JP3851379B2 - 照明器具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光信号を用いて照明のオン・オフ或いは照度をリモートコントロール制御(以下、リモコン制御と略す)する照明器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、赤外光等の光信号を用いて照明のオン・オフや照度をリモコン制御する照明器具があった。例えば、図2に示すように、天井面11に配設された上本体1と、上本体1にパイプ2を介して接続される下本体3と、下本体3の下面側に配設された蛍光ランプ4と、下本体3の下面側の略中央に配設されたスポット用の白熱灯5aと、下本体3の上面側に配設されたアッパー用の白熱灯5b,5bと、蛍光ランプ4とスポット用の白熱灯5aとを覆うように下本体3の下面側に覆設されたグローブ7と、上本体1に受光窓9を下向きにして配設された光信号受信部たるリモコン受光部8とを備えており、リモコン受光部8はリモコン送信部(図示せず)から送信された光信号を受信し、この光信号に基づいて蛍光灯4及び白熱灯5a,5bのオン・オフや照度が制御されている。
【0003】
また、図3に示すような照明器具もあり、この照明器具は、天井面11に配設された上本体1と、上本体1にパイプ2を介して接続された下本体3と、下本体3の下面側に配設された蛍光ランプ4,4と、下本体3の下面側の略中央に配設されたスポット用の白熱灯5aと、下本体3の上面側に配設されたアッパー用の白熱灯5b,5bと、下本体3の下面側の両端に受光窓9a,9bを下向きにして配設された2個のリモコン受光部8a,8bと、蛍光ランプ4やスポット用の白熱灯5a及びリモコン受光部8a,8bを覆うように下本体3の下面側に覆設されたグローブ7とを備えており、グローブ7の上端部は下本体3の外周端よりも外側まで下本体3の上面よりも上方まで形成されている。ここで、リモコン受光部8a,8bはリモコン送信部から送信された光信号を受信し、この光信号に基づいて蛍光灯4、スポット用の白熱灯5a及びアッパー用の白熱灯5b,5bのオン・オフや照度が制御されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記構成の照明器具では、蛍光ランプ4のランプ光に含まれる赤外光が、蛍光ランプ4から直接又はグローブ7等によって反射されてリモコン受光部8の受光窓9に入射し、リモコン受光部8の入射光の赤外領域がマスクされるためにS/N比が悪化して、リモコン受光部8の受信性能が低下するという問題点があった。
【0005】
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、蛍光ランプのランプ光が直接又はグローブによって反射されてリモコン受光部に入射するのを防止し、受光窓に入射する光のノイズ成分を除去してS/N比を向上させ、リモコン受光部の受信性能を向上させた照明器具を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明では、上記目的を達成するために、上本体と、上本体にパイプを介して接続された下本体と、下本体の下面側に配設された蛍光ランプと、下本体の下面側に蛍光ランプを覆うように覆設され上端部が下本体の外周端よりも外側且つ下本体の上面よりも上方まで形成されたグローブとを備え、光信号を用いて蛍光ランプのオン・オフ或いは点灯出力をリモートコントロール制御する照明器具において、光信号を受信する2個の光信号受信部を、その受光軸が下本体の上面と略平行となるように下本体の上面側に配設するとともに、一方の光信号受信部を下本体の外周端付近に配置し、且つ、光信号受信部の受光窓に面した側の下本体の外周端から受光窓までの距離が下本体の外周端から下本体の中心までの距離よりも長くなるように、互いの受光窓を下本体の中心を挟んで対向させているので、蛍光ランプのランプ光が直接又はグローブの内面で反射されて受光窓に入射するのを防止することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
本実施形態の照明器具は、図1(a)(b)に示すように、上本体1と、上本体1にパイプ2を介して接続される円盤状の下本体3と、下本体3の下面側に配設されるベース用の蛍光ランプ4と、下本体3の下面側略中央に配設された白熱灯5aからなるスポット部6と、下本体3の上面側に配設された4個のアッパー用の白熱灯5bと、蛍光ランプ4及びスポット部6を覆うように下本体3の下面側に覆設された上グローブ7a及び下グローブ7bと、下本体3の上面側に配設された光信号受信部たるリモコン受光部8a,8bとを備えている。ここで、上グローブ7a及び下グローブ7bは一体的に下本体3に取り付けられており、上グローブ7aの上端部は下本体3の外周端よりも外側まで、且つ、下本体3の上面よりも上方まで形成されている。
【0008】
リモコン受光部8a,8bは、リモコン送信器(図示せず)から送信される赤外光を用いた光信号を受光しており、その受光軸が下本体3の上面側と略平行になるように下本体3の上面側に配設されている。また、リモコン受光部8a,8bは、受光窓9a,9bに面した側の下本体3の外周端から受光窓9a,9bまでの距離L1 ,L2 が下本体3の半径rよりも夫々長くなるように配設されており(L1 >r,L2 >r)、その受光窓9a,9bは下本体3の中心を挟んで夫々外側を向いている。
【0009】
ところで、上グローブ7a及び下グローブ7bは共に透光性を有しており、蛍光ランプ4のランプ光の一部(図1のA)が下グローブ7bと上グローブ7aとを介して下本体3の上面側に通り抜けている。この時、受光窓9a,9bに面した側の下本体3の外周端から受光窓9a,9bまでの距離L1 ,L2 を下本体3の半径rよりも長くすることによって、下グローブ7bと上グローブ7aとを通り抜けた蛍光ランプ4の透過光(図1のA)が上グローブ7aの内面で反射されてリモコン受光部8a,8bに入射するのを防止しており、透過光の影響が小さくなるので、リモコン受光部8a,8bの受信性能が向上する。
