟持ローラ25とは、ブラケットプレート7に設けられた窓穴7bを介してそれぞれ当接されている。
【0023】
回転軸18と回転軸22との端部には、それぞれプーリ18a,22aが連結されており、そのプーリ18a,22aは、プーリ18a,22aとほぼ三角形状になるように配置されたプーリ26とベルト28を介して連結され同期駆動されている。よって、回転軸18と回転軸22とは同期駆動されるので、第1搬送部4と第2搬送部5とは同期駆動される。
【0024】
第1搬送部4と第2搬送部5とは、案内レール12と平行に配置される。即ち、キャリッジ11の移動方向と平行に配置される。よって、被印刷シートPSは、キャリッジ11と直交して搬送されることになる。また、第1搬送部4の第1駆動ローラ19及び第1挟持ローラ21と、第2搬送部5の第2駆動ローラ23及び第2挟持ローラ25との間隔は、被印刷シートPSの長さ以下に配置されているので、被印刷シートPSがその間にある場合には、第1駆動ローラ19及び第1挟持ローラ21、或いは第2駆動ローラ23及び第2挟持ローラ25のいずれかに必ず挟持されて往復搬送される。
【0025】
第1搬送部4と第2搬送部5との間には、被印刷シートPSの一側面を支持するベースプレート6と、そのベースプレート6に対して略1mmの隙間を有して対向して配設されたブラケットプレート7とが設けられている。ブラケットプレート7は、ベースプレート6に支持される被印刷シートPSのブラケットプレート7側への浮き上がり(撓み)を除去して、被印刷シートPSを真っ直ぐな状態に整えるためのものである。ブラケットプレート7は、被印刷シートPSの切断位置を開放する開口部7cを有し、その開口部7cに隣接する端部は、ベースプレート6の反対側(上方)へ所定角度で傾斜されている。同様に、ブラケットプレート7の開口部7cに対向するベースプレート6の端部は、ブラケットプレート7の反対側(下方)へ所定角度で傾斜されている。このように両プレート6,7は、端部の間隔が広げられているので、被印刷シートPSを両プレート6,7間に容易に挿入することができ、被印刷シートPSの円滑な搬送を維持することができる。
【0026】
ベースプレート6及びブラケットプレート7の一端部(図1右側)は、本体フレーム1aから突出して投入口30を形成している。また、その投入口30を形成するブラケットプレート7の一端部は、ベースプレート6の反対側(上方)へ所定角度で傾斜されており、投入口30の口元は、投入口30の奥側(図1左側)より間隔が広げられている。よって、被印刷シートPSが外側から差し込まれる場合には、投入口30の口元が広げられているので、被印刷シートPSを投入口30に容易に挿入することができる。又、投入口30の奥側は間隔が狭められているので、第1搬送部4の第1駆動ローラ19と第1挟持ローラ21との間に被印刷シートPSを正確に搬送することができる。
【0027】
光電センサ42は、第1搬送部4より投入口30側に配設されている。この光電センサ42は、投入口30に投入された被印刷シートPSの先端を検知し、搬送部3(第1搬送部4)の駆動を開始させるためのものである。この光電センサ42には、発光素子(ダイオード)と受光素子(フォトトランジスタ)とで構成される、所謂光電スイッチ(光センサ)が使用される。光電センサ42を構成する発光素子及び受光素子は、ブラケットプレート7側からベースプレート6側へ向けて配設されている。この光電センサ42の直下に被印刷シートPSが配置されている場合にのみ、光電センサ42からの出力信号が制御装置48(図3参照)に伝送されるようになっている。なお、本実施例では、被印刷シートPSの検知に反射型の光電センサ42を使用しているが、これに代えて、透過型の光電センサを使用しても良く、また、接触によって被印刷シートPSの有無を検知するマイクロスイッチ(タッチスイッチ)等を使用しても良い。
【0028】
次に、図2を参照して、2次元切断装置1において被印刷シートPSが搬送される過程を説明する。図2は、図1における矢印A方向からの2次元切断装置1の側面図を模式的に示した図である。尚、図面の理解の容易のため、回転プレート13b及び回転位置調節孔13dは想像線で示す。
【0029】
図2右側の投入口30から被印刷シートPSが投入され、光電センサ42の直下(図2下側)に被印刷シートPSの先端が達すると、光電センサ42が被印刷シートPSを検知して制御装置48(図3参照)に出力信号を伝送する。光電センサ42から出力信号を伝送された制御装置48は、第1搬送部4(Y軸モータ)を予め定めた所定時間だけ所定速度で駆動する。
