JP2011243346A - Led照明装置 - Google Patents

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
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    • F21K9/20Light sources comprising attachment means
    • F21K9/27Retrofit light sources for lighting devices with two fittings for each light source, e.g. for substitution of fluorescent tubes
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES F21K, F21L, F21S and F21V, RELATING TO THE FORM OR THE KIND OF THE LIGHT SOURCES OR OF THE COLOUR OF THE LIGHT EMITTED
    • F21Y2103/00Elongate light sources, e.g. fluorescent tubes
    • F21Y2103/10Elongate light sources, e.g. fluorescent tubes comprising a linear array of point-like light-generating elements
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES F21K, F21L, F21S and F21V, RELATING TO THE FORM OR THE KIND OF THE LIGHT SOURCES OR OF THE COLOUR OF THE LIGHT EMITTED
    • F21Y2115/00Light-generating elements of semiconductor light sources
    • F21Y2115/10Light-emitting diodes [LED]

Abstract

【課題】多数設けられている照明の中から所望の照明装置だけを迷わず、確実に遠隔操作できるとともに、オンオフの誤動作を防ぐことができる照明装置を提供する。
【解決手段】複数の受光部3が、発光部2の近傍で、かつ、当該発光部2が点灯している状態において各受光部3から出力される出力信号の値が略等しくなる位置に離間させて設けられており、前記点消灯制御部4が、各受光部3から出力される出力信号の値を比較して、いずれかの受光部3からの出力信号の値が大きい場合には、前記発光部2の点消灯を切り替えるように構成した。
【選択図】図3

Description

本発明は、赤外線リモコン等の専用のコントローラを用いずに遠隔操作することができる照明装置に関するものである。
会議室やオフィス等では、天井照明の全てを1つのスイッチで一斉にオンオフするのではなく、天井照明をいくつかのグループに分けて、各グループの照明ごとに独立してオンオフできるようにする場合が多い。
このような照明システムを採用する理由としては、例えば会議室においては、プレゼン時に使用されるスクリーンの手前を他の照明から独立してオンオフできるようにしてスクリーンに映し出される映像を見えやすくするためであり、また、オフィス等の大部屋においては、例えばエコの観点から必要な照明だけを点灯できるようにするためである。
ところで、このような照明システムでは、当然のことながら、壁にスイッチパネルを取り付ける等して、独立照明の数だけスイッチを設ける必要がある。
そして、前述したスイッチパネルのように、スイッチが1箇所に集められていると、どのスイッチがどの照明に対応しているかが分かりにくく、所望の照明を迷わずに操作することが難しくなる。さらに、照明をオンオフするためには、スイッチパネルにまで足を運ばなければならず特に大きな部屋では操作がわずらわしい。
