JP3853498B2 - 大型基板の欠陥修正台 - Google Patents

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  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、大型基板の電極パターンの断線、短絡等の欠陥を修正する修正台に関する。特に、プラズマディスプレイパネル用基板の背面板、前面板の電極パターン等の欠陥の修正台に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、プラズマディスプレイパネル(以下PDPとも記す)は、その奥行きの薄いこと、軽量であること、更に鮮明な表示と液晶パネルに比べ視野角が広いことにより、種々の表示装置に利用されつつある。
一般に、プラズマディスプレイパネル(PDP)は、2枚の対向するガラス基板にそれぞれ規則的に配列した一対の電極を設け、その間にネオン、キセノン等を主体とするガスを封入した構造となっている。そして、これらの電極間に電圧を印加し、電極周辺の微小なセル内で放電を発生させることにより、各セルを発光させて表示を行うようにしている。特に情報表示をするためには、規則的に並んだセルを選択的に放電発光させている。
【0003】
ここで、PDPの構成を、図5に示すAC型PDPの1例を挙げて説明しておく。
図5はPDP構成斜視図であるが、分かり易くするため前面板(ガラス基板510)、背面板(ガラス基板520)とを実際より離して示してある。
図5に示すように、2枚のガラス基板510、520が互いに平行に且つ対向して配設されており、両者は背面板となるガラス基板520上に互いに平行に設けられた障壁(セル障壁とも言う)530により、一定の間隔に保持されている。
前面板となるガラス基板510の背面側には、放電維持電極である透明電極540とバス電極である金属電極550とで構成される複合電極が互いに平行に形成され、これを覆って、誘電体層560が形成されており、更にその上に保護層(MgO層)570が形成されている。
また、背面板となるガラス基板520の前面側には前記複合電極と直交するように障壁530間に位置してアドレス電極580が互いに平行に形成されており、更に障壁530の壁面とセル底面を覆うように螢光面590が設けられている。
障壁530は放電空間を区画するためのもので、区画された各放電空間をセルないし単位発光領域と言う。
このAC型PDPは面放電型であって、前面板上の複合電極間に交流電圧を印加し、で放電させる構造である。この場合、交流をかけているために電界の向きは周波数に対応して変化する。そして、この放電により生じる紫外線により螢光体590を 発光させ、前面板を透過する光を観察者が視認できるものである。
なお、DC型PDPにあっては、電極は誘電体層で被膜されていない構造を有する点でAC型と相違するが、その放電効果は同じである。
また、図5に示すものは、ガラス基板520の一面に下地層567を設けその上に誘電体層565を設けた構造となっているが、下地層567、誘電体層565は必ずしも必要としない。
【0004】
このようなプラズマディスプレイパネル(PDP)用基板の背面板、前面板の製造工程は複雑で長い為、製造過程で不良が発生し、製造中および製造後に各種検査が行われている。中でも背面板、前面板の最終的な品質を保証するものとして電極配線断線、短絡の検査は不可欠である。
電極配線の断線、短絡の検査は、各配線について、断線が有るか否か、隣接する配線と短絡が有るか否かを、それぞれ各配線について調べるもので、基本的には、所定の2箇所間に電圧をかけて、その間での導通の有無を確認する操作を、同一配線内および隣接する2配線において行うもので、検査対象の全ての配線についてこの操作を行う。
【0005】
電極配線の断線、短絡の検査の結果、不良箇所と判断した場合には、修正できるものについては、不良箇所を修正する修正作業が行われる。
従来より、電極配線の断線、短絡を修正する方法としては、例えば図4に示すように、基板480を修正面を上にして拡散光を基板裏面に照射するライトテーブル410上におき、且つライトテーブル410上に移動可能な載置台430の上に顕微鏡420を置いて、人手により顕微鏡420位置を操作しながら修正を行っていた。尚、図4中、点線矢印は各部の移動できる方向を示している。