【0030】
この第1搬送部4が駆動される所定時間及び所定速度は、2次元切断装置1を装着する写真印刷装置の仕様に基づいて設定されている。第1搬送部4が駆動される所定時間は、写真撮影印刷部51(図3参照)から被印刷シートPSが排出される際の搬送速度に基づいて設定されている。即ち、光電センサ42により検知された被印刷シートPSの先端が第1搬送部4に達し、且つ、第1搬送部4の第1駆動ローラ19と第1挟持ローラ21との間に被印刷シートPSの先端から略10mmの位置まで挿入されて挟持されるように設定されている。
【0031】
また、第1搬送部4が駆動される所定速度は、写真撮影印刷部51(図3参照)から被印刷シートPSが排出される際の搬送速度と略同一な速度に設定されている。よって、写真撮影印刷部51から排出される被印刷シートPSの端部を第1搬送部4に円滑に挿入することができる。
【0032】
第1搬送部4が所定時間だけ駆動した後、第1搬送部4の駆動は一時的に停止する。この第1搬送部4の駆動を停止している間に、被印刷シートPSは、所定の長さに切り離される。後述する証明写真機50(図3参照)における被印刷シートPSは、搬送方向に沿って帯状に形成されており、この帯状の被印刷シートPSは、写真撮影印刷部51の切離手段56(図3参照)により切り離し加工されて所定の長さになる。なお、予め所定の長さに加工されたシートを使用した写真印刷装置に2次元切断装置1を装着する場合には、第1搬送部4を一時的に停止することなく、投入された被印刷シートPSを切断部2へ搬送しても良い。
【0033】
第1搬送部4の駆動が再開されると、第1駆動ローラ19と第1挟持ローラ21とに挟持された被印刷シートPSは、ベースプレート6とブラケットプレート7との間を通って切断部2に搬送される。切断部2に搬送された被印刷シートPSは、切断部2と第1搬送部4との往復運動により、その被印刷シートPSに印刷された写真等の形状に応じて切断される。切断された被印刷シートPSは引き続き第1搬送部4により搬送され、ベースプレート6とブラケットプレート7との間を通って第2搬送部5に搬送される。
【0034】
第2搬送部5に搬送された被印刷シートPSは、第2駆動ローラ23と第2挟持ローラ25とにより挟持される。第2搬送部5と第1搬送部4との間隔は、被印刷シートPSの搬送方向の長さ以下に設定されており、また、第1搬送部4と第2搬送部5とは同期駆動されているため、被印刷シートPSの全部が第1搬送部4を通過した後であっても、被印刷シートPSは第2搬送部5に挟持され、第2搬送部5により往復搬送されるので、被印刷シートPSの第1搬送部側の端部まで切断することができる。
【0035】
ここで、第1搬送部4のみにより被印刷シートPSを往復搬送する場合には、被印刷シートPSの全部が第1搬送部4を通過した後は、被印刷シートPSを往復搬送することができず、被印刷シートPSの搬送方向上流側の端部において、切断刃40と第1搬送部4との間隔分(オフセット相当分)の切断余白が生じていた。このため、予め被印刷シートPSにおいて、切断刃40と第1搬送部4とのオフセット相当分を、文字や写真等を印刷しない余白にしておかなけばならなかったが、本実施例においては、そのオフセット相当分の余白を考慮する必要はない。
【0036】
また、第2搬送部5を設けたことにより、被印刷シートPSが第1搬送部4及び第2搬送部5により挟持されて搬送される場合がある。かかる場合に両搬送部4,5の間において被印刷シートPSに撓みが生じた場合には、被印刷シートPSの両側は両搬送部4,5によって挟持されているためその撓みを逃がすことができず、その撓みが切断時の切断不良や切断位置のずれの原因となる場合があった。しかし、被印刷シートPSは略1ミリの間隔で対向して配置されているベースプレート6とブラケットプレート7との間を通過して搬送されるので、下側への撓みはベースプレート6で規整され、上側への撓みはブラケットプレート7により規整される。よって、被印刷シートPSを真っ直ぐな状態で搬送することができる。
【0037】
また、ブラケットプレート7の開口部7cに隣接するブラケットプレート7の端部は、ベースプレート6の反対側へ傾斜しているので、被印刷シートPSの端部において上向き(ベースプレート6の反対側)に反りが生じていても円滑にベースプレート6とブラケットプレート7との間に搬送(挿入)できる。
【0038】
