JP3850346B2 - メダル姿勢規定装置、メダル払い出しノズル、メダル貸出機、および遊技機 - Google Patents

メダル姿勢規定装置、メダル払い出しノズル、メダル貸出機、および遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP3850346B2
JP3850346B2 JP2002207908A JP2002207908A JP3850346B2 JP 3850346 B2 JP3850346 B2 JP 3850346B2 JP 2002207908 A JP2002207908 A JP 2002207908A JP 2002207908 A JP2002207908 A JP 2002207908A JP 3850346 B2 JP3850346 B2 JP 3850346B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
medal
guide surface
opening
receiving
posture defining
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002207908A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004054377A (ja
Inventor
伸生 藤井
Original Assignee
株式会社オリンピア
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社オリンピア filed Critical 株式会社オリンピア
Priority to JP2002207908A priority Critical patent/JP3850346B2/ja
Publication of JP2004054377A publication Critical patent/JP2004054377A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3850346B2 publication Critical patent/JP3850346B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技機に隣接して設置されるメダル貸出機または遊技機に用いられるメダル姿勢規定装置、メダル払い出しノズル、メダル貸出機、および遊技機に関する。
【0002】
【背景技術および発明が解決しようとする課題】
遊技機に隣接して設置されるメダル貸出機または遊技機においては、コインが入ってくる入り口におけるコインの角度とコインを搬送する搬送路におけるコインの角度とが異なってしまう場合がある。そのような搬送路を用いてコインを搬送するためには、コインの入り口におけるコインの角度を搬送路に適合するコインの角度に変える必要が生じる。
【0003】
本発明は、上記のような点に鑑みてなされたものであって、その目的は、遊技機に隣接して設置されるメダル貸出機または遊技機において、コインの入り口におけるコインの角度を搬送路に適合するコインの角度に変えることができるメダル姿勢規定装置、メダル払い出しノズル、メダル貸出機、および遊技機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
(1) 本発明にかかるメダル姿勢規定装置は、遊技機に隣接して設置されるメダル貸出機または遊技機に用いられるメダル姿勢規定装置であって、メダルを一時的に保持する容器状部材を有し、
前記容器状部材は、メダルを受け入れるメダル受け入れ用開口部と、前記メダルの厚さより僅かに幅広に形成され、前記メダルがほぼ直立した状態で送出されるメダル送出用開口部と、前記メダルをほぼ直立状態とし、当該メダルが前記メダル送出用開口部から送出されるようにガイドし、かつ、常に下方に傾斜するガイド面を備えるメダル姿勢規定部と、を備える。
【0005】
本発明によれば、メダル受け入れ用開口部から入ったメダルを、常に下方に傾斜するガイド面を持つメダル姿勢規定部がガイドすることによって、メダル送出用開口部から送出することが可能となる。
【0006】
(2) または、本発明にかかるメダル姿勢規定装置は、遊技機に隣接して設置されるメダル貸出機または遊技機に用いられるメダル姿勢規定装置であって、上部部材と、前記上部部材と互いにほぼ水平回転可能に係合して前記上部部材とともに容器状をなす下部部材と、を有し、前記上部部材はメダルを受け入れるメダル受け入れ用開口部を備え、前記下部部材は、メダルが送出されるメダル送出用開口部と、前記メダルをほぼ直立状態とし、当該メダルが前記メダル送出用開口部から送出されるようにガイドし、かつ、常に下方に傾斜するガイド面を備えるメダル姿勢規定部とを備える。