しかし、PDPにおいては、ますますの大型化が進む中、大型の基板の修正においては、修正する人の姿勢に無理が多くかかり、顕微鏡420の手移動では効率的でない等問題が出てきた。また、場合によっては基板480の修正領域全体を顕微鏡420で観察することができないこともあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、従来の図4に示す大型の基板の修正方法の場合には、修正する人の姿勢に無理が多くかかり、顕微鏡の手移動では効率的でないと言う問題や、PDPのますますの大型化に伴い、基板の修正領域全体を顕微鏡で観察することができないばしいもあるという問題があり、その対応が求められていた。
本発明は、これに対応するためのもので、PDP用の基板等、大型の基板の電極配線の断線、短絡等を修正する修正台であって、基板の大型化に対応でき、且つ、効率的に、人の姿勢に無理が多くかからないような、大型基板の欠陥修正台を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の大型基板の欠陥修正台は、検査結果に基づいて欠陥部を特定して、大型基板の電極配線の断線、短絡等の欠陥を、人手にて修正するための修正台であって、基板の修正面側でない裏面全体に拡散光からなる検査光を照射し、且つ、基板の一辺を下側に水平方向に沿わせ、基板面を斜めないし垂直にした状態で基板を載せて置く基板載置台と、基板の修正面側を観察するために、基板載置台上に保持されて、基板の基板面に沿う水平方向であるX方向と、X方向に直交して基板面に沿うY方向に移動可能な顕微鏡と、基板載置台を保持して且つ基板載置台の角度および高さを変える載置台制御部とを備えたもので、前記基板載置台は、基板の下側の一辺を水平方向に沿わせて基板を移動させる水平移動部を設けたものであり、前記水平移動部は、基板の一辺を下側にし、該辺を水平方向に沿う複数個のコロないしロール上に載せて移動させるものであることを特徴とするものである。
そして、上記において、顕微鏡をX、Y移動させるX、Y移動軸を基板載置台上に設けていることを特徴とするものである。
そしてまた、上記のいずれかにおいて、基板載置台は、基板の修正面側でない裏面全体に接し、裏面全体に拡散板を介して検査光を照射するものであることを特徴とするものである。
また、上記のいずれかにおいて、顕微鏡と一体でX、Y移動する、腕おき台を備えていることを特徴とする大型基板の欠陥修正台。
また、上記のいずれかにおいて、顕微鏡のX、Y位置を数値表示するカウンターを備えていることを特徴とするものである。
また、上記のいずれかにおいて、基板の顕微鏡像を観察するモニターを備えていることを特徴とするものである。
また、上記大型基板の欠陥修正台が、プラズマディスプレイパネル用の基板上の電極配線の断線、短絡等の欠陥を修正するための修正台であることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】
本発明大型基板の欠陥修正台は、このような構成にすることにより、PDP用の基板等、大型の基板の電極配線の断線、短絡等を修正する修正段で、基板の大型化に対応でき、且つ、効率的に、人の姿勢に無理が多くかからないような、大型基板の欠陥修正台の提供を可能としている。
具体的には、基板の修正面側でない裏面全体に拡散光からなる検査光を照射し、且つ、基板の一辺を下側に水平方向に沿わせ、基板面を斜めないし垂直にした状態で基板を載せて置く基板載置台と、基板の修正面側を観察するために、基板載置台上に保持されて、基板の基板面に沿う水平方向であるX方向と、X方向に直交して基板面に沿うY方向に移動可能な顕微鏡と、基板載置台を保持して且つ基板載置台の角度および高さを変える載置台制御部とを備えたもので、前記基板載置台は、基板の下側の一辺を水平方向に沿わせて基板を移動させる水平移動部を設けたものであることにより、これを達成している。
即ち、基板の一辺を下側に水平方向に沿わせ、基板面を水平面に対し斜めないし垂直に近い状態で基板を載せて置くことにより、人が修正する際、基板の観察や修正を無理のない姿勢で行えるものとしており、従来の図4に示すように略水平に基板をおいた状態に比べ、基板の大型化にも対応できるものとしている。
