JP3850299B2 - オーガ式製氷機の制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、オーガ式製氷機の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
オーガ式製氷機は、縦長の筒状部材である冷凍ケーシングを有しており、その外周面には冷凍回路の蒸発器を構成する冷却パイプが巻装され、内部には螺旋刃を有するオーガが設けられている。冷凍ケーシングの内部には製氷水が供給されるようになっており、冷凍ケーシングの内周面において成長した氷は、螺旋刃の回転によって掻き取られ、フレーク状の氷となって螺旋作用により上方へ搬送される。冷凍ケーシングの上部には、氷を所望の形状、硬度に成形するための押圧頭が配設されている。
【0003】
しかし、何らかの原因により押圧頭内部で氷詰まりや給水不足及び冷凍回路の異常等が発生すると、冷凍ケーシングが過冷却となる。この状態で製氷機を駆動し続けると、冷凍ケーシング内部の製氷水は全て凍結してしまい、オーガ、オーガを駆動するギヤードモータ、冷凍ケーシング、上部軸受及びギヤードモータと製氷水とを仕切るシールに過大な負荷がかかり、ひいてはこれらオーガ、ギヤードモータ、冷凍ケーシング、上部軸受及びシール等を破損する惧れがある。
【0004】
このようなギヤードモータの保護装置として、従来オーバーロードリレーを用い、オーバーロードリレーによりギヤードモータにかかる負荷が所定値を越えたことを検出するとギヤードモータを停止させようとする方法がある。これは図14(a)に示されるように、ギヤードモータがロックして通常運転時のモータ電流より高いロック電流が一定時間流れるとオーバーロードリレーが動作するものである。
しかしながら、正転していたオーガが何らかの原因で氷を掻き取ることができずにその衝撃で逆転した後、さらにオーガが氷に衝突して再び正転を始め、このようにして正転と逆転とを繰り返す、いわゆるハンチングを起こすと、モータ電流は図14(b)に示されるように変動し、電流値がロック電流と通常運転時の電流付近との間を繰り返し往復するため、オーバーロードリレーは動作せず、ギヤードモータを保護することはできなかった。
【0005】
そこで、特公平4−24625号公報には、ギヤードモータに流れる電流を電圧に変換し、変換された電圧が所定値より大きくなったときにギヤードモータの運転を停止する保護装置が提案されている。この保護装置によれば、製氷運転時に一瞬でもギヤードモータに流れる電流が増加して変換電圧が所定値より大きくなるとギヤードモータの運転が停止される。従って、ハンチング時にもギヤードモータの停止が可能になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ギヤードモータに流れるモータ電流はギヤードモータに印加される入力電圧の値によっても変動するため、通常の製氷運転中であるにもかかわらず、モータ電流が変動すると過負荷状態と判断してギヤードモータの運転を停止してしまう虞があった。
この発明はこのような問題点を解消するためになされたもので、入力電圧の値が変化しても過負荷状態を正確に判断してギヤードモータの運転を制御することができるオーガ式製氷機の制御装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る第1のオーガ式製氷機の制御装置は、ギヤードモータを駆動する駆動回路と、ギヤードモータに印加される入力電圧を検出する電圧検出器と、ギヤードモータに流れるモータ電流を検出する電流検出器と、入力電圧に応じて異なる複数の電流しきい値が予め設定されると共に電流検出器で検出されたモータ電流の値が電圧検出器で検出された入力電圧の値に対応する電流しきい値を越えたときにギヤードモータを停止するように駆動回路を制御し、ギヤードモータの起動時には電流検出器で検出されたモータ電流の値を無視する制御回路とを備えたものである。