【0010】
ここで、一方のリモコン受光部8aには、器具内スイッチ(図示せず)が一体に設けられている。この器具内スイッチの操作はスポット部6を取り外して行うようになっているので、スイッチ操作を容易にするためにリモコン受光部8aは下本体3の中心付近に配設されている。他方のリモコン受光部8bは、光信号の受信機能しか備えていないので、光信号の受信性能を少しでも良くするために、距離L2 をできるだけ長くしており、下本体3の外周端付近に配設されている(L2 ≒2r)。
【0011】
さらに、上本体1の内部には、高周波点灯装置やリモコン制御部からなる制御部10が納装されており、制御部10と蛍光ランプ4、白熱灯5a,5b及びリモコン受光部8a,8bとを接続する配線はパイプ2内に挿通されて配線されている。そして、リモコン送信器から送信された光信号は壁面や天井面等に反射され、上本体1と下本体3との間の空間を通って、リモコン受光部8a,8bの受光窓9a,9bに入射し、制御部10は、リモコン受光部8a,8bが受信した光信号に基づいて、蛍光ランプ4及び白熱灯5a,5bのオン・オフや照度を制御している。
【0012】
さらに、この照明器具では、リモコン受光部8a,8bが下本体3の上面側に配設されており、近くに蛍光ランプ4や白熱灯5,5bなどの発熱源が無いので、リモコン受光部8a,8bの温度上昇を低減することができる。
【0013】
【発明の効果】
本発明は、上述のように、上本体と、上本体にパイプを介して接続された下本体と、下本体の下面側に配設された蛍光ランプと、下本体の下面側に蛍光ランプを覆うように覆設され上端部が下本体の外周端よりも外側且つ下本体の上面よりも上方まで形成されたグローブとを備え、光信号を用いて蛍光ランプのオン・オフ或いは点灯出力をリモートコントロール制御する照明器具において、光信号を受信する2個の光信号受信部を、その受光軸が下本体の上面と略平行となるように下本体の上面側に配設するとともに、一方の光信号受信部を下本体の外周端付近に配置し、且つ、光信号受信部の受光窓に面した側の下本体の外周端から受光窓までの距離が下本体の外周端から下本体の中心までの距離よりも長くなるように、互いの受光窓を下本体の中心を挟んで対向させているので、蛍光ランプのランプ光が直接又はグローブの内面で反射されて受光窓に入射するのを防止できる。したがって、光信号受信部のS/N比を向上させることができ、光信号受信部の受信性能を向上できるという効果がある。また、光信号の受信性能が向上するので、光信号の到達距離を伸ばすことができるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の照明器具を示し、(a)は上面図、(b)は一部破断した平面図である。
【図2】従来の照明器具を示す断面図である。
【図3】同上の別の照明器具を示す断面図である。
【符号の説明】
1 上本体
2 パイプ
3 下本体
4 蛍光ランプ
5a 白熱灯
7a 上グローブ
7b 下グローブ
8a,8b リモコン受光部
9a,9b 受光窓
L1 ,L2 距離
r 半径
Claims (1)
- 上本体と、前記上本体にパイプを介して接続された下本体と、前記下本体の下面側に配設された蛍光ランプと、前記下本体の下面側に前記蛍光ランプを覆うように覆設され上端部が前記下本体の外周端よりも外側且つ前記下本体の上面よりも上方まで形成されたグローブとを備え、光信号を用いて前記蛍光ランプのオン・オフ或いは点灯出力をリモートコントロール制御する照明器具において、前記光信号を受信する2個の光信号受信部を、その受光軸が前記下本体の上面と略平行となるように前記下本体の上面側に配設するとともに、一方の光信号受信部を下本体の外周端付近に配置し、且つ、前記光信号受信部の受光窓に面した側の前記下本体の外周端から前記受光窓までの距離が前記下本体の外周端から前記下本体の中心までの距離よりも長くなるように、互いの受光窓を前記下本体の中心を挟んで対向させたことを特徴する照明器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14460696A JP3851379B2 (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | 照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP14460696A JP3851379B2 (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | 照明器具 |
Publications (2)
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JPH09330615A JPH09330615A (ja) | 1997-12-22 |
JP3851379B2 true JP3851379B2 (ja) | 2006-11-29 |
Family
ID=15365944
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14460696A Expired - Lifetime JP3851379B2 (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | 照明器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3851379B2 (ja) |
-
1996
- 1996-06-06 JP JP14460696A patent/JP3851379B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09330615A (ja) | 1997-12-22 |
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