かかるわずらわしさは、例えば会議室でプレゼンをする場合等に顕著となる。具体的には会議中において話し合いからプレゼンに移る時に、スクリーン手前の照明を消そうとしてスイッチパネルにまで足を運んで操作をするのでは、会議の流れが途切れてしまうし、さらに、切り替えるべき照明に対応するスイッチが分かりにくいと、操作に手間取って進行が妨げられることもある。
そこで、特許文献1、2には、各蛍光灯の近傍にそれぞれセンサを1つずつ設けておき、レーザポインタで所望の蛍光灯に付随するセンサをポインティングすることによって、当該蛍光灯をオンオフできるようにした構成が開示されている。
しかしながら、このようなものでは、センサにピンポイントでレーザ光を当てなければならないうえ、センサの位置が分かりにくい場合もあって、例えば初めて操作する人にとっては蛍光灯をオンオフできないという事態すら生じ得る。つまり、操作の確実性や容易性という点で大きな問題点がある。
また、レーザポインタから発する可視光でオンオフ制御をしているために、蛍光灯からの光等で誤動作する恐れも高い。
かといって、操作光に変調光を用いると、市販のレーザポインタが使えなくなるし、赤外光や紫外光など特殊な光を用いると、操作者が視認できないので、使い勝手が悪くなるという不具合が生じる。
特開2009−259540号公報 特開2009−32442号公報
本発明は、上述したような問題点を一挙に解決するためになされたものであり、多数設けられている照明の中から所望の照明装置だけを迷わず、確実に遠隔操作できるとともに、オンオフの誤動作を防ぐことができる照明装置を提供することを目的とする。
すなわち、本発明の照明装置は、照明光を射出する発光部と、可視光の操作光を受光し、受光する光の量に応じた値の出力信号を出力する受光部と、前記受光部から出力される出力信号に基づいて、前記発光部の点消灯を制御する点消灯制御部とを備えた照明装置であって、複数の受光部が、前記発光部の近傍で、かつ、当該発光部が点灯している状態において各受光部から出力される出力信号の値が略等しくなる位置に離間させて設けられており、前記点消灯制御部が、各受光部から出力される出力信号の値を比較して、いずれかの受光部からの出力信号の値が大きい場合には、前記発光部の点消灯を切り替えるように構成されていることを特徴とする。
このようなものであれば、前記受光部が複数設けられ、前記点消灯制御部が、各受光部から出力される出力信号の値を比較して、いずれかの受光部からの出力信号の値が大きい場合には前記発光部の点消灯を切り替えるように構成されており、しかも、各受光部は、発光部が点灯している状態では略同じ出力信号の値を出力するように発光部の近傍に設けられているので、例えば、各受光部に前記発光部から射出される光が外乱光として入射したとしても各受光部からは略同じ出力信号の値しか出力されず、前記点消灯制御部は点消灯を切り替えるように動作しない。このように、外乱光が入射している場合においては、誤作動により前記発光部の点消灯が切り替えられるのを防ぐことができる。別の側面から考えると、各受光部からの出力信号の値を比較する構成を有していることから、外乱による誤作動を防ぐことができるので、従来のように操作光として変調された点滅光を用いることによって誤作動を防ぐ必要が無い。従って、操作光を射出するものとしては、一般的なレーザポインタ等の連続光を照射するデバイスを用いることができ、専用の操作デバイスを作成する必要が無く、コストの増大を招く事もない。また、スイッチに自分から近づかなければならないといったわずらわしさもなく、その場で照明装置の点消灯を切り替えることができる。
一方、操作光が前記受光部の1つに入射した場合には、前記点消灯制御部により各受光部から出力される出力信号の値を比較され、操作光の入射した前記受光部の出力信号の値が大きくなっていることが検出されることにより、点消灯を切り替えることができる。
さらに、前記操作光は可視光であることから、複数の照明装置が設けられていたとしても、ポインティングしている照明装置がどの照明装置であるかが、使用者には容易に判別することができ、複数設けられている照明装置から所望の照明装置だけを選択して点消灯の切り替えを迷わずに遠隔操作で簡単に行うことができる。
加えて、前記受光部が複数あり、各受光部の出力信号の値が比較されることによって前記発光部の点消灯が切り換えられるので、使用者はどの受光部に操作光を当てても構わない。従って、使用者は、受光部の位置を気にすることなく、大まかな場所に操作光を当てるだけで簡単に照明装置をオンオフできる。
