JP2731275B2 - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JP2731275B2
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勝 猪股
功雄 河内
良和 三田
保 倉林
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自動販売機、特に、アイスクリーム等の冷
凍商品を冷凍するための冷凍装置における冷凍制御装置
に関する。
[従来の技術] 自動販売機は、第7図を参照して、低圧冷媒ガスを高
圧冷媒ガスに圧縮する圧縮機1、圧縮機1を駆動するた
めの誘導電動機2(一般的には圧縮機1と誘導電動機2
とは1本のメインシャフトを共通にし、一体的な枠内に
収納されており、これを単に圧縮機と呼ぶことがあ
る。)、圧縮機1からの高圧冷媒ガスを液化冷媒にする
凝縮器3、液化冷媒を蒸発させる蒸発器4、凝縮器3か
らの液化冷媒を乾燥させるドライヤ5、ドライヤ5から
の液化冷媒を減圧するキャピラリ6、凝縮器3とドライ
ヤ5とキャピラリ6とをバイパスするように設けられた
ソレノイドバルブ7等から成る冷凍装置、及び冷凍制御
装置8を有している。
冷凍制御装置8は、庫内温度Tを庫内サーモスタット
(図示せず)によって検出する。第2図を参照して、庫
内温度保冷期間t1では、上限温度Ta〜下限温度Tbでサー
モスタットがオン・オフすることにより、第7図の冷凍
装置の圧縮機1のオン・オフを制御して、庫内温度Tを
所定の範囲に保持する。
蒸発器4には、第4図に示されるように、除霜の際に
蒸発器4の温度を検出する除霜サーミスタ30がフィン31
に取り付けられている。第7図におけるソレノイドバル
ブ7は通常は閉じているが、除霜時に除霜タイマー回路
による一定時間毎に(例えば4時間毎に)除霜信号を送
出し、冷凍制御装置8によりソレノイドバルブ7を開い
て、ホットガス回路を構成する。この場合、圧縮機1か
らの高温高圧冷媒ガスを蒸発器4の冷媒入口側に流入さ
せることにより蒸発器4の除霜が行われ、第2図の除霜
期間t2には、蒸発器4の温度が上昇して除霜サーミスタ
30が除霜終了温度Tfを検知すると、冷凍制御装置8によ
り、ソレノイドバルブ7を再び閉じ、構成されていたホ
ットガス回路は中断して、圧縮機1からの高温高圧冷媒
ガスは、凝縮器3と、ドライヤ5と、キャピラリ6と、
蒸発器4とを通って、圧縮機1に循環し、除霜中にやや
上昇した庫内温度を降下させ、庫内サーミスタがTbを検
知し、冷却制御装置8により誘導電動機2を停止させる
という通常の冷凍運転状態になる。
第6図に圧縮機1として、ロータリー型圧縮機が示さ
れている。
ロータリー型圧縮機は、冷媒を受け入れる容器のシリ
ンダ10と、該シリンダ10内で回転するローリングピスト
ン11と、低圧冷媒Psを吸入するための吸入口12と、冷圧
冷媒Ps部分と高圧冷媒Pd部分とを仕切るためのベーン13
と、高圧に圧縮された高圧冷媒Pdを吐出するための吐出
ポート14とを有している。
第1図には圧縮機駆動用の誘導電動機2として2コン
デンサ単相誘導電動機を使用した場合の圧縮機起動回路
が示されている。
2コンデンサ単相誘導電動機は、主巻線15及び補助巻
線16の2つのコイルと、起動用コンデンサ17及び運転用
コンデンサ18の2つのコンデンサと、2つのコイルの近
傍に配された回転子19と、温度上昇により抵抗値が増大
するセンサとしてPTC(Positive Temperature Coeffice
nt Thermistor)20と、圧縮機起動回路に過電流が流れ
たり、圧縮機1の温度が上昇した場合に供給電源21を断
って、回路を保護するモータプロテクタ22とが備え付け
られている。
尚、PTC20は、誘導電動機2を起動させる時には、温
度が低いので約10Ωの抵抗値である。従って、誘導電動
機2を起動させる時には、供給電源21から、モータプロ
テクタ22を介して、補助巻線16、PTC20、起動コンデン
サ17を経由して流れる電流と、主巻線15を経由して流れ
る電流との位相差によって誘導される磁界によって回転
子19を回転させる。
起動コンデンサ17を介して流れていた電流は、誘導電
動機2が通常運転されると温度が高くなることによりPT
C20が数十KΩの抵抗値になって流れなくなり、運転用
コンデンサ18を介して流れるようになる。第5図は高温
になってから放置したときのPTCの抵抗値の時間変化を
示し、誘導電動機2を停止させても、約1分以上経過し
コイル等周囲が十分冷えないと約10Ωの抵抗値に戻らな
いことがある。
ところで、第1図の圧縮機起動回路において供給電源
21に瞬断、例えば、100msecの瞬停(100msecという短時
間に電圧が急激に降下する一瞬時の電源断又は一瞬時の
停電現象)が発生すると,再び、電源が供給されても、
庫内温度が低い場合にはPTC20の抵抗値が高く正転する
ための起動トルクより逆転のトルクの方が大きいこと
(誘導電動機2と圧縮機1の慣性力による回転力より圧
縮機1内部の高圧冷媒Pdの反発力が大きいとき)があ
る。これにより、逆転のまま運転し続けることがある。
このような瞬停現象は、螢光灯点灯或いは消灯時のノ
イズやその他のノイズによって発生することが知られて
いる。
この逆転運転の場合、圧縮機1から蒸発器4に冷媒が
逆流し、圧縮機1の入口側に設けられているチェックバ
ルブ(逆止弁)(図示せず)が冷媒圧力により動作す
る。これにより、誘導電動機2を過負荷状態にさせて、
モータプロテクタ22を動作させ、供給電源21の供給を断
