JPH10223039A - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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JPH10223039A
JPH10223039A JP9037008A JP3700897A JPH10223039A JP H10223039 A JPH10223039 A JP H10223039A JP 9037008 A JP9037008 A JP 9037008A JP 3700897 A JP3700897 A JP 3700897A JP H10223039 A JPH10223039 A JP H10223039A
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JP
Japan
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light
remote control
infrared remote
pass filter
band
Prior art date
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Pending
Application number
JP9037008A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Matsunaga
義之 松永
Takeshi Kanda
毅 神田
Kenji Kawasaki
憲治 川崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Life Solutions Asahi Co Ltd
Original Assignee
Asahi National Lighting Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi National Lighting Co Ltd filed Critical Asahi National Lighting Co Ltd
Priority to JP9037008A priority Critical patent/JPH10223039A/ja
Publication of JPH10223039A publication Critical patent/JPH10223039A/ja
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 赤外線リモコン制御がより確実な照明器具を
提供する。 【解決手段】 本体の下面に環状の蛍光ランプを配置す
るとともに、蛍光ランプの内周側に赤外線リモコン信号
の受光部(ケース)5を配置し、これらの下面を透光性
のグローブで覆った照明器具である。前記受光部5には
赤外線リモコン信号の受光素子9が内蔵されるととも
に、この受光素子9に対向した前記受光部5の開口10
に前記赤外線リモコン信号の中心波長(940〜950
nm程度)と略一致した透過中心波長をもつ干渉膜によ
るバンドパスフィルター11が設けられ、かつ、このバ
ンドパスフィルター11の前面側に内周面12を光反射
性とした筒13が設けられ、この筒13内を通過して前
記バンドパスフィルター11に到達する前記赤外線リモ
コン信号の入射角θを前記バンドパスフィルター11の
中心線14に対して約20°以内としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、赤外線リモコン信
号により制御される蛍光ランプを備えた照明器具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】本体の下面に蛍光ランプを配置するとと
もに、赤外線リモコン信号の受光部を配置し、これらの
下面を透光性のグローブで覆った照明器具では、受光部
に蛍光ランプからの赤外光が入射しやすいため、赤外線
リモコン制御に悪影響を及ぼしやすい。殊に、蛍光ラン
プの低温点灯初期には蛍光ランプからアルゴンスペクト
ルが多く発生しているため、点灯した蛍光ランプを赤外
線リモコン送信器によって調光状態や消灯状態に移行し
にくい。これを改善するため、受光部の前面に実質的に
赤外線リモコン信号のみを透過できるようにバンドパス
フィルターを設けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、バンドパスフ
ィルターのスカート特性によってはアルゴンスペクトル
を充分にカットできない上、バンドパスフィルターに対
する赤外線の入射角が大きい程、バンドパスフィルター
の透過中心波長がアルゴンスペクトルが存在する波長域
にシフトするため、アルゴンスペクトルが受光部に入射
しやすくなり、これによって赤外線リモコン制御に悪影
響を及ぼすという解決すべき課題があることに着目され
るべきである。本発明はこのような解決すべき課題を鑑
み、赤外線リモコン制御がより確実な照明器具を提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】一つの本発明を要約する
と、本体の下面に環状の蛍光ランプを配置するととも
に、この蛍光ランプの内周側に赤外線リモコン信号の受
光部を配置し、これらの下面を透光性のグローブで覆っ