一方、切断部2における切断刃40は、プラテン13の表面に巻かれたフェルト13cに当接するので、切断刃40によりフェルト13cは切断され、フェルト13cの表面には凹凸が生じる。この凹凸は切断不良等の原因となるものであるが、プラテン13の端部に連結された回転プレート13bを回転させることにより、プラテン13のローラ部13aは回転されプラテン13の切断刃40との当接部分を容易に交換できる。また、回転プレート13bには、略20度の間隔で複数の回転位置調節孔13dが穿設されているので、その回転位置調節孔13dを目印として順次回転プレート13bを回転させれば、新たなフェルト13cの面を効率よく切断刃40に当接させることができる。
【0039】
次に、図3を参照して、2次元切断装置1が装着された証明写真機50の構成について説明する。図3は、2次元切断装置1が装着された証明写真機50を模式的に示した図である。この証明写真機50は、写真画像を撮影印刷すると共に、その写真画像が印刷された被印刷シートPSを、利用者が指定したサイズに切断加工した状態で利用者に提供することができる。かかる証明写真機50は、写真画像を撮影して被印刷シートPSに写真画像を印刷する写真撮影印刷部51に、被印刷シートPSを切断加工することができる2次元切断装置1が装着されたものである。
【0040】
写真撮影印刷部51は、写真画像を撮影し、且つ、印刷するものであり、従来の証明写真機と略同一の構成をしたものである。この写真撮影印刷部51は、被写体の写真を撮影するための撮影手段52と、撮影された写真画像を被印刷シートPSに印刷するためのプリンタ61と、撮影手段52やプリンタ61等を制御するための制御装置58とを備えている。
【0041】
撮影手段52は、被写体の写真画像を撮影するためのものである。この撮影手段52によって撮影された写真画像は、制御装置58に伝送され、図示しない操作部によって利用者が指定した写真画像のサイズや枚数に基づいて印刷用の印刷画像データに加工されてから、プリンタ61に伝送される。
【0042】
プリンタ61は、撮影手段により撮影された写真画像を被印刷シートPSに印刷するためのものであり、写真画像を高画質で印刷可能な昇華型の熱転写プリンタによって構成されるものである。このプリンタ61は、被印刷シートPSをロール状に巻回して保持する供給ローラ54と、供給ローラ54から供給される被印刷シートPSに写真画像を印刷する印刷部53と、供給ローラ54から供給される被印刷シートPSを搬送する搬送手段55と、搬送された被印刷シートPSを所定の長さに切り離すための切離手段56と、搬送された被印刷シートPSを2次元切断装置1側へ排出する排出口60とを備えている。
【0043】
供給ローラ54は、印刷前の被印刷シートPSをロール状に巻回して保持しており、プリンタ61の筐体に回動可能に軸支されている。図3における反時計回り方向に供給ローラ54が回転することにより、被印刷シートPSは、印刷部53へ供給される。なお、被印刷シートPSは、ロール状に保持される帯状のシートに限定されず、予め所定の長さに加工されたシートを使用しても良い。
【0044】
搬送手段55は、供給ローラ54に巻回して保持された被印刷シートPSを往復搬送するものである。この搬送手段55は、供給ローラ54に対し印刷部53を隔てた搬送方向下流側において、被印刷シートPSの両側面を挟持可能に配設された1対の円柱状のローラによって形成されている。この搬送手段55のローラは、図示しないモータ等の動力源により被印刷シートPSを搬送駆動するように構成されている。なお、搬送手段55は、少なくとも1箇所以上にローラを設ければ良く、複数箇所にローラが配設されていても良い。
【0045】
切離手段56は、帯状の被印刷シートPSの一端部を所定の長さに切り離すものである。この切離手段56は、搬送手段55と排出口60との間に配設されており、図3における奥行き方向に移動可能に構成されたカッターを備えたものである。このカッターは、被印刷シートPSの一側面を押圧しつつ移動することにより被印刷シートPSの搬送方向下流側(図3左側)を切り離す。よって、被印刷シートPSを切離手段56のカッターより所定の長さ分だけ搬送方向下流側(図3左側)へ予め搬送した状態でカッターを作動させることによって、被印刷シートPSは所定の長さに切り離すことができる。
【0046】
制御装置58は、写真撮影印刷部51に配設される撮影手段52やプリンタ61を統括して制御するためのものであり、撮影手段52及びプリンタ61に電気的に接続されている。かかる制御装置58は、利用者に写真画像のサイズや枚数等を指定させるための操作部(図示せず)にも接続されており、その操作部により指定された加工指示に基づいて撮影手段52及びプリンタ61を制御する。