つことによって、誘導電動機2を停止させ、圧縮機1を
停止させていた。
しかしながら、第2図を参照して、圧縮機1の停止に
至るまで期間t4からt5及びt6と経過する圧縮機の逆転状
態が続いて、破線の特性曲線を描き、庫内温度はモータ
プロテクタ22が動作するまで上昇し続けることになる。
[発明が解決しようとする課題] これは、モータプロテクタの動作温度を、庫内温度と
は無関係に設定しているためである(例えばアイスクリ
ーム自動販売機では庫内温度を−25℃、モータプロテク
タの動作温度は90℃というような設定)。このことによ
って従来の冷凍制御装置では、圧縮機の逆転状態が発生
すると自動販売機の商品保存限界温度Tmaxを超えて、販
売商品を溶かしてしまうという欠点があった。
即ち、従来の冷凍制御装置では、圧縮機の逆転運転と
いう異常運転のために庫内温度がTfを超えても、除霜サ
ーミスタによる検出、制御手段はなかった。
そこで、本発明の技術的課題は、誘導電動機の回転子
の逆転現象を検知できるようにして、逆転が発生すると
圧縮機を停止させ、直ぐに冷凍装置を正転方向に再起動
させることのできる自動販売機を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明によれば、低圧冷媒を高圧冷媒に圧縮する圧縮
機と、該圧縮機を駆動するための圧縮機駆動モータとを
含む冷凍装置と、庫内の冷凍温度を制御するための冷凍
制御装置とを有する自動販売機において、前記冷凍制御
装置は、前記モータの逆転状態を判定して、判定信号を
出力する逆転判定手段と、該判定信号を受け前記モータ
のオン・オフを制御するスイッチ手段を有することを特
徴とする自動販売機が得られる。
[実施例] 以下、本発明の自動販売機に係る一実施例を図面を参
照して説明する。
第1図、第4図及び第7図を参照して、蒸発器4に取
り付けられた除霜サーミスタ30の抵抗値から温度を検出
する冷凍制御装置8には、蒸発器温度を検出して誘導電
動機2の回転子19が逆転したか否かを判定する逆転判定
手段が内蔵され、その逆転判定手段からの判定信号を受
け、誘導電動機2をオン・オフさせるスイッチ手段9が
供給電源21とモータプロテクタ22との間に設けられてい
る。
さて、第2図を参照して、逆転判定温度Tjを上限温度
Taと冷凍商品の最大許容温度Tmaxとの間に設定すること
により、除霜期間t2以外で、t4からt5に移行する時に、
逆転認識点Aを超えると、逆転判定手段が電動機逆転と
判定する。除霜期間t2では、逆転判定手段は動作しない
ように設定されている。尚、逆転判定手段としては、マ
イクロコンピュータによる制御回路が使用される。
第3図をも参照して、庫内温度Tcが逆転判定温度Tj
超えると、逆転判定手段はスイッチ手段9をオフとして
期間t5では誘導電動機2を停止させて、回転子19の逆転
を認識し圧縮機1を一時停止させる。
次に期間t6では、逆転判定手段によりスイッチ手段9
をオンさせるような制御を行うことにより、誘導電動機
はオン状態になる。この場合、圧縮機1の起動回路のPT
C20は圧縮機1の停止後1分以上経過しているからPTC20
は低抵抗値となり、再度起動回路が動作して正常動作
し、通常運転に復帰する。従って、第3図の破線のよう
に、蒸発器4の温度T4は下がり、これに従って、庫内温
度Tcも下がる。
以上の制御を逆転判定手段が行うことにより、除霜期
間t2以外で瞬停が発生して、誘導電動機2が逆転しても
これを検知できるので、モータプロテクタ22が動作する
前に、圧縮機1を一時停止させて、更に冷凍装置を正常
に再起動させることができる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、誘導電動機に
逆転現象が発生した場合でもこれを検知して、圧縮機を
一時停止させたうえで冷凍装置を再起動させることがで
き、冷凍商品の損傷を防止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の自動販売機に係る冷凍装置における電
動機の起動回路図、第2図及び第3図は自動販売機に係
る冷凍装置の時間温度特性図、第4図は除霜サーミスタ
設定状態を示す斜視図、第5図は第1図の誘導電動機と
共に設置されるPTCの時間温度特性図、第6図はロータ
リー型圧縮機の断面図、第7図は自動販売機の冷凍装置
の回路図を示す。 図中 1……ロータリ型圧縮機、2……2コンデンサ単相誘導
電動機、3……凝縮器、4……蒸発器、5……ドライ
ヤ,6……キャピラリ、7……ソレノイドバルブ、8……
冷凍制御装置、9……スイッチ手段、10……シリンダ、
11……ローリングピストン、12……吸入口、13……ベー
ン、14……吐出ポート、15……主巻線、16……補助巻
線、17……起動用コンデンサ、18……運転用コンデン
サ、19……回転子、20……PTC、21……供給電源、22…
…モータプロテクタ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】低圧冷媒を高圧冷媒に圧縮する圧縮機と該
    圧縮機を駆動するための圧縮機駆動モータとを含む冷凍
    装置と、庫内の冷凍温度を制御するための冷凍制御装置
    とを有する自動販売機において、前記冷凍制御装置は、
    前記モータの逆転状態を判定して、判定信号を出力する
    逆転判定手段と、該判定信号を受け前記モータのオン・
    オフを制御するスイッチ手段を有することを特徴とする
    自動販売機。
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