JPH08135131A - 継目コーキング方法及び目地材 - Google Patents
継目コーキング方法及び目地材Info
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- JPH08135131A JPH08135131A JP29891794A JP29891794A JPH08135131A JP H08135131 A JPH08135131 A JP H08135131A JP 29891794 A JP29891794 A JP 29891794A JP 29891794 A JP29891794 A JP 29891794A JP H08135131 A JPH08135131 A JP H08135131A
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ヘラ仕上げの不要な目地材を提供する。
【構成】 柔軟な棒状の詰材11と、この詰材の表面全
長に固着すると共に、長手方向の両側縁が詰材の両側面
から突出する変形可能な装飾板12とで目地材Aを構成
し、継目に目地材を押し込む。
長に固着すると共に、長手方向の両側縁が詰材の両側面
から突出する変形可能な装飾板12とで目地材Aを構成
し、継目に目地材を押し込む。
Description
【産業上の利用分野】この発明は、継目のコーキング方
法及び目地材に関する。
法及び目地材に関する。
【0002】
【従来の技術】構築物の壁面などに貼付けたタイル、石
板、陶板、木板、石線板、ALCパネル、複合板、プレ
ス加工した金属板などの外装材の対向する辺縁間の継目
には、コーキング処理が施される。
板、陶板、木板、石線板、ALCパネル、複合板、プレ
ス加工した金属板などの外装材の対向する辺縁間の継目
には、コーキング処理が施される。
【0003】従来のコーキング処理方法は、図10に示
すように、外装材1の辺縁の表面に外装材1の汚れを防
止するマスキングテープ2を貼付ける。
すように、外装材1の辺縁の表面に外装材1の汚れを防
止するマスキングテープ2を貼付ける。
【0004】また、外装材1の対向する辺縁の継目の底
にウレタン樹脂製などのバックアップ材3を押し込む。
このバックアップ材3は、後述のコーキング材の使用量
を軽減するために用いる。
にウレタン樹脂製などのバックアップ材3を押し込む。
このバックアップ材3は、後述のコーキング材の使用量
を軽減するために用いる。
【0005】上述の前処理が終了したのち、コーキング
材の装填ずみ充填器を用いて継目にコーキング材4を充
填したのち、充填コーキング材4の表面をヘラ仕上げ
る。このヘラ仕上げは、充填コーキング材4の表面に起
生した凹凸や波打ちをなくするよう、すなわち平滑な表
面になるよう成形する。
材の装填ずみ充填器を用いて継目にコーキング材4を充
填したのち、充填コーキング材4の表面をヘラ仕上げ
る。このヘラ仕上げは、充填コーキング材4の表面に起
生した凹凸や波打ちをなくするよう、すなわち平滑な表
面になるよう成形する。
【0006】しかして、充填コーキング材4の硬化後に
マスキングテープ2を剥離する。
マスキングテープ2を剥離する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような処理方法
によると、ヘラ仕上げのため、高度な熱錬を必要とする
ため、素人では仕上げができない問題があった。
によると、ヘラ仕上げのため、高度な熱錬を必要とする
ため、素人では仕上げができない問題があった。
【0008】また、マスキングテープの貼付け及び剥離
作業が必要になるので、著しく手数がかかると共に、剥
離したマスキングテープを廃棄するため、コストが大幅
にアップする問題があった。
作業が必要になるので、著しく手数がかかると共に、剥
離したマスキングテープを廃棄するため、コストが大幅
にアップする問題があった。
【0009】さらに、コーキング材の充填作業により周
囲を汚すと共に、汚れをなくする清掃が別に必要になる
問題も発生した。
囲を汚すと共に、汚れをなくする清掃が別に必要になる
問題も発生した。
【0010】特に、前処理のマスキングテープの貼付け
からコーキング材の硬化後のマスキングテープの剥離迄
の間足場を必要とするので、作業期間が大幅に長くなる
などの問題があった。
からコーキング材の硬化後のマスキングテープの剥離迄
の間足場を必要とするので、作業期間が大幅に長くなる
などの問題があった。
【0011】そこで、この発明は、作業性が極めて容易
になると共に、コストの大幅な低減をはかる継目のコー
キング方法及び目地材を提供することにある。
になると共に、コストの大幅な低減をはかる継目のコー
キング方法及び目地材を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、柔軟な棒状の詰材と、この詰材の表
