JP3853441B2 - 車両の変速操作入力装置 - Google Patents

車両の変速操作入力装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、所定の運転操作を行わない限り、Pレンジ位置から他のレンジ位置への変更を阻止するようにした車両の変速操作入力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動変速機においては、セレクトレバーを操作することによりレンジ位置の変更が行われる。そして、Pレンジ位置から不用意に他のレンジ位置、特に走行レンジへ変更されるのを阻止するため、所定の運転操作が行われていない限り、例えばイグニッションスイッチがONとなっておりかつブレーキペダルが踏込み操作されていない限り、Pレンジ位置から他のレンジ位置への変更を阻止するシフトロック機構を設けることが一般的である(例えば特開平7−101259号公報参照)。
【0003】
上記シフトロック機構についてより具体的に説明すると、シフトロック機構は、ロック機構と、所定の運転操作を条件としてロック機構の作動を許容する安全機構とを備えており、セレクトレバ−のシフトピンは、Pレンジ位置において、ロックプレ−ト部に形成された凹部内に嵌合された状態においては、安全機構により所定の運転操作に基づきロック機構の作動が許容されない限り、ロック機構は、シフトピンの凹部内からの抜けを阻止することになっている。
【0004】
ところで、上記Pレンジ位置の凹所は、上述の如く、他のレンジ位置同様、ロックプレ−ト部内に形成されている。このため、セレクトレバ−の側方から突出するシフトピンをロック機構によりPレンジ位置の凹所から抜けないようにするためには、他の部材との干渉を回避する関係上、ロック機構は、ロックプレ−ト部、セレクトレバ−と並列的に配設される必要がある(図9参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ロックプレ−ト部、セレクトレバ−、ロック機構を並列的に配設した場合には、その三者を並列に配設できる空間が確保する必要となり、車両空間内をできるだけ広げたいとの要請から、コンパクト化を図ることが望まれている。
【0006】
本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、その目的は、幅方向において、できるだけコンパクト化を図ることができる車両の変速操作入力装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明にあっては、
ベ−スプレ−ト部に回動可能に支持されて前後方向に移動可能とされその下部にシフトピンが設けられるセレクトレバ−と、前記ベ−スプレ−ト部から起立して前記セレクトレバ−の移動領域側方に配設され前記セレクトレバ−のシフトピンと係合して該セレクトレバ−の前後方向の操作を調整するロックプレ−ト部と、前記セレクトレバ−と連係され該セレクトレバ−の前後方向の移動に伴って節度感を付与するディテント部と、所定の運転操作が行われていない限り、Pレンジ位置から他のレンジ位置への前記シフトピンの変更を阻止するロック機構と、を備える車両の変速操作入力装置において、
前記ディテント部が、前記セレクトレバ−の移動領域であって前記ロックプレ−ト部の前後方向のいずれか一端面よりも外方に配設されて、該ロックプレ−ト部の前後方向のいずれか一端面と該ディテント部との間に前記シフトピンが進入可能な隙間が形成され、
前記ロック機構が、前記ロックプレ−トの前後方向のいずれか一端面の対向領域に臨むように配設されている構成としてある。
【0008】
上記構成を前提とした好ましい態様は、特許請求の範囲における請求項2以下に記載のとおりである。
【0009】
【発明の効果】
請求項1に記載された発明によれば、ディテント部とロックプレ−ト部とをシフトピンの延び方向にずらして配設して、その両者間に隙間を形成することから、その隙間をPレンジ位置用係止隙間として利用でき、これに伴い、そのPレンジ位置用係止隙間に位置されるシフトピンの抜けを規制するロック機構を、ロックプレ−ト部の端面の対向領域に配設することができることになり、ロックプレ−ト部、セレクトレバ−の二者のみを並列に配設し、ロックプレ−ト部、セレクトレバ−、ロック機構の三者を並列的に配設しなくてもよいようにすることができることになる。このため、幅方向において、できるだけコンパクト化を図ることができる車両の変速操作入力装置を提供できることになる。