複数の前記受光部が、前記発光部が設けられている略全領域に等間隔に設けられているものであれば、使用者は照明装置の発光している部分に対して操作光を照射することによって点消灯を略操作することができ、どこに受光部があるかということを考えずに簡単に使用する事ができる。
受光部が広範囲で操作光を受光できるようにして、オンオフの切り替えをしやすくするには、前記受光部は複数の受光素子で構成されるものであればよい。その際の電気回路構成としては、各受光素子が並列に接続されているものであればよい。
照射された操作光が前記受光部に入りやすくなり、より確実にオンオフの操作ができるようにするには、前記操作光を拡散させて、前記受光部に入射させる拡散板を更に備えたものであればよい。
前記受光部に入射する操作光の量を多くして、外乱光よりも値の大きい信号を得やすくし、より確実に点消灯の操作を行うことができるようにするには、前記拡散板が、前記受光部が並んでいる方向に光を拡散させるものであればよい。
外乱光による点消灯の誤作動を防ぎつつ、操作光によるオンオフ操作を行いやすくするための具体的な実施の態様としては、前記受光部が3つ以上設けられており、前記点消灯制御部が、ある2つの前記受光部から出力される電気出力の値の差が所定の値となった場合に前記発光部の点消灯を切り替えるように構成されているものであればよい。このようなものであれば、ある2つの隣接する受光部の境界に操作光が入射して、隣接する2つの受光部から出力される出力信号の値が略同じものになってしまったとしても、もうひとつ別の受光部との出力信号の値の差は生じているので点消灯を切り替えることができる。
外乱光による点消灯の誤動作をより防ぐことができるようにしたり、前記受光部から出力される出力信号の値が飽和してしまうのを防いだりするには、前記受光部に入射する光のうち、前記操作光以外の波長の光を遮る遮光フィルタを更に備えたものであればよい。
操作光を受光する受光部を安価に構成するには、前記受光部が1又は複数のLEDで構成されるものであればよい。
前記操作光がレーザポインタから射出されるレーザ光であれば、専用の操作デバイスを用意する必要が無く、しかも操作光を照射しているポイントを使用者が容易に認識することができる。従って、複数の照明装置が設けられている場合にある一つの照明装置だけを操作することが容易にできる。
前述した照明装置が複数設けられた照明システムであれば、複数設けてある照明装置のうち、ある一つだけに可視光の操作光をポインティングすることにより、1つの照明装置だけの点消灯を切り替えることができる。このため、人が少ない場合には必要最小限の領域だけを照明するように簡単に点消灯を切り替えてエコを推進することができる。また、部屋の一部だけ明るさを調整したい場合にも容易に切り替えを行うことができる。
また、従来の照明システムでは、複数の蛍光灯が予め決められたグループとしてスイッチによりオンオフされるようになっているため、決まったパターンの中でしか蛍光灯の切り替えができないところを、本発明の照明システムであれば各照明装置のオンオフを独立して切り替えることができるので、例えば、部屋の中にばらばらに人がいる場合にはそれぞれ人のいる箇所だけ点灯したり、窓に近い外光の入るところだけ消灯したりすることができる。つまり、本発明の照明システムによれば、非常に自由度の高い照明パターンを作ることができる。
このように本発明の照明装置によれば、可視光の操作光を受光する前記受光部が複数設けられており、前記点消灯制御部が各受光部からの出力信号の値を比較し、いずれかの受光部の出力信号の値が大きくなった場合に前記発光部の点消灯を切り替えるように構成されているので、変調された操作光を用いなくても外乱光による誤動作を防ぎつつ点消灯の操作を行うことができる。このことから、例えば市販のレーザポインタを操作デバイスとして使用する事ができ、使用者は操作光をどこに照射しているのかを容易に認識することができ、複数の照明装置がある場合等においてある所望の照明装置だけを迷わずに操作することができる。また、複数の受光部が並べて設けてあるので、大まかに操作光を当てるだけで、オンオフを確実に切り替えることができる。