【0008】
この発明に係る第2のオーガ式製氷機の制御装置は、ギヤードモータを駆動する駆動回路と、ギヤードモータに印加される入力電圧を検出する電圧検出器と、ギヤードモータに流れるモータ電流を検出する電流検出器と、入力電圧に応じて異なる複数の電流しきい値とギヤードモータの起動時に対応した高い電流しきい値とが予め設定されると共に電流検出器で検出されたモータ電流の値が電圧検出器で検出された入力電圧の値に対応する電流しきい値を越えたときにギヤードモータを停止するように駆動回路を制御する制御回路とを備えたものである。
【0009】
また、この発明に係る第3のオーガ式製氷機の制御装置は、ギヤードモータを駆動する駆動回路と、ギヤードモータに印加される入力電圧を検出する電圧検出器と、ギヤードモータの回転数を検出する回転数検出器と、入力電圧に応じて異なる複数の回転数のしきい値が予め設定されると共に回転数検出器で検出された回転数の値が電圧検出器で検出された入力電圧の値に対応する回転数のしきい値を下回ったときにギヤードモータを停止するように駆動回路を制御し、ギヤードモータの起動時には回転数検出器で検出された回転数の値を無視する制御回路とを備えたものである。
【0010】
さらに、この発明に係る第4のオーガ式製氷機の制御装置は、ギヤードモータを駆動する駆動回路と、ギヤードモータに印加される入力電圧を検出する電圧検出器と、ギヤードモータの回転数を検出する回転数検出器と、入力電圧に応じて異なる複数の回転数のしきい値とギヤードモータの起動時に対応した低い回転数のしきい値とが予め設定されると共に回転数検出器で検出された回転数の値が電圧検出器で検出された入力電圧の値に対応する回転数のしきい値を下回ったときにギヤードモータを停止するように駆動回路を制御する制御回路とを備えたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1にこの発明の実施の形態1に係る制御装置を備えたオーガ式製氷機の構成を示す。オーガ式製氷機は、冷凍ケーシング1を有しており、その外周面に蒸発パイプ2が巻装されると共に、冷凍ケーシング1の内部には螺旋刃を有する削氷用のオーガ3が支持され、例えばDCブラシレス型のギヤードモータ4によって回転されるように構成されている。
ギヤードモータ4には駆動回路5が接続され、さらに駆動回路5に制御回路6が接続されている。また、ギヤードモータ4には電圧検出器7及び電流検出器8が接続されており、これら電圧検出器7及び電流検出器8に制御回路6が接続されている。
冷凍ケーシング1の蒸発パイプ2は、蒸発器として、圧縮機9、凝縮器10、ドライヤ11及び膨張弁12と共に冷凍回路を構成している。なお、凝縮器10の近傍には、凝縮器10を空冷するためのファンモータ13が配置されている。
【0013】
図2に示されるように、冷凍ケーシング1の内部において、オーガ3は上部軸受14及び下部軸受15により回転自在に支持され、上部軸受14は固定用ボルト16によって冷凍ケーシング1の上端部に固定されている。オーガ3は、その下端に連結されたギヤードモータ4により回転し、冷凍ケーシング1の内周面に成長した氷を掻き取って上部軸受14の外周部に形成された複数の固定刃17に移送する。
【0014】
次に、この実施の形態1に係るオーガ式製氷機の制御装置の動作について説明する。まず、オーガ式製氷機の電源が投入されると、図示しないフロートタンクへの給水が行われた後、冷凍回路が駆動されると共に駆動回路5によりギヤードモータ4が駆動され、製氷運転を開始する。
これにより、フロートタンクから製氷水が冷凍ケーシング1内に供給され、蒸発パイプ2により冷却されて冷凍ケーシング1の内周面に氷が成長する。この氷は、オーガ3の回転によって掻き取られ、フレーク状の氷となって螺旋作用により上方へ搬送され、固定刃17で所望の形状、硬度に成形される。