【0007】
本発明によれば、メダル受け入れ用開口部から入ったメダルを、常に下方に傾斜するガイド面を持つメダル姿勢規定部がガイドすることによって、上部部材と下部部材とが互いにいかなる水平回転の位置関係にあろうとも、メダル送出用開口部から送出することが可能となる。すなわち、メダル受け入れ用開口部に入った時点でのメダルの平面視における方向と、メダル送出用開口部が送出するメダルの平面視における方向を、上部部材と下部部材とを互いに水平回転させることによって、任意に変えることが可能となる。
【0008】
(3) なお、前記ガイド面は上方側の部分であるガイド面上部と下方側の部分であるガイド面下部とを備え、前記ガイド面上部は、前記ガイド面下部より広い内幅を有するように形成され、前記ガイド面下部は、前記メダル送出用開口部に連続する形状に形成されていてもよい。
なお、本明細書において内幅とは水平に対向するガイド面同士の距離である。
【0009】
このように通常メダルが最初に接触するガイド面上部がガイド面下部より広い内幅を有することによって、受け入れたメダルがひっかかったりして滞留することなく確実にガイドすることができる。また、ガイド面下部がメダル送出用開口部に連続する形状を有することによって、メダルをメダル送出用開口部にスムースに導くことができる。
【0010】
(4) また、前記メダル姿勢規定部は少なくとも2つの錐体状部を備え、前記ガイド面は前記少なくとも2つの錐体状部の側面を含むようにしてもよい。
【0011】
なお、本明細書において錐体状とは、円錐や角錐などの通常の錐体に加え、錐体の頂点付近が削り取られた形状をも含むものとする。
【0012】
(5) 本発明にかかるメダル払い出しノズルは、
前記メダル姿勢規定装置と、
底部と、前記底部から立ち上がる一対の側部とを備え、前記側部はそれらの内面側が前記メダルの厚さより幾分広い間隔で対向し、前記メダルがほぼ直立した状態で移動できるように形成され、前記メダル受け入れ用開口部に接合された受入れメダル搬送レールと、を有する。
【0013】
本発明のメダル払い出しノズルによれば、離れた位置にあるメダルを受入れメダル搬送レールで運んでメダル姿勢規定装置に受入れ、メダル姿勢規定装置によってメダルをほぼ直立状態としてメダル送出用開口部から送出することができる。
【0014】
(6) あるいは、本発明にかかるメダル払い出しノズルは、
【0015】
前記メダル姿勢規定装置と、
底部と、前記底部から立ち上がる一対の側部とを備え、前記側部はそれらの内面側が前記メダルの厚さより幾分広い間隔で対向し、前記メダルがほぼ直立した状態で移動できるように形成され、前記メダル送出用開口部に接合された送出メダル搬送レールと、を有する。
【0016】
本発明のメダル払い出しノズルによれば、メダル受け入れ用開口部からメダル姿勢規定装置に入ったメダルをほぼ直立状態としてメダル送出用開口部から送出し、そのメダルを送出メダル搬送レールによってほぼ直立した状態で離れた位置に運ぶことができる。
【0017】
(7) 本発明にかかるメダル払い出しノズルは、(6)の各部に加えて、
底部と、前記底部から立ち上がる一対の側部とを備え、前記側部はそれらの内面側が前記メダルの厚さより幾分広い間隔で対向し、前記メダルがほぼ直立した状態で移動できるように形成され、前記メダル受け入れ用開口部に接合された受入れメダル搬送レールをさらに備えていてもよい。
【0018】
本発明の払い出しノズルによれば、離れた位置にあるメダルを受入れメダル搬送レールで運んでメダル姿勢規定装置に受入れ、メダル姿勢規定装置によってメダルをほぼ直立状態としてメダル送出用開口部から送出し、そのメダルを送出メダル搬送レールによってほぼ直立した状態で離れた位置に運ぶことができる。
【0019】
(8) 本発明にかかるメダル貸出機は、筐体と、前記筐体に取り付けられた前記メダル払い出しノズルと、を有する。
本発明によれば、前述したいずれかの作用効果を奏する払い出しノズルを備えるメダル貸出機が得られる。
【0020】
(9) 本発明にかかる遊技機は、筐体と、前記筐体に取り付けられた前記メダル払い出しノズルと、を有する。
本発明によれば、前述したいずれかの作用効果を奏する払い出しノズルを備える遊技機が得られる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しながら、さらに具体的に説明する。