本発明の一実施形態に係るLED蛍光管の模式的斜視図。 同実施形態におけるLED蛍光管の模式的横断面図。 同実施形態におけるLED蛍光管の模式的縦断面図。 同実施形態における受光部の構成を示す模式的回路図。 同実施形態における口金部の模式的断面図。 同実施形態におけるLED蛍光管の機能ブロック図。 本発明の別の実施形態に係るLED蛍光管の発光部、受光部の並びを示す模式図。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態の照明装置は、図1の斜視図に示すように屋内において天井等に設けられている蛍光灯本体6に、蛍光灯の替わりに取り付けられる互換機能を有したLED蛍光管100である。
前記LED蛍光管100は、概略細円筒状のものであり、その両端に設けられた前記蛍光灯本体6に取り付けられる口金部11と、2つの前記口金部11に挟まれる円筒状の照明部Lとから構成してあるものである。例えばこのLED蛍光管100を天井に多数ある蛍光灯本体に取り付けることにより照明システムを構成する。
前記照明部Lは、図2の横断面図、図3の縦断面図に示すように、前記LED蛍光管100の長手方向に伸びる各種LEDが実装される基板12と、前記基板12の裏側に設けられ、長手方向に伸びる概略直方体形状のLEDの放熱を行うための放熱部13と、前記放熱部13及び前記基板12と係止される概略C字状に曲がって長手方向に伸びるカバー部14とから構成してある。前記カバー部14は本実施形態では半透明のものであり、前記基板12上に実装される後述する発光部22からの光を透過するように構成してあり、後述する点消灯等の操作のために外部から入射させられるレーザ光が拡散した後に基板12の広範囲に入射するようにしてある。
前記基板12の表側には、照明光を射出する発光部2と、可視光の操作光を受光し、受光する量に応じた値の出力信号を出力する受光部3とが形成してある。
前記発光部2は、図3(a)、(b)に示すように基板12上において長手方向にわたって設けてあり、前記発光部2が設けられている領域の略全域にわたって等間隔に前記受光部3が設けてある。より具体的には、前記発光部2は、複数の発光素子21であるLEDから構成されるものであり、前記発光素子21は、前記基板12上において長手方向に等間隔で一列に設けてあるものである。
前記受光部3は、図3(a)に示すように複数の受光素子31により2つ構成してあり、複数の受光部3が、前記発光部2の近傍で、かつ、当該発光部2が点灯している状態において各受光部3から出力される出力信号の値が略等しくなる位置に離間させて設けてある。なお、操作光や外乱光は入射していない状態で発光部2に対する前記受光部3の位置を決めてある。
本実施形態では説明の便宜上、図3(a)の左側にある複数の受光素子31により構成される受光部3を第1受光部3(1)とし、もう片方の受光部3を第2受光部3(2)とする。前記第1受光部3(1)と前記第2受光部3(2)は同数のLEDを用いて構成してあり、前記発光素子21と同ピッチで設けてある。より具体的には、前記発光素子1個に対して前記受光素子31が1個設けてあり、前記発光素子21が一列に並べてあるのと平行となるように受光素子31も一列に設けてある。このように受光素子31としてフォトダイオード等ではなくLEDを用いると安価に受光部3を構成することができる。
ここで前記発光素子21として使用しているLEDと前記受光素子31として用いているLEDとは同種のものであってもよいし、異なる種類のものであっても構わない。前記発光素子21として用いているLEDは照明光を射出する目的に使用しているのに対して前記受光素子31として用いられているLEDは点灯させることはなく、入射した光の量に応じた出力信号を検出できるようにしてある。
また、各受光部3の回路構成について説明すると、図4に示すように各受光部3は、独立した回路によって形成してあるものであり、それぞれ複数の受光素子31を並列に接続し、各受光素子31に入射した光による出力信号を増幅回路によって増幅するようにしてある。
前記口金部11の内部には、前記蛍光灯本体6から供給される交流電圧をLEDの点灯に適した直流に変換するための直流変換回路(図示しない)や図5に示すように前記照明部Lの各種制御を行う制御部Cが設けてある。なお、前記直流変換回路は、前記口金部11の内部に設けるのではなく、蛍光管の外側に設けても構わない。
