JP2002318043A - オーガ式製氷機の制御装置 - Google Patents

オーガ式製氷機の制御装置

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JP2002318043A JP2002010043A JP2002010043A JP2002318043A JP 2002318043 A JP2002318043 A JP 2002318043A JP 2002010043 A JP2002010043 A JP 2002010043A JP 2002010043 A JP2002010043 A JP 2002010043A JP 2002318043 A JP2002318043 A JP 2002318043A
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Tomohito Nomura
知仁 野村
Yasuoki Mizutani
保起 水谷
Hiroyuki Sugie
宏之 杉江
Shigeaki Tamaki
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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25CPRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
    • F25C2700/00Sensing or detecting of parameters; Sensors therefor
    • F25C2700/08Power to drive the auger motor of an auger type ice making machine

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力電圧の値が変化しても過負荷状態を正確
に判断してギヤードモータの運転を制御することができ
るオーガ式製氷機の制御装置を提供することを課題とす
る。 【解決手段】 ギヤードモータ4への入力電圧に応じて
異なる複数の電流しきい値Ithが予め制御回路6に設
定されており、制御回路6は電圧検出器7で検出された
入力電圧に応じた電流しきい値Ithを選択し、電流検
出器8で検出されたモータ電流がこの電流しきい値It
hを越えると駆動回路5を制御してギヤードモータ4を
停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、オーガ式製氷機
の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】オーガ式製氷機は、縦長の筒状部材であ
る冷凍ケーシングを有しており、その外周面には冷凍回
路の蒸発器を構成する冷却パイプが巻装され、内部には
螺旋刃を有するオーガが設けられている。冷凍ケーシン
グの内部には製氷水が供給されるようになっており、冷
凍ケーシングの内周面において成長した氷は、螺旋刃の
回転によって掻き取られ、フレーク状の氷となって螺旋
作用により上方へ搬送される。冷凍ケーシングの上部に
は、氷を所望の形状、硬度に成形するための押圧頭が配
設されている。
【0003】しかし、何らかの原因により押圧頭内部で
氷詰まりや給水不足及び冷凍回路の異常等が発生する
と、冷凍ケーシングが過冷却となる。この状態で製氷機
を駆動し続けると、冷凍ケーシング内部の製氷水は全て
凍結してしまい、オーガ、オーガを駆動するギヤードモ
ータ、冷凍ケーシング、上部軸受及びギヤードモータと
製氷水とを仕切るシールに過大な負荷がかかり、ひいて
はこれらオーガ、ギヤードモータ、冷凍ケーシング、上
部軸受及びシール等を破損する惧れがある。
【0004】このようなギヤードモータの保護装置とし
て、従来オーバーロードリレーを用い、オーバーロード
リレーによりギヤードモータにかかる負荷が所定値を越
えたことを検出するとギヤードモータを停止させようと
する方法がある。これは図14(a)に示されるよう
に、ギヤードモータがロックして通常運転時のモータ電
流より高いロック電流が一定時間流れるとオーバーロー
ドリレーが動作するものである。しかしながら、正転し
ていたオーガが何らかの原因で氷を掻き取ることができ
ずにその衝撃で逆転した後、さらにオーガが氷に衝突し
て再び正転を始め、このようにして正転と逆転とを繰り
返す、いわゆるハンチングを起こすと、モータ電流は図
14(b)に示されるように変動し、電流値がロック電
流と通常運転時の電流付近との間を繰り返し往復するた
め、オーバーロードリレーは動作せず、ギヤードモータ
を保護することはできなかった。
【0005】そこで、特公平4−24625号公報に
は、ギヤードモータに流れる電流を電圧に変換し、変換
された電圧が所定値より大きくなったときにギヤードモ
ータの運転を停止する保護装置が提案されている。この
