JP3845529B2 - 遊技機用基板ケース取付装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ROM等が実装された基板を収容するとともに、パチンコやパチスロ等の遊技機に取り付けられ、より詳細には、収容される基板に対する不正なROM交換等の不正行為を防止するための遊技機用基板ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、パチンコやパチスロ等の遊技機の基板に対し、不正ROM交換等の不正行為が行われている。このような不正行為を防止するため、基板が収納された基板ケース自体を遊技機の筐体から取り外せないようにする方法が有効である。特開平11−169536号公報には、基板ケース自体を遊技機の筐体から取り外しにくくしたものが開示されている。ここでは、基板ケース取付台を筐体に設けるとともに、基板ケースを係止部材(金属の棒状体)によって基板ケース取付台に取り付けるようにしている。そして、係止部材はキーによりロックされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平11−169536号公報に記載されたものでは、キーをロックすることにより基板ケースの取り外しを禁止するようにしているため、逆にキーを入手しさえすれば、極めて容易に基板ケースを不正に取り外すことができてしまう。
【0004】
本発明は、キーによるロックに頼ることなく、不正行為の痕跡が明瞭に残ることにより不正行為を効果的に防止できる遊技機用基板ケース取付装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決する手段】
【0009】
請求項に記載の発明は、基板(3)が収容された基板ケース(2)を遊技機に取り付ける遊技機用基板ケース取付装置において、遊技機側に設けられた複数の突起(11a〜11h)と、基板ケース(2)に形成され、複数の突起(11a〜11h)がそれぞれ差し込み可能とされた差込部(23)および逃がし孔(24)と、を備え、複数の突起(11a〜11h)の少なくとも1つと差込部(23)とが互いに係合することにより基板ケース(2)が引き抜き不可能な状態で遊技機に対して取り付けられ、基板ケース(2)を取り外すことにより差込部(23)と係合していた突起(11a〜11h)のみが破壊されることを特徴とする。
【0010】
この発明によれば、突起(11a〜11h)の少なくとも1つと差込部(23)とが互いに係合することにより基板ケース(2)が引き抜き不可能な状態となるので、不正に基板ケース(2)を取り外したときの痕跡が残る。したがって、不正行為を効果的に防止できる。また、基板ケースを付け替えるたびに基板ケース(2)の位置が変更されるため、基板ケースの取り外し回数を容易に認識することができる。
【0011】
請求項に記載の発明は、請求項に記載の遊技機用基板ケース取付装置において、複数の突起(11a〜11h)を備える固定台(1)が遊技機に取り付けられ、固定台(1)が交換可能とされていることを特徴とする。
【0012】
この発明によれば、複数の突起(11a〜11h)を備える固定台(1)が交換可能とされているので、正規の理由等により基板ケースが取り外されて固定台(1)の突起(11a〜11h)がすべて破壊された場合に、固定台(1)を交換することができるので、基板ケースの取り外し回数が制限されない。
【0013】
請求項に記載の発明は、請求項またはに記載の遊戯機用基板ケース取付装置において、複数の突起(11a〜11h)は直線状に配列され、基板ケース(2)には、差込部(2)および逃がし孔(24)が複数の突起(11a〜11h)の配列間隔に対応した間隔で直線状に配置されていることを特徴とする。
【0014】
請求項に記載の発明は、基板(3)が収容された基板ケース(102)を遊技機に取り付ける遊技機用基板ケース取付装置において、遊技機側に設けられた複数の突起(11a〜11h)と、基板ケース(2)に形成され、個々の突起(11a〜11h)に対応する複数の逃がし孔(124a〜124h)と、を備え、所定の逃がし孔(124a〜124h)に取り付けられたアダプター(125)対応する所定の突起(11a〜11b)とが互いに係合することにより基板ケース(2)が引き抜き不可能な状態で遊技機に対して取り付けられ、基板ケース(2)を取り外すことによりアダプター(125)と係合していた突起(11a〜11h)のみが破壊されることを特徴とする。
【0015】
この発明によれば、突起(11a〜11h)と逃がし孔(124a〜124h)とがアダプター(125)を介して互いに係合することにより基板ケース(2)が引き抜き不可能な状態となるので、不正に基板ケース(2)を取り外したときの痕跡が残る。したがって、不正行為を効果的に防止できる。また、所定の逃がし孔(124a〜124h)に取り付けられたアダプター(125)を介して所定の逃がし孔(124a〜124h)とこれに対応する所定の突起(11a〜11h)とが互いに係合するので、逃がし孔(124a〜124h)および突起(11a〜11h)の位置関係を調整することにより、基板ケースの取り付け位置を任意に設定することができる。
【0017】
請求項に記載の発明は、基板が収容された基板ケースを遊技機に取り付ける遊技機用基板ケース取付装置において、遊技機側に設けられた複数の突起と、基板ケースに形成された逃がし孔と、を備え、それぞれの突起に対応して用意されたアダプターを逃がし孔に取り付けることによりアダプターとアダプターに対応する突起とが互いに係合して基板ケースが引き抜き不可能な状態で前記遊技機に対して取り付けられ、基板ケースを取り外すことによりアダプターと係合していた突起のみが破壊されることを特徴とする。
【0018】
なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
【0019】
【発明の実施の形態】
−第1の実施形態−
以下、図1〜図9を参照して、本発明による遊技機用基板ケースの一実施形態について説明する。本実施形態の遊技機用基板ケースは、例えば、スロットマシン等の遊技機に取り付けられる。
【0020】
以下、図6〜図9を用いて、本発明の遊戯用基板ケースが取り付けられるスロットマシンを説明する。
【0021】
図中、100はスロットマシンを示し、スロットマシン100は、スロットマシン本体100aと、この本体100aに開閉可能に取り付けられた前面扉100bとを備える。
【0022】
本体100a内には、その中段に、3個のリール104,105,106が収容され、本体100a内の上部背面には固定台1が固定され、さらに固定台1に基板ケース2が取り付けられる。固定台1および基板ケース2については後述する。また、本体100a内の下部には、ホッパー120が収容されている。
【0023】
前面扉100bには、ストップスイッチ107,108,109が設けられ、ストップスイッチ107,108,109は、リール104,105,106のそれぞれに対応しており、上記ストップスイッチの操作により上記リールの回転を停止させる。さらに、前面扉100bには、リール104,105,106の回転を開始させるスタートレバー102、および上記リールの絵柄(図柄)を表示するための透明なアクリル板等から形成される絵柄表示窓110,111,112が、それぞれ設けられる。
【0024】
遊技者がスタートレバー102を操作すると、これにより3個のリール104,105,106の回転が開始され、回転中のリール104,105,106を停止させるときには、遊技者が対応するストップスイッチ107,108,109をそれぞれ押すことにより個々のリールが停止される。
【0025】
遊技者は、ストップスイッチ107,108,109を押すタイミングをはかるなどして、特定の絵柄の組合わせパターンが、あらかじめ定められた基準線上に出現するようにリールを停止できたときに、所定数のメダルが払出口117から払い出される。
【0026】
さらに、前面扉100bの絵柄表示窓110,111,112とストップスイッチ107,108,109との間に、メダル数量表示部113,114,115が形成されている。メダル数量表示部113,114,115の裏側には7セグメントによる数字表示装置(不図示)がそれぞれ配設される。この数字表示装置によって、3つの数字表示窓に、それぞれクレジット枚数および払出枚数が表示される。また、前面扉100b上部には、左右対象にスピーカ118,119が設けられ、ゲームの進行に応じて効果音等が発生される。
【0027】
図1は遊技機に取り付けられる固定台1(図9参照)を示す斜視図である。固定台1のプレート10には、全部で8つの樹脂製のカシメフック11a〜11hが突設される。固定台1はプレート10に形成された2つのねじ孔12に貫通されるねじ13により、遊技機に取り付けられる。ねじ13としてワンウェイねじを用いたり、あるいはねじ13の位置をねじ頭が後述する基板ケース2により覆い隠されるように設定することにより、固定台1と基板ケース2とを遊技機から一体的に取り外すことが不可能となる。プレート10にはさらに、基板ケース2に当接されるスペーサ14が突設されている。
【0028】