面全長に適宜の手段により固着すると共に、長手方向の
両側縁が上記詰材の両側面から突出する変形可能な帯状
の装飾板とで構成された目地材を用い、外装板の対向す
る辺縁間の継目に上記詰材を先行させながら上記目地材
を押し込んで、上記装飾板の両側の反りと充填材の圧追
により発生する横変形にともない発生する復元力により
継目の対向面に上記外装板の側縁を圧接し、必要に応じ
継目内に接着材を介し上記詰材を接着したことを特徴と
する継目のコーキング方法を採用する。
めに、この発明は、柔軟な棒状の詰材と、この詰材の表
面全長に適宜の手段により固着すると共に、長手方向の
両側縁が上記詰材の両側面から突出する変形可能な帯状
の装飾板とで構成された目地材を用い、外装板の対向す
る辺縁間の継目に上記詰材を先行させながら上記目地材
を押し込んで、上記装飾板の両側の反りと充填材の圧追
により発生する横変形にともない発生する復元力により
継目の対向面に上記外装板の側縁を圧接し、必要に応じ
継目内に接着材を介し上記詰材を接着したことを特徴と
する継目のコーキング方法を採用する。
【0013】また、柔軟な棒状の詰材と、この詰材の表
面全長に適宜の手段により固着すると共に、長手方向の
両側縁が上記詰材の両側面から突出する変形可能な帯状
の装飾板とから成る目地材を採用する。
面全長に適宜の手段により固着すると共に、長手方向の
両側縁が上記詰材の両側面から突出する変形可能な帯状
の装飾板とから成る目地材を採用する。
【0014】さらに、詰材に粘着性をもたせた目地材を
採用する。
採用する。
【0015】また、独立気泡の柔軟な棒状の詰材と、こ
の詰材の表面全長に適宜の手段により固着すると共に、
長手方向の両側縁が上記詰材の両側縁から突出する変形
可能な帯状の装飾板と、上記詰材に含浸させた接着材と
から成る目地材を採用する。
の詰材の表面全長に適宜の手段により固着すると共に、
長手方向の両側縁が上記詰材の両側縁から突出する変形
可能な帯状の装飾板と、上記詰材に含浸させた接着材と
から成る目地材を採用する。
【0016】さらに、独立気泡の柔軟な棒状の詰材と、
この詰材の表面全長に適宜の手段により固着すると共
に、長手方向の両側縁が上記詰材の両側面から突出する
変形可能な帯状の装飾板と、上記詰材内に封入した接着
材とからなる目地材を採用する。
この詰材の表面全長に適宜の手段により固着すると共
に、長手方向の両側縁が上記詰材の両側面から突出する
変形可能な帯状の装飾板と、上記詰材内に封入した接着
材とからなる目地材を採用する。
【0017】
【作用】外装板の継目に詰材を先行させながら目地材を
押し込む。押し込みにともない装飾板の両側縁が継目の
開口両側縁に当接する。
押し込む。押し込みにともない装飾板の両側縁が継目の
開口両側縁に当接する。
【0018】すると、当接時点からの押し込みにともな
い押し込み方向の反対方向に装飾板の両側縁が両側縁部
が反って変形すると同時に充填材も圧追されて、横方向
にふくらみ、両側面の外装材に圧着させられる。
い押し込み方向の反対方向に装飾板の両側縁が両側縁部
が反って変形すると同時に充填材も圧追されて、横方向
にふくらみ、両側面の外装材に圧着させられる。
【0019】押し込み終了時にあっては、装飾板の両側
縁に反りと充填材の変形圧追によって復元力が発生す
る。このため、継目の対向面に装飾板の両側縁が圧接
し、圧接により面シールとして働きをする。なお、指先
により装飾板の両側縁を加圧しながら変形させると共
に、変形状態を維持しながら継目に装飾板を嵌め込む。
嵌め込んだ装飾板の両側縁は、上述と同様に継目の対向
面に圧接するので、面シールとしての働きをする。ま
た、詰材の粘着性によって継目内に詰材が固着される。
縁に反りと充填材の変形圧追によって復元力が発生す
る。このため、継目の対向面に装飾板の両側縁が圧接
し、圧接により面シールとして働きをする。なお、指先
により装飾板の両側縁を加圧しながら変形させると共
に、変形状態を維持しながら継目に装飾板を嵌め込む。
嵌め込んだ装飾板の両側縁は、上述と同様に継目の対向
面に圧接するので、面シールとしての働きをする。ま
た、詰材の粘着性によって継目内に詰材が固着される。
【0020】さらに、目地材の押し込み以前に詰材に接
着材を付着(塗布又は含浸などにより)させておくと、
継目内に接着材を介して詰材が固着(シール性を向上さ
せるため)される。
着材を付着(塗布又は含浸などにより)させておくと、
継目内に接着材を介して詰材が固着(シール性を向上さ
せるため)される。
【0021】また、詰材の押し込みにともない詰材が圧
縮される。すると、詰材に含浸させてある接着材が流出
するので、流出した接着材を介して継目内に詰材が固着
される。
縮される。すると、詰材に含浸させてある接着材が流出
するので、流出した接着材を介して継目内に詰材が固着
される。
【0022】さらに、詰材に封入してある接着材を突き