保護装置によれば、製氷運転時に一瞬でもギヤードモー
タに流れる電流が増加して変換電圧が所定値より大きく
なるとギヤードモータの運転が停止される。従って、ハ
ンチング時にもギヤードモータの停止が可能になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ギヤー
ドモータに流れるモータ電流はギヤードモータに印加さ
れる入力電圧の値によっても変動するため、通常の製氷
運転中であるにもかかわらず、モータ電流が変動すると
過負荷状態と判断してギヤードモータの運転を停止して
しまう虞があった。この発明はこのような問題点を解消
するためになされたもので、入力電圧の値が変化しても
過負荷状態を正確に判断してギヤードモータの運転を制
御することができるオーガ式製氷機の制御装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る第1のオ
ーガ式製氷機の制御装置は、ギヤードモータを駆動する
駆動回路と、ギヤードモータに印加される入力電圧を検
出する電圧検出器と、ギヤードモータに流れるモータ電
流を検出する電流検出器と、入力電圧に応じて異なる複
数の電流しきい値が予め設定されると共に電流検出器で
検出されたモータ電流の値が電圧検出器で検出された入
力電圧の値に対応する電流しきい値を越えたときにギヤ
ードモータを停止するように駆動回路を制御する制御回
路とを備えたものである。なお、起動時の誤動作を防止
するために、制御回路がギヤードモータの起動時に電流
検出器で検出されたモータ電流の値を無視するように構
成したり、あるいは、制御回路がギヤードモータの起動
時に対応した高い電流しきい値を有するように構成する
こともできる。
【0008】この発明に係る第2のオーガ式製氷機の制
御装置は、ギヤードモータを駆動する駆動回路と、ギヤ
ードモータに印加される入力電圧を検出する電圧検出器
と、ギヤードモータの回転数を検出する回転数検出器
と、入力電圧に応じて異なる複数の回転数のしきい値が
予め設定されると共に回転数検出器で検出された回転数
の値が電圧検出器で検出された入力電圧の値に対応する
回転数のしきい値を下回ったときにギヤードモータを停
止するように駆動回路を制御する制御回路とを備えたも
のである。なお、起動時の誤動作を防止するために、制
御回路がギヤードモータの起動時に回転数検出器で検出
された回転数の値を無視するように構成したり、あるい
は、制御回路がギヤードモータの起動時に対応した低い
回転数のしきい値を有するように構成することもでき
る。
【0009】また、この発明に係る第3のオーガ式製氷
機の制御装置は、ギヤードモータに印加される入力電圧
を検出する電圧検出器と、ギヤードモータに流れるモー
タ電流を検出する電流検出器と、電圧検出器で検出され
た入力電圧の値に応じてモータ電流のしきい値を決定す
ると共に電流検出器で検出されたモータ電流の値がその
しきい値を越えたときに冷凍能力を低下させるように冷
凍回路の運転を制御する制御回路とを備えたものであ
る。
【0010】さらに、この発明に係る第4のオーガ式製
氷機の制御装置は、ギヤードモータに印加される入力電
圧を検出する電圧検出器と、ギヤードモータの回転数を
検出する回転数検出器と、電圧検出器で検出された入力
電圧の値に応じてギヤードモータの回転数のしきい値を
決定すると共に回転数検出器で検出された回転数の値が
そのしきい値を下回ったときに冷凍能力を低下させるよ
うに冷凍回路の運転を制御する制御回路とを備えたもの
である。
【0011】これら第3及び第4の制御装置において、
制御回路による冷凍回路の冷凍能力の低下は次のように
して行うことができる。 (1)凝縮器冷却用のファンモータを可変速駆動する調
節回路を制御してファンモータの回転数を低下させる、
あるいは(2)圧縮機を可変速駆動する調節回路を制御
して圧縮機の回転数を低下させる、あるいは(3)冷凍
回路の圧縮機の出口側と蒸発パイプの出口側または入口
側とを連通するバイパス管に取り付けられた電磁弁を開
いて冷媒をバイパス管に導く。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。 実施の形態1.図1にこの発明の実施の形態1に係る制
御装置を備えたオーガ式製氷機の構成を示す。オーガ式
製氷機は、冷凍ケーシング1を有しており、その外周面
に蒸発パイプ2が巻装されると共に、冷凍ケーシング1
の内部には螺旋刃を有する削氷用のオーガ3が支持さ
れ、例えばDCブラシレス型のギヤードモータ4によっ
て回転されるように構成されている。ギヤードモータ4
には駆動回路5が接続され、さらに駆動回路5に制御回
路6が接続されている。また、ギヤードモータ4には電
圧検出器7及び電流検出器8が接続されており、これら
電圧検出器7及び電流検出器8に制御回路6が接続され
ている。冷凍ケーシング1の蒸発パイプ2は、蒸発器と
して、圧縮機9、凝縮器10、ドライヤ11及び膨張弁