前記制御部Cは、A/Dボード、タイマ、CPU、メモリ等を有する制御用のマイコンによってその機能が実現されるものであって、少なくとも前記受光部3から出力される出力信号に基づいて、前記発光部2の点消灯を制御する点消灯制御部4としての機能を発揮するものである。
前記点消灯制御部4は、各受光部3の出力信号の値を比較して、いずれかの受光部3からの出力信号の値が大きい場合には、前記発光部2の点消灯を切り替えるものである。より具体的には、図6の機能ブロック図に示すように前記点消灯制御部4は、第1受光部3(1)と第2受光部3(2)から出力される電気出力の値の差が所定の値となった場合に、FETスイッチによって構成される前記発光部2のON/OFFスイッチ5に対して切り替え指示信号を出力して、前記発光部2の点消灯を切り替えるように構成してある。なお、本実施形態では、各受光部3から出力される電圧値を比較しており、前記点消灯制御部4は、一度所定の電圧差が生じた後の所定時間内にもう一度、所定の電圧差が生じた場合に切り替え指示信号を出力するように構成してある。つまり、操作光が所定時間内に2回入射したことをもって、使用者により点消灯の操作が行われたと判断されるようにしてある。
このように構成されたLED蛍光管100における点消灯の切り替え時の動作について、操作光を前記LED蛍光管100に照射するためのデバイスとしてレーザポインタを用いている場合の説明をする。ここで操作光として用いられるレーザポインタから射出されるレーザ光は、連続光を射出するものであり、特に変調等は行われていないものである。
使用者は、例えばLED蛍光管100を点灯状態から消灯状態に変えたい場合に、市販のレーザポインタによりLED蛍光管100の照明部Lに対して操作光であるレーザ光でポインティングする。前記第1受光部3(1)又は前記第2受光部3(2)のいずれにもレーザ光が入射していない状態では、発光部2からの照明光が前記各受光部3に入射しているため、ある一定の値の出力信号が出力されているが、それは略同じ値であるため、前記点消灯制御部4は、発光部2の点消灯の切り替えを行わない。前記第1受光部3(1)又は前記第2受光部3(2)のいずれかの受光素子31にレーザ光が入射すると、一方の受光部3から出力される出力信号の値がより大きくなるため、前記点消灯制御部4は、前記ON/OFFスイッチ5に対して切り替え指示信号を出力し、前記発光部2は点灯状態から消灯状態となる。
このように、本実施形態のLED蛍光管100によれば、上述したように2つの受光部3が発光部2の近傍に離間させて設けてあり、しかも、前記発光部2が点灯状態の時において各受光部3から出力される出力信号の値が略同じものとなる位置にしてあるとともに、各受光部3の出力信号の値を比較して、所定の差が表れた場合のみ発光部2の点消灯を切り替えるように構成してあるので、前記発光部2から射出される光が各受光部3に入射しても各受光部3から出力される出力信号の値の差に所定の差が生じることはほとんどないことから、前記発光部2から射出される光が外乱光となってしまうことによる点消灯の誤作動は生じにくい。
さらに、前述したような外乱光による点消灯の誤作動は、各受光部3から出力される電圧値の比較を行うことにより防ぐことができるので、誤作動を防ぐために従来のような変調された光を用いる赤外線リモコン等の方式を用いなくてもよい。従って、変調された光を射出することができない市販のレーザポインタ等の光源から射出される光を操作のための操作光として使用することができる。
また、レーザポインタのように可視光で光を照射している位置を使用者が視認できるデバイスを点消灯の操作に用いることができるので、例えば、前記LED蛍光管100が複数並べて設けられていたとしてもある所望のLED蛍光管100だけを迷わずに操作することができる。
加えて、前記受光部3が前記発光部2の近傍に設けられており、前記受光部3を構成する受光素子31が管の長手方向にわたって等間隔で一列に設けてあるので、LED蛍光管100の発光している場所に向かってレーザポインタにより光を照射するだけでも、受光部3に操作光を簡単に入射させることができる。つまり、使用者はあまり受光部3がどこにあるかといったことを意識せずに点消灯の切り替えを行うことができるとともに、LED蛍光灯100のどこかに光を当てるだけで確実にオンオフを切り替えることができる。
その他の実施形態について説明する。