図2(a)は固定台1に対して取り付けられる基板ケース2を示す側面図であり、図2(b)は基板ケース2の正面図である。基板ケース2は固定台1に対向して取り付けられるベース21と、ベース21に取り付けられるカバー22とを備える。図2(a)に示すように、ベース21およびカバー22の間に形成される空間には、例えばROMが実装された基板3が収容される。基板3は、基板3を貫通するねじ31およびねじ31が貫通されるスペーサ32を介してベース21とカバー22との間に挟み込まれるようにして取り付けられる。
【0029】
図2(b)に示すように、ベース21には固定台1のカシメフック11a〜11hが係合される一対のカシメフック取付孔23と、カシメフック取付孔23に挿入されていないその他のカシメフック11a〜11hを逃がすための全部で6個の逃がし孔24とが形成されている。カシメフック取付孔23および逃がし孔24の配列ピッチはカシメフック11a〜11hの配列ピッチに対応している。
【0030】
図3は固定台1に対する基板ケース2の取付方法を示す図であり、図2(b)における下方側から見たカシメフック11a〜11hの周辺を示している。図3(a)は基板ケース2を固定台1に最初に取り付けた状態を示しており、基板ケース2のカシメフック取付孔23にはカシメフック11aおよびカシメフック11eが挿入されている。本実施形態では、基板ケース2を固定台1に向けて押し込むだけで、カシメフック11aおよびカシメフック11eの爪15が変形してカシメフック11a〜11hよりも幅(図3(a)における「A」に相当)の狭いカシメフック取付孔23内に入り込む。爪15が基板ケース2内に完全に入り込むと、復元力により元の状態に開いた爪15が基板ケース2と係合するため、基板ケース2を固定台1から取り外すことができなくなる。
【0031】
一方、カシメフック11a〜11hよりも幅(図3(a)における「B」に相当)の広い逃がし孔24には、その他のカシメフックの爪15が基板ケース2に接触することなく挿入される。
【0032】
正規の理由により基板ケース2を取り外す場合には、基板ケース2を手前に引くことによりカシメ状態にあるカシメフック11aおよびカシメフック11eを破壊する。これにより、基板ケース2を固定板1から取り外すことができる。
【0033】
再度、基板ケース2を固定板1に取り付ける場合には、カシメフック取付孔23をカシメフック11bおよびカシメフック11fに対向させるようにして、基板ケース2を固定板1に向けて押し込む。これにより、図3(b)に示すように基板ケース2はカシメフック11a〜11hの1ピッチ分だけずれた位置において、固定板1に対し取り付けられる。カシメフック11bおよび11f以外のカシメフックは、逃がし孔24に挿入される。
【0034】
このように、基板ケース2を付け替えるごとに基板ケース2の位置が順次ずれてゆき、カシメフック11a〜11hが2個ずつ破壊される。基板ケース2の取り付け可能回数は、カシメフック11a〜11hの個数に対応した回数、すなわち本実施形態では4回となる。
【0035】
本実施形態では基板ケース2を全く破損させずに正規の理由による取り外しができ、且基板ケース2を取り外すたびに基板ケース2の位置がずれるため、取り外したことを容易に認識することができる。また、基板ケース2の取り付け、取り外しをワンタッチで行うことができるので、作業性がよい。
【0036】
なお、カシメフック取付孔23に差し込まれたカシメフックは基板ケース内に収容されるので、カシメフックの爪15を押して、不正に基板ケース2が固定台1から取り外されるおそれもなくなる。
【0037】
所定回(本実施形態では4回)基板ケースを取り外し、全てのカシメフックが破壊された場合、新規の固定台に交換することにより、何度でも基板ケースを取り外すことができる。また、このとき、例えば固定台の色を交換回数に応じて設定したり、固定台に交換回数を示す数字を付すなどしておけば、基板ケースを取り外した回数を容易にカウントすることができる。
【0038】
−第2の実施形態−
以下、図4および図5を参照して、本発明による遊技機用基板ケース取付装置の第2の実施形態について説明する。
【0039】
第2の実施形態の遊技機用基板ケース取付装置は、図1に示す固定台1(図6および図9参照)を備える。第1の実施形態と同様、固定台1はプレート10に形成された2つのねじ孔12に貫通されるねじ13により、遊技機に取り付けられる。
【0040】