【0022】
1. <第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係るメダル貸出機100およびスロットマシン200が併設された状態で示す模式的な外観を示す斜視図である。図2は、メダル貸出機100およびスロットマシン200が併設された状態で示す模式的な正面図である。
【0023】
メダル貸出機100は、スロットマシン200の遊技に使用するメダルを貸し出すためのものである。また、メダル貸出機100は、これらの図に示すように遊技店舗に多数配置される各スロットマシン200の脇に1台ずつ配置されることが一般的であるため、台間機とも呼ばれる。スロットマシン200で遊技を楽しもうとする遊技者は、まずメダル貸出機100からメダルを借り、スロットマシン200のメダル投入口34にメダルを入れることにより遊技を開始することができる。
【0024】
メダル貸出機100のメダル払い出し部104にはメダル払い出しノズル150が設けられている。メダル貸出機100の本体は一般的に縦長の直方体形状の筐体48を持ち、前面上方に金銭を投入してメダルを借りるための紙幣投入口102が設けられている。紙幣投入口402の下方には、貸し出すメダルの数量などを表示する表示部106が設けられる。紙幣投入口102の内部には図示しない紙幣識別装置が設けられている。この紙幣識別装置は、紙幣投入口102から投入された紙幣が本物であると判定した場合、投入された紙幣に相当するメダルをメダル貸出機100から排出し、また、紙幣投入口102から投入された紙幣が偽物であると判定した場合、投入された紙幣をそのまま紙幣投入口102に戻す。メダル貸出機100の内部にはメダルを払い出すための装置としての図示しないホッパーが設けられている。ホッパーの上部には図示しないメダル収納部が設けられている。ホッパーは、メダル収納部内に収納されたメダルをそのメダル払い出し部104から一枚づつメダル払い出しノズル150に排出する。
【0025】
メダル貸出機100の紙幣投入口102から所定の金額の紙幣が一枚挿入されると、挿入された紙幣は紙幣識別装置で真偽が判定される。投入された紙幣が本物と判定された場合、投入された紙幣の金額に相当するメダルの数量を表示部106に表示するとともに、ホッパーによりメダル収納部に収納されたメダルが所定の数だけ一枚一枚メダル払い出し部104から排出される。メダルはメダル払い出しノズル150により案内されてメダル投入口34に導かれる。これによって、遊技客はメダルを手でメダル投入口に入れる必要がなく、容易にスロットマシン200の遊技を楽しむことができる。
【0026】
次に、スロットマシン200の構造の概略を説明する。スロットマシン200は、四角箱状の筐体11を有する。筐体11の中央部及び上部には、遊技者側に向かって臨む四角窓状の表示窓12が形成されている。そして、この中央部の表示窓12の中央には、三個の回転リール40の図柄41を見ることができる図柄表示窓13が形成されている。
【0027】
ベットスイッチ16は、回転リール40の下方に位置するスイッチであって、選択するゲームの種類に応じて貯留メダル数を減じて、メダル投入に代える。精算スイッチ17は、回転リールの斜め下方に位置するスイッチであって、貯留した投入メダルを払い出す。
【0028】
スタートスイッチ30は回転リール40の斜め下方に位置するスイッチであって、遊技メダルの投入若しくはベットスイッチ16の投入を条件に、リールユニット45の駆動を開始させる。ストップスイッチ32は、リールユニット45の駆動を停止させるためのものである。リールユニット45は、三個の回転リール40から構成されている。そして、各回転リール40は、合成樹脂からなる回転ドラムと、この回転ドラムの周囲に貼付されるテープ状のリールテープ42とを備えている。このリールテープ42の外周面には、複数個(例えば21個)の図柄41が表示されている。
【0029】
また、図1において破線で示すように、スロットマシン200には、メダル投入口34から投入されるメダルを受けてこれを送り出すメダル投入装置35、送り出されたメダルを受けて正しいメダルかどうか判別するメダルセレクタ36、スロットマシン200内に貯留されたメダルを払い出すためのメダル払い出しホッパ37、メダル受け部38のメダルをメダル投入装置35にベルトコンベア方式などにより揚送するメダル揚送装置39を備える。メダル揚送装置39は、適宜駆動させたり停止させたりすることにより、メダル受け部38にメダルを貯めておくか、又はメダル投入装置35に適宜メダルを送り込むかの選択をすることができる。
