JP3847421B2 - プライマー塗布具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はプライマー塗布具に関する。さらに詳細には、建築物の外壁材(例えばサイディングボード等)、サッシ、土台水切、板金、軒天等の建材の相互間の目地にシーリング剤を充填する以前に、前記シーリング剤と目地内面との接着性を高めるために、目地の内面にプライマーを塗布する際に使用するプライマー塗布具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のプライマー塗布具において、例えば、実開昭58−112458号公報には、「液状塗布体を収納する容器から導出管が延出され、この導出管の先端開口部に塗布対象の目地に嵌入可能な多孔質の塗布部材が装着されてなる塗布器」が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来のプライマー塗布具は、目地側面と同様に、目地底面にもプライマーを付着させがちである。もし、目地底面に、目地側面と同様にプライマーを付着させてしまうと、目地底面とシーリング剤とが、目地の側面と同様に強固に接着される(いわゆる三面接着)。そのため、建物の揺れや建材の熱による伸縮変化により目地幅が拡開した場合、シーリング剤の弾性が十分に発揮できず、その結果、シーリング剤が目地の内面から剥離したり、シーリング剤が破壊されて、シーリング剤の防水効果が損なわれるおそれがある。
【0004】
また、前記従来の塗布具は、目地の全内面にプライマーを付着させており、目地底面への不要なプライマー塗布により、多量のプライマーを必要とし、プライマー使用量の損失が大きかった。その上、前記従来の塗布具では、目地底面にプライマーが付着しないようにするには、建築現場での作業性を低下させるばかりか、作業者の熟練した技能が必要であった。
【0005】
本発明は、前記従来の問題点を解決するものであって、シーリング剤の弾力性が阻害されずシーリング剤の十分な防水効果が得られ、さらに、プライマーの使用量の損失を抑えると共に、プライマー塗布の作業性を向上させるプライマー塗布具を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(第1の発明)
第1の本発明は、シーリング剤を充填する以前の目地の内面にプライマー8を塗布するプライマー塗布具1であって、本体3先端に、本体3内のプライマー8が吐出可能な柱状の塗布先端部4を設け、前記塗布先端部4の側面に、目地の側面と接触可能且つプライマー8が吐出可能な塗布部5を設け、前記塗布先端部4の天面に、目地の底面と接触可能、且つ、前記塗布部5よりもプライマー8の吐出量を抑えるか又はプライマー8が吐出不能な当接部6を設け、前記塗布先端部4が合成樹脂製の多孔質体からなり、前記多孔質体の天面に熱溶融によって前記当接部6を形成してなること(請求項1)を要件とする。
【0007】
(第2の発明)
第2の本発明は、シーリング剤を充填する以前の目地の内面にプライマー8を塗布するプライマー塗布具2であって、本体3先端に、本体3内のプライマー8が吐出可能な塗布先端部4を設け、前記塗布先端部4の天面に塗布方向の貫通溝7を設け、その天面の残部に接触面積の小さい当接部6を形成し、使用時、前記塗布先端部4の天面の当接部6を、目地の底面に接触させると同時に、前記塗布先端部4の側面を、目地の側面に接触させること(請求項2)を要件とする。
【0008】
(塗布先端部)
目地Cの側面に接触する前記塗布先端部4側面の塗布部5は、塗布先端部4の対向する側面に設けることが好ましい。それにより、目地Cの内面の両側面を同時にプライマー8を塗布させることができる。
【0009】
また、前記塗布先端部4の形状は、柱状であれば、円柱、角柱等のいずれでもよいが、好ましくは、その横断面形状は、方形状や楕円形状等の非円形状が好ましい。なぜなら、前記非円形状断面を備えた柱状とすることにより、前記塗布部5を塗布先端部4の対向側面に設ける場合、塗布時、塗布先端部4の側面の向きを変えることによって、塗布先端部4の対向側面の幅寸法を目地Cの幅寸法に合わせ、塗布先端部4の両側面の塗布部5を目地Cの両側面に同時に接触させることができ、一回の塗布で目地Cの両側面にプライマー8を塗布することができ作業能率が著しく向上する。例えば、塗布先端部4が横断面方形状の場合、塗布先端部4の側面を塗布方向に対して僅かに斜めにすることによって、横断面方形状の対角線上に位置する塗布先端部4の側面の両エッジ部が目地C側面と接触する。
【0010】