【0047】
また、制御装置58は、2次元切断装置1の制御装置48にもケーブル57を介して接続されている。このケーブル57は、被印刷シートPSに印刷された写真画像に応じた切断加工の指示を2次元切断装置1に伝送するためのものである。切断加工の指示は、予め定められたカットパターン信号として写真撮影印刷部51から2次元切断装置1に伝送される。2次元切断装置1側の制御装置48には、予め複数の切断加工のパターンが記憶されており、伝送されたカットパターン信号に基づいて切断加工のパターンが選定され、写真画像が印刷された被印刷シートPSは切断加工される。この結果、被印刷シートPSは、利用者に指定された写真画像に沿って切断加工されるのである。
【0048】
なお、ケーブル57によって写真撮影印刷部51から2次元切断装置1へ伝送される信号は、カットパターン信号のみであり、プリンタ61から2次元切断装置1へ被印刷シートPSを搬送する際の駆動部の同期をとるための信号は伝送されるものではない。2次元切断装置1の駆動部(搬送部3)は、被印刷シートPSが投入口30に投入されたことを光電センサ42により検知して駆動を開始するものであり、プリンタ61の駆動部とは電気的に独立して制御されるものである。
【0049】
また、ケーブル57は、必ずしも設ける必要は無く、写真画像を印刷する際に、被印刷シートPSの一部に加工指示用のバーコード等の指標を印刷し、その指標を読み取るセンサを2次元切断装置1側に設けても良い。その指標に応じた切断加工のパターンを予め制御装置48に記憶させておくことで、2次元切断装置1は、写真画像に応じた切断加工を被印刷シートPSに施すことができる。
【0050】
2次元切断装置1は、その投入口30が写真撮影印刷部51から被印刷シートPSが排出される排出口60に隣接して配置されている。この2次元切断装置1は、上述したように、写真撮影印刷部51により写真画像が印刷された被印刷シートPSを、その写真画像の形状に応じて切断することができるものである。
【0051】
この2次元切断装置1の投入口30は、写真撮影印刷部51の排出口60より上下(図3上下方向)に開口して幅広に形成されている。よって、排出口60から排出される被印刷シートPSの排出位置が上下に変動しても、被印刷シートPSの先端を確実に投入口30に挿入することができる。
【0052】
また、2次元切断装置1の投入口30に対して被印刷シートPSが斜め上方(図3右上方向)からベースプレート6に当接して搬送されるように、2次元切断装置1が配置されている。投入口30の斜め上方から投入された被印刷シートPSは、ベースプレート6に一側面を指示されて、ブラケットプレート7に沿って搬送経路が形成される。ここで、被印刷シートPSは、供給ローラ54に巻回された影響及び印刷部53を通過する際の熱影響によって反りのある状態で写真撮影印刷部51から排出される。この被印刷シートPSの反りは、2次元切断装置1により被印刷シートPSに切断加工を施す際の切断位置のずれの原因となる場合がある。被印刷シートPSの搬送経路を、被印刷シートPSについた反りとは逆に湾曲させることにより、被印刷シートPSの反りを搬送中に矯正することができる。この結果、2次元切断装置1により被印刷シートPSに切断加工を施す際の切断位置のずれを抑制することができる。
【0053】
次に、図3を参照して、写真撮影印刷部51から2次元切断装置1へ被印刷シートPSが搬送される過程について説明する。写真画像を撮影する前は、被印刷シートPSは、その先端が前回の写真撮影時に切り離された位置、つまり、その先端が切離手段56に達して停止している。
【0054】
被印刷シートPSが写真撮影印刷部51から搬送されるとき、撮影手段52に撮影された写真画像は、利用者に指定されたサイズ及び枚数に基づいた印刷画像データに加工され、印刷部53によって写真画像が被印刷シートPSに印刷されている。写真画像が印刷された被印刷シートPSは、その端部から所定の区間だけ写真画像が印刷されており、その写真画像が印刷された被印刷シートPSの一部より搬送方向上流側には、印刷前の被印刷シートPSが連続されている。写真画像が印刷された被印刷シートPSは、搬送手段55によって被印刷シートPSの搬送方向下流側(図3左側)へと搬送される。
【0055】