【0030】
図3は、第1実施形態のメダル払い出しノズル150のみの外観を模式的に示す斜視図である。この図に示すように、メダル払い出しノズル150は、メダル姿勢規定装置90と、受入れメダル搬送レール20と、送出メダル搬送レール25とを含んで構成される。メダル払い出し部104から払い出されたメダルは、受入れメダル搬送レール20を通ってメダル姿勢規定装置90に入って適切な姿勢とされ、送出メダル搬送レール25に送出されて、メダル投入口に投入されることになる。
【0031】
メダル姿勢規定装置90は、上部部材92と下部部材94とから形成され、閉じた容器状となっている。上部部材92と下部部材94とは互いにほぼ水平回転可能に係合している。上部部材92は、図3に示すように、メダルを受け入れるメダル受け入れ用開口部62を備えている。メダル姿勢規定装置90は、メダルを一時的に保持している間にメダルの姿勢を規定する。
【0032】
図4は下部部材94の斜視図であり、図5は下部部材94の平面図である。下部部材94は、メダルが送出されるメダル送出用開口部64と、メダル姿勢規定部70とを備えている。なお、図5においてメダル姿勢規定部70のガイド面72に描かれている細線は等高線である。
【0033】
下部部材94には、上部部材92と水平回転可能に係合させるために、例えば図4に示すように上部の外周に切欠部95が形成されている。例えば、上部部材92にこの切欠部95に対応する凸部を設けることによって、上部部材92と下部部材94とを水平回転可能に係合することができる。
【0034】
メダル姿勢規定部70には、常に下方に傾斜するガイド面72が設けられており、このガイド面72によってメダルをほぼ直立状態とし、そのメダルがメダル送出用開口部64から送出されるようにガイドする。具体的には、メダル姿勢規定部は少なくとも2つの錐体状の部分である錐体状部78を備えており、ガイド面72はこれらの錐体状部78の側面を含んで形成されている。なお、錐体状とは、円錐や角錐などの通常の錐体に加え、それらが変形した形状や、錐体の頂点付近が削り取られた形状をも含む概念として用いている。図4から明らかなように本実施形態では下部部材94の上端部付近で錐体の上部が削り取られた形状となっている。
【0035】
また、ガイド面72は、上方側の部分であるガイド面上部と下方側の部分であるガイド面下部とに区分けすることもできる。そして、メダル受け入れ用開口部62から入り落下したメダルが通常は最初に接触するガイド面上部は、ガイド面下部より広い内幅を持っている。ガイド面上部では水平に対向するガイド面同士の距離がガイド面下部より大きくなっている。また、ガイド面下部はメダル送出用開口部64に連続する形状に形成されている。
【0036】
このように一般的にメダルが最初に接触するガイド面上部がガイド面下部より広い内幅を有することによって、受け入れたメダルがひっかかったりして滞留することなく確実にガイドすることができる。また、ガイド面下部がメダル送出用開口部64に連続する形状を有することによって、メダルをメダル送出用開口部64にスムースに導くことができる。
【0037】
受入れメダル搬送レール20は、底部21と、底部21から立ち上がる一対の側部22とを備えている。側部22は互いの内面側がメダルの厚さより幾分広い間隔で対向しており、メダルがほぼ直立した状態で移動できるように形成されている。受入れメダル搬送レール20は、前述したメダル受け入れ用開口部62に接合されている。
【0038】
送出メダル搬送レール25は、送入メダル搬送レール20とほぼ同様に形成されており、底部26と、底部26から立ち上がる一対の側部27とを備えている。側部27は互いの内面側がメダルの厚さより幾分広い間隔で対向しており、メダルがほぼ直立した状態で移動できるように形成されている。送出ダル搬送レール25は、前述したメダル送出用開口部64に接合されている。
【0039】
本実施形態のメダル姿勢規定装置90によれば、メダル受け入れ用開口部62から入ったメダルを、常に下方に傾斜するガイド面72を持つメダル姿勢規定部90がガイドすることによって、上部部材92と下部部材94とが互いにいかなる水平回転の位置関係にあろうとも、メダル送出用開口部64から送出することが可能となる。すなわち、メダル受け入れ用開口部62に入った時点でのメダルの平面視における方向と、メダル送出用開口部64が送出するメダルの平面視における方向を、上部部材92と下部部材94とを互いに水平回転させることによって、任意に変えることが可能となる。ここで、平面視とは平面図における視点から見た場合を意味する。