【0015】
このような製氷運転に伴い、駆動回路5からギヤードモータ4に印加される入力電圧が電圧検出器7で検出されると共にギヤードモータ4に流れるモータ電流が電流検出器8で検出され、それぞれ制御回路6に送られる。この制御回路6には、ギヤードモータ4への入力電圧に応じて異なる複数の電流しきい値Ithが予め設定されている。例えば、図3(a)に示されるように低電圧入力時に対応して2.5Aの値に設定された電流しきい値Ithと図3(b)に示されるように高電圧入力時に対応して4Aの値に設定された電流しきい値Ithとを有している。なお、これらの電流しきい値Ithの値は適宜調整し得るようになっている。
【0016】
駆動回路5からギヤードモータ4に低電圧が入力している場合には、図3(a)に示されるように、通常のモータ電流は1.3A程度となる。このとき、電圧検出器7で検出された入力電圧が低電圧を示しているので、制御回路6は2.5Aの値に設定された電流しきい値Ithを選択し、電流検出器8で検出されたモータ電流を電流しきい値Ith=2.5Aと比較し、モータ電流が電流しきい値Ithを越えると、駆動回路5を制御してギヤードモータ4を停止させる。
【0017】
ここで、何らかの原因により押圧頭内部で氷詰まりや給水不足及び冷凍回路の異常等が発生して冷凍ケーシング1が過冷却となり、正転していたオーガが氷を掻き取ることができずにその衝撃で逆転した後、さらにオーガが氷に衝突して再び正転を始め、このようにして正転と逆転とを繰り返す、いわゆるハンチングを起こすことがある。低電圧が入力する場合のハンチング時におけるピーク電流は約3.5Aになる。従って、ハンチングを起こし始める時点でモータ電流が電流しきい値Ithを越えるため、制御回路6により駆動回路5が制御されてギヤードモータ4の運転が停止される。
【0018】
一方、駆動回路5からギヤードモータ4に高電圧が入力している場合には、図3(b)に示されるように、通常のモータ電流が2.5A程度となるが、電圧検出器7で検出された入力電圧が高電圧を示しているので、制御回路6は4Aの値に設定された電流しきい値Ithを選択する。すなわち、電流検出器8で検出されたモータ電流を電流しきい値Ith=4Aと比較し、モータ電流が電流しきい値Ithを越えると、駆動回路5を制御してギヤードモータ4を停止させる。
【0019】
高電圧が入力する場合のハンチング時におけるピーク電流は約6Aになる。従って、何らかの原因によりハンチングを起こし始めると、この時点でモータ電流が電流しきい値Ithを越えるため、制御回路6により駆動回路5が制御されてギヤードモータ4の運転が停止される。
【0020】
このように、ギヤードモータ4への入力電圧に応じて予め設定された2種類の電流しきい値Ithのうちのいずれかを選択してモータ電流との比較を行うため、入力電圧の値によってモータ電流が変動してもハンチングやロック等の過負荷状態を正確に判断してギヤードモータの運転を停止することができる。
なお、電流しきい値Ithは低電圧と高電圧に対応した2種類の値に限られるものではなく、3種類以上の値を設定しておき、入力電圧に応じて多段階に場合分けしてそれぞれ過負荷状態を判定することもできる。また、電流しきい値Ithを入力電圧に対する関係式で設定するようにすることもできる。
【0021】
また、ギヤードモータ4の起動時にはハンチング時と同程度の電流ピークが生じるため、制御回路6がギヤードモータ4の起動時に電流検出器8で検出されたモータ電流の値を無視するように構成して、起動してから1回目の電流ピークをキャンセルすることが好ましい。
あるいは、ギヤードモータ4の起動時に対応した高い電流しきい値Ithを予め制御回路6に設定しておき、起動してから1回目の電流ピークによって制御回路6が作動しないようにすることが好ましい。
このようにすれば、起動時の誤動作を防止することができる。
【0022】
実施の形態2.