【0010】
また、ロックプレ−ト部、セレクトレバ−の二者のみを並列に配設すればよい結果、シフトピンの長さも短縮することができることになり、シフトピンのロック状態において、シフトノブを押したりしたとしても、シフトピンの変形を少なくでき、耐久性を向上させることができることになる。
【0011】
さらに、ディテント部がセレクトレバ−の移動領域に配設されることから、ディテント部を、セレクトレバ−の必要以上の移動(回動)を規制する強固なストッパとして利用できることになる。
【0012】
請求項2に記載された発明によれば、ロックプレ−部トの前後方向のいずれか一端面を、該ロックプレ−ト部の前端面とすることにより、請求項1の作用効果を好ましいものとすることができることになる。
【0013】
請求項3に記載された発明によれば、上記請求項1又は2と同様の作用効果を生じる他に、幅方向においてできるだけコンパクトを図る上で、ロック機構の態様を好ましいものとすることができると共に、所定の運転操作か否かを伝達する安全機構と連係して大きな力が作用するカム部材を、強度部材としてのディテント部を利用して支持でき、カム部材の支持強度の信頼性を高めることができることになる。
【0014】
請求項4に記載された発明によれば、ベ−スプレ−ト部、ロックプレ−ト部、ディテント部が樹脂により一体成形されていることから、簡単に製造できるばかりか、上記請求項1又は2の機能を利用して、樹脂一体成形品の強度を補完できることになる。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1において、Sはセレクト部で、セレクト部Sは、ケーシング1と、セレクトレバー2とを有する。セレクトレバー2は、図2に示すように、ケ−シング1に対して車体前後方向に一直線上に移動(揺動)されて、Pレンジ(パ−キング)、Rレンジ(後退)、Nレンジ(ニュ−トラル)、Dレンジ(前進走行のすべての変速段、例えば1速〜4速の間での自動変速)、Sレンジ(最高速変速段を除く変速段の間での自動変速、例えば1速〜3速の間での自動変速)、Lレンジ(1速、2速の間での自動変速)の中から任意の1つのレンジ位置を選択的にとり得るようになっている。このセレクトレバ−2の上部には、ケ−シング1外においてシフトノブ4が設けられ、その下部には、ケーシング1内において、側方へ突出するシフトピン22(図2参照)が設けられている。このシフトピン22は、既知のように、シフトノブ4を押圧操作することにより下方へ変位され、シフトノブ4の押圧操作を解除すると、セレクトレバー2内に装備したスプリング(図示略)によって、元の高い位置つまり基本位置に復帰され、このようなシフトピン22の動きがシフト動とされる。そして、所定のレンジ位置の間でのレンジ位置の変更においては、シフトノブ4を押圧操作しつつ行うようになっている。
【0016】
前記ケーシング1内には、図1に示すように、ロック機構13が装備され、そのロック機構13は、ケ−ブル15を介して各安全機構に11、12に機械的に連係されている。
【0017】
ロック機構13は、ケ−ブル15がケーシング1に対して引き操作されたときがPレンジ位置からのレンジ位置変更を阻止するロック位置となり、ケ−ブル15がケーシング1に対して戻り操作されたときに、ロック解除位置となるように設定されている。このため、ロック機構13がロック位置にあるときには、ロック機構13は、Pレンジ位置において、シフトノブ4を押圧操作しても、他のレンジ位置への変更を阻止することになる。
【0018】
各安全機構11、12は、ロック機構13に対して互いに直列な関係をもって連係されている。安全機構11は、イグニッションスイッチ連動式とされて、イグニッションキ−11aをキ−シリンダ11bに差し込んでON操作したときに作動されることになっており、安全機構12は、ブレーキペダル14との連動式とされて、ブレーキペダル14を踏みこみ操作したときに作動されることになっている。そして、安全機構11、12は、通常は、ケ−ブル15の上記戻り方向の動きを規制する一方、イグニッションスイッチがONされたとき、およびブレーキペダル14が踏み込み操作されたときに、ケ−ブル15の上記戻り方向への動きを許容することになっている。
【0019】