【0040】
2. <第2実施形態>
第2実施形態は、メダル姿勢規定装置が上部部材と下部部材に分かれていない点が第1実施形態とは異なる。その他の点については、第1実施形態と同様であるので、説明を省略する。なお、図面において対応する部分には第1実施形態と同一の符号を付す。
【0041】
図6は、第2実施形態のメダル払い出しノズル160の外観を模式的に示す斜視図である。この図に示すように本実施形態のメダル姿勢規定装置50は、一体として形成された閉じた容器状部材60となっている。このメダル姿勢規定装置50も、第1実施形態と同様に、メダル受入れ用開口部62、メダル送出用開口部64、およびガイド面72を備えるメダル姿勢規定部70を有し、メダルを一時的に保持している間にメダルの姿勢を規定する機能を持っている。
【0042】
本実施形態のメダル払い出しノズル160では、第1実施形態のようにメダル姿勢規定部70が蝶番のように機能して、受入れメダル搬送レール20と送出メダル搬送レール25とが平面視においてなす角度を調節することはできない。しかしながら、例えばメダル払い出し部104が回転機能を有するものであれば、その回転によって送出メダル搬送レール25の向きを調節することもできる。この回転機能の点を除いて、本実施形態のメダル払い出しノズルは第1実施形態の場合と同様な作用効果を奏することができる。
【0043】
3. <変形例>
3.1 前述した各実施形態においては、受入れメダル搬送レールおよび送出メダル搬送レールとして横断面が四角形で閉じた管となっている例を示した。しかしながら、図7に示したメダル払い出しノズル170のように、受入れメダル搬送レール23および送出メダル搬送レール28がU字型の横断面形状を有し、上方に開口したものとしてもよい。
【0044】
3.2 また、前述した各実施形態においては、メダル払い出しノズルが受入れメダル搬送レールおよび送出メダル搬送レールの両方を備えた例を示した。しかしながら、受入れメダル搬送レールまたは送出メダル搬送レールのいずれか一方のみとメダル姿勢規定部とによってメダル払い出しノズルを構成してもよい。
【0045】
3.3 さらに、前述した各実施形態においては、メダル姿勢規定部のガイド面が含む錐体状部の側面を含むとして、錐体状部として一種類のみを図示した。しかしながら、錐体状部は、円錐や角錐などの通常の錐体に加え、それらが変形した形状や、錐体の頂点付近が削り取られた形状をも含むことができる。例えば、図8(A),(B),および(C)に側面図として示した錐体状部や、それらから破線の部分より上部を削り落として形成される錐体状部であってもよいし、図9に模式的な斜視図として示したような一対の錐体状部であってもよい。
【0046】
3.4 そして、前述した各実施形態においては、メダル貸出機の外部に取り付けられたメダル払い出しノズルの例を示した。しかしながら、メダル払い出しノズルはメダル貸出機またはスロットマシンの内部に組み込んで用いることもできる。
【0047】
3.5 本発明は前述した各実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内、または、特許請求の範囲の均等範囲内で、各種の変形実施が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態に係るメダル貸出機およびスロットマシンが併設された状態で示す模式的な外観を示す斜視図である。
【図2】 メダル貸出機およびスロットマシンが併設された状態で示す模式的な正面図である。
【図3】 第1実施形態のメダル払い出しノズルの外観を模式的に示す斜視図である。
【図4】 下部部材の斜視図である。
【図5】 下部部材の平面図である。
【図6】 第2実施形態のメダル払い出しノズルの外観を模式的に示す斜視図である。
【図7】 変形例のメダル払い出しノズルを示す斜視図である。
【図8】 (A),(B),および(C)は、変形例の錐体状部を示す側面図である。
【図9】 変形例の錐体状部を示す斜視図である。
【符号の説明】
11,48 筐体
20,23 受入れメダル搬送レール
21,26 底部
22,27 側部
25,28 送出メダル搬送レール
50,90 メダル姿勢規定装置
60 容器状部材
62 メダル受入用開口部
64 メダル送出用開口部
70 メダル姿勢規定部
72 ガイド面
78 錐体状部
79 側面
92 上部部材
94 下部部材
100 メダル貸出機
150,160,170 メダル払い出しノズル
200 スロットマシン