図4に実施の形態2に係る制御装置を備えたオーガ式製氷機の構成を示す。このオーガ式製氷機は、図1に示した実施の形態1のオーガ式製氷機において、凝縮器10のファンモータ13にこれを可変速駆動するための調節回路としてインバータ回路18を接続し、このインバータ回路18を制御回路6に接続したものである。
【0023】
図5のフローチャートを参照してこの実施の形態2の動作を説明する。まず、オーガ式製氷機の電源が投入されると、図示しないフロートタンクへの給水が行われた後、冷凍回路が駆動されると共に駆動回路5によりギヤードモータ4が駆動され、製氷運転を開始する。制御回路6は、ステップS1でギヤードモータ4が回転したことを確認すると、ステップS2で電圧検出器7及び電流検出器8によりギヤードモータ4の入力電圧の電圧値E及びモータ電流の電流値Iを読み込み、続くステップS3で電圧値Eに基づいてモータ電流のしきい値Ithの決定を行う。
【0024】
さらに、制御回路6は、ステップS4において電流検出器8で検出されたモータ電流IをステップS3で決定されたしきい値Ithと比較し、モータ電流Iがしきい値Ithを越えると、冷凍ケーシング1が過冷却になったと判断してステップS5でファンモータ13の回転数が低下するようにインバータ回路18を制御する。これにより、凝縮器10の凝縮能力が低下し、ひいては冷凍回路の冷凍能力が低下して過冷却が抑制される。このとき、ギヤードモータ4は回転したままとなり、製氷運転が続けられる。一方、ステップS4においてモータ電流Iがしきい値Ith以下であると判定されると、ステップS6に進み、ファンモータ13が通常運転時の回転数を維持するようにインバータ回路18が制御される。
【0025】
その後、ステップS7でギヤードモータ4が回転していることを確認すると、ステップS2に戻って再び電圧値E及び電流値Iの読み込みが行われ、ステップS2〜S7の処理が繰り返される。
従って、ステップS4でモータ電流Iがしきい値Ithを越えたと判定されてステップS5でファンモータ13の回転数を低下した場合には、ステップS2〜S7の処理を繰り返す間に次第に過冷却が解消され、モータ電流Iがしきい値Ith以下になった時点でステップS6においてファンモータ13が通常運転時の回転数に戻される。
【0026】
実施の形態3.
図6に実施の形態3に係る制御装置を備えたオーガ式製氷機の構成を示す。このオーガ式製氷機は、図4に示した実施の形態2のオーガ式製氷機において、ファンモータ13を駆動するインバータ回路18の代わりに圧縮機9を可変速駆動するための調節回路としてインバータ回路19を制御回路6に接続し、冷凍ケーシング1が過冷却になったと判断された場合に制御回路6が圧縮機9の回転数を低下させることにより冷凍能力を低下させて過冷却を解消しようとするものである。
【0027】
すなわち、図5のフローチャートにおいて、ステップS4で電流検出器8により検出されたモータ電流IがステップS3で決定されたしきい値Ithを越えたと判定されると、制御回路6はステップS5で圧縮機9の回転数が低下するようにインバータ回路19を制御する。これにより、冷媒循環量が減少し、ひいては冷凍回路の冷凍能力が低下して過冷却が抑制される。このとき、ギヤードモータ4は回転したままとなり、製氷運転が続けられる。
実施の形態2と同様に、その後、過冷却が解消されてモータ電流Iがしきい値Ith以下になると、ステップS6において圧縮機9が通常運転時の回転数に戻される。
【0028】
実施の形態4.
図7に実施の形態4に係る制御装置を備えたオーガ式製氷機の構成を示す。このオーガ式製氷機は、図4に示した実施の形態2のオーガ式製氷機において、冷凍回路の圧縮機9の出口側と蒸発パイプ2の出口側とを連通するバイパス管20を設けると共にこのバイパス管20の途中に管路を開閉する電磁弁21を設け、冷凍ケーシング1が過冷却になったと判断された場合に制御回路6が電磁弁21を開いて圧縮機9の前後をバイパスさせることにより冷凍能力を低下させて過冷却を解消しようとするものである。
【0029】
すなわち、図5のフローチャートにおいて、ステップS4で電流検出器8により検出されたモータ電流IがステップS3で決定されたしきい値Ithを越えたと判定されると、制御回路6はステップS5で電磁弁21を開く。これにより、圧縮機9の前後がバイパスされ、ひいては冷凍回路の冷凍能力が低下して過冷却が抑制される。このとき、ギヤードモータ4は回転したままとなり、製氷運転が続けられる。
実施の形態2と同様に、その後、過冷却が解消されてモータ電流Iがしきい値Ith以下になると、ステップS6において電磁弁21が閉じられて通常運転に戻される。
なお、圧縮機9の出口側と蒸発パイプ2の出口側とを連通する代わりに、圧縮機9の出口側と蒸発パイプ2の入口側とを連通するバイパス管を設け、このバイパス管に電磁弁21を取り付けてもよい。
【0030】
実施の形態5.
図8に実施の形態5に係る制御装置を備えたオーガ式製氷機の構成を示す。このオーガ式製氷機は、図4に示した実施の形態2のオーガ式製氷機において、電流検出器8の代わりにギヤードモータ4の回転数を検出する回転数検出器23を設け、この回転数検出器23を制御回路6に接続したものである。
【0031】
回転数検出器23としては、例えば図9に示されるように、ギヤードモータ4のロータ軸22に回転板24を固定すると共に回転板24の周縁部に沿って複数の貫通孔27あるいはスリットを配列形成し、回転板24の周縁部を挟むように発光部25と受光部26とを互いに対向したものを用いることができる。ロータ軸22と共に回転板24が回転すると、発光部25から発せられた光が回転板24の貫通孔27を通過するときにのみ受光部26に至るので、受光部26で受光回数をカウントすることによりロータ軸22の回転数が検出される。なお、貫通孔27の代わりに回転板24の周縁部に複数の磁極を配列形成し、この磁極を磁気センサによって検知するように構成することもできる。
【0032】
図10のフローチャートを参照して実施の形態5の動作を説明する。まず、オーガ式製氷機の電源が投入されると、図示しないフロートタンクへの給水が行われた後、冷凍回路が駆動されると共に駆動回路5によりギヤードモータ4が駆動され、製氷運転を開始する。制御回路6は、ステップS11でギヤードモータ4が回転したことを確認すると、ステップS12で電圧検出器7及び回転数検出器23によりギヤードモータ4の入力電圧の電圧値E及びギヤードモータ4の回転数Nを読み込み、続くステップS13で電圧値Eに基づいて回転数のしきい値Nthの決定を行う。
【0033】
さらに、制御回路6は、ステップS14において回転数検出器23で検出された回転数NをステップS13で決定されたしきい値Nthと比較し、回転数Nがしきい値Nthを下回ると、冷凍ケーシング1が過冷却になったと判断してステップS15でファンモータ13の回転数が低下するようにインバータ回路18を制御する。これにより、凝縮器10の凝縮能力が低下し、ひいては冷凍回路の冷凍能力が低下して過冷却が抑制される。このとき、ギヤードモータ4は回転したままとなり、製氷運転が続けられる。一方、ステップS14において回転数Nがしきい値Nth以上であると判定されると、ステップS16に進み、ファンモータ13が通常運転時の回転数を維持するようにインバータ回路18が制御される。
【0034】
その後、ステップS17でギヤードモータ4が回転していることを確認すると、ステップS12に戻って再び電圧値E及び回転数Nの読み込みが行われ、ステップS12〜S17の処理が繰り返される。
従って、ステップS14で回転数Nがしきい値Nthを下回ったと判定されてステップS15でファンモータ13の回転数を低下した場合には、ステップS12〜S17の処理を繰り返す間に次第に過冷却が解消され、回転数Nがしきい値Nth以上になった時点でステップS16においてファンモータ13が通常運転時の回転数に戻される。
【0035】
実施の形態6.
図11に実施の形態6に係る制御装置を備えたオーガ式製氷機の構成を示す。このオーガ式製氷機は、図8に示した実施の形態5のオーガ式製氷機において、ファンモータ13を駆動するインバータ回路18の代わりに圧縮機9を可変速駆動するためのインバータ回路19を制御回路6に接続し、冷凍ケーシング1が過冷却になったと判断された場合に制御回路6が圧縮機9の回転数を低下させることにより冷凍能力を低下させて過冷却を解消しようとするものである。
【0036】
すなわち、図10のフローチャートにおいて、ステップS14で回転数検出器23により検出された回転数NがステップS13で決定されたしきい値Nthを下回ったと判定されると、制御回路6はステップS15で圧縮機9の回転数が低下するようにインバータ回路19を制御する。これにより、冷媒循環量が減少し、ひいては冷凍回路の冷凍能力が低下して過冷却が抑制される。このとき、ギヤードモータ4は回転したままとなり、製氷運転が続けられる。
実施の形態5と同様に、その後、過冷却が解消されて回転数Nがしきい値Nth以上になると、ステップS16において圧縮機9が通常運転時の回転数に戻される。
【0037】
実施の形態7.