た照明器具であって、前記受光部には受光素子が内蔵さ
れるとともに、この受光素子に対向した前記受光部の開
口に前記赤外線リモコン信号の中心波長と略一致した透
過中心波長をもつバンドパスフィルターが設けられ、か
つ、このバンドパスフィルターの前面側に内周面を光反
射性とした筒が設けられ、この筒内を通過して前記バン
ドパスフィルターに到達する赤外線の入射角を前記バン
ドパスフィルターの中心線に対して約20°以内とした
照明器具である。また、前記入射角をバンドパスフィル
ターの中心線に対して約5°以上とするのがより好まし
い。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を説明す
るが、それはあくまで本発明に基づいて採択された例示
的な実施形態であり、本発明をその実施形態のみに特有
な事項に基づいて限定解釈してはならず、本発明の技術
的範囲は、請求項に示した事項あるいはその事項と実質
的に等価である事項に基づいて定めなければならない。
【0006】図1〜3に示す実施形態は、本体1の下面
にそれぞれ小径,大径の環状の蛍光ランプ2,3を配置
するとともに、蛍光ランプ3の内周側に赤外線リモコン
信号4の受光部(ケース)5を配置し、これらの下面を
透光性のグローブ6で覆った照明器具である。受光部5
は本体1の下面に設けられる図示されない高周波点灯装
置を覆う反射板7の下面に設けてある。また、送信器8
の操作により前記赤外線リモコン信号4が送信可能であ
る。蛍光ランプ2,3はそれぞれ二重環状のものである
が、通常の一重環状のものでもよい。受光部5は蛍光ラ
ンプ2の内周側に設けられてもよい。環状の蛍光ランプ
を一つのみ設ける場合には、受光部5はその蛍光ランプ
の内周側に設けられる。
【0007】前記受光部5には赤外線リモコン信号4の
受光素子9が内蔵されるとともに、この受光素子9に対
向した前記受光部5の開口10に前記赤外線リモコン信
号4の中心波長(940〜950nm程度)と略一致し
た透過中心波長をもつ干渉膜によるバンドパスフィルタ
ー11が設けられ、かつ、このバンドパスフィルター1
1の前面側に内周面12を光反射性とした筒13が設け
られ、この筒13内を通過して前記バンドパスフィルタ
ー11に到達する前記赤外線リモコン信号4の入射角θ
を前記バンドパスフィルター11の中心線14に対して
約20°以内としている。
【0008】受光素子9は好ましくは受光部5の内部に
おいて金属ケース15に図示しない関連部品とともに内
蔵され、受光素子9は金属ケース15の開口16に臨ん
で、前記バンドパスフィルター11に対向している。筒
13は受光部5に一体に形成されてもよいし、別体に設
けられてもよい。
【0009】図3は、バンドパスフィルター11の透過
特性と蛍光ランプ2,3の低温点灯初期に発生するアル
ゴンスペクトル17(波長約913nm,923nm,
965nm)の光出力を示している。なお、蛍光ランプ
2,3の安定点灯時にはアルゴンスペクトル17は実質
的に消滅する。赤外線リモコン信号4のスペクトル分布
はバンドパスフィルター11とほぼ同様である。
【0010】バンドパスフィルター11に到達する赤外
線の入射角θが大きくなる程、バンドパスフィルター1
1の透過中心波長が短波長側にシフトする。例として
は、入射角1°につき0.35nmシフトする。このシ
フトにより赤外線リモコン信号4の取り込みも減少する
とともに、アルゴンスペクトル17(波長約913n
m,923nm)の取り込みが増大する。これによっ
て、蛍光ランプ2,3の低温点灯初期には、赤外線リモ
コン信号4により蛍光ランプ2,3の全光点灯状態を調
光点灯状態や消灯状態に移行することがより困難にな
る。
【0011】そこで、前記筒13内を通過してバンドパ
スフィルター11に到達する赤外線の入射角θをバンド
パスフィルター11の中心線14に対して約20°以内
としている。これにより、赤外線リモコン信号4の取り
込みの減少が抑制されるとともに、アルゴンスペクトル
17(波長約913nm,923nm)の取り込みの増
大が防止される。従って、赤外線リモコン制御がより確
実なものとなる。
【0012】また、入射角θを極度に小さく制限する
と、赤外線リモコン信号4の取り込みも極度に減少する
ため、入射角θをバンドパスフィルター11の中心線1
4に対して約5°以上とすることにより、赤外線リモコ
ン信号4の取り込みの極度の減少が回避される。なお、
受光部5を蛍光ランプ3の外側に配置すると、赤外線リ
モコン制御が却って不確実になることが確かめられた。
【0013】図4は、前記筒13に相当する筒18を複
数の小さな筒19からなるハニカム類似形状に成してい
る。各小筒19内を通過してバンドパスフィルター11
に到達する赤外線の入射角をバンドパスフィルター11
の中心線に対して約20°以内としていることに変わり
はない。この例では、各小筒19の開口面積が小さいた
め、それらの突出長を短くできることが利点となる。
【0014】図5は、本体1の下面に複数の環状の蛍光
ランプ2を配置するとともに、これらの蛍光ランプ2で
挾まれた区域内に赤外線リモコン信号4の受光部5を配
置し、これらの下面を図示しない透光性のグローブで覆
った照明器具であり、本発明の特徴とする構成は前記例
と変わりはない。なお、受光部5を前記区域内でない蛍
光ランプ2…の外側に配置すると、赤外線リモコン制御
