JP3845432B2 - 建物用水切り材、及びその取付構造 - Google Patents

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Description

この発明は、建物の外装板の下端などに取付ける水切り材、及びその取付構造に関する。
外装板の壁面を伝って流れてきた雨水を、外方に導いて落下させる為の水切り材は、従来から種々の形状のものが提案実施されている。一般的な形状は、取付部と、雨水案内用の傾斜部と、前垂れ部とが連設された形である。また、ジャバラ状の伸縮部を設けて、傾斜部の位置を自由に変えうるようにした水切り材も提案されている。(特許文献1参照)
特開平6−56222号公報
ところが、前記従来のものは、部材が一体で、施工中に水切り材の表面などに傷が付いた時には対応性がないという欠点がある。
本発明は、このような点に鑑み、外面などに傷が付いたような時には、表装体のみを取替え可能な水切り材、及びその取付構造を提供するにある。
本発明の水切り材の技術的手段は、基体と表装体との2体構成で、基体は、建物の土台と外装板との間に取付けられる板状の取付部と、この取付部の下側において前方に突出するようにして設けられた結合部とを備え、表装体は、雨水案内用傾斜板を有する結合部と、前垂れ部とを備え、基体の結合部と表装体の結合部とは、表装体を取替え可能として互いに結合されるようになっている建物用水切り材であって、基体は、結合部の下方において通気孔が形成されるとともに、下端に、取付部の直下から前方へ屈曲させて形成された突出部を有することにある。
また、基体と表装体と防鼠板との3体構成で、基体は、建物の土台と外装板との間に取付けられる板状の取付部と、この取付部の下端に設けられた結合部とを備え、表装体は、雨水案内用傾斜板を有する結合部と、前垂れ部とを備え、防鼠板には鼠が通過できない大きさの通気孔が多数形成され、基体の結合部と表装体の結合部及び防鼠板の上端とは、表装体を取替え可能とするとともに、防鼠板を着脱自在に互いに結合され、防鼠板の下端には、取付部の直下から前方へ屈曲させて突出部が形成されているようにしてもよい。
本発明の水切り材の取付構造の技術的手段は、布基礎と土台との間に基礎パッキンが設けられて、床下換気用の通気間隙が形成され、土台の前面を覆うように外装板が設けられた建物に取付ける、水切り材の取付構造であって、水切り材は、基体と表装体との2体構成で、基体は、板状の取付部と、この取付部の下側において前方へ突出するようにして設けられた結合部と、この結合部の下側に形成された通気孔と、下端に、取付部の直下から前方へ屈曲させて形成された突出部とを備えており、また、表装体は、結合部と、この結合部の前端に連設された前垂れ部とを備え、基体の結合部と、表装体の結合部とが、外装板の下端よりも下位位置で、表装体を取替え可能として前方から結合されており、また、基体が、その通気孔を基礎パッキンの前方に位置させるとともに、下端の屈曲された突出部を布基礎の前面上部に位置するように、取付部が土台と外装板との間に取付けられていることにある。
本発明の水切り材は、基体と表装体との2体構成であるから、基体のみを先に取付けておき、表装体は工事の最終段階で取付けることができ、工事中に表装体が傷付くのを防止でき、また、表装体が損傷した場合には、簡単に取替えできる。また、通気孔を設けたので、床下への換気を確保できる。更に、防鼠板を設けたものでは、床下への鼠の侵入を防止できる。
本発明の水切り材の取付構造は、布基礎と土台との間に基礎パッキンが設けられて、基礎パッキンの無い所が床下換気用の通気間隙となるような建物に取付けることができ、表装体が工事中に傷付くのを防止でき、また、表装体が損傷した場合には、簡単に取替えできる。
本発明の水切り材の実施の形態を、図面の実施例に基づいて説明する。図1には、第1実施例の水切り材10の取付使用状態が示されている。1は布基礎、2は土台、3は基礎パッキンである。基礎パッキン3は、布基礎1と土台2との間の適所に設けられ、基礎パッキン3の無い所が床下換気用の通気間隙4となる。5は外装板で、その下端に水切り材10が取付けられる。
本発明の水切り材10は、図2に示されるように、基体11と表装体12との2体構成であり、通常は合成樹脂で作られる。基体11は、建物の土台2に釘止めなどによって固定される取付部13と、この下端に連設された結合部14とからなる。この実施例では、結合部14は挟み付けて支持できるように、2枚の支持板15,16で構成され、かつ、支持板の表面には抜け止めの為に凹凸などの係止爪17,18が複数個、適当な間隔で設けられている。
表装体12は、結合部20と、その前端に連設された前垂れ部21とからなる。この実施例では、結合部20は2枚板構成で、その上面の板は、結合時に最上面に位置するようになり、雨水案内用傾斜板22となる。この傾斜板22の先端には係止爪23が設けられていて、この爪23は前記係止爪17と選択的に係合する。この実施例では、結合部20の下面の板は支持板24で、基体の結合部14の2枚の支持板15、16の間に嵌まり込む。支持板24には係止爪25が設けられていて、この爪25は基体の方の係止爪18と選択的に係合する。
また、基体11の結合部14の支持板16には防鼠板32が一体に形成されている。この防鼠板32には鼠が通過できない大きさの通気孔33が多数形成されている。これにより、床下への換気を確保でき、かつ、床下への鼠の侵入を防止できる。また、防鼠板32の下端には、取付部13の直下から前方に屈曲させて突出部34が形成されている。
従って、本発明の水切り材は、先ず、基体11のみを土台2に取付け、表装体12は建築工事の最終段階で取付けるようにする。これにより、工事中に表装体12が傷付くのを防止できる。表装体12の取付位置は替えることができ、図示例では3段階に調節可能で、外装板5の位置に合わせて、係止爪の結合位置を変えて、表装体12の張り出し状態を調節できる。
図3の第2実施例は、防鼠板32を抜差し形式で着脱自在にしたものであり、製造や、施工の際に便利である。
本発明は、前記の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載の範囲内で自由に変形実施可能である。特に、結合部の構造や、係止爪の形状は自由である。
第1実施例の使用状態の断面図。 分離状態の断面図。 第2実施例の使用状態の断面図。
符号の説明
10 水切り材
11 基体
12 表装体
13 取付部
14 結合部
15、16 支持板
17,18 係止爪
20 結合部
21 前垂れ部
22 雨水案内用傾斜板
23,25 係止爪
24 支持板
32 防鼠板
33 通気孔
34 突出部