前記ケ−シング1内には、図4、図5に示すように、ベ−スプレ−ト部31と、ロックプレ−ト部3と、ディテント部33とが収納されており、これらは、樹脂により一体成形されている。
【0020】
ベ−スプレ−ト部31は、車体フロアパネルに取付られるもので、その形状は延び形状とされ、その一端側(図4中、左端側)が前端とされ、その他端側(図4中、右端側)が後端側とされている。このベ−スプレ−ト部31に対して、前記セレクトレバー2の下端部が、車体左右方向に伸びる取付軸21を介して、車体前後方向に揺動自在に保持されている。
【0021】
ロックプレ−ト部3は、ベ−スプレ−ト部31から上方に膨出させることにより起立されている。このロックプレ−ト部3は、セレクトレバ−2の移動領域の側方に配設され、そのロックプレ−ト部3の板面は、セレクトレバ−2に対向され、そのロックプレ−ト部3の前端面(図4中、左端面)3aは、ベ−スプレ−ト部31の前方に向けつつ略上下方向に延びることとされている。このロックプレ−ト部3の板面には、前記取付軸21を中心とする円弧状のガイド面23が形成されており、その途中に、取付軸21側へ向けて突出する段部24〜26が設けられている。このガイド面23の直下方位置には、前記シフトピン22が、前記高い位置となる基本位置状態のとき、位置されることになっており、その状態でセレクトレバーを取付軸21を中心にして揺動させたときには、シフトピン22は段部24、25あるいは26に当接し、その揺動が規制されることになっている。これにより、Nレンジ、Dレンジ、Sレンジの間では、シフトノブ4を押圧操作することなく、自由にレンジ位置変更が可能とされる。また、RレンジからNレンジへの変更も、LレンジからSレンジへの変更も、シフトノブ4を押圧操作することなく行われる。しかし、NレンジからRレンジへの変更、SレンジからLレンジへの変更については、シフトノブ4を押圧操作して、シフトピン22が段部25あるいは26を乗り越えることができるように下方へ変位させる必要がある。
【0022】
ディテント部33は、セレクトレバ−2の前方移動領域において、ベ−スプレ−ト部31から上方に膨出させることにより起立されている。このディテント部33は、ロックプレ−ト部3よりも前方側(図4中、左方側)において、ベ−スプレ−ト部31の前後方向に延ばされており、そのディテント部33の上端面33aは、その後端面33bにおいてロックプレ−ト部3の前端面の高さと略同じ高さ位置まで立ち上げられる一方、その高さ位置から、ベ−スプレ−ト部31の前端側に向うに従って低くされている。このディテント部33の上端面33aには、凹凸33cが波状に形成されており、その凹凸状の上端面33aに対して、セレクトレバ−2に保持されるディテントスプリング(図示略)が係合されることになっており、これにより、セレクトレバ−2の前後方向の移動に伴って節度感が付与されることになっている。ディテント部33の後端面33bは、ベ−スプレ−ト部31の後方側に向けつつ、上下方向に延ばされている。このディテント部33の後端面33bとロックプレ−ト部3の前端面3aとの間には、ベ−スプレ−ト部31の前後方向において一定の間隔があけられて隙間27が形成されており、この隙間27がPレンジ位置用係止隙間として構成されている。このため、Pレンジ位置とRレンジ位置との双方の間での変更操作として、この隙間27に、シフトピン22を入れ或は出すことができ、そのときには、シフトノブ4を押圧操作して、シフトピン22が段部24を乗り越えることができるように下方へ変位させる必要がある。
【0023】
前記ロック機構13は、図4、図5に示すように、ロックプレ−ト部3の前端面3aの前方領域に配設されている。ロック機構13は、Pレンジ位置に対応して設けられて、シフトピン22が、前記隙間27から抜け出るのを規制するものとなっており、このため、ロック機構13は、カム部材28と、ロック部材29と、リタ−ンスプリング30とを有することになっている。
【0024】
前記カム部材28は、前記ロックプレ−ト部3前端面の前方領域において、車体左右方向に伸びる回動軸31を介して前記ディテント部33の後端部上部に回動可能に支持されており、このカム部材28は、略二又状とされた第1、第2の2つの作動片部34、35を有する。ロック部材28がロック解除対応位置となる図6の状態にあるとき、第1作動片部34は、シフトピン22が隙間27への進入を規制するような位置とされ、第2作動片部35は、ほぼ上下方向に伸びる状態でもって、隙間27を挟んでRレンジ位置とは反対側に位置されることになっている。
【0025】
図6に示すロック解除対応位置においては、上記第1作動片部34のうち第2作動片部35に近い側の側端面(受圧面)34aが、段部24とほぼ同一高さ位置でほぼ前後方向に伸びるようにされている。これにより、シフトノブ4を押圧操作することにより低い位置とされたシフトピン22は、ロック解除対応位置における上記側端面34a直下方に位置され、この状態からシフトノブ4の押圧操作を解除すると、シフトピン22は、セレクトレバー2内に設けた前記リタ−ンスプリングの付勢力によって、カム部材28を図6中、反時計方向に回動させつつ隙間27内に入れられ、この状態が図7に示される。
【0026】
ロック部材29は、レバ−状とされ、このロック部材29は、上記カム部材28の下方に配設されている。このロック部材29は、その一端部がベ−スプレ−ト部31に回動可能に支持されている一方、その他端面は、ロック部材29の一端部を中心とした回動に伴い、隙間27の直下方に位置されて該隙間27から抜け出ようとするシフトピン22が当接される規制面(受圧面あるいはロック面)29aとなることになっている。規制面29aの高さ位置は、規制面29aが隙間27に対向する位置において、段部24よりも若干低い位置とされ、規制面29aの前後方向長さは、シフトピン22の前後方向長さとほぼ同一とされている。
【0027】
リタ−ンスプリング30は、上記ロック部材29よりも前方側において、ベ−スプレ−ト部31とロック部材29との間に掛け渡されており、このリタ−ンスプリング30により、ロック部材29の他端側は、常時は、カム部材の第2作動片部35に当接する方向つまり図6に示すロック解除位置に向けて付勢されている。このため、カム部材28を、図6に示すロック解除対応位置から図7に示すロック対応位置へと回動させたときには、ロック部材29は、カム部材28の第2作動片部35に押圧されて、図6のロック解除位置から図7のロック位置へと押圧、回動される。なお、リタ−ンスプリング30の付勢力は、シフトピン22を高い基本位置へ戻すためのリタ−ンスプリングの付勢力よりも小さいものとして設定されている。
【0028】
このため、ロック機構13においては、カム部材28が図7のロック対応状態から図6のロック解除対応位置に向けて回動しない限り、ロック部材29は、図7のロック位置を保持し続けることになる。一方、安全機構11、12を作動させて、カム部材28のロック解除対応位置へ向けての回動が許容される状態では、シフトノブ4を押圧操作してシフトピン22を下方へ変位させるのに応じて、リタ−ンスプリング30の付勢力によって、カム部材28がロック部材29を介して図7の状態から図6の状態へ向けて徐々に回動されていき、これに応じてロック部材29も徐々にロック解除位置へ向けてスライドされていき、やがて、図6のロック解除位置となる。
【0029】
この場合、図7から明らかなように、隙間27内に奥深く入ったシフトピン22は、ロック位置にあるロック部材29の規制面29aに対して所定間隔を有し、この所定間隔分のシフトピン22の変位量に対応したカム部材28の回動量が、ロック部材29のロック位置からロック解除位置へ向けての回動量に相当するように設定されている。そして、安全機構11、12によるカム部材28の回動規制が行われている状態では、上記所定間隔分だけシフトピン22が図7の状態から下方へ変位しても、カム部材28はロック解除方向へ何等回動されることがなく、ロック部材29がロック位置を保持したままとされる。
【0030】
したがって、図9に示すように、ロックプレ−ト部3内にPレンジ位置用の凹所40が形成されている場合には、セレクトレバ−2の側方から突出するシフトピン22をそのPレンジ位置用凹所40から抜けないようにするためには、他の部材との干渉を回避する関係上、ロックプレ−ト部3、セレクトレバ−2、ロック機構13は、並列的に配設され、一定の幅L0となる。これに対し、ディテント部33とロックプレ−ト部3とをシフトピン22の延び方向にずらして配設し、その両者32、33間の隙間27をPレンジ位置用係止隙間として利用する場合には、その隙間27に位置されるシフトピン22の抜けを規制するロック機構13を配設させるに際して、そのロック機構13をロックプレ−ト部3の前端面3aの対向領域に配設しても支障が生じないことになる。このため、ロックプレ−ト部3、セレクトレバ−2の二者のみを並列に配設すればよいことになり、これらの合わせた幅L1を、前記L0よりも短い幅とすることができることになる。