図4(a)は固定台1に対して取り付けられる基板ケース102を示す側面図であり、図4(b)は基板ケース102の正面図である。基板ケース102は固定台1に対向して取り付けられるベース121と、ベース121に取り付けられるカバー122とを備える。図4(a)に示すように、ベース121およびカバー122の間に形成される空間には、例えばROMが実装された基板3が収容される。基板3は、基板3を貫通するねじ131およびねじ131が貫通されるスペーサ132を介してベース121とカバー122との間に挟み込まれるようにして取り付けられる。
【0041】
図4(b)に示すように、ベース121にはカシメフック11a〜11hを逃がすための8個の逃がし孔124a〜124hが形成されている。逃がし孔124a〜124hの配列ピッチはカシメフック11a〜11hの配列ピッチに対応している。
【0042】
また、所定の逃がし孔124a〜124hには、カラー125が嵌合あるいは接着等により取り付けられる。カラー125には、第1の実施形態のカシメフック取付孔23に相当する取付孔125aが形成されている。
【0043】
図5は固定台1に対する基板ケース102の取付方法を示す図であり、図4における下方側から見たカシメフック11a〜11hの周辺を示している。図5に示すように、カラー125が逃がし孔124aおよび124eに嵌め込まれ、カラー125の取付孔125aにカシメフック11aおよび11eが挿入されることにより、基板ケース102が支持される。
【0044】
第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様、基板ケース102を固定台1に向けて押し込むだけで、カシメフック11aおよびカシメフック11eの爪15が変形してカシメフック11a〜11hよりも幅の狭い取付孔125aに内に入り込む。爪15が基板ケース102内に完全に入り込むと、復元力により元の状態に開いた爪15が基板ケース102と係合するため、基板ケース102を固定台1から取り外すことができなくなる。
【0045】
一方、カシメフック11a〜11hよりも幅の広い逃がし孔124には、その他のカシメフックの爪15が基板ケース102に接触することなく挿入される。
【0046】
正規の理由により基板ケース102を取り外す場合には、基板ケース102を手前に引くことによりカシメ状態にあるカシメフック11aおよびカシメフック11eを破壊する。これにより、基板ケース102を固定板1から取り外すことができる。
【0047】
再度、基板ケース102を固定板1に取り付ける場合には、カラー125を逃がし孔124bおよび124fに嵌め込み、基板ケース102を固定板1に向けて押し込む。これにより、カラー125の取付孔125aにカシメフック11bおよび11fが係合する。このように、順次カラー125の嵌め込み位置をずらしていくことで、基板ケース102を所定回数(第2の実施形態では4回)着脱できる。
【0048】
第2の実施形態では、対応するカシメフックに合せた位置にカラー125を嵌め込むようにしているので、基板ケース102の着脱を繰り返しても、基板ケース102の取付位置を不変にできる。
【0049】
したがって、基板ケースを収納するスペースに基板ケースをずらすだけの余裕がない場合に好適である。
【0050】
所定回(本実施形態では4回)基板ケースを取り外し、全てのカシメフックが破壊された場合、新規の固定台に交換することにより、何度でも基板ケースを取り外すことができる。また、このとき、例えば固定台の色を交換回数に応じて設定したり、固定台に交換回数を示す数字を付すなどしておけば、基板ケースを取り外した回数を容易にカウントすることができる。
【0051】
上記第1および第2の実施形態では、基板ケースの側に孔を形成し、固定台1の側にカシメフックを設けるようにしているが、この関係を逆転させてもよい。
【0052】
上記第2の実施の形態では、すべてのカシメフックの形状を同一のものとしているが、複数種類のカシメフックを設けるようにし、カラー125に相当する部材として各カシメフックに適合する複数種類のアダプターを用意してもよい。
【0053】
また、アダプターの取付部を共通の1箇所とし、複数種類のアダプターを用意することにより、そのアダプターを適宜選択することによりカシメフック間の位置のずれを吸収し、基盤ケースを同一位置に位置付けるようにしてもよい。
【0054】
上記実施形態および特許請求の範囲の記載において、「カシメフック11a〜11h」が「突起」に、「カシメフック取付孔23」が「差込部」に、「逃し孔124a〜124h」が「差込部」に、「カラー125」が「アダプター」に、それぞれ対応する。
【0055】
【発明の効果】
【0056】