Claims (3)

  1. 基体と表装体との2体構成で、基体は、建物の土台と外装板との間に取付けられる板状の取付部と、この取付部の下側において前方に突出するようにして設けられた結合部とを備え、表装体は、雨水案内用傾斜板を有する結合部と、前垂れ部とを備え、基体の結合部と表装体の結合部とは、表装体を取替え可能として互いに結合されるようになっている建物用水切り材であって、基体は、結合部の下方において通気孔が形成されるとともに、下端に、取付部の直下から前方へ屈曲させて形成された突出部を有することを特徴とする建物用水切り材
  2. 基体と表装体と防鼠板との3体構成で、基体は、建物の土台と外装板との間に取付けられる板状の取付部と、この取付部の下端に設けられた結合部とを備え、表装体は、雨水案内用傾斜板を有する結合部と、前垂れ部とを備え、防鼠板には鼠が通過できない大きさの通気孔が多数形成され、基体の結合部と表装体の結合部及び防鼠板の上端とは、表装体を取替え可能とするとともに、防鼠板を着脱自在に互いに結合され、防鼠板の下端には、取付部の直下から前方へ屈曲させて突出部が形成されていることを特徴とする建物用水切り材。
  3. 布基礎と土台との間に基礎パッキンが設けられて、床下換気用の通気間隙が形成され、土台の前面を覆うように外装板が設けられた建物に取付ける、水切り材の取付構造であって、水切り材は、基体と表装体との2体構成で、基体は、板状の取付部と、この取付部の下側において前方へ突出するようにして設けられた結合部と、この結合部の下側に形成された通気孔と、下端に、取付部の直下から前方へ屈曲させて形成された突出部とを備えており、また、表装体は、結合部と、この結合部の前端に連設された前垂れ部とを備え、基体の結合部と、表装体の結合部とが、外装板の下端よりも下位位置で、表装体を取替え可能として前方から結合されており、また、基体が、その通気孔を基礎パッキンの前方に位置させるとともに、下端の屈曲された突出部を布基礎の前面上部に位置するように、取付部が土台と外装板との間に取付けられている、水切り材の取付け構造。
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