Claims (8)

  1. 遊技機に隣接して設置されるメダル貸出機または遊技機に用いられるメダル姿勢規定装置であって、
    メダルを受け入れるメダル受け入れ用開口部と、前記メダルの厚さより僅かに幅広に形成され、前記メダルがほぼ直立した状態で送出されるメダル送出用開口部と、前記メダルをほぼ直立状態とし、当該メダルが前記メダル送出用開口部から送出されるようにガイドし、かつ常に下方に傾斜するガイド面を備えるメダル姿勢規定部とを備えた容器状部材を有し、
    前記メダル姿勢規定部は、少なくとも2つの錐体状部を含んだ構成からなるとともに、前記ガイド面は前記少なくとも2つの錐体状部の側面を含むことを特徴とするメダル姿勢規定装置。
  2. 遊技機に隣接して設置されるメダル貸出機または遊技機に用いられるメダル姿勢規定装置であって、
    メダルを受け入れるメダル受け入れ用開口を備えた上部部材と、
    前記メダル受け入れ用開口から受け入れられたメダルを送出するメダル送出用開口部と、前記メダルをほぼ直立状態とし、当該メダルが前記メダル送出用開口部から送出されるようにガイドし、かつ、常に下方に傾斜するガイド面を備えるメダル姿勢規定部とを備え、前記上部部材と互いにほぼ水平回転可能に係合して前記上部部材とともに容器状をなす下部部材と、を有し、
    前記メダル姿勢規定部は、少なくとも2つの錐体状部を含んだ構成からなるとともに、前記ガイド面は前記少なくとも2つの錐体状部の側面を含むことを特徴とするメダル姿勢規定装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記ガイド面は上方側の部分であるガイド面上部と下方側の部分であるガイド面下部とを備え、
    前記ガイド面上部は、前記少なくとも2つの錐体状部の側面を含むことにより、前記ガイド面下部より広い内幅を有するように形成され、
    前記ガイド面下部は、前記メダル送出用開口部に連続する形状に形成された、メダル姿勢規定装置。
  4. 請求項ないしのいずれかに記載のメダル姿勢規定装置と、
    底部と、前記底部から立ち上がる一対の側部とを備え、前記側部はそれらの内面側が前記メダルの厚さより幾分広い間隔で対向し、前記メダルがほぼ直立した状態で移動できるように形成され、前記メダル受け入れ用開口部に接合された受入れメダル搬送レールと、
    を有するメダル払い出しノズル。
  5. 請求項ないしのいずれかに記載のメダル姿勢規定装置と、
    底部と、前記底部から立ち上がる一対の側部とを備え、前記側部はそれらの内面側が前記メダルの厚さより幾分広い間隔で対向し、前記メダルがほぼ直立した状態で移動できるように形成され、前記メダル送出用開口部に接合された送出メダル搬送レールと、
    を有するメダル払い出しノズル。
  6. 請求項において、
    底部と、前記底部から立ち上がる一対の側部とを備え、前記側部はそれらの内面側が前記メダルの厚さより幾分広い間隔で対向し、前記メダルがほぼ直立した状態で移動できるように形成され、前記メダル受け入れ用開口部に接合された受入れメダル搬送レールをさらに備えるメダル払い出しノズル。
  7. 筐体と、前記筐体に取り付けられた請求項ないしのいずれかに記載のメダル払い出しノズルと、を有するメダル貸出機。
  8. 筐体と、前記筐体に取り付けられた請求項ないしのいずれかに記載のメダル払い出しノズルと、を有する遊技機。
JP2002207908A 2002-07-17 2002-07-17 メダル姿勢規定装置、メダル払い出しノズル、メダル貸出機、および遊技機 Expired - Fee Related JP3850346B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002207908A JP3850346B2 (ja) 2002-07-17 2002-07-17 メダル姿勢規定装置、メダル払い出しノズル、メダル貸出機、および遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002207908A JP3850346B2 (ja) 2002-07-17 2002-07-17 メダル姿勢規定装置、メダル払い出しノズル、メダル貸出機、および遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004054377A JP2004054377A (ja) 2004-02-19
JP3850346B2 true JP3850346B2 (ja) 2006-11-29