また、前記塗布先端部4の側面の厚み寸法は、目地Cに挿入可能であればよく、目地Cより僅かに小さい寸法とするか、又は目地Cと嵌合させるかは適宜であり、具体的には、5mm〜20mm程度が適当である。
【0011】
また、前記塗布先端部4の本体3先端より突設させる向きは、いずれであってもよく、本体3が軸筒形状の場合、例えば、本体3の軸方向に沿って突設させる構成(図1、図7)、本体3の径方向に沿って突設させる構成(図4)、あるいは本体3の軸方向より適宜角度を有する向きに突設させる構成(図示せず)等、挙げることができ、塗布箇所によって使いやすい構造が適宜採用される。
【0012】
(塗布部)
また、前記プライマー塗布具1・2において、前記塗布部5が多孔質体であることが好ましい。
【0013】
前記多孔質体は毛細管力を備えているため、前記塗布部5は常にプライマー8が供給されて保液状態となり、適正量のプライマー8を目地Cの側面にムラなく均一に塗布することができる。
【0014】
尚、前記多孔質体とは、プライマー8を毛細管力によって含浸可能なものであればいずれであってもよく、例えば、熱融着フェルト、羊毛フェルトの樹脂加工体、繊維束の樹脂加工体、合成樹脂の連続気孔体(スポンジ)等、適宜採用される。
【0015】
【0016】
特に、前記プライマー塗布具1において、前記当接部6は、前記塗布先端部4が合成樹脂製の多孔質体からなり、前記多孔質体の天面の熱溶融によって構成してなることが好ましい。
【0017】
前記当接部6を構成する熱溶融固化層は、合成樹脂製の多孔質体の天面を、熱溶融・固化させることによって形成できる。前記多孔質体自体の熱溶融により、その天面に多孔質体の細孔が閉塞されると同時に硬質の樹脂層が容易に形成できる。そのため、当接部6を設けるために別部材の取り付け等を必要とせず、塗布先端部4自体が簡易な構造となり、材料コスト及び製造コストを低減させることが可能となる。
【0018】
前記熱溶融手段としては、具体的には、合成樹脂製の多孔質体の天面を、研磨等の摩擦熱により熱溶融させるもの、または、合成樹脂製の多孔質体の天面を、加熱加圧により熱溶融させるもの等、適宜である。
【0019】
(貫通溝)
前記第2の発明(請求項2)において、前記塗布方向の貫通溝7とは、例えば、一つの塗布先端部4の天面に塗布方向の貫通溝7を設け、その天面の残部に接触面積の小さい当接部6を形成したもの(図8)が挙げられる。また、前記貫通溝7の本数は、塗布方向に貫設されていれば、複数本であってもよい。また、前記貫通溝7は、図8に示すような2個の当接部6を設けた構成以外にも、図示はしないが1個の当接部6を天面の中央部又は天面の側端部に設けた構成でもよい。
【0020】
(プライマー収容・供給手段)
本発明プライマー塗布具1・2においてプライマー8の収容手段としては、塗布具本体3内に直接、液状プライマー8を貯留するタイプ(図1)、あるいはプライマー8を含浸した多孔質体よりなる吸蔵体33等を本体3内に収容するタイプ(図7)等が例示できる。また、本体3内の液状プライマー8を塗布先端部4へ供給する手段としては、例えば、誘導部材等の毛細管力により塗布先端部4に供給するタイプ、あるいは、重力又は容器内の加圧により直接、液状プライマー8を塗布先端部4に供給するタイプ等、適宜である。
【0021】
【作用】
(1)第1の発明(図5、図6参照)
本発明プライマー塗布具1を使用する場合、塗布先端部4を目地Cに挿入し、目地Cに沿って移動させる。このとき、塗布先端部4の側面に設けた塗布部5は、目地Cの側面と接触可能且つプライマー8が吐出可能であるため、プライマー8を目地Cの側面に塗布させることができる。一方、塗布先端部4の天面に設けた当接部6は、目地Cの底面と接触可能、且つ、前記塗布部5よりもプライマー8の吐出量が抑制される(か又はプライマー8が吐出不能である)ため、目地Cの底面と摺動するが、プライマー8を目地Cの底面に、目地Cの側面よりも付着量を抑えられる(か又は付着させない)。即ち、目地Cの側面のみに、シーリング剤Bの十分な接着性が得られるようプライマー8の塗布層を形成できる。
【0022】
それにより、目地Cに充填されたシーリング剤Bが目地Cの側面とのみ強固に接着されるため、建物の揺れや建材の熱変化により目地幅が拡開しても、シーリング剤Bのクッション性が維持され、シーリング剤Bが目地Cの内面から剥がれたり、シーリング剤Bが破壊されることがなく、シーリング剤Bの十分な防水効果が維持される。その上、本発明プライマー塗布具1を使用すると、目地Cの側面のみに十分なプライマー8を付着させ目地Cの底面は付着量が抑えられるため(又は全く付着させないため)、プライマー8の使用量を必要最少限に抑え節約できると共に、目地Cの側面のみのプライマー塗布に際し、熟練した技能を要さず、だれでも容易に適正な塗布が可能となり、作業能率が著しく向上されると共に作業者間の仕上がりのばらつきが減少する。