写真画像が印刷された被印刷シートPSが搬送方向下流側へ搬送されると、写真撮影印刷部51の排出口60から被印刷シートPSの一部が排出されて、排出口60に対向して配置される2次元切断装置1の投入口30へ投入される。被印刷シートPSの先端が光電センサ42の下側に達すると、光電センサ42は、被印刷シートPSを検知して、出力信号を制御装置48へ伝送する。
【0056】
光電センサ42から出力信号を伝送された制御装置48は、予め定めた所定時間だけ被印刷シートPSの排出速度と略同一な速度で第1搬送部4を駆動する。この第1搬送部4の駆動によって、被印刷シートPSの先端から略10mmの位置まで第1搬送部4に挿入され、第1搬送部4が被印刷シートPSを挟持した状態で停止する。
【0057】
ここで、被印刷シートPSは、搬送手段55に挟持されている間に、その搬送手段55が挟持する部分より搬送方向下流側を第1搬送部4に挟持される。このため、一旦、搬送手段55から離間し、挟持状態から解放された被印刷シートPSを第1搬送部4で挟持する場合に比べて、搬送に伴う被印刷シートPSの位置ずれや回転ずれを抑止することができる。つまり、被印刷シートPSに印刷された写真画像は、切断部2に対して毎回同一の位置に搬送されるので、その写真画像が搬送される位置を基準として2次元切断装置1の切断部2を作動させることにより、被印刷シートPSに印刷された写真画像に対して高精度の切断加工を施すことができる。
【0058】
また、被印刷シートPSが2次元切断装置1の投入口30に投入されたことを光電センサ42が検知して、搬送部3(第1搬送部4)の駆動が開始される。このため、わざわざ2次元切断装置1の搬送部3と、写真撮影印刷部51の搬送手段55との同期を電気的にとる必要が無い。よって、写真撮影印刷部51と2次元切断装置1との電気的な接続を簡略化することができ、種々の写真印刷装置に同一の2次元切断装置1を適用することができる。また、装置間の電気的な接続を簡略化することができるので、既存の写真印刷装置にも、2次元切断装置1を容易に装着することができる。
【0059】
第1搬送部4に被印刷シートPSの先端部を挟持されて停止した後も、写真撮影印刷部51側の搬送手段55は駆動をし続ける。そして、切離手段56より搬送方向下流側へ所定の長さ分だけ被印刷シートPSが搬送される、即ち、写真画像が印刷された部分が切離手段56より搬送方向下流側へ搬送されると、搬送手段55の駆動が停止する。搬送手段55の駆動が停止した後に、切離手段56が作動して、被印刷シートPSの搬送方向下流側における一部が所定の長さに切り離され、写真画像が印刷された被印刷シートPSと、印刷前の被印刷シートPSとが分離される。写真画像が印刷された被印刷シートPSは、2次元切断装置1側の第1搬送部4の駆動により装置内部へと搬入されて搬送が完了する。
【0060】
以上説明したように、本実施例の2次元切断装置1を装着した証明写真機50は、写真撮影印刷部51から2次元切断装置1へ被印刷シートPSを搬送するとき、被印刷シートPSは、搬送手段55に挟持されている間に、その搬送手段55が挟持する部分より搬送方向下流側を第1搬送部4に挟持されるので、搬送に伴う被印刷シートPSの位置ずれを抑止することができ、被印刷シートPSに印刷された写真画像に対して高精度の切断加工を施すことができるものである。
【0061】
以上、実施例に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。
【0062】
例えば、本実施例においては、証明写真機50に2次元切断装置1を装着する場合を説明したが、2次元切断装置1は、プリント倶楽部(商標)に例示される記念写真を撮影する写真印刷装置に装着しても良い。
【0063】
【発明の効果】
請求項1記載の2次元切断装置によれば、写真印刷装置に設けられる第1搬送手段が被印刷シートを挟持している間に、2次元切断装置に設けられる第2搬送手段が被印刷シートの搬送方向下流側を挟持する。このため、一旦、第1搬送手段から離間した被印刷シートを第2搬送手段により挟持する場合に比べて、搬送に伴う被印刷シートの位置ずれや回転ずれが抑止される。よって、被印刷シートに印刷された写真画像は、切断手段に対して毎回同一の位置に搬送され、その写真画像が搬送される位置を基準として切断手段を作動させることができる。このため、被印刷シートに印刷された写真画像に対して高精度の切断加工を施すことができるという効果がある。また、被印刷シートが写真印刷装置から所定位置まで排出されたことを検知するシート検知手段を備えているので、2次元切断装置は、写真印刷装置とは電気的に独立して駆動を開始するタイミングを検知することができる。よって、写真印刷装置と2次元切断装置との電気的な接続を簡略化することができるので、種々の写真印刷装置に同一の2次元切断装置を適用することができる。この結果、装置の開発コストが低減されて2次元切断装置の製造コストを低減することができるという効果がある。また、装置間の電気的な接続を簡略化することができるので、既存の写真印刷装置にも、2次元切断装置を容易に装着することができるという効果がある。