そして、基板載置台を保持し、且つ基板載置台の角度および高さを変える載置台制御部を備えていることにより、また、基板の下側の一辺を水平方向に沿わせて基板を移動させる水平移動部を備えていることにより、基板の、位置移動、運搬を容易に行えるものとしている。
尚、水平移動部が、基板の一辺を下側にし、該辺を水平方向に沿う複数個のコロないしロール上に載せて移動させるものであることにより、その構成を比較的簡単なものとできる。
この修正台での人の基板の扱いは、基板の位置移動、他からの搬入、他への搬出の動作において基板を引いたり、押したりする程度で済む。
更に、顕微鏡と一体でX、Y移動する、腕おき台を備えていることにより、基板の観察や修正を無理のない姿勢で行えるものとしている。
また、顕微鏡をX、Y移動させるX、Y移動軸を基板載置台上に設けていることにより、全体構成を比較的簡単なものとできる。
【0009】
更に具体的には、基板載置台は、基板の修正面側でない裏面全体に相対し、裏面全体に拡散板を介して検査光を照射するものであることにより、従来の図4に示すライトテーブルを用いた修正と同様の見易さを得ることができる。
また、顕微鏡のX、Y位置を数値表示するカウンターを備えていることにより、基板上の欠陥位置を、検査工程にて確認された欠陥位置座標により、対応ずけてカウンター値から特定することができる。
また、基板の顕微鏡像を観察するモニターを備えていることにより、顕微鏡倍率を変えて、欠陥位置を特定し易いものとしている。
【0010】
尚、本発明の修正台は、大型のプラズマディスプレイパネル用の基板上の電極配線の断線、短絡等の欠陥を修正するため用いられる場合には、特に有効である。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の電極配線の検査装置の実施の形態の1例を図に基づいて説明する。
図1は実施の形態の1例の概略平面図で、図2は図1のA1−A2からみた断面図で、図3は図1のA3−A4からみたコロ部(水平移動部)周辺の拡大図である。
図1中、100は修正台、110は基板載置台、111は基板支持部、112は検査光照射部、112Aは蛍光灯、112Bは透明アクリル板、112Cは透明ガラス板、112Dは拡散アクリル板、113はY方向レール、114は配線収納部(セーブルベア)、115はX方向レール、116は配線収納部(セーブルベア)、117はY方向移動台、118はコロ(水平移動部)、120は顕微鏡、130は載置台制御部、131は上下移動部、133は角度調整部、140はカウンター、150はモニター、170は腕おき台、180は基板である。
尚、X方向とは水平方向、且つ載置台の修正する基板を置く面に沿う方向で、Y方向とはX方向と直交して載置台の修正する基板を置く面に沿う方向、即ち修正するために載置台置かれた基板の面に略沿う方向である。ここでは修正する基板面と載置台の修正する基板を置く面(図3の112B、112C、112Dからなる面)とは略平行であるため、X方向とは水平方向、且つ基板面に沿う方向、Y方向とは該X方向に直交して基板面に沿う方向と定義しても良い。
図1、図2に示すように、修正台100は、PDP用の背面基板、前面板等、大型基板の電極配線の断線、短絡等の欠陥を修正するための修正台であり、基板180の修正面側でない裏面全体に拡散光からなる検査光を照射し、且つ、基板の一辺を下側に水平方向に沿わせ、基板面を斜めないし垂直にした状態で基板180を載せて置く基板載置台110と、基板180の修正面側を観察するために、基板載置台110上に保持されて、基板180の基板面に沿う水平方向であるX方向と、X方向に直交して基板面に沿うY方向に移動可能な顕微鏡120と、基板面の角度および高さを変えるための、基板載置台110を保持し且つ基板載置台110の角度および高さを変える載置台制御部130とを備えている。
そして、基板載置部110は、基板の下側の一辺をその上に載せ、水平方向に沿わせて基板を移動させる複数個のコロ(水平移動部)118を設けている。
【0012】
修正するための基板180の修正台110への搬入は、図2に示す載置台の修正する基板を置く面と水平面とのなす角θを略90度に載置台制御部130で調整して行われる。