刺す針、釘などにより流出しやすいようにすると、独立
気泡の詰材により、詰材の内部から外部に接着材が流出
(押し込み圧により自動的に)して、継目内に詰材が固
着される。
刺す針、釘などにより流出しやすいようにすると、独立
気泡の詰材により、詰材の内部から外部に接着材が流出
(押し込み圧により自動的に)して、継目内に詰材が固
着される。
【0023】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【0024】(第1実施例)図1に示す目地材Aは、柔
軟な棒状の詰材11と、この詰材11の表面全長に適宜
の手段により固着すると共に、長手方向の両側縁が詰材
11の両側面から突出する変形可能な帯状の装飾板12
とで構成されている。
軟な棒状の詰材11と、この詰材11の表面全長に適宜
の手段により固着すると共に、長手方向の両側縁が詰材
11の両側面から突出する変形可能な帯状の装飾板12
とで構成されている。
【0025】上記の詰材11には、スポンジやウレタン
樹脂、高分子樹脂、発泡樹脂、ゴムなどの柔軟な材料が
用いられ、押し込み時に圧縮されて押し込み作業が容易
になり、かつ押し込み終了時には、作用する復元力によ
り相手面に密着する。
樹脂、高分子樹脂、発泡樹脂、ゴムなどの柔軟な材料が
用いられ、押し込み時に圧縮されて押し込み作業が容易
になり、かつ押し込み終了時には、作用する復元力によ
り相手面に密着する。
【0026】また、上記の装飾板12には、弾力性のあ
る硬質合成樹脂板や、ステンレス板、銅板、アルミニウ
ム板など変形可能で、しかも外装板に適したものを用い
る。
る硬質合成樹脂板や、ステンレス板、銅板、アルミニウ
ム板など変形可能で、しかも外装板に適したものを用い
る。
【0027】なお、図示のように装飾板12の両側縁部
を側縁に向う程肉厚を薄くしておくと、押し込み時の反
り変形が容易になる。
を側縁に向う程肉厚を薄くしておくと、押し込み時の反
り変形が容易になる。
【0028】さらに、詰材11に対する装飾板12の固
着手段は、図2に示す接着材13を介し行なう以外に、
例えば図3に示すように、装飾板12の裏面のキー孔形
状の突出条14と詰材11の表面キー孔形状の溝条15
とを嵌め込み係合する手段で固着をはかることもある。
着手段は、図2に示す接着材13を介し行なう以外に、
例えば図3に示すように、装飾板12の裏面のキー孔形
状の突出条14と詰材11の表面キー孔形状の溝条15
とを嵌め込み係合する手段で固着をはかることもある。
【0029】なお、図4に示すように装飾板12の裏面
全長に凹溝18を設けて、この凹溝18に詰材11を嵌
め込むと共に、接着材などにより詰材11に装飾板12
を固着することもある。
全長に凹溝18を設けて、この凹溝18に詰材11を嵌
め込むと共に、接着材などにより詰材11に装飾板12
を固着することもある。
【0030】上記のように構成した目地材Aは、図5に
示すように壁面に貼付けてある外装板32の継目33に
詰材11を先行させて目地材Aを押し込む。
示すように壁面に貼付けてある外装板32の継目33に
詰材11を先行させて目地材Aを押し込む。
【0031】押し込みにともない装飾板12の両面縁が
継目33の開口の両側縁に当接すると、押し込み方向の
反対方向に装飾板12の両側縁部が反って変形し、変形
にともない発生する復元力により継目33の側面に装飾
板12の側縁が強力に圧接する。
継目33の開口の両側縁に当接すると、押し込み方向の
反対方向に装飾板12の両側縁部が反って変形し、変形
にともない発生する復元力により継目33の側面に装飾
板12の側縁が強力に圧接する。
【0032】なお、目地材Aの押し込み以前に詰材11
に接着材を付着(塗布又は含浸などにより)させておく
と、継目33内に詰材11を固定することができる。
に接着材を付着(塗布又は含浸などにより)させておく
と、継目33内に詰材11を固定することができる。
【0033】また、図6に示すように、装飾板12の両
側縁を指先により互に内方に加圧しながら装飾板12を
湾曲にするよう変形させ、変形状態を維持しながら継目
33に装飾板12と共に詰材11を嵌め込むこともあ
る。勿論、嵌め込まれた装飾板12は、指先による加圧
解除にともない復元する。すると、上述と同様に継目3
3の側面に装飾板12の側縁が圧接される。
側縁を指先により互に内方に加圧しながら装飾板12を
湾曲にするよう変形させ、変形状態を維持しながら継目
33に装飾板12と共に詰材11を嵌め込むこともあ
る。勿論、嵌め込まれた装飾板12は、指先による加圧
解除にともない復元する。すると、上述と同様に継目3
3の側面に装飾板12の側縁が圧接される。
【0034】さらに、詰材11に粘着性を有する材質
(例えばシリコンゴム)を使用する。すると、継目33
内に押し込まれた詰材11は、接着材の塗布などが不要