また、第2搬送手段は、切離手段が被印刷シートを所定の長さに切り離す前に、その被印刷シートの搬送方向下流側を挟持することができる。よって、切離手段により被印刷シートを所定の長さに切り離す方式を使用した写真印刷装置であっても、搬送に伴う被印刷シートの位置ずれや回転ずれを低減することができ、被印刷シートに印刷された写真画像に対して高精度の切断加工を施すことができるという効果がある。
【0064】
請求項2記載の2次元切断装置によれば、請求項1記載の2次元切断装置の奏する効果に加え、第1搬送手段が被印刷シートを写真印刷装置から排出する排出速度と略同一な速度で第2搬送手段は被印刷シートを搬送するので、第1搬送手段により写真印刷装置から排出される被印刷シートの先端を第2搬送手段に円滑に挿入させることができるという効果がある。
【0065】
請求項3記載の2次元切断装置によれば、請求項1または2に記載の2次元切断装置の奏する効果に加え、写真印刷装置から排出される被印刷シートを切断手段側へ案内する案内部材を備えているので、被印刷シートの反りや湾曲等により搬送経路から被印刷シート が外れることを抑止して切断手段側へ正確に被印刷シートを導くことができるという効果がある。
【0066】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である2次元切断装置の内部構成を示した斜視図である。
【図2】 図1における2次元切断装置を模式的に示した側面図である。
【図3】 2次元切断装置が装着された証明写真機を模式的に示した図である。
【符号の説明】
1 2次元切断装置
2 切断部(切断手段)
3 搬送部(第2搬送手段)
4 第1搬送部(第2搬送手段の一部)
6 ベースプレート(案内部材)
7 ブラケットプレート(案内部材)
42 光電センサ(シート検知手段)
51 写真撮影印刷部(写真印刷装置)
52 撮影手段
53 印刷部
54 供給ローラ
55 搬送手段(第1搬送手段)
56 切離手段
Claims (3)
- 被写体の写真を撮影する撮影手段と、その撮影手段により撮影された写真画像を被印刷シートに印刷する印刷部と、その印刷部により写真画像が印刷された前記被印刷シートを挟持して搬送する第1搬送手段と、印刷前の前記被印刷シートを巻回して保持する供給ローラと、その供給ローラに対して前記印刷部及び前記第1搬送手段を隔てた搬送方向下流側に配設され前記印刷部により写真画像が印刷された前記被印刷シートの搬送方向下流側における一部を所定の長さに切り離す切離手段とを備えた写真印刷装置に装着され、その写真印刷装置から排出される前記被印刷シートに所望の切断加工を施す切断手段を備えた2次元切断装置において、
前記写真印刷装置から前記被印刷シートが所定位置まで排出されたか否かを検知するシート検知手段と、
そのシート検知手段により前記被印刷シートが所定位置まで排出されたことが検知された場合に駆動を開始して前記被印刷シートを挟持すると共に、その被印刷シートを前記切断手段側へ搬送する第2搬送手段とを備えており、
その第2搬送手段は、前記第1搬送手段が前記被印刷シートを挟持している間に、その第1搬送手段が挟持する被印刷シートの搬送方向下流側を挟持するものであって、且つ、前記切離手段が前記被印刷シートを所定の長さに切り離す前に、前記被印刷シートの搬送方向下流側を挟持するものであることを特徴とする2次元切断装置。 - 前記第2搬送手段は、前記第1搬送手段が前記被印刷シートを前記写真印刷装置から排出する排出速度と略同一な速度で前記被印刷シートを搬送するものであることを特徴とする請求項1に記載の2次元切断装置。
- 前記写真印刷装置から排出される前記被印刷シートを前記切断手段側へ案内する案内部材を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の2次元切断装置。
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