【0031】
また、ロックプレ−ト部3、セレクトレバ−2の二者のみを並列に配設すればよい結果、シフトピン22の長さも短縮することができることになり、シフトピン22のロック状態において、シフトノブ4を押したりしたとしても、シフトピン22の変形を少なくでき、耐久性を向上させることができることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す全体系統図。
【図2】レンジ位置変更のためのセレクトレバーの動きの一例を示す簡略平面図。
【図3】セレクトレバーとロックプレ−ト部3とシフトピンとの関係を示す側面図。
【図4】実施形態に係る装置を示す正面図。
【図5】図4の平面図。
【図6】ロック解除位置にあるときのロックプレ−ト部3とシフトピンとカム部材とロック部材との関係を示す側面図。
【図7】ロック位置にあるときのロックプレ−ト部3とシフトピンとカム部材とロック部材との関係を示す側面図。
【図8】実施形態に係るセレクトレバー、ロックプレ−ト部3、ロック機構の配置を平面的に示す模式図。
【図9】従来に係るセレクトレバー、ロックプレ−ト部3、ロック機構の配置を平面的に示す模式図。
【符号の説明】
S:セレクト部
2:セレクトレバー
3:ロックプレ−ト部
3a:ロックプレ−ト部の前端面
4:シフトノブ
11:安全機構(イグニッションスイッチ連動式)
12:安全機構(ブレーキペダル連動式)
13:ロック機構
15:ケ−ブル
22:シフトピン
27:隙間(Pレンジ用)
28:カム部材
29:ロック部材
29a:規制面(シフトピンの当接面)
30:リタ−ンスプリング
33:ディテント部

Claims (4)

  1. ベ−スプレ−ト部に回動可能に支持されて前後方向に移動可能とされその下部にシフトピンが設けられるセレクトレバ−と、前記ベ−スプレ−ト部から起立して前記セレクトレバ−の移動領域側方に配設され前記セレクトレバ−のシフトピンと係合して該セレクトレバ−の前後方向の操作を調整するロックプレ−ト部と、前記セレクトレバ−と連係され該セレクトレバ−の前後方向の移動に伴って節度感を付与するディテント部と、所定の運転操作が行われていない限り、Pレンジ位置から他のレンジ位置への前記シフトピンの変更を阻止するロック機構と、を備える車両の変速操作入力装置において、
    前記ディテント部が、前記セレクトレバ−の移動領域であって前記ロックプレ−ト部の前後方向のいずれか一端面よりも外方に配設されて、該ロックプレ−ト部の前後方向のいずれか一端面と該ディテント部との間に前記シフトピンが進入可能な隙間が形成され、
    前記ロック機構が、前記ロックプレ−ト部の前後方向のいずれか一端面の対向領域に臨むように配設されている、
    ことを特徴とする車両の変速操作入力装置。
  2. 請求項1において、
    前記ロックプレ−ト部の前後方向のいずれか一端面が、該ロックプレ−ト部の前端面である、
    ことを特徴とする車両の変速操作入力装置。
  3. 請求項1又は2において、
    前記ロック機構が、
    前記シフトピンのPレンジ位置から他のレンジ位置への移動を規制するロック位置と、該シフトピンの移動規制を解除するロック解除位置とをとり得るようにされたロック部材と、
    前記ディテント部に回動可能に支持され、前記シフトピンをPレンジ位置に移動させるときには該シフトピンに当接されて、該シフトピンの移動を許容しつつ前記ロック部材をロック位置に移動させ、該シフトピンをPレンジ位置から他のレンジ位置へ移動させるときには、所定の運転操作が行われない限り、前記ロック部材をロック位置に保持するように設定されるカム部材と、を備えている、
    ことを特徴とする車両の変速操作入力装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかにおいて、
    前記ベ−スプレ−ト部と、前記ロックプレ−ト部と、前記ディテント部とが樹脂により一体的に成形されている、
    ことを特徴とする車両の変速操作入力装置。
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