になって、継目33内に詰材11を固着することができ
る。図中16は継目33の幅を一定に規制するスペーサ
ー、17はバックアップ材である。
(例えばシリコンゴム)を使用する。すると、継目33
内に押し込まれた詰材11は、接着材の塗布などが不要
になって、継目33内に詰材11を固着することができ
る。図中16は継目33の幅を一定に規制するスペーサ
ー、17はバックアップ材である。
【0035】(第2実施例)図7に示す目地材Aは、第
1実施例と同様につき説明を省略する。詰材11には、
例えばスポンジのような独立気泡を有する柔軟な材料が
用いられ、詰材11には、接着材21が含浸させてあ
る。すると、継目33内に詰材11を押し込むと、押し
込みにともない詰材11が圧縮されるので、含浸させて
ある接着材21が詰材11の表面に適量流出又はしみ出
して、流出した接着材21を介し継目33内に詰材11
が固着される。
1実施例と同様につき説明を省略する。詰材11には、
例えばスポンジのような独立気泡を有する柔軟な材料が
用いられ、詰材11には、接着材21が含浸させてあ
る。すると、継目33内に詰材11を押し込むと、押し
込みにともない詰材11が圧縮されるので、含浸させて
ある接着材21が詰材11の表面に適量流出又はしみ出
して、流出した接着材21を介し継目33内に詰材11
が固着される。
【0036】(第3実施例)図8に示す目地材Aは、第
1実施例と同様につき説明を省略する。詰材11には、
独立気泡を有する柔軟な材料、例えばスポンジが用いら
れる。また、詰材11の内部には、接着材21が封入さ
れている。上記接着材21の封入手段としては、例えば
詰材11の軸芯に通孔22を設けて、この通孔22内に
針の突き刺しや指先による押圧によって容易に破ること
ができる接着材21の充填カプセル23を組み込んであ
る。
1実施例と同様につき説明を省略する。詰材11には、
独立気泡を有する柔軟な材料、例えばスポンジが用いら
れる。また、詰材11の内部には、接着材21が封入さ
れている。上記接着材21の封入手段としては、例えば
詰材11の軸芯に通孔22を設けて、この通孔22内に
針の突き刺しや指先による押圧によって容易に破ること
ができる接着材21の充填カプセル23を組み込んであ
る。
【0037】すると、詰材11の押し込み以前にカプセ
ル23を破ると、流出した接着材21が独立気泡により
詰材11の表面に流出して、継目33内に詰材11を接
着材21を介し固着する。
ル23を破ると、流出した接着材21が独立気泡により
詰材11の表面に流出して、継目33内に詰材11を接
着材21を介し固着する。
【0038】なお、カプセル23の組み込み方法は、通
孔22の端面から押し込む以外に、図9に示すように、
詰材11の一面と通孔22の内周面とが連通するスリッ
ト24を押し広げて押し込む場合がある。上記のスリッ
ト24は、詰材11の全長にわたる以外に点在的に設け
ることもある。
孔22の端面から押し込む以外に、図9に示すように、
詰材11の一面と通孔22の内周面とが連通するスリッ
ト24を押し広げて押し込む場合がある。上記のスリッ
ト24は、詰材11の全長にわたる以外に点在的に設け
ることもある。
【0039】また、カプセル23は、長いもの、短いも
のを自由に選択すればよい。なお、切断して使用する目
地材Aの切断端にカプセル23が位置する場合、カプセ
ル23を取り出すか、押し込む(切断線上から外れ位置
迄)とよい。すると、接着材の流出による不都合を回避
することができる。
のを自由に選択すればよい。なお、切断して使用する目
地材Aの切断端にカプセル23が位置する場合、カプセ
ル23を取り出すか、押し込む(切断線上から外れ位置
迄)とよい。すると、接着材の流出による不都合を回避
することができる。
【0040】
【発明の効果】この発明に係る継目のコーキング方法及
び目地材は、以上のように構成してあるので、極めて容
易に継目のコーキングができ、熟練を要し、かつ手間の
かかるヘラを用いた仕上げが不要になると共に、マスキ
ングテープの貼付け及び剥離作業も不要になる。
び目地材は、以上のように構成してあるので、極めて容
易に継目のコーキングができ、熟練を要し、かつ手間の
かかるヘラを用いた仕上げが不要になると共に、マスキ
ングテープの貼付け及び剥離作業も不要になる。
【0041】特に充填器を用いて充填したコーキング材
の硬化後にマスキングテープを剥離するために発生した
長期にわたり足場を必要とする不都合が解消できる。
の硬化後にマスキングテープを剥離するために発生した
長期にわたり足場を必要とする不都合が解消できる。
【0042】また、粘着性を有する詰材を使用したり、
詰材に接着材を含浸或は封入してあるので、詰材に対す
る接着材の塗布作業が不要になる。
詰材に接着材を含浸或は封入してあるので、詰材に対す
る接着材の塗布作業が不要になる。
【0043】さらに、押し込みにともない変形(反り)