12と共に冷凍回路を構成している。なお、凝縮器10
の近傍には、凝縮器10を空冷するためのファンモータ
13が配置されている。
【0013】図2に示されるように、冷凍ケーシング1
の内部において、オーガ3は上部軸受14及び下部軸受
15により回転自在に支持され、上部軸受14は固定用
ボルト16によって冷凍ケーシング1の上端部に固定さ
れている。オーガ3は、その下端に連結されたギヤード
モータ4により回転し、冷凍ケーシング1の内周面に成
長した氷を掻き取って上部軸受14の外周部に形成され
た複数の固定刃17に移送する。
【0014】次に、この実施の形態1に係るオーガ式製
氷機の制御装置の動作について説明する。まず、オーガ
式製氷機の電源が投入されると、図示しないフロートタ
ンクへの給水が行われた後、冷凍回路が駆動されると共
に駆動回路5によりギヤードモータ4が駆動され、製氷
運転を開始する。これにより、フロートタンクから製氷
水が冷凍ケーシング1内に供給され、蒸発パイプ2によ
り冷却されて冷凍ケーシング1の内周面に氷が成長す
る。この氷は、オーガ3の回転によって掻き取られ、フ
レーク状の氷となって螺旋作用により上方へ搬送され、
固定刃17で所望の形状、硬度に成形される。
【0015】このような製氷運転に伴い、駆動回路5か
らギヤードモータ4に印加される入力電圧が電圧検出器
7で検出されると共にギヤードモータ4に流れるモータ
電流が電流検出器8で検出され、それぞれ制御回路6に
送られる。この制御回路6には、ギヤードモータ4への
入力電圧に応じて異なる複数の電流しきい値Ithが予
め設定されている。例えば、図3(a)に示されるよう
に低電圧入力時に対応して2.5Aの値に設定された電
流しきい値Ithと図3(b)に示されるように高電圧
入力時に対応して4Aの値に設定された電流しきい値I
thとを有している。なお、これらの電流しきい値It
hの値は適宜調整し得るようになっている。
【0016】駆動回路5からギヤードモータ4に低電圧
が入力している場合には、図3(a)に示されるよう
に、通常のモータ電流は1.3A程度となる。このと
き、電圧検出器7で検出された入力電圧が低電圧を示し
ているので、制御回路6は2.5Aの値に設定された電
流しきい値Ithを選択し、電流検出器8で検出された
モータ電流を電流しきい値Ith=2.5Aと比較し、
モータ電流が電流しきい値Ithを越えると、駆動回路
5を制御してギヤードモータ4を停止させる。
【0017】ここで、何らかの原因により押圧頭内部で
氷詰まりや給水不足及び冷凍回路の異常等が発生して冷
凍ケーシング1が過冷却となり、正転していたオーガが
氷を掻き取ることができずにその衝撃で逆転した後、さ
らにオーガが氷に衝突して再び正転を始め、このように
して正転と逆転とを繰り返す、いわゆるハンチングを起
こすことがある。低電圧が入力する場合のハンチング時
におけるピーク電流は約3.5Aになる。従って、ハン
チングを起こし始める時点でモータ電流が電流しきい値
Ithを越えるため、制御回路6により駆動回路5が制
御されてギヤードモータ4の運転が停止される。
【0018】一方、駆動回路5からギヤードモータ4に
高電圧が入力している場合には、図3(b)に示される
ように、通常のモータ電流が2.5A程度となるが、電
圧検出器7で検出された入力電圧が高電圧を示している
ので、制御回路6は4Aの値に設定された電流しきい値
Ithを選択する。すなわち、電流検出器8で検出され
たモータ電流を電流しきい値Ith=4Aと比較し、モ
ータ電流が電流しきい値Ithを越えると、駆動回路5
を制御してギヤードモータ4を停止させる。
【0019】高電圧が入力する場合のハンチング時にお
けるピーク電流は約6Aになる。従って、何らかの原因
によりハンチングを起こし始めると、この時点でモータ
電流が電流しきい値Ithを越えるため、制御回路6に
より駆動回路5が制御されてギヤードモータ4の運転が
停止される。
【0020】このように、ギヤードモータ4への入力電
圧に応じて予め設定された2種類の電流しきい値Ith
のうちのいずれかを選択してモータ電流との比較を行う
ため、入力電圧の値によってモータ電流が変動してもハ
ンチングやロック等の過負荷状態を正確に判断してギヤ
ードモータの運転を停止することができる。なお、電流
しきい値Ithは低電圧と高電圧に対応した2種類の値
に限られるものではなく、3種類以上の値を設定してお
き、入力電圧に応じて多段階に場合分けしてそれぞれ過
負荷状態を判定することもできる。また、電流しきい値
Ithを入力電圧に対する関係式で設定するようにする
こともできる。
【0021】また、ギヤードモータ4の起動時にはハン
チング時と同程度の電流ピークが生じるため、制御回路
6がギヤードモータ4の起動時に電流検出器8で検出さ
れたモータ電流の値を無視するように構成して、起動し
てから1回目の電流ピークをキャンセルすることが好ま
しい。あるいは、ギヤードモータ4の起動時に対応した