請求項に記載の発明によれば、突起と差込部とが互いに係合することにより基板ケースが引き抜き不可能な状態となるので、不正に基板ケースを取り外したときの痕跡が残る。したがって、不正行為を効果的に防止できる。また、基板ケースを付け替えるたびに基板ケースの位置が変更されるため、基板ケースの取り外し回数を容易に認識することができる。
【0057】
請求項に記載の発明によれば、突起と逃がし孔とがアダプターを介して互いに係合することにより基板ケースが引き抜き不可能な状態となるので、不正に基板ケースを取り外したときの痕跡が残る。したがって、不正行為を効果的に防止できる。また、所定の逃がし孔に取り付けられたアダプターを介して所定の逃がし孔とこれに対応する所定の突起とが互いに係合するので、逃がし孔および突起の位置関係を調整することにより、基板ケースの取り付け位置を任意に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の遊技機用基板ケース取付装置の固定台を示す斜視図。
【図2】第1の実施形態の遊戯機用基板ケース取付装置により取り付けられる基板ケースを示す図であり、(a)は側面図、(b)はB−B線方向から見た正面図。
【図3】基板ケースを固定台に取り付けた状態を示す図であり、(a)は基板ケースを固定台に最初に取り付けた状態を示す図、(b)は基板ケースを固定台に2回目に取り付けた状態を示す図。
【図4】第2の実施形態の遊戯機用基板ケース取付装置により取り付けられる基板ケースを示す図であり、(a)は側面図、(b)はB−B線方向から見た正面図。
【図5】基板ケースを固定台に最初に取り付けた状態を示す図。
【図6】スロットマシンの前面扉を開いた様子を示す正面図。
【図7】前面扉を閉じた状態のスロットマシンを示す斜視図。
【図8】前面扉を閉じた状態のスロットマシンを示す正面図。
【図9】図5のIX−IX線断面図。
【符号の説明】
1 固定台
2 基板ケース
3 基板
11a〜11h カシメフック(突起)
23 カシメフック取付孔(差込部)
24 逃し孔
102 基板ケース
124a〜124h 逃し孔(差込部)
125 カラー(アダプター)

Claims (5)

  1. 基板が収容された基板ケースを遊技機に取り付ける遊技機用基板ケース取付装置において、
    前記遊技機側に設けられた複数の突起と、
    前記基板ケースに形成され、前記複数の突起がそれぞれ差し込み可能とされた差込部および逃がし孔と、を備え、
    前記複数の突起の少なくとも1つと前記差込部とが互いに係合することにより前記基板ケースが引き抜き不可能な状態で前記遊技機に対して取り付けられ、
    前記基板ケースを取り外すことにより前記差込部と係合していた前記突起のみが破壊されることを特徴とする遊技機用基板ケース取付装置。
  2. 前記複数の突起を備える固定台が前記遊技機に取り付けられ、
    前記固定台が交換可能とされていることを特徴とする請求項に記載の遊技機用基板ケース取付装置。
  3. 前記複数の突起は直線状に配列され、
    前記基板ケースには、前記差込部および前記逃がし孔が前記複数の突起の配列間隔に対応した間隔で直線状に配置されていることを特徴とする請求項またはに記載の遊技機用基板ケース取付装置。
  4. 基板が収容された基板ケースを遊技機に取り付ける遊技機用基板ケース取付装置において、
    前記遊技機側に設けられた複数の突起と、
    前記基板ケースに形成され、前記個々の突起に対応する複数の逃がし孔と、を備え、
    所定の逃がし孔に取り付けられたアダプター対応する所定の突起とが互いに係合することにより前記基板ケースが引き抜き不可能な状態で前記遊技機に対して取り付けられ、
    前記基板ケースを取り外すことにより前記アダプターと係合していた前記突起のみが破壊されることを特徴とする遊技機用基板ケース取付装置。
  5. 基板が収容された基板ケースを遊技機に取り付ける遊技機用基板ケース取付装置において、
    前記遊技機側に設けられた複数の突起と、
    前記基板ケースに形成された逃がし孔と、を備え、
    それぞれの前記突起に対応して用意されたアダプターを前記逃がし孔に取り付けることにより前記アダプターと前記アダプターに対応する前記突起とが互いに係合して前記基板ケースが引き抜き不可能な状態で前記遊技機に対して取り付けられ、前記基板ケースを取り外すことにより前記アダプターと係合していた前記突起のみが破壊されることを特徴とする遊技機用基板ケース取付装置。
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