前記実施形態では前記発光部を構成する発光素子が長手方向に一列に並んでいるのに対して、前記受光部を構成する受光素子も片側に同様のピッチで一列に設けてあったが、図7(a)に示すように前記発光素子の列に対して両側に前記受光素子を設けても構わないし、図7(b)に示すように両側に交互に表れるように設けても構わない。また、受光部の構成の仕方は前記実施形態に限られるものではなく、各受光部同士が離間しており前記発光部から入射する照明光により出力される出力信号の値が略等しくなる位置に設けてあればよい。また受光部の数は2つに限られるものではなく、更に複数であってもよいし、例えば図7の各図に示されるように様々な構成の仕方が挙げられる。
前記実施形態では、前記受光部は2つだけであったが、より3つ以上であっても構わない。この場合、各受光部が発光部から照射される照明光によって出力する出力信号の値が略同じになるように離間させて設けてあるとともに、前記点消灯制御部が各出力信号の値を比較していずれかの受光部からの出力信号の値が大きいと検出された場合に発光部の点消灯を切り替えるように構成すればよい。このようなものであれば、各受光部の境界に操作光が入射しており、ある2つの受光部からの出力信号の値が同じになってしまったとしても、もうひとつ別の受光部からの出力信号との値とは差が生じるので点消灯を切り替えることができる。つまり、各受光部の境界に操作光が入射したとしても、点消灯が切り替えることができるので、操作光に反応しない領域をより少なくすることができ、操作しやすいものにできる。
また、前記実施形態では前記受光部に含まれる受光素子の数は、同数であったが、異なる個数で各受光部を構成しても構わない。この場合、受光部ごとの受光素子の個数の比率や出力信号の値の比率に応じて、各受光部から出力される出力信号にゲインをかけるように構成しておき、外乱である発光部からの光が入射している場合の出力信号が、どの受光部からでも略同じ値が出力されるようにしておけばよい。このように構成しておけば、各受光部の受光素子の個数や特性が多少異なっていたとしても、外乱である発光部からの光による出力信号は各受光部からの出力信号の値を比較し、差分を取ることにより外乱光の効果をほとんどなくすことができ、レーザ光等による操作によって生じた出力信号のみを取り出すことができるようになる。
前記実施形態では、前記点消灯制御部は制御用のマイコンにより構成されていたが、点灯/消灯状態をラッチ切り替え可能なフリップフロップ等のロジックICで構成しても構わない。また、前記実施形態では、より確実に点消灯の誤作動を防ぐことができるように、各受光部からの出力信号の差が所定時間以内に2回所定の値以上になった場合に点消灯を切り替えるように構成していたが、1回出力信号の差が所定の値以上となった時点で点消灯を切り替えるようにしても構わない。前記受光部は、受光素子だけでなく、増幅器やフィルタ等を備えたものであっても構わない。また、各受光部からの出力信号の差分を取った後においても、増幅器やフィルタによる信号処理を行っても構わない。
前記受光部に入射する光のうち、前記操作光以外の波長の光を遮る遮光フィルタを更に備えたものであっても構わない。例えば、前記カバー部の表面等に遮光フィルタを形成しても構わないし、前記各受光部を覆うように遮光フィルタを設けても構わない。このようなものであれば、前記受光部に入射する光を操作光と同じ波長のものだけに限定することができ、入射する光の量が多すぎて受光部から出力される出力信号の値が飽和してしまうことを防ぎ、常に操作光が入射しているかどうかを検出することができる。
前記実施形態ではカバー部は半透明なものであったが、拡散板を曲げて形成したものであっても構わない。つまり、LED蛍光管が前記操作光を拡散させて、前記受光部に入射させる拡散板を備えるものであっても構わない。また、光を拡散させる効果の小さい透明な材料でカバー部を構成しても構わない。
前記拡散板の光を拡散させる方向が受光部の並んでいる列方向に操作光を拡散させるように構成してもよい。このようなものであれば、より操作光が受光部に入射する量が増加するので、外乱との区別が行いやすくなるので、確実に点消灯を切り替えることができるようになる。