修正の際には、載置台制御部130により角θを調整して修正に適した所定の角度θ1として修正が行われる。
修正後、載置台制御部130により角θを略90度に戻し、次の工程へと搬出される。
前述の通り、修正台100での基板180の移動はコロ(水平移動部)118による。
修正に適した角度θ1は、修正する人の体格等により異なるが、通常、θ1は60°以上、90°未満である。
載置台制御部130により、角θが少なくとも60°〜90°の範囲で角度調整できることが好ましい。
【0013】
修正台100においては、顕微鏡120をX移動させるためのX方向レール115、および顕微鏡120と前記X方向レール115とを載せたY方向移動台117をY移動させるためのY方向レール113を基板載置台110上に設けている。
顕微鏡120は、X方向レール115に沿い移動でき、Y方向移動台117は、X方向レール115、顕微鏡120をその上に載せて一体として、図1の左右に示す2個のY方向レール113に沿い移動できる。
即ち、顕微鏡120は、手動により、X、Yの両方向に移動ができる。
尚、図1、図2に示すX方向移動、Y方向移動は手動により行われるが、勿論駆動部を設けてX方向移動、Y方向移動を行っても良い。この場合は人が、X、Yポタンを押し、駆動部を動作させて移動する方式やレバーによる方式等がある。
【0014】
基板は下側の辺をコロ118上に載せ、修正する面でない裏面を基板支持部111で支持するようにして固定される。基板支持部111は薄く、基板の裏面が直接、修正台100の図3に示す112B、112C、112Dからなる基板を置く拡散用シートの面(透明アクリル板112B面)に直接、接しないようになっている。
載置台の修正する基板を置く面(透明アクリル板112B面)と水平面とのなす角θを60°≦θ<90°とするため、コロ118へ基板180の重さの大部分がかかる。
そして、基板載置台110は、基板支持部111により基板180の裏面と若干の隙間設け、相対するようにした状態で、裏面全体に拡散板(図3の112C)を介して検査光を照射する。
尚、図3に示すように、基板載置台110の基板180の裏面全体と相対する側は、蛍光灯112Aからなる光源からの光を拡散するために、光源側から順に、拡散アクリル板112D、透明ガラス板112C、透明アクリル板112Bを設けた構造としても良いが、特にこれに限定はされない。
尚、コロ118を用いて基板180をその上に載せ、水平方向に基板180を移動できるようにした図3に示す構造の水平移動部に、特に限定はされない。
【0015】
このように、基板180の修正台100への搬入、搬出や修正台100での基板180の移動に際し、人の負担は殆どなく、大型の基板でも扱いは容易である。
また、修正台100においては、顕微鏡120と一体でX、Y移動する、腕おき台170を備えていることにより、修正を作業性の良いものとしている。
【0016】
また、修正台100においては、顕微鏡120のX、Y位置を数値表示するカウンター140を備えており、検査で得られた修正位置を特定し易いものとしている。
【0017】
更に、修正台100においては、基板の顕微鏡像を観察するモニターを備えており、検査で得られた修正位置の特定を簡単にしている。
【0018】
次いで、図1に示す修正台100を用いて、基板180を処理する動作の1例を、図1に基づいて簡単に説明しておく。
先ず、修正台100の角度θをほぼ90°(90度より若干小さい角度)の状態にし、検査工程にて、欠陥部箇所(X、Y位置)が特定されている基板180を修正台100のコロ118上に載せて、この上を水平方向に移動させて所定の位置まで基板180を移動させて、図1に示す基板の左右2箇所にある基板支持部111に基板180の修正面側でない裏面の一部を置き、修正台100と基板との間に隙間を作りながら、基板180を、コロ118と該2箇所の基板支持部111にて固定する。
次いで、載置台制御部130の上下移動部121、角度調整部133を調整し、基板面を修正する人に適した、高さ、角度とする。
次いで、検査工程の結果に基づき、カウンター140のX値、Y値をたよりに、Y方向レール113、X方向レールに沿い顕微鏡120をX方向、Y方向に移動させる。