図12に実施の形態7に係る制御装置を備えたオーガ式製氷機の構成を示す。このオーガ式製氷機は、図8に示した実施の形態5のオーガ式製氷機において、冷凍回路の圧縮機9の出口側と蒸発パイプ2の出口側とを連通するバイパス管20を設けると共にこのバイパス管20の途中に管路を開閉する電磁弁21を設け、冷凍ケーシング1が過冷却になったと判断された場合に制御回路6が電磁弁21を開いて圧縮機9の前後をバイパスさせることにより冷凍能力を低下させて過冷却を解消しようとするものである。
【0038】
すなわち、図10のフローチャートにおいて、ステップS14で回転数検出器23により検出された回転数NがステップS13で決定されたしきい値Nthを下回ったと判定されると、制御回路6はステップS15で電磁弁21を開く。これにより、圧縮機9の前後がバイパスされ、ひいては冷凍回路の冷凍能力が低下して過冷却が抑制される。このとき、ギヤードモータ4は回転したままとなり、製氷運転が続けられる。
実施の形態5と同様に、その後、過冷却が解消されて回転数Nがしきい値Nth以上になると、ステップS16において電磁弁21が閉じられて通常運転に戻される。
なお、圧縮機9の出口側と蒸発パイプ2の出口側とを連通する代わりに、圧縮機9の出口側と蒸発パイプ2の入口側とを連通するバイパス管を設け、このバイパス管に電磁弁21を取り付けてもよい。
【0039】
実施の形態8.
図13に実施の形態8に係る制御装置を備えたオーガ式製氷機の構成を示す。このオーガ式製氷機は、図1に示した実施の形態1のオーガ式製氷機において、電流検出器8の代わりにギヤードモータ4の回転数を検出する回転数検出器23を設け、この回転数検出器23を制御回路6に接続したものである。
回転数検出器23としては、例えば図9に示したものを用いることができる。
【0040】
次に、この実施の形態8の動作について説明する。まず、オーガ式製氷機の電源が投入されると、図示しないフロートタンクへの給水が行われた後、冷凍回路が駆動されると共に駆動回路5によりギヤードモータ4が駆動され、製氷運転を開始する。
製氷運転に伴い、駆動回路5からギヤードモータ4に印加される入力電圧が電圧検出器7で検出されると共にギヤードモータ4の回転数Nが回転数検出器23で検出され、それぞれ制御回路6に送られる。制御回路6には、ギヤードモータ4への入力電圧に応じて異なる複数の回転数のしきい値Nthが予め設定されている。
【0041】
制御回路6は、電圧検出器7で検出された入力電圧の値に対応する回転数のしきい値Nthを選択し、回転数検出器23で検出された回転数Nを選択されたしきい値Nthと比較して回転数Nの値がしきい値Nthを下回っているときに、駆動回路5を制御してギヤードモータ4を停止させる。
ここで、何らかの原因により押圧頭内部で氷詰まりや給水不足及び冷凍回路の異常等が発生して冷凍ケーシング1が過冷却となり、ハンチングを起こし始めるとギヤードモータ4の回転数Nが低下するため、この回転数Nがしきい値Nthを下回ったときに制御回路6により駆動回路5が制御されてギヤードモータ4の運転が停止される。
このように、ギヤードモータ4への入力電圧に応じて予め設定された複数の回転数のしきい値Nthのうちのいずれかを選択して回転数Nとの比較を行うため、入力電圧の値によって回転数Nが変動してもハンチングやロック等の過負荷状態を正確に判断してギヤードモータの運転を停止することができる。
【0042】
また、ギヤードモータ4の起動時にはハンチング時と同程度の回転数Nの乱れが生じるため、制御回路6がギヤードモータ4の起動時に回転数検出器23で検出された回転数Nの値を無視するように構成して、起動してから1回目の回転数Nの乱れをキャンセルすることが好ましい。
あるいは、ギヤードモータ4の起動時に対応した低い回転数のしきい値Nthを予め制御回路6に設定しておき、起動してから1回目の回転数の乱れによって制御回路6が作動しないようにすることが好ましい。
このようにすれば、起動時の誤動作を防止することができる。