前記実施形態では照明装置は、棒状のLED蛍光管であったが、その他の形状であっても構わない。例えば円環状のLED蛍光管等であっても構わない。また、照明装置はLED蛍光管に限られるものではなく、その他の一般的な照明であっても構わない。例えば、LEDを平面に敷き詰めて形成した概略長方形状の面発光型の照明装置等であっても構わない。このようなものであれば、直管型のLED蛍光管に比べて面積が広いため、レーザポインタからの操作光を入射させやすいので、遠方からでも点消灯の操作をし易いものとすることができる。
また、受光部はLEDや受光素子等を並べて設けたもの以外であってもよい。要するに各受光部に入射する光による出力信号の差を取り、その差に基づいて操作光を検出し、点消灯の切り替えを行うものであればよい。例えば、前記受光部がライトガイドを用いて構成されるものであり、当該ライトガイドが、発光部の並んでいる方向に沿って設けられた複数の光入射部と、光入射部から入射した光がライトガイドの内部を進行した後に射出される光射出部とを備え、前記光射出部から射出された光を受光素子で検出するように構成したものであればよい。このようなものであれば、少なくとも2つの受光素子だけで、それぞれのライトガイドに入射した光による出力信号の値を比較し、操作光が入射しているかどうかを検知して点消灯を切り替えることができる。
前記実施形態の照明装置を複数並べて設けた照明システムを構成しても構わない。このようなものであれば、非常に多数の照明装置が並んでいたとしても、レーザポインタにより点消灯を切り替えたい照明装置を指すだけで、その照明装置の点消灯を切り替えることができるので、ごく一部だけ明るさを変更したり、人が作業するのに必要な領域だけを点灯させたりすることができる。このため、従来であればスイッチにより大雑把な領域ごとにしか点消灯を切り替える事が出来なかったところを一つずつの照明装置の点消灯を固定のパターンに限られることなく自由に切り替えることができるので、電気代の節約等のエコを推進することができる。
その他、本発明の趣旨に反しない限りにおいて、様々な変形や実施形態の組み合わせを行っても構わない。
100・・・照明装置(LED蛍光管)
2・・・発光部
21・・・発光素子
3・・・受光部
31・・・受光素子
4・・・点消灯制御部
14・・・拡散板(カバー部)

Claims (10)

  1. 照明光を射出する発光部と、可視光の操作光を受光し、受光する光の量に応じた値の出力信号を出力する受光部と、前記受光部から出力される出力信号に基づいて、前記発光部の点消灯を制御する点消灯制御部とを備えた照明装置であって、
    複数の受光部が、前記発光部の近傍で、かつ、当該発光部が点灯している状態において各受光部から出力される出力信号の値が略等しくなる位置に離間させて設けられており、
    前記点消灯制御部が、各受光部から出力される出力信号の値を比較して、いずれかの受光部からの出力信号の値が大きい場合には、前記発光部の点消灯を切り替えるように構成されていることを特徴とする照明装置。
  2. 複数の前記受光部が、前記発光部が設けられている略全領域に等間隔に設けられている請求項1記載の照明装置。
  3. 前記受光部が、並列に接続された複数の受光素子により構成されている請求項1又は2記載の照明装置。
  4. 前記操作光を拡散させて、前記受光部に入射させる拡散板を更に備えた請求項1、2又は3記載の照明装置。
  5. 前記拡散板が、前記受光部が並んでいる方向に光を拡散させるものである請求項4記載の照明装置。
  6. 前記受光部が3つ以上設けられており、
    前記点消灯制御部が、ある2つの前記受光部から出力される電気出力の値の差が所定の値となった場合に前記発光部の点消灯を切り替えるように構成されている請求項1、2、3、4又は5記載の照明装置。
  7. 前記受光部に入射する光のうち、前記操作光以外の波長の光を遮る遮光フィルタを更に備えたものである請求項1、2、3、4、5又は6記載の照明装置。
  8. 前記受光部が1又は複数のLEDで構成される請求項1、2、3、4、5、6又は7記載の照明装置。
  9. 前記操作光がレーザポインタから射出されるレーザ光である請求項1、2、3、4、5、6、7又は8記載の照明装置。
  10. 請求項1乃至9いずれかに記載の照明装置が複数設けられた照明システム。
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