これと伴行して、顕微鏡像のモニター像をモニター150にて観察しながら、欠陥部を特定するが、モニターを観る時の顕微鏡の倍率は、欠陥部を捜すのに適当な倍率としておく。
欠陥部をモニターで特定した後、修正し易い倍率に変え、顕微鏡をみながら修正作業を行う。
尚、PDP用の基板の配線の断線の修正は、ペースト状の導電物質を欠陥部に塗った後に乾燥処理、必要に応じ焼成処理を施して行うものである。
また、短絡部の修正は電動ルータもしくは超音波研削工具により研削除去して行う。
全ての欠陥箇所について修正を行う。
所定の欠陥箇所を全て修正した後、修正台100の角度θをほぼ90°(90度より若干小さい角度)の状態に戻し、コロ118上で基板180が移動できるようにして、基板を搬出する。
【0019】
【発明の効果】
本発明は、上記のように、PDP用の基板等、大型の基板の電極配線の断線、短絡等を修正する修正台で、基板の大型化に対応でき、且つ、効率的に、人の姿勢に無理が多くかからないような、大型基板の欠陥修正台の提供を可能としている。
特に、ますますの大型化とセルの微細化が進み、且つ、電極配線の形状も多種となるPDP用の電極配線の断線、短絡の修正において有効で、結果、PDP用の基板の量産に対応できるものとしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の大型基板の欠陥修正台の実施の形態の1例を示した概略平面図
【図2】実施の形態の1例の断面図
【図3】コロ部周辺の拡大断面図
【図4】従来の修正台を示した図
【図5】PDPを説明するための斜視図
【符号の説明】
100 修正台
110 基板載置台
111 基板支持部
112 検査光照射部
112A 蛍光灯
112B 透明アクリル板
112C 透明ガラス板
112D 拡散アクリル板
113 Y方向レール
114 配線収納部(ケーブルベア)
115 X方向レール
116 配線収納部(ケーブルベア)
117 Y方向移動台
118 コロ(水平移動部)
120 顕微鏡
130 載置台制御部
131 上下移動部
133 角度調整部
140 カウンター
150 モニター
170 腕おき台
180 基板
410 ライトテーブル
420 顕微鏡
425 顕微鏡支持部
430 載置台
480 基板

Claims (7)

  1. 検査結果に基づいて欠陥部を特定して、大型基板の電極配線の断線、短絡等の欠陥を、人手にて修正するための修正台であって、基板の修正面側でない裏面全体に拡散光からなる検査光を照射し、且つ、基板の一辺を下側に水平方向に沿わせ、基板面を斜めないし垂直にした状態で基板を載せて置く基板載置台と、基板の修正面側を観察するために、基板載置台上に保持されて、基板の基板面に沿う水平方向であるX方向と、X方向に直交して基板面に沿うY方向に移動可能な顕微鏡と、基板載置台を保持して且つ基板載置台の角度および高さを変える載置台制御部とを備えたもので、前記基板載置台は、基板の下側の一辺を水平方向に沿わせて基板を移動させる水平移動部を設けたものであり、前記水平移動部は、基板の一辺を下側にし、該辺を水平方向に沿う複数個のコロないしロール上に載せて移動させるものであることを特徴とする大型基板の欠陥修正台。
  2. 請求項1において、顕微鏡をX、Y移動させるX、Y移動軸を基板載置台上に設けていることを特徴とする大型基板の欠陥修正台。
  3. 請求項1ないし2において、基板載置台は、基板の修正面側でない裏面全体に接し、裏面全体に拡散板を介して検査光を照射するものであることを特徴とする大型基板の欠陥修正台。
  4. 請求項1ないし3において、顕微鏡と一体でX、Y移動する、腕おき台を備えていることを特徴とする大型基板の欠陥修正台。
  5. 請求項1ないし4において、顕微鏡のX、Y位置を数値表示するカウンターを備えていることを特徴とする大型基板の欠陥修正台。
  6. 請求項1ないし5において、基板の顕微鏡像を観察するモニターを備えていることを特徴とする大型基板の欠陥修正台。
  7. プラズマディスプレイパネル用の基板上の電極配線の断線、短絡等の欠陥を修正するための修正台であることを特徴とする請求項1ないし6記載の大型基板の欠陥修正台。
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