【0043】
なお、実施の形態2及び5におけるインバータ回路18の代わりに、ファンモータ13の入力電流を変化させることにより可変速駆動するような調節回路を設けることもできる。同様に、実施の形態3及び6におけるインバータ回路19の代わりに、圧縮機9の入力電流を変化させることにより可変速駆動するような調節回路を設けることもできる。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明に係る第1のオーガ式製氷機の制御装置によれば、入力電圧に応じて異なる複数の電流しきい値を予め制御回路に設定しておき、電流検出器で検出されたモータ電流の値が電圧検出器で検出された入力電圧の値に対応する電流しきい値を越えたときにギヤードモータを停止するように駆動回路を制御し、ギヤードモータの起動時には電流検出器で検出されたモータ電流の値を無視するようにしたので、入力電圧の値によってモータ電流が変動しても過負荷状態を正確に判断してギヤードモータ等を保護することができると共に起動時の誤動作を未然に防止することが可能となる。
【0045】
この発明に係る第2のオーガ式製氷機の制御装置によれば、入力電圧に応じて異なる複数の電流しきい値とギヤードモータの起動時に対応した高い電流しきい値とを予め制御回路に設定しておき、電流検出器で検出されたモータ電流の値が電圧検出器で検出された入力電圧の値に対応する電流しきい値を越えたときにギヤードモータを停止するようにしたので、入力電圧の値によってモータ電流が変動しても過負荷状態を正確に判断してギヤードモータ等を保護することができると共に起動時の誤動作を未然に防止することが可能となる。
【0046】
この発明に係る第3のオーガ式製氷機の制御装置によれば、入力電圧に応じて異なる複数の回転数のしきい値を予め制御回路に設定しておき、回転数検出器で検出された回転数の値が電圧検出器で検出された入力電圧の値に対応する回転数のしきい値を下回ったときにギヤードモータを停止するように駆動回路を制御し、ギヤードモータの起動時には回転数検出器で検出された回転数の値を無視するようにしたので、入力電圧の値によって回転数が変動しても過負荷状態を正確に判断してギヤードモータ等を保護することができると共に起動時の誤動作を未然に防止することが可能となる。
【0047】
また、この発明に係る第4のオーガ式製氷機の制御装置によれば、入力電圧に応じて異なる複数の回転数のしきい値とギヤードモータの起動時に対応した高い回転数のしきい値とを予め制御回路に設定しておき、回転数検出器で検出された回転数の値が電圧検出器で検出された入力電圧の値に対応する回転数のしきい値を下回ったときにギヤードモータを停止するようにしたので、入力電圧の値によって回転数が変動しても過負荷状態を正確に判断してギヤードモータ等を保護することができると共に起動時の誤動作を未然に防止することが可能となる。
一般に、ギヤードモータのロータ軸はオーガに比べて数百倍の回転速度を有するため、回転数検出器で検出された回転数の値を用いれば、オーガでの回転抵抗をより高精度に検知することができる。また、回転数検出器でギヤードモータの回転数を直接検出するため、負荷検出としての信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る制御装置を備えたオーガ式製氷機の構成を示すブロック図である。
【図2】 オーガ式製氷機の製氷部の構成を示す一部破断側面図である。
【図3】 実施の形態1における電流しきい値を示し、(a)は低電圧入力時、(b)は高電圧入力時を示すタイミングチャートである。
【図4】 実施の形態2に係る制御装置を備えたオーガ式製氷機の構成を示すブロック図である。
【図5】 実施の形態2の動作を示すフローチャートである。
【図6】 実施の形態3に係る制御装置を備えたオーガ式製氷機の構成を示すブロック図である。
【図7】 実施の形態4に係る制御装置を備えたオーガ式製氷機の構成を示すブロック図である。