【0023】
(2)第2の発明(図9参照)
本発明プライマー塗布具2を使用する場合、塗布先端部4を目地Cに挿入し、目地Cに沿って移動させる。このとき、図9に示すように、目地Cの側面には、塗布先端部4の側面(塗布部5)が接触しプライマー8が塗布され、一方、目地Cの底面には、塗布先端部4の天面の貫通溝残部(即ち当接部6)が接触する。前記塗布先端部4の天面には塗布方向の貫通溝7が設けられているため、目地Cの底面に、プライマー8が付着しないプライマー非付着面C1が帯状に形成される。すなわち、目地Cの両側面のプライマー8の塗膜が、目地Cの底面のプライマー非付着面C1によって途切れている。即ち、目地Cの両側面のプライマー8の塗膜が不連続状態にある。
【0024】
それにより、目地C内にシーリング剤Bを充填し固化させると、建物の揺れや建材の熱変化により目地幅が拡開変化しても、目地の拡開に従ってシーリング剤Bが弾性変形可能であり、シーリング剤Bのクッション性が失われない。そのため、シーリング剤Bが目地Cの内面から剥がれたり、シーリング剤Bが破壊したりすることがなく、シーリング剤Bの防水効果が維持される。その上、本発明プライマー塗布具2を使用すると、プライマー8を目地Cの底面には僅かしか付着させないため、プライマー8の使用量を必要最少限に抑え節約できると共に、目地C側面のみのプライマー塗布に際し、熟練した技能を要さず、だれでも容易に適正な塗布が可能となり、作業能率が著しく向上されると共に、シーリング剤Bの作業者間の仕上がりのばらつきが減少する。
【0025】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
【0026】
(1)第1の発明
図1〜図6に第1の発明のプライマー塗布具1の例を示す。前記プライマー塗布具1は、主に、内部にプライマー8を収容した本体3と、該本体3の先端に取り付けられ、前記プライマー8が吐出可能な塗布先端部4とからなる。
【0027】
図1、図2、及び図3に一実施例を示す。前記本体3は、液状プライマー8を直接貯留する金属製(例えばアルミニウム製)容器31と、該容器31開口部に螺着され、塗布先端部4を前後に摺動自在に保持する合成樹脂製の首部材32とを備える。また、前記容器31の開口部には、塗布先端部4の後方への押圧により開口する弁装置35が設けられている。また、前記塗布先端部4の後端部側面には、抜け防止用のピン42が塗布先端部4内を貫通させ突設されている。
【0028】
前記塗布先端部4は、融点の異なる2種のポリオレフィン系熱可塑性重合体からなる複合繊維を熱融着させて繊維間に毛細間隙を形成した、いわゆる、熱融着フェルトである。その形状は、横断面が長方形の四角柱である。
【0029】
前記塗布先端部4の天面には、研磨による摩擦熱あるいは加熱加圧により繊維が熱溶融・固化されて形成した樹脂層により、当接部6が構成される。前記熱溶融・固化による当接部6は、繊維間の毛細間隙が塞がれているためプライマー8の吐出が抑止されている。さらに、前記熱溶融・固化による当接部6は、表面が比較的円滑な樹脂層であるため、目地Cの底面との摩擦が軽減され、目地Cの底面と円滑な摺動が可能である。
【0030】
また、前記塗布先端部4の側面には、前記熱融着フェルトの毛細間隙が露出しており、プライマー8が吐出可能な塗布部5が構成されている。
【0031】
図4に塗布先端部4の他の例を示す。
【0032】
【0033】
【0034】
図4の塗布先端部4は、L字状の多孔質体よりなり、塗布先端部4の挿入しずらい軒天や土台水切等の目地の塗布に最適である。尚、前記塗布先端部4の横断面形状は、円形状、楕円形状、方形状等、適宜である。
【0035】
図5は、前記第1の発明の作用説明図である。(a)は、目地Cにプライマー8を塗布する前の状態を示し、(b)は、目地Cに塗布先端部4を挿入したプライマー8の塗布状態を示し、(c)は、目地Cにプライマー8を塗布した後、シーリング剤Bを充填した状態を示している。尚、符号Aは建材、符号Bはシーリング剤、符号Cは目地を示し、白抜きの矢印は作業順を示す。さらに、図6は、第1の発明の使用状態(即ち、図5(b)の状態)を説明する斜視図である。
【0036】
(第2の発明)
図7、図8、及び図9に第2の発明のプライマー塗布具2の例を示す。前記プライマー塗布具2は、主に、内部にプライマー8を収容した本体3と、該本体3の先端に取り付けられ、前記プライマー8が吐出可能な塗布先端部4とからなる。