高い電流しきい値Ithを予め制御回路6に設定してお
き、起動してから1回目の電流ピークによって制御回路
6が作動しないようにすることが好ましい。このように
すれば、起動時の誤動作を防止することができる。
【0022】実施の形態2.図4に実施の形態2に係る
制御装置を備えたオーガ式製氷機の構成を示す。このオ
ーガ式製氷機は、図1に示した実施の形態1のオーガ式
製氷機において、凝縮器10のファンモータ13にこれ
を可変速駆動するための調節回路としてインバータ回路
18を接続し、このインバータ回路18を制御回路6に
接続したものである。
【0023】図5のフローチャートを参照してこの実施
の形態2の動作を説明する。まず、オーガ式製氷機の電
源が投入されると、図示しないフロートタンクへの給水
が行われた後、冷凍回路が駆動されると共に駆動回路5
によりギヤードモータ4が駆動され、製氷運転を開始す
る。制御回路6は、ステップS1でギヤードモータ4が
回転したことを確認すると、ステップS2で電圧検出器
7及び電流検出器8によりギヤードモータ4の入力電圧
の電圧値E及びモータ電流の電流値Iを読み込み、続く
ステップS3で電圧値Eに基づいてモータ電流のしきい
値Ithの決定を行う。
【0024】さらに、制御回路6は、ステップS4にお
いて電流検出器8で検出されたモータ電流Iをステップ
S3で決定されたしきい値Ithと比較し、モータ電流
Iがしきい値Ithを越えると、冷凍ケーシング1が過
冷却になったと判断してステップS5でファンモータ1
3の回転数が低下するようにインバータ回路18を制御
する。これにより、凝縮器10の凝縮能力が低下し、ひ
いては冷凍回路の冷凍能力が低下して過冷却が抑制され
る。このとき、ギヤードモータ4は回転したままとな
り、製氷運転が続けられる。一方、ステップS4におい
てモータ電流Iがしきい値Ith以下であると判定され
ると、ステップS6に進み、ファンモータ13が通常運
転時の回転数を維持するようにインバータ回路18が制
御される。
【0025】その後、ステップS7でギヤードモータ4
が回転していることを確認すると、ステップS2に戻っ
て再び電圧値E及び電流値Iの読み込みが行われ、ステ
ップS2〜S7の処理が繰り返される。従って、ステッ
プS4でモータ電流Iがしきい値Ithを越えたと判定
されてステップS5でファンモータ13の回転数を低下
した場合には、ステップS2〜S7の処理を繰り返す間
に次第に過冷却が解消され、モータ電流Iがしきい値I
th以下になった時点でステップS6においてファンモ
ータ13が通常運転時の回転数に戻される。
【0026】実施の形態3.図6に実施の形態3に係る
制御装置を備えたオーガ式製氷機の構成を示す。このオ
ーガ式製氷機は、図4に示した実施の形態2のオーガ式
製氷機において、ファンモータ13を駆動するインバー
タ回路18の代わりに圧縮機9を可変速駆動するための
調節回路としてインバータ回路19を制御回路6に接続
し、冷凍ケーシング1が過冷却になったと判断された場
合に制御回路6が圧縮機9の回転数を低下させることに
より冷凍能力を低下させて過冷却を解消しようとするも
のである。
【0027】すなわち、図5のフローチャートにおい
て、ステップS4で電流検出器8により検出されたモー
タ電流IがステップS3で決定されたしきい値Ithを
越えたと判定されると、制御回路6はステップS5で圧
縮機9の回転数が低下するようにインバータ回路19を
制御する。これにより、冷媒循環量が減少し、ひいては
冷凍回路の冷凍能力が低下して過冷却が抑制される。こ
のとき、ギヤードモータ4は回転したままとなり、製氷
運転が続けられる。実施の形態2と同様に、その後、過
冷却が解消されてモータ電流Iがしきい値Ith以下に
なると、ステップS6において圧縮機9が通常運転時の
回転数に戻される。
【0028】実施の形態4.図7に実施の形態4に係る
制御装置を備えたオーガ式製氷機の構成を示す。このオ
ーガ式製氷機は、図4に示した実施の形態2のオーガ式
製氷機において、冷凍回路の圧縮機9の出口側と蒸発パ
イプ2の出口側とを連通するバイパス管20を設けると
共にこのバイパス管20の途中に管路を開閉する電磁弁
21を設け、冷凍ケーシング1が過冷却になったと判断
された場合に制御回路6が電磁弁21を開いて圧縮機9
の前後をバイパスさせることにより冷凍能力を低下させ
て過冷却を解消しようとするものである。
【0029】すなわち、図5のフローチャートにおい
て、ステップS4で電流検出器8により検出されたモー
タ電流IがステップS3で決定されたしきい値Ithを
越えたと判定されると、制御回路6はステップS5で電
磁弁21を開く。これにより、圧縮機9の前後がバイパ
スされ、ひいては冷凍回路の冷凍能力が低下して過冷却
が抑制される。このとき、ギヤードモータ4は回転した
ままとなり、製氷運転が続けられる。実施の形態2と同
様に、その後、過冷却が解消されてモータ電流Iがしき
い値Ith以下になると、ステップS6において電磁弁
21が閉じられて通常運転に戻される。なお、圧縮機9
の出口側と蒸発パイプ2の出口側とを連通する代わり
に、圧縮機9の出口側と蒸発パイプ2の入口側とを連通
するバイパス管を設け、このバイパス管に電磁弁21を
取り付けてもよい。
【0030】実施の形態5.図8に実施の形態5に係る
制御装置を備えたオーガ式製氷機の構成を示す。このオ
ーガ式製氷機は、図4に示した実施の形態2のオーガ式
製氷機において、電流検出器8の代わりにギヤードモー
タ4の回転数を検出する回転数検出器23を設け、この
回転数検出器23を制御回路6に接続したものである。
【0031】回転数検出器23としては、例えば図9に
示されるように、ギヤードモータ4のロータ軸22に回
転板24を固定すると共に回転板24の周縁部に沿って
複数の貫通孔27あるいはスリットを配列形成し、回転
板24の周縁部を挟むように発光部25と受光部26と
を互いに対向したものを用いることができる。ロータ軸
22と共に回転板24が回転すると、発光部25から発
せられた光が回転板24の貫通孔27を通過するときに
のみ受光部26に至るので、受光部26で受光回数をカ
ウントすることによりロータ軸22の回転数が検出され
る。なお、貫通孔27の代わりに回転板24の周縁部に
複数の磁極を配列形成し、この磁極を磁気センサによっ
て検知するように構成することもできる。
【0032】図10のフローチャートを参照して実施の
形態5の動作を説明する。まず、オーガ式製氷機の電源
が投入されると、図示しないフロートタンクへの給水が
行われた後、冷凍回路が駆動されると共に駆動回路5に
よりギヤードモータ4が駆動され、製氷運転を開始す
る。制御回路6は、ステップS11でギヤードモータ4
が回転したことを確認すると、ステップS12で電圧検
出器7及び回転数検出器23によりギヤードモータ4の
入力電圧の電圧値E及びギヤードモータ4の回転数Nを
読み込み、続くステップS13で電圧値Eに基づいて回
転数のしきい値Nthの決定を行う。
【0033】さらに、制御回路6は、ステップS14に
おいて回転数検出器23で検出された回転数Nをステッ
プS13で決定されたしきい値Nthと比較し、回転数
Nがしきい値Nthを下回ると、冷凍ケーシング1が過
冷却になったと判断してステップS15でファンモータ
13の回転数が低下するようにインバータ回路18を制
御する。これにより、凝縮器10の凝縮能力が低下し、
ひいては冷凍回路の冷凍能力が低下して過冷却が抑制さ
れる。このとき、ギヤードモータ4は回転したままとな
り、製氷運転が続けられる。一方、ステップS14にお
いて回転数Nがしきい値Nth以上であると判定される
と、ステップS16に進み、ファンモータ13が通常運
転時の回転数を維持するようにインバータ回路18が制
御される。
【0034】その後、ステップS17でギヤードモータ
4が回転していることを確認すると、ステップS12に
戻って再び電圧値E及び回転数Nの読み込みが行われ、
ステップS12〜S17の処理が繰り返される。従っ
て、ステップS14で回転数Nがしきい値Nthを下回
ったと判定されてステップS15でファンモータ13の
回転数を低下した場合には、ステップS12〜S17の
処理を繰り返す間に次第に過冷却が解消され、回転数N
がしきい値Nth以上になった時点でステップS16に
おいてファンモータ13が通常運転時の回転数に戻され
る。
【0035】実施の形態6.図11に実施の形態6に係
る制御装置を備えたオーガ式製氷機の構成を示す。この
オーガ式製氷機は、図8に示した実施の形態5のオーガ
式製氷機において、ファンモータ13を駆動するインバ
ータ回路18の代わりに圧縮機9を可変速駆動するため
のインバータ回路19を制御回路6に接続し、冷凍ケー
シング1が過冷却になったと判断された場合に制御回路
6が圧縮機9の回転数を低下させることにより冷凍能力
を低下させて過冷却を解消しようとするものである。
【0036】すなわち、図10のフローチャートにおい
て、ステップS14で回転数検出器23により検出され
た回転数NがステップS13で決定されたしきい値Nt
hを下回ったと判定されると、制御回路6はステップS
15で圧縮機9の回転数が低下するようにインバータ回
路19を制御する。これにより、冷媒循環量が減少し、
ひいては冷凍回路の冷凍能力が低下して過冷却が抑制さ
れる。このとき、ギヤードモータ4は回転したままとな
り、製氷運転が続けられる。実施の形態5と同様に、そ
の後、過冷却が解消されて回転数Nがしきい値Nth以
上になると、ステップS16において圧縮機9が通常運
転時の回転数に戻される。
【0037】実施の形態7.図12に実施の形態7に係
る制御装置を備えたオーガ式製氷機の構成を示す。この
オーガ式製氷機は、図8に示した実施の形態5のオーガ
式製氷機において、冷凍回路の圧縮機9の出口側と蒸発
パイプ2の出口側とを連通するバイパス管20を設ける
と共にこのバイパス管20の途中に管路を開閉する電磁
弁21を設け、冷凍ケーシング1が過冷却になったと判
断された場合に制御回路6が電磁弁21を開いて圧縮機
9の前後をバイパスさせることにより冷凍能力を低下さ
せて過冷却を解消しようとするものである。
【0038】すなわち、図10のフローチャートにおい
て、ステップS14で回転数検出器23により検出され
た回転数NがステップS13で決定されたしきい値Nt
hを下回ったと判定されると、制御回路6はステップS
15で電磁弁21を開く。これにより、圧縮機9の前後
がバイパスされ、ひいては冷凍回路の冷凍能力が低下し
て過冷却が抑制される。このとき、ギヤードモータ4は
回転したままとなり、製氷運転が続けられる。実施の形
態5と同様に、その後、過冷却が解消されて回転数Nが
しきい値Nth以上になると、ステップS16において
電磁弁21が閉じられて通常運転に戻される。なお、圧
縮機9の出口側と蒸発パイプ2の出口側とを連通する代
わりに、圧縮機9の出口側と蒸発パイプ2の入口側とを
連通するバイパス管を設け、このバイパス管に電磁弁2
1を取り付けてもよい。
【0039】実施の形態8.図13に実施の形態8に係
る制御装置を備えたオーガ式製氷機の構成を示す。この
オーガ式製氷機は、図1に示した実施の形態1のオーガ
式製氷機において、電流検出器8の代わりにギヤードモ
ータ4の回転数を検出する回転数検出器23を設け、こ
の回転数検出器23を制御回路6に接続したものであ
る。回転数検出器23としては、例えば図9に示したも
のを用いることができる。
【0040】次に、この実施の形態8の動作について説
明する。まず、オーガ式製氷機の電源が投入されると、
図示しないフロートタンクへの給水が行われた後、冷凍
回路が駆動されると共に駆動回路5によりギヤードモー
タ4が駆動され、製氷運転を開始する。製氷運転に伴
い、駆動回路5からギヤードモータ4に印加される入力
電圧が電圧検出器7で検出されると共にギヤードモータ
4の回転数Nが回転数検出器23で検出され、それぞれ
制御回路6に送られる。制御回路6には、ギヤードモー
タ4への入力電圧に応じて異なる複数の回転数のしきい
値Nthが予め設定されている。
【0041】制御回路6は、電圧検出器7で検出された
入力電圧の値に対応する回転数のしきい値Nthを選択
し、回転数検出器23で検出された回転数Nを選択され
たしきい値Nthと比較して回転数Nの値がしきい値N
thを下回っているときに、駆動回路5を制御してギヤ
ードモータ4を停止させる。ここで、何らかの原因によ
り押圧頭内部で氷詰まりや給水不足及び冷凍回路の異常
等が発生して冷凍ケーシング1が過冷却となり、ハンチ
ングを起こし始めるとギヤードモータ4の回転数Nが低
下するため、この回転数Nがしきい値Nthを下回った
ときに制御回路6により駆動回路5が制御されてギヤー
ドモータ4の運転が停止される。このように、ギヤード
モータ4への入力電圧に応じて予め設定された複数の回
転数のしきい値Nthのうちのいずれかを選択して回転
数Nとの比較を行うため、入力電圧の値によって回転数
Nが変動してもハンチングやロック等の過負荷状態を正
確に判断してギヤードモータの運転を停止することがで
きる。
【0042】また、ギヤードモータ4の起動時にはハン
チング時と同程度の回転数Nの乱れが生じるため、制御
回路6がギヤードモータ4の起動時に回転数検出器23
で検出された回転数Nの値を無視するように構成して、
起動してから1回目の回転数Nの乱れをキャンセルする
ことが好ましい。あるいは、ギヤードモータ4の起動時
に対応した低い回転数のしきい値Nthを予め制御回路
6に設定しておき、起動してから1回目の回転数の乱れ
によって制御回路6が作動しないようにすることが好ま
しい。このようにすれば、起動時の誤動作を防止するこ
とができる。
【0043】なお、実施の形態2及び5におけるインバ
ータ回路18の代わりに、ファンモータ13の入力電流
を変化させることにより可変速駆動するような調節回路
を設けることもできる。同様に、実施の形態3及び6に
おけるインバータ回路19の代わりに、圧縮機9の入力
電流を変化させることにより可変速駆動するような調節
回路を設けることもできる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る第
1のオーガ式製氷機の制御装置によれば、入力電圧に応
じて異なる複数の電流しきい値を予め制御回路に設定し
ておき、電流検出器で検出されたモータ電流の値が電圧
検出器で検出された入力電圧の値に対応する電流しきい
値を越えたときにギヤードモータを停止するようにした
ので、入力電圧の値によってモータ電流が変動しても過
負荷状態を正確に判断してギヤードモータ等を保護する
ことができる。また、制御回路がギヤードモータの起動
時に電流検出器で検出されたモータ電流の値を無視する
ように構成したり、あるいは、制御回路がギヤードモー
タの起動時に対応した高い電流しきい値を有するように
構成すれば、起動時の誤動作を未然に防止することが可
能となる。
【0045】この発明に係る第2のオーガ式製氷機の制
御装置によれば、入力電圧に応じて異なる複数の回転数
のしきい値を予め制御回路に設定しておき、回転数検出
器で検出されたギヤードモータの回転数の値が電圧検出
器で検出された入力電圧の値に対応する回転数のしきい
値を下回ったときにギヤードモータを停止するようにし
たので、入力電圧の値によって回転数が変動しても過負
荷状態を正確に判断してギヤードモータ等を保護するこ
とができる。また、制御回路がギヤードモータの起動時
に回転数検出器で検出された回転数の値を無視するよう
に構成したり、あるいは、制御回路がギヤードモータの
起動時に対応した低い回転数のしきい値を有するように
構成すれば、起動時の誤動作を未然に防止することが可
能となる。
【0046】この発明に係る第3のオーガ式製氷機の制
御装置によれば、電圧検出器で検出された入力電圧の値
に応じて制御回路がモータ電流のしきい値を決定し、電
流検出器で検出されたモータ電流の値がそのしきい値を
越えたときに冷凍能力を低下させるように冷凍回路の運
転を制御するので、ギヤードモータへの入力電圧が変化
しても適切な電流しきい値により過負荷状態を正確に判
断してギヤードモータ等を保護することができる。ま
た、過負荷状態のときに冷凍回路やギヤードモータを停
止せずに冷凍能力を低下させることにより過負荷を解消
しようとするため、連続製氷が可能となり、製氷の効率
が向上する。
【0047】また、この発明に係る第4のオーガ式製氷
機の制御装置によれば、電圧検出器で検出された入力電
圧の値に応じて制御回路がギヤードモータの回転数のし
きい値を決定し、回転数検出器で検出された回転数の値
がそのしきい値を下回ったときに冷凍能力を低下させる
ように冷凍回路の運転を制御するので、ギヤードモータ
への入力電圧が変化しても適切な回転数のしきい値によ
り過負荷状態を正確に判断してギヤードモータ等を保護
することができる。また、過負荷状態のときに冷凍回路
やギヤードモータを停止せずに冷凍能力を低下させるこ
とにより過負荷を解消しようとするため、連続製氷が可
能となり、製氷の効率が向上する。一般に、ギヤードモ
ータのロータ軸はオーガに比べて数百倍の回転速度を有
するため、回転数検出器で検出された回転数の値を用い
れば、オーガでの回転抵抗をより高精度に検知すること
ができる。また、回転数検出器でギヤードモータの回転
数を直接検出するため、負荷検出としての信頼性が向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る制御装置を備
えたオーガ式製氷機の構成を示すブロック図である。
【図2】 オーガ式製氷機の製氷部の構成を示す一部破
断側面図である。
【図3】 実施の形態1における電流しきい値を示し、
(a)は低電圧入力時、(b)は高電圧入力時を示すタ
イミングチャートである。
【図4】 実施の形態2に係る制御装置を備えたオーガ
式製氷機の構成を示すブロック図である。
【図5】 実施の形態2の動作を示すフローチャートで
ある。
【図6】 実施の形態3に係る制御装置を備えたオーガ
式製氷機の構成を示すブロック図である。
【図7】 実施の形態4に係る制御装置を備えたオーガ
式製氷機の構成を示すブロック図である。
【図8】 実施の形態5に係る制御装置を備えたオーガ
式製氷機の構成を示すブロック図である。
【図9】 実施の形態5で用いられた回転数検出器の構
成を示す斜視図である。
【図10】 実施の形態5の動作を示すフローチャート
である。
【図11】 実施の形態6に係る制御装置を備えたオー
ガ式製氷機の構成を示すブロック図である。
【図12】 実施の形態7に係る制御装置を備えたオー
ガ式製氷機の構成を示すブロック図である。
【図13】 実施の形態8に係る制御装置を備えたオー
ガ式製氷機の構成を示すブロック図である。
【図14】 ギヤードモータのモータ電流を示し、
(a)はロック時、(b)はハンチング時の様子を示す
タイミングチャートである。
【符号の説明】
1 冷凍ケーシング、2 蒸発パイプ、3 オーガ、4
ギヤードモータ、5駆動回路、6 制御回路、7 電
圧検出器、8 電流検出器、9 圧縮機、10 凝縮
器、11 ドライヤ、12 膨張弁、13 ファンモー
タ、18,19インバータ回路、20 バイパス管、2
1 電磁弁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水谷 保起 愛知県豊明市栄町南館3番の16 ホシザキ 電機株式会社内 (72)発明者 杉江 宏之 愛知県豊明市栄町南館3番の16 ホシザキ 電機株式会社内 (72)発明者 玉木 重彰 愛知県豊明市栄町南館3番の16 ホシザキ 電機株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ギヤードモータによりオーガを駆動する