【図8】 実施の形態5に係る制御装置を備えたオーガ式製氷機の構成を示すブロック図である。
【図9】 実施の形態5で用いられた回転数検出器の構成を示す斜視図である。
【図10】 実施の形態5の動作を示すフローチャートである。
【図11】 実施の形態6に係る制御装置を備えたオーガ式製氷機の構成を示すブロック図である。
【図12】 実施の形態7に係る制御装置を備えたオーガ式製氷機の構成を示すブロック図である。
【図13】 実施の形態8に係る制御装置を備えたオーガ式製氷機の構成を示すブロック図である。
【図14】 ギヤードモータのモータ電流を示し、(a)はロック時、(b)はハンチング時の様子を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 冷凍ケーシング、2 蒸発パイプ、3 オーガ、4 ギヤードモータ、5駆動回路、6 制御回路、7 電圧検出器、8 電流検出器、9 圧縮機、10 凝縮器、11 ドライヤ、12 膨張弁、13 ファンモータ、18,19インバータ回路、20 バイパス管、21 電磁弁。
Claims (4)
- ギヤードモータによりオーガを駆動するオーガ式製氷機の制御装置において、
ギヤードモータを駆動する駆動回路と、
ギヤードモータに印加される入力電圧を検出する電圧検出器と、
ギヤードモータに流れるモータ電流を検出する電流検出器と、
入力電圧に応じて異なる複数の電流しきい値が予め設定されると共に前記電流検出器で検出されたモータ電流の値が前記電圧検出器で検出された入力電圧の値に対応する電流しきい値を越えたときにギヤードモータを停止するように前記駆動回路を制御し、ギヤードモータの起動時には前記電流検出器で検出されたモータ電流の値を無視する制御回路と
を備えたことを特徴とするオーガ式製氷機の制御装置。 - ギヤードモータによりオーガを駆動するオーガ式製氷機の制御装置において、
ギヤードモータを駆動する駆動回路と、
ギヤードモータに印加される入力電圧を検出する電圧検出器と、
ギヤードモータに流れるモータ電流を検出する電流検出器と、
入力電圧に応じて異なる複数の電流しきい値とギヤードモータの起動時に対応した高い電流しきい値とが予め設定されると共に前記電流検出器で検出されたモータ電流の値が前記電圧検出器で検出された入力電圧の値に対応する電流しきい値を越えたときにギヤードモータを停止するように前記駆動回路を制御する制御回路と
を備えたことを特徴とするオーガ式製氷機の制御装置。 - ギヤードモータによりオーガを駆動するオーガ式製氷機の制御装置において、
ギヤードモータを駆動する駆動回路と、
ギヤードモータに印加される入力電圧を検出する電圧検出器と、
ギヤードモータの回転数を検出する回転数検出器と、
入力電圧に応じて異なる複数の回転数のしきい値が予め設定されると共に前記回転数検出器で検出された回転数の値が前記電圧検出器で検出された入力電圧の値に対応する回転数のしきい値を下回ったときにギヤードモータを停止するように前記駆動回路を制御し、ギヤードモータの起動時には前記回転数検出器で検出された回転数の値を無視する制御回路と
を備えたことを特徴とするオーガ式製氷機の制御装置。 - ギヤードモータによりオーガを駆動するオーガ式製氷機の制御装置において、
ギヤードモータを駆動する駆動回路と、
ギヤードモータに印加される入力電圧を検出する電圧検出器と、
ギヤードモータの回転数を検出する回転数検出器と、
入力電圧に応じて異なる複数の回転数のしきい値とギヤードモータの起動時に対応した低い回転数のしきい値とが予め設定されると共に前記回転数検出器で検出された回転数の値が前記電圧検出器で検出された入力電圧の値に対応する回転数のしきい値を下回ったときにギヤードモータを停止するように前記駆動回路を制御する制御回路と
を備えたことを特徴とするオーガ式製氷機の制御装置。
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