が却って不確実になることが確かめられた。
【0015】図6は、本体1の下面に複数の直線状の蛍
光ランプ(略U字状のものも可)2を配置するととも
に、これらの蛍光ランプ2で挾まれた区域内に赤外線リ
モコン信号4の受光部5を配置し、これらの下面を図示
しない透光性のグローブで覆った照明器具であり、本発
明の特徴とする構成は前記例と変わりはない。なお、受
光部5を前記区域内でない蛍光ランプ2の外側に配置す
ると、赤外線リモコン制御が却って不確実になることが
確かめられた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す断面図
【図2】同要部断面図
【図3】バンドパスフィルターの透過特性と蛍光ランプ
の低温点灯初期に発生するアルゴンスペクトルの光出力
を示したグラフ
【図4】(A)本発明の他の実施形態を示す要部断面図 (B)同下面図
【図5】本発明のさらに他の実施形態を示す下面図
【図6】本発明のさらに他の実施形態を示す下面図
【符号の説明】
1 本体 2,3 蛍光ランプ 4 赤外線リモコン信号 5 受光部 6 グローブ 9 受光素子 10 開口 11 バンドパスフィルター 12 内周面 13 筒 14 中心線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体の下面に環状の蛍光ランプを配置す
    るとともに、この蛍光ランプの内周側に赤外線リモコン
    信号の受光部を配置し、これらの下面を透光性のグロー
    ブで覆った照明器具であって、前記受光部には受光素子
    が内蔵されるとともに、この受光素子に対向した前記受
    光部の開口に前記赤外線リモコン信号の中心波長と略一
    致した透過中心波長をもつバンドパスフィルターが設け
    られ、かつ、このバンドパスフィルターの前面側に内周
    面を光反射性とした筒が設けられ、この筒内を通過して
    前記バンドパスフィルターに到達する赤外線の入射角を
    前記バンドパスフィルターの中心線に対して約20°以
    内とした照明器具。
  2. 【請求項2】 本体の下面に複数の環状の蛍光ランプを
    配置するとともに、これらの蛍光ランプで挾まれた区域
    内に赤外線リモコン信号の受光部を配置し、これらの下
    面を透光性のグローブで覆った照明器具であって、前記
    受光部には受光素子が内蔵されるとともに、この受光素
    子に対向した前記受光部の開口に前記赤外線リモコン信
    号の中心波長と略一致した透過中心波長をもつバンドパ
    スフィルターが設けられ、かつ、このバンドパスフィル
    ターの前面側に内周面を光反射性とした筒が設けられ、
    この筒内を通過して前記バンドパスフィルターに到達す
    る赤外線の入射角を前記バンドパスフィルターの中心線
    に対して約20°以内とした照明器具。
  3. 【請求項3】 本体の下面に複数の直線状の蛍光ランプ
    を配置するとともに、これらの蛍光ランプで挾まれた区
    域内に赤外線リモコン信号の受光部を配置し、これらの
    下面を透光性のグローブで覆った照明器具であって、前
    記受光部には受光素子が内蔵されるとともに、この受光
    素子に対向した前記受光部の開口に前記赤外線リモコン
    信号の中心波長と略一致した透過中心波長をもつバンド
    パスフィルターが設けられ、かつ、このバンドパスフィ
    ルターの前面側に内周面を光反射性とした筒が設けら
    れ、この筒内を通過して前記バンドパスフィルターに到
    達する赤外線の入射角を前記バンドパスフィルターの中
    心線に対して約20°以内とした照明器具。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかにおいて、筒は
    複数の小さな筒からなるハニカム類似形状を成し、各小
    筒内を通過して前記バンドパスフィルターに到達する赤
    外線の入射角をバンドパスフィルターの中心線に対して
    約20°以内とした照明器具。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかにおいて、筒内
    を通過してバンドパスフィルターに到達する赤外線の入
    射角をバンドパスフィルターの中心線に対して約5°以
    上とした照明器具。
JP9037008A 1997-02-03 1997-02-03 照明器具 Pending JPH10223039A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004013077B4 (de) * 2003-03-17 2009-04-02 Citizen Electronics Co., Ltd., Fujiyoshida-shi Verfahren zur Herstellung eines Photodetektors
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Effective date: 20070205

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070208

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070608