【0037】
図7及び図8に一実施例を示す。本体3は、内部に液状プライマー8を含浸させた塗布液吸蔵体33を収容し、後端開口部に尾栓34を嵌着した合成樹脂製容器31からなる。前記本体3の先端部は先細状に縮径され、塗布先端部4外周面を保持している。また、前記塗布先端部4の後端は前記塗布液吸蔵体33と、直接(又は誘導部材を介して)接続されている。
【0038】
前記図7及び図8の塗布先端部4は、図1の実施例同様、熱融着フェルトよりなる。その形状は、横断面が長方形の四角柱であり、両側面に熱融着フェルトの毛細間隙が露出し塗布部5が設けられると共に、天面に塗布方向の貫通溝7が前記両塗布部5間に裁断又は研削等により凹設されている。そして、前記天面の貫通溝7の両側の残部には当接部6が形成されている。また、この他にも、第1の発明の非吸液性の当接部6を、前記塗布先端部4の貫通溝7両側の天面(当接部6)に設けることも可能である。
【0039】
図9は第2の発明の作用説明図である。(a)は、目地Cにプライマー8を塗布する前の状態を示し、(b)は、目地Cに塗布先端部4を挿入したプライマー8の塗布状態を示し、(c)は、目地Cにプライマー8を塗布した後、シーリング剤Bを充填した状態を示している。尚、符号Aは建材、符号Bはシーリング剤、符号Cは目地を示し、白抜きの矢印は作業順を示す。
【0040】
尚、本発明プライマー塗布具1・2において、プライマー塗布作業の際、予め底面にバックアップ材を配設した目地Cに、塗布先端部4を挿入してプライマー8を塗布させることも可能である。
【0041】
【発明の効果】
本発明プライマー塗布具は、請求項1の構成により、シーリング剤の弾力性が阻害されずシーリング剤の十分な防水効果が得られ、さらに、プライマーの使用量を節約できると共に、プライマー塗布の作業性が向上する。また、塗布先端部が多孔質体であることにより、塗布部は常にプライマーの保液状態となり、適正量のプライマーを目地の側面にムラなく均一に塗布することができる。また、当接部を設けるのに別部材の取り付け等を必要とせず、塗布先端部自体が簡易な構造となり、材料コスト及び製造コストを低減させることが可能となり、安価に提供できる。
【0042】
本発明プライマー塗布具は、請求項2の構成により、シーリング剤の弾力性が阻害されずシーリング剤の十分な防水効果が得られ、さらに、プライマーの使用量を節約できると共に、プライマー塗布の作業性が向上する。
【0043】
【0044】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明のプライマー塗布具の例を示す縦断面図である。
【図2】図1の要部拡大縦断面図である。
【図3】図1の要部拡大斜視図である。
【図4】第1の発明の他の例を示す要部拡大縦断面図である。
【図5】第1の発明の作用説明図である。
【図6】第1の発明の使用状態を説明する斜視図である。
【図7】第2の発明のプライマー塗布具の例を示す縦断面図である。
【図8】図7の要部拡大斜視図である。
【図9】第2の発明の作用説明図である。
【符号の説明】
1 プライマー塗布具(第1発明)
2 プライマー塗布具(第2発明)
3 本体
31 容器
32 首部材
33 吸蔵体
34 尾栓
35 弁装置
4 塗布先端部
42 ピン
5 塗布部
6 当接部
7 貫通溝
8 プライマー
A 建材
B シーリング剤
C 目地
C1 プライマー非付着面
Claims (2)
- シーリング剤を充填する以前の目地の内面にプライマーを塗布するプライマー塗布具であって、本体先端に、本体内のプライマーが吐出可能な柱状の塗布先端部を設け、前記塗布先端部の側面に、目地の側面と接触可能且つプライマーが吐出可能な塗布部を設け、前記塗布先端部の天面に、目地の底面と接触可能且つ前記塗布部よりもプライマーの吐出量を抑えるか又はプライマーが吐出不能な当接部を設け、前記塗布先端部が合成樹脂製の多孔質体からなり、前記多孔質体の天面に熱溶融によって前記当接部を形成してなることを特徴とするプライマー塗布具。
- シーリング剤を充填する以前の目地の内面にプライマーを塗布するプライマー塗布具であって、本体先端に、本体内のプライマーが吐出可能な塗布先端部を設け、前記塗布先端部の天面に塗布方向の貫通溝を設け、その天面の残部に接触面積の小さい当接部を形成し、使用時、前記塗布先端部の天面の当接部を目地の底面に接触させると同時に、前記塗布先端部の側面を目地の側面に接触させることを特徴とするプライマー塗布具。
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