した装飾板の側縁の面圧によりシール効果がある。
した装飾板の側縁の面圧によりシール効果がある。
【図1】この発明に係る目地材の第1実施例を示す斜視
図。
図。
【図2】横断拡大平面図。
【図3】他の実施例の横断拡大平面図。
【図4】他の実施例の横断拡大平面図。
【図5】使用例の横断拡大平面図。
【図6】使用例の横断拡大平面図。
【図7】第2実施例横断拡大平面図。
【図8】第3実施例の下面図。
【図9】縦断拡大平面図。
【図10】従来例の横断平面図。
A 目地材 11 詰材 12 装飾板 13 接着材 14 突出条 15 溝条 21 接着材 22 通孔 23 カプセル
Claims (5)
- 【請求項1】 柔軟な棒状の詰材と、この詰材の表面全
長に適宜の手段により固着すると共に、長手方向の両側
縁が上記詰材の両側面から突出する変形可能な帯状の装
飾板とで構成された目地材を用い、外装板の対向する辺
縁間の継目に上記結材を先行させながら、上記目地材を
押し込んで、上記装飾板の両側の反りにともない発生す
る復元力と、上記詰材の圧追による断面変形で発生する
反横圧力により継目の対向面に上記外装板の側縁を圧接
し、必要に応じ継目内に接着材を介し上記詰材を接着し
たことを特徴とする継目のコーキング方法。 - 【請求項2】 柔軟な棒状の詰材と、この詰材の表面全
長に適宜の手段により固着すると共に、長手方向の両側
縁が上記詰材の両側面から突出する変形可能な帯状の装
飾板とから成る目地材。 - 【請求項3】 上記詰材が、粘着性を有することを特徴
とする請求項2記載の目地材。 - 【請求項4】 独立気泡の柔軟な棒状の詰材と、この詰
材の表面全長に適宜の手段により固着すると共に、長手
方向の両側縁が上記詰材の両側縁から突出する変形可能
な帯状の装飾板と、上記詰材に含浸させた接着材とから
成る目地材。 - 【請求項5】 独立気泡の柔軟な棒状の詰材と、この詰
材の表面全長に適宜の手段により固着すると共に、長手
方向の両側縁が上記詰材の両側面から突出する変形可能
な帯状の装飾板と、上記詰材内に封入した接着材とから
成る目地材。 【0001】
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29891794A JPH08135131A (ja) | 1994-11-07 | 1994-11-07 | 継目コーキング方法及び目地材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29891794A JPH08135131A (ja) | 1994-11-07 | 1994-11-07 | 継目コーキング方法及び目地材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08135131A true JPH08135131A (ja) | 1996-05-28 |
Family
ID=17865855
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29891794A Pending JPH08135131A (ja) | 1994-11-07 | 1994-11-07 | 継目コーキング方法及び目地材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08135131A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09317041A (ja) * | 1996-05-30 | 1997-12-09 | Japan Synthetic Rubber Co Ltd | 部材間隙シール部材 |
JPH10266369A (ja) * | 1997-03-21 | 1998-10-06 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 金属箔付きシリコーン目地部材と、これを用いたシリコーン目地構造 |
-
1994
- 1994-11-07 JP JP29891794A patent/JPH08135131A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09317041A (ja) * | 1996-05-30 | 1997-12-09 | Japan Synthetic Rubber Co Ltd | 部材間隙シール部材 |
JPH10266369A (ja) * | 1997-03-21 | 1998-10-06 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 金属箔付きシリコーン目地部材と、これを用いたシリコーン目地構造 |
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