    オーガ式製氷機の制御装置において、 ギヤードモータを駆動する駆動回路と、 ギヤードモータに印加される入力電圧を検出する電圧検
    出器と、 ギヤードモータに流れるモータ電流を検出する電流検出
    器と、 入力電圧に応じて異なる複数の電流しきい値が予め設定
    されると共に前記電流検出器で検出されたモータ電流の
    値が前記電圧検出器で検出された入力電圧の値に対応す
    る電流しきい値を越えたときにギヤードモータを停止す
    るように前記駆動回路を制御する制御回路とを備えたこ
    とを特徴とするオーガ式製氷機の制御装置。
  2. 【請求項2】 前記制御回路は、ギヤードモータの起動
    時に前記電流検出器で検出されたモータ電流の値を無視
    する請求項1に記載のオーガ式製氷機の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記制御回路は、ギヤードモータの起動
    時に対応した高い電流しきい値を有する請求項1に記載
    のオーガ式製氷機の制御装置。
  4. 【請求項4】 ギヤードモータによりオーガを駆動する
    オーガ式製氷機の制御装置において、 ギヤードモータを駆動する駆動回路と、 ギヤードモータに印加される入力電圧を検出する電圧検
    出器と、 ギヤードモータの回転数を検出する回転数検出器と、 入力電圧に応じて異なる複数の回転数のしきい値が予め
    設定されると共に前記回転数検出器で検出された回転数
    の値が前記電圧検出器で検出された入力電圧の値に対応
    する回転数のしきい値を下回ったときにギヤードモータ
    を停止するように前記駆動回路を制御する制御回路とを
    備えたことを特徴とするオーガ式製氷機の制御装置。
  5. 【請求項5】 前記制御回路は、ギヤードモータの起動
    時に前記回転数検出器で検出された回転数の値を無視す
    る請求項4に記載のオーガ式製氷機の制御装置。
  6. 【請求項6】 前記制御回路は、ギヤードモータの起動
    時に対応した低い回転数のしきい値を有する請求項4に
    記載のオーガ式製氷機の制御装置。
  7. 【請求項7】 冷凍回路の蒸発器を構成する蒸発パイプ
    が巻回された冷凍ケーシングの内周面に氷を成長させる
    と共にこの氷をギヤードモータで駆動されるオーガによ
    り掻き取るオーガ式製氷機の制御装置において、 ギヤードモータに印加される入力電圧を検出する電圧検
    出器と、 ギヤードモータに流れるモータ電流を検出する電流検出
    器と、 前記電圧検出器で検出された入力電圧の値に応じてモー
    タ電流のしきい値を決定すると共に前記電流検出器で検
    出されたモータ電流の値が前記しきい値を越えたときに
    冷凍能力を低下させるように冷凍回路の運転を制御する
    制御回路とを備えたことを特徴とするオーガ式製氷機の
    制御装置。
  8. 【請求項8】 冷凍回路の蒸発器を構成する蒸発パイプ
    が巻回された冷凍ケーシングの内周面に氷を成長させる
    と共にこの氷をギヤードモータで駆動されるオーガによ
    り掻き取るオーガ式製氷機の制御装置において、 ギヤードモータに印加される入力電圧を検出する電圧検
    出器と、 ギヤードモータの回転数を検出する回転数検出器と、 前記電圧検出器で検出された入力電圧の値に応じてギヤ
    ードモータの回転数のしきい値を決定すると共に前記回
    転数検出器で検出された回転数の値が前記しきい値を下
    回ったときに冷凍能力を低下させるように冷凍回路の運
    転を制御する制御回路とを備えたことを特徴とするオー
    ガ式製氷機の制御装置。
  9. 【請求項9】 冷凍回路の凝縮器を冷却するファンモー
    タと、このファンモータを可変速駆動する調節回路とを
    備え、 前記制御回路は、前記ファンモータの回転数が低下する
    ように前記調節回路を制御することにより冷凍回路の冷
    凍能力を低下させる請求項7または8に記載のオーガ式
    製氷機の制御装置。
  10. 【請求項10】 冷凍回路の圧縮機を可変速駆動する調
    節回路を備え、 前記制御回路は、前記圧縮機の回転数が低下するように
    前記調節回路を制御することにより冷凍回路の冷凍能力
    を低下させる請求項7または8に記載のオーガ式製氷機
    の制御装置。
  11. 【請求項11】 冷凍回路の圧縮機の出口側と蒸発パイ
    プの出口側または入口側とを連通するバイパス管と、こ
    のバイパス管に取り付けられた電磁弁とを備え、 前記制御回路は、前記電磁弁を開いて冷媒をバイパス管
    に導くことにより冷凍回路の冷凍能力を低下させる請求
    項7または8に記載のオーガ式製氷機の制御装置。
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