Family

ID=31932194

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002207908A Expired - Fee Related JP3850346B2 (ja) 2002-07-17 2002-07-17 メダル姿勢規定装置、メダル払い出しノズル、メダル貸出機、および遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3850346B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007202599A (ja) * 2006-01-30 2007-08-16 Sanyo Electric Co Ltd 遊技メダル貸機用メダル移送装置並びに遊技メダル貸機
JP5507124B2 (ja) * 2009-06-12 2014-05-28 ローレル機械株式会社 硬貨振分装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004054377A (ja) 2004-02-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008506172A (ja) 貨幣品払出装置
JP2009240460A (ja) メダル計数払出装置
JP2009226098A (ja) メダル計数装置
JP3850346B2 (ja) メダル姿勢規定装置、メダル払い出しノズル、メダル貸出機、および遊技機
JP2007215654A (ja) 遊技機
JP4426013B2 (ja) 遊技機
JP4579176B2 (ja) メダル送り装置
JP5231000B2 (ja) スロットマシン
JP7127829B2 (ja) 遊技機
JP2001054614A (ja) スロットマシン
JP4018001B2 (ja) メダル貸機
JPH07595A (ja) スロットマシン
JP4398407B2 (ja) メダル送り装置
JP4234569B2 (ja) メダル貸し出し機
JPH0644459Y2 (ja) 円板状体払出装置
JP2006150117A (ja) 台間メダル貸機のメダル供給装置
JP2001276407A (ja) メダル貸出機
JP2002177445A (ja) 遊技機
JP4040124B2 (ja) 玉計数機
JP2004248765A (ja) メダル連続投入機構
JP2004337602A (ja) スロットマシンのメダル自動投入装置及び遊技機の媒体自動投入装置
JP2008080033A (ja) 搬送装置
JP4234633B2 (ja) スロットマシンのメダル自動投入装置及び遊技機の媒体自動投入装置
JP2005296244A (ja) 遊技媒体搬送装置、遊技媒体貯蔵装置、遊技媒体投入装置及び遊技媒体貸出機
JP4056259B2 (ja) メダル貸し出し機

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20040324

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20041227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060222

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060403

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060823

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060829

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100908

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100908

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110